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(奈雪)私のこと ほんとはどう思ってるの?
(朔弥)好きだ。
私は➡
君のご飯も好きだ。
♬~
(亀山) 人間に深入りしてるみたいだな。
やめておけ。
俺たちは死神なんだから。
死神ではない。 わかってるって。
俺たちには名前も実体もない。
それでいいか?
私には もう 接触してこないと思っていたが。
何だよ。
同じ存在に会うのは初めてだ。
お前 陸の父親のグラタンを 食べにきたんだよな。
そいつは もうとっくに死んでる。 さっさと諦めて帰ったら?
奈雪が作る。 彼女はクリスマスに死ぬんだろ?
奈雪が作る。 彼女はクリスマスに死ぬんだろ?
そうだ。 だったら これ以上近づくな。
俺たちは永遠に死ぬことはない。
親しくなった人間が 死んだあとも➡
その記憶を抱えたまま生きるんだ。
死には慣れている。
俺たちが知っている死とは 全く違うよ?
♬「白く染まる前に」
♬~
♬~
♬~
奈雪。
♬~
おかえり。
おかえり。
君を待っていた。
そう。
何を怒っている。
怒ってません。
昨日からずっと私を避けている。
避けてなんかない。
なぜだ。
朔弥さんは わかってないんだよ。
朔弥さんは わかってないんだよ。
そういう思わせぶりな態度が 一番傷つけるってこと。
傷つける?私が奈雪を?
何考えてんのか全然わかんないよ。
奈雪が好きだ。 だから それは➡
恋愛感情じゃないでしょ?
朔弥さんと一緒にいるの➡
朔弥さんと一緒にいるの➡
つらいよ。
♬~
コンコン コン!(ノックの音) (ドアの開閉音)
失礼します。 (杏奈)あっ お疲れさまです。
(羽田)お疲れさまです。 お疲れさまです。
(回想 和真) 俺にとっては➡
奈雪は特別な人だよ。
奈雪は特別な人だよ。
お疲れ。
今 みんなに 思い出の味を聞いてて。
思い出の味?
うん。この前 奈雪が➡
料理が好きなのは お父さんとの 思い出の味があるからって➡
言ってただろ?
社長が言ってたのは そういう➡
いつまでも心に残る料理のこと かもしれないと思ってさ。
で それをテーマに みんなでブレストしてたんです。
ふ~ん。
ふ~ん。
すいか? (和真・杏奈)ははっ。
すいか割り!
初めてしたときに食べた すいかの味が忘れられなくて。
ブレストの意味わかってんの?
だから それは すいませんって。➡
じゃあ クリームソーダは どんな思い出があるんですか?
両親と喫茶店で食べた…。 (羽田)思い出だ。
(杏奈)でしょ? 太一さんは ありますか?
(太一)春巻き。 (羽田)春巻き!
(杏奈)ははっ。 奈雪の思い出の味は?
私は…。
グラタンです。 亡くなった父が作ってくれた。
グラタンです。 亡くなった父が作ってくれた。
ガランサスのグラタンか。
ガランサス?
あぁ~ 奈雪のお父さんのお店。
看板料理のグラタンが とにかく評判で。
へぇ~。
望月さんのお父さんって➡
社長と一緒に FORTUNAを始めた人だよね?
はい。ガランサスは➡
父がFORTUNAを離れたあとに 1人で始めたお店なんです。
あぁ~ それでか。➡
昔 FORTUNAでも グラタン出してたことがあって➡
昔 FORTUNAでも グラタン出してたことがあって➡
いや けっこう評判良かったって➡
常連さんに 聞いたことがあってさ。➡
それって 望月さんのお父さんが いた頃の話だったんだな。
それ いけるかもしれない。
(ドアの開閉音)
会議をサボるなら 私にひと言 言ってくれ。
会議より重要なことを考えていた。
何だ それは。
ある女性に好きだと言ったら➡
ある女性に好きだと言ったら➡
それは恋愛感情ではないと 言われた。
面白そうな話だな。
で 君は その人のことを どう思ってるんだ?
