All language subtitles for Kinshichou.Paradise.Shibuya.kara.Ippon.EP06

（シャッター音）

はい　階段　気をつけてね。

気をつけて　よいしょ　よいしょ。

かわいいんだけど。
やばい　やばい。

これ　ちょっと貸して。

取っちゃえばいいよね
取っちゃえばいいよね。

ほら　笑顔　笑顔！

（連写音）

中学生がハンパない。
ねえ　やばいよね　バカだよ。

ホントにバカ。
この少年　終わったね。

終わりだね。
うわぁ　バカだな。

皆さん　これ　見た？　これ
やりようばい　やりようばい。

見た？

見ましたよ。
えっ　これも　例のＱＲコード？

いや　これ　違うんよ。
白昼堂々とやりようけ

みんな　ケータイで撮り放題なんたい。
いや～。

皆さんも　「錦糸町　モニュメント　破壊」で
検索したら　すぐわかるけん。

ちょっと見てみて。
犯人が　まさかの中学生。

（かおる）さすが我が街　錦糸町
誇らしいねぇ。

（なみえ）誇らないでください。
クリーナーあるよ。

うん。
はい　これ　今日の資料。

裕ちゃんさんと一平さん。
大助さんは　こっち。

はい　ありがと～。
送っていきましょうか？

あ～　大丈夫　大丈夫。

はい　いってきます！
（２人）いってらっしゃい。

いってきます。
（２人）いってらっしゃい。

いってきます。

ホントは　安心したんじゃない？

は？

バスケ…
続けなくてよくなったから

～

失礼します。
失礼します。

（２人）せ～の。

よしっと…。

はい。
はい。

失礼します。
お願いします。

えっと　それでは
メールで打ち合わせたとおり

始めちゃって大丈夫ですかね？
はい。

写真　お好きなんですね。

はい　趣味で。

こんないい写真撮るんだったら
プロになれそうっすね。

いえいえ　無理ですよ。
そうなんですか？

はい。
なんとなく

雰囲気がいい感じするんすけどね。

雰囲気？
そう　雰囲気。

ほら　なんか　この写真なんか
よくないっすか。

触っちった。
匂いは？

へ？
匂い。

匂いは…。

ちょっとわかんないです。

やっぱりダメか。

これ　いいですか？

あ…　はい。

なんか　鋭いっていうか

全部の情報量が
一気に流れ込んでくるみたい。

ありがとうございます。

すみません。
偉そうなこと言っちゃって。

あ　いえ　そんなことないですよ。

この写真は　僕じゃなくて

僕の憧れの写真家が撮ったんです。

僕も同じ印象を持ちました。

写真　お好きなんですか？

好き　かな。

撮るのも？
いや　カメラとか持ってないんで。

ちょっと待ってください。

ここ　すごくいいお店なんで
行ってみてください。

あ　はい。

えっ？
あ　どうも。

どうして？

ここで　僕　バイトをしてるんです。

あぁ…。

あぁ　すみません。

ナンパって思われたら
どうしようかなって

言えなかったんです。

でも　ホントに
いいカメラはそろってるんで。

あ　はい　ぜひ。

はい

フィルムってやつですか？

はい　初めて買ったカメラです。

カメラねぇ。
持ってるけど全然使ってないな。

一平の撮る写真
全部ブレてそうだよな。

そんなことないっすよ。

大丈夫ですよ。　ブレてても
ステキな写真になります

って教わりました。

だそうですよ　裕ちゃん。
は～い。

わぁ　スカイツリーだ。

どうしよ　じゃ　ちょっとここ
立ってもらっていいですか？

はい。

いい感じ。
私も撮ります。

あ　回しましょうか？
これで合ってる？

あぁ　合ってる。

（綾）あ　すごいよさそう！

はい　笑ってください。
（隆之）はい。

（綾）おぉ！

いい音ですね。

おぉ！

それ　おいしそう。

あぁ　かわいい！

