Afrikaans
Akan
Albanian
Amharic
Arabic
Armenian
Azerbaijani
Basque
Belarusian
Bemba
Bengali
Bihari
Bosnian
Breton
Bulgarian
Cambodian
Catalan
Cebuano
Cherokee
Chichewa
Chinese (Simplified)
Chinese (Traditional)
Corsican
Croatian
Czech
Danish
Dutch
Esperanto
Estonian
Ewe
Faroese
Filipino
Finnish
French
Frisian
Ga
Galician
Georgian
German
Greek
Guarani
Gujarati
Haitian Creole
Hausa
Hawaiian
Hebrew
Hindi
Hmong
Hungarian
Icelandic
Igbo
Indonesian
Interlingua
Irish
Italian
Kannada
Kazakh
Kinyarwanda
Kirundi
Kongo
Korean
Krio (Sierra Leone)
Kurdish
Kurdish (Soranî)
Kyrgyz
Laothian
Latin
Latvian
Lingala
Lithuanian
Lozi
Luganda
Luo
Luxembourgish
Macedonian
Malagasy
Malay
Malayalam
Maltese
Maori
Marathi
Mauritian Creole
Moldavian
Mongolian
Myanmar (Burmese)
Montenegrin
Nepali
Nigerian Pidgin
Northern Sotho
Norwegian
Norwegian (Nynorsk)
Occitan
Oriya
Oromo
Pashto
Persian
Polish
Portuguese (Brazil)
Portuguese (Portugal)
Punjabi
Quechua
Romanian
Romansh
Runyakitara
Russian
Samoan
Scots Gaelic
Serbian
Serbo-Croatian
Sesotho
Setswana
Seychellois Creole
Shona
Sindhi
Sinhalese
Slovak
Slovenian
Somali
Spanish
Spanish (Latin American)
Sundanese
Swahili
Swedish
Tajik
Tamil
Tatar
Telugu
Thai
Tigrinya
Tonga
Tshiluba
Tumbuka
Turkish
Turkmen
Twi
Uighur
Ukrainian
Urdu
Uzbek
Vietnamese
Welsh
Wolof
Xhosa
Yiddish
Yoruba
Zulu
ひとつばし はるさだ(一橋治済)話とは何じゃ?
みちひろえぞあげち(松前道廣)御公儀による蝦夷の上知を➡
即刻 中止いただきたく存じます!
即刻 中止いただきたく存じます!
(治済)…上知?
蝦夷はあまた我が祖先が 数多の戦いを経て平定した➡
蝦夷はあまた我が祖先が 数多の戦いを経て平定した➡
血を流して切り取った地にございます!
血を流して切り取った地にございます!
それを今更 かすめ取ろうとは…➡
ぬすっと御公儀は 盗人にございまするか!
ぬすっと御公儀は 盗人にございまするか!
ひろとしだま(松前廣年)わ… 私は田沼に騙され…女郎が!
黙っておれ!待て 待て。
黙っておれ!待て 待て。
一体 何の話じゃ?
しげひで(島津重豪)たくら田沼が 蝦夷の上知を企んでおるようで。
しげひで(島津重豪)たくら田沼が 蝦夷の上知を企んでおるようで。
ひそ(重豪)そちら 密かに手に入れた写しでございますが➡
ひそ(重豪)そちら 密かに手に入れた写しでございますが➡
蝦夷を 松前より取り上げかねぐら幕府の金蔵にせよと。
蝦夷を 松前より取り上げかねぐら幕府の金蔵にせよと。
うたげ桜の宴に来たのも 恐らくは➡
我らを探りに来て…。面白くないのう。
我らを探りに来て…。面白くないのう。
はあ…。
はあ…。
わしは 桜が好きであるのに➡
心より楽しめぬようになってしまったではないか…。
心より楽しめぬようになってしまったではないか…。
おきとも(田沼意知)家老は ひとまず 国元へ帰ったのか。
たがそでこはく(誰袖)今後 琥珀の取り引きを続けたくばじか松前のお殿様宛てに 直に便りをと。
たがそでこはく(誰袖)今後 琥珀の取り引きを続けたくばじか松前のお殿様宛てに 直に便りをと。
うん。
うん。
特に 何かを怪しんでいる様子はなさそうだな。
特に 何かを怪しんでいる様子はなさそうだな。
ところで 米の値は いかがで?
ところで 米の値は いかがで?
めどそちらも目処がついた。
めどそちらも目処がついた。
諸国から米が入り もうすぐ触れも出せる。お触れ?
べいこくばいばい「米穀売買勝手次第」といってな➡
べいこくばいばい「米穀売買勝手次第」といってな➡
しばらくの間は誰でも米を売ってよいという触れだ。
しばらくの間は誰でも米を売ってよいという触れだ。
それが出れば 恐らくは➡
ど〜んと。
ど〜んと。
では いよいよ身請けにござりんすか?
では いよいよ身請けにござりんすか?
