All language subtitles for 05 [字]-2023-08-03-JPTVclub
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1
00:00:15,770 --> 00:00:18,273
(桂子)あらあら お色もぴったり!
2
00:00:18,273 --> 00:00:20,608
お肌の色とも相まって
3
00:00:20,608 --> 00:00:24,279
着ていただく日が
待ち遠しいですわね。
4
00:00:24,279 --> 00:00:28,783
《美世:まるで
お母様のお着物のような桜色》
5
00:00:28,783 --> 00:00:32,120
(ゆり江)とってもお似合いですよ
ねぇ 坊ちゃん。
6
00:00:32,120 --> 00:00:34,122
(清霞)ああ。
7
00:00:34,122 --> 00:00:36,124
あの 旦那様。
8
00:00:36,124 --> 00:00:38,293
こんな立派なお着物を
9
00:00:38,293 --> 00:00:40,628
こんなにたくさんいただけません。
10
00:00:40,628 --> 00:00:43,965
髪紐の礼だ。 受け取っておけ。
11
00:00:43,965 --> 00:00:46,968
は はい。
12
00:00:46,968 --> 00:00:48,970
(桂子/ゆり江)フフフッ。
んっ?
13
00:00:48,970 --> 00:00:51,806
こちらの柄を
お選びになったのは
14
00:00:51,806 --> 00:00:54,142
久堂様ご自身なんですよ。
15
00:00:54,142 --> 00:00:56,978
えっ?
(ゆり江)ウフフッ。
16
00:00:56,978 --> 00:00:59,647
(ゆり江)よかったですわね
美世様。
17
00:00:59,647 --> 00:01:03,651
はい ありがとうございます。
18
00:01:03,651 --> 00:01:05,651
ん…。
19
00:02:47,622 --> 00:02:51,793
(実)まさかあの久堂殿を
射止めてしまうとはな。
20
00:02:51,793 --> 00:02:53,795
大したものだ。
21
00:02:53,795 --> 00:02:56,798
(香耶)おじさま?
いったいなんのご冗談なの。
22
00:02:56,798 --> 00:03:00,134
(実)冗談もなにも
君の姉のことだぞ。
23
00:03:00,134 --> 00:03:03,634
美世が今どうしてるか
知りたくないのか?
24
00:03:05,974 --> 00:03:07,976
んっ。
25
00:03:07,976 --> 00:03:09,978
はっ。
26
00:03:09,978 --> 00:03:12,178
この人って…。
27
00:03:16,417 --> 00:03:19,921
あの時の。
(実)見てのとおりだ。
28
00:03:19,921 --> 00:03:22,090
はっ。
美世は久堂清霞と
29
00:03:22,090 --> 00:03:24,092
うまくやってるらしい。
30
00:03:24,092 --> 00:03:26,928
この方が久堂清霞様。
31
00:03:26,928 --> 00:03:31,228
(実)まさか 彼の嫁が
あの美世になるとはな。
32
00:03:33,768 --> 00:03:35,937
(実)正直 こちらとしても
困っている。
33
00:03:35,937 --> 00:03:39,774
《許せない!
許せない 許せない》
34
00:03:39,774 --> 00:03:43,111
真一も大事な君を
悪評の絶えない
35
00:03:43,111 --> 00:03:48,116
久堂家に嫁がせるわけにも
いかなかったのだろうが。
36
00:03:48,116 --> 00:03:52,620
んっ?
私 お父様にお願いしてくるわ。
37
00:03:52,620 --> 00:03:54,622
おじさまも お困りなのでしょう?
