Afrikaans
Akan
Albanian
Amharic
Arabic
Armenian
Azerbaijani
Basque
Belarusian
Bemba
Bengali
Bihari
Bosnian
Breton
Bulgarian
Cambodian
Catalan
Cebuano
Cherokee
Chichewa
Chinese (Simplified)
Chinese (Traditional)
Corsican
Croatian
Czech
Danish
Dutch
Esperanto
Estonian
Ewe
Faroese
Filipino
Finnish
French
Frisian
Ga
Galician
Georgian
German
Greek
Guarani
Gujarati
Haitian Creole
Hausa
Hawaiian
Hebrew
Hindi
Hmong
Hungarian
Icelandic
Igbo
Indonesian
Interlingua
Irish
Italian
Japanese
Javanese
Kannada
Kazakh
Kinyarwanda
Kirundi
Kongo
Korean
Krio (Sierra Leone)
Kurdish
Kurdish (Soranî)
Kyrgyz
Laothian
Latin
Latvian
Lingala
Lithuanian
Lozi
Luganda
Luo
Luxembourgish
Macedonian
Malagasy
Malay
Malayalam
Maltese
Maori
Marathi
Mauritian Creole
Moldavian
Mongolian
Myanmar (Burmese)
Montenegrin
Nepali
Nigerian Pidgin
Northern Sotho
Norwegian
Norwegian (Nynorsk)
Occitan
Oriya
Oromo
Pashto
Persian
Polish
Portuguese (Brazil)
Portuguese (Portugal)
Punjabi
Quechua
Romanian
Romansh
Runyakitara
Russian
Samoan
Scots Gaelic
Serbian
Serbo-Croatian
Sesotho
Setswana
Seychellois Creole
Shona
Sindhi
Sinhalese
Slovak
Slovenian
Somali
Spanish
Spanish (Latin American)
Sundanese
Swahili
Swedish
Tajik
Tamil
Tatar
Telugu
Thai
Tigrinya
Tonga
Tshiluba
Tumbuka
Turkish
Turkmen
Twi
Uighur
Ukrainian
Urdu
Uzbek
Vietnamese
Welsh
Wolof
Xhosa
Yiddish
Yoruba
Zulu
( 恵美子 )「 天使の棲む部屋 」 ( 雅弘 ) そこで自殺した人は➡
冤罪ではなく ホントは 有罪だったんじゃないかって 。 ➡
法律の網をくぐり抜けた罪人に 天使が➡
裁きを下しているんじゃないか という噂です 。
実は 今日 この館に泊まりたいという➡
お客さまが 4人 いらっしゃるんです 。
ホントに いいんですか?
( 富沢 ) 天使の裁きだなんて都市伝説➡
信じちゃいませんから 。
( 襟岡 ) 失礼します 。 富沢さん おはようございます 。
( 織山 ) あっ! はっ!
( 犬頭 ) この屋敷にいた人間 全員に 容疑者の可能性がある 。
「 天使の棲む部屋 」 で起きた この事件➡
犯人は 天使ではない 。
悪魔だ 。
悪魔たちよ ダンタリオンよ アサグよ アジダハーカよ!
わが前に 顕現せよ!
悪魔って 誰なんですか?
それは… 。
まだ 分からない 。
( 一同 ) はっ?
故に これから調べる 。
はっ? はっ?
なのに あんな 気を持たせる言い方を?
分からない人の言い方では なかったです 。
だから? さあ 言うぞって におわせて➡
結果 言わずに 引き延ばす 。
連続ドラマや連載漫画で それ やられると➡
なえるんですよね 。 いわゆる 引 っ 張り っ てやつですか?
恵美子君 それは 海外では クリフハンガーと呼ばれている➡
立派な作劇手法だ 。
ここぞとばかりに 人の揚げ足ばかり 取っていると➡
人間としての格が下がるぞ 。
けっ 。 けっ… けっ?
けっ… 「 けっ 」 っつったのか? 今 。 じゃあ 他殺かどうかも➡
分からないってことですよね? 他殺には間違いない 。
それも どうだか 。 根拠は2つ 。
聞かせてください 。 1つ目は➡
この館のエレベーターだ 。
エレベーター? 恵美子君➡
犯行時刻 2階にいた3人の アリバイを 。
あっ はい 。 馬場さんは➡
12 時には寝ていて 部屋から出ていない 。
織山さんも 部屋から出ていない 。
あっ いや これは嘘ですね 。
織山さんは 1階のワインセラーで 盗みを働いていた 。
( 織山 ) ちょっと その言い方は… 。 ( 堀 ) 違うのか?
