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⟨化学が大好きな料理人 ありすの元に→
お母さんがやって来ました⟩
(心護) 俺と あんたたちとは もう関係ない。
帰ってくれ。 ⟨お母さんに捨てられた→
…と思っている ありすは 後ろ向きになってしまいます⟩
(ありす) 私には 愛される資格も 愛する資格もないんです。
⟨しかし 不器用な青年・倖生の 協力もあり→
本当のお母さんに愛されていたと 気付くのです⟩
(ありす) 私も誰かを好きになって 幸せな気持ちにしたいです。
(倖生) 俺も そうしたいと思ってる。
⟨しかし…⟩
(心護) あの火事が事故じゃないこと→
お前 分かってんだろ?
おい どうなんだよ!
(誠士) お前が それ言うの?
バレて困るのは お前の方なんじゃないか?
♪~
(栄太) あれ? >> 倖生君 会えませんでした?
(百花) あ… うん いなかった。
♪~
あのさ…。
五條製薬で火事って あった?
(礼央) え? 五條製薬?
聞いたことないけど…。 (キーボードを打つ音)
(キーボードを打つ音)
あっ これかな。
でも これ25年前っすね。
(栄太) 亡くなった人もいるんだ。
(百花) 3歳の娘…。
(ありす) ホコリ1つありません。
テーブルも 床のマス目に沿って 真っすぐに置かれています。
加えて このトレーも テーブルの線に沿って真っすぐです。
極めて美しい 素晴らしいです!
倖生さん 本当に ありがとうございます!
(倖生) うす。
(ありす) 和紗! (和紗) あ… はい。
(ありす) 倖生さんの仕事のパフォーマンスが 日に日に上がっています。
和紗の監督が 行き届いているおかげです。
ありがとうございます。 (和紗) ありがと…。
(ありす) 続いて本棚をチェックします。
(和紗) 何? ありす 今日どうしたの?
(倖生) 分かんないっす…。 (和紗) 妙に明るくない?
(ノック)
(優作) 三國谷で~す!
(ありす) 三國谷優作!
>> 何だよ 3マス目までしか 来てないだろ?
(ありす) おはようございます 野菜の配達 ご苦労さまです。
>> は?
(ありす) 三國谷優作のおかげで いつも おいしい料理を作れています。
ありがとうございます。
>> 何だよ 気持ち悪ぃな。
何が起きたの? (和紗) 何か さっきから変…。
っていうか機嫌いいのよ。 >> へぇ…。
(ありす) 皆さんに ご報告があります。 (和紗) 何? ありす どうした?
(ありす) 先日の発言 取り消します。 (和紗) 取り消す?
(ありす) 私には恋愛する資格などない と先日 発言しましたが→
その件について いろいろと考えた結果→
そのような縛りを設けることの 意味を感じなくなり→
本日をもって その縛りを 取り消そうと思います!
よって倖生さん! (倖生) あ… はい。
(ありす) まだ お気持ちが お変わりないようでしたら→
チャンスは いくらでもある ということを お伝えします。
どうぞ奮起なさってください! 道は閉ざされていません。
(和紗) えっ 何? お前やっぱり告ったってこと?
(倖生) いやいや 違いますよ! (ありす) 倖生さんをはじめ→
皆さんのおかげで 私は 勇気を持つことができました。
改めて 皆さん ありがとうございます!
>> 何か よく分かんねえけど…。
ま 俺たちの長い戦いも ここらで停戦ってことで。
はい!
(ありす) 三國谷優作は 3マス目までしか進めません。
三國谷優作は 3マス目までしか進めません!
三國谷優作は 3マス目までに収まる人間です!
>> はぁ!? (ありす) 下がってください。
>> 何なんだよ。 (和紗) まぁ よかったじゃん。
ありすが恋に前向きになってさ。 (倖生) いや だから違いますって。
(和紗) あっ 明里ちゃん いらっしゃい。 (ありす) 開店は21分後です。
(和紗) あっ てか どうだったの? デート。
(明里) ダメな私を笑ってください…。
(和紗) は?
えっ 告ってないの!?
>> 告るなんて とんでもないです。
私のような者が 己の気持ちをさらけ出して→
相手に無理やり ぶつけるなんて。 (ありす) 「告る」とは→
さらけ出した気持ちを 無理やり ぶつけることなんですか。
理解しました。 (和紗) 理解しなくていい。
極端でしょ それ。
>> だって きっと嫌われてます。 (和紗) え 何で?
>> 花火が すごくキレイで→
人だかりの中 みんなが 一緒に空 見てて→
私も圭介さんと 一緒に見てて。 (和紗) うん うん。
(明里の声) すっごい大きい花火が ド~ンって開いて→
その時 圭介さんの方を ちらっと見たんですけど。
そしたら 向こうも こっち見て…。
その時 圭介さん 言ったんです。 (和紗) うん。
>> 「店長 明日から出張らしいよ」 って。
好きな人と こんなロマンチックな瞬間に 仕事の話 します!?
(和紗) 倖生 どう思う? (倖生) え 俺っすか?
(和紗) 男目線で。 (倖生) いや まぁ…。
照れてたのかも ねっ?