わからない。
わからないってことはないだろ。
君が その人といるとき どういう気持ちになるのか➡
考えてみればいい。
なるほど。 コンコン コン!
(伊勢)入れ。 (ドアの開閉音)
失礼します。
失礼します。
何だ?
クリスマスの特別メニューの件で。
どこへ行く?
考える。
で 何だ。
メインの料理なんですが グラタンに変更しようと思います。
父さんがグラタンに特別な こだわりを持っていることは➡
太一さんからも聞きました。
何度 提案してもだめだったって。
でも だからこそ 僕は挑戦してみたいんです。
でも だからこそ 僕は挑戦してみたいんです。
お前にはできない。
どうしてですか?
兄さんじゃないからですか?
そうじゃない。
♬~
はぁ~。
わかった。
お前がそこまで言うなら やってみなさい。
お前がそこまで言うなら やってみなさい。
ただし 私の納得のいくものが 出来なければ➡
絶対に許可は出さない。
わかりました。
失礼します。
♬~
こちら 入力終わりました。
牛乳 小麦粉 バター➡
まあ レシピどおり いつも作ってるんですけどね。
まあ レシピどおり いつも作ってるんですけどね。
白ワイン 少し…。 白ワイン。
(杏奈)あぁ~。 いいですね 白ワイン。
今度やってみよう。 はい。
(太一)後は みそ? みそ あぁ~。
(杏奈)みそね。 白みそですか?
(太一)うん 少し。 あぁ~ コクになりそう。
はぁ~ 何の用だ?
どんな暮らしをしているのか 興味を持った。
それはそれは光栄です。で?
それはそれは光栄です。で?
しばらく ここに泊めてもらう。
はぁ?
私がいると奈雪が傷つく。
そっか。 そりゃ まあ 正しい選択だな。
今日の夕飯は何だ? いきなりかよ。
ちょうど 今 買ってきたとこだけど。
(亀山)好きなもん 食っていいぞ。
(亀山)好きなもん 食っていいぞ。
アイスクリーム。
♬~
う~ん。
おいしい。
(亀山)後は これだ。
(陸) ♬ フ~ンフン フフフフフ~ン
(ドアの開閉音) おはよう。
おはよう。
おはよう。
朔弥さんなら 昨日 帰ってこなかったよ。
えっ どうして?
さあ。
もしかしたら消えてくれたのかも。
あぁ~。
(足音)
朔弥さん。
朔弥さん。
奈雪。
どうしたの?そんなに。
二日酔いにはコーヒーがいいと 伊勢に教わった。
二日酔い?
酒は 気持ちいいだけじゃないんだな。
飲み過ぎたんだ。
だから 昨日 帰ってこなかったんだね。
だから 昨日 帰ってこなかったんだね。
別の家に泊まることにした。
別の家…。
これ以上 君を傷つけたくない。
♬~
そっか。
そっか。
どうせ うちにいたって お父さんのグラタン➡
いつ作ってあげられるか わかんないしね。
♬~
(足音)
(足音)
うわ ごめん。 すいません。
♬~
二日酔いですか?
なぜ わかる。
俺にも経験ありますから。
ちょっと待っててください。
こりゃだめだ。
♬~
もやもやし過ぎ ふふっ。
ちょっと来て。
仕事の悩みじゃなさそうだね。
私もあなたぐらいの頃は➡
恋愛のことばっか考えてたな。
寺岡さんが? 意外かい?
ははっ… すいません。
よくわからないんです 相手が何を考えてるのか。
でも多分…。
ってか まあ 絶対だめで。
自分の気持ちは伝えた?
自分の気持ちは伝えた?