で 堀さんは 午前2時 15 分に 2階のトイレへ行った 。
ああ 。 オーナー➡
ゆうべ エレベーターが使われた データを➡
もう一度 見せてくれ 。 あっ はい 。
ゆうべから けさにかけて エレベーターが使われたのは四度 。
一度目は 2時5分 。
恵美子君 ①と書いてくれ 。 あっ はい 。
2階から1階に 降りている 。
二度目は 2時9分 。
1階から2階に上がり また すぐに➡
1階に降りている 。
つまり 1階にいた エレベーターを➡
2階から乗りたい人が 呼んで➡
乗ったってことですか? そう 。
①に乗った人間は 1階にいるはずだ 。
ということは?
①と②に乗った人は➡
別人の可能性が高い!
そのとおりだ 。
そして 三度目 2時 17 分 。
1階から2階へ 。
ん~ ということは➡
①と②に乗った どちらかの人が➡
2階に戻るために使った 。
うん 。 そして 最後 四度目 2時 22 分 。
2階から1階➡
そして 1階から2階へ 。
まだ 1階にいた➡
もう1人が 2階に戻った 。
織山 あんたは ①と② どっちの時間に乗った?
何分だったかまでは… 。
あんたが 最初に 部屋から出て➡
エレベーターに 乗ったとき➡
エレベーターは 2階に来ていたか?
はっ? すぐに乗れたんなら➡
エレベーターは 2階に来ていたはずだ 。
( 織山 ) いらいらした 覚えは ないから➡
すぐに乗ったんだろうな 。 ここの エレベーター 遅いから 。
ならば あんたが乗ったのは ①➡
2時5分だ 。
9分に 別の人が➡
2階から1階に 降りてるんですが➡
音や気配に 気付きませんでしたか?
いや まったく 。 集中してたから 。
せこせこ ワインを すり替えることに➡
ですよね? せこせこって 。
そのとおりだ 。
1階から2階に 戻るときに 乗ったのは➡
③と④ どっちだ?
え~? あっ エレベーター が来るのが➡
遅くて いらいらして ボタン連打したから➡
エレベーターが2階にいた っ てことか 。
じ ゃ 織山さんが乗 っ たのは 22 分 。
もう一人の人物 仮に これをXとしよう 。
Xは 織山が ワインセラーで➡
せこせこ 作業をしている間➡
2階から1階に降り また 2階に戻った 。
( 織山 ) だから せこせこ っ て 。 ( 堀 ) しつこいな 。
ちなみに ワインは どうやって運んだ?
あっ スーツケースを 使うつもりだったけど… 。
車輪が壊れましたよね? ( 織山 ) ああ 。 ➡
だから 廊下にあったワゴンを拝借して 。
なるほど 。 話を続けよう 。
Xが1階にいたのは 7~8分ほど 。
殺害を目的に 行動したのなら➡
富沢を 拳銃で殺害するのには➡
十分な時間だ 。
じゃあ 富沢さんを殺したのは X 。
織山という可能性も 捨てきれんがな 。
何でだよ! 堀➡
あんたが 2階のトイレに行ったのは➡
2時 15 分と4時だったな? そうだよ 。
Xが 2階に戻ったのは 17 分です 。
15 分ってことは➡
堀さん 擦れ違 っ てたんじ ゃ ないですか?
そうかもしれないが あの暗さじゃ 私には見えないな 。
この中の誰かが 嘘をついている 。
誰かとは?
それを確かめる 。
レッツゴーだ 。
♬~
雅弘が 外に出てった?
それ 本当ですか? ( 山田 ) はい 。
犬頭という方の知り合いの探偵と 一緒に 。
犬頭… 。
(携帯電話) ( 山田 ) 行き先は 分からないんですが➡
若宮さんを助けに行く というようなことを➡
おっしゃってました 。 ( 高丸 ) 助けに?
( 有村 ) ハァ ハァ… 。 ➡
くそ! あの ぽんこつ車め 。 ➡
肝心なときに バッテリー 上がりやがってよ!➡
ハァ ハァ ハァ… 。
やっぱり 警察に行った方が早いんじゃ 。
いや 警察っていうのはな➡
こんだけの情報じゃ すぐには動いてくれない 。 ➡
元刑事の名に懸けて… 動いてくれない 。 間違いない 。 ➡
ハァ… 。 ( 雅弘 ) でも➡
間に合わなかったら 若宮さんたちが… 。
間に合わせるしかねえよ 。 ➡
ん~…! ん~!➡
レッツゴーだ!
