All language subtitles for 07 [字]-2023-08-17-JPTVclub

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Original subtitles

(美世)あのあと 斎森の家にいた

ほかの皆さんは大丈夫でしたか?

(清霞)全員 無事だ。

よかった…。

あんなことがあったのに まだ彼らを心配するのか?

(ゆり江)本当に 美世様が ご無事で何よりでございます。

あの お屋敷は? 全焼だ。

は… 全焼…。

旦那様 お願いがあるのですが…。

もう一度 斎森の家に私を

連れていって いただけないでしょうか?

足元 気をつけろ。 はい…。

本当に すべて燃えてしまったのですね。

ああ…。

屋敷を失った 斎森真一と香乃子は

使用人の大半を解雇し 地方の別邸に移るらしい。

実質 没落ということだな…。

その原因となったのが

辰石家であることは 間違いないが

公にはなっていない。

法的に裁かれることはないが

責任を取って 辰石家当主の座は

長男の辰石一志が継ぐことになる。

そう ですか…。

新当主は 私の監督のもとでの 行動制限を受け入れた。

これで事実上 辰石家は 久堂家の麾下になる。

では 香耶は?

あれはひとり 特別厳格で有名な家に

奉公に出される…。

少しはもまれて 世間を知ったほうがいいだろう。

(幸次)香耶。

(香耶)なに? (幸次)少し出かけてくるよ。

(幸次)荷物… そんなに少なくて大丈夫かい?

(香耶)なにそれ 嫌み?

香耶 ここからだ…。

ここから もう一度 全部やり直そう。

一緒に斎森家を立て直すんだ。

君だって ここで終わりじゃないだろう。

偉そうに語らないで!

出かけるんじゃなかったの。

もう出かけるよ。

あらそう ごきげんよう。

これは 母の嫁入りのときに 植えられた桜なんです…。

これを見たかったのか。

はい 母が私を ここに呼んでいた気がして…。

はっ! ん… どうかしたか?

あ いえ…。

~

私は 余計なことをしたな…。

え…。

旦那様…。

あのような大ごとになったのは 私にも責任がある。

そんなことはありません。

旦那様が私のために してくださったことは

余計ではありません。 美世…。

うれしいです とても…。

もう いいのか。 はい…。

しかし 斎森家がこの様子だと

結納の儀式は 執り行えそうにないな。

あ… 結納。

ああ 私たちの今後のことだが…。

結婚に向けての手続きを 近々始めようと思っている。

そのうち先代のところに 行くことになるかもしれん。

先代 って… 旦那様のお父様?

ああ 年ごろの令嬢のうわさを 聞きつけるたび

話を持ってくる。

ずっと へきえきしていた。

斎森家に来た縁談も

お父様が持ってこられたもの だったのですよね…。

ガッカリされないようにしないと…。 どうしてガッカリする?

きっと 香耶に対して

持ちかけていただいた 縁談だったのでしょうから…。

フン… もしそんなことになったら

先代を 問答無用で消し炭にしてやる。

えっ!? んっ?

フッフフ ウフフ…。

フフ フフフ。

幸次さん…。

久堂さん この間は ありがとうございました。

体のほうは平気かい?

はい おかげさまで。

よかった…。

美世 少し話せないかな?

幸次さん 先日は ありがとうございました。

僕は何もしてないよ。

久堂さんを呼びに行くことしか できなかったから…。

いえ… 幸次さんのおかげで

早く私を助けに行けた と 旦那様がおっしゃっていました。

そう… なのかな?

僕 この町を出ることにしたんだ。

どこへ…。

旧都へ行くよ。

自分を鍛えなおすんだ。

自分の力不足を痛感したからね。

もう何もできないのは嫌なんだ…。

(幸次)きっと 香耶も奉公先で 頑張ってくれると思う…。

僕も 頑張るよ。

強くなって 守りたいものを 守りたいときに守れるように…。

あとさ…。

あの日 僕が言いかけたこと 覚えてる?

え…。

ごめん 僕は君を助けたかった。

また昔のように 普通に君と笑い合いたかった。

僕は君を…

申し訳ありません…。

なんのことだったでしょうか…。

そっか…。

いや いいんだ。

大したことではないから…。

聞きたいことが 聞けたから よかった。

僕はそろそろ行くとするかな。

美世 また会おう。

僕も 負けてられないな。

<私たちの婚約の手続きは

書面に名前を書くだけの ごく簡単なものでした…。

結局 両家での結納は 執り行われることはなく

2人の署名によって

改めて私は 旦那様の 婚約者となったのでした…>

(ゆり江)美世様 もう少しで

正式に 久堂家の奥様ですね。

奥様… だなんて…。

(葉月)ごめんくださ~い!

ただいま参ります。

あら あなたが美世ちゃん? は はい。

はじめまして 私は 久堂葉月!

清霞の姉です!

淑女としての教育を 受け直したいだと?

はい ダメでしょうか?

ダメということはないが どうしてもか?

はい 先生は自分で探しますし

旦那様にも 迷惑はかけませんので…。

お願いします。

頭まで下げなくていい。

顔が赤いぞ 熱があるんじゃないのか?

なさそうだな。

ありません 私は元気です!

本当か? え…。

これは その あの…。

フッ そんな目で見るな。

まぁ いいだろう。

旦那様…。

教師ができる人間には当てがある。

今度 連絡して家に来させよう。

ありがとうございます。 遠慮ならば不要だ。

暇人を有効活用するだけだからな。

暇人?