>> シンプルに脈ナシだろ。 >> あぁ やっぱり…!
(和紗) お前は早く帰れよ!
(明里) 多分嫌われてるんだと思います!
(和紗) いや でもデートに行ったんだから 嫌いじゃないでしょ!
え? ありすは どう思う? (ありす) 何でしょう?
(和紗) 圭介さん 好きだと思わない? 明里ちゃんのこと。
(ありす) そもそも… 「好き」って どういう気持ちなんでしょうか。
(和紗) は? (ありす) 私は皆さんのことが好きです。
和紗も好き 倖生さんも 明里さんのことも好きです。
三國谷優作は嫌いです。 >> 今の 言う必要ある?
(ありす) でも この「好き」は 恋愛の「好き」なんでしょうか?
恋愛の好きと それ以外の好きの 違いが分かりません。
(和紗) そうか そっからか…。
(ありす) 好きな気持ちが 恋愛の意味か そうじゃないか→
どうやったら分かるんですか? >> そう言われると…。
(和紗) 何だろうね。 (優作) そんなのさ→
見たら分かんじゃん。
(ありす) 見たら…。
分かる?
♪~
(ありす) それでは 見ていきます。
(倖生) 見ていくって 見るだけ? (ありす) 三國谷優作は→
人が人を恋愛の意味で 好きかどうかは→
見れば分かると言っていました。
圭介さんが 明里さんを好きかどうか→
見て確認していきたいと思います。
(圭介) すみません お待たせして。
この間は ご飯 おいしかったです。
(ありす) ありがとうございます。 (倖生) あざっす。
>> また伺いますね。 (倖生) うす。
>> それで 今回は お2人で 同棲されるということで。
(ありす) そうです 私たちは今月初めから 付き合うこととなり→
お互いがお互いを ひとときも 離れたくないという心境に至り→
そろそろ2人で住む段階だ ということで合意したので→
今日 伺いました ねっ 倖生さん。 (倖生) あ… そうだね。
(圭介) では こちらが物件の資料になります。
♪~
あの… こちらが資料で…。
(倖生) ありす… これ見て 下。
(倖生) 続けてください。 (圭介) あ… はい。
えっと こちらの物件ですが→
間取りとしては 2DKになるんですが→
ダイニングが非常に 広く取ってあるのが特徴ですね。
ちなみに ご結婚の予定とかは? (倖生) えっ?
(圭介) 結婚を前提に入居される場合→
その点も考慮して お薦めしたいなと思いまして。
(倖生) ありす。 (ありす) はい。
(倖生) どうする? (ありす) 何がですか?
(倖生) だから結婚の予定とか。
(ありす) それは倖生さんが決めてください。 (倖生) えっ?
(ありす) そのあたりの設定は 余白を持たせているので→
倖生さんの方で 決めていただけたら。
>> 設定? (倖生) あ いや まぁ…。
するかも… ですかね。
>> あぁ… そうしましたら→
もう少しリビングが広い物件も ございますので→
少々 お待ちください。
(倖生) こういうの苦手なんじゃないの?
(ありす) 倖生さんなら大丈夫です。
>> どうでした? 何か感じました?
(ありす) 全く分かりません。 >> え?
(倖生) ってか見過ぎだよ。
(ありす) というか… 何を見ればいいんでしょうか?
(倖生) いや 明里さんに対する 圭介さんの反応でしょ。
(ありす) なるほど! 明里さん→
もっと圭介さんと コミュニケーションを取ってください。
>> コミュニケーション? (ありす) 何か話しかけてくれれば。
>> えっ 何を? (ありす) 何でも結構です。
私が合図を送るので 合図が あったら話しかけてください。
>> お待たせしました。
先ほどのものより リビングが広めの物件になります。
あの 大塚さん。 >> ん? 何?
あの…。
接客中だから 後でも大丈夫かな?
ありすさんは あれですよね?
お風呂が大きいことが こだわりですよね?
(ありす) そんなことはありません。 >> え?
(ありす) お風呂に関しては必要最低限の 大きさがあれば結構です。
それよりも 日当たりの良さが重要です。
なぜかというと太陽光には ストレスを軽減する→
セロトニンC 10H 12N 2Oの 分泌を促す効果があります。
また 日光を浴びることで 健康な骨の維持に必要な→
ビタミンD類が作られます。
>> 失礼しました…。
八重森さまのこだわり 承知しました。
酒江さまは どうですか?
(倖生) あ… そうっすね…。
>> あの…。
どうしたの? さっきから。
倖生さんは 収納が多い部屋が いいんでしたよね?
(倖生) あ… はい。
収納は…。 (ありす) そんなことはありません。
倖生さんは 驚くほど手荷物が少ない方です。
そもそも先日まで ネットカフェに住んでおり…。
(倖生) うんうん OK OK OK OK…。
OK。
(ありす) 見ても 全く分かりませんでした!
三國谷優作の言うことは デタラメです!
(和紗) まぁ そうだと思ったよ。
ほら 行儀悪いよ!
(虎之助) ありすにも 分かんないことがあんだな。
(ありす) 分からないことだらけです。
人は誰かを好きになると どうなるんですか?
