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(悲鳴)
[あなたを 釘付けにする 実録 心霊ドラマが 続々 登場]
「何か 暗くないですか?」
「聞こえるだろ?」 「あの音だよ!」
「隣の方って 男性じゃないですよね?」
「ずっと 見てんの」
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
「肩 とんとんって」 ♬「うしろの しょうめん…」
「ただいま」 「何? 変なの 連れてきて」
「背中 寂しいわよ」
「いつもは 見掛けない女性と 二人きりでした」
「このロッカーが どうかしたの?」
「このロッカーが どうかしたの?」
「ホントに いたんです」 「絶対に おかしいって」
(スピーカー)(教授)次回 この GDPの チャートや GDIについて…。
(肇)[これは 僕が大学生のときに 体験した出来事です]
[講義は 全て リモートへと変更]
[アルバイトも 飲食業だったため 中断]
[アルバイトも 飲食業だったため 中断]
[住んでいた部屋の 家賃は 高い気が してきたのです]
(中島)これなんか どう? ぴったりだと 思うんだけど。
(肇)ああー。 ちょっと 大学から遠いですかね。
(中島)自転車 持ってないの? (肇)いや。 ありますけど。
(中島)なら 平気よ。 じゅうぶん 通学できる距離だから。
(中島)部屋も 広いし。➡
(中島)部屋も 広いし。➡
エアコン完備で ケーブルテレビまで ついて この値段って➡
相当 お手ごろだと思うけどなぁ。 (肇)確かに。
(肇)何か 暗くないですか?
(中島)ああ ああ。 裏に 病院があるから ちょっと➡
影に なっちゃってんのよ。 (肇)そうなんですか。
(中島)じゃあ 行くわよ。 (肇)えっ?
(中島)えっ? (肇)えっ?
(中島)内見よ。 (肇)ああ。
(中島)早く決めないと。 すぐ 誰かに取られちゃうわよ?
(肇)ですよね。
(中島)はい。 行きましょう。 (肇)はい。
[結局 僕は その部屋を 借りることにしました]
[結局 僕は その部屋を 借りることにしました]
[ですが そこは➡
住んではいけない 物件だったのです]
(2人)せーの。 (男性)上 注意で。
(肇)あっ。 それ こっちで お願いします。
(男性)はい。 (男性)了解です。
(肇)適当に お願いします。
(スピーカー)(着信音)
(肇)ういっす。 (スピーカー)(美咲)お疲れ。 引っ越し どう?
(肇)今 まさに 最中。 (スピーカー)(美咲)おっ。 そっか そっか。➡
(肇)今 まさに 最中。 (スピーカー)(美咲)おっ。 そっか そっか。➡
あっ。 ごめんね。 手伝いに 行けなくて。
(肇)いいよ。 県またぎに なっちゃうし。➡
っていうか どっちみち 来られなかったろ?➡
おじいちゃん 一緒に 住んでんだからさ。
(スピーカー)(美咲)来年 80だからね。➡
私が 持ち帰っちゃったら ヤバいし。
(肇)うん。 だよな。➡
あっ。 それ こっちで お願いします。 (男性)はい。
(肇)それは ちょっと 奥の方。 (男性)はい。
(肇)ありがとうございます。 (スピーカー)(美咲)ごめん ごめん。➡
忙しそうだから また かけるね。
(肇)あっ。 そういえばさ バイト 再開することになったわ。➡
(肇)あっ。 そういえばさ バイト 再開することになったわ。➡
店長から 連絡 来た。
(スピーカー)ああ。 えっ? いいね テークアウト。 (肇)でしょ?
<(男性)すいません。 (肇)はい。
(男性)最後 サインだけ お願いします。
(肇)はい。 ごめん。 切るわ。 じゃあ。
(スピーカー)(美咲)あっ。 はい。 バイバイ。
(肇)バイバイ。 (スピーカー)(通話を切る音)
[少しずつではあるものの➡
色々なことが いい方向に 動きだしている]
[そんなふうに 思えてきました]
[ですが その夜]
[ですが その夜]
(肇)あっ!?➡
痛え。
♬~
♬~
♬~
<(落ちる音) (肇)えっ?
<(引きずる音)
痛たた。
何だよ こんな時間に。
<(引きずる音)
<(引きずる音)
♬~
♬~
[昨夜のことが 気になった 僕は…]
[真上の部屋には 誰も 住んでいないようでした]
[ところが その日の夜]
<(落ちる音)
<(引きずる音)
[また 同じ時刻に あの音が したのです]
<(引きずる音)
[しかも…]
<(引きずる音)
<(引きずる音)
(絶叫)
[それからというもの 連日連夜➡
同じ時刻になると➡
天井の染みから 女が 顔を出すように なったのです]
[僕は 一睡も できなくなってしまいました]
(携帯電話)(通知音)
[せっかく 誘ってもらった バイトにも 顔を出せずじまいで]
[さらに 大学の方も…]
[さらに 大学の方も…]
(肇)えーっ? どういうことですか?