やっば　これ　あれじゃない？

キツネの　キツネ…。

キツネだっけ？
キツネじゃなかったっけ？

これは　犬じゃない？
犬か。

わかんない…。

はい。

えっ？

いい　いい

捨てちゃってください。

えっ？

捨てちゃってください。

了解です。

１つ　質問してもいいですか？
はい？

この男の人は　彼氏さんですか？
おい！

あっ　違います。

そう見えるかもですけど…。
はぁ～ん。

尊敬する人　って感じですかね。

尊敬って　どんな人なんですか？

ん～　よくわかんない人ですね

なに　考えてるのか…。

それって　尊敬できます？

できますよ。

わかんないのが　魅力になって

すてきに見えるんですから。

う～ん…　どれも　よくないな～。

そうなの？

画角とか雰囲気は　いいんだけど

匂い　っていうか…　う～ん
なんか　感じないんだよな～。

匂い？
うん。

（綾）えっ　写真の匂いって　何？

その人が
どういう意思で　撮ってるのか？

怒ってるのか
うれしいのか　悲しいのか…。

強烈な意思っていうか

そういうのが
匂わないんだよな～。

ちょっと　わかんないな…。

この間
見てた写真には感じなかった？

う～ん…。

あっ　あったかも。

それ　俺は　匂い　って
言っちゃうんだけどね。

それ　いいね

（綾）これも
捨ててもらってもいいですか？

はい。

いっぱい捨てますね。

もう
捨てなくちゃいけないって…。

やっぱ　彼氏？
一平！

帰ってこなくなっちゃったんです
海外に行ったきり…。

隆之：もっと
いろんな写真を　撮りたくてさ。

そうなんだ…。

せっかく　仲よくなったのに
さみしくなりますね。

そのうち　帰ってくるよ。

（シャッター音）

なに？　急に…。

これが　撮りたかったかも。

えっ？

ありがとう。

もう１枚。

（シャッター音）

はぁ…

（綾）彼氏でもなかったし

そういう関係でも
なかったんですけどね…。

なんとなく　忘れられなくて…。

プラトニーすぎ
錦糸町ぽくない。

勇気出してたら
何か　変わってたのかな～って

考えてばかりです。

連絡なくて　さみしくなって

ず～っと　考えちゃって…。

まあ
そういうことってありますよね。

（なみえ）今日のお題は
恋愛で困ったこと～！

早速　お便りを読んでいきます。

「いい感じだった
彼とのことで困ってます。

夢を追っている彼に影響を受け
同じ夢を一緒に

追いかけようとした私。
ところが　彼が　突如

海外に行くと言いだしました。

（なみえ）私も何もかも捨てて
ついていくべきか

それとも　ここに
とどまるべきか迷っています」。

ああ　難しい問題やね。
よし　俺が…。

結局ね
こういうところなんですよ。

世の中ではね　その…
いくら女性が社会進出しようが

ねっ。　女性の権利が強くなった
と言われようが　こういう

男性の好き勝手な行動に
振り回されちゃってるのは

いつも女性やし
こういう男に流されてるのも

いつも女性なんですよ。

まあ　特にね　結婚を考えると
どうしても　こうなっちゃうのは

わからないでは　ないけれども
それでも私は

ついていくべきか
それとも　行かないのか。

この二択になっちゃうのが
わからない。

（なみえ）だってさ
従順なようでいて

なんか期待してるやん。

行ったら　なんか　ええこと
あるんちゃうやろか？

行けへんって言うたら
相手も行くん

やめてくれるんちゃうやろか？

裕ちゃんのために
掃除屋　継ぐことにした。

バスケは　やめるわ。

私も…　おじいちゃんの喫茶店
継ぐことにしたんだ。

お互い　忙しくなるね

それで思いどおりに
ならないからって恨むのは

悪い意味で相手に委ねすぎてる。

自分が悪いのに　それ　筋違い
違うんですか？　と