( 雅弘 ) はい 。 ( 有村 ) ん~!
検証を始める 。
2時 15 分 この部屋を出た堀は➡
薄暗くて よく見えない この廊下を➡
壁伝いで トイレに向かった 。
そうだな? ( 堀 ) そうだよ 。
壁は ここまでだが この先は?
そこに置いてあるワゴンの 取っ手を 頼りにしてね 。
あれ? でも その時間➡
ワゴンは ここに なかったはずですよね 。
織山さんの 1階に持っていったって供述が➡
ホントなら 。 いやいや いまさら➡
嘘なんか つくかよ 。 え~?
えっ… 。 こうやって来て… 。
ちょっ ちょっ… あっ! 大丈夫か?
えっ !? あっぶな!
堀さんが 嘘ついてたんですね! ( 堀 ) んっ?
このワゴン ストッパーが かからないじゃないですか!
そんなはずは ないよ 。 えっ 絶対 無理ですよ 。
( 堀 ) いや ゆうべは 確かに… 。
( 襟岡 ) 《深夜 エレベーターは➡
4回 使われていますね》 ( 馬場 ) 《堀さんが➡
「 天使の棲む部屋 」 のことを 教えてくれたんです》
( 織山 ) 《廊下にあったワゴンを 拝借して》
( 堀 ) 《ワゴンの取っ手を 頼りにしてね》
《堀さん 擦れ違ってたんじゃ ないですか?》
( 鳴き声 )
見えた 。
♬~
( 馬場 ) あの すみません 。 ドアを… 。
あっ これじゃ 入れませんよね 。 すいません 。
ありがとうございます 。
さあ 恵美子君 間違い探しだ 。
えっ? 昨日と今日➡
この部屋の中で 何か 違っているところはないか?
え~っと… ん~… 。
あっ! この花瓶は 昨日は窓際にありました 。
えっと それから え~っと… 。
あっ! あっ このチェストは➡
ベッドの脇に あったような気がします 。
正解だ 。 ありがとうございます 。
ん~ でも 何で こんな場所に 移動したんでしょうか… 。
動かしたのは 富沢か 富沢を殺害した犯人かだが➡
正解は 前者 。
理由は このドアだ 。
この部屋は 中に入ると 内側からは 開かずの間だ 。
だが 外からは 勝手に鍵を開けられてしまう 。
はい 。 いつ 開けられるか 気が気じゃないですよね 。
しかも この館に泊まっている 人間のうち 3人は➡
富沢に恨みを持っている 。
もし 眠っている間に 入ってこられたら➡
何をされても 抵抗することもできない 。
だから 富沢は 鍵を開けられても 扉が開くことがないように➡
バリケードを張ったんだ 。
それが この花瓶とチェスト 。 そう 。
よいしょ 。
こうやってな 。
でも けさ 入ってきたときには もう ずらされてました 。
ということは?
富沢さんが 自ら バリケードをずらして➡
ドアを開けた 。
つまり この部屋に入った人物が いるということ!
ご明察 。 それが根拠の2つ目だ 。
( 襟岡 ) この部屋の中に入った 証拠にはなりますが➡
富沢さんを殺したという 証拠には➡
ならないのでは? ( 織山 ) そうだよ!
そのとおり 。 だが 後ろ暗いところが ないのなら➡
この部屋に入った人物は➡
なぜ それを 今 ここで 名乗り出ない?
んっ 確かに 。
何か理由があるなら 言えばいいですよね 。
殺人犯にされるぐらいだったら 。
なるほど 。
鍵を開けた人物にとって バリケードは予想外だっただろう 。
そこから どうやって 中に入れてもらったのか 。
どうやったんでしょうか?
その答えは 本人から聞こう 。
分かってるんですか?
さあ 教えてくれ 。
馬場 亜紀 。
えっ? まさか… 。
あんたが?
私じゃありません 。
いいや あんただ 。
失礼なこと言わないでください 。
何の証拠があって そんなこと… 。
証拠は やはり このドアだ 。
ドア?
