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(西島) ⟨変わり映えのない毎日を過ごす 羽田芽衣は→
誕生日の夜→
いつもの部屋で眠りについた→
…が 次に目覚めた時→
そこは1年後の世界だった⟩
⟨同時に彼女は あらゆるものを手にしていた⟩
⟨婚約者 やりがいのある仕事→
そして…⟩
(翠) 芽衣 良かった…。
(西島) ⟨死んだはずの かつての親友 篠原 翠。→
まさに順風満帆…かに見えたが⟩ (ドアが開く音)
(翠) おめでとう 芽衣。
(羽田芽衣) ありがとう。
(翠) あなたは 私の物…。
(相沢龍之介) あんたは人殺しなんだよ!
(西島) ⟨記憶を失くした1年の間→
一体 芽衣に 何が起きたのか…⟩
(西島) 前 住んでたアパートに 行ってきた?
でも あのアパート もう引き払ってたんじゃないの?
(芽衣) 嘘だったの。
私 西島さんに 嘘ついてたみたいなの。
部屋は まだ残ってて…→
押し入れに…→
こんなものが…。
(西島) ちょっといい?
(芽衣) それに…妙な記憶が。
(西島) 妙な記憶?
(芽衣の声) 人が倒れてて 血まみれの私がいて…。
(芽衣) ねぇ…私 一体 何したんだろう!?
(西島) 芽衣 落ち着いて。
(芽衣) そうだ 警察… 警察に行かないと…。
(西島) おい 落ち着けって!
これは芽衣の服だろ?
だったら 芽衣自身がケガした時のだよ。
(芽衣) でも こんな大量の血…。
(西島) 芽衣は人を傷つけるようなことは しないよ。
俺は この半年間 芽衣のこと ず~っと見てたんだ。
大体 犯罪者だとしたら→
こんな証拠になるようなもの とっくに捨てるだろ。
あと この服 預かっていい?
血液 調べてもらう。 考えるのは それからだ。な?
♪~
(西島) 眠れない?
(芽衣) もしも あれが誰かの血だとしたら…。
(西島) そん時は 俺も一緒に警察行って 取り調べ受けるよ。
(芽衣) え?
(西島) けど カツ丼は苦手だから→
海鮮丼にしてもらえないかな~。
(芽衣) ありがと。
(西島) 芽衣は まっすぐ誠実に生きていた。
それは間違いないよ。
(芽衣) うん。
♪~
(芽衣) 《こうしていると 信じられる気がする》
《西島さんの言葉も 過去の自分も…》
♪~
(西島) 〔どういうつもりだ〕 (翠) 〔また来るから〕
♪~
(龍之介) おはようございます。 (芽衣) おはようございます。
>> 昨日どうでした? 前の部屋で何か見つかりました?
(芽衣) 別に 何も。
(西島) 嘘が下手ですね。
(芽衣) 私が犯罪者だって言うなら どうして警察に行かないんですか。
(芽衣) これ以上 変な言いがかり やめてください。
(芽衣) おはようございます。 (溝口) おはよう。 (秋山) おはようございます。
(亜希子) おはようございます。 (翠) おはよう。
(芽衣) 翠…?
>> え~ 野村さんの案件で ヘアメイクを→
お願いすることになった 篠原さんです。
(亜希子) よろしくお願いします。 (翠) お声がけいただいて光栄です。
>> いや お会いしたら 羽田さんの 結婚式で お見かけした方で→
2人 同級生なんだって? ビックリしたよ! (秋山) そんな偶然あるんすね。
(翠) よろしくお願いします 羽田さん。
(芽衣) 羽田さんって… なんか よそよそしいな。
(翠) ううん 仕事中は ちゃんと線引きさせてもらう。
親友だからって 甘えるわけにはいかないしね。
(翠) へ~ 素敵な職場ね。 みんな いい人そうだし。
(芽衣) 〔私たち どこで どうやって会ったの?〕
(翠) 〔行ってみれば 何か思い出すかもよ?〕
(芽衣) あの 翠… 教えて欲しい事があるんだけど。
(翠) うん どうした?
