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Original subtitles

(茶門日高)失礼します。

(茶門)病院のほうの裏も取れました。

(佐々木聖人)確実ですか?

(茶門)ホストにハマっている看護師に

金をつかませまして。

(茶門)伊集院翔が入院していたことも

病気のことも間違いありません。

(聖人)結構…。

これで グランドクロスを

本格的に崩しにかかれますね。

これで グランドクロスを

本格的に崩しにかかれますね。

(茶門)はい。

気分がいいので 殴りますね。

はい。 いつものルールで。

♬〜

(殴る音)

(茶門)うっ…。

(殴る音)

(茶門)うっ… ううっ…。

(蹴る音)

(茶門)ああっ…! あっ…。

(聖人)はい これ。

(伊集院翔の声)だから 死ぬつもりなのかよ?

命日って そういう意味なんだろ?

(山田達人)…そうですよ。

だから なんで…。

僕の人生が つまらないからです。

翔さんと出会った日

その直前に決めたんです。

(達人の声)僕は いじめられっ子で 不登校で→

ヤンキーに踏みつけられる毎日を送っていて→

この先も こんな人生が続くんじゃないかって

不安に耐えられなくて。

だから 翔さんの成りすましも

引き受けたんです。

だから 翔さんの成りすましも

引き受けたんです。

どうせ もう死ぬんだから 別にいいやって。

まだ つまんねえの?

えっ?

俺の代わりし始めてから

いろいろあっただろ。

仲間と一緒に

トラブル 乗り越えたりよ。

達人 それでも つまんねえの?

達人 それでも つまんねえの?

翔さんのふりしてたからですよ。

だから 余計に思い知らされたんです。

本当の僕は つまらない人間なんだって。

僕と 翔さんは… 違う…。

僕と 翔さんは… 違う…。

もう… もう限界なんです…。

《もういい… 何もかもどうでもいい》

《このまま 死ぬ日まで

一歩も家から出たくない》

(聖人の声)グランドクロスを潰すための

手始めとしてね。

彼らとは どんな話を?

(藤谷 彩)言いません。

潰すためなんて聞かされたら 余計に。

ああ… 君は 確か

元レディースなんでしたね。

ヤンキー同士の仲間意識

ってやつですか?

ヤンキー同士の仲間意識

ってやつですか?

ハッ… 結構。

むしろ そのほうが面白い。

待ってください。

なんで グランドクロスを…。

別に。

ただ そうしたいからです。

♬〜

(難波史帆)あっ おはよう! 早いね!

(外町小百合)そりゃ気合も入るでしょ。

もうすぐ彩の生誕祭だもんね。

チケットも完売だし

めちゃくちゃ盛り上げないとね!

(小百合)ねっ 盛り上げようね!

うん…。

(辻沢京子)レッスン終わったあと

ちょっと時間ある?

(大門伝助)達人!

てめえ 心配させんじゃねえよ。

んっ?

この間から元気なかったし

電話しても出ねえし→

この間から元気なかったし

電話しても出ねえし→

家に行っても反応ねえしよ。

(デコピンをする音)

えっ…?

やっぱ 見分けつかねえんだな 今さらだけど。

もしかして 翔さんっすか?

ハハッ… そうだよ。

こっち帰ってくるの

バイクでコケて以来だわ。

大丈夫なんすか? 達人。

あっ いや…

あいつ 「もう限界だ」って言ってて。

あっ いや…

あいつ 「もう限界だ」って言ってて。

これ以上 無理させるわけにいかねえだろ。

ってことは

翔さん 完全復活ってことっすね!

悪いけど 完全復活じゃねえし

相談もあるんだわ。

お前にも 黙ってたことあっからよ。

なんすか? 黙ってたことって。

ᗒ病気のことですよね。

♬〜

はじめまして 伊集院翔くん。

僕は聖人と申します。

キヨト…?

なんだ? てめえ。

いきなり人の会話に割り込んできて

病気って なんなんだよ? コラ。

僕は 君よりも翔くんのことを

よく知っているということですよ→

大門伝助くん。

グランドクロスの伝説の頭が

ついこの間まで入院していたことも→

山田達人くんが成りすましていたことも→

ヤンキーとしては致命的な病気を患っている

ということもね。

(チャイム)

うう…。

(東城 真)この間ぶり〜。

いや… はじめましてか。 山田達人としては。

どうも! 突然失礼します。

(聖人)お茶でもしながら話しましょうか。

ご実家のお店で。

おい。 話って なんだよ?