(スピーカー)(職員)ですから 出席してなければ➡
当然 単位は出ないわけで。
いや。 でも リモートで 毎回 受けてましたし。
(スピーカー)(職員)とにかく 出席の記録が 残ってないんで。➡
どうしてもっていうんでしたら 直接➡
担当の先生に メッセージ 送って 確認してください。➡
それじゃ。 (スピーカー)(通話の切れる音)
[この部屋に 越してからというもの➡
何もかもが うまくいかなく なってしまいました]
[そして…]
(携帯電話)
(携帯電話)(美咲) もう やっと つながった。➡
全然 返事 くれないしさ 心配してたんだよ?
(肇)あっ ごめん。
(携帯電話)(美咲)っていうか 大丈夫? ちゃんと 寝てる?
(携帯電話)(美咲)っていうか 大丈夫? ちゃんと 寝てる?
(肇)で 何?
(携帯電話)(美咲)あっ。 ほら。 制限も 少し 緩和されたしさ➡
そっち 遊びに行こうかと 思って。➡
最近 全然 会えてなかったじゃん。 (肇)あっ。
<(落ちる音) (悲鳴)
(携帯電話)(美咲)えっ…。 肇君? どうしたの? 大丈夫?
(肇)聞こえるだろ? (携帯電話)(美咲)何が?
(肇)あの音だよ!
<(落ちる音) (悲鳴)
(携帯電話)(美咲)えっ…。 肇君? どうしたの? 大丈夫?
(肇)聞こえるだろ? (携帯電話)(美咲)何が?
(肇)あの音だよ! <(引きずる音)
(携帯電話)(美咲)音?
(肇)来るんだよ 毎晩。 女が。 <(引きずる音)
(肇)来るんだよ 毎晩。 女が。 <(引きずる音)
(携帯電話)(美咲)女? 何 それ?
<(引きずる音)
(携帯電話)(美咲)えっ…。 ちょっと どういうこと?
(携帯電話)(美咲)肇君? 肇君?
<(肇の悲鳴)
<(肇の悲鳴)
(携帯電話)(美咲)えっ!? 何? どうしたの!? 大丈夫!?
(肇) ほら。 見ろよ ほら。 あそこ。
(携帯電話)(美咲)えっ…。 あそこって? どこのこと?
(肇)そこだよ。 そこから 女が 顔 出して…。
(携帯電話)(美咲)大丈夫? 肇君。 肇君? (肇)痛っ…。
(携帯電話)(美咲)ちょっと 肇君。 大丈夫なの?
(肇)お願いします。 (女性)ありがとうございます。
(肇)お願いします。 (女性)ありがとうございます。
(女性)ちょっと お待ちください。 (肇)はい。
(女性)先生。 すいません。 これって…。
(女性)そうですか。
(肇)あっ。 (石塚)ここですかね。
[施術が 始まったときのことでした]
(石塚)あなた 小田山コーポに 住んでるんですよね?
(石塚)あなた 小田山コーポに 住んでるんですよね?
(肇)そうですけど。
(石塚)なかったですか? 何か。
(肇)えっ? 何でですか?
(肇)教えてください。➡
あのアパート 何が あるんですか?
(石塚)実は あなたが住んでる 真上の部屋で➡
半年ほど前 若い女性が 亡くなってたんですよね。
半年ほど前 若い女性が 亡くなってたんですよね。
(肇)亡くなってた…?
(石塚)警察が すぐに来て しばらく 調べてたけど➡
事件なのか 事故なのか 結局 分からなくてね。➡
今でも その部屋は➡
誰にも貸せない部屋に なっているそうですよ。
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
<(物音)
♬~
♬~
(中島)そんな噂 聞いたことも ないけどね。
(中島)ヤマダ君。 もうそろそろ 片付けて。
[何かを 隠している。 そう 思いました]
[何かを 隠している。 そう 思いました]
[とはいえ 引っ越す費用もなく…]
(警察官)君。 何やってんの?
[結局は 住み続けるしか なかったのです]
<(落ちる音)
<(引きずる音)
<(引きずる音)
<(引きずる音)
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(絶叫)
♬~
♬~
<(ドアの開閉音)
♬~
♬~
♬~
♬~
(ドアの開く音)
♬~
♬~
♬~
♬~
(スイッチを押す音)
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
はっ!?
♬~
♬~
♬~
(チャイム) (美咲)肇君。
(美咲)私。 いないの?
(美咲)私。 いないの?
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(美咲)肇君! 肇!
(肇)美咲。
(美咲)何なの? ここ。
出ないと。 (美咲)えっ? えっ?
あっ…。 何で 開かないんだよ。
(美咲)開いて!
誰か! 助けて!➡
誰か!
誰か! 助けて!
(絶叫)
♬~
♬~
[翌日 不動産屋に➡
これまでのことを 全て話しました]
(中島)明け渡し書と 鍵返却書の➡
枠で囲ってある部分 書いてください。➡
敷金 礼金は ないので 特に 精算はありません。
[契約は あっさり 解消されました]
[その あまりの手際のよさに やはり あの部屋には➡
住んでは いけないと 確信したのです]
住んでは いけないと 確信したのです]
[あの部屋で かつて 何が起こったのか…]
[僕には 知る由もありません]
(一同)わーっ! よかった!