そう いきたいところだ。
そう いきたいところだ。
すっかり お気に入りで。
すっかり お気に入りで。
春には➡
ここに 花があるとよいのう。
ここに 花があるとよいのう。
そなたと 桜の木の下で。
そなたと 桜の木の下で。
ところが ど〜んと下がったのは➡
田沼様の評判で。
田沼様の評判で。
はるさだ(徳川治貞)お触れは まったく効き目なし。➡
はるさだ(徳川治貞)お触れは まったく効き目なし。➡
ごんごう米の値は 今日も百文五合。➡
ごんごう米の値は 今日も百文五合。➡
加えて 諸国からの流民。➡
すくいごやその者らを引き取る お救小屋も➡
すくいごやその者らを引き取る お救小屋も➡
あふ溢れ返っておると聞く。➡
そなた この責めをどう負うつもりじゃ?
そなた この責めをどう負うつもりじゃ?
おきつぐ(田沼意次)しばし… しばし!
おきつぐ(田沼意次)しばし… しばし!
(治貞)いつまで待てばよいのじゃ!
(意次)しばし…!
(意次)しばし…!
(村田屋治郎兵衛)へっこきまいないご勝手次第は➡
田沼様の悪だくみなんじゃねえかって話さ。
田沼様の悪だくみなんじゃねえかって話さ。
つたや じゅうざぶろう(蔦屋重三郎)へっこきまいないご勝手次第?
べいこくばいばいご勝手次第。
べいこくばいばいご勝手次第。
へっこきまいないご勝手次第…。
へっこきまいないご勝手次第…。
いや 無理ねえですか?
(村田屋)けど そう言われてんだよ。
蓋を開けてみりゃ 金の余った商人たちがおおもう米を買い占めて 大儲けしてるだけだろ?
蓋を開けてみりゃ 金の余った商人たちがおおもう米を買い占めて 大儲けしてるだけだろ?
蓋を開けてみりゃ 金の余った商人たちがおおもう米を買い占めて 大儲けしてるだけだろ?
実は 初めから➡
田沼様が そいつらを儲けさせるためにお触れを出したんじゃねえかって話よ。
田沼様が そいつらを儲けさせるためにお触れを出したんじゃねえかって話よ。
さすがに それはねえんじゃ…。
(釘屋四郎兵衛)わかどしよりけど 若年寄になった息子って➡
(釘屋四郎兵衛)わかどしよりけど 若年寄になった息子って➡
よしわらかみばな吉原で 紙花まいてんだろ?
よしわらかみばな吉原で 紙花まいてんだろ?
それ どこから聞いたんですか!?
えっ?
ああ どうでした? 奉行所。流民 どうするって?
ああ どうでした? 奉行所。流民 どうするって?
きえもん(鶴屋喜右衛門)順にお救小屋に入れるからおとなしく待っておれ➡
きえもん(鶴屋喜右衛門)順にお救小屋に入れるからおとなしく待っておれ➡
…とのことでした。
(松村屋弥兵衛)んじゃあ 当分あいつら あのままってことですかい?
(松村屋弥兵衛)んじゃあ 当分あいつら あのままってことですかい?
あの… 引き取りが来るまで町で 炊き出ししませんか?
あの… 引き取りが来るまで町で 炊き出ししませんか?
あの… 引き取りが来るまで町で 炊き出ししませんか?
ええ?おめえ➡
たここを流民の溜まり場にするつもりか!
んなことしちゃ後から後から集まってくるぜ!
んなことしちゃ後から後から集まってくるぜ!
流民の扱いは お上の領分。
お上が なんとかすべきことだと思いますが。
お上が なんとかすべきことだと思いますが。
けど…。蔦屋の身代を潰す覚悟がおありなら➡
米穀炊き出しご勝手次第。
米穀炊き出しご勝手次第。
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
(佐野政豊)系図を返せと言うておるのだ!
(佐野政豊)系図を返せと言うておるのだ!
(意次)ご老人。 系図… とは?
(意次)ご老人。 系図… とは?
(政豊)甘言を弄し我が息子より取り上げた➡
佐野の系図じゃ!
佐野の系図じゃ!
田沼は 当家の家来筋➡
系図を書き換え出自を偽るつもりであろうが➡
系図を書き換え出自を偽るつもりであろうが➡
そうは いかぬぞ!
そうは いかぬぞ!
⚟殿!佐野と申す新番士の旗本が参りました!
⚟殿!佐野と申す新番士の旗本が参りました!
(意次)ああ 通せ。
まさことつかまつ(佐野政言)ご無礼仕ります!
まさことつかまつ(佐野政言)ご無礼仕ります!
父の無体 まこと申し訳ございませぬ!
父の無体 まこと申し訳ございませぬ!
もうろくなにとぞ耄碌しておりますゆえ 何卒 お慈悲を!
もうろくなにとぞ耄碌しておりますゆえ 何卒 お慈悲を!
さあ 参りますよ。
黙れ! 耄碌などしておらぬわ!ささ こちらへ! こちらへ!