取引ですよ。

グランドクロスが僕の下につくか→

それとも 僕に潰されるかのね。

♬〜

♬〜

(聖人)もちろん 取引なので→

応じていただければ

それなりの報酬もお支払いします。

俺たちを金で雇うってか?

俺たちを金で雇うってか?

ええ。 すでに この取引には→

危多漢闘の多くのチームが

応じてくれています。

例えば…

ブラッドマフィアの東城真くんとかね…。

てめえ フカシこいてんじゃねえぞ。

あいつは 金で尻尾振るような男じゃねえ。

さて… 金に尻尾を振ったのか

チームを守るためなのかは→

判断しかねますけどね。

僕との取引に応じなかった連中の末路は

それなりに悲惨なものなので。

僕との取引に応じなかった連中の末路は

それなりに悲惨なものなので。

♬〜

(大門)笹目連合…

白竜… ホワイトローズ…。

(聖人)ご存じのとおり いずれも

ここ2年ほどで壊滅したチームです。

てめえが仕組んで やったのかよ?

(聖人)今回の場合

取引に応じなければ まずは→

翔くんの秘密を

危多漢闘中に ばらまくことになります。

翔くんの秘密を

危多漢闘中に ばらまくことになります。

ああ…。

(茶門)そんなに緊張なさらないでください。

今日は グランドクロスと伊集院翔の

被害者であるあなたに→

ぜひ お話を伺いたくて

参った次第でして。

被害者って…?

(茶門)奴が入院した際

顔がそっくりだという理由で→

彼に成りすますよう

無理強いされたんでしょう?

山田達人さん。

山田達人さん。

この機会に

全部ぶちまけちゃいましょうよ。

伊集院翔が いかに卑劣で

伝説の頭の名にふさわしくない男かを。

要するに 翔ちゃんとグランドクロス潰しに

協力してちょ って話。

たっちゃん この人ら 金払いはいいから→

言うこと聞いとけば

結構な小遣い稼ぎになると思うけど。

急に そんなこと言われても 僕は…。

ちなみに 私どものボスは→

古くさい街角のスケ番ズが所属する事務所の

スポンサーでもありましてね。

はあ…!?

(茶門)その気になれば→

あなたの推しメン 藤谷彩を脱退させることも→

街スケ自体を解散させることも可能だ。

つか さっき言ってた

病気って なんなんだよ?

(聖人)その件なら のちほど

翔くん本人から どうぞ。

取引で僕の下につくというのは

名目上だけの話ですよ。

別に ヤンキーを束ねて

金儲けを考えているわけでもありません。

金なら 使っても使っても余るくらい

持ってますしね。

(霞 可奈子)えっ! じゃあ 1億円貸して!

無利子 無条件で!

嫌です。

ケチ!

(伊集院紅子)落ち着け 可奈子。

バカか? あんたは。

さーせん 先輩。

昔 借金取り立ての見習いやってたんで

金が絡む話になると つい…。

(紅子)だから 先輩じゃなく ママね。

とにかく そんな うさんくさい奴から

金 借りようなんて 思うんじゃないの。

うさんくさいとは 人聞きが悪いですね。

そういや あんたの名前

刑事のムラさんから聞いてたよ。

(村田源治)ここ最近 どうも

この町で嫌な動きがあるんだよ。

表でも裏でも

キヨトって名前がポツポツ出ててな。

表でも裏でも

キヨトって名前がポツポツ出ててな。

(翔の声)前にもめたタチの悪い元ホストも→

あんたの仲間だろ。

ただの使い捨ての駒ですよ。

とっくに処分しました。

資金提供なら

半グレや暴力団にもしていますから→

ゴミ掃除は簡単なんです。

あんた 一体 何がしてえんだよ?

この町のヤンキーたちが

全員 僕の下にいること。

大事なのは それだけですよ。

どんな手を使ってでも… ね。

どんな手を使ってでも… ね。

じゃあ グランドクロスが

あんたの望みに応えることはできなそうだ。

♬〜

取引不成立ということですか?