じゃあ ちゃんと告白して➡
振られるんだね。➡
もやもやするのは 相手の気持ちがわからないから。
だめでも ちゃんと告白して振られれば➡
そのときは つらいかもしれないけど➡
きっと前に進める。
これが一番効きます。
何だ この味は。 全部飲んだほうが効きますよ。
うっ…。
奈雪と何かあったんですか?
俺 奈雪が好きです ずっと前から。
だから あなたが奈雪を傷つけるなら➡
俺はあなたから奈雪を守る。
お前の好きは恋愛感情なのか。
当たり前でしょ。
なぜ 奈雪に対する好きが➡
なぜ 奈雪に対する好きが➡
恋愛感情だと わかった。
それは…。
奈雪のお父さんが 亡くなったとき➡
陸は まだ小学生で➡
お葬式で訳わかんなくて ずっと泣いてて。
奈雪は その隣で➡
涙一つ見せず 陸の背中をさすってた。
涙一つ見せず 陸の背中をさすってた。
自分も悲しいはずなのに。
それからも ずっと 陸のために働いて➡
頑張っている彼女を見ていたら➡
俺が支えたい 幸せにしたいって 思ったんです。
よくわからないな。
支えたいと思うのが 恋愛感情なのか?
支えたいと思うのが 恋愛感情なのか?
それだけじゃないけど。
もっと ちゃんと説明してくれ。
説明するものじゃないでしょ。
恋愛の解釈なんて 人それぞれ違うだろうし。
難しいな。
とにかく これ以上 奈雪を振り回さないでください。
振り回していない。
だったら どうして 奈雪は泣いてたんですか?
質問がある!
何だ? 私といると➡
傷ついてしまう人を励ましたい。 どうすればいい?
(伊勢)それは難しい問題だな。
その人が泣いているんだ。
どうして? わからない!
珍しいな 君が動揺するなんて。
動揺?
私は動揺しているのか?
ああ。その人のことが心配で しかたないんだろ?
ああ。その人のことが心配で しかたないんだろ?
心配。
(伊勢)違うか?
そうだ。
私は心配している とても。
まあ 落ち着きなさい。
まあ ほら 座って。
どうして君といると その人は傷つくんだ?
私が何を考えているか わからないからだそうだ。
私が何を考えているか わからないからだそうだ。
だったら簡単だ。
君の気持ちを ちゃんと伝えればいい。
私の気持ちを? それだけでいいのか?
君が その人のことを どう思ってるのか➡
その人といると どういう気持ちになるのか➡
正直にありのままを伝えるんだ。➡
大抵のことは それで解決する。
簡単ではないが。
簡単ではないが。
ただいま。
おかえり。
何で?
奈雪を心配した。
奈雪を心配した。
心配?
何?
おいしいものを見つけた。
何?これ。
バニラアイスポテチだ。
それは見ればわかるけど。
それは見ればわかるけど。
どうしても 奈雪に食べさせたかったんだ。
早く食べないと溶けるぞ。
いただきます。
う~ん おいしい。
甘くって しょっぱい。
う~ん ふふっ。
不思議だ。
奈雪が笑うと私もうれしい。
ずっと➡
君に対する気持ちについて 考えていた。
奈雪と食べるとおいしい。
奈雪と食べるとおいしい。
♬~
奈雪を傷つけると悲しい。
♬~
奈雪に会えないと会いたい。
♬~
♬~
奈雪に触れると…。
♬~
教えてくれ 奈雪。
この息苦しさは 一体 何なんだ?
♬~
♬~
♬~
それは恋だよ 朔弥さん。
恋?
これが。
♬~
私は…。
奈雪に恋をしている。
♬「雫」
♬~
今度 デートしよう。 デート?
海に触れてみたい。
うそは 絶対つかないこと。 わかった 約束する。
うそは 絶対つかないこと。 わかった 約束する。
(亀山) 本当のこと言おうとか思ってる?
朔弥のこと ちゃんと知りたい。
(陸) あの笑顔を壊さないでください。
俺は…。
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