さあ ことしも ほん怖クラブの メンバーが➡
集まってくれました。 今のVTR 見て➡
集まってくれました。 今のVTR 見て➡
羽叶君。 どうだった? 怖かった? (羽叶)大丈夫です。
えっ? しがみついてたよ 僕に。
<しがみついてたの? どうだった?
(クレア)初めて来たときに 何か これくらいの染みがあって。
ホント? (クレア)ちょっと 穴が開いてて。
穴 開いてんの? (クレア)でも その…。
(一同)えっ!?
染みは 分かんないよね。 ホントに できた 染みかもしれないし。
(りりあな)もしかしたら コーヒーで こぼした 染みかもしれない。
(りりあな)もしかしたら コーヒーで こぼした 染みかもしれない。
それが…。
(りりあな)やだ。 怖い! ちょっと。 吾郎さん。
続いての 恐怖幽便を 読んでみよう。 彩生君。
(彩生)はい。 吾郎さん。
「これは 数年前の出来事です」
(美奈) [これは 数年前の出来事です]
(美奈) [これは 数年前の出来事です]
(さくら)ねえ。 今日 ママが お迎えに来る?
(美奈)うーん。 今日も おばあちゃんかも。
(さくら)そっか。 (美奈)ごめんね。
(さくら)ううん。
(美奈)あっ。 そうだ。➡
帰りに おばあちゃんと 駅で アイス 買っといでよ。
(さくら)いいの!? (美奈)いいよ。
(さくら)やった!
急がないと 遅刻しちゃう。 よし。 行くぞ!➡
おーっ! 急げ 急げ。
おーっ! 急げ 急げ。
(美奈)次に こちらの資料を ご覧ください。
[私は 正社員として働き始め 大きな仕事に 加わったばかりで➡
母に 娘の面倒を 見てもらうことが➡
多くなっていました]
(堀川)河野さん。 (美奈)はい。
(堀川)これから 駅前に できた カフェに 取材に行くんだけど➡
同行してくれる?
(美奈)はい。 分かりました。 (携帯電話)(バイブレーターの音)
(美奈)ちょっと すみません。 失礼します。
もしもし。 どうしたの?
もしもし。 どうしたの?
(香奈子)高熱の原因が 分からないから➡
念のため 3~4日 入院してくださいって。
(美奈)入院って。 今まで 一度も そんなこと なかったのに。
(香奈子)あの子 さっきまで ずっと 熱に うなされながら➡
「ママ ママ」って 言ってたのよ。 (美奈)ごめん。 遅くなっちゃって。
「ママ ママ」って 言ってたのよ。 (美奈)ごめん。 遅くなっちゃって。
(香奈子)ねえ。 この病院➡
親が 付き添っても 構わないんでしょ?➡
やっぱり 美奈が いてあげないと。 (美奈)うん。
(香奈子)仕事が 大変なのは 分かるけど➡
こんなときぐらい。 ねっ。
分かってる。
(香奈子) たった数日のことじゃない。
それぐらい どうにかしてもらいなさいよ。
[そして その数日の間に まさか あんな体験をするとは➡
夢にも思いませんでした]
♬~
♬~
♬~
(さくら)ママ。
(美奈)うん? どうした?
ママ。 隣にいるからね。 大丈夫だよ。
ねんねして。 (さくら)うん。
ねんねして。 (さくら)うん。
[その夜のことでした]
<(いびき)
[男性の いびきのような➡
低く くぐもった音が 聞こえてきました]
低く くぐもった音が 聞こえてきました]
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
[隣の人が いびきを かいているんだろう]
[私は そう 思いました]
「やだ。 何? 変なもの 連れてきて」
「このロッカーが どうかしたの?」 「ホントに いたんです」
♬「うしろの しょうめん だーれ」
(美奈)なので 今日は お休みを頂けたらと。
ご迷惑を お掛けして 申し訳ありません。
はい。 あっ はい。
はい。 資料は 今日中に まとめておきます。 はい。
はい。 失礼します。
(佐々木)何色にする? 色々あるよ。
(さくら)えーっ。 ピンク。 (佐々木)ピンクにする?➡
(さくら)えーっ。 ピンク。 (佐々木)ピンクにする?➡
お部屋 帰ったら 何 折る? (さくら)えっとね。 リボン…。
[そして その夜…]
<(いびき)
<(いびき)
また?
<(いびき) (うなされる声)
さくら。 大丈夫? 大丈夫?
<(いびき)
[そのときでした]
[誰かに 見られているような気が しました]
[誰かに 見られているような気が しました]
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
大丈夫 大丈夫。
[その晩は 一睡も できませんでした]
(堀川)まあ 本日は この辺で。➡
じゃあ 引き続き 皆さん よろしく お願いします。
(一同)はい。 (堀川)お疲れさまです。
(堀川)大丈夫? (美奈)あっ はい。
(堀川)何か 疲れてそうだから。 (美奈)ああ いえ。 大丈夫です。
(堀川)あんまり 無理しないでね。 (美奈)ありがとうございます。
<(さくら)ママ。 ママ。
おいしそうだよ。 (さくら)いらないの!