(芽衣) 山道のことなんだけど…。 (ドアが開く音)
(芽衣) ごめん やっぱ大丈夫。行こ。
♪~
(亜希子) こちらが南沢さんご夫婦の→
プロフィールとなっております。 (秋山) 64歳?
はい。結婚して30年以上の ご夫婦なんですが→
事情があって 若い頃は式を 挙げられなかったそうなんです。
(溝口) 熟年夫婦の夢を叶えるってことか。 (芽衣) 素敵ですね~。
>> 自分たちの世界に 没頭できるよう→
誰もいない海や山といった シチュエーションを→
提案させてもらってます。 >> いいねぇ!
64歳の花嫁となると ドレスもシンプルで→
上品なスタイリングがいいよね! (亜希子) はい!
ねえ 翠さん?
(翠) それは違うと思います。 >> え?
(翠) むしろ年齢を忘れて とことん お姫様気分を→
味わっていただいた方が いいんじゃないでしょうか?
(秋山) ああ…。 >> 確かに。
(芽衣) なるほど。
(翠) ご本人さえ良ければ ヘアメイクも 可愛らしくしたいです。
>> いいね! 素敵ですね。
そっか!なるほど そっちね。
♪~
(芽衣) 私も頑張らなきゃ。
(亜希子) はぁ…。
(亜希子) 何か あの人 変じゃないですか? (芽衣) え?
>> 翠さんですよ。
なんか 黒い感じがするっていうか…。
(芽衣) どういうこと?
>> そもそも 芽衣さんの結婚式に→
白いワンピース 着てきてたじゃないですか。→
あの時点で おかしいんですよ!
(芽衣) 翠は普通とは違うの。
その分 人を惹きつける 才能があるっていうか。
>> そんなこと言ったら 芽衣さんの方がすごいですよ。
(芽衣) 何言ってんの 私なんか…。
(亜希子) 前に私がヘコんでた時 芽衣さんが言ってくれたんです。
「自分の気持ちを 一番大事にしていれば→
必ず なりたい自分になれる」って。
(翠) 〔芽衣 自分の気持ちを 一番大事にしていれば→
必ず なりたい自分に なれるんだよ〕
(芽衣) フフ…。
>> どうかしたんですか?
(芽衣) 実はそれ 翠の受け売りなの。 >> え?
(芽衣) 高校時代 ほんと 翠には助けられたなぁ。
>> そういえば 芽衣さんが 転職してきて すぐの時→
言ってました。高校時代の友人が 自分を変えたって。
(芽衣) え そうなの?
>> 確か 雑誌で活躍を知ったって 言ってました。
(芽衣) そっか。私 入社前から 翠のこと知ってたんだ。
だから 転職 頑張れたのかな…。
>> すいませんでした。芽衣さんの お友達のこと 悪く言って。
(芽衣) ううん 全然。
なんか勇気出た。
(莉奈) あ~ 美味し~。
(翠) 莉奈 相変わらず豪快だね。
(莉奈) うん コールセンターの仕事って 喉使うからさ。
(芽衣) ごめんね 急に呼び出して。 >> ううん。
(芽衣) 不安になるより ちゃんと向き合おうと思って。
(翠) どうしたの 改まって。
(芽衣) ねえ 翠 私たち あの山道で 再会したって言ってたよね。
その時 私 何してた?
(翠) フォトウェディングの 下見って言ってたよ。
ロケハン ってやつ? (芽衣) え 私 1人で…?
(翠) そう。私も仕事で来てて 偶然 会ったの。
芽衣 すごく驚いてた。
しかも 同じ業界だなんて びっくりだねって。
(芽衣) そっか…。
あとね 去年の1月以降の私って どんな感じだった?
>> 私とは 2~3回しか会ってないけど→
なんか芽衣 変わった気がしたんだよね。
(芽衣) どんなふうに?
>> なんていうか 目つきが違ったよ。
隙がなくなったっていうか。
(芽衣) そうなの?
