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あなたが知るべきことがあります。
夏目 美咲さんの 本当の死因について。
彼女は…➡
自殺したんです。
自殺?
何 言ってんだ お前…。
美咲は 副作用で…。
美咲は 副作用で…。
確かに 治験による副作用は出ていました。
しかし 直接の死因ではない。
あなたの婚約者は あの夜➡
外階段の下で倒れているところを 発見されたんです。
死因は 転落によって 胸を強打したことによる➡
心臓破裂。
主治医である倉田先生の 依頼を受けて➡
緊急手術の執刀をしましたが➡
運ばれてきたときには もう 手遅れでした。
運ばれてきたときには もう 手遅れでした。
嘘つくな。
手術記録は なかったぞ。
隠蔽したのか?
(川本)コーヒー 買って…。 ふざけんな!
美咲が自殺なんかするわけない。
えっ?
だいたい 転落死なら外傷があるはず。
だいたい 転落死なら外傷があるはず。
遺族が不審に思わないわけない。
おそらく➡
真下にある ひさしで 胸を強打した後➡
反転して 背中から地面に落ちたんでしょう。
だから 胸部以外 目立つ外傷もなかった。
エンゼルケアも その場にいた 看護師が済ませたため➡
胸の傷も オペメンバー以外が 目にすることは➡
ありませんでした。
それを信じろって?
それを信じろって?
事実を伝えているだけです。
仮に事実なら 何で 隠蔽したんだよ。
治験中だったからです。
《黙っていろとは?》
《間質性肺炎の発生➡
その後の転落死》
《病院の管理体制も問われ➡
治験の継続に 影響を及ぼしかねない》
(武藤)《この薬が承認されれば➡
日本の がん治療は 飛躍的に前進する》➡
日本の がん治療は 飛躍的に前進する》➡
《何も言う必要はない》
《真実を知ったところで 誰も幸せにならない》
《それとこれとは…》
《なぜ 製薬会社が➡
外科医の君を 治験責任医師に 指名したと思う?》
《名が売れてるからだ》
《それでも引き受けたのは➡
君にも 野心があるからじゃないかね?》
《この病院で なすべきことをしなさい》
私は 妹のような患者を救うために➡
力を手に入れると誓った。
腕を磨き 権力を得て この病院を改革する。
自殺じゃなくて 事故かもしれないだろ。
外階段は 病室から離れている上➡
飛び降りた階に 夏目さんの靴が 揃えられていました。
夏目さんは 看護師だったそうですね。
だからこそ 知っていた。
末期の自分が これから どうなっていくのか。
ハッ… 美咲が 生きるのを諦めたって?
あり得ない。
だから 治験にも参加して…。
治験には 本人の同意が必要です。
しかし 本心とは限らない。
あっ?
家族や親しい人から 延命を望まれたら➡
家族や親しい人から 延命を望まれたら➡
拒否できますか?
《抗がん剤の新薬か…》
《多少のリスクは あるみたいだけど…》
《可能性があるなら やる価値はあるだろ!》
《だよね》
《2人で頑張ろう》
《俺に できることは 何でもするよ》
これを知らせたところで 誰も幸せにならない。
黙っていれば 院長に恩を売れる。
だから 口をつぐみました。
(川本)武良井さん!
訴えたいなら止めません。
(ドアの開閉音)
(ドアの開く音) (川本)武良井さん!
(ドアの閉まる音)
(ドアの閉まる音)
どこ行くんですか? 榊原の言うことが本当なら➡
何か写ってるかもしれない。
死亡時刻の直前だ。
♬~
♬~
ここか。
(川本)資材室? 患者さんが入るとこじゃないのに。
♬~
♬~
♬~
そんな…。
ここには 何度も来てたのに…。
ここには 何度も来てたのに…。
♬~
(タップ音)
(携帯電話)(呼び出し音)
(携帯電話)(呼び出し音)
(携帯電話)(百合子)はい。
あっ… 遅くに すみません。
いまさらなんですけど➡
美咲が亡くなった日のことを 伺いたくて。
(携帯電話)どういうこと?