38
00:03:54,622 --> 00:03:56,624
あ ああ。
39
00:03:56,624 --> 00:03:58,626
ウフフ 任せて。
40
00:03:58,626 --> 00:04:01,963
お父様は私にはとことん優しいの。
41
00:04:01,963 --> 00:04:04,632
《愚かな娘よ。
42
00:04:04,632 --> 00:04:07,932
こちらの動く手間が省けて
本当に助かる》
43
00:04:10,738 --> 00:04:15,410
《旦那様のお計らいにより
花と再会を果たした私は
44
00:04:15,410 --> 00:04:18,079
感謝の気持ちを伝えるべく
45
00:04:18,079 --> 00:04:21,416
協力してくださった
五道様をお招きして
46
00:04:21,416 --> 00:04:25,086
うたげを
催すことにしたのでした》
47
00:04:25,086 --> 00:04:29,590
(五道)いやぁ また美世さんに
会えるだなんて 楽しみだなぁ。
48
00:04:29,590 --> 00:04:31,759
あんまり浮かれすぎるなよ。
49
00:04:31,759 --> 00:04:34,262
お前 明日から夜間巡察だろう。
50
00:04:34,262 --> 00:04:38,433
はぁ~ 美世さんの手料理
何が出てくるのかな~!
51
00:04:38,433 --> 00:04:40,435
なれなれしく呼ぶな!
52
00:04:40,435 --> 00:04:42,437
おや 嫉妬ですか?
53
00:04:42,437 --> 00:04:44,439
そんなわけないだろう。
54
00:04:44,439 --> 00:04:47,608
一瞬 暴力的な衝動に
駆られただけだ。
55
00:04:47,608 --> 00:04:49,610
要するに嫉妬じゃないですか。
56
00:04:49,610 --> 00:04:51,946
何か言ったか?
んっ!
57
00:04:51,946 --> 00:04:53,946
(五道)い いえ なんでも。
58
00:05:03,624 --> 00:05:06,461
よし。
59
00:05:06,461 --> 00:05:08,463
さっさと降りろ!
60
00:05:08,463 --> 00:05:10,465
(五道)ちょ
乱暴はやめてくださいよ!
61
00:05:10,465 --> 00:05:12,900
美世さんに言いつけますよ~!
ふん!
62
00:05:12,900 --> 00:05:14,902
うげっ!
63
00:05:14,902 --> 00:05:17,572
あたた…。
64
00:05:17,572 --> 00:05:20,074
んっ?
65
00:05:20,074 --> 00:05:22,910
このまま
消えてもらってもかまわんが?
66
00:05:22,910 --> 00:05:26,080
勘弁してくださいよ。
67
00:05:26,080 --> 00:05:30,251
おかえりなさいませ 旦那様。
68
00:05:30,251 --> 00:05:32,451
はっ。
69
00:05:36,758 --> 00:05:39,594
あっ? わぁ 美世さん!
70
00:05:39,594 --> 00:05:41,929
五道様もいらっしゃいませ。
71
00:05:41,929 --> 00:05:45,433
いやぁ
今日はまた一段とおきれいで!
72
00:05:45,433 --> 00:05:47,633
んっ?
73
00:05:50,104 --> 00:05:52,440
んっ?
74
00:05:52,440 --> 00:05:55,109
は…。
75
00:05:55,109 --> 00:05:58,279
旦那様? あの…。
76
00:05:58,279 --> 00:06:00,948
いや きれいだ…。
77
00:06:00,948 --> 00:06:03,785
あ…。
あっ。
78
00:06:03,785 --> 00:06:05,787
ん…。
79
00:06:05,787 --> 00:06:08,122
よく 似合っている。
80
00:06:08,122 --> 00:06:10,124
ん…。
81
00:06:10,124 --> 00:06:12,560
やっぱり俺 帰ろっかな。
82
00:06:12,560 --> 00:06:16,063
あっ も 申し訳ありません
五道様!
83
00:06:16,063 --> 00:06:18,065
どうぞ おあがりください。
84
00:06:18,065 --> 00:06:20,165
アハハ…。
85
00:06:28,242 --> 00:06:31,746
お姉様が私より幸せだなんて
86
00:06:31,746 --> 00:06:35,746
絶対に 絶対に許さないわ。
87
00:06:40,588 --> 00:06:44,592
うわぁ~! いただきま~す!