ほら。 食べよう…。 おいしそう。 (さくら)いらないの! いらない。
さくら。 すいません。 (佐々木)ああ。
(美奈)もう。 看護師さん 困らせちゃ 駄目でしょ。➡
(美奈)もう。 看護師さん 困らせちゃ 駄目でしょ。➡
すいません。 (佐々木)さくらちゃん➡
ホントに お母さんっ子ですね。 (美奈)いや。 いつも こんな➡
駄々こねる子じゃ ないんですけどね。 すみません。
(佐々木)初めての入院で 不安でしょうから➡
落ち着くまで できる限り そばに いてあげてくださいね。
分かりました。
退院されたんですね。
(佐々木)いえ。 病室を 移ったんですよ。
(美奈)あっ。 そうなんですか。 (佐々木)はい。➡
患者さんの 強いご希望で。
患者さんの 強いご希望で。
(美奈)あのう。 (佐々木)はい。
隣の方って まさか 男性じゃないですよね?
(佐々木)いえ そんな。 小柄な おばあちゃんだったじゃないですか。
(美奈)そうですよね。
(佐々木)じゃあ さくらちゃん。 頑張って 食べてね。➡
じゃあ 失礼します。 (美奈)ありがとうございました。
(キーボードを打つ音)
[また どこからか 視線を感じました]
[また どこからか 視線を感じました]
[誰も いないはずの 病室内]
[けれど 強い視線は➡
確かに この部屋から 感じるのです]
(さくら)ママ。
(美奈)うん? 起きたの? どう? 気分は。
(さくら)さくら。 いつまで ここに いるの?
(さくら)さくら。 いつまで ここに いるの?
(美奈)うーん。 お医者さんが もう 大丈夫だよって 言ったら➡
すぐ 退院できるよ。 (さくら)早く おうちに帰りたい。
(美奈)もうちょっとだけ 頑張ろう。 ねっ。
(さくら)この お部屋 嫌い。
えっ? ママも 隣にいるから 大丈夫でしょ。 ねっ。
早く 帰りたい。 (美奈)大丈夫。 ねっ。
ねんねしよう。 隣にいるから。
[そして…]
[そして…]
<(いびき)
[また あの音が 聞こえ始めました]
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
(さくら)ママ。 熱いよ。
えっ? 大丈夫?
お熱 ないけど…。 何か 冷たいものでも 飲む?
(さくら)うん。
[射抜かれるのでは ないかというくらいの 強い視線]
[やっぱり 誰かに 見られている]
[そう 感じました]
(さくら)ママ。 (美奈)どうしたの?
<(いびき)
<(いびき)
(美奈)何も ないよ。
<(いびき)
(美奈)さくら。 お水 飲もっか。 ねっ。
<(いびき)
[その晩も ほとんど 眠ることが できないまま➡
朝を 迎えることに なりました]
<(いびき)
<(いびき)
(堀川)やっぱり しんどいんじゃないの?
いえ。 大丈夫です。 (堀川)顔色も よくないし。
仕事も 全然 集中できてないじゃない。
すいません。
取りあえず こっちは 大丈夫だから。
しばらく 娘さんのそばに いてあげて。
いや。 でも あのう…。 (堀川)ねっ。
いや。 でも あのう…。 (堀川)ねっ。
ありがとうございます。
(香奈子)早く ママと おうちに 帰りたいって➡
もう 泣きっ放しで。➡
私じゃ 何の役にも立たないし。 見てて もう つらかったわ。
(美奈)ごめんね。 迷惑ばっか 掛けて。
(香奈子)しばらく 一緒に いてあげられそうなの?
(香奈子)しばらく 一緒に いてあげられそうなの?
(美奈)うん。 (香奈子)よかった。➡
じゃあ 帰るね。
(美奈)ありがとね。 (香奈子)うん。➡
でも さくらが ここを嫌がるの 少し 分かる気がするわ。
(美奈)えっ? (香奈子)うん?➡
ここの部屋 何か 少し 変な感じがするもの。
(美奈)ちょっと やめてよ。 そんなこと言うの。
(香奈子)そうよね。 ごめん。➡
(香奈子)そうよね。 ごめん。➡
じゃあね。 (美奈)ありがとね。
(美奈)気を付けて。 (香奈子)うん。
<(女性)5階の あの病室。 誰か 入院したらしいわよ。
<(女性)えっ? つい こないだ そこにいた 患者さんが➡
<(女性)えっ? つい こないだ そこにいた 患者さんが➡
移動したばかりよね? (女性)そうそう。
あら。 大丈夫かしら? (女性)ねえ。➡
ちょっと あれよね。 (女性)ホントに。
<(ドアの開く音)
<(女性)乗らないんですか? すいません。
(スピーカー)ドアが 閉まります。
(佐々木)病室の移動ですか? (美奈)はい。
(佐々木)あいにく 今すぐは ちょっと…。
(佐々木)あいにく 今すぐは ちょっと…。
そこを 何とかなりませんかね。
すみません。 今 どこも 満床なんですよ。
ああ。 そうなんですか。
(看護師)佐々木さん。 (佐々木)はい。
(看護師) ちょっと 確認 お願いします。
[そして その夜も また…]
(うなされる声) <(いびき)
(うなされる声) <(いびき)
(美奈)さくら?
<(いびき)
(さくら)ママ。 ママ。 <(いびき)
<(いびき)
(さくら)ママ。 (美奈)何か 聞こえるの?