(翠) 私は真逆。
昔と変わらず 素直で純粋だなって思ったよ。
>> え?
(翠) で 会うたびに 幸せオーラが増して。
聞いたら西島さんのことが 好きで好きで→
あんな人 もう二度と 出会えないって言ってた。
>> うわ のろけすぎ。
(翠) 彼と婚約して 安心できる居場所を 手に入れられたからだろうね。
見るからに自信に溢れてたよ。
(芽衣) だとしたら…→
私が そうなれたのは 翠のおかげかも。
(翠) 私? (芽衣) うん。
高校の時もそうだったし。 (翠) そうだっけ。
(芽衣) ほら 高2の バレンタインの日とか。
>> ああ あったよね。 (芽衣) 蒼馬君に告白しろって 2人が勝手に決めてさ。
〔でも やっぱり 美味しくないかもしれない〕
(翠) 〔芽衣は どうしたい?〕
(芽衣) 〔でも やっぱり自信ないよ~〕
(翠) 〔大丈夫。女は 本気出せば 絶対に変われるんだから〕
♪~
(翠) 〔はい できた〕
〔芽衣 自分の気持ちを 一番大事にしていれば→
必ず なりたい自分に なれるんだよ〕
(芽衣) 〔すごいよ 翠~。うわ~〕
〔付き合ってください〕
(相沢蒼馬) 〔よろしくお願いします〕
〔やば!〕 (翠) 〔おめでとう〕
(芽衣) 〔ちょっとやめて もう あっち行って!〕
(芽衣の声) 蒼馬君と両想いになれるなんて→
思いもしなかったな。
あの時 翠に 魔法かけられたみたいだった。
今更だけど ありがとう 翠。
いつも私の背中 押してくれて。
(翠) 芽衣って ほんと分かってないよね。
(芽衣) え?
(翠) そんなの 私だって同じだよ。
芽衣が頑張ってると 私も頑張れるの。
(翠) 今だってそう。 芽衣が幸せそうにしてると…。
(莉奈) 《私はカリナ→
高校時代の友達と女子会。 もう おしゃべりが止まらない》
📱(バイブ音)
もう私 帰んなきゃ。
(芽衣) 彼氏? >> 今の彼 束縛ヤバくて。
ごめんね。
じゃあ またね。 (翠) じゃあね 莉奈。
>> 《帰るって言ったら ずるずる 引き止められちゃうし》
(芽衣) 最初っから見てたの。
え~ もう やめてよ。 (翠) ずっと待ってた。
(芽衣) ええ~!めっちゃ寒かったでしょ。 (翠) 寒かった。
(莉奈) 同棲解消って どういうこと!?
📱(男) お前 浮気ばっかして キモいんだわ。
ねえ 待って 家賃だけでも払ってよ!
私 先月で 派遣 切られたんだよ!?
(電話の切れた音)
(電話の呼出音)
佐竹さん 今から会える?
こないだ言ってたバイト やりたいの。
例のもの ちゃんと用意するから。
(佐竹) ごめん。今 仕事中なんだ。
そっか…分かった…。
♪~
(翠) フフッ ウケる…裏垢 痛すぎ。
さみしいって ある意味すごいパワーだよね。
そこを突けば どんな善人も 悪に変えられるでしょ。
あ…今 私のこと軽蔑した?
>> フ…全然。
自分の気持ちが一番で やりたいようにやる。
それでこそ 翠さんです。
(翠) そう言ってくれると思った。
(翠) もっともっと 楽しまなきゃ…。
📱(バイブ音)
♪~
(シャッター音)
(龍之介) いい感じで~す。 (シャッター音)
OKです。
(芽衣) 次は ご希望されてた 手つなぎカット 撮りましょう。
(シャッター音)
(龍之介) ちょっとこっち向いて。 >> はい。
(シャッター音)
(亜希子) 芽衣さん。 (シャッター音)
(芽衣) 亜希子ちゃん。
>> これ どういうことですか? (芽衣) え?