実は…。
(携帯電話)もういいのよ。➡
(携帯電話)もういいのよ。➡
治君が警察を辞めたのは 治験を調べるためだったのね。➡
そこまで してくれてたなんて…。
(携帯電話)美咲のことを思ってくれるのは うれしいけど➡
とらわれないで。
(携帯電話)(百合子) 私は もう 前を向いてるから。
(携帯電話)(百合子) 私は もう 前を向いてるから。
(携帯電話)ありがとう。
♬~
♬~
♬~
(ページをめくる音)
♬~
(ページをめくる音)
♬~
♬~
おはようございます。
(ドアの閉まる音)
あっ 俺 院内警察 辞めるよ。
あっ 俺 院内警察 辞めるよ。
♬~
(川本)公にしないんですか? 美咲さんのこと。
美咲の家族も やっと 前を向けるようになったのに➡
また 打ちのめすようなことは 言えない。
でも…。
治ちゃんが そう決めたんなら 止める権利はないけど。
治ちゃんが そう決めたんなら 止める権利はないけど。
大丈夫だって。
川本さんも 今じゃ 立派に院内警察の戦力だよ。
無理ですよ。 私なんて 弱っちいし 力不足で…。
別に 強けりゃいいってもんじゃ ないじゃん。
警察にとって 一番うれしいことって➡
何だと思う? えっ?
あ~… 犯人を逮捕できたとき?
あ~… 犯人を逮捕できたとき?
やめた。
自分で見つけた方が やりがい あるよ。
じゃあ 頑張って。
(川本)あっ…。
あっさりねえ。
おはよう。 (川本)あっ。
やっと見つけましたよ。
あれ? 武良井君は?
あっ… もう 行っちゃいましたよ。
あっ… もう 行っちゃいましたよ。
間に合いませんでしたか…。➡
せっかく 餞別 買ってきたのに。
♬~
(唯織)おはよ…。 おはよう。
えっ? ちょっ… 何 それ。 どうしたの?
何でもない。
治ちゃんが辞めたことと 何か関係ある?
治ちゃんが辞めたことと 何か関係ある?
<(看護師)えっ? 何 これ。 <(看護師)うわ。 ひっど。
(看護師)白衣だよね。
どうしました?
(看護師)これ… 誰のですかね?
♬~
♬~
今 いいですか?
よくないです。 よく 普通にできますね。
彼女が手術室に運ばれたとき できる処置は 全て やりました。
治験が あのような結果に終わった以上➡
私か彼の どちらかが 病院を去る覚悟で➡
話しましたから。
私の白衣が 切り裂かれて捨てられていました。
私の白衣が 切り裂かれて捨てられていました。
悪質なので 調査していただきたいのですが。
またですか…。 また?
(横堀)いや 実は ここ最近 院内で いたずら行為が頻発してるんです。
えっ そうなんですか!?
いや 武良井さんが いなくても やれる。
おっ おっ お任せください。
わっ わっ… われわれ いっ 院内警察に!
(携帯電話)(バイブレーターの音)
(携帯電話)(バイブレーターの音)
(携帯電話)(バイブレーターの音)
何? 今 どこですか?
ちょっと ご相談したいことが ありまして。
俺 もう 営業終了したんだけど。
そう言わず 今回だけ…。
あっ 切った。 ひっどい。
(携帯電話) んっ?