下とか上とか 興味ねえし→

金積まれて尻尾振る気もねえんだよ。

(大門)翔さん だったら こいつ

この場でやっちまいましょうや。

タダで帰す必要なんかねえっすよ。

短絡的ですねえ。

ここで僕に手を出すと→

報復のターゲットは

グランドクロスだけじゃなくなりますよ。

皆さんのご家族…。

それから 山田達人くんも…。

てめえ…!

やめとけ 大門。

翔さん でも…!

(聖人)大門くん。

翔くんは それどころじゃなさそうですよ。

えっ?

(紅子)翔!

翔さん?

(紅子)翔!

ハハハハ…! わかりましたか?

これが 伝説の頭の 今の姿です!

ハハハハ…!

どうです? 協力してくれませんか?

…無理です。 僕にはできません。

あなたの決断一つで

いろんな人に迷惑がかかるのに?

あなた自身も

ひどい目に遭うかもしれませんよ?

僕がひどい目に遭うのはいいんです!

だから 街スケにも 彩姐にも

手出しはしないでください!

(茶門)わかりませんねえ。

(茶門)わかりませんねえ。

ほんの少しだけ協力してくれれば

嫌な思いをしなくて済むのに。

これ以上 自分を嫌いになりたくないんです。

(茶門)はあ?

僕は 元々ヤンキーが嫌いだし→

翔さんのふりだって

好きでやってたわけじゃない。

でも… それでも 僕は→

ついこの間まで

グランドクロスの仲間だったんです。

ついこの間まで

グランドクロスの仲間だったんです。

秘密がバレたら

手のひら返されると思うけどねえ。

だとしても

みんなを裏切りたくありませんから。

(茶門)そうですか。 では これで失礼します。

えっ?

突然 押しかけて 無理な相談をして

申し訳ありませんでした。 それでは。

あの…。

あいつのミッションはクリアしたから。

今のやり取り

ぜーんぶ カメラに録画されてたしね。

録画!?

君がどう答えようと

顔がそっくりなアイドルオタクが→

翔ちゃんに成りすましてた証拠は

撮れたからさ。

グランドクロスの看板にヒビ入れるのには

十分でしょ。

案外 骨あんじゃん。

案外 骨あんじゃん。

ビビって言いなりになるかと思ってたけど

ちょっと見直しちゃった。

それに免じて忠告しとくけど→

もう 翔ちゃんのふりするのは やめて→

金輪際 俺らヤンキーとは

関わるの やめときな。

これから しばらく危多漢闘は荒れるし→

この家だって 安全じゃないことは

今日のことで わかったでしょ?

だから…。

下手にウロチョロしてっと 俺→

たっちゃんの顎 外しちゃうからね。

♬〜

(カメラのシャッター音)

(カメラのシャッター音)

(カメラのシャッター音)

何してんだよ ナオ…。

(綾小路直子)うおっ! 痛っ…。

つか こっちのセリフだし。

紅子さんから

「翔が会いたがってる」って連絡来て→

来てみたら 寝コケてんだからよ。

ばあちゃんの仕業かよ…

人が発作起きてる間に…。

発作? 何? それ。

…っていうか あんた 怪我は?

…っていうか あんた 怪我は?

ついこの間 ボッコボコにやられてたのに。

なんで? 痕も何も全然…。

それ 俺じゃねえから。

はあ?

俺のふりしてた 俺のそっくりさん。

ハハッ… マジ寝ぼけてんの?

ねえ どんな夢 見てたの?

かわいいなあ もう。 はいはい。

寝ぼけてねえし マジなんだわ。

ここ何カ月間か

別の奴に 俺のふりしてもらってたんだよ。

ここ何カ月間か?

バイクでコケて 入院してからな。

その時 俺に顔だけそっくりな

達人って奴と知り合って…。

ちょちょちょ… ちょっ… ストップ。

ちょちょちょ… ちょっ… ストップ。

達人? はあ? 何? それ。 どういうこと?

ヤンキー狩り騒動で やられたのは?

達人。

ちょっと前に 刑事に呼ばれて→

警察署 行ってたのは?