(さくら)ママ。 (美奈)何か 聞こえるの?
[その音も 視線も すぐ そばから感じました]
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
(美奈)何なのよ もう。
(さくら)いるの。
えっ? 何が? 何がいるの?
(さくら)見てるの。 (美奈)えっ!?
<(いびき)
<(いびき)
ずっと 見てるの。
どこに? どこから 見てるの?
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
<(いびき)
♬~
(美奈)お願いします。
(美奈)お願いします。
(医師)検査結果に 異常は なかったので➡
特に 問題はないと 思いますが➡
念のために あと1日は 入院していただいた方が。
どうしても 今すぐ 退院したいんです。
お願いします。
(さくら)さくら おうちに 帰れるの?
(美奈)うん。 そうだよ。 (さくら)でも 本当に➡
帰っていいの? (美奈)大丈夫。➡
帰っていいの? (美奈)大丈夫。➡
ママ。 さくらが ちゃんと 元気になるまで➡
一緒に いるからね。 (さくら)うん。
よし。 行こっか。
♬~
♬~
♬~
あのう。 ちょっと 伺っても いいですか?
(佐々木)はい。
この部屋って 何か あるんでしょうか?
(佐々木)えっ…。 (美奈)いや。 そのう…。➡
そんなような噂を 聞いたので。
(佐々木)部屋の隅に おじいちゃんの幽霊とか?
(美奈)えっ?
(美奈)えっ?
(佐々木)ないない。 ねえ。 (看護師)ないですよ。
(佐々木) まあ 病院っていう場所柄➡
どうしても いろんな噂が 立つんですよ。
(看護師)でも そんなこと いちいち 気にしてたら➡
この仕事 やってられませんよね。 (佐々木)ねえ。
(さくら)ママ。 おなか すいた。
(美奈)そうだね。 お昼 何 食べよっか。
(さくら)うーん。 (佐々木)さくらちゃん。➡
すっかり 元気になったね。 (さくら)うん。
(看護師)早く おうちに 帰りたかったもんね。
(美奈)色々と ご迷惑を お掛けしました。
(佐々木)いえいえ。➡
(佐々木)いえいえ。➡
あっ。 河野さん。 棚上の お荷物 忘れないように してくださいね。
(美奈)あっ。 ありがとうございます。
♬~
♬~
(佐々木)お願いしていい? (看護師)はい。
(佐々木)お願いしていい? (看護師)はい。
(佐々木)じゃあ あと よろしく。 (美奈)えっ?
ええ!?
[2人とも それに 気付いている 様子は ありませんでした]
(さくら)ママ。 おなか すいた。
♬~
♬~
[あれは いったい 何だったのでしょうか?]
(さくら)ママ。 今日は 帰ったら おうちに ずっと いる?
(美奈)うん。 いるよ。 (さくら)わーい。➡
さくら ママと 一緒に お風呂 入る。
(美奈)あっ。 じゃあ 帰りに➡
お風呂 上がったら 食べる アイス 買って帰ろうか?
(さくら)やった!
[その後 あの病室が…]
[あのベッドが どうなったのか…]
(さくら)ママ 行こう。 (美奈)行こっか。
[知る由も ありません]
(早川)[これは 私が体験した 出来事です]
(携帯電話)(バイブレーターの音)
(携帯電話)(バイブレーターの音)
[最近は 残業が続き➡
夜中に 帰ることが 日課のように なっていました]
[いつしか 私は 疲れから 睡魔に襲われ➡
[いつしか 私は 疲れから 睡魔に襲われ➡
気が付くと…]
(落ちる音)
♬~
♬~
[いつもは 見掛けない女性と 二人きりでした]
[今 思えば このときから 始まっていたのです]
[次の日も…]
[また 次の日も…]
[さらに 次の日も…]
[さらに 次の日も…]
[女性と バスで 一緒に なったのです]
(チャイム)
[そして バスを 降りたときのことでした]
<(キャスターの走行音)
[毎日 同じバス。 さらに 降りるバス停まで 同じ]
[仕事漬けの日々では こんな偶然にも➡
どこか 運命のようなものを 感じたのです]
(チャイム)
<(キャスターの走行音)
<(キャスターの走行音)
[話し掛けてみようか?]
[ふと そんな気持ちが 起こりました]
あのう。
(早川)あっ。
♬~
[そして…]
[今日こそは…]
(アナウンス)次は 松宮。 松宮。
(チャイム)
♬~
<(キャスターの走行音)
(早川)あのう。 昨日は 急に…。 (携帯電話)(バイブレーターの音)
(携帯電話)(バイブレーターの音)
(携帯電話)(バイブレーターの音)
もしもし。 早川です。
(携帯電話)(島田)お前 何度 言ったら 分かるんだよ?
はい?
(携帯電話)(島田)写真は とにかく でかく。 毎回 言ってんだろ。
ああ。 すみません。
(携帯電話)(島田)すみませんじゃねえよ。➡
(携帯電話)(島田)すみませんじゃねえよ。➡
だいたい 昨日の 光芝商事だって お前…。
(携帯電話)(島田)あのときは 俺が 気付いたから よかったものの…。
(携帯電話)(島田)おい。 聞いてるのか?
