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(内田)いくぞー! (一同)しゃーっ!➡
おら~!
<おいっ!
道具 使ってんじゃねえよ!
あっ あっ…。 (鳥山のせき)
おい。 (殴る音)
<うっ!
おい 内田さんは? (鳥山)見てない。
こいつら 武器…。 決めたルール 破ってやがる。
内田さん 守らないと。
♬~
♬~
(四宮)内田さん!
ハァ ハァ…。
何で 諏訪さんが…。
諏訪さん! 諏訪さん!!
(四宮)諏訪さん!
(四宮)諏訪さん! 諏訪さん! 諏訪さん!!
♬~
♬~
(みちお)決闘罪ですよ 決闘罪。
初めてだな 裁判官人生。
わざわざ 日時と場所 ルールを決めて➡
両者合意のもと闘う決闘罪。
しかも 仲裁に入った相手に 重傷を負わせた少年の刑事事件。
ハァー 超レアですね。
みんな 知ってた?
決闘罪って明治22年に 作られたそうですよ。
ワクワクしてますね。 ホホホ。
ワクワクしてますね。 ホホホ。
じゃ 入間君とタッグを組む 書記官は…。
<私にお任せください!
えっ?
本日付でお世話になります 書記官の川添 博司です。➡
あれ? その感じ 聞いてません?➡
あっ あの これ 皆さん 東京のお土産です。
食べてください。
こちらと東京地裁 第3支部とで 書記官トレードが成立したんですよ。
こちらと東京地裁 第3支部とで 書記官トレードが成立したんですよ。
書記官って 各地方ごとの採用じゃないの?
ただ 特別な理由をもって 本人の強い要望があれば➡
全国の地裁に異動はできますから。 強い要望って?
もちろん 入間さんの存在です。
タッグを組める書記官は 私しかいないでしょ。 ねっ。
僕のこと めんどくさがってたよね?
愛情の裏っ返しですよ。
愛情の裏っ返しですよ。
さあ 早速 たまった あれやこれや➡
処理しちゃいましょう。 (立石)はいはい。➡
じゃ これ 川添さん お願いしますね これね はい。
分かりました お願いします。 ねえねえ。
何? 強い要望って。
(岡林)まさかまさかの トレード成立! ハハッ。➡
ずっと都会に憧れとったとです。➡
いや~ それにしても すごかですね!➡
あっ 言葉も ちゃんと勉強してきました。➡
あっ 言葉も ちゃんと勉強してきました。➡
いや それにしても すごいですね。➡
もう 人に酔うほど人がいる。
(糸子) 絶対おかしいですよ トレード。➡
川添主任の 強い要望だったんですよね?
(岡林)直訴だったみたいですよ。
のっぴきならない理由とやらで。 はい 陣太鼓。
その理由 ひた隠しにするんですよね。
まあ いいじゃないですか。
即戦力の方が来てくれて 助かります。➡
書記官だった石倉君は海外留学➡
しかも もう一人 浜谷さんは 三つ子の母親なんですが➡
さらに子宝に恵まれ 産休に入って 人手不足だったんです。
さらに子宝に恵まれ 産休に入って 人手不足だったんです。
一ノ瀬君も 事務官から書記官になったし➡
2人とも よろしくお願いしますよ。
はい。 (糸子)はい。
一ノ瀬君には この審理に入ってもらいます。➡
岡林君は フォローに回ってください。
はい。
えー… あれ これって…。
令和の代理お家騒動。➡
大企業の星積ホールディングス。➡
創業者一族から信頼されている➡
創業者一族から信頼されている➡
嶋津 奈都子。➡
そして 次期社長候補と呼ばれている➡
大藪 重之。➡
その2人の権力争いから➡
互いの部下がケンカ。➡
そして傷害事件にエスカレートしたと➡
いわれていますよね。
嶋津 奈都子って あの プロボノの女神でしょ?
(糸子)メディアにも 顔が売れてますよね。➡
長年 社会的問題に取り組む NPO法人や➡
市民運動を無償で支えた カリスマ弁護士。
(岡林)それが いつの間にか 大企業の社外役員になり➡
(岡林)それが いつの間にか 大企業の社外役員になり➡
ついには社内の重要なポストに。
結局 プロボノの女神も 行きつくところは➡
権力とお金ですよ。 (岡林)あぁ…。
事前情報は それぐらいで。
先入観を捨てて 審理に臨んでください。
(岡林)はい。 (駒沢)これ 頂きます。
(岡林)どうぞ。
あっ おはようございます。 (坂間)おはようございます。
あっ! 坂間裁判官 初めまして。➡
トレード要員で来た 書記官の岡林 保…。
そう あなたとは初対面。 それなのに なぜ?
そう あなたとは初対面。 それなのに なぜ?
はい? 裁判官バッジを着けていないし➡
法服も着ていない。
なのに あなたは 私が私であると断定した。
あっ 入間さんに あれこれ聞いてたので。
あれこれ? 見るからに ザ・裁判官 1 言えば 100返す。
頭でっかちで会話の8割が説教と 言われましたか?
それよりも…。 (のみ込む音)
今 のみ込んだ言葉を言いなさい。
私に対する誹謗中傷であることは 推測できます!
(岡林)いえ もう 結構 奥の方に入っちゃって…。
はい!? (岡林)ああ 駄目だ うう…。➡
はい!? (岡林)ああ 駄目だ うう…。➡
陣太鼓。
(瑞希) 来週には保釈が出ると思います。➡
裁判の前に被害者と 示談をしておいた方がいいかと。➡
ですので私たち…。 (丹羽)では 私の言ったとおりに➡
動いてください。
(瑞希)勝手なことはするなと。
通常の倍の報酬を 支払っていますよね。
裁判は うちの事務所の 佐倉 朝子が担当します。➡
何か聞きたいことが あるんでしょ?
はい。 事件現場のことです。
三鷹緑地で…。 (丹羽)余計な詮索もしなくていい。
弁護士の務めは 依頼人の利益を守ることでしょ。
迅速に終わらせてくれれば それでいい。
分かりました。 では今後のスケジュールについて➡
ご相談させてください。
ご相談させてください。
♬~
(社員たち)お疲れさまです。 (奈都子)お疲れさまです。
このたびは 部下が申し訳ございません…。
(大藪) いやあ こちらこそ申し訳ない。
プロボノの女神が 権力と金に執着してる。➡
そう世間で 思われてしまったのではないかと。
(大藪)鮎川君 示談の申し出 どうされるんですか?