88
00:06:44,592 --> 00:06:48,262
あむっ… うまい! ん~!
89
00:06:48,262 --> 00:06:51,766
ほんっとに うま~い!
90
00:06:51,766 --> 00:06:54,268
たくさん召し上がってくださいね。
91
00:06:54,268 --> 00:06:56,938
いやぁ こんなにうまい
美世さんの手料理を
92
00:06:56,938 --> 00:07:01,442
毎日食べられるなんて
隊長はうらやましいなぁ!
93
00:07:01,442 --> 00:07:04,445
ふぅ。
(五道)あっ これもいただこう。
94
00:07:04,445 --> 00:07:06,948
あむっ… うま~い!
95
00:07:06,948 --> 00:07:08,950
(五道)ンフフ~。
96
00:07:08,950 --> 00:07:11,552
五道様 お注ぎします。
97
00:07:11,552 --> 00:07:13,652
あっ ありがとうございます!
98
00:07:21,229 --> 00:07:24,565
はぁ~。
99
00:07:24,565 --> 00:07:30,071
五道様 先日は花のこと
ありがとうございました。
100
00:07:30,071 --> 00:07:34,742
あ… 俺はただ
送り迎えしただけですよ。
101
00:07:34,742 --> 00:07:37,411
それでも 私なんかのことに
102
00:07:37,411 --> 00:07:39,747
貴重な時間を割いていただいて
103
00:07:39,747 --> 00:07:42,250
本当に感謝しかありません。
104
00:07:42,250 --> 00:07:45,086
んん…。
105
00:07:45,086 --> 00:07:47,421
あっ!
美世さん 俺そんなふうに
106
00:07:47,421 --> 00:07:50,424
言ってもらったのは
初めてです! うれしいです!
107
00:07:50,424 --> 00:07:54,095
こんな鬼隊長とは別れて
俺と結婚しましょう!
108
00:07:54,095 --> 00:07:56,097
ブッ!
へっ?
109
00:07:56,097 --> 00:07:59,600
ゴホゴホッ…。
110
00:07:59,600 --> 00:08:03,437
五道 貴様!
エヘヘ 冗談ですって。
111
00:08:03,437 --> 00:08:05,773
あの 五道様。
んっ?
112
00:08:05,773 --> 00:08:07,942
お申し出はありがたいのですが
113
00:08:07,942 --> 00:08:12,213
私は旦那様がいいので
申し訳ありません。
114
00:08:12,213 --> 00:08:16,217
あ… そ そんなに
真面目に返されちゃあなぁ。
115
00:08:16,217 --> 00:08:18,719
は…。
(咳払い)
116
00:08:18,719 --> 00:08:21,556
鬼の隊長も 人の子なんすねぇ~。
117
00:08:21,556 --> 00:08:23,558
なにか言ったか。
118
00:08:23,558 --> 00:08:26,858
いえ なんでも! アハハ…。
119
00:08:29,230 --> 00:08:31,430
はぁ~。
120
00:08:36,070 --> 00:08:38,906
まったく アイツは飲み過ぎだ。
121
00:08:38,906 --> 00:08:41,242
これから忙しくなるというのに。
122
00:08:41,242 --> 00:08:43,911
ご迷惑 だったでしょうか?
123
00:08:43,911 --> 00:08:46,414
いや そういうわけでは。
124
00:08:46,414 --> 00:08:50,918
まぁ 五道をもてなしたいと
言いだしたときは驚いたが。
125
00:08:50,918 --> 00:08:52,918
ん…。
126
00:08:54,922 --> 00:08:58,926
お前がやりたかったことは
思うように実現できたか?
127
00:08:58,926 --> 00:09:01,762
はい。 旦那様のおかげで
128
00:09:01,762 --> 00:09:04,932
五道様に
お礼をすることができました。
129
00:09:04,932 --> 00:09:07,932
本当にありがとうございます。
130
00:09:12,206 --> 00:09:15,710
(香耶)どうして!?