(定一郎) あら…。
銀ちゃんは あれだよな? 同じ星組の さくらちゃん→
好きだよな? (銀之助) 好き!
(ありす) 銀之助さんは どうなったんですか?
>> 何か この辺が熱くなって! (ありす) この辺? 心臓?
>> そうそう! そんで鼻血が出る! (ありす) 鼻血!?
(金之助) 俺は あれだな。
(金之助) もう居ても立っても いられなくなって 取りあえず→
走り込みするな。 (ありす) 走り込み?
(明希子) 金ちゃん ほら→
和紗のこと好きになってさ 告白する時 もう→
そこの坂 何十往復も走ってね!
(定一郎) あのダッシュがなかったら→
虎も銀も いないんだぜ? (金之助) あと 虎虎愛も!
(虎之助) だから虎虎愛じゃないって。
ってかバカじゃないの? >> ダッシュって。
何だ じゃあお前 好きになったらどうすんだよ!
俺は別に好きとかならないし。 >> なるだろ!
ほら あの… 誰だっけ? あの 隣のクラスの…。
愛莉! (金之助) 愛莉!
ほら~。 >> 好きじゃないし 呼び捨てすんな。
(定一郎) フゥ~!
(和紗) 虎は好きになったら よそよそしくなるよね~。
>> だから好きじゃ ない! (ありす) なるほど 人それぞれなんですね。
>> ちなみに 俺は好きになると…。 📱(受信音)
(ありす) あ お父さんは残業になりました もう帰ります おやすみなさい。
(和紗たち) おやすみ~。 >> あのね 好きになるとね…。
(金之助) 気を付けてね~。 (和紗) 気を付けてね~。
(ありす) このように 好きになるといっても→
さまざまなパターンがあることが 分かりました。
ちなみにネットで 調べてみたところ 他にも→
「相手とのメールのやりとりを 見返してしまう」→
「相手のことを もっと知りたいと思う」→
「相手が何を考えているのか 気になってしまう」→
「目で追ってしまう」など さまざまな反応があるようです。
(倖生) すごい調べたんだね。
(ありす) とはいえ私には実感はなく 信じていいのか分かりません。
そこで 倖生さんに質問です。 (倖生) うん。
(ありす) 倖生さんは私に対して これらの感情になりますか?
(倖生) え?
(ありす) 倖生さんは 私が好きだということでした。
(倖生) あ… いや…。
(ありす) 私のことを 目で追ってしまいますか?
私のことを もっと知りたいと思いますか?
私が何を考えているのか 気になりますか?
そらしました。
(倖生) いやいやいやいやいや…!
あ 何か飲む? さっきビール買ったんだけど…。
(ありす) 質問に答えていません。
(倖生) あ そういえば 何か明日 店に予約 入ってたけど珍しいね。
(ありす) 倖生さんは目もそらすし 話もそらしています。
(倖生) いや 何ていうか…。
(ありす) 明日の予約は 五條蒔子さんと誠士さんです。
(倖生) あぁ そう…。
え!?
(和紗) いらっしゃいませ~! (蒔子) こんにちは。
(蒔子) 何か いい匂いだね。 >> うん。
(和紗) ありす~? 五條さんたち来たよ。
>> あっ ありす!
(倖生) こちら どうぞ。
>> ありがとうございます。
(和紗) お水 お水!
(倖生) はい。
(和紗) お前 何緊張してんだよ。
普通にしてればいいんだよ お客さんなんだから。
(倖生) いや でも…。 (誠士) あの 君。
この間は ごめんね。 (倖生) え?
>> きっと 嫌な言い方しちゃったと思う。
〔蒔子は君たちに会わない〕
〔帰って〕
(蒔子) 何?
この間 彼が1人で会社に来て→
ありすちゃんを蒔子に 会わせてほしいって頼まれたんだ。
その時 追い返しちゃって…。
(蒔子) 言ってくれたらよかったのに。
2人を会わせたら お義父さんと ありすちゃんの間で→
蒔子が板挟みに なっちゃう気がして つい…。
本当に ごめんなさい。
(倖生) いえ。 (蒔子) ありすにも→
謝らなきゃって思ってたの。 (ありす) 何でしょう?
>> おじいちゃんの言い方… 傷つけちゃったよね。
(道隆) 〔こんな役立たずが うちの人間のはずがないだろう〕
(ありす) 役立たずということですか?
(蒔子) あの人 昔から あんな感じで…。
未知子が亡くなった時も→
ありすのこと ホントは 私が引き取りたかったんだけど→
許してくれなくて。
(ありす) おじいさんの言うことは事実です。
五條製薬の経営において 私は役立たずですから。
>> ありす 違うの。 (ありす) 私は料理人です。
>> えっ…。 (ありす) 私がやるべきことは→
おいしい料理を作ることです。
料理を作って提供することで 私は仕事ができています。
ですから おじいさんの言う役立たずでも→
全く問題ありません お気遣い ありがとうございます。
>> そっか。 (和紗) まぁまぁまぁ。
今日は せっかく 食べに来てくれたんだから→
お腹いっぱいになって 帰ってくださいね。
(ありす) 眼精疲労に効果てきめん→
ホタテと茄子の コチュジャン炒めです。
>> えっ? (ありす) 先ほどから蒔子さんは→
目を少し しょぼしょぼさせています。
日頃から パソコン仕事など 目に 疲れが生じていると考えられ→
網膜の保護の作用がある→
タウリンC 2H 7NO 3Sが 豊富なホタテと→
眼精疲労に効果が期待できる アントシアニン類を多量に含む→
茄子を摂取する必要があります。
(和紗) ありすが お客さんの状態に 合わせて料理を提案するんです。
>> すごい! ありす。
この時間に診察されちゃったの? (誠士) ハハ…。
えっ じゃあ僕は?