ああ もちろんお受けします。
だそうです。➡
だそうです。➡
お家騒動も すぐに終わりますよ。 では。
♬~
♬~
♬~
(一同の話し声)
あのおっさん 無茶にらんでる お前のこと。
あん?
知り合い? (四宮)んなわけねえだろ 誰だよ。
知り合い? (四宮)んなわけねえだろ 誰だよ。
(少年たち)内田さん! 内田さん! 内田さん 大丈夫っすか!?➡
大丈夫っすか おい! (鳥山)おい 何で手錠させんだよ!
おかしかろうが!
(少年たちの怒号)
兄ちゃん…。
(川添)起立!
(川添)起立!
起立!!
(舌打ち)
(真菜)公訴事実 被告人は 第1➡
令和4年4月2日 午後5時40分ごろ➡
熊本県宇城市 長尾町5丁目 25番地付近の河原で➡
佐村 和馬 他 多数と 互いに組み合い➡
殴打し合うなどをして決闘をし➡
第2 前記日時場所において 決闘を止めに入った諏訪 遙人➡
当時21歳に対し げんこつで その頭部を1回殴り➡
同人を その場に転倒させて その側頭部を➡
同人を その場に転倒させて その側頭部を➡
地面で強打させるなどの 暴行を加え…。
警察 検察で調べたことが 必ずしも正しいとは➡
私は思っていません。
そのことを前提として お伺いしますが➡
検察の述べた公訴事実に 間違いはありますか?
間違いありません。 (鳥山)間違いあるだろ!
(少年たちの怒号)
(少年たちの怒号)
裁判長 早く「静粛に」と。 いえ。
もう少し聞いてみましょう。 (吉塚・真菜)はっ?
これが 入間劇場。 (少年たちの怒号)
弁護人。 はい。
傍聴席の皆さんは 被告人が罪を認めていることに➡
納得がいってないと感じましたが。
ハァ… 当初 嘘の主張をしていたんです。
それを まだ信じてるんだと 思いますが。
それを まだ信じてるんだと 思いますが。
(吉塚)当初 主張していたのは➡
決闘の最中 かつて兄のように親しかった➡
先輩の諏訪 遙人が 仲裁に入ってきた。
(諏訪)《ケンカするなら 自分とやれ!》➡
《弱い自分と闘え!》
《俺に構うな!》 (諏訪)《くそったれ!》➡
《逃げるな!》 (内田)《うっせえ!》
(吉塚)不良から足を洗うように 何度も忠告され➡
仲たがいしていた。➡
ただ強く殴ったわけではない。➡
ただ強く殴ったわけではない。➡
急に相手が苦しみだして 勝手に倒れたと。
勝手に倒れた? (真菜)フフフ…。
検察官 おかしいですか。 (真菜)失礼。
ただ あまりに苦しい言い逃れ。 被害者は 現在も意識不明の重体。
意識の回復は難しいと 言われています。➡
今回 検察が 決闘罪も併せて立件したのは➡
不良少年グループへの 戒めでもあります。
厳罰を。 (鳥山)上等だ。
<やんのか こら! (鳥山)お前 しっかり弁護しろよ!
<やんのか こら! (鳥山)お前 しっかり弁護しろよ!
(少年たちの怒号)
おい 挑発だ。
(舌打ち)
どうぞ 証言台に。
えっ? あなたの話が聞きたいんです。
えっ? あなたの話が聞きたいんです。
どうぞ。
一度 口にしたこと変えるなんて 内田さんらしくねえんだよ。
俺ら 決めてることあるんで。
それは何ですか? ケンカするときは素手。
絶対 一般人には手を出さねえ。➡
それに 俺らには 俺らの誇りがあんだよ!
それに 俺らには 俺らの誇りがあんだよ!
くまヤンとしての…。
(川添)熊本のヤンキーの誇りねぇ。
被告人。
もう一度 話しますか?
(内田)やったのは俺です。
(ざわめき)
(内田)バカを いつまでも続けられない。➡
(内田)バカを いつまでも続けられない。➡
自分でも分かっていた。➡
それを諏訪さんに何度も言われて 腹が立ってた。
だから思いっ切り殴った。
でも意識不明って…。
怖くなって ごまかせないかと思って…。
(少年たち)嘘でしょ 内田さん。 マジかよ 内田さん。 どうしてだよ。
あなたを知る仲間は 異議を唱えている。
では被告人➡
あなたの主張が正しいか 調べてみましょう。
えっ…。 (吉塚)はっ?
調べる? (川添)きたきた この流れ。
裁判長 俺 やったって 言ってんじゃないっすか。
本当のことを知ってるのは 被告人 あなただけです。
私は真実を知ってる被告人に 判決を言い渡さなければならない。
私は真実を知ってる被告人に 判決を言い渡さなければならない。
被告人を裁いてるように見えて 実は 私も裁かれる。
それが裁判です。
(川添)これが入間流のケンカだ。
職権を発動します。 きたー!
裁判所主導で あらためて捜査を行います。
裁判所主導で あらためて捜査を行います。
現場検証を行います。
(ざわめき)
♬~
刑事弁護やめたい? (朝子)えっ?
どうして分かったんですか? (瑞希)弁護士になって3年目。
そろそろ絶望してきた頃でしょ 刑事弁護の現実に。
被告人のために やるべきことをやっても➡
仮にやらなくても結果は一緒。 (瑞希)ホントに一緒かな~?
仮にやらなくても結果は一緒。 (瑞希)ホントに一緒かな~?
起訴された時点で 99.9% 有罪に決まってるじゃないですか。
それをね 30件ひっくり返した 裁判官いんのよ。
えっ? (瑞希)30件 無罪判決を出した➡
裁判官がいるの。
まさか その人➡
青山さんの話に ちょいちょい出てくる片思いの人?
か… 誰よ それ? (朝子)こじらせまくって 結局➡
独身の道を選ぶことになった原因の 入間みちお。
独身の道を選ぶことになった原因の 入間みちお。
ちょっと 違うから!