あっ。 はい。 聞いてます。 聞いてます。
いえいえ。 大丈夫です。 はい。 すいません。
はい。 分かりました。 あしたの朝一に 提出します。
はい。 はい。 お疲れさまです。 失礼します。
はい。 はい。 お疲れさまです。 失礼します。
♬~
♬~
[普通じゃない]
[普通じゃない]
[このときになって 初めて 気が付いたのです]
<(キャスターの走行音)
<(キャスターの走行音)
<(キャスターの走行音)
♬~
<(キャスターの走行音)
[運命などではなく もしかしたら 私は ずっと➡
[運命などではなく もしかしたら 私は ずっと➡
つけられていたのかも しれません]
♬~
♬~
♬~
♬~
<(キャスターの走行音)
<(キャスターの走行音)
(女性)…か。
(女性)…ですか?
(女性)…の …は …ですか?
(女性)…の …は …ですか?
(女性)…停は どこですか?
(女性)バス停は どこですか?
えっ?
(女性)バス停は どこですか?
(女性)バス停は どこですか?
(女性)バス停は どこですか?
(女性)バス停は どこですか?
(女性)バス停は どこですか?
(女性)バス停は どこですか?
(絶叫)
(絶叫)
[あの女は いったい 何だったのか?]
[その後 私は バスに乗るのを やめました]
<(キャスターの走行音)
怖っ。 <何で こういうときに 限って…。
彩生ちゃん 怖かったね。 (彩生)うん。
よし。 弱い心を 吹き飛ばす あの おまじない いくぞ。
よし。 弱い心を 吹き飛ばす あの おまじない いくぞ。
(一同)はい。 吾郎さん。
みんなさ あんなふうに 追い掛けられたら どうする?
怖いよね。
[では ここで メンバーに 起こった 恐怖体験を発表]
[では ここで メンバーに 起こった 恐怖体験を発表]
(彩生)もう一歩 進んだんですよ。 そしたら…。
怖っ。
(彩生)もう一歩 進んだんですよ。 怖くても 進んだんだ。
もう一歩 進んだら 消えたんですよ。
(一同)えっ!? 何で?
(一同)えっ!? 何で?
(羽叶)吾郎さんが…。
僕は 必ず…。
何 買うんですか?
自分で その日の ご飯 作んなきゃいけない。
今度 僕のこと…。
(チッチ)[これは 今から 数年前➡
(チッチ)[これは 今から 数年前➡
実家に 帰省したときの 出来事です]
(チャイム)
(チッチ)ただいま。
(弟)誰? (チッチ)はっ? 姉。
いや。 後ろのやつ。 (チッチ)後ろ?
(母)おかえり。
(母)もう やだ。 何? 変なの 連れてきて。
(母)もう やだ。 何? 変なの 連れてきて。
(チッチ)えっ?
(母)とにかく 上がって。 ねっ。 ほら。
(母)これだけ 清め塩 入れれば 大丈夫でしょ。
じゃあ お母さん 晩ご飯の用意 するから。
ちゃんと 肩まで 漬かるのよ。
[うちの お母さんは 昔から 霊を感じやすく➡
[うちの お母さんは 昔から 霊を感じやすく➡
弟も 母に似たのか➡
小さいころから 見えたり 聞こえたり]
[ですが 私は 時折 何となく➡
嫌な気配とかを 感じる程度でした]
♬~
♬~
♬~
[基本的には その手の話が 大好きで➡
2人のことが ちょっと うらやましくもあり…]
2人のことが ちょっと うらやましくもあり…]
(弟)当ててあげよっか? (チッチ)えっ?
今 姉貴が 考えてること。
「ああ。 私にも 見えたら いいのにな」
うるさい。 (弟)ハハハ。
(チッチ)ごちそうさま。
♬~
♬~
(母)大丈夫? (チッチ)何が?
(母)背中 寂しいわよ。 (チッチ)えっ? まだ いるの?
(母)そうじゃなくて。 仕事 大変なの?
(チッチ)全然。 すごく 楽しいよ。➡
やりがい あるし 色々 チャレンジできるし。
♬~
♬~
(母)はい これ。 (チッチ)うん?
(母)今日は これ さげて 寝なさい。
分かった。 (母)うん。
[まさか この後 あんな目に 遭うなんて➡
このときの 私は まだ 気付いていなかったのです]
♬~
♬~
♬~
[気が付くと すっかり 深夜になっていました]
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
[疲れが 出たのでしょうか? 瞬く間に うとうとし➡
まさに 眠りに落ちかけた そのとき…]
[金縛りでした]
[金縛りでした]
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(絶叫)
(母)大丈夫? 大丈夫 大丈夫。➡
もう 大丈夫。 ねっ。
(弟)もう いないよ。 大丈夫だって。
(チッチ)背中 どう? まだ さみしい感じする?