私は思うんですよ。
いや～　いいこと言うね。

（かおる）
深いね　なみえちゃん。　今。

（なみえ）はい？
（かおる）へっ？

じゃあ　こっちのほうも
やっちゃいますね。

やっぱり　もういいです。
ここまでで。

なんで？

最後まで片づけたほうが
いいですよ。

このまんま
ここに居続けるにしろ

どっか他のところに
行くにしろ　片づけなきゃ。

なんにも始めらんないっすよ。

自分も…　そう思います。

～

ちょっと待ってよ。

かわいくしてあげるって
言ってんじゃん。

やめてよ！
じゃ　始めます。

切っちゃって。
肌　きれいなんだから…。

ねぇ…　やめて…。

えっ　いいじゃん。
かわいくなるんだから。

やだ…。
ちょっと待ってよ。

うっ…　やだ！

麻衣！

じゃあ…　車　回してきちゃいます。

はい。
うっす。　じゃ　失礼します。

ありがとうございました。

あの…。

やっぱ　このカメラ捨てるの
なしにしません？

えっ？

一度　未来を想像しません？

どんな未来にしたいのか。

綾さんは　これから　きっと
すてきな人生を送るんです。

その人と一緒にいたいのか

それとも
別の人との未来がいいのか。

どこにいたいのか
何をしていたいのか。

今は難しいかも
しんないですけど

無理やり　想像しちゃいましょう。

はい。

そんで　やっぱり
いらないなって思ったら

捨てちゃえばいいんですよ。

～

ありがとうございます。

いけ　いけ　いけ…。

いけ　いけ…。

あぁ　惜しい　惜しい。

本日は　ありがとうございました。

また　何かあったら
よろしくお願いします。

はい。
あっ　手伝いますか？

大丈夫です。

僕らも　立ち止まってるんですよ。

えっ？

今日　ここには　いないんですけど
あともう１人いて

僕ら３人
立ち止まってるの知ってて

誰も
言いだせないままなんですよ。

今は
いっぱい立ち止まりましょう。

そんで　いつか
でっかいジャンプして

立ち止まった分
チャラにしちゃいましょう。

はい。

じゃ　失礼します。

大助さん　なんか今日
いいことありました？

なんで？
いや　なんかさっきニヤニヤしてた。

いや　別に。

あぁ　そうっすか。

あっ　俺ここで。
あっ　はい　はい…。

よし…。

いきますよ…　よいしょ。

そんじゃ　またね。
おっ　じゃあね～。

お疲れっす。

いつも　どこ行ってるんすかね？

知らねえ。
心音さんとこ　行きます？

あっ　いい　いい…。
ケンカ？

かな…。
珍しい。

どうしたんすか？

仲直り　してくださいよ。

（シャッター音）

はい　次の投稿で～す。
はい　はい。

先週
夢を追って遠くに行った彼を

追いかけるべきか　どうか
相談した者です。

（なみえ）はい　はい　はい…。
（かおる）あぁ。

（なみえ）あの人ね。
（かおる）うん。

変な掃除屋さんに会って
勇気をもらいました。

その人たちは
とても楽しそうに仕事をしてて

仲間を大切にしてました。

私も一緒に笑いながら
部屋の掃除をしました。

どうしたらいいのか
わからない私に

いっぱい立ち止まりましょう
そんで　ジャンプして

立ち止まった分
チャラにしちゃいましょうって

言ってくれました。

（かおる）あぁ　いいこと言うね。

（なみえ）怖かったけど
勇気を出してジャンプしました。

そしたら　今　チャラじゃなくて

おつりが来るくらいに幸せです。

（かおる）うわぁ
こら　いい話だね～。

これやけん　ラジオはやめられんね。

えっ　なみえちゃん
泣きよると？

泣き　思いっきり泣き。

えっ？
えっ…。

えっ　ねぇ　これ…。

例のやつの新ネタじゃない？
うわっ　ホントだ。

橘さん…。
はい。

そろそろ
いいことがあると思いますよ。

そうですか。