(真一)どうしても何もない。
131
00:09:15,710 --> 00:09:17,878
美世のことは忘れなさい。
132
00:09:17,878 --> 00:09:21,882
だって 私のほうが久堂家の嫁に
ふさわしいじゃない!
133
00:09:21,882 --> 00:09:24,218
(真一)ダメだ。
なんで!?
134
00:09:24,218 --> 00:09:26,918
どうして話を
聞いてくださらないの!?
135
00:09:29,223 --> 00:09:32,560
香耶 時間を持て余しているなら
136
00:09:32,560 --> 00:09:34,860
おとなしく花嫁修業でもしなさい。
137
00:09:38,232 --> 00:09:41,902
お父様!
138
00:09:41,902 --> 00:09:44,739
香乃子:あなたはアレとは違うの。
139
00:09:44,739 --> 00:09:47,639
常に姉より 上でなきゃダメなのよ
140
00:09:51,245 --> 00:09:53,445
んっ。
141
00:09:56,417 --> 00:09:58,717
(香耶)幸次さん。
(幸次)んっ!
142
00:10:01,422 --> 00:10:04,922
(幸次)あれ?
こんな時間にどうしたんだい?
143
00:10:09,597 --> 00:10:11,766
ねぇ 幸次さん。
144
00:10:11,766 --> 00:10:16,666
お姉様と 婚約したいと思わない?
145
00:10:24,945 --> 00:10:27,948
う…。
146
00:10:27,948 --> 00:10:30,648
はっ! え…。
147
00:10:36,791 --> 00:10:38,793
来ないで…。
助けてくれ…。
148
00:10:38,793 --> 00:10:42,296
はっ!
(うめき声)
149
00:10:42,296 --> 00:10:44,298
ああ…。
150
00:10:44,298 --> 00:10:46,467
来ないで…。
ああ…。
はっ。
151
00:10:46,467 --> 00:10:48,636
うっ。
152
00:10:48,636 --> 00:10:51,305
きゃっ! うっ。
153
00:10:51,305 --> 00:10:53,974
は…。
154
00:10:53,974 --> 00:10:56,310
(香乃子)反省するまで
わたくしの前に
155
00:10:56,310 --> 00:10:58,510
姿を現さないでちょうだい!
156
00:11:04,151 --> 00:11:07,488
う…。
157
00:11:07,488 --> 00:11:09,688
んっ?
158
00:11:12,593 --> 00:11:14,929
はっ!
159
00:11:14,929 --> 00:11:16,931
う…。
160
00:11:16,931 --> 00:11:18,931
美世!
161
00:11:20,935 --> 00:11:24,105
はっ!
《異能の残し?
162
00:11:24,105 --> 00:11:28,109
だが 結界が破られた形跡はない。
163
00:11:28,109 --> 00:11:30,444
どういうことだ?》
164
00:11:30,444 --> 00:11:35,644
申し訳 ござい ま せん…。
165
00:11:44,959 --> 00:11:46,961
美世 起きろ!
166
00:11:46,961 --> 00:11:48,961
は…。
167
00:11:51,632 --> 00:11:53,732
大丈夫か?
168
00:11:56,303 --> 00:12:00,141
あ れ 旦那様?
169
00:12:00,141 --> 00:12:03,811
は… ずいぶんうなされていた。
170
00:12:03,811 --> 00:12:07,815
悪い夢でも見ていたのか?
171
00:12:07,815 --> 00:12:09,815
夢…。
172
00:12:13,254 --> 00:12:15,422
あ…。
173
00:12:15,422 --> 00:12:18,259
無理に思い出さなくていい。
174
00:12:18,259 --> 00:12:23,097
おかしなことがあれば
遠慮せず いつでも言え。
175
00:12:23,097 --> 00:12:25,599
はい。
いいな。
176
00:12:25,599 --> 00:12:30,104
何があっても
私が必ず駆けつける。
177
00:12:30,104 --> 00:12:33,104
わかりました 旦那様。
178
00:12:38,946 --> 00:12:41,246
んっ。
179
00:12:48,289 --> 00:12:50,289
んっ。
180
00:12:57,798 --> 00:13:00,968
香耶:お姉様と
婚約したいと思わない?