バリケードに使っていた この調度品だが➡
人 1人 招き入れるためには➡
片方のドアを開ければ 十分なはずだ 。
だが 富沢は 両方の障害物を動かしている 。
つまり 富沢は➡
この観音開きの扉を 両方とも開く必要があった 。
なぜなら 鍵を開けた 外にいる人物は➡
そうしなければ 部屋の中に 入ることができなかったから 。
ここにいる人間の中で それが必要なのは たった1人 。
馬場 あんただけだ 。
《これじゃ 入れませんよね 。 すいません》
《ありがとうございます》
そんなの ただの想像です… 。
ただの想像を 最後まで聞いてくれ 。
2時9分のエレベーターで➡
1階に降りた あんたは➡
「 天使の棲む部屋 」 に向かった 。
慣れない金具で 鍵を開けたが➡
バリケードになっていたのは 誤算だった 。
何とかして 部屋の中に入った あんたは… 。
( 馬場 ) 《あっ…》 富沢と接触する機会を➡
つくり出し… 。 《大丈夫っすか?》
ひそかに入手した拳銃を 富沢に向けた 。
そして 17 分に エレベーターに乗って➡
2階へ戻った 。
ここまでは うまくいったと➡
胸をなで下ろしたのも つかの間➡
そこで 予想外の人物と 鉢合わせてしまった 。
見られては まずいと 思った瞬間 とっさに思い付いたんだろう 。
いつもは ワゴンが置いてある場所が➡
空いていたから そこに車椅子を止め➡
堀が通り過ぎるのを 息を潜めて 待った 。
壁伝いに近づいてくるのを 感じて➡
万事休すと思ったことだろう 。
だが 目が悪く よく見えない 堀は➡
そこにあった取っ手を➡
ワゴンだと思って つかんだ 。
似て非なる物だが➡
高さといい 太さといい 勘違いするには 十分だ 。
堀さん どうですか?
( 堀 ) 分からんね 。
堀 トイレに行ったとき 手袋は していたか?
してないよ 。
これはね やけどの痕を隠すための物で➡
夜中 トイレに行くときには 誰にも会わんだろう 。
そのとき以外 人前に出るときは 常に その手袋をしていた?
ああ 。 していたよ 。 ということは➡
ここに 堀の指紋が付いていれば➡
ワゴンだと間違えて 車椅子の取っ手をつかんだと➡
証明できる 。 なるほど 。
そんなの 拭ったら消えますよね 。
( 嗅ぐ音 )
あんたからは ここまできて 悪あがきをするような➡
悪党のにおいは しない 。
富沢が なぜ あんたを 部屋に入れてくれたのか➡
教えてくれないか?
鍵を開けても ドアが開かなかったときは➡
諦めるしかないと思いました 。
( 馬場 ) でも 富沢は➡
閉じ込められて 呪いで殺されるかもって 恐怖で➡
パニックになっていたんです 。 ➡
逃げたい一心で ドアを開けたんだと思います 。 ➡
その後のことは 想像のとおりです 。
そこまで 富沢さんのことを… 。
父は 富沢に殺されたんです 。
富沢さんに だまされたのは お父さんだったんですか?
事業に失敗して つくった借金を 返そうとして➡
富沢の口車に乗って 投資に 大金をつぎ込んだんです 。
でも…➡
信じていた富沢に だまされたと 分かったショックで➡
心臓の持病が悪化して 寝たきりになって➡
そのまま… 。
そうだったんですね 。
せめて 謝ってくれたら… 。
でも あいつは 一度も謝ってもくれなかった… 。
だから➡
この 「 天使の棲む部屋 」 のことを 聞いて➡
やり方をまねて 復讐しました… 。
先立った愛犬が 天国へと渡る虹の橋のたもとで➡
飼い主との再会を待っている という➡
イギリス の エドナ・クライン=リーキー が書いた 詩がある 。
えっ?
待っている間 犬たちは 虹の橋のたもとで きっと➡
地上の飼い主を見守ってるに 違いない 。
だから 人間も 犬たちに恥じない 生き方をしなければならない 。
これを人間に例えると 失礼だと怒る やからがいる 。
それこそ 失礼だ 。
大切な誰かが 遠くから 見守ってくれていると信じて➡
何が悪い 。
愛する存在を失った 生きとし生けるもの➡
全てに通じる 。
これは 真実だ 。
( 馬場の はなをすする音 )
⚟ ( 雅弘 ) 誰か~! 助けてください!➡
助けてください!
恵美子君➡
くれぐれも 気を付けてくれ 。 んっ?
ここには まだ 悪魔がいる 。
すぐに戻る 。
えっ?
♬~
♬~
馬場さん 警察署まで 一緒に行きますね 。
ありがとうございます 。
さあ ゲームの始まりです 。
はっ?