いった! (瑞希)絶対違うからね。➡
それに私が言ってるのはね 入間みちおじゃない。
彼の 師匠みたいな裁判官よ。
師匠? (瑞希)うん。
(糸子)起立。
この人が…。
被告人は 令和4年6月18日 午後4時13分ごろ➡
東京都三鷹市 東原7丁目 3番地付近の三鷹緑地において➡
被害者と遭遇した。 互いの上司の権力争いから➡
被害者と遭遇した。 互いの上司の権力争いから➡
以前より対立していた2人は 口論からケンカになった。
《邪魔すんな…》
《うっ…》
(達川)その後 同人を突き飛ばし➡
左手関節 打撲捻挫の 傷害を負わせた。
(朝子)裁判長 被害者と示談が成立しています。
検察官 いかがですか? (達川)同意します。
分かりました。 証拠として採用します。
分かりました。 証拠として採用します。
んっ? あの顔 何か引っ掛かってる?
裁判所から よろしいでしょうか。
三鷹緑地に 被告人は どういう理由で訪れたのですか?
教育事業の プロジェクトのためです。
(駒沢) 具体的に教えてもらえますか?
子供たちの未来が 貧困によって 閉ざされることがないよう➡
子供たちの未来が 貧困によって 閉ざされることがないよう➡
夢を持ってもらうために ネット上で AIを使った➡
様々な職業体験ができる場を 設けています。
また同時に 実際の施設の 運営も行っています。➡
廃校を利用した 新しい施設も検討しており➡
そのための視察です。 (駒沢)その廃校とは?
旧北調布小学校です。
かなり遠回りでは?
時間があったので 少し三鷹緑地を歩いてみようと。
時間があったので 少し三鷹緑地を歩いてみようと。
なぜ 三鷹緑地を? (丹羽)それは たまたまです。
検察官。 被害者は なぜ事件現場に?
ああ。 緑地近くにある そば屋に行った帰りに➡
通り掛かったそうです。 (駒沢)その そば屋には➡
よく行かれるのですか?
仕事帰りに たまたま通り掛かり おいしいと聞いていたので➡
行ってみようと思ったそうです。
行ってみようと思ったそうです。
事件現場には お互い たまたま訪れたと。
男性の言い争う声が聞こえてきて 駆け付けました。
言い争う声? (菊池)えっと…。
「早く行け」 「行かせるか」「手を離せ」➡
「いいかげんにしろ」と 言ってました。
「いいかげんにしろ」と 言ってました。
<(丹羽) 《いいかげんにしろよ!》
(駒沢)待ってください。 言い争っていたのは➡
ホントに2人ですか?
(菊池) 気のせいかもしれませんが…。
<(足音) (菊池)駆け付けたとき➡
誰かが立ち去るような音が 聞こえました。
現場には 私と被害者しかいませんでした。
目撃者が聞いた言い争う声➡
2人ではなく3人だとすると 納得がいきます。➡
被告人が 第三者に「早く行け」と言った。➡
被害者が「行かせるか」と 第三者をつかみ➡
そして 第三者が「手を離せ」と言い➡
「いいかげんにしろ」と被告人が 被害者と もみ合い 突き飛ばした。
「いいかげんにしろ」と被告人が 被害者と もみ合い 突き飛ばした。
2人だと どういう流れで そういう会話になったか➡
教えてください。
記憶にございません。
「記憶にございません」ですか。
第三者がいたかどうか もし いたなら その人物は誰か。
検察官 真実を知らず➡
被告人に対して 自信を持って起訴ができますか?
被告人に対して 自信を持って起訴ができますか?
弁護人 真実を知らず 本当に被告人を弁護できますか?
裁判官として 私は 真実を知らず 判決を下せない。➡
記憶にないなら こちらで調べるしかありませんね。
(糸子)うわ くるの?
職権を発動します。
裁判所主導で あらためて捜査します。
裁判所主導で あらためて捜査します。
現場検証を行います。
部長 どうでしょうか? 裁判官が伝家の宝刀のように➡
職権証拠調べを むやみに発動するのは。
いや~ すっかり ここは 司法関係者の➡
たまり場になりましたね。 聞いていますか?
職権発動の多発は職権乱用です。 はーい お待たせしました。
職権発動の多発は職権乱用です。 はーい お待たせしました。
ちゃんぽんカレー。 (駒沢・岡林)お~。
はい どうぞ。
どうぞ。 ありがとうございます。
なぜ起きたんでしょうね 職権発動の多発。
人ごとみたいに言って。 ほら 冷めないうちに ねっ。
私が留守の間 お願いしますよ。
(駒沢)はい。 (日高)おらんって?
各国の裁判官が集まる交流会で アメリカに しばらく行かんばとです。
確実に上っとうばいね 上への階段。
確実に上っとうばいね 上への階段。
ただ その階段を上るのは いったん休止。
戻ってきたときの次の仕事 そろそろ決めないといけませんね。
裁判官になって8年 あの時期ね。
(岡林)んっ? (糸子)他職経験制度。
裁判官が 最初の10年のうち2年間➡
別の仕事を経験する 人材育成プログラムですよ。
ああ あれ いいですよね。 お勉強はできても 頭でっかちで➡
視野が狭いと言われがちな 裁判官にとっては。
視野が狭いと言われがちな 裁判官にとっては。
今 なぜ私を見たんですか? いえ 他意はありませんよ。
どの職業を選ぶべきか 実は迷っているんです。
私は分かるけど。 (駒沢)私も。
私自身が分かっていないのに 何で分かるんですか?
あれじゃないの? (駒沢)あれでしょうね。
あれって?
じゃあ 皆さーん。 レディー ファイト!
じゃあ 皆さーん。 レディー ファイト!
んっ?➡
あのね ふりでいいから あくまでも ふりで➡
ケンカはしないように! それで 何か思い出したら…。
教えるんだぞ この野郎! (四宮の舌打ち)
あ? おい。 (川添)アハハ…。
何か 君たちの口調が うつっちゃって ハハハ…。➡
何か 君たちの口調が うつっちゃって ハハハ…。➡
何でもいいから教えてね。
フハッ おし! じゃあ 皆さーん➡
仕切り直して いきますよ~! レディー ファイト!
ああっ! んんっ!
うわ~。 (吉塚)危ない…。
(鳥山)ごめんごめん ごめん! ちょっと待っててくんね?
「そういうことか!」
「これって国家権力に 盾突くことになるんじゃ…」
「真実を知りたいんだよ」
[それは開けてはならない パンドラの箱だった]
「全ては あなたが仕組んだことだった」
「あなたには その覚悟があると?」
何か思い出した?