あっ。
《俺たちの仕事って 似てるよな》
《えっ? 刑事と看護師?》
《うん》 《どこが?》
《いや どっちも➡
《いや どっちも➡
事が起こってから 対処するしかないじゃん》
《あ~。 あ~ 言われてみれば》
《でも…》
《何? いいこと あった?》
《退院間近の患者さんが いたんだけどさ➡
何か 左手の動きが引っ掛かって 説得して 検査してもらったの》
《そしたら 硬膜下血腫が見つかったの》
《ファインプレー》➡
《ファインプレー》➡
《フフフ》 《へ~ よく気付いたな》
《看護師は ささいな違和感に 敏感でいることが 大事なのよ》
《フッ… どやるね》 (美咲)《フフフフ…》
《今日は ビールがうまい》
<(ドアの開く音)
誰が 座っていいっつった。
この席の所有権は あなたには ないでしょう。
川本さんなら来ません。
私が 代わりに行くと 申し出たので。
どの面 下げて 来たんだよ。
この面です。
よく考えたら これも院内暴力ですね。
病院で事件が起きているんです。
病院で事件が起きているんです。
外科部長として 病院の治安を 維持するために来ました。
一つ一つは いたずらみたいなレベルですが…。
10カ月前から?
報告なんて なかったぞ。
3K交番は 信頼されていませんでしたから。
横堀さんが ナースステーションに通い詰め➡
横堀さんが ナースステーションに通い詰め➡
信頼を得たことで 明るみになったんです。
この「口紅の跡」っていうのは?
事件が起きた箇所に 必ず 残っているそうです。
私も見ました。
てことは 同一犯か…。
7月下旬から空白期間がある。
再開したのは ここ2カ月。
これも 横堀さんから預かってきました。
これも 横堀さんから預かってきました。
事務に報告しても 具体的に対策されず➡
証拠だけ残しておいたそうです。
清掃日誌でも 同じ時期に事件がやんでる。
誰かにバレそうに なったのかもしれません。
半年前…。
俺が入る前か。
美咲が死んだ直後だ。
♬~
♬~
♬~
♬~
何かを見てた?
♬~
♬~
♬~
おはようございま~す。
武良井さん 戻ってきてくれたんですか?
榊原先生 よこしてくれて ありがとう。
(横堀)まあまあまあ。 どうです?
復帰祝いに。
これが最後の事件だ。
最初は 小物がなくなったり いたずらか偶然か➡
分からないような 内容だったけど➡
ここ数日は…。 白衣が切り裂かれた。
封筒に カッターの刃が仕込まれていた。
悪意を感じるものに 変わってきています。
攻撃性が上がってるから 早いとこ止めないと…。
攻撃性が上がってるから 早いとこ止めないと…。
ちょっと来て。 伊藤先生が…。
(ざわめき)
何があったんです?
(伊藤)あっ… あの消毒液 使ったら 手が…。
(萌子)あれを使った途端 悲鳴を上げて。➡
やけどしたみたい。
見せてください。
あっ…。
たぶん 酸が混じってる。
えっ… これって…。
(川本)《テレビの電源ケーブル 切れてますよ》➡
《何 これ》
(川本)あの いまさらですが 何で わざわざ 口紅で落書きを?
印でしょ 自分がやったっていう。
《大きな事件が起きる前には 必ず 予兆があるもんです》
《違和感を見過ごすたび 闇は大きくなっていく》
《違和感を見過ごすたび 闇は大きくなっていく》
今回は 明白に危害を加えてる。
どんどんエスカレートしてる。
俺たちは俺たちで調べよう。 一番 気になってるのは この日。
(川本)7月25日…。
金庫のそばに 口紅の跡は残ってたんだけど➡
この日だけ 肝心の事件の記録がない。
で その日から半年間 事件が ぴたりと やんでる。
半年前…。
私たちだけで 手が足りますかね?
私たちだけで 手が足りますかね?
だから 助っ人を頼んでおいた。
話は分かった。
けど 私たちにも仕事があるし…。
ねえ。
僕なんか ケガしてますし。
もちろん できる範囲でいい。 同じ医療従事者にしか➡
話せないことも あると思うんだよね。
(日向)やります。
(日向)やります。
武良井さんたちには お世話になったので。
日向さん…。
まあ これ以上 被害を出さないためにも➡
やりますか。
ねえねえねえ。 7月の勤務表 見してくんない?