♬~
( 鍵の掛かる音 )
えっ? ( 織山 ) えっ?➡
おい! えっ? えっ !? あっ!
あっ! 閉じ込められた !?
( 堀 ) 冗談じゃないぞ! おい! ちょっと!
( 織山 ) 開けろよ! ( 馬場 ) どうして…?
( 有村 ) ん~…!
あの 有村さんだけでも 先に行ってください 。
いやいや… 俺のせいで こんなんなっちまったんだから 。 ➡
んっ! それに 俺たちはワンチームじ ゃ ねえか!➡
ん~… ん~… 。
あれ? あの黄色いコートって 。
( 有村 ) ハァ ハァ… 。 ➡
犬頭!
大丈夫ですか?
手伝ってくれ 。 抜けねえんだ 。 ➡
いっせ~… 。 ➡
んっ? あれ?
( 雅弘 ) ありがとうございます 。 どうして こんな所に?
あの館には 殺人鬼がいます 。
襟岡のことですか?
気付いてたのか 。 ➡
襟岡一族が シリアルキラーだってこと 。
( 堀 ) 開けろ! (スピーカー) ( 襟岡 ) 若宮さん➡
あなたは 運がいい 。 ➡
偶然にも このゲームに 参加できるんですから 。
えっ?
襟岡さん!
(スピーカー)どうしたんですか?
デスゲームですよ 。
デスゲーム?
(スピーカー)おい! ふざけんなよ! (スピーカー) ( 堀 ) おい 。 ちょっと待て 。
( 織山 ) えっ? ⚟ ( 物音 )
何か 音がしないか? ( 織山 ) えっ?
⚟ ( 物音 ) ( 馬場 ) 言われてみれば… 。
ガスを注入しています 。
安心してください 。
(スピーカー) ( 襟岡 ) 少しずつ 注入していますから 。
(スピーカー) ( 堀 ) おい やめてくれよ!
(スピーカー)冗談じゃねえよ! こっから出してよ!
あっ… 。
(スピーカー) ( 襟岡 ) ガスは 足元から たまります 。 ➡
酸素が減れば ろうそくの火は 消える 。
えっ? (スピーカー) ( 襟岡 ) 3本目の➡
ろうそくが 消えたころ➡
そこにいる者は 身動きができなくなるでしょう 。
(スピーカー)冗談じゃねえよ!
( 襟岡 ) 何もしなければ 窒息死 。 ➡
それを避けたければ ゲームを始めることです 。 ➡
選ぶのは あなたたちです 。
(スピーカー) ( 堀 ) ゲームって 何をさせるつもりだ?
若宮さん➡
ドアのそばにあるチェストの 引き出しを 開けてください 。
あっ はい… 。
あっ…!
(スピーカー)中の物を出して 見せてください 。
( 織山 ) あっ… 。
(スピーカー) ( 襟岡 ) 皆さんに やってもらうゲームは➡
ロシアンルーレットです 。
( 有村 ) 被害者遺族の方が 話してくれたんだ 。 ➡
襟岡家は 代々➡
犯罪者に 死をかけた ロシアンルーレット を➡
させるところを 被害者遺族に見学させて➡
楽しんでる 殺人鬼だ 。
遺族に見せてた? 下劣な 。
( 雅弘 ) 若宮さんが危ないです 。 犬頭さん お願いします 。
僕らは 後で行くんで 。
(スピーカー) ( 襟岡 ) 弾は3発 。 誰が どう使っても 構いません 。 ➡
ルールは1つ 。 ➡
1人だけ生き残った場合 僕は その人を助けます 。 ➡
2人以上 生き残った場合は 失格です 。
生き残った1人?
ロシアンルーレット…?
その賭けに負けたら 死ぬってことか?
そんなこと できるわけないじゃないですか!
ゲームを放棄しても構いません 。 ➡
人を殺したくないというのも 選択肢の一つです 。
(スピーカー)そしたら 助けてくれるのか?
まさか 。 ガスの中毒死を待つだけです 。
冗談じゃないよ! ( 堀 ) 最初から そのつもりで➡
ここを貸したのか? (スピーカー) ( 襟岡 ) ええ 。 ➡
けさ そのドアを開けたら 富沢さんを交えて➡
あなたたち4人に デスゲームを してもらうつもりでした 。 ➡
なのに 邪魔が入った 。 ➡
罪人に裁きを下せるのは 天使だけなのに 。
ですが 代わりがいて ちょうどよかった 。
えっ?