(鳥山)大勢にボコられて 四宮に助けてもらって…。
(四宮)《おい 内田さんは?》 (鳥山)《見てない》
《こいつら 武器…。 決めたルール 破ってやがる》
《内田さん 守らないと》
(鳥山)それで手分けして 内田さんを捜した。➡
そしたら 向こうから歩いてきた人がいて➡
頭 押さえて ふらついてた。
(鳥山)諏訪さんだったような気が してきた。
(鳥山)諏訪さんだったような気が してきた。
(吉塚)「だったような」って 適当なことを。
(真菜) この距離なら 顔は識別できる。
裁判長 いつまで こんなこと…。 誰だかが分からないよね。
ほら。 ほらほら… 夕日。
全っ然分かんないよ。
「だった」ではなく「だったような」
だから 信ぴょう性あるんじゃないかな。
しかし悪ガキの言うことなど…。 悪ガキだから嘘をつくに違いない。
しかし悪ガキの言うことなど…。 悪ガキだから嘘をつくに違いない。
そろそろ そのレッテル 捨てた方がいいんじゃないですか?
とにかく もし諏訪 遙人なら 暴行を加えられる前に➡
なぜ頭を押さえ ふらついていたんだろうね。
(吉塚)内田 亘が 当初 主張していたこと➡
もしかしてホントのこと? (真菜)でも それなら➡
なぜ自分が強く殴打したと 供述を変えたんですか?
被害者の外傷について 医者から話を聞いてみてください。
被害者の外傷について 医者から話を聞いてみてください。
分かりました。 被告人と被害者の関係を➡
詳しく知りたいんだけど 教えてくれるかな?
もともと俺らのグループ 諏訪さんがつくったんです。➡
諏訪さん 施設で育ち 親はいない 家族もいない。
だからこそ俺には 仲間しかいないって よく言ってた。
諏訪 遙人さんは 今はグループを抜け➡
牧場で アルバイトをしてるんだよね。
牧場で アルバイトをしてるんだよね。
それで 弁護士 目指して 頑張ってた。
弁護士? <(四宮)ふざけんなよ。➡
何度も因縁つけてきやがって いいかげんにしろよ!
ふりでいいと言ったのに…。 (真菜)ホントにケンカするとは。
あっ。
(四宮)俺に何か 言いたいことでもあんのかよ!
(川添)俺はな この世で一番 ヤンキーが嫌いなんだよ!
学生時代に 何度カツアゲされたか!
お金を どこに隠そうか 外に出る前に 必ず それを➡
まず考えなきゃならなかった 俺の気持ちが分かるか この野郎!
素人には手 出さねえと思って 調子に乗ってんじゃねえぞ➡
素人には手 出さねえと思って 調子に乗ってんじゃねえぞ➡
この くそジジイ! こら!
何だ ジジイジジイ言ってるうちに お前だってジジイになるんだ➡
この野郎! <何で いるのよ!
お前を更生の道に導くために 来たんだよ。
(みどり)喜ぶとでも思ったか? いまさら父親面すんな!
(みどり)喜ぶとでも思ったか? いまさら父親面すんな!
(舌打ち)
(みどり)陽ちゃん ごめんね。 大丈夫だった?
あぁ…。 (四宮)大丈夫。 こいつ 父親なの?
(みどり)うん キモいよね。
(川添)離婚して 妻が娘 連れて 実家の熊本に引っ越したんですよ。
(川添)久々に元妻から 連絡があったと思ったら➡
娘がグレて 連日 山のような補導歴。➡
娘がグレて 連日 山のような補導歴。➡
このままじゃって…。
え~?
トレード志願の ホントの理由って それ?
フハッ。
陽ちゃんが何度もにらまれたって 裁判官の子分に。➡
風貌聞いて まさかとは思ったけど… うざ。
子分じゃない 書記官だ。
子分じゃない 書記官だ。
こいつ 娘を不良の道に 引っ張り込んだ元凶なんですよ。
言い逃れできないからな。 元妻に全部 聞いて…。
(みどり)でたらめだから! 逆だよ それ。
逆?
みどりちゃん 高校辞めて 俺も辞めてて➡
それで くまヤン誘われて…。 (川添)ええっ!?
少しでも早く 料理人 目指したいから➡
高校なんか行ってらんないって 聞いたけど… 料理人は?
高校なんか行ってらんないって 聞いたけど… 料理人は?
そんなの嘘に決まってる。
あぁ… 親の顔が見たい!
私です。 フハッ。
(川添)ハァ…。
はい 川添さん。 えっ…。
何ですか これ? ふるさと納税でもらった➡
取材お断り隠れ名店 グルメツアーチケット。
2枚 入ってるから。 えっ…。
もしかして あの 娘 誘って やり直すきっかけにしろなんて…。
もしかして あの 娘 誘って やり直すきっかけにしろなんて…。
いや… うれしい ありがとうございます。
こんな うれしいこと… あれ? 鍵が掛かって…。
その前に支部長。 はい。
これ 被害者の外傷について 医師の見解だそうです。
あっ…。
脳挫傷の程度から 可能性だけ言えば➡
倒れるまでに15分程度 行動できても おかしくないと。
倒れるまでに15分程度 行動できても おかしくないと。
被害者かもしれない人物の 歩いてきた方向 徒歩15分圏内で➡
当時 通報騒ぎがあったそうです。 (川添)えっ?
熊本芸術文化ホール裏の階段から 人が落ちてケガをした。➡
救急車が駆け付けると 誰も そこにいなかった。
通報者も名乗らなかった。 で いたずらだと処理された。
もし いたずらじゃなかったら 周辺の目撃情報を探れば➡
何があったか分かるかもしれない。 そういうこと。
何があったか分かるかもしれない。 そういうこと。
いや でも膨大な聞き込みが 必要ですよね。
必要だね。 周辺の防犯カメラも➡
徹底的にチェックしなきゃいけない。 いけないね。
いや まさか…。
鍵が欲しかったらなんて 言わないですよね フフフ…。
嘘でしょ。
嘘でしょ。
頑張ってね。
(駒沢)これはおかしいですね。 (岡林)ええっ?
あっ! 被害者は 15時半ごろに ここで そばを食べて➡
16時ごろ 三鷹緑地で 被告人に会ったと供述していた。
(岡林)ネットのグルメサイトだと 18時まで営業ってなってます。➡
情報が更新されてません。 (駒沢)つまりネットを見て➡
情報が更新されてません。 (駒沢)つまりネットを見て➡
嘘の供述をした ということでしょう。
(駒沢)被告人と被害者は 別の理由で ここで遭遇した。➡
それを互いに隠そうとしている。
(糸子) ちょっと これ 再現してみます?