達人。

一緒にクラブ行ったり→

わけわかんねえ格闘技大会の

スカウトが来た時に 話 聞いてたのも?

それも達人。

じゃあ… この部屋で

何回か二人きりになってたのって…。

達人だと思うけど→

達人だと思うけど→

俺 二人きりになったとか聞いてねえわ。

キスとかしちまった?

してねえし! バカじゃないの!?

するわけないじゃん!

つか ふざけんなよ! はあ!?

なんなんだよ!? それ!

なんで 私にまで黙ってたんだよ!?

知ってる奴

なるべく少ねえほうがいいと思ったのと→

入院したあと

病気も見つかっちまったからさ。

病気?

ナルコレプシーっつって

発作で 急に寝落ちしちまうんだわ。

さっきも 人と話してる時

急に寝コケちまった…。

ちょちょ… ちょっと黙って…。

情報量多すぎて ついていけねえから。

だから 俺 今までどおりにいかねえんだよ。

ヤンキー続けるのも

グランドクロスの頭やるのも…。

だから 黙れって!

だから 黙れって!

なんなんだよ もう! ふざけんなよ マジで!

いきなり こんな話さあ…!

そりゃそうだよな。 でもよ…。

うるせえな!

なんで そんな大事なこと 私に…!

ごめんな 黙ってて。

♬〜

ひどいよ… 翔。

(紅子)おおっ…。

♬〜

バカ孫。

女の子 泣かすような半端者に

育てた覚えはないよ 私は。

ばあちゃん…

寝起きサプライズは ひでえよ。

ばあちゃん…

寝起きサプライズは ひでえよ。

ちゃんと話せってつもりで

あいつ 呼んでくれたんだろうけどさ。

あんたがズルズル秘密にしてるのが悪いの。

大門には 私から話しといたけど

ショック受けて 帰っちゃったわよ。

グランドクロスは

これからどうなるんだって。

だよなあ…。

俺が黙ってても さっきの聖人って奴に

全部 バラされちまうんだろうし。

バラされたらバラされたで

仲間にちゃんと頭下げな。

直子には 黙ってたこと

私から きっちり謝っとくから。

(小百合)お疲れさまでした!

(史帆)お疲れさまでした!

ああ おなかすいた〜。

終わった 終わった〜。

何 食べる?

彩 あのさ…

なんか 変なことに巻き込まれてない?

変なことって?

グランドクロスの伊集院翔と関わった

何かとか…。

グランドクロスの伊集院翔と関わった

何かとか…。

この間 彩が

レッスン サボって帰っちゃった日→

すれ違った人いたでしょ?

失礼。

あのあと いろいろ聞かれたの。

彩と伊集院翔の関係とか。

そうなんだ…。

お願いだから

これ以上 変なことに首突っ込まないで。

この間のあの人って 何者なの?

この間のあの人って 何者なの?

聖人さんって呼ばれてる

うちの事務所の大口スポンサー。

私も 詳しくは わかんないけど

なんか怖い人だよ。

(茶門)「顔がそっくりだという理由で→

彼に成りすますよう

無理強いされたんでしょう?」

偽者だって。

「翔さんのふりだって

好きでやってたわけじゃない」

(加瀬木泰三)

まさか 陰キャのアイドルオタクが→

(加瀬木泰三)

まさか 陰キャのアイドルオタクが→

伊集院翔に成りすましてたなんてな。

(小金呉夫)それだけじゃねえ。

翔の野郎

ずっと病気で引きこもってたんだと。

(加瀬木)こりゃグランドクロスも終わりだな。

(桜井亮太)

きっちり説明してくださいよ 翔さん。

なんで 俺らに黙ってたんすか?

(塚尾貞治)大門 てめえもだよ。

俺たちが信用できなかったってのか?

口止めしてたのは俺だし

病気のことは大門にも隠してた。

口止めしてたのは俺だし

病気のことは大門にも隠してた。

だから 大門を責めるのは やめてくれよ。

(黒田剛志)成りすましの件

一人だけ知ってたんですよね?

(黒田)なんで 俺たちは

蚊帳の外だったんですか?

うまく説明できねえけど→

あの時 俺と顔がそっくりな奴がいてくれて→

ごまかせるかもなって思っちまったからさ。

顔がそっくりってだけで

気がつかなかった俺たちは→

バカ丸出しだったってわけですか?