お願い。 (看護師)尼子先生の頼みなら。
わ~。
(日向)あっ すいません! あの…。
(清掃員)はい。 (日向)ちょっと➡
捜し物がありまして。
(萌子)何でもいいの。 少しでも➡
記憶に残ってることがあれば 教えてもらえると。
ちょっと 思い浮かばないですね。 すいません。
(伊藤) トイレとか廊下とか手術室とか➡
何か 違和感があったこと ありませんでしたか?
何か 違和感があったこと ありませんでしたか?
お願いします! あ痛っ。 いった…。 (医師)だっ… 大丈夫ですか?
<(ドアの開く音) <(日向)失礼します。
あの ちょっと 気になる話を➡
聞いたんですけど。 (川本)何ですか!?
7月25日に 資材室の筋弛緩剤の数が➡
合わないことが発覚して 問題になってます。➡
医療廃棄物の中に 薬瓶が見つかったので➡
誤って廃棄されたってことで 警察にも届けなかったみたいです。
誤って廃棄されたってことで 警察にも届けなかったみたいです。
ふ~ん…。
で? 暇じゃないくせに 何で いるんだよ。
私が依頼人ですから。
犯人は 自己顕示欲が強く 大胆不敵だが 用心深い。
サインを残してるのは 自分の力を示したいんだろう。
これまでの事件を見るかぎり 院内の人間で 病院を恨んでる。
これまでの事件を見るかぎり 院内の人間で 病院を恨んでる。
あと あんた。
ここ2カ月で起こった事件の 半分は➡
榊原先生に つながってた。
白衣の件しかり 手術用器具が ばらまかれてたって いたずらも。
誰かの恨み 買ってない?
一番 思い当たるのは…。
あっ こっ… これから どうやって 犯人 見つけるんですか?
病院のスタッフは 約800名。 絞り込むのは大変です。
でも 悠長にしてる時間もない。
取り返しのつかないことに なってからじゃ 遅い。
♬~
♬~
♬~
というわけで 何かあれば すぐに 院内警察にご連絡を。
(看護師たち)はい。 (川本)武良井さん!
今度は外科部長室が!
えっ?
ちょっと すいません。
(川本)失礼します。
(川本)誰が こんなことを…。
榊原先生 あした 大きな手術 控えてるのに 災難ですね。
何か 注目されてる手術だって 聞きましたけど。
確かに 高難易度の手術ではあるけど➡
榊原先生だから。
手術室3でしたっけ?
手術室3でしたっけ?
(萌子)うん。
患者は 新木 俊彦さん 18歳。
ASR 先天性大動脈二尖弁の 患者さんです。
幼少期より 心雑音を指摘され➡
大動脈弁二尖弁…。
♬~
♬~
♬~
(戸の開く音)
(戸の開く音)
<あっ…。
フッ フフフ…。
どうも。 <なっ 何で…➡
何で あなたが ここに…。 それは こちらの せりふですよ。
工藤 知子さん。
内科の看護師が 手術室に 何の用ですか?
犯行を待ってたんじゃ 後手後手だから➡
それなら 引きずり出すしかないと思ってね。
《取り返しのつかないことに なってからじゃ 遅い》
《何をしたら 犯人は 一番 嫌がるかな~》
自己顕示欲の強い あなたは➡
模倣犯が現れたら すぐに 何か やり返すんじゃないかと思った。
(知子)じゃあ げっ げっ 外科部長室の件は…。
(知子)じゃあ げっ げっ 外科部長室の件は…。
(唯織)《やあ! おらっ》➡
《ハァ… 癖になりそう》
外科部長は おとりになることを 快諾してくれたよ。
榊原先生に 個人的な恨みが あるみたいだから➡
病院の威信が懸かった 手術があると➡
噂を流して 仕掛けてみたんだ。
本当の時間と手術室は オペメンバーだけに伝えてある。
本当の時間と手術室は オペメンバーだけに伝えてある。
それでは 新木 俊彦さんの 手術を 開始します。
メス。 <はい。
はっ…。 (川本)逃がしませんよ!