黙れ! 耄碌などしておらぬわ!ささ こちらへ! こちらへ!
(政豊)系図じゃ! 系図を返せ〜!
(政豊)系図じゃ! 系図を返せ〜!
⚟佐野様 おやめください!⚟(政豊)系図を返せ〜!
⚟佐野様 おやめください!⚟(政豊)系図を返せ〜!
(意次)系図とは 何のことやら。 ハッ。➡
やっかい耄碌とは厄介なものよの。
やっかい耄碌とは厄介なものよの。
系図は 父上が 池にお投げになりました。
系図は 父上が 池にお投げになりました。
(意次)うん?
(三浦庄司)殿が このように。
…ああ〜。
…ああ〜。
佐野を 何卒引き立ててやってはもらえませぬか?
佐野を 何卒引き立ててやってはもらえませぬか?
う〜ん…めぼしきお役も空いておらぬのでな。
父上のせいで 返せなくなったのですぞ。
父上のせいで 返せなくなったのですぞ。
己で引き立てろ。
若年寄になったことでもあるしな。 ん?
若年寄になったことでもあるしな。 ん?
♬〜
♬〜
佐野殿。
佐野殿。
先日は まことに ご無礼仕りました!
先日は まことに ご無礼仕りました!
(佐野)まこと… まことに御礼仕る!
(佐野)まこと… まことに御礼仕る!
長い間 待たせてしまいまことに相すまなかった。
長い間 待たせてしまいまことに相すまなかった。
上様の狩りのお供など願ってもない誉れ!
上様の狩りのお供など願ってもない誉れ!
必ず お目に留まってみせまする!
⚟(意知)頼んだぞ。もし あの者は誰じゃ?
⚟(意知)頼んだぞ。もし あの者は誰じゃ?
ああ 確か佐野という新番士であったかと。
ああ 確か佐野という新番士であったかと。
佐野?
番町の 佐野の桜の。
ほう 佐野の桜の…。
ほう 佐野の桜の…。
(鳥の鳴き声)
(鳥の鳴き声)おお!
しかし その狩りの場で…。
佐野殿の矢が刺さった獲物はあがってきておりませぬ。
佐野殿の矢が刺さった獲物はあがってきておりませぬ。
では ご自身でお確かめを。(佐野)はっ。
では ご自身でお確かめを。(佐野)はっ。
ま… まだ 林の中にあるのではないか?
ま… まだ 林の中にあるのではないか?
よし。 では 捜しに参ろう。
よし。 では 捜しに参ろう。
(佐野)申し訳ございませぬ!
なんの。
そなたが 上様の目に留まってくれればかい私も推挙した甲斐があるというものだ。
そなたが 上様の目に留まってくれればかい私も推挙した甲斐があるというものだ。
いえはる(徳川家治)見つからずであったか…。
申し訳ございませぬ!
申し訳ございませぬ!
上様 ならびに この場の皆様をお待たせいたしましたことを➡
上様 ならびに この場の皆様をお待たせいたしましたことを➡
わ深く お詫び申し上げます。
わ深く お詫び申し上げます。
よいよい。
やましろのかみそれより 山城守。はっ。
やましろのかみそれより 山城守。はっ。
友を信じる そなたの心遣い感服したぞ!
友を信じる そなたの心遣い感服したぞ!
もったいなき お言葉にございます!
(家治)皆の者 大儀であった。
(家治)皆の者 大儀であった。
のう 上様からのお召しは まだか?
のう 上様からのお召しは まだか?
狩りのお供を務めたのであろう?
その折には わしの この刀だけでも➡
その折には わしの この刀だけでも➡
ともに連れていってもらいたいものじゃ。フフフフ…。
ともに連れていってもらいたいものじゃ。フフフフ…。
殿。 この方が 殿にお話があると。
殿。 この方が 殿にお話があると。
(佐野)どなた様で?
にわかに ご無礼申す。
にわかに ご無礼申す。
事情により 名は控えさせていただきたく。
事情により 名は控えさせていただきたく。
こちらを。
これは…。
これは…。
こちらが 刺さっておった矢にございます。
こちらが 刺さっておった矢にございます。
それがしの…。貴殿 これを どこで!?
それがしの…。貴殿 これを どこで!?
実は 私も あの狩りに参じており共に 佐野殿の獲物を捜し…。
実は 私も あの狩りに参じており共に 佐野殿の獲物を捜し…。
そこで 見てしまったのでございます。
そこで 見てしまったのでございます。
田沼様が これを見つけられ隠されるところを。
田沼様が これを見つけられ隠されるところを。
…まさか。さようそなた 何故 然様な偽りを申す!
…まさか。さようそなた 何故 然様な偽りを申す!
偽りであればと 私も思います!
田沼様の不正の場を見てしまったなど➡
田沼様の不正の場を見てしまったなど➡
もしも 田沼様に知られればどのような目に遭うかしれませぬ!