( せき )
この部屋の間取りは そこで デスゲームを見て➡
楽しむためだった ってことですか?
(スピーカー)いつもは ギャラリーも いるんですよ 。
今日は 残念ながら僕だけですが 。
狂ってる… 。 ( 織山 ) あんたが 余計なこと➡
してくれたから! ( 馬場 ) 申し訳ありません… 。
よせ 。 この人 責めたって 仕方がない 。
いずれにせよ このデスゲームは 行われてただろう 。
そもそも あんたが この部屋のこと言いださなきゃ!
それを利用して せこせこ ワイン泥棒してたやつが よく… 。
は~ !? 皆さん ケンカしないでください!
何とかする方法を 。 ねっ 。
(スピーカー)出してください! (スピーカー) ( 堀 ) おい 出してくれ 。 ➡
出してくれよ 。 (スピーカー) ( 馬場 ) お願いします 。
最初に壊れるのは 誰だ?
( 舌打ち )
( 蹴る音 )
あっ 。
⚟ ( 拳銃を構える音 )
はっ! あっ… 。
あっ 。
俺は死にたくない 。 えっ… 。
( 蹴る音 )
織山さん やめてください!
やめろ やめろ… 。
はっ… 。
うわ~! キャッ!
キャ~!
♬~
大丈夫か? 犬頭さん… 。
1人にして すまなかった 。 よく頑張ったな 。
う~ う~… 。
うわ ちょっ… 。
( 堀 ) うわ~! あっ…!
( 襟岡 ) 動くな 。
正体を現したな 悪魔め 。
正体を現したな 悪魔め 。
僕は天使ですよ 。
いつから お気付きになってたんですか?
富沢の死体を見たとき 。
( 堀 ) 《どう見たって 自殺だろう》
《天使が裁きを下した 天使の呪い?》
( 襟岡 ) 《それは 違う》 《えっ?》
あの否定の仕方は 天使が下した裁きではない➡
つまり あんたが仕掛けた 殺人ではないと➡
言っているようにしか 見えなかった 。
お見事です 。
あんたら一族は➡
犯罪被害者救済の ボランティア活動を 利用して➡
死をかけたゲームをさせて 楽しんできたんだな 。
( 襟岡 ) これもボランティアですよ 。 ➡
犯罪被害者の無念を 晴らしてあげてるんですから 。
法が裁けない罪人を裁く 神聖な儀式を行う 。
それが 襟岡家に与えられた使命 。
何が 使命だ 。
悪趣味な殺人鬼風情が 。
ご理解いただけないとは➡
残念です 。
( 雅弘 ) んっ! ( 襟岡 ) あっ… 。 ➡
あっ あ~… 。 ➡
あ~…!
は~ 。
うっ…!➡
うっ… 。 ( せき )
犬頭!
( ロープを締める音 )
おケガは?
はい 。 僕は大丈夫です 。
こんな広い館 犬と暮らせばよかったんだ 。
はっ?
犬との暮らしは 教えてくれる 。
命をいとおしむ気持ちと 忍耐をな 。
( 雅弘 ) 若宮さん 大丈夫ですか?
室長… どうして?
よく頑張りましたね 。
大丈夫ですか? ( 馬場 ) 私は 。 でも 堀さんが 。
もう大丈夫ですよ 。 今 来ますから 救急車 。
( 堀の うめき声 )
( 有村 ) しゃっ!
( 織山 ) うっ… 。
元刑事の目を ごまかせると思うなよ!
痛ててて… 。
( 織山 ) んっ ん~… 。
犬頭さん ありがとうございました 。
いえ 。
報いるには まだまだ 。
えっ?
何でもありません 。
( サイレン )
( 馬場 ) すいません 。 ちょっと 。
( 馬場 ) ご迷惑をお掛けしました 。
堀さんは 命に別条がないって 病院から連絡がありました 。
( 馬場 ) よかった… 。
しっかり 罪を償ってきます 。
見守ってくれている父に 恥ずかしくないように 。
ありがとうございます 。
皆さん ホンットに ありがとうございました!
スマホが つながらなくなってから ずっと不安だったので 。
やっぱり 襟岡が 電波を止めていたからだったよ 。
そうだったんですか 。 怖過ぎる… 。
室長 お手柄でした 。
いえ 僕は 犬頭さんと有村さんが いなかったら 何も 。
だっ… 。 室長が お手柄でした 。
ありがとうございます 。
結界を 越えてきてくださったんですね 。
( 雅弘 ) うん 。
雅弘➡
ファインプレーだったな 。
( 有村 ) んっ んっ… 。 何 気軽に 呼び捨てしてんだ?