(岡林)そうですね。 (駒沢)弁護人は 被告人の供述に➡
今まで何かしらの違和感を 感じなかったのですか?
今まで何かしらの違和感を 感じなかったのですか?
感じていました。
しかし「詮索するな」と 言われましたか。
依頼人の利益を守るのが 弁護士の務めですから。
(駒沢)詳しく ご存じなんですか? 丹羽 昭久について。
えっ? (駒沢)彼が どういう人間で➡
周りにいるのは どういう人か 心の底で 何を望んでいるのか。
真の依頼人の利益は何なのか。➡
相手を知り尽くさないと なかなか見えてこないものですよ。
相手を知り尽くさないと なかなか見えてこないものですよ。
真の依頼人の利益…。
(糸子) とにかく第三者がいたとして➡
それを どうやって 探り当てるかですね。
さすがに探し出すのは 無理なんじゃ…。
ハクビシンが 教えてくれるかもしれませんよ。
(岡林たち)えっ?
(岡林)事件が起きて数分後 この人物が➡
(岡林)事件が起きて数分後 この人物が➡
現場にいた第三者の可能性が。
(糸子)近所の人に確認したところ 正木 浩介さん。➡
昔 大学で 先生をやってた人だそうです。
名前を聞いたことがあります。
社会保障法の研究に従事していた 法律家で➡
確か 明進大学の教授だったはず。
それと もう一つ気になることが。
2月中旬ごろ 20代ぐらいの男性が➡
正木さんが住んでる家を 教えてほしいって➡
訪ねてきたそうです。 近所では見掛けない人だったとか。
訪ねてきたそうです。 近所では見掛けない人だったとか。
あっ! 嶋津 奈都子は 明進大学の法学部卒。➡
時期的に見て 正木教授の授業を 受けていたはずです。
おぼろげながら つながってきましたね。
この感じだと 正木 浩介は逃げてるな。➡
どうします?
♬~
♬~
♬~
(朝子)さすがに どうでしょう いきなり本丸に当たるのは。
正木 浩介が海外に行き音信不通。
それなら 何か知ってるかもしれない人物に➡
話を聞く以外ないでしょう。
あっ!
あっ。
これは奇遇ですね。 入間君が どうして?
えっ? 入間って あの? 部長たちこそ どうして?
えっ? 入間って あの? 部長たちこそ どうして?
所在尋問です。 こっちも出張所在尋問です。
ハハハ…。 フハッ フハハ。
もしかして同じ相手? そうかもしれませんね。➡
同時期に起きた傷害事件 お互いに 審理内容に違和感を覚え➡
職権発動となった。 こんな偶然なかなかないでしょう。
しかも部長の職権発動は 超レアだし。
えっ? 熊本と東京の事件 2つは つながってる!?
えっ? 熊本と東京の事件 2つは つながってる!?
つながっているなら いったい 何が見えてくるんでしょうね。
じゃあ 早速 見に行きますか? それ。
行きましょう。
行くよ。 (吉塚)はい。
(糸子)誰かいない気が… あっ 川添主任!
えっ!? 鍵が違う。 入間みちおー!
全身 筋肉痛でノックダウン中。 フハハ。
全身 筋肉痛でノックダウン中。 フハハ。
(ノック)
職権証拠調べに所在尋問➡
ずいぶんと異例な審理を やられてるんですね。
お忙しい中 お時間を頂き ありがとうございます。
手短にお願いします。
(朝子)これを ご覧ください。➡
傷害事件の現場に もう一人いた。 それは正木 浩介。➡
かつて あなたが 法律を教わった教授ですね。
目撃者の証言から あなたの部下 丹羽 昭久は➡
彼に逃げるように 指示したと思われます。
そして事件が起きた。 何か心当たりはありませんか?
いいえ ありません。
正木教授とは 卒業してから お会いしていません。
正木教授とは 卒業してから お会いしていません。
(朝子)では もう一つ 事件前➡
正木 浩介を訪ねてきた 20代の男性がいました。
誰だったかは 分かってはいないのですが➡
こちらで似顔絵を作成しました。 ご存じですか?
(奈都子)何ですか これ? (駒沢)目撃者が言った特徴を➡
的確に捉えたつもり…。 (朝子)念のために➡
私も描いておきました。
誰だか存じ上げません。
もし熊本の事件と つながっているなら➡
その関係者かもしれませんね。
諏訪 遙人という青年を ご存じですか?
いいえ。
諏訪 遙人 彼は 今も意識不明の重体。➡
被告人は内田 亘 18歳。➡
被告人は内田 亘 18歳。➡
決闘と傷害で 裁判が行われています。➡
しかし別の場所で 諏訪 遙人は 負傷した可能性が出てきたんです。
そこで目撃者はいないか 調べてみたんです。
ある人物が浮かび上がった。 丹羽 昭久 あなたの部下。
ケガをした男性を 見掛けなかったかと➡
捜していたそうです。
だから 事件に関与しているとでも?
そもそも その日なら講演で➡
そもそも その日なら講演で➡
私も丹羽も 近くのアリシアンホテル熊本に 滞在してました。
ええ。 ですよね。
あなたが今 知らないと言っていた 諏訪 遙人さんですよ。
諏訪 遙人さんが なぜ あなたと会っていたのか➡
知っていることがあったら 教えてもらえますか?
知っていることがあったら 教えてもらえますか?
確か 弁護士を目指していると言って➡
講演内容について 話し掛けてきた男性です。
えっ それだけ? (奈都子)はい それだけです。
で どう進めるんですか? この審理。
気になりますか? 気になりますね。
いち法律家として。
いち法律家として。
うーん… ちょっと失礼。
部長。
この審理 どう進めます?
お二人の裁判官には面識が? (糸子)ああ。➡
ここ 師弟みたいな関係なんです。 (奈都子)ああ。
で どう進めるんですか? この審理。
互いに情報共有が必要ですね。 ええ 欠かせません。
2つの裁判をくっつけて 併合審理に…。
(奈都子)被告人が共通していれば 事件同士が関係なくても➡
併合審理はできる。 しかし被告人が異なるなら➡
併合審理はできる。 しかし被告人が異なるなら➡
共犯や通謀がある場合のみに 限られる。
お話を聞く限り そのケースには当てはまらない。
ですよね。 ホントに知ってました?
では 共同審理はどうでしょう?
聞いたことありません そんな審理。
ええ 私も聞いたことないです。 (朝子)えっ?