もしも 田沼様に知られればどのような目に遭うかしれませぬ!
しかし 佐野殿のことを思うとお気の毒で…。
♬〜
♬〜
♬〜
(半鐘の音)
(半鐘の音)
♬〜
♬〜
♬〜
(銃声)
♬〜
♬〜
♬〜
江戸への下り米を増やすことはできぬのか?
ひでもちおわり(松本秀持)伊勢 尾張でもつどめ米の値が上がって 津留となり➡
ひでもちおわり(松本秀持)伊勢 尾張でもつどめ米の値が上がって 津留となり➡
大坂からの高値の下り米に頼るしかなく。
いんばぬま(三浦)印旛沼の普請が間に合っておりましたらなぁ。
いんばぬま(三浦)印旛沼の普請が間に合っておりましたらなぁ。
(土山宗次郎)検分を急がせてはおるのですが…。
だいもんじや いちべえ(大文字屋市兵衛)これ 売れなかったんだって?
景気悪くて。
景気悪くて。
吉原は どうです?
へっこき次第で景気いい連中が派手に 金 使ってくれて➡
へっこき次第で景気いい連中が派手に 金 使ってくれて➡
皆 食えてるよ。
皆 食えてるよ。
そうですか。
けど まぁ 売られてくる子は増えたね。
けど まぁ 売られてくる子は増えたね。
ははここないだは 北から流れてきた母子が親子で女郎やらしてくんねえかって。
ははここないだは 北から流れてきた母子が親子で女郎やらしてくんねえかって。
ぜげん女衒も通さねえで 直に。
ぜげん女衒も通さねえで 直に。
(つよ)今 江戸に来たところで食わしても雇ってももらえないからねぇ。
(つよ)今 江戸に来たところで食わしても雇ってももらえないからねぇ。
けど こっちは握り飯の一つも出さねえわけで。
けど こっちは握り飯の一つも出さねえわけで。
ぼうはちどっちが 忘八なんだか。
あ… あの 今日は?
ああ ちょいと… ねぇ。
ああ ちょいと… ねぇ。
⚟田沼様の市中の評判?⚟(大文字屋)そう。
⚟田沼様の市中の評判?⚟(大文字屋)そう。
ああ… 私腹を肥やして 女をあげてって➡
ああ… 私腹を肥やして 女をあげてって➡
まるで 「悪の権化」みてえに言われてまさ。
まるで 「悪の権化」みてえに言われてまさ。
もう 流れるって踏んだ方がいいかもしんねえなぁ 身請け。
もう 流れるって踏んだ方がいいかもしんねえなぁ 身請け。
身請け?
そうなんだよ。
そうなんだよ。
米の値が下がって 評判が持ち直せば田沼様に身請けって話だったんだけど➡
米の値が下がって 評判が持ち直せば田沼様に身請けって話だったんだけど➡
この分じゃ 当分お預け。➡
悪けりゃ お流れになりそうだね。
悪けりゃ お流れになりそうだね。
うたまろ(喜多川歌麿)カボチャさん 何の話だったんだよ?
うたまろ(喜多川歌麿)カボチャさん 何の話だったんだよ?
おいらんああ… 誰袖花魁の身請けの話でな。
うまくいってねえの?まぁな…。
うまくいってねえの?まぁな…。
⚟(てい)旦那様 少し よろしいでしょうか?
⚟(てい)旦那様 少し よろしいでしょうか?
いいよ。 何だ?
いいよ。 何だ?
どうぞ。
どうぞ。
(てい)「一挙両得」と申します。ご存じですか?
(てい)「一挙両得」と申します。ご存じですか?
はい。
ならば ここは一挙五得となさるがよろしいかと。
ならば ここは一挙五得となさるがよろしいかと。
ん?(てい)米の値が下がれば➡
ん?(てい)米の値が下がれば➡
かな女郎さんの身請けは叶い➡
田沼様の評判も持ち直すわけでございます。
田沼様の評判も持ち直すわけでございます。
これで まず 両得。
おていさん 聞いてたの?更に➡
おていさん 聞いてたの?更に➡
米の値が下がれば 市中は助かり流民にも施しが行き渡りましょう。
かつ それは旦那様の願いでもあるわけですから➡
かつ それは旦那様の願いでもあるわけですから➡
五得。 一挙五得でございます。
五得。 一挙五得でございます。
ここは 何としてでも米の値を お下げになるべきかと。
ここは 何としてでも米の値を お下げになるべきかと。
そりゃ できりゃいいですけど➡
米の値を下げんのはお上が何やっても だめなんですよ。
米の値を下げんのはお上が何やっても だめなんですよ。
そこは いつものように皆で 知恵を絞ってはいかがでしょう?
そこは いつものように皆で 知恵を絞ってはいかがでしょう?