ばっちり。
ばっちり。
よかった。 いってきます。
[私の場合 時々 気配のようなものは 感じます]
[ですが その都度…]
<浴衣の人 何だったの? ねえ。
この話は BiSHの 元メンバー➡
セントチヒロ・チッチさんが 自らの体験を 演じてくれたんだけど。
(一同)やだ。 見えた方が いい。 見えた方が いいです。
吾郎さんは 見たいの? ぶっちゃけ。
ぶっちゃけ? ちょっと 見たいね。
見たいの? (彩生)一番 見やすいのは…。
見たいの? (彩生)一番 見やすいのは…。
何かね 腕が出てくるらしいです。 (りりあな)えっ!? 怖っ。
吾郎さん。 吾郎さんは…。
気配を 消したいとき?
最後さ…。
(りりあな)そしたら 吾郎さんだって➡
みんな 気付いちゃう。 そうそうそう。 だから➡
みんな 気付いちゃう。 そうそうそう。 だから➡
本名って ちょっと つらいよね。 <確かに。
名前 変えていいの? (りりあな)名前 変えていい…。
分かるでしょ。 稲垣ゴーさんでも。 分かんないよ。
では 続いての 恐怖幽便を 読んでみよう。 羽叶君。
はい。 吾郎さん。
「これは ずいぶん前に 体験した出来事です」
(男性)[これは ずいぶん前に 体験した出来事です]
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
[その銭湯は いつも すいていて まるで 貸し切り状態]
[すっかり 気に入った私は 毎日のように 通っていたのです]
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
[あっ。 ちなみに この歌は➡
子供のころ 父に よく 言われていたんですよね]
[歌い終わるまで しっかり 漬かるんだぞって]
よいしょ。
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬~
(男性)くーっ。
Don’t worry, I’m wearing.
英語じゃ 分かんねえか。
安心してください。 はいてますよ。
おばちゃんさ こんなに 客 来なくて よく つぶれないな。
余計な お世話だよ。
[このときは まだ さほど 気にしていなかったのですが…]
[次の日のこと]
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
よいしょと。 よいしょ。
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬~
[さらに 翌日]
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
よいしょ。 よいしょ。
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬~
[その翌日も]
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
よいしょ。
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
(男性)おばちゃん。 驚かせんなよ。
今 来たでしょ? 中。 肩 とんとんって。
んなわけ ねえか。
♬~
♬~
[そして とうとう…]
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
(男性)うん?
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
(男性)♬「うしろの しょうめん だーれ」
♬~
(絶叫)
[私は そのまま 気を失いました]
[後で 番台の女性から 聞いたのですが➡
この辺り 一帯は その昔 仕置き場]
[つまり 処刑場だったのだそうです]
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
[それにしても なぜ 彼らは 私の前に 現れたのでしょう?]
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
♬(『かごめかごめ』の鼻歌)
(絵美)[今日は 私の話を 聞いてください]
[当時 私は 新しく オープンする カフェに➡
[当時 私は 新しく オープンする カフェに➡
責任者として 派遣されており…]
じゃあ みんな。 集合。
[入社以来 初めて 一人で 任された店と いうこともあり➡
力が 入っていました]
オープンまで あと 10日。 頑張りましょう。
(一同)はい。
[仲間たちにも 恵まれ➡
私は 忙しくも 充実した日々を 過ごしていました]
(子供)あっ。 おいしそう。
(絵美)ありがとう。 はい これ。 どうぞ。
(絵美)ありがとう。 はい これ。 どうぞ。
ありがとう。 ママ。
(子供)バイバイ。 (絵美)バイバイ。
(一同)お疲れさまでした。 (絵美)お疲れさま。
(一同)どこ 行く? どこが いいかな? おなか すいた。
(絵美)どうしたの?
(絵美)このロッカーが どうかしたの?
(有紀)いや。 何か ちょっと。
(絵美)見てもいい?
(絵美)えっ…。
♬~
(絵美)よかったら かわるよ。 私 こういうの 気にしないから。
(絵美)よかったら かわるよ。 私 こういうの 気にしないから。
(有紀)えっ? でも。 (絵美)いいから いいから。
[きっかけは こんな ささいなことでした]
[そんな ある日]
<(うめき声)
<(うめき声)
<(うめき声)
(絵美)どうかされましたか?
<(うめき声)
<(うめき声)
(絵美)失礼します。
[そのときは 気のせいだと 思いました]
どうしたの? (有紀)いえ。
どうしたの? (有紀)いえ。
先に戻りますね。 (絵美)うん。
<(落ちる音)
♬~
♬~
♬~
[その夜のこと]
<(うめき声)
<(うめき声)
<(うめき声)
<(うめき声)
<(うめき声)
<(うめき声)
<(うめき声)
♬~
(携帯電話)(バイブレーターの音)
(携帯電話)(バイブレーターの音)
はい。 向井です。 お疲れさまです。
予定より 少し。
何とか 間に合わせます。
はい。 失礼します。
♬~
♬~
[ところが…]
(有紀)大丈夫ですか?
(絵美)大丈夫。
もう 大丈夫。 ありがとう。
(絵美)どうしたの?
(有紀)あっ。 いえ。 何でも ありません。➡
私 台車 返してきますね。
♬~
♬~
♬~
[そんな中…]
<(うめき声)
<(うめき声)
<(男性)てえ…。 てえ…。 痛え…。
<(男性)痛え…。
<(男性)痛え…。
(絵美)はっ!?
(有紀)どうしました?
(絵美)窓の外に ひ… 人が!