>> 今から私たちも ここで撮影なんです。
例の南沢さん夫婦の。
(芽衣) え。
>> しかも あのドレス 私が用意したドレスと同じです。
どうするんですか。 すぐそこで待たせてるのに。→
20代の花嫁と 同じドレスなんて…→
南沢さん どんな気持ちになるか。
なんで わざわざ同じ場所で 同じドレスにしたんですか?
(芽衣) 知らない 私 そんなの聞いてないよ!
>> やばいっすよ。これ…。
(翠) 何があったの!?
>> 芽衣さんのお客さんと バッティングしたんです!
(翠) え…大変じゃない。
>> 芽衣さん そっちの撮影 5分で 終わらせてもらえませんか?
夕日が沈む前に撮りたいんで。 (芽衣) そんなこと言われても。
(翠) とにかく 2組を成立させることを 考えましょう。
(芽衣) でも どうすれば。
>> 向こう側 岩場の位置 逆ですけど→
たぶん 似た構図で撮影できますよ。
(芽衣) 亜希子ちゃん 南沢さん達に話して そっち 行ってもらえる?
>> 私達が変更するんですか?
(芽衣) こっち撮影 始まっちゃってる以上 お客さん 動かせないから。
ごめんね。
>> はい。
(芽衣) ごめんね お願いね。
(カメラマン) いつか こうなると思ったよ。
(芽衣) やっぱり…。
(亜希子) ただいま戻りました。
\お疲れ様です/ お疲れ!お疲れ!
\お疲れ様で~す。 >> 終わりました/ お疲れ!
\お疲れ様で~す/ うまくいった?
(翠) 思惑とは少しずれましたけど いい写真 撮れましたよ。
南沢さんも すごく喜んでくださったし。
ねえ 野村さん。
>> でも バッティングは 二度とないようにしないと…。
(芽衣) 亜希子ちゃん その件なんだけど。
今 確認したんだけどね 私の方が 先に決めてたの。
>> え?
(芽衣) 場所も 花嫁のドレスも 3週間前に提案してて…。
でも 私も 注意不足だったと思うし→
今後のためにも そういうことが 起こらないように→
ちゃんと情報…。 >> 待ってくださいよ。芽衣さん。
おかしいですよ! (芽衣) でも本当に…。
>> 先週 メールしましたよね ドレスの確認 お願いしますって。
被ってたなら その時 言ってくれたら→
よかったじゃないですか!
(芽衣) 私 知らないよ そんなメール。 >> 記憶喪失で いっぱいいっぱいだから→
見落としてたんじゃないですか!?
野村さん。
まあ 今日はもう 遅いことだし…ね?
うん。
失礼します。 (翠) 飲みに行きません?
(亜希子) え…。
(翠) 私 美味しいお店 知ってるんです。 皆さんもぜひ!
(秋山) いいっすね。 行きましょう 行きましょう!
\行きますか!/ (溝口) じゃあ 行こう!うん。
\今日は飲むぞ/ \お疲れ お疲れ/
(芽衣) 翠…。
>> 乾杯! >> \カンパ~イ!/
\お疲れ様で~す/ お疲れっす~!
あ~ 美味しい。
(芽衣) 亜希子ちゃん お疲れ様。
>> お疲れ様です。 あ すいません お疲れ様です。 >> \お疲れでした/
(亜希子) ありがとうございました…。
(翠) 大丈夫だよ 芽衣。ちゃんと話せば きっと分かってくれるから。
(芽衣) ありがとう。
(芽衣) みなさん あの…→
今日のことなんですけど。
こちらの不手際があって→
ご迷惑おかけしてすみません。
それと… 現場で突然 無理を言ったのに→
対応していただいて ありがとうございました。
>> まあ 今回は いろいろ行き違いが あったってことで。うん。
ってか 羽田さん いつものことですよ? (芽衣) え。
>> 大体 無理言うじゃないですか。
スケジュール的にも 予算的にも。ねえ。
(アシスタント) まあ 僕ら外部の人間しか 気づいてないんじゃないですか?