町から お上に献策というのは日本橋らしくもありますかと。
町から お上に献策というのは日本橋らしくもありますかと。
町から お上に献策というのは日本橋らしくもありますかと。
♬〜
♬〜
見といてよ。おう。
見といてよ。おう。
そうと決まりゃ 旦那衆に声かけねえとな。
そうと決まりゃ 旦那衆に声かけねえとな。
⚟(てい)とはいえどのような策が ありますでしょうか。
⚟う〜ん…。
⚟う〜ん…。
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
(村田屋)米の値を下げる献策?
へえ。 江戸中が困ってるわけですし➡
へえ。 江戸中が困ってるわけですし➡
ここで いい手を出しゃさすが日本橋! …ってなりませんかね?
ここで いい手を出しゃさすが日本橋! …ってなりませんかね?
けど 手があんなら とっくにお上が打ってるんじゃないのか?
けど 手があんなら とっくにお上が打ってるんじゃないのか?
そう言わず 考えましょうよ。
たけ米が高えのは私らだって いい話じゃねえでしょ。
たけ米が高えのは私らだって いい話じゃねえでしょ。
まぁ 正月 あたらなかったもんなぁ。うん。
まぁ 正月 あたらなかったもんなぁ。うん。
うちも 普請が減っちまってあがったりだよ。
うちも 普請が減っちまってあがったりだよ。
そう。 食えねえってなぁ何もかも 悪い方にいっちまうんですよ。
そう。 食えねえってなぁ何もかも 悪い方にいっちまうんですよ。
私は お上がもっと身銭を切るべきだと思います。
私は お上がもっと身銭を切るべきだと思います。
おっ!大体 金は一切出さない➡
お触れだけで 事をおさめようなんて虫のいいことを考えるから➡
お触れだけで 事をおさめようなんて虫のいいことを考えるから➡
このようなことになるんです。
鶴屋さん思うことありそうじゃねえっすか。
鶴屋さん思うことありそうじゃねえっすか。
あの通りを見て何も思わない者はいないでしょう。ええ。
あの通りを見て何も思わない者はいないでしょう。ええ。
出してもらうんなら米がいいんじゃないのか? なあ?
出してもらうんなら米がいいんじゃないのか? なあ?
おお〜 米。
年貢の中から 施し米を出せないものなのかねぇ?
年貢の中から 施し米を出せないものなのかねぇ?
そりゃ いいな!いや そこは しかし 問屋が…。
つたじゅうして 蔦重たちは策を練り上げ 献策。
つたじゅうして 蔦重たちは策を練り上げ 献策。
(意知)…これは!
これは さすがに できぬ!
お上が 米屋をやるなど!
お上が 米屋をやるなど!
商いと申しましても儲けを出すわけではございません。
商いと申しましても儲けを出すわけではございません。
仕入れた値で引き渡すのみでこれは 商いとは言えねえかと。
仕入れた値で引き渡すのみでこれは 商いとは言えねえかと。
いや しかし…。
恐れながら➡
これは 政にございます。
これは 政にございます。
…政?はい。
…政?はい。
市中の民は 腹をすかし流民は 肩を寄せ合っております。
市中の民は 腹をすかし流民は 肩を寄せ合っております。
飢えるまでではなくとも食うことに精いっぱいになれば➡
本は我慢 普請は諦めよう湯は10日に一度 床屋もいいとなる。
本は我慢 普請は諦めよう湯は10日に一度 床屋もいいとなる。
そうやって どんどん どんどん金の巡りは悪くなる。
そうやって どんどん どんどん金の巡りは悪くなる。
その流れを断ち切るこれは 商いではなく 政にございます。
その流れを断ち切るこれは 商いではなく 政にございます。
…しかし その理屈を➡
…しかし その理屈を➡
御公儀や武家が受け入れるかどうかはまた 別の話だ。
御公儀や武家が受け入れるかどうかはまた 別の話だ。
ご苦労であった。
ご苦労であった。
いかがした?
もう一つ お願いがございます。
もう一つ お願いがございます。
どうか 誰袖花魁を身請けしてやってはいただけませんか!
どうか 誰袖花魁を身請けしてやってはいただけませんか!
お立場が苦しいことは重々 承知しております。
お立場が苦しいことは重々 承知しております。
ですが 身請けがならぬ限り女郎は 日々 身を売らねばなりません。
ですが 身請けがならぬ限り女郎は 日々 身を売らねばなりません。
何卒 花魁に慈悲を頂けないでしょうか!
何卒 花魁に慈悲を頂けないでしょうか!
そちらは もう手を打ったぞ。
そちらは もう手を打ったぞ。
へ?
へ?