181
00:13:00,968 --> 00:13:05,472
辰石のおじさまが
協力してくださるそうよ。
182
00:13:05,472 --> 00:13:09,476
もちろん 幸次さんも
協力してくれるでしょう?
183
00:13:09,476 --> 00:13:13,676
香耶も親父も
いったい何考えてるんだ。
184
00:13:18,919 --> 00:13:20,921
よしっと。
185
00:13:20,921 --> 00:13:23,090
きっと喜ばれますよ。
186
00:13:23,090 --> 00:13:25,092
坊ちゃんったら忙しいと
187
00:13:25,092 --> 00:13:27,761
お食事を
面倒がったりするもんですから
188
00:13:27,761 --> 00:13:30,097
今頃おなかがペコペコです。
189
00:13:30,097 --> 00:13:32,099
お仕事場へ伺って
190
00:13:32,099 --> 00:13:35,102
ご迷惑じゃないといいのですけど。
191
00:13:35,102 --> 00:13:38,606
(ゆり江)大丈夫ですよ。
お支度済みしだい
192
00:13:38,606 --> 00:13:41,275
ご一緒に坊ちゃんのところに
お持ちしましょう。
193
00:13:41,275 --> 00:13:43,275
はい。
194
00:13:45,446 --> 00:13:47,946
(ゆり江)美世様。
はい。
195
00:13:50,117 --> 00:13:53,954
巾着は こちらを
お使いになってはいかがですか?
196
00:13:53,954 --> 00:13:56,290
そのお着物に合わせた柄を
197
00:13:56,290 --> 00:13:59,460
坊ちゃんが
ご用意なさったんですよ。
198
00:13:59,460 --> 00:14:01,629
すてき…。
199
00:14:01,629 --> 00:14:03,797
せっかくですから ぜひ。
200
00:14:03,797 --> 00:14:06,133
坊ちゃんも喜ばれますよ。
201
00:14:06,133 --> 00:14:08,469
はい ありがとうございます。
202
00:14:08,469 --> 00:14:10,471
それでは行きましょうか。
203
00:14:10,471 --> 00:14:13,574
お昼時を逃してしまっては
いけませんから
204
00:14:13,574 --> 00:14:15,743
少しばかり急ぎましょうね。
205
00:14:15,743 --> 00:14:17,743
は はい。
206
00:14:25,586 --> 00:14:28,088
父さん ちょっといいかい?
207
00:14:28,088 --> 00:14:30,088
(実)あぁ どうした?
208
00:14:32,092 --> 00:14:35,095
んっ!
あら 幸次さん。
209
00:14:35,095 --> 00:14:37,598
香耶 どうしてここに?
210
00:14:37,598 --> 00:14:41,936
どうしてって お姉様と
婚約者を取り替えるのよ。
211
00:14:41,936 --> 00:14:44,104
バカを言わないでくれるかな。
212
00:14:44,104 --> 00:14:46,106
バカってなによ。
213
00:14:46,106 --> 00:14:49,109
幸次さんは私よりも
お姉様がお好きでしょう?
214
00:14:49,109 --> 00:14:51,111
う…。
215
00:14:51,111 --> 00:14:53,447
君のお父さんは
許可しなかったんだろう。
216
00:14:53,447 --> 00:14:56,450
家長の許しがないならそんなこと。
217
00:14:56,450 --> 00:15:01,121
じゃあ お姉様ご自身が
「いい」って言ったら?