2つの裁判を情報交換して 共同で審理に当たる。
今 私が命名しました。
フハハッ フハハハ…。
フハハッ フハハハ…。
(奈都子)刑事訴訟法 第317条 証拠裁判主義。
裁判官は 自身の裁判の 証拠によってのみ➡
事実認定を 行わなければならない。
他の裁判の証拠を使うのは ある意味で➡
噂や報道を聞いて認定するのと 同じことになるのでは。
刑事訴訟法 第1条 事案の真相の究明が➡
この法律の目的の一つであると 明記されていますよね。
そう考えれば 第9条の関連事件についても➡
同条に挙げられたものに 限定されませんよね。
同条に挙げられたものに 限定されませんよね。
そう 解釈も できるのではないですか。
拡大解釈 しかも裁判官同士に 個人的に深い接点がある。
公平性の面から見ても 問題があると思いますよ。
そんなことやっていいんですか?
いいんじゃないの? やろうよ。 部長発案 共同審理。
(岡林)前例ないから 確実に最高裁事務総局から➡
(岡林)前例ないから 確実に最高裁事務総局から➡
呼び出し食らいますよ。 大丈夫。
部長 怒られるの かわすの 得意中の得意だから。
ハハハ…。 じゃあ お互いの情報まとめて➡
時系列にしてみよう。
(朝子) 事件前 熊本在住の諏訪 遙人は➡
東京にいる正木 浩介を 訪ねていた。
(吉塚)数カ月後 諏訪 遙人は 仕事で熊本に来た➡
嶋津 奈都子に会いに行った。
(真菜)その数分後 階段から 人が転落したと通報があった。➡
そして嶋津 奈都子の部下 丹羽 昭久は➡
そして嶋津 奈都子の部下 丹羽 昭久は➡
転落した人物を捜していた。
(吉塚)その同じ時間。 ヤンキー同士の決闘が行われていた。
その場に来た 諏訪 遙人らしき人物は➡
頭を押さえて ふらついていた。
(真菜) そして 内田 亘の前で倒れた。
(達川)さらに数カ月後 丹羽 昭久は➡
東京で傷害事件を起こす。 被害者は大藪 重之の部下➡
鮎川 大介。
鮎川 大介。
(岡林)その場にいた正木 浩介は 現場から逃走し 雲隠れ。
(朝子)正木 浩介は 嶋津 奈都子に➡
法律を教えた教授だった。
(朝子) いったい何が起きたんだろう。
それを知るのが われわれの役目。
それぞれの立場で 向き合うべき人に➡
真実をもってして 向き合うために。
真実をもってして 向き合うために。
はい。
はい。 (糸子)はい。
はい。
さあ 共同審理で 真実は何か 見極めましょう。
(一同)はい!
すごい展開になってきましたね。
すごい展開になってきましたね。
でも それにしても 内田 亘が当初 話していたこと➡
それが事実なら なぜ供述を変えたんだろう。
んー 結局そこなんだよね。
僕ら 熊本チームが やるべきことは➡
まず そこを 明らかにすることだね。
あっ。
柊木さん?
(柊木)入間さん? ご無沙汰しております。
確か熊本地裁にいらっしゃると お聞きしていますが➡
確か熊本地裁にいらっしゃると お聞きしていますが➡
こちらには? 職権証拠調べで。
(柊木)相変わらずですね。
今 ロースクールで教員してるんでしょ? そうなんですよ。
よかったら 今度 特別講義してくださいよ。
うん。 じゃあ 次 来たときにでも。
はい。 じゃあ。
(柊木)失礼します。
柊木さん。 はい。
フハッ。
(奈都子)ここでは30種類以上の 職業体験が可能です。
始め。 できるだけ素早く着てください。
各体験ブースには 本格的な設備や道具➡
コスチュームも用意しており➡
実際に プロの方と交流できる要素も 兼ね備えています。
(記者)この施設を 無料で利用できるチケットも➡
誕生日に配ってるんですよね。 (奈都子)はい。
誕生日に配ってるんですよね。 (奈都子)はい。
親の収入や立場によって➡
子供の未来は 大きく影響を受けます。
でも 諦めてほしくないんです。
自分が何をやりたいのか どう生きたいのか➡
子供だからこそ 夢や目標を持つことが大事。
つらいことや 苦しいことがあっても➡
乗り越える手助けになると 思います。
あっ ちょっとすいません。
(奈都子)んっ やってあげようか。
よいしょ。 難しいよね こうやって…。
おっ できた。 (女の子)ありがと。
うん バイバイ。
(大藪)嶋津さん。
あっ。
あっ。
(大藪)敬礼! お疲れさまでした。
(子供たち)お疲れさまでした。 (大藪)よしっ!
(大藪)じゃあな! バイバイ。 (子供たち)バイバイ。
(大藪)いや 盛況ですね。 (奈都子)折り入って話とは?
熊本産 最高級の馬肉を使った ローストホース丼。➡
古里の味を堪能してもらいたくて 差し入れですよ 差し入れ ハハッ。
古里の味を堪能してもらいたくて 差し入れですよ 差し入れ ハハッ。
(岡林)嶋津 奈都子 出身は熊本。
9歳の頃 災害に巻き込まれ 両親を亡くした災害遺児です。➡
高校時代はバイトに明け暮れ 2年になった頃 中退。➡
その後 大検を取って 明進大学の法学部に入学。
諏訪 遙人と故郷が同じという 接点がありますね。
他に何があるんだろう?
(駒沢)どうしても 知られたくないことでしょうね。
(駒沢)どうしても 知られたくないことでしょうね。
それが事件の背景にある。 (岡林)スキャンダルだったりして。
(糸子)立場のある人の スキャンダルといえば➡
セクハラ パワハラ。
あー まあ 横領 脱税。
不倫。 (朝子)隠し子。
あっ!➡
嶋津 奈都子が高校を中退した年 諏訪 遙人は生まれている。
いやいやいや さすがに それはないでしょう。
いやいやいや さすがに それはないでしょう。
さすがにね。 (朝子)ねっ。
あの若さで隠し子って。 (岡林)うわっ!
(糸子)今度は何?
いや そういう噂ないかと思って 調べてみたら これ。
本人 公表してます。 (糸子たち)えっ!?