川本さんも 演技できるようになったね。
今回は 仲間外れにされなくて ほっとしました。
今回は 仲間外れにされなくて ほっとしました。
工藤 知子さん。
現行犯です。
話 聞きましょうか。
だっ だって…➡
榊原先生のこと尊敬してたのに➡
みんなの前で罵倒するなんて ひどい!
罵倒?
《膵臓がんで 間違いないでしょう》
《膵臓がんで 間違いないでしょう》
《私が手術して 奥さまを救います》
《簡単に言うなよ!》
(嶋田) 《運がいい方なんですよ?》
《榊原先生は 今 日本で一番とも言われている➡
医師なんですから》 《そっ そうですよ》
《手術を希望したって かっ かっ かなわない人が…》
《いいかげんにしてください!》
《そういう粗雑な態度が➡
山際さんを追い込む 原因になったんです》
(川本)まさか そんなことで?
そんなこと?
《患者に殴られた?》➡
《言い返さず 話を聞いてあげないと》
《何や その目つき》
《こっちは患者やぞ!》
《こっちは患者やぞ!》
(男性)《言うとおりに 薬を出さないなら➡
治療費 払わないから》
(知子)こんな頑張ってんのに みんな 私を責める!
《そんなことより その口紅 濃過ぎない?》➡
《看護師のくせに 不適切にも程があるでしょう》
何が 白衣の天使だよ!
こっちだって 人間だ!
ハァ ハァ ハァ ハァ…。
昨年の7月25日➡
昨年の7月25日➡
資材室の筋弛緩剤の数が 合わないと 問題になっている。
でも すぐに 医療廃棄物の中に 薬瓶が発見され➡
誤って廃棄されたものとして 片付けられました。
しかし あなたのロッカーの中に➡
そのとき 廃棄されたはずの 筋弛緩剤が入ってた。
なぜですか?
おそらく あなたは➡
おそらく あなたは➡
廃棄物の中から 見つけたふりをして 抜き取った。
《あっ あっ ありました!》
(看護師)《ロット番号 見せて》
《これだ。 よかった》
《これ もう そっ… そのまま廃棄ですよね?》
(看護師)《うん。 戻せないから》
7月24日の深夜➡
筋弛緩剤を盗んだ あなたは 今日と同じようなことを➡
実行しようと してたんじゃないですか?
♬~
この女性 知ってるか?
私じゃない!
しっ 知らない!
私のせいじゃない!
何が あんたのせいじゃないんだ…。
美咲に何をした…。
あの人が 勝手に落ちたのよ!
あの人が 勝手に落ちたのよ!
<(美咲)《あの…》
《それ 筋弛緩剤ですよね》➡
《3本も? どうして…》
《駄目です… 駄目です!》
《放して!》 (美咲)《駄目…》
(知子)《やめて…》
《なっ なっ… 何なんですか あなた!》
《けっ 警備員 呼びますよ!》
《いいですよ!》
《私も看護師なんです》
《やめて!》
(ぶつかる音)
(落ちる音)
(知子)《あっ…》
(知子)絶対 私のせいじゃない!➡
あれは事故だった!
(川本)武良井さん?
あんた ホントに看護師か?
看護師は…。
看護師は…。
美咲は もっと…。
(美咲) 《看護師は ささいな違和感に➡
敏感でいることが 大事なのよ》
《俺は諦めないぞ》
《美咲も そうだろ?》
(美咲)《治なら… そう言うんじゃないかと思った》
《2人で頑張ろう》
《2人で頑張ろう》
《俺に できることは 何でもするよ》
♬~
♬~
(美咲)《「あの時 見過ごさなくて良かった」》
(美咲)《「あの時 見過ごさなくて良かった」》
(美咲)《「あの日から ずっと 私は 治と一緒に生きている」》
(美咲)《「治は 幸せに生きて」》
(横堀)武良井君! (知子の悲鳴)
(殴る音)
(殴る音)
川本さん 警察 呼んで。
(川本)はっ… はい。
♬~
お疲れさん。
♬~
♬~
(横堀)美咲さんは 治験の裏で深刻化していた➡
もう一つの闇を 見過ごさなかった。
(川本)あの夜 美咲さんに救われた人が➡
いたのかもしれません。
いたのかもしれません。
《ファインプレー。 フフフ》
《でもさ 仲良かった患者が 亡くなったりするじゃん》
《悲しくない?》
《この仕事を続けてる以上は 避けられないことだからね》
《普通の人より 死は近くにある》
《普通の人より 死は近くにある》
《どうやって乗り越えてんの?》
(美咲)《ご飯を食べる》➡
《フフ。 …とか お笑いを見るとか》➡
《あとは…》
(美咲)《あっ これが 一番 大事》
《孤独でいないこと》
♬~
♬~
♬~
日々 命のやりとりをする 医療スタッフは➡
本人すら気付かないストレスが➡
心に積み重なっていくのかも しれません。
そういうの 私たちが話を聞くことで➡
そういうの 私たちが話を聞くことで➡
解消できるといいな…。
それだよ 警察が 一番うれしいこと。
えっ?