218
00:15:01,121 --> 00:15:03,123
は…。
219
00:15:03,123 --> 00:15:05,125
フッ。
220
00:15:05,125 --> 00:15:07,225
何をする気ですか。
221
00:15:09,797 --> 00:15:12,066
まぁ 今にわかる。
222
00:15:12,066 --> 00:15:14,068
悪いようにはせん。
223
00:15:14,068 --> 00:15:16,737
お前は見ているだけでいい。
224
00:15:16,737 --> 00:15:19,737
は…。
225
00:15:25,746 --> 00:15:27,748
美世 ゆり江。
226
00:15:27,748 --> 00:15:29,750
二人とも どうした?
227
00:15:29,750 --> 00:15:32,252
旦那様 お疲れさまです。
228
00:15:32,252 --> 00:15:35,255
ご迷惑かとは思ったのですが
229
00:15:35,255 --> 00:15:40,094
その ちゃんとお食事を
とられたか心配になって。
230
00:15:40,094 --> 00:15:42,429
差し入れを持ってきました。
231
00:15:42,429 --> 00:15:46,767
そ そうか。 それは 助かる。
232
00:15:46,767 --> 00:15:49,103
この日ざしの中を
歩いてきたのだろう?
233
00:15:49,103 --> 00:15:51,105
中で休んでいくか?
234
00:15:51,105 --> 00:15:53,607
いえ せっかくですけど
235
00:15:53,607 --> 00:15:56,944
お邪魔をしてはいけませんし
帰りますね。
236
00:15:56,944 --> 00:16:00,144
わかった。
では 失礼いたします。
237
00:16:03,784 --> 00:16:07,621
あっ 美世
お守りは持っているか?
238
00:16:07,621 --> 00:16:10,891
は はい ちゃんとここに。
239
00:16:10,891 --> 00:16:13,560
そうか 持っているならいい。
240
00:16:13,560 --> 00:16:16,230
久堂隊長!
今行く!
241
00:16:16,230 --> 00:16:20,567
本当は送っていきたいところだが
少し立て込んでいてな。
242
00:16:20,567 --> 00:16:24,405
大丈夫です。 お忙しいところ
お邪魔してしまって
243
00:16:24,405 --> 00:16:26,407
申し訳ありません。
244
00:16:26,407 --> 00:16:30,911
気にするな。 それでは二人とも
気をつけて帰ってくれ。
245
00:16:30,911 --> 00:16:34,911
ウフフ 坊ちゃんったら
てれていましたねぇ。
246
00:16:37,584 --> 00:16:39,920
あ あっ!
247
00:16:39,920 --> 00:16:42,923
美世様? どうかしましたか?
248
00:16:42,923 --> 00:16:45,426
えっと あの。
249
00:16:45,426 --> 00:16:49,596
お守り 家に
忘れてきてしまったみたいで。
250
00:16:49,596 --> 00:16:53,767
まあ 大変! ゆり江が
急かしてしまったせいですね。
251
00:16:53,767 --> 00:16:56,437
いえ 私の不注意で。
252
00:16:56,437 --> 00:17:00,441
必ず持ち歩くとお約束したのに。
253
00:17:00,441 --> 00:17:04,111
でしたら 美世様
まっすぐ早めに帰りましょう。
254
00:17:04,111 --> 00:17:06,111
はい!
255
00:17:08,282 --> 00:17:12,219
《私ったら 本当にダメね。
256
00:17:12,219 --> 00:17:16,390
旦那様からいただいた
大切なお守りなのに。
257
00:17:16,390 --> 00:17:20,561
新しい巾着に浮かれて
忘れてしまうなんて》
258
00:17:20,561 --> 00:17:22,563
え…。
(エンジン音)
259
00:17:22,563 --> 00:17:24,731
あっ?
260
00:17:24,731 --> 00:17:27,734
うっ!
261
00:17:27,734 --> 00:17:30,634
うっ あっ!
262
00:17:34,575 --> 00:17:36,577
はっ! ゆり江さん!
263
00:17:36,577 --> 00:17:39,746
はっ! 美世様!? 美世様!
264
00:17:39,746 --> 00:17:41,946
うっ! ゆり江さ…。
265
00:17:44,084 --> 00:17:46,086
美世様!