(ありす) イライラ解消 とろふわ卵の 彩り野菜ガーリック炒めです。
>> え? (ありす) 卵に含まれるタンパク質は→
エネルギー源として 疲労回復に役立ちます。
また 緑黄色野菜には ストレスへの抵抗力を高める→
各種ビタミン類が豊富に含まれ ニンニクの成分→
アリシンC 6H 10OS 2は ビタミンB1 の吸収を助けます。
>> 僕 そんなにイライラして見える?
(ありす) 先ほど謝っていた倖生さんとの 会話を聞くところ→
はやる気持ちや焦りなどが 日常的にあるのではないか→
…と お見受けしました。
>> 誠士 見抜かれてるね。
(ありす) きっと 常に 危機的状況に さらされているのでは?
>> ハァ…。
もうすぐ 会社のトップに立つと思うと→
プレッシャーで 押しつぶされそうだよ…。
大丈夫よ みんなで支えるんだから。
フフフ…。
(和紗) お待たせいたしました~。
(誠士) いい匂い! (蒔子) ね おいしそう。
(倖生) お待たせしました。
(蒔子:誠士) いただきます。
♪~
うまい フフフ…。 >> う~ん おいしい。
(ありす) ありがとうございます。
>> こちらこそ ありがとう。
私たちを受け入れてくれて。
ありす。
何か困ってることがあったら これからは何でも言ってね。
(ありす) では教えてほしいことがあります。 >> 何?
(ありす) お2人の恋は どんな恋でしたか?
>> えっ? >> 僕たちの?
(和紗) すいません 今 このことで頭いっぱいなんです。
>> えっ? 好きな人 いるの?
(ありす) いえ 私のことではなく 明里さんのためです。
>> 明里さん? (ありす) 常連客の明里さんです。
(和紗) お2人は元々 同僚だったんですか?
(蒔子) あぁ うん。
元々2人とも 五條製薬の研究員だったの。
まぁ 出会った当時 私は新人で→
みんなの仕事についていけなくて ダメダメでね…。
でも まぁ そんな私を→
いっつも誠士が支えてくれてたの。
(ありす) 支えられることで 蒔子さんが 好きになったんですか?
>> あぁ そうね… でも その後→
私に お見合い結婚の話が 持ち上がって→
誠士のこと諦めなきゃ って思ってたんだけど…。
〔じゃあ お疲れ〕
〔誠士さん〕
〔どうしたの?〕
〔言わないって 思ってたんだけど→
1つだけ言わせて〕
〔言えばスッキリするから〕
〔誠士さんのことが 好きです〕
〔ずっと前から好きでした〕
(誠士の声) 正直 すごく驚いた。
でも蒔子の結婚の話を聞いて→
あぁ 他の男と一緒になるのか って考えると→
何かこう… モヤモヤが 晴れなかったのも事実で。
(ありす) モヤモヤ? >> 嫉妬しちゃってたんだよね。
それで 好きだって気付いて それ伝えて→
今に至る フフフ…。
(ありす) 好きになると 嫉妬したり モヤモヤするんですか?
>> う~ん… じゃないかな。 (ありす) なるほど。
倖生さんも私のことで→
嫉妬したり モヤモヤしたりしますか?
(倖生) えっ? (ありす) いかがでしょうか?
>> えっ どういうこと?
(倖生) いや… え~っと…。
あっ ちょっと 洗い物してくるわ。
(ありす) はい。
>> \八重森君/
えっ… 蒔子。
ごめんね 忙しいよね。
えっ… 何?
お礼 言いたくてさ。
お礼?
さっき 誠士と一緒に→
ありすの店に行ってきたの。
えっ…。
すごく おいしかったし→
何か… うれしくなっちゃって。
あんなに素敵なお店持てて→
あんなに 素敵な人たちに囲まれて→
ありす すごく楽しそうだった。
八重森君のおかげだね。
いや…。
別に俺のおかげってわけじゃ ないけどさ。
あ…。
来週→
命日だね。
(蒔子) あのさ→
お店で働いてる倖生君って→
もしかして…。
(礼央) \先生/
実験 終わったんで 見てもらってもいいっすか?
うん。
ちょっと呼んでるから。 >> あぁ うん。
♪~
(戸が開く音)
(ありす) 倖生さん ここにいましたか。 (倖生) うん… 何?
(ありす) 新しく物件の資料が届きました。 (倖生) えっ?