だって 俺たち だちだもんな~?
はい 。 ( 有村 ) フゥ~ 。 ハハ 。
また遠出したいときは いつでも言ってくれ 。 ➡
車 出すから 。 何 言ってるんだ 。
大事なところで エンコしたくせに 。
いや~ あれはさ 俺じゃなくて 車… 。
車がさあ 。
あの みんなで 写真 撮りましょう 。
犬頭NGだ 。 ( 有村 ・ 恵美子 ) えっ?
いいじゃないですか 。 撮りましょう 。
んっ… 室長には従順?
おっ おっ やんのか? お前 。
おい 撮るなら 早く撮れ 。 あ~ はい 。
じゃあ いきますよ 。 並んでください 。
いきますよ 。 ほらほら ほらほら 。
はい ワンチーム 。
(携帯電話) ( シャッター音 )
お~ いい写真だ 。
( 有村 ) おっ そうだ 。
犬頭 お前 何で 昨日 電話つながんなかったんだ?
そうだ 。 失念してた 。
えっ? あっ!
えっ 犬の名前?
だまされないでください 。 いつも 長い犬の名前を言って➡
気をそらしてる間に 消えちゃうんですから 。
( 有村 ) おっ 。 んっ?
うわ! また いない… 。
( 雅弘 ) ホントだ 。
( 有村 ) 忍者みたいだな 。 ( 雅弘 ) それ 忍者なんですか?
( 有村 ) おう 。 抜き足 差し足… 。
( 高丸 ) 襟岡の館の件が もう 解決したんですか?
はい 。 呪いの館などではなく➡
オーナーの故意による殺人で オーナーは 逮捕されたそうです 。
あいつが現れたんですね 。
そのようです 。 ( 机をたたく音 )
あのまま 逃がさずに 捕らえておければねえ 。
あの もしかして…➡
犬頭 光太郎を 捕らえている間に 難しい案件を与え➡
失敗させようとしていた というわけでは ないですよ… 。
そうですよ 。 何か?
いいですか?
これまでの販売特別室の功績が 全て 犬頭 光太郎あってこその➡
結果だということが 明確になれば➡
これは もう 室長の重大な責任問題です 。
だって そうでしょ?
正体不明の男に 会社の内部情報を漏らして➡
あたかも 大島不動産の 人間かのように 振る舞わせて➡
調査させてたんですからね 。
ハァ… 。 これは もう➡
次なる一手を講じる必要が ありますね 。
と言いますと?
犬頭を排除できないのなら➡
販売特別室を解散します 。 ( 片山 ) えっ?
( 高丸 ) 明日 臨時の取締役会を 招集しましょう 。
趣旨は 雅弘の取締役解任の決議です 。
え~ !? ( 高丸 )「 え~? 」 じゃないよ 。
もともと 雅弘を追放するために つくった部署ですよ 。
目的を達せられるんだったら もう 必要ないでしょ 。
じゃ わっ… 。 ( 高丸 ) あっ?
わっ… 。 ( 高丸 ) あっ 若宮君ね 。
そう 。 彼女には 地方にでも 行ってもらいましょうか 。
あの わっ… 。 ( 高丸 ) んっ?
私は… 私… 。 ( 高丸 ) あっ? 何ですか?
( 片山 ) 私は 大丈夫なんでしょうか?➡
え~? ⚟アポなし御免 。
( 高丸 ) 何ですか? あなたは 。
( 片山 ) いっ い~… いぬ… いぬ!
犬頭だ 。
フッ ハハハハ… 。
これは これは 。
やっと お会いできましたね 。
先日の手荒いお招き 長居できなくて すまなかったな 。
まあまあ どうぞ お掛けください 。
( 雅弘 ) ハハ 。 犬太 。 犬太 。
室長 どうぞ 。
( 雅弘 ) ありがとうございます 。
犬太 僕が車椅子だから➡
他の人と散歩するのとは違って 歩きにくいと思うけど➡
一緒に歩いてくれる? ( 犬太の鳴き声 )
フフ 。 よし 。 じゃ 行こっか 。
よいしょ よいしょ 。
うわ~ 犬太 すごい 。 グッド 。
楽しいね 。
( 雅弘 ) よし 。 グッド グッド 。
室長の夢が かなう瞬間が 見られて うれしかったです 。
えっ? 犬太と一緒に散歩するのが➡
夢だって 言ってたじゃないですか 。
(携帯電話) ( バイブレーターの音 ) んっ?