(スタッフ)誰も いないわよ。
ホントに いたんです。 それに 妙な叫び声も 聞こえてきて。
ホントに いたんです。 それに 妙な叫び声も 聞こえてきて。
(スタッフ)私たち 廊下にいたんだけど➡
叫び声なんて 聞こえなかったわよ。 ねえ?
(スタッフたち)はい。
(絵美)でも…。 でも ホントなんです。
(スタッフ)でも それは 無理じゃない?➡
だって ほら。 隙間 ほとんどない。
[確かに このビルと 隣のビルの間には➡
人が通れるほどの 隙間は ありませんでした]
(スタッフ)こちらの方も お願いしていいですか?
(男性)分かりました。
[遅れを 取り戻し➡
何とか オープンに 間に合わせようと➡
必死になったのですが…]
必死になったのですが…]
(絵美)あっ…。
[体調は さらに 悪くなる 一方でした]
♬~
♬~
♬~
有紀ちゃん。
あのう。 (絵美)うん?
(有紀)絵美さんが 体調 悪いのって もしかして…。
(絵美)ああ。 ほら。 最近 残業 多くて 寝不足だから。
(絵美)ああ。 ほら。 最近 残業 多くて 寝不足だから。
絵美さん。
実は 私…。
<(スタッフ)大変です!
(絵美)届いてないんですか? (スタッフ)今 業者に確認したら➡
発注されてないって。 (スタッフ)今日 材料が➡
来ないってなると…。 (スタッフ)オープン 間に合う?
来ないってなると…。 (スタッフ)オープン 間に合う?
[その日 予定外の トラブルが 起こってしまいました]
とにかく 別の業者を 探します。 (スタッフ)分かった。
[幸い トラブルは 何とか 解決できたのですが…]
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(開く音)
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(悲鳴)
♬~
♬~
[その 人の形をした 染みは➡
以前にも増して より鮮明に 浮かび上がっていたのです]
♬~
<(うなり声)
<(うなり声)
<(男性)痛え…。 痛え…。 <(うなり声)
<(うなり声) <(男性)痛え…。 痛え…。
<(うなり声) <(男性)痛え…。 痛え…。
(悲鳴)
(有紀)絵美さん? 絵美さん?
よかった。
(絵美)有紀ちゃん。
(有紀)ごめんなさい。
(有紀)私 ずっと 感じていたんです。
あのロッカーとか➡
あのロッカーとか➡
その壁の すぐ裏にある ごみ捨て場の辺りとか。
うまく 説明できないんですけど でも 何かあるなって。➡
絶対に おかしいって。
(有紀)私 そういうの 感じるみたいで。➡
でも 昔 勤めた バイト先で➡
みんなに 気味悪がられたことが あって。➡
みんなに 気味悪がられたことが あって。➡
だから なかなか 言いだせなかったんです。
そうだったんだ。
あのう。 効果があるか 分からないんですけど…。
[翌朝]
[私たちは 取りあえず➡
ロッカーを おはらい してみることに しました]
ロッカーを おはらい してみることに しました]
♬~
[それからというもの➡
不思議と おかしなことは 起こらなくなり…]
(絵美)お待たせいたしました。 これより オープンいたします。
[店は 無事に オープンすることが できました]
いらっしゃいませ。
(有紀)いらっしゃいませ。 お席 ご案内いたします。
(有紀)いらっしゃいませ。 お席 ご案内いたします。
(絵美)お待たせいたしました。 パンケーキです。
(子供)ありがと。 いただきます。
(有紀)お待たせいたしました。 タピオカミルクティーになります。
(一同)ありがとうございました。
[そんな ある日]
<(落ちる音)
♬~
♬~
♬~
♬~
<(落ちる音)
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
[そのときでした]
はっ!?
[ビルとビルの隙間の方から…]
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(絶叫)
[以前 このビルで 行われていた 改修工事で➡
転落事故があり➡
あのロッカーが 置いてある すぐ裏の ごみ捨て場の辺りで➡
一人の作業員が 亡くなったのだそうです]
(絵美)ありがとう。 (有紀)先に戻りますね。
[そのため 石碑を建てて 供養したらしいのですが➡
時間がたつにつれ 放置され この石碑は いつしか➡
忘れ去られてしまったのだと 思います]
[あれ以来 店で おかしなことは 起こっていません]
他に 何か 体験した人 いますか?
(一同)はい。 はい。 お願いします。
じゃあ 明亜莉ちゃん。
(クレア) えっ!? って思って。
どこで 明亜莉ちゃん 見たの?
どこで 明亜莉ちゃん 見たの?
サッカーゴール? こうやって 立ってて。➡
最後 こうやって 手を組んで 「んっ」って。
「ああ!?」って 思ったから。
男の人? 女の人? (クレア)男なんですよ。
事故っていう 噂があって。
吾郎さんが…。
ないの?
それでは 最後に もう一度 やっておこう。
(一同)はい。 吾郎さん。
イワコデジマ イワコデジマ。 ほん怖 五字切り。
(一同)皆! 祷! 怖! 憮!
弱気 退散!
(一同)喝!
[あなたからの 恐怖幽便 お待ちしています]
[あなたからの 恐怖幽便 お待ちしています]
[さらに 過去の…]
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