バカ丸出しだったってわけですか?

(大門)そういう意味じゃねえよ。

翔さんは お前らに心配かけたくねえから

それで…。

(亀井礼音)ふざけんじゃねえぞ。

(亀井)じゃあ 病気のこと黙ってたのは

なんなんだ? ああ?

ヤンキー続けられねえって

わかってたんだろ?

グランドクロスを守るもクソも

ねえだろうがよ!

(小見田信造)

俺ら ずっと一緒にやってきたじゃないすか。

(小見田)なのに… なんで

もっと早く教えてくれなかったんすか?

(小見田)なのに… なんで

もっと早く教えてくれなかったんすか?

…すまねえ。

(殴る音)

(大門)おい 丸川!

大門! いいよ。

(大門)翔さん…。

お前らも 気の済むまで殴っていいぞ。

(丸川 敦)俺は…→

グランドクロスが

自分の居場所だと思ってた。

グランドクロスが

自分の居場所だと思ってた。

翔さんと このチームの仲間のためなら

命だって懸けられるって…。

なのに… ひでえじゃねえか。

こんなんで

これから どうしろっていうんだよ?

♬〜

♬〜

(大門)おい… お前ら!

♬〜

悪いな 大門。

悪いな 大門。

何もかも 俺のせいだ。

病気 隠してたこと

お前も むかついてんだろ?

♬〜

俺のことシメて

お前が チームの二代目 張ったらどうだ?

♬〜

♬〜

むかついてますよ!

紅子さんは ともかく→

そっちは達人にだけ打ち明けてた

ってのが 特に。

♬〜

でも…!

それ以上に 俺は 翔さんのことも

グランドクロスのことも好きなんすよ!

♬〜

♬〜

俺は 伝説の頭 翔 率いる

グランドクロスの副長っす!

♬〜

最後の最後まで。

(ため息)

そうか。

ありがとな。

ありがとな。

(聖人)すいませんね。

突然 連絡して 押しかけてしまって。

突然 連絡してきて→

「家に上げなきゃ ヤンキー 襲撃に向かわせる」

とか言われたら→

上げるしかないじゃないですか。

(聖人)先日 東城くんと うちの茶門が

押しかけてきたでしょう?

警戒して 居留守を使うんじゃないかと

思いましてね。

それで なんの用ですか?

グランドクロス潰しに 僕を利用する計画は

もう済んだんでしょ?

グランドクロス潰しに 僕を利用する計画は

もう済んだんでしょ?

なぜ グランドクロス潰しの協力を断ったのか

君に直接 聞いてみたかったんです。

山田達人くん。

理由なら もう話しましたよ。

僕は…。

グランドクロスは仲間だったから… ですか?

でも 向こうは 君にだまされていたと知って

怒り心頭なのでは?

でも 向こうは 君にだまされていたと知って

怒り心頭なのでは?

身勝手な連中ですよね。

君は 巻き込まれただけなのに。

まあ 仕方ありませんよ。

ヤンキーはクズなんですから!

えっ…?

善良な一般市民に迷惑ばかりかける

ゴミです。

この町には

そんなゴミクズがウヨウヨしてる。

君だって

そう思いながら生きてきたんでしょう?

君だって

そう思いながら生きてきたんでしょう?

うっ…。

失礼。

とにかく 僕は 君と同じく

「ヤンキーが大嫌いだ」ということです。

連中は やたらと

仲間だとか絆だとか言いますが→

そんなもの 簡単に壊れるって

僕が証明しますよ。

あなたは…→

ヤンキーを

自分の配下にしたいんじゃないんですか?

ヤンキーを

自分の配下にしたいんじゃないんですか?

ああ…。

君になら 話してもいいかな。

それは表向きの話です。

表向き? じゃあ 何を…?

僕の目的は

ヤンキーの世界を支配することじゃない。

崩壊させることです。

♬〜

♬〜

(桜井)ああ?

なんだ? おめえら。

(小金)賞金稼ぎでーす。

(黒田)えげつねえ額だな おい。

こっちの言うこと聞いてくれりゃ

怪我しなくて済むんだけどな。

そのほうが こっちも楽だしよ。

なんだ? そりゃ。

なんだ? そりゃ。

この場で土下座して 誓うんだよ!