(ありす) 倖生さん 明日の朝 作戦会議をします。
(倖生) うん。
>> モヤモヤを誘う? (ありす) 今日の内見中 圭介さんの前で→
明里さんと倖生さんで 仲良く振る舞い→
信頼関係を見せつけてください。
それでモヤモヤすれば 圭介さんは明里さんが好きです。
このマンションの エントランスの前の道→
ここには 植え込みがあります。
ここを 第1アクシデントポイントとします。
ここを通る際 明里さんは→
植え込みに向かって 倒れてください。
>> た 倒れる? (ありす) ご自分で倒れるのが難しければ→
私が体を押します。
そして 倒れた明里さんを 倖生さんが助け起こす。
その際の 圭介さんの様子を伺います。
そして このリビングを歩く際→
明里さんには転倒してもらいます。 >> 転倒?
(ありす) 転倒しそうになったところを 倖生さんが支えて助ける。
これを 第2アクシデントポイントとします。
そして 第3アクシデントポイントは…。 (倖生) 待って待って待って待って。
そんな うまくいくかな?
(ありす) 何事も挑戦です。
(圭介) この辺は 学校が多い影響もあって→
治安が良く 人気の高いエリアなんですよ。
ありすさん あれでしょうか?
(ありす) はい 第1アクシデントポイントです。
(明里) えっ… あ~ え~っと…。
あ~…。
あっ…!
(倖生) あっ 大丈夫ですか?
>> ありがとうございます。
(ありす) 圭介さん モヤモヤしましたか?
>> は?
こちらです。
(倖生) 広いっすね。
(圭介) この条件で この広さは なかなか ないっすよ。
(ありす) 第2アクシデントポイントです! >> え?
あぁ!
(倖生) 明里さん!
危ないですよ。 >> すみません。
えっ どういう…?
何ですか?
(倖生) 何か分かった? (ありす) 特に分かりません。
>> 私の演技がまずかったでしょうか。
(倖生) そういう問題じゃないと思う。
>> お待たせしました 行きましょうか。
(ありす) 作戦を立て直した方が いいんでしょうか?
(倖生) いや~ どうだろ…。
>> あっ…!
(倖生) 大丈夫っすか?
>> すみません 大丈夫です。
(倖生) ケガは? (明里) あっ もう全然。
(倖生) 気を付けてください。 (明里) すみません。
(ありす) 質問いいでしょうか? (倖生) えっ?
うん。
(ありす) さっき階段で抱きかかえたのは→
明里さんと 示し合わせていたのですか?
(倖生) いや 示し合わせてないよ。 (ありす) 示し合わせていない。
(倖生) 本当に転びそうになって とっさに。
(ありす) そうですか。
(倖生) うん。
♪~
(ありす) 倖生さんは寒くなります。
(倖生) 全然 俺 寒さに強いから。
昔 スキー場で バイトしてたからね。
(ありす) なるほど。
なら大丈夫ですね。 (倖生) 平気 平気。
>> \おいっす~!/
何で そんな薄着なんだよ 見てる こっちが寒ぃわ。
(ありす) 倖生さんは寒さに強いそうです 薄着でも大丈夫です。
>> そんなわけねえだろ どう考えても。
(ありす) 和紗の所で勉強を教える時間です 先に帰っていてください。
>> おう…。
ん?
何かあった? ありすと。
(倖生) いや 別に。 >> ふ~ん。
(倖生) じゃあ。
>> あぁ あのさ… その…。
この後 暇? (倖生) えっ?
>> この前のお詫びに おごるよ。
うん。
(優作) 大将! 生 お代わり!
はいよ! (優作) お願いします。
お前さぁ→
おごってやってんだから もっと楽しそうに飲めよ。
(倖生) いや 楽しいっすよ。
>> 楽しいなら笑えば?
(倖生) いいでしょ 別に。
>> お前さ… モテねえだろ?
(倖生) えっ?
>> そんなんじゃ 女の子 困っちゃうよ。
(倖生) そうすかね。
>> ん?
何?
倖生 好きな子いんの?
(倖生) いや 別に。
>> 何だ…! いるじゃん その感じ!
(店員) お待たせ! >> あっ ありがとうございます。
大将! こいつに同じの もう1杯。
(倖生) いや 俺もういいっすよ。 >> いやいや…!
(倖生) 大丈夫です すいません。 >> え… どんな子?
(倖生) いや だから好きとかじゃなくて。 >> いいから どんな子?って。
言ってみ?
(倖生) まぁ…。
その子は…。
何ていうか…。
いつも ひたむきっていうか。
真っすぐっていうか。
(倖生) 俺に ないもん たくさん持ってる気がしてて。
何か…。
その子と一緒にいると…。
(倖生) 俺の人生も捨てたもんじゃないな って思えるんですよね。
>> うん。
(倖生) でも だからこそ→
俺のせいで その子の人生 壊しちゃったら…。
(倖生) 俺 一生 後悔するなって。
>> ハァ…。
お前さ… いいか?
恋ってぇのはな…。
(戸が開く音)
おかえり 遅かったね。
(ありす) 和紗の家で勉強を教えてきました。
>> うん そっか。
あれ? 倖生君は?