嘘… ビンゴ。
(奈都子)「私の部下が起こした 傷害事件の原因は➡
私の過去に関係があるとして 裁判所は身辺を洗っています」➡
私の過去に関係があるとして 裁判所は身辺を洗っています」➡
「そこで私自身の口から➡
事実をお話しさせていただく 決意に至りました」➡
「私は 16歳の頃 妊娠しました」➡
「周囲から 産むことに反対されましたが➡
相手の男性と 産んで育てようと決めました」➡
「災害で 私は両親をはじめ➡
多くの人の死に 直面したこともあり➡
授かった命を守り抜きたいと 強く思ったからです」➡
授かった命を守り抜きたいと 強く思ったからです」➡
「しかし生まれて間もなく 相手の男性から➡
やっぱり認知はできないと 言われました」➡
「生活力もなく 施設に預けるしかない」➡
「親がいないことのさみしさを あれほど知っていたのに」➡
「弁護士として独り立ちした後➡
何度か その子に 会いに行こうと思いました」➡
「しかし施設の人から 産んで捨てた私のことを➡
「しかし施設の人から 産んで捨てた私のことを➡
その子が恨んでいると 聞きました」➡
「怖くて 会いに行くことができなかった」➡
「この事実は 今回の傷害事件とは 一切関係ありません」➡
「ところが裁判所は プライバシーに土足で踏み込み➡
本来の審理からも逸脱している」➡
「そのことに 強い憤りを感じています」➡
「そのことに 強い憤りを感じています」➡
「私たちは裁判長の交代 忌避申し立てを行います」
(奈都子)「ただ 代理お家騒動と 世間をお騒がせした責任を➡
強く感じており いち弁護士に戻り➡
星積ホールディングスを辞める 所存です」
隠し子は 本当に隠したいことじゃない。
隠し子は 本当に隠したいことじゃない。
その証拠に 真実は まだ何も明らかになっていない。
♬~
今まで本当に ご苦労さまでした。
あとは 私にお任せ…。 <(駒沢)あっ これはこれは。
こちらは 大藪 重之さんですね。
令和の代理お家騒動 その審理を担当している➡
令和の代理お家騒動 その審理を担当している➡
裁判官の駒沢です。
いや あの この近くの絵画教室に 行こうと思ったんですが➡
ちょうど お聞きしたいことが あったもので。➡
非常に感銘しました。➡
まだまだプロジェクトは これからだと あなた自身 語っている。➡
それなのに唐突に辞める。 何があったのかと思いましてね。
事件とは関係がありません。
事件とは関係がありません。
あなたが 何を隠そうとしているのか➡
それが熊本 東京で起きた 事件の鍵だと思っています。
近いうちに あなたは 裁判から外れることになります。
倫理を逸脱した審理。
当然 忌避を認める決定が 出るでしょう。
(駒沢)今回の事件 被告人だけでなく➡
被害者も嘘に加担していた。➡
示談成立 つまり事件が起きた理由を➡
示談成立 つまり事件が起きた理由を➡
お互いに知られたくない。 かみ砕いて言えば➡
どういう権力争いだったかを。
そして結果 誰かに どうしても隠したい何かを➡
知られてしまいましたか?
たぬきですねぇ あなた。
(大藪)法廷ではない場所で あえて臆測を口にして➡
筋書きを読もうとしてる。➡
筋書きを読もうとしてる。➡
さすが無罪判決を 30件も出した人だ。
(駒沢)私を洗ったんですか?
フフ…。 (駒沢)おかしいですか?
(大藪)ああ 失礼 失礼。
洗うっていうのは うーん…。
もっと その人物の関係者も含めて 丸裸にすることでしょう。
例えば あなたのめいっ子。
今 うちのグループ企業に就職したくて 最終選考まで来てるとか。
脅しですか? (大藪)フフ… まさか。
脅しですか? (大藪)フフ… まさか。
一般論ですよ 一般論。 脅しっていうのは➡
もっと回りくどくしないと。 脅迫罪になっちゃうでしょ?
ですよね? ハハッ…。
嶋津さん まだいらしたんですか?
どうぞ ご退場を。
あなたも よーく相手を見極めて ケンカした方がいいですよ。
♬~
ぜひ 劇場で。
(城島)星積の大藪?
知っていることがあれば。 これが最後のお願い。
知っていることがあれば。 これが最後のお願い。
(城島)お前な その最後最後詐欺➡
ホントに最後が来るのかね? この たぬき親父が。
ハァ…。➡
マキャベリスト 大藪 重之は策略家と呼ばれてる。
(城島)しかも かなりやり手だ。 大物政治家との癒着の噂もある。➡
限りなく黒でも 疑惑を隠し通してきた。➡
創業者一族は 大藪が トップに立つことを ためらってる。➡
創業者一族は 大藪が トップに立つことを ためらってる。➡
そこで急浮上したのが 嶋津 奈都子だ。
代理お家騒動 要は大藪 重之が➡
嶋津 奈都子をつぶしにかかって 起こったんだろう。
そして つぶされた。
たぬきは たぬきでも 相手は悪だぬきだ。
下手したら お前もつぶされるぞ。
(四宮)だから さっぱり分かんねえんだよ。
(四宮)だから さっぱり分かんねえんだよ。
何で内田さんが証言 変えたのか。
もう無理だよ。 (川添)無理!?
内田さんが やったって 言い張ってんだから➡
どうしようもないだろ。 (川添)どうしようもない!?
(四宮)あ? おい。
ちょっと 何か言いたいことでもあんの!?
あのさ 内田 亘はやってないって➡
あれほど強く主張したの 君たちだろ。
その程度なのか? くまヤンの誇りって。
その程度なのか? くまヤンの誇りって。
最後の最後まで 仲間のこと信じろよ。
分かったようなこと言わないで!
分かってねえから調べるんだろ。 (みどり)帰れよ! 帰れ!
(川添)仲間 大事じゃないのかよ! いいか!?
諦めたら これで終わっちゃうんだよ!➡
私は絶対に諦めないぞ! 書記官として➡
被告人の人生の岐路に 立ち会ってるんだよ。
(川添)フゥ…。
まあ なぜ主張を変えたのか 分からないんだったらいいよ。
まあ なぜ主張を変えたのか 分からないんだったらいいよ。
んー それじゃあ➡
内田 亘は いつまで 当初の主張をしていた?
(四宮)最後に 面会 行ったときまでは➡
やってないって。 (真菜)えっ それ いつのこと?
裁判の2カ月前ぐらいだったかな。
面会か。 (川添)面会か…。
あっ もしもし 入間さん?