事件を未然に防ぐこと。
♬~
♬~
(武藤)誰だ 許可もなく…。
(城川)警視庁の城川です。
工藤 知子の件でしたら…。
(城川)今日は そちらではなく➡
治験に関わったベンチャー企業の 未公開株の件で。
(城川)署まで ご同行 願えますか。
(唯織)院長は更迭だって。 これで うみは出し切ったかな。
(唯織)院長は更迭だって。 これで うみは出し切ったかな。
2人とも 最後なんだから うみは出し切った方がいいよ。
別に ないけど。
何が したい。
私なりに後悔してんの。
あんたに嫌がられても もっと 余計な世話を焼いてれば➡
気付けたことも あったんじゃないかって。
唯一の昔なじみとして。
唯一の昔なじみとして。
♬~
1年間の医業停止処分だって?
外科部長の座も失いました。
そのわりに すっきりした顔してんじゃん。
当然の処分ですから。
当然の処分ですから。
もう1発 殴られても 足りませんね。
以前 武良井さんは 私のギフトは➡
ドイツ語の方かもしれないと 言った。
それは当たっています。
妹が亡くなったとき もちろん 悲しみは ありましたが➡
それよりも 神から 解けない謎を 出されたような気分だった。
それよりも 神から 解けない謎を 出されたような気分だった。
手術が高難度なほど➡
成功に導くには どうすればいいのか➡
その答えを知りたくて のめり込んでいった。
私が受け取ったギフトは 人に施すものではない。
手術への興味と執着が➡
まるで 毒のように 私を侵食しているんです。
さっきから 何 言ってんだ お前。
さっきから 何 言ってんだ お前。
毒に侵されてるってなら そのまま 苦しみ続けろ。
ただ 未来の患者を見殺しにするなよ。
あなたに言われるまでもない。
で 休業中は どうすんの。
シニア劇団にでも入りますかね。
はっ?
あなたは どうするんです?
♬~
おはようございます。
おはようございます。
(横堀)あっ おはよう。
(横堀) 静かになっちゃいましたね…。
武良井さん やっぱり 辞めるのかな。
そうですね…。
不安ですか?
工藤 知子さんの件が 公になったら➡
阿栖暮総合病院は 批判にさらされますよね…。
はい。
(川本)私 もっと強くなります。
今回の件と無関係なのに 現場で働く人たちが➡
理不尽に責められることが ないように。
だって みんな じゅうぶん頑張ってますもん。
じゃあ 私 パトロール行ってきます!
頼もしくなりましたねえ。
(ドアの閉まる音)
(川本)おはようございます。 おはようございます。
(女性たち)おはようございます。 (川本)おはようございます。
<(足音) (女性)すみません。
お父さん 見ませんでした? (川本)へっ?
お父さん 見ませんでした? (川本)へっ?
(女性) 青い服 着てて つえ突いてて…。
早く見つけないと 糖尿病の薬の時間なんです!
<まあまあ 落ち着いて。
院内警察が お話を お聞きしますよ。
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
[『院内警察』の…]
[そして…]
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