「聖人さんの犬になりまーす」って…。

(殴る音)

なめてんじゃねえぞ コラァ!

(殴る音)

(聖人)おやおや…。

素直に土下座する奴は さすがにいませんか。

(東城)複数相手に

ひるむような連中じゃないからねえ。

グランドクロスの幹部メンバーは

全員 それなりに名前が売れてるんで。

(聖人)賞金の支払い条件は

土下座している動画を拡散させることです。

(聖人)賞金の支払い条件は

土下座している動画を拡散させることです。

襲うほうも それなりに必死にやるでしょう。

まあ このゲームを盛り上げるための

追加ルールも考えてありますしね。

追加ルール?

(聖人)ええ。 グランドクロスのメンバーが

こちらに寝返って→

他のメンバーを賞金首として狩れば…。

(指を鳴らす音)

倍額ゲットです。

(東城)仲間割れ狙い… かな?

(東城)仲間割れ狙い… かな?

このルールが周知されれば

チームの下っ端連中も こぞって動きだす。

フッ…。

昨日まで 仲間だ友達だと思っていた奴らが

争い合うんですよ。

最高に面白くなりそうでしょう?

あの… お言葉ですが→

そのルールは 穴というか

欠陥があるんじゃないかと。

賞金ゲットのために 仲間同士で

イカサマし放題になっちゃいますし。

賞金ゲットのために 仲間同士で

イカサマし放題になっちゃいますし。

(殴る音)

(聖人)イカサマだろうと なんだろうと→

土下座して 僕に忠誠を誓う動画が

拡散されればいいんですよ。

穴も欠陥もありませんよ。

はい… 申し訳ありません。

あの… 今 殴られた分のお金は…?

あの… 今 殴られた分のお金は…?

(舌打ち)

東城くん

この人 病院送りにしてください。

(東城)はあ?

(茶門)あの…。

その顔 見飽きました。 もう用済みです。

(東城)ちょっと…

そんなこと 急に言われてもね…。

茶門。

(指を鳴らす音)

君から襲いかかれ。

そうすれば 勝敗に関係なく→

あなたが抱えている借金

全部 肩代わりしてあげましょう。

ほ… 本当ですか?

もちろんです。

もちろんです。

だから 死ぬ寸前までやれ。

ああーっ!

アハハハ…! ハハハ…!

ちょっと ちょっと… 聖人さん?

(聖人)遠慮なく半殺しにしていいですよ

東城くん。

彼はね 借金まみれで

一家心中寸前だったところを→

僕が拾ったんです。

金のために 僕の犬になったんです。

ああーっ!

ほら もし 東城くんに勝ったら

借金返済に賞金も上乗せしますよ。

家族のためなんだ! 許してくれーっ!

家族のためなんだ! 許してくれーっ!

ううっ…!

(蹴る音)

(茶門)うわっ…! うわあっ…!

ああーっ!

ハハハハ…。

うっ… ああっ ああっ…!

(聖人)フッ… ハハハ…。

借金返済 おめでとう。

うわあっ…! ああっ ああっ…!

うわあっ…! ああっ ああっ…!

おう。

「おう」? …じゃねえわ!

こっちは むかついて むかついて

むかつきすぎて→

けじめつけに来たんだわ。

(大門)直子さん あの…→

翔さんと俺 今 チームのことで

結構 メンタルやべえ…。

翔さんと俺 今 チームのことで

結構 メンタルやべえ…。

うるせえな! てめえ 黙ってろ。

(直子)翔… あんた 私のなんなのさ?

ああ? 彼氏?

だよなあ?

じゃあ 彼女の私に ひでえ隠し事して→

許されてえのか… フラれてえのか→

許されてえのか… フラれてえのか→

はっきり言ってみろよ!

そりゃ… 許されてえだろ。

じゃあ… けじめに3発 入れっから。

はあ?

(頭突きをする音)

♬〜

♬〜

すっきりした…。 許す。

ああ…。 嬉しいけど→

久々に食らうと やべえな お前の頭突き。

それ 3連発って…。

文句 言える立場じゃねえだろ! バカ翔!