フフ~。

こ こちら どうぞ…。

あら~ ありがとう!

ちょうど喉が 渇いていたところだったのよ~。

旦那様の… お姉様だったのですね…。

ええ 似てるでしょう?

目元のあたり 清霞に似てるって よく言われるのよ~。

あ はい え~と…。

(ゆり江)葉月様! お久しぶりでございます。

まあ ゆり江~!

本当に久しぶりね。

最後に会ったのは 何年前だったかしら?

まだまだ元気そうで何よりだわ!

(ゆり江)葉月様もおかわりなく…。

まったく 相変わらずだな姉さん。

あら清霞 あなたお仕事は?

非番だ。 もう やあねえ。

あなたって ホント無愛想なんだから。

せっかく こんなかわいらしい 婚約者ができたっていうのに。

余計なお世話だ。 ま いいわ。

それよりも美世ちゃん。

あ 美世ちゃんって 呼んでよかったかしら。

は はい…。 それじゃあ 美世ちゃん。

私 清霞に頼まれて

あなたの先生を 引き受けたのだけど

話は聞いてる? えっ?

え… 清霞 あなた話してないの?

いや してはいるが…。

ごめんね~ 清霞 ホントに言葉足らずで。

どうせ 私のことなんて

ろくに話しても いないのでしょう?

あ いや… ええと…。

大丈夫! 私が責任をもって

あなたを立派な 淑女にしてあげるからね!

よ よろしくお願いします。

(葉月)天竺ぼたんの季節ね~。

天竺ぼたんはね 外国語でダリアというのよ。

素敵な響きよね。

私 この花大好きなの。

美世ちゃん ちょっとこっちいらっしゃい。

あ はい。

美世ちゃんは 何か好きな花はある?

ええと… 私 花の名前をあまり知らなくて…。

(葉月)ああ それはツユクサっていう雑草ね。

えっ? 雑草にも名前があるのですか?

もちろん。

どんな小さな花にも みんな名前があって

みんな美しいわ。

(葉月)ツユクサは 昼過ぎには 花を閉じてしまうのよ。

それでも しゃんと背筋を伸ばして どうどうと咲いている。

私ね いつも思うの。

花は限られた時間で

一生懸命に咲くから 美しいんだって…。

私たちも同じよね 美世ちゃん。

限られた時間を 美しく生きるために

一生懸命 頑張りましょうね。 はい!

さっそくなんだけど 美世ちゃんは

淑女としての 立ち振る舞いを

お勉強したいのよね? はい!

んっ?

フフフ…。

よ よろしくお願いします。

私 結婚には一回失敗しているの。

でも 女学校は卒業してるし

習い事も山ほどしてきたから

基本は しっかり教えられると思うわ。

気楽にやりましょうね。

あ あの… 私 すごくうれしくて…。

立派な淑女になるために 旦那様のお姉様が

私なんかに 教えてくださるなんて

とても光栄です。

よかった~!

もう~ なんていい子なのかしら~。

清霞 この子持ち帰ってもいい?

ダメだ。 もう けちねぇ。

お持ち帰りして みっちりお勉強したほうが

美世ちゃんの 力になるかもしれないのに~。

ダメだ! そうよね~。

私が美世ちゃんを 連れて行ってしまったら

あなた 寂しくなってしまうものね~。

あ… そんなこと…。

とにかく お勉強するんだったら

やっぱりちょっとした目標は 必要だと思うの。

目標ですか? そう。

とりあえずの目標があったら それに向けて頑張れるでしょう?

(葉月)2か月後に ちょうどいいパーティーがあるの。

私も清霞も招待されているから

手始めに 一緒に参加してみましょ!

え…。 大丈夫。

パーティー自体は 気やすい 親睦会みたいなものだから。

で ですが…。 やってみればいいんじゃないか。

旦那様…。

いくら勉強しても

実際にできなければ 意味がないだろう。

わかりました。

パーティーに参加させてください。

そんなに気負わないでいいのよ。

いきなりドレスを着て ダンスしろなんて言わないから。

は はい…。

基本的な立ち振る舞いは 身についているもの。

心配はいらないわ!

そう ですか…。

(葉月)ええ 次に来るときまでに

私がお勉強の時間割り 作っておくから

頑張りましょうね。 はい…。

《葉月様はやさしい…》

《葉月様のような 素敵な淑女になりたい…》

《旦那様に ふさわしい妻になりたい》

異能の気配…。

ハッハァハァ…。

美世 入るぞ。 あ…。

やめ て…。

大丈夫だ… もう大丈夫だ。

《また悪夢を…。

異能の残しも前と似ている…。

家の周りの結界に ほころびは見られない…。

外部からの よそ者の侵入も考えにくい…。

異能による 干渉ができるとすれば…》

薄刃…。

(呪文を唱える声)

結界を張りなおせ! 気を引き締めろ!

(2人)うお!

(みんな)うおお~!

大海渡閣下。 (ドアが開く音)

遅くなりました。

(大海渡)仕事を 中断させて悪かったな 清霞。

いえ…。

堯人さまに天啓が降りたそうだ。

辰石の件の報告も兼ねて 謁見に向かう。

お前も一緒に来てくれ。 はい。

そして 謁見に向かう前に

事前にお前に伝えておかなければ ならないことがある…。

なんです?

墓荒らしが出た。 あ… まさか…。

(大海渡)ああ 詳細は まだわからないが…。

「オクツキ」が暴かれた。

(新)時は来た…。

(新)迎えにいくよ 美世…。

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