(ありす) 帰ってないですか? >> まだ帰ってないみたいだけど。
(ありす) どこにいるんでしょう。 >> 分からないな。
えっ 何で? (ありす) いいえ 別に。
>> あぁ…。
(ありす) あの 質問があります。 >> えっ… 何 何?
(ありす) 恋とは何でしょう? >> え? えっ… え?
(ありす) この数日間 人がどういう時に 人を好きになるのか→
ずっと考えていました。
私には そんな経験がないので→
皆さんのように 簡単には理解できません。
でも 理由は分からないけど→
何だか つかめそうな 気がするんです。
>> あ… そうか。
(ありす) お父さんは 好きな人は いましたか?
>> えっ… うん もちろんいたよ 昔だけど。
(ありす) どんな人ですか?
>> 晃生はね…。
(ありす) 晃生。 >> あぁ その人の名前。
晃生は 寡黙で繊細で→
愛想がないって誤解されやすくて。
あんまり人に好かれるタイプじゃ なかったのかな。
へへへ… これでもう… もう悩みないな?
(心護の声) でも 実は誰よりも誠実で→
自分のことよりも 人の気持ちばっかり考えて。
(倖生) スーパー着きましたよ。
(心護の声) そのせいで 人一倍 傷つきやすくて。
そんな晃生のことが お父さんは大好きだった。
晃生から 本当に大事なものを たくさんもらったよ。
(ありす) 大事なもの。 >> うん。
晃生は 子供がすごく好きでさ。
僕たちは男同士だけど→
親になることを 選んでもいいんだって→
気付かせてくれたんだ。
(晃生) 〔心ちゃん 知ってる?〕
〔セントラルパークの ペンギンの話〕
〔何それ?〕
(晃生) 〔ペンギンにも ゲイのカップルがいるんだって〕
〔え~?〕
(晃生) 〔飼育員が オスのペンギン 2匹に卵をあげたらね→
2匹で仲良く温めて 雛にかえして育てたんだってさ〕
〔ホントかよ〕 >> 〔信じられない?〕
〔う~ん…〕
〔僕は その話を聞いて 勇気が出たよ〕
〔僕らも いつか そうなれるんじゃないかって〕
♪~
〔そうなるといいな〕
♪~
(心護の声) 晃生は結局→
自分がゲイだってことは 周りに言えなくて…。
親が薦める人と 結婚しちゃったんだけど。
でも それは→
仕方ないことだよ。
今より ずっと 同性愛に対して 偏見が強い時代だったから。
でもね あいつが→
男同士でも子供を持てる未来を 信じてたから→
それを 僕にも信じさせてくれたから→
親になろうって 思うことができたんだ。
だから ありすと こうして 一緒にいられるのも→
晃生のおかげだって 今でも思う。
♪~
(和紗) お~し そろそろ開店だよ。
ってかお前 顔色悪くない?
(倖生) えっ?
(ありす) 昨夜 何か変なものを食べましたか?
(倖生) いやいや… 問題ないっす。
表 開けてきます。
(倖生) お待たせしました。
(優奈) こんにちは。 (和紗) いらっしゃい。
(倖生) いらっしゃいませ。 (優奈) 聞いてください!
(優奈) 模擬テストで空が 満点 取ったんです!
(倖生) えっと… 空が満点…。
それは 残念ですね…。 >> はい?
(ありす) 倖生さん? (和紗) 倖生?
(倖生) ちょっと すいません… 無理かも…。
(優奈) えっ… えっ!?
(ありす) 倖生さん! (和紗) ちょっと倖生 大丈夫!?
(和紗) すごい熱じゃん。 (ありす) 38.7度もあります!
倖生さんが死んでしまいます! (倖生) 死なない 死なない。
(ありす) 和紗! 和紗は離れていてください!
倖生さんは何らかのウイルスに かかっているかもしれません!
お腹の赤ちゃんが危険です! (和紗) ありす 落ち着いて。
(ありす) あっ… そうです 入院ですね! えっと まずは消防車を呼んで…。
あっ 違いました 救急車です あっ いや 違う…。
消防車で合ってました すいません!
(和紗) 合ってないし呼ばなくていいよ。
(ありす) 倖生さんの上着を 私が奪ってしまいました。
言葉通りに受け取ってしまった ために 倖生さんを→
無理させてしまいました 時間が戻ってほしいです!
時間を戻す時は どうすればいいんでしたっけ!?
(和紗) ありす 大丈夫だから落ち着けって。
(ありす) 倖生さんが死んでしまいます! (和紗) 倖生は部屋で休んでな。
今日はもういいから。
いい? 取りあえず薬 飲ませたから→
しばらく寝かせて様子見よう。 (ありす) はい。
(和紗) 過去のことを考えて 自分を責めても仕方ないから。
時間は戻らないから 分かった?
(ありす) はい 時間は戻らない… はい。
(和紗) OK 私 行くからね。
あれ? もう今日 終わったよ?
>> そうですよね…。
(和紗) どうした? >> あっ いえ ちょっと…。
すみません 帰ります。
(ありす) ご飯作ります! >> えっ?
(ありす) 今日は どのような気分でしょうか?