わかってるって。 はあ…。

じゃあ…→

バカついでに

一つ 頼み 聞いてくんねえか?

バカついでに

一つ 頼み 聞いてくんねえか?

(直子)何?

直子さん! その前に

俺にも けじめの頭突き 入れてください!

黙ってたのは 俺も同罪なんで。

(直子)てめえ いい根性してんじゃねえか。

大体 てめえ→

翔に成りすましてた

アイドルオタクに合わせて→

自分もファンとか言いやがってよ!

手の込んだ嘘 ついてんじゃねえぞ コラァ!

キョーコ先輩推しなのは ガチなんで…。

余計 むかつくから てめえは4発な!

余計 むかつくから てめえは4発な!

(頭突きをする音)

♬〜

(直子)で? 頼みって?

痛え…。

…にしても→

完璧に 元の山田達人スタイルに戻ったな。

まあ そのほうがいいや。

まあ そのほうがいいや。

翔さんも復帰したし→

今さら お前が

翔さんの格好をする必要もねえんだしな。

あの… すいません。

ああ?

僕が翔さんに成りすましてたこと

バレちゃって…。

賞金首扱いされてるって噂も聞いたし。

お前が 責任 感じることじゃねえよ。

でも 大門さんの その怪我だって…。

ああ… これは

直子さんにヤキ入れられただけだ。

ああ… これは

直子さんにヤキ入れられただけだ。

まあ これでチャラにしてくれたんだし

むしろラッキーだろ。

他のみんなは?

うーん… しかしよ…→

改めて見ると やっぱ すげえ部屋だよな

彩姐一色で。

最初 お前に翔さんのふりさせる

って話になった時→

俺 ぶっちゃけ

勘弁してくれよって思ったんだよ。

こんな ひ弱そうなアイドルオタクに

翔さんのふりなんか務まるわけねえだろって。

こんな ひ弱そうなアイドルオタクに

翔さんのふりなんか務まるわけねえだろって。

こっちは 翔さんからサポート頼まれてるし→

なんやかんやで

トラブル起きまくりだったしよ。

本当に… 今までバレてなかったのが

奇跡みたいなもんですからね。

奇跡じゃねえよ…。

翔さんが 病気のこと

お前にだけ打ち明けてたのも きっとさ…。

なあ…。

また ちょくちょく遊びに来ていいか?

俺 お前の大っ嫌いなヤンキーだし

迷惑じゃなかったらだけど…。

それは… 別に構いませんけど。

おう…。

じゃあ 今度は 街スケの話で盛り上がろうや。

あのさ… 達人。

あのさ… 達人。

はい?

無理やり 巻き込んじまったのに→

グランドクロス守るために 付き合ってくれて

ありがとな。

♬〜

やっと 俺を狙ってきたのかよ。

やっと 俺を狙ってきたのかよ。

(大門)それも

ブラッドマフィアのボスが直々にとはなあ。

よっ。

まあね。 でも 安心してよ。

俺は この子らの付き添いだからさ。

一応 保険として ついていくように

頼まれたからさ。

付き添いとか 寝言ほざいてねえで

かかってこいや 東城!

金ばらまきクソ野郎に尻尾振った てめえも

まとめて 全員→

金ばらまきクソ野郎に尻尾振った てめえも

まとめて 全員→

返り討ちにしてやんよ!

(紅子)客 来ないねえ。

店 閉めて 飲みにでも行こうか?

(可奈子)うん…。 なんか 最近→

町全体 どんよりしてる感じして 嫌っすね。

ヤンキーども ギスギスしてるし。

まあね。

でもさ うちらも それぞれ現役だった頃は→

抗争だの 取り締まりだので

空気 悪い時あったじゃん。

それと似たようなもんでしょ。

私の時は ママの世代より

過激じゃなかったですけどね。

私の時は ママの世代より

過激じゃなかったですけどね。

コラ。 調子 狂うから

「先輩」って呼びな。

えっ? でも いつも…。

だから 「先輩」って呼ばれて

「ママでしょ」までの一連がセットなの。

つまりは あんたも変わんなくていいし→

この町だって 簡単には変わらない。

変えられてたまるか…。

♬〜「バッキャロー!」

♬〜「惚れたら惚れた夜露○苦」

♬〜「わかりやすくかかってこい」

♬〜「わかりやすくかかってこい」

《元の生活に戻ったはずなのに…→

いろんな人が家に来て いろいろ言われて

頭の中がグルグルしてる》

(東城)金輪際 俺らヤンキーとは

関わるの やめときな。

ヤンキーはクズなんですから!