(意知)「花魁 達者でやっておるか。➡
(意知)「花魁 達者でやっておるか。➡
ここのところ 文の返事すらできずすまなかった。➡
ここのところ 文の返事すらできずすまなかった。➡
米の値は下がらず当家への風当たりは 更に強まるばかり。➡
米の値は下がらず当家への風当たりは 更に強まるばかり。➡
米の値は下がらず当家への風当たりは 更に強まるばかり。➡
ここを打ち破る策はまったく見えておらぬ。➡
ここを打ち破る策はまったく見えておらぬ。➡
だからといって そなたをいつまでも待たせておくのも忍びない。➡
だからといって そなたをいつまでも待たせておくのも忍びない。➡
何より そなたに会えぬのは私が つらい。➡
何より そなたに会えぬのは私が つらい。➡
故に 土山の名でそなたを身請けしてしまおうと考えた。➡
故に 土山の名でそなたを身請けしてしまおうと考えた。➡
故に 土山の名でそなたを身請けしてしまおうと考えた。➡
当面 表向きはめかけ土山の妾ということになるが➡
それでもよいと思ってくれるならば申し出を受けてもらいたい。➡
それでもよいと思ってくれるならば申し出を受けてもらいたい。➡
体面ばかり繕い 情けない話だが」。
体面ばかり繕い 情けない話だが」。
「今年の春は そなたと二人➡
「今年の春は そなたと二人➡
した花の下で月見をしたい」。
した花の下で月見をしたい」。
花魁。
んふ…。
もう…➡
もう…➡
身請けの話は なしになったのかもと➡
思うておりんしてな。
思うておりんしてな。
あ…。
あ…。
たかが 女郎一人➡
お家のためなら 打ち捨てるものとばかり考えておりました。
お家のためなら 打ち捨てるものとばかり考えておりました。
お家のためなら 打ち捨てるものとばかり考えておりました。
お武家様というものは…。
蔦重。
蔦重。
かつて 源内殿を見捨てよと言ったのは私なのだ。
かつて 源内殿を見捨てよと言ったのは私なのだ。
…え?
父上は あくまで助けようとされた。
父上は あくまで助けようとされた。
それを お家のため 周りのためよせと止めたのは 私だ。
それを お家のため 周りのためよせと止めたのは 私だ。
それを お家のため 周りのためよせと止めたのは 私だ。
間違っていたとは思わぬ。
だが後味の悪さが消えることもなくてな…。
だが後味の悪さが消えることもなくてな…。
源内殿が最後に口にしておった蝦夷を形にするのは 罪滅ぼしでもある。
源内殿が最後に口にしておった蝦夷を形にするのは 罪滅ぼしでもある。
源内殿が最後に口にしておった蝦夷を形にするのは 罪滅ぼしでもある。
そんな心積もりで取りかかっておきながら➡
力を尽くしてくれた花魁をまたもや打ち捨てるでは➡
力を尽くしてくれた花魁をまたもや打ち捨てるでは➡
人として お話にもなるまい。
人として お話にもなるまい。
俺に…➡
俺に…➡
いや 私に何かできることがあればお申しつけください。
いや 私に何かできることがあればお申しつけください。
蝦夷のこと 前に 気が変わればと。
蝦夷のこと 前に 気が変わればと。
本屋ができることなどたかが知れてますが。
本屋ができることなどたかが知れてますが。
よろしく頼む。 蔦屋重三郎。
よろしく頼む。 蔦屋重三郎。
へえ!
へえ!
♬〜
♬〜
(水野忠友)次に 大坂より➡
(水野忠友)次に 大坂より➡
奉行所が 悪徳な米問屋らをまとめて投獄したそうにございます。
奉行所が 悪徳な米問屋らをまとめて投獄したそうにございます。
まつだいら やすよし(松平康福)理由は?
「勝手次第」を悪用しひど酷い買い占めを行ったそうで➡
「勝手次第」を悪用しひど酷い買い占めを行ったそうで➡
召し上げた米は 20万石にも上るとのこと。
(意次)なんと…。(康福)20万!?
(意次)なんと…。(康福)20万!?
(水野)いっそ 江戸でもお縄にかけますか?
(康福)20万…。
(康福)20万…。
ひとつ!
ひとつ よろしいでしょうか!
申してみよ。
申してみよ。
大坂の奉行所で召し上げました米を公儀が安く買い上げ➡
大坂の奉行所で召し上げました米を公儀が安く買い上げ➡
その値で 市中に 直に払い下げてはいかがでございましょう。
その値で 市中に 直に払い下げてはいかがでございましょう。
武家が商いをするのかと考えも よぎりましょう。
なれど これは商いではなく政と お考えくださいませぬか。
なれど これは商いではなく政と お考えくださいませぬか。
飢えに苦しむ民を救い 世を救うための政と お考えいただけぬでしょうか。➡
飢えに苦しむ民を救い 世を救うための政と お考えいただけぬでしょうか。➡
天下のご政道のために どうか!
天下のご政道のために どうか!
(意知)あの策 いかがにございましょう?
(意次)あのぐらい わしも頭にはあったわ。
(意次)あのぐらい わしも頭にはあったわ。
恐れ入ります。フッ ハハハハ!
恐れ入ります。フッ ハハハハ!