(スタイリスト) うちのスタッフ 芽衣さんに3人つぶされました。
フフフ…。 >> ハハハハ…。
あ でもここ最近は マシにはなりましたけどね。
あ そうそう。で 何が あったんだろうって話してて→
そしたら結婚したって聞いて→
なんだ 男かよ~って。 >> ハハハハ!
(カメラマン) 結局…ああっ!
いや…すいません。
♪~
(芽衣) すいません。
>> 早く自分の罪を思い出して 償っていただけませんか。
お金 誰が…→
お金は?俺 払った?
払いましたよ。 (亜希子) 翠さんも 二次会 行きますよね。
(翠) 私は お邪魔じゃないかな。 >> え~ 行きましょうよ~。
じゃあ 次 行かれる方! >> は~い!
(芽衣) あの…。
私は 失礼します。 (亜希子) じゃあ行きますか。
♪~
〔よいしょ。 >> 龍之介 俺 芽衣送ってくるね〕
(龍之介) 〔うん〕 (芽衣) 〔じゃあ お邪魔しました〕
♪~
(芽衣) 《まさか あんなに 嫌われてたなんて…》
>> 〔うちのスタッフ 芽衣さんに 3人つぶされました〕
〔早く自分の罪を思い出して 償っていただけませんか〕
(芽衣) 《1年の間に 私は一体→
どんな人間に なってしまったんだろう…》
(物音)
♪~
(芽衣) なんなの…。
もう やだ…。
はぁ…。
(西島) 芽衣…お帰り。
(芽衣) 西島さん…いたの?
(西島) 当直終わって 夕方帰って来て。 ちょっと寝すぎたかも…。
(西島) 芽衣…?
(西島) いたずらにしても悪質だな…。
警察に届けとくよ。
(芽衣) ねえ…あのシャツの血 何か分かった?
(西島) ああ…鑑定に出したまま まだ戻ってきてないんだ。
明日 催促してみる。
(芽衣) ありがとう。
(西島) それより 腹減ってない?
(芽衣) うん…美味しいよ。
(西島) 無理しなくていいよ…。
手術はできても 料理はダメなんだよな…。
は~っ…。
やっぱ 芽衣の料理が一番だよ。
(芽衣) あ… 作り置きの筑前煮 冷蔵庫にある。
(西島) マジで!?それ 早く言ってよ!
(西島) うま…!
俺 芽衣のおかげで 確実に寿命伸びるわ。
(芽衣) 西島さん ありがとう。
(西島) 何が?
(芽衣) いつも 私のこと支えてくれて。
(西島) いや 俺の方が。
(芽衣) でも…私 全然うまくできなくて。
せっかく西島さんが 守ってくれた職場なのに→
全然うまくやれなくて…。
なんか 申し訳ないな~って。
ごめんね 愚痴って。
(西島) 本気で言ってる?
(芽衣) え…。
(西島) 職場なんて いくらでもあるんだから→
いつでも やめればいいよ。
ほんと 人が良過ぎるんだから。
芽衣は 自分の気持ちを 一番大事にすればいいんだよ。
その方が なりたい自分に なれるんだろ?
(西島) でも 愚痴ってもらえて うれしいかも。
うん ニンジン うま。
うん。
(芽衣) 《不安になるたびに 思い知る》
《今の私は 前とは違う》 もう大丈夫。
(西島) じゃあ 風呂入るね。 (芽衣) うん。
《絶対に消えない 居場所があるんだ》
📱(バイブ音)
(芽衣) は?
(芽衣) 何これ…。
どうしよう…。
📱(バイブ音)
(芽衣) もしもし…翠?
📱あのね 芽衣…→
(翠) 今日のこと 気にしてないかなと思って。
📱あ…やっぱり落ち込んでた?
(芽衣) 翠…。
(翠) ねえ…よかったら 今から うちに来ない?