(携帯電話) ( バイブレーターの音 ) あっ 有村さんです 。
もしもし 。 雅弘が助けた保護犬の➡
引き取り手の件 ようやく 情報 入手した 。
ホントですか?
( タップ音 ) どうでしたか?
( 有村 ) 雅弘のおふくろさんと… 同郷で➡
高校も一緒の 江頭 浩二郎…➡
だと思われる 。 江頭 浩二郎… 。
犬頭 光太郎に 似てる 。 ( 雅弘 ) うん 。
しかも その男 いつも 黄色いコートを着ていたらしい 。
( 恵美子 ・ 雅弘 ) えっ? その人 今 どこに?
(携帯電話) ( 有村 ) それは 今 追っているところだが➡
まずは報告をと思ってね 。 (携帯電話)ありがとうございます 。
引き続き よろしくお願いします 。
やっぱり あの人が犬頭さん…?
その可能性が高くなりましたよね 。
この子を助けてくれた恩返しで➡
販売特別室の仕事を 手伝ってくれている 。
そうなんですかね 。
次 会ったとき 思い切って 犬頭さんに確かめてみます 。
お願いします 。
では 今日は これで失礼します 。
( 雅弘 ) あっ 若宮さん 。 んっ?
ありがとうございます 。 えっ?
若宮さんが ここに来て➡
販売特別室で 仕事をするようになって…➡
僕も 少し 働くことが できるようになったし➡
犬太とも散歩ができて…➡
止まっていた時間が 動きだしたような気がします 。
私じゃなくて 犬太のおかげだと思いますよ 。
いや そんなこと 。 ( 犬太の鳴き声 )
( 恵美子 ・ 雅弘の笑い声 )
というわけで これからも よろしくお願いします 。
こちらこそ よろしくお願いします 。
では 失礼します 。
お疲れさまでした 。 バイバイ 。
お疲れさまでした 。
♬~
あ~! 最高 。
⚟今夜は 絡まんでくれよ 。
えっ? 犬頭さん!
ミルクを頼む 。 はい 。
たまには 突然じゃなくて そっと静かにとか➡
予告してとかして 現れてもらえませんかね 。
心臓に悪いんで 。
これだけ 事故物件やら 心霊現象うんぬんの➡
問題物件に関わっておいて 毎回 新鮮に驚けるってのは➡
これは もう 一つの才能だな 。 あっ ありがとうございます 。
褒めてはいない 。 んっ… 。
あっ そうだ 。 あの 犬頭さん➡
やっぱり 犬頭さんは 室長への恩返しで 調査を… 。
しかし 何だな 。
最初は 話のまどろっこしい 底抜け脱線ポエマー娘だと➡
思っていたんだが➡
ここまで頑張ってくれるとは 予想外というか➡
予想以上だった 。
えっ?
彼が 外に出てくれたという うれしい誤算もあった 。
だが 外に出られるようになれば それに伴って 困難も増える 。
恵美子君➡
君の使命は 上司を…➡
大島 雅弘を しっかりと支えていくことだ 。
はい… 。
それじゃあ 。
えっ… 珍しい 。 んっ?
いつも だまし討ちみたいに どろんするじゃないですか 。
恵美子君 またな 。
お疲れさまです 。
やっぱり おかしい 。
んっ… 。
犬頭さん!
犬頭さん!
あっ… 。
( 片山 ) 本当に 取締役会は➡
開催しなくて よろしかったんですか?
ええ 。
あの 社長は 昨日 いぬ…➡
犬頭という男と2人だけで➡
何をお話しにな っ ていたんですか?
《室長のポジションも そのまま➡
販売特別室を これまでどおり 存続させろ》
《はぁ~?》
《何を おっしゃってるんだか まったく意味が分かりませんが》
《フフフフ…》
《しらばっくれるな》
《明日 臨時の取締役会を招集》
《恵美子君は地方へ 片山の処遇は うやむや》
《耳は いいんでね》
《君は 雅弘と どういう関係なんだ?》
《いくら調べさせても 何一つ 出てこないんだよ》
《あんたが それを知る必要はない》
《お~》
《その説明もなしに 人事に口を出してくるとは➡
いい度胸だな》
《交換条件だ》
《代わりに 俺は 今後 一切…》
《販売特別室には 関わらない》
♬~
犬頭さん… 。
Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.