(ドアを閉める音)
266
00:17:46,086 --> 00:17:48,686
きゃあ! うっ!
267
00:17:51,758 --> 00:17:54,428
あぁ…。
268
00:17:54,428 --> 00:17:58,098
美世様~!
269
00:17:58,098 --> 00:18:00,434
香耶も父さんも
270
00:18:00,434 --> 00:18:02,936
いったい美世に
何をするつもりなんだよ。
271
00:18:02,936 --> 00:18:07,274
お姉様に久堂家との縁談を
辞退していただくのよ。
272
00:18:07,274 --> 00:18:09,276
ねっ おじさま。
273
00:18:09,276 --> 00:18:12,546
こちらとしても
このまま黙っておられんからな。
274
00:18:12,546 --> 00:18:14,882
ウフッ それじゃあ
275
00:18:14,882 --> 00:18:19,386
斎森の屋敷で
お待ちしておりますわ。
276
00:18:19,386 --> 00:18:22,222
(ドアの開閉音)
277
00:18:22,222 --> 00:18:26,560
あの娘を手に入れるためだ
しかたあるまい。
278
00:18:26,560 --> 00:18:28,562
今になって どうして。
279
00:18:28,562 --> 00:18:30,898
これは家と家の問題だ。
280
00:18:30,898 --> 00:18:33,400
あの時は
美世が孤立していたほうが
281
00:18:33,400 --> 00:18:36,737
我が辰石にとって
都合がよかったのだ。
282
00:18:36,737 --> 00:18:39,740
はっ なんだって。
283
00:18:39,740 --> 00:18:42,075
お前には理解できまい。
284
00:18:42,075 --> 00:18:46,075
家の存続のためなら
必要なことはなんでもする。
285
00:18:49,082 --> 00:18:51,752
(実)それが辰石家当主たる
286
00:18:51,752 --> 00:18:53,754
私の務めだ。
287
00:18:53,754 --> 00:18:57,424
《幸次:くっ! 許せない》
288
00:18:57,424 --> 00:19:00,594
(幸次)ずっと ずっと…。
289
00:19:00,594 --> 00:19:03,263
ひどい目に遭ってる美世に
手を差し伸べず
290
00:19:03,263 --> 00:19:05,432
傍観し続けたのは
291
00:19:05,432 --> 00:19:08,602
全部 自分の
利益のためだっていうのか!
292
00:19:08,602 --> 00:19:11,205
くっ…。
293
00:19:11,205 --> 00:19:13,874
許せない!
294
00:19:13,874 --> 00:19:18,212
(幸次)く…。
295
00:19:18,212 --> 00:19:21,715
ほう。 異能で私と勝負する気か?
296
00:19:21,715 --> 00:19:24,384
アンタの言うことは
もう聞きたくない!
297
00:19:24,384 --> 00:19:26,720
無駄だ やめておけ。
298
00:19:26,720 --> 00:19:29,420
これ以上
美世を好きにはさせない!
299
00:19:33,393 --> 00:19:35,896
なっ!
ほう。
300
00:19:35,896 --> 00:19:38,565
お前に
ここまでの力があったとはな。
301
00:19:38,565 --> 00:19:40,567
なんで!
302
00:19:40,567 --> 00:19:42,736
動け! 動けよ!
303
00:19:42,736 --> 00:19:44,738
バカ者が。
304
00:19:44,738 --> 00:19:48,075
異能者として ろくに
訓練もしていない未熟者が
305
00:19:48,075 --> 00:19:52,079
私の異能に
抵抗できるわけがないだろう。
306
00:19:52,079 --> 00:19:54,581
くっ!