少し目の下にクマができています。
睡眠不足なのではないでしょうか。 >> すみません。
(ありす) はい。
>> 私 圭介さんのこと 諦めようと思います。
(ありす) 圭介さんを 好きじゃなくなりましたか?
>> 好きです。 (ありす) じゃあ どうしてですか?
>> きっと私 嫌われました。
昨日から何か 圭介さん→
ちょっと冷たいっていうか よそよそしいっていうか。
前みたいに話してくれなくなって。
多分… 私のこと うっとうしくなったのかなって。
(ありす) そう言われたんですか? >> 言われないけど…。
(ありす) では ちゃんと確認した方が いいと思います。
まだ 好きという気持ちを 調べるために→
試していないパターンが たくさんあります。
例えば 人は好きになると→
相手を 目で追ってしまうといいます。
圭介さんが明里さんを 目で追うのかを調べて そして…。
>> 追わなかったら どうするんですか?
(ありす) 追わなかったら別のパターン 例えば 好きになると→
人は 相手を知りたくなるといいます。
>> 知りたくならなかったら どうするんですか?
(ありす) 他にも 相手が何を 考えているのか気になったり…。
>> 気にならなかったら どうするんですか?
(ありす) 他にも…。
>> 私のこと好きじゃないって 分かったら どうするんですか?
そんなこと分かったら→
ありすさんだったら どうするんですか?
(ありす) わ… 私は…。
>> ごめんなさい もう大丈夫なんです。
(ドアが閉まる音)
(ノック)
(倖生) どうぞ。
(ありす) おかゆを作ったので 持ってきました。
(倖生) ありがとう。
ごめん 心配かけて。
(ありす) すみません。
私にできるのは これだけなので。
(倖生) 何? 「すみません」って。
(ありす) 恋愛とは とても難しいものですね。
(倖生) えっ?
(ありす) 私には きっと 一生 分からないんだと思います。
(倖生) え… 何かあった?
(ありす) お付き合いいただき ありがとうございました。
♪~
(ドアが閉まる音)
あぁ おはよう。
体調 大丈夫? (倖生) もう だいぶ。
熱も下がったんで。 >> そうか よかった。
(倖生) えっ ありす…。
>> 寝てないみたいでさ。 (倖生) えっ?
>> 何か知ってる? (倖生) いや…。
>> ありす まだやるの?
(ありす) 今DNAの分子模型を制作中です。
今までにない手ごわさなので もう少々 時間がかかります。
>> でも そろそろご飯の時間だよ。 (ありす) 先に食べていてください。
(金之助) \ありすちゃん/
恋について 何か分かった?
(ありす) 結論が出ました。 >> 何? 結論って。
(ありす) 私には 恋愛は分からないことが 分かりました。
それが結論です。 (和紗) えっ?
(ありす) もう帰宅の時間です 帰ります。
(明希子) えっ? (銀之助) バイバイ。
(虎之助) バイバイ。
あっ… どうも。
(圭介) 引っ越さなくなったんですね。
明里ちゃんから聞きました。
(ありす) すみません。 >> いえいえ そんな。
あの…。
明日 明里ちゃんと一緒に お店 伺います。
(ありす) 明里さんと来るのですか?
>> 今日 誘いました。
(ありす) 何でですか? >> 何でって…。
仲良くなるには 一番いいかなと思って。
(ありす) どういう意味ですか?
>> いや…。
何ていうか…。
僕→
明里ちゃんのことが好きみたいで。
(ありす) え?
>> あっ 好きっていうか 気になるっていうか…。
(ありす) え… えぇ!? >> いや すみません。
お客さんに こんなこと… 忘れてください。
(ありす) あ 忘れません。
圭介さんは 明里さんを 恋愛として好きなんですか?
>> そんなハッキリ言われると 照れるんですけど…。
(ありす) どうなんですか!?
>> はい。
(ありす) 意味が… 分かりません。
>> いや 僕も どうしていいか 分かんないんですけど→
この間から ずっと… モヤモヤしてて。
(ありす) モヤモヤ?
>> 内見に来ていただいた時 階段で その…。
彼氏さんが 明里ちゃんを 抱きかかえたじゃないですか。
(ありす) 彼氏さん? あぁ… はい。
>> あの時 何か→
体中から じわっと…。 (ありす) じわっと?
>> モヤっと…。 (ありす) どっちですか?
>> とにかく何か僕 嫉妬しちゃったみたいで。
何か あれから ずっと考えちゃうんですよ。
面白い本を読んだら→
明里ちゃんに薦めたら 何て言うかなって思うし。
おいしい料理を食べたら→
明里ちゃんと 一緒に食べたいなって思うし。
キレイな景色を見たら→
明里ちゃんと 一緒に見たいなって思うし…。
(ありす) 待ってください それって 好きってことなんですか?
>> えっ…? そうじゃないですか?
(ありす) それは聞いていません。 >> えっ?
(ありす) 好きっていうのは 居ても立っても いられなくなって→
走り出したくなることでは ないんですか?
>> え? (ありす) その人を目で追ってしまったり→
何を考えているか 気になってしまったり→
その人との メールのやりとりを→
見返してしまうことなんじゃ ないんですか?