(翠) じゃあ 待ってるね。芽衣。
(翠) フッ…。
>> 回想 (翠) ドレスの件 羽田さんに→
確認もらった方が いいんじゃない?
>> あ そうですね。今メール送ります。 (翠) うん。
(亜希子) すいません ミーティング 行ってきます。 (翠) うん。
♪~
>> 先週メールしましたよね? ドレスの確認お願いしますって。
(芽衣) 私 知らないよ そんなメール。
>> 現在
(翠) ハッ…フフッ…。
ハァ…ハハハ…。
>> 芽衣には ギリ気づかれてないと思う。
♪~
(シャッター音)
(物音)
♪~
(佐竹) じゃ これ。約束の分ね。
うん…でも そんな写真 何に使うの?
彼女のカウンセリングのためだよ。
カウンセリング…?
そう 彼女が 記憶を取り戻すには→
客観的な目線が必要なんだ。
♪~
(翠) それで?どうしたの?
何でも聞くよ。
(芽衣) 実は…こんなものが届いて。
(翠) 何これ。
(芽衣) 誰かのいたずらだとは 思うんだけど…。
(翠) 許せない!
芽衣のこと裏切るなんて… 西島さんのこと 見損なったよ。
浮気しそうに 見えなかったのに。
(芽衣) でも…まだ そうと決まったわけじゃ。
(翠) じゃ 誰がこんな写真撮れるの?
(芽衣) それは…。
(翠) ありえないよ。 結婚したばっかなのに…→
これじゃ 芽衣が ばかみたいじゃない!
(翠) 大丈夫だよ 芽衣。私がいるから…。
(芽衣) 翠…。
(翠) 世界中の人が芽衣を嫌っても 私だけは味方だから。
(芽衣) ねえ 翠…そのドレス。
(翠) ん?
(芽衣) それ 前に 「一緒に買い物に行って→
私が選んだ」って 言ってたやつだよね?
(翠) 〔前に芽衣と買い物行った時に→
「翠は白が一番似合うから これ着て結婚式 参加して」って〕
うん そうだけど。
(芽衣) 貸衣装だったの?
(芽衣) 買い物って言ってたのに… なんで嘘を?
(翠) やだ どうしたの そんな顔して。
(芽衣) このネイル…。
(芽衣) どういうこと?
まさか この画像 翠が?
(芽衣) 翠…?
(翠) やっと気づいた…。
(芽衣) どうして? (翠) フッ…。
フフッ…ハッ…ハハハ…。
(芽衣) 何?なんで笑うの? (翠) フフフ…。
ハハハ! (芽衣) やめてよ!
(翠) だって こんなの おかしいんだもん!
どうして芽衣が怒るの?
これは あなたが 私にしてきたことじゃない。
(芽衣) えっ?
(翠) 私の大事なもの 全部奪ってきたくせに。
(芽衣) どういうこと?何言ってんのか 全然分かんないよ。
(芽衣) 私が翠に何したっていうの?
答えて!
(翠) 大好きな人がいたの。
(芽衣) は?
(翠) 高校を出てから 数年経って再会して…。
私にとって 初めて 信じられると思えた人だった。
蒼馬のことが好きで好きで…→
彼みたいな人 もう二度と 出会うことはない。
(芽衣) 蒼馬?
(芽衣) 翠 蒼馬君と付き合ってたの?
(翠) 彼と婚約して思ったの。
ああ これでやっと 安心できる 居場所が手に入るって…。
私 もう幸せで しょうがないって感じで…→
なのに 芽衣…。
(翠) あんたが蒼馬を殺したの!
(芽衣) ハァ…ハァ…ウッ…。
♪~
♪~
(芽衣) 蒼馬君を 私が 殺した…?
(翠) あんたに会ったおかげで 私の人生は台無しになった。
(翠) 私 決めたの。
同じことを あんたに味わってもらうって。
♪~
(翠) 芽衣。覚えておいてね。
これから私が あんたにすることは→
全部あんたに私がされたことなの。
♪~
(翠) 大っ嫌いだよ。芽衣…!
♪~
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