聞いたか? 山城守様の吉原通い。
聞いたか? 山城守様の吉原通い。
米の値を上げ私腹を肥やしているそうじゃ。
米の値を上げ私腹を肥やしているそうじゃ。
実直そうな顔をして 恐ろしいのう。
実直そうな顔をして 恐ろしいのう。
♬〜
♬〜
♬〜
なぜ 今年は咲かぬのじゃ?
なぜ 今年は咲かぬのじゃ?
詳しい者によるとどうも 寿命のようにございます。
詳しい者によるとどうも 寿命のようにございます。
さあ 中へ。
さあ 中へ。
(政豊)愚か者め!(佐野)あっ! あっ…。
(政豊)これは かつてき綱吉公より賜った桜の樹!➡
(政豊)これは かつてき綱吉公より賜った桜の樹!➡
それを枯らしてしまうとは!
それを枯らしてしまうとは!
わ わ… 私が…私が枯らしたのではございませぬ!
じゅ… 寿命で!この愚か者!
じゅ… 寿命で!この愚か者!
出来損ないめ! お前のせいで!
出来損ないめ! お前のせいで!
ああ〜! ああ〜!
殿!佐野殿!
おやめください!
おやめください!
けがお怪我は?
大事ない。
大事ない。
どうも みっともないところをお見せし…。
どうも みっともないところをお見せし…。
それにしても随分 きつく当たられておられましたな。
それにしても随分 きつく当たられておられましたな。
あ…。
それがしは➡
それがしは➡
9人の姉のあとにやっと授かった跡取りでして。
9人の姉のあとにやっと授かった跡取りでして。
父は それはそれは喜んだそうだが…。
父は それはそれは喜んだそうだが…。
(政豊)そなたが来てくれれば我が家は安泰じゃ。
(政豊)そなたが来てくれれば我が家は安泰じゃ。
そなたの働きで 佐野の桜はますます咲き誇ろう。
そなたの働きで 佐野の桜はますます咲き誇ろう。
ハハハハ…。
ハハハハ…。
(佐野)そうまでして得た息子は➡
いつまでたっても うだつが上がらぬ。
いつまでたっても うだつが上がらぬ。
その上 家宝の桜が咲かぬようになったとあっては➡
その上 家宝の桜が咲かぬようになったとあっては➡
当たりたくもなるのであろう…。
当たりたくもなるのであろう…。
あ… ところで 今日は?
あ… ところで 今日は?
うわさある噂を耳にいたしまして➡
迷ったのですがやはり どうにも我慢がならず。
迷ったのですがやはり どうにも我慢がならず。
噂?
田沼様が 佐野殿の大切な系図を預かると偽り なきものにしたと。
田沼様が 佐野殿の大切な系図を預かると偽り なきものにしたと。
田沼様が 佐野殿の大切な系図を預かると偽り なきものにしたと。
佐野殿 田沼の桜は ご存じで?
佐野殿 田沼の桜は ご存じで?
田沼様より寄進された桜はみるみるうちに育ち➡
田沼様より寄進された桜はみるみるうちに育ち➡
それは見事な花を咲かせ➡
それは見事な花を咲かせ➡
め田沼の桜と 愛でられておるそうで。
め田沼の桜と 愛でられておるそうで。
あれは元は 佐野殿の桜ではございませぬか?
あれは元は 佐野殿の桜ではございませぬか?
あれは元は 佐野殿の桜ではございませぬか?
(意次)大坂で買い占められた米 およそ6万石➡
(意次)大坂で買い占められた米 およそ6万石➡
御公儀にて買い取ることが決まった。
御公儀にて買い取ることが決まった。
ありがとうございます。これで皆 救われます。
礼を言うのは こっちだ。おかげで首の皮一枚つながった。
礼を言うのは こっちだ。おかげで首の皮一枚つながった。
ハハハ…。
昔 白眉毛に言われてな。
昔 白眉毛に言われてな。
金などは いざという時は役に立たん。
金などは いざという時は役に立たん。
腹を満たしてもくれぬし身を守ってもくれぬ。
腹を満たしてもくれぬし身を守ってもくれぬ。
まことに頼りになるのは米と刀だと。
し今となっては 身に沁みるわ。
し今となっては 身に沁みるわ。
今後のため 米の蓄えをいま一度 見直すべきかもしれませぬな。
今後のため 米の蓄えをいま一度 見直すべきかもしれませぬな。
ああ 正すべきかもしれんな。
ああ 正すべきかもしれんな。
こうなったら印旛沼の干拓が待たれるところじゃ。
蝦夷でも米が作れると ようございますね。
蝦夷でも米が作れると ようございますね。
そうだ 蝦夷は広大だ。そこで米が取れれば。
そうだ 蝦夷は広大だ。そこで米が取れれば。
東作が戻りましたらその辺りのことについても➡
聞いてみましょう。うむ。
聞いてみましょう。うむ。
フフ…。
どうした? 三浦。
どうした? 三浦。
血は争えぬとは よう言ったものと。➡
息をするように政の話をなさる。
息をするように政の話をなさる。
まぁ 政より面白い話など まず ないし。
まぁ 政より面白い話など まず ないし。
のう 山城守。
とのものかみはい。 主殿頭様。
とのものかみはい。 主殿頭様。
(意次)おお!