グランドクロス守るために 付き合ってくれて

ありがとな。

《もういい…! もう 何も考えたくない》

《僕には もう

全部 関係ないことなんだから!》

(チャイム)

(チャイム)

また…?

(携帯電話の振動音)

もしもし?

「今 家の玄関にいるんだけど」

…えっ? なんで?

こういうのも

おあいこって言うのかな?

えっ?

私は 山田達人と伊集院翔が同一人物だと

思い込んでたし→

逆に あなたは

別人だと思って 気づかなかったんでしょ?

街スケの藤谷彩が→

小学校の時に 自分が

いじめっ子から助けた女の子だったって。

やめろ! 返してやれよ!

やめろ! 返してやれよ!

(男の子)返せよ!

仕方ないよね。

あの頃 私 かなり太ってて

眼鏡もかけてたし。

ぶっちゃけ 何回も顔合わせてんのに

気づかれないもんだなあとは思ってたけどね。

痩せられたのは嬉しかったけど→

全然 気づいてもらえないのも

それはそれで 寂しい気もしたし。

いや… それは ほら…

アイドルの衣装だったし。

いや… それは ほら…

アイドルの衣装だったし。

そっちが伊集院翔のふりしてる時→

私服でも会ってたけど?

いや でも… 名字も違ったし。

すいません…。

別にいいよ。 最終的には

自力で思い出してくれたし。

…ごめん。

だから 「勘違い」と「気づかなかった」で

おあいこでしょ?

そうじゃなくて…。

僕が こんな奴になってて… ごめん。

彩ちゃんが

翔さんと僕を同じ人だと思ったのって→

顔が そっくりだったからだけじゃなくて→

あの頃の僕のこと

覚えててくれたからでしょ?

…うん。

…うん。

私にとって

たっちゃんはヒーローだったから。

♬〜

僕は 中学の頃から いじめに遭って→

不登校になったんだ。

外に出るのが怖くなって

親にも見放されて…。

外に出るのが怖くなって

親にも見放されて…。

街スケに出会って ファンになって

彩ちゃんを推し始めて→

グッズ買ったり ライブ行ったりして…。

それでも 外に出る度→

ヤンキーにカツアゲされて

踏みにじられて…。

自分でも思うんだ。

小学生の頃の僕は もっと勇気があって→

小学生の頃の僕は もっと勇気があって→

嫌なことにも つらいことにも

立ち向かえてたはずなのに→

なんで こんな…→

弱くて みじめで→

逃げることばっかり考える人間に

なっちゃったんだろうって…。

彩ちゃん?

あっ…。

直子経由で 翔さんの伝言 もらったの。

「達人を助けてやってほしい」って。

「達人を助けてやってほしい」って。

だから うちに…。

違うよ!

ふざけんなって言いに来たの!

むかついたから…→

会って 一言 言わないと気が済まない

って思ったから来たの!

あなたが どんな気持ちで生きてきて→

なんで 死のうと思ったのかなんて

私には関係ない。

私の存在を 自分が死ぬための後押しに

勝手に使おうとしないでよ!

どうでもいいんだよ!

今のたっちゃんが

あの頃のたっちゃんより弱いことなんて。

今のたっちゃんが

あの頃のたっちゃんより弱いことなんて。

どっちも同じたっちゃんなのに…→

自分で自分のこと 嫌ってるだけでしょ!

彩ちゃん…。

私が怒ってるのは→

それを言い訳にして

自分の人生から逃げ出そうとしてること。

私のファンならさ…→

ダセえ生き方してんなよ!

ファンに

生きる勇気を与えることができないなら→

ファンに

生きる勇気を与えることができないなら→

私も アイドルなんかやってる意味ないじゃん。

♬〜

(携帯電話の振動音)

(携帯電話の振動音)

はい… もしもし…。

「達人… 大門がな→

大怪我して 病院に運ばれた」

どこの病院ですか!?

♬〜

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