>> それもそうかもだけど…。
僕は 好きになって こう思いましたね。
えっ?
(ありす) それ…→
私も 一緒です。
倖生さんです。 >> 倖生さん?
(ありす) 私は おいしいご飯を思い付くと→
倖生さんに食べさせたら 何て言うかなって思います。
新しい化学の知識を得ると→
倖生さんに話したら 何て言うのかなって思います。
三國谷優作に腹が立つと→
倖生さんに話したら 何て言うのかなって思います。
>> それはだから… 好きだからでしょ?
(ありす) そうなんですか…!
私は… 倖生さんを 好きなんですね?
>> えっ… 彼女さんですよね?
(ありす) ありがとうございます!
和紗~! 和紗!
(和紗) おぉ 戻ってきた 何?
(ありす) 倖生さんが好きです! (和紗) は?
(ありす) 私は 倖生さんが好きなようです この「好き」は→
恋愛でいうところの「好き」で 人としてではありません。
あっ! 人としても好きですが 恋愛としても好きです!
つまり私は倖生さんが好きです! なぜそれに気付いたかというと→
圭介さんが明里さんのことを 好きな理由を聞いて…。
(和紗) お~ ちょっと落ち着け。 (ありす) 倖生さんに伝えてきます!
(和紗) ちょ 待て待て 待てって! (ありす) 何ですか?
(和紗) 1回 座れ。 (ありす) はい!
(和紗) よいしょ。
倖生が好き? (ありす) はい。
(和紗) ホントに? (ありす) はい。
(和紗) ホントに好き? (ありす) はい いってきます!
(和紗) 待てって!
いいか? よく聞け。
恋は駆け引きだ。
(ありす) 駆け引き? (和紗) まずは作戦を立ててからだ。
(ありす) 作戦?
(和紗) っていうか何? 圭介さんが 明里ちゃんを好きって。
(ありす) ハッ…! あっ! その作戦も立てたいです!
(倖生) お待たせしました。 (ありす) こちらのビーフシチューは→
コラーゲンが豊富な スネ肉を使用し→
75℃から85℃で 煮込んでいます。
筋繊維を束ねる 膜状のコラーゲンは→
およそ65℃で 3分の1に収縮しますが→
75℃でゼラチン化したお肉が ホロホロになります。
一度は とても硬くなったお肉が タンパク質の変性により→
とっても おいしくなるんです。 >> へぇ~。
ちょっと待つのが大事なんですね。 (ありす) はい!
すぐに諦めると 幸せに たどり着けません。
恋と一緒です!
>> えっ? (ありす) あっ ちなみに→
ニンニクを1房 使っているのも 大きな特徴です。
>> ニンニク1房? (ありす) はい。
ニンニクには テストステロン→
C 19H 28O 2の分泌を 促す効果があります。
テストステロンは 筋肉の強度を保ち→
男性の性行動や性機能にとって 大きな役割を果たします。
>> あの…。 (ありす) 名付けて→
恋が実ってみんな幸せ ビーフシチューです!
さっ 召し上がってください!
(ありす) ニンジンが ハート形になっています。
これは 一体どうしたことでしょう。
(和紗) ありす さすがに白々しいわ。
(倖生) もっと さりげなく やるんじゃなかったの?
(ありす) さりげなくないですか? (和紗) うん できないよな 分かってる。
>> あの これって…。
(和紗) 何ですかねぇ~?
何か 圭介さんから 言うことあんじゃないですかね?
(倖生) それも さりげなさ皆無っすけど。
>> 言うこと?
あ…。
あの 明里ちゃん。 >> はい。
今日は 来てくれて ありがとう。
あっ いえ…。
あ… あ…。
じ… じゃあ食べようか…。
(和紗) 「じゃあ食べようか」 じゃないでしょ。
>> もう… 好きです!
えっ?
あ… いや あの…。
明里さんのことを 好きになってしまいました。
こんな… 頼りない僕ですけど→
もし… もしよかったら あの…→
おつ… お付き合い…。
付き合います! >> えっ?
付き合ってください。
私も あの… その…。
圭介さんのこと→
大好きです。
♪~
(ありす) お話は それくらいで 冷めないうちに どうぞ。
>> ハハ…。
(明里) いただきます。 (圭介) いただきます。
ん!
おいしいです。
♪~
(和紗) まぁ 多少 強引だったけど うまくいったんじゃない?
(倖生) 「多少」じゃないっすけどね~。
(和紗) 強めにいくべきタイミング ってのがあんだよ 恋愛には。
(ありす) 私は強めに いってはダメですか? (和紗) ありすは少し待て。
(ありす) 倖生さん 今日この後 時間ありますか?
(和紗) だから待てってば。
(倖生) あぁ ごめん これから行くとこあって。
(ありす) そうですか…。 (倖生) そんじゃあ お疲れっす。
(和紗) 焦んなって言ったろ?
(ありす) 分かりました。
♪~
>> 倖生君。
晃生の墓参り?
倖生君。
ごめん。
(倖生) 何がですか?
>> 晃生を…。
お父さんを殺したのは…。
僕だ。
ごめん。
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