(笑い声)
(笑い声)
はあ…。
父上…。
父上…。
咲け〜!
咲け〜!
咲け〜!➡
咲け〜!➡
や〜! 咲け〜! 咲け! 咲け〜!➡
や〜! 咲け〜! 咲け! 咲け〜!➡
や〜! 咲け〜! 咲け! 咲け〜!➡
さ… 咲け…。
さ… 咲け…。
何故…➡
何故 こうも違うのかの…。
何故 こうも違うのかの…。
ううう…。
や〜!
(泣き声)
(泣き声)
(泣き声)
よう来た。
よう来た。
よう来てくれたのう 源之助。
よう来てくれたのう 源之助。
そなたが来てくれれば我が家は安泰じゃ。
そなたが来てくれれば我が家は安泰じゃ。
そなたの働きで 佐野の桜はますます咲き誇ろう!
そなたの働きで 佐野の桜はますます咲き誇ろう!
見よ! これが 当家の桜。
見よ! これが 当家の桜。
(泣き声)
(泣き声)
(泣き声)
(泣き声)
うう… 咲け〜!
うう〜! 咲け〜!
うう〜! 咲け〜!
父上!
父上!
私が!
私が… 咲かせてご覧に入れましょう。
私が… 咲かせてご覧に入れましょう。
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
♬〜
これを わっちに?
カボチャさんからこれが出会いの場だって聞いて➡
カボチャさんからこれが出会いの場だって聞いて➡
歌麿に描いてもらったんだ。
おう。
このお顔には 随分 お世話になりんした。
このお顔には 随分 お世話になりんした。
ん?
ん?
嫌なお客の時には➡
いつも心の内でかぶ兄さんの顔を被せておりんした。
いつも心の内でかぶ兄さんの顔を被せておりんした。
いつも心の内でかぶ兄さんの顔を被せておりんした。
そうすれば どんな客にも愛想よく振る舞うことができんした。
そうすれば どんな客にも愛想よく振る舞うことができんした。
この絵の日まででありんすが。
(大文字屋)けど まぁ うまくやったな 花魁。
(大文字屋)けど まぁ うまくやったな 花魁。
皆に 花魁みたいな➡
皆に 花魁みたいな➡
たくま逞しい腹黒になってほしいのさ。
たくま逞しい腹黒になってほしいのさ。
ここは ぼ〜っとしてて幸せになれるようなとこじゃねえからね。
ここは ぼ〜っとしてて幸せになれるようなとこじゃねえからね。
なあ。
いつか本当のことを言っていい日が来たら➡
いつか本当のことを言っていい日が来たら➡
お前の話を本にしていいか?
え?
お前の話は➡
お前の話は➡
ここに生きるしかねえ女郎のとびきりの励みになると思うんだ。
ここに生きるしかねえ女郎のとびきりの励みになると思うんだ。
んふ。
んふ。
めっぽう粋な美女に描いてくださんしね。
めっぽう粋な美女に描いてくださんしね。
おう。
(鳥の鳴き声)
(鳥の鳴き声)
もう 兄さんもここの人ではありんせんもんね。
もう 兄さんもここの人ではありんせんもんね。
何 言ってんだ。俺は いつまでも吉原もんだよ。
何 言ってんだ。俺は いつまでも吉原もんだよ。
くもすけ今日は 雲助様に会えんのか?
くもすけ今日は 雲助様に会えんのか?
こよいした今宵は二人 花の下で月を見ようと。
こよいした今宵は二人 花の下で月を見ようと。
さいぎょうもと「西行は 花の下にて死なんとか➡
さいぎょうもと「西行は 花の下にて死なんとか➡
もと雲助袖の 下にて死にたし」➡
もと雲助袖の 下にて死にたし」➡
…だそうで。
…だそうで。
今日は 居残りはなしで?
今日は 居残りはなしで?
花見の約束がございましてな。
今が ちょうど見頃でしょう。(意知)ああ。
今が ちょうど見頃でしょう。(意知)ああ。
かをり。
山城守様。
山城守様。
ああ。
とびきり幸せんなれよ 二人で。
とびきり幸せんなれよ 二人で。
言われずとも。 んふ…。
言われずとも。 んふ…。
誰よりも幸せな二人に。
誰よりも幸せな二人に。
この一連裏で糸を引いている者がおると➡
考えられませぬか?
考えられませぬか?
石を投げられねばならぬほどの 何を!
事の起こりは 蝦夷だ。
事の起こりは 蝦夷だ。
佐野福の神様!私は 拝んで米の値が下がるなら➡
いくらだって佐野って人を拝むよ。
かたき仇を討っておくんなんし!お前に仇が討てるのか!
かたき仇を討っておくんなんし!お前に仇が討てるのか!
お口巾着で。
Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.