307
00:19:54,581 --> 00:19:57,751
ぐっ。
308
00:19:57,751 --> 00:20:01,255
あっ! く…。
309
00:20:01,255 --> 00:20:04,091
く…。
310
00:20:04,091 --> 00:20:06,927
私に 盾突こうというのなら
311
00:20:06,927 --> 00:20:09,429
そこでしばらく寝てろ。
312
00:20:09,429 --> 00:20:13,600
くそ なんで なんで…。
(ドアの開閉音)
313
00:20:13,600 --> 00:20:15,602
(車のドアを閉める音)
314
00:20:15,602 --> 00:20:19,273
出してくれ。
かしこまりました。
315
00:20:19,273 --> 00:20:21,275
《実:幸次よ。
316
00:20:21,275 --> 00:20:24,945
欲しいものを得たいのならば
手段を選べ。
317
00:20:24,945 --> 00:20:27,948
何事も無策だから
お前はいつまで経っても
318
00:20:27,948 --> 00:20:29,950
二流なのだ》
319
00:20:29,950 --> 00:20:34,621
くっ! ぐっ!
320
00:20:34,621 --> 00:20:37,291
バカだ 僕は。
321
00:20:37,291 --> 00:20:39,626
(一志)そうやって下を向いて
322
00:20:39,626 --> 00:20:43,130
また時が過ぎるのを待つのかい?
323
00:20:43,130 --> 00:20:45,230
兄さん。
324
00:20:51,638 --> 00:20:54,141
う… クソッ。
325
00:20:54,141 --> 00:20:56,810
また何もできなかった。
326
00:20:56,810 --> 00:20:58,979
親父にすら勝てないだなんて。
327
00:20:58,979 --> 00:21:01,648
僕はまだまだ未熟者だ。
328
00:21:01,648 --> 00:21:03,650
なら 諦めるかい?
329
00:21:03,650 --> 00:21:07,154
んっ!
330
00:21:07,154 --> 00:21:11,258
そりゃ 面倒なことは
関わらないほうが楽さ。
331
00:21:11,258 --> 00:21:13,927
でも じゃあそもそもお前は
332
00:21:13,927 --> 00:21:16,227
なんのために
親父に刃向かったわけ?
333
00:21:18,598 --> 00:21:20,698
んっ。
334
00:21:22,936 --> 00:21:24,938
フッ 顔洗ってこい。
335
00:21:24,938 --> 00:21:26,938
お前を待ってる人がいるだろ。
336
00:21:28,942 --> 00:21:30,944
美世。
337
00:21:30,944 --> 00:21:33,280
《諦めない。
338
00:21:33,280 --> 00:21:36,116
美世を救うために》
339
00:21:36,116 --> 00:21:38,618
(ゆり江)すみません 坊ちゃん。
340
00:21:38,618 --> 00:21:41,621
なっ! 美世が かどわかされた!?
341
00:21:41,621 --> 00:21:45,625
私がついていながら
本当に申し訳ありません。
342
00:21:45,625 --> 00:21:48,295
お守りはどうした
持っていたはずだろう?
343
00:21:48,295 --> 00:21:51,965
それが
坊ちゃんとお別れしたあと
344
00:21:51,965 --> 00:21:53,967
ないと気づいて。
345
00:21:53,967 --> 00:21:56,970
くっ。
美世様…。
346
00:21:56,970 --> 00:22:01,141
《十中八九 犯人はわかっている。
347
00:22:01,141 --> 00:22:03,143
美世の居場所は》
348
00:22:03,143 --> 00:22:05,312
おい ここは立ち入り禁止だぞ!
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00:22:05,312 --> 00:22:08,982
(幸次)放せよ! 俺は久堂さんに
用があって来たんだ!
350
00:22:08,982 --> 00:22:10,917
隊長。
(幸次)くっ 久堂さん!
351
00:22:10,917 --> 00:22:12,919
あっ。
352
00:22:12,919 --> 00:22:15,119
は…。
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00:22:18,759 --> 00:22:22,929
あなたに こんなことを頼むのは
筋違いだってわかってる。
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00:22:22,929 --> 00:22:25,766
でも お願いします。
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00:22:25,766 --> 00:22:28,602
僕だけじゃ 美世を助けられない!
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00:22:28,602 --> 00:22:30,602
は…。
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