あの 拘置所の 面会記録を請求したいんです。
お願いします。 ああ 大丈夫です。
こっちでやりますから。 その代わり お願いですよ。
例の鍵。
はい お願いしますよ。 ねっ はい はい。
よしっ 行くぞ。
♬~
♬~
♬~
「起きなさい! 裁判長」
「職権を発動します」
「えっ すごい! 何で!?」
「誘われてる感じ?」 「はい!」
これは熊本中央拘置支所に あなたが訪れたときの➡
タクシーのドライブレコーダーの 映像です。
(川添)《んっ?》
(キーボードを押す音)
(川添たち) 《あったー!! あったー!》
(川添)《あったぞ!》 (少年たち)《よっしゃー!》
《やったー!》 (少年たちの歓声)
《やったー!》 (少年たちの歓声)
(朝子)親族だと身分を偽り 内田 亘に接触しましたね。
諏訪 遙人が どこで なぜ負傷したかを➡
隠しておきたいから 嘘の供述をするように➡
内田 亘に 言ったんじゃないですか?
本人が そう話したんですか? (朝子)答えたくないと。
なら 私が答える必要は ありません。
(瑞希)嶋津 奈都子。
あなたが守ろうとしている 彼女が➡
経営に参加することになった経緯を 詳しく調べました。➡
経営に参加することになった経緯を 詳しく調べました。➡
プロボノの女神として 今もなお 仲間と共に➡
弱者救済の活動をしています。➡
でも慈善事業だけでは その支援は なかなか根付かない。
(瑞希)そこで星積ホールディングスに ソーシャルビジネスを提案した。➡
そして経営は素人の彼女を あなたが裏で支えた。
しかし大藪 重之がトップに立ったら 撤退の方向だとか。
しかし大藪 重之がトップに立ったら 撤退の方向だとか。
それを守るために 闘おうとしたのではないですか。
私も退社する。
プロジェクトは起業して続けます。
真実が明らかになれば 全ては終わる。
そういうことですね。
いったい 何を隠そうとしてるのですか?
(丹羽)依頼人の利益が 守れないなら解任する。
(丹羽)依頼人の利益が 守れないなら解任する。
他の弁護士に頼む。
それだけです。
(瑞希)いやあ これは なかなかな難敵だねえ。
(朝子)丹羽 昭久は 心底 嶋津 奈都子を尊敬している。
罪を犯してでも守ろうとしている。
罪を犯してでも守ろうとしている。
うん そこが難しいとこね。
依頼人の利益のためには どの道が一番正しいのか。
みちおなら きっと こう言うな。
えっ?
「もっと悩め 佐倉 朝子」
(川添)グルメツアーチケット 2枚 ゲット!
♬~
♬~
次 何やる? (男の子)ねるねる行く!
次 何やる? (男の子)ねるねる行く!
ああ 支援者から連絡があった。 プロジェクトを続けるためには…。
回復が厳しいはずの意識が 戻ったそうです。
えっ?
諏訪 遙人の意識が。
諏訪 遙人の意識が。
(朝子)何も話さない? (パソコン)(川添)はい。
(パソコン)諏訪 遙人 事件のことは 一切 口を閉ざしてます。
(パソコン)さらに事件関係者は みんな だんまり。➡
結局 真相は やぶの中。
だんまりの事実 伝えてみてはどうかな?
だんまりの事実 伝えてみてはどうかな?
だんまりの内田 亘に 諏訪 遙人も だんまりしている事実を。
(駒沢)なるほど 沈黙は互いが 相手を思ってのことだとしたら➡
その思いを 伝えるということですね?
熊本の次の公判 裁判長の僕の判断で➡
非公開にします。 (川添)裁判は 公開が原則。
でも これは憲法 第82条 第2項の 裁判の公開停止ですね。
関係者のプライバシーが➡
不当に明らかになってしまうかも しれない。
不当に明らかになってしまうかも しれない。
それに これは 東京の裁判にも関係してくる。
(パソコン)熊本での結果を受けて➡
こちらも公開するか 非公開にするか判断します。
いずれにせよ 忌避申し立てにより おそらく私は 次の公判が最後。
入間君 頼みましたよ。
真実へのバトンタッチができるよう 被告人と向き合ってみます。
♬~
意識が戻った被害者は 何も語ろうとしません。
それは なぜか。
丹羽 昭久氏に会って あなたは なぜ主張を変えたのか。
弁護人。 (吉塚)はい。
被告人は 弟さんがいますね。
とても頭が良く 大学に行かせてやりたいと➡
あなたはアルバイトをしていた。➡
しかし 予定のお金は たまっていない。➡
そのことと関係が…。 (内田)分かったようなこと言うな。
ええ 何も分かっていません。
今の発言は 弁護人の意見ではありません。
今の発言は 弁護人の意見ではありません。
えっ?
今 話したことは➡
この法廷の外にいる あなたの仲間の主張です。
誰かのためなら そして弟さんのためなら➡
供述を変えることも ふに落ちると➡
供述を変えることも ふに落ちると➡
みんな 言ってましたよ。
それが分かっているから 諏訪 遙人さんは➡
何も語らないのでは ないでしょうか。
そして彼は あなただけではなく➡
もう一人の人物を 守ろうとしている。
あなたは それが 分かっているのではないですか?
あなたは それが 分かっているのではないですか?
諏訪 遙人さんは 弁護士を目指してるそうですね。
このままでは 真実から目をそらしてしまう。
(内田)《俺に構うな!》 (諏訪)《くそったれ!》➡
《逃げるな!》
《逃げるな!》
十字架を 背負うことになるかもしれません。
(諏訪)《ケンカするなら 自分とやれ!》
《弱い自分と闘え!》
彼の これからのためにも 話してほしいんです。
彼の これからのためにも 話してほしいんです。
(川添)少年よ 真実を…。
♬~
♬~
♬~
(はなをすする音)
泣いていました。
諏訪さん… 泣いていました。
諏訪さん… 泣いていました。
(はなをすする音)
(内田)あのときの俺には➡
何で泣いてるのか 分からなかったけど…。
(川添)名乗り出たくても 名乗り出られない親子もいる。➡
真実は残酷かもしれないけど➡
それを受け止めて 前に一歩進む人間は強くなる。➡
それを受け止めて 前に一歩進む人間は強くなる。➡
この裁判は それを 教えてくれるかもしれないな。
(川添)はい。 (みどり)何これ?
本気だったんだろ 料理人の夢。
でも 料理の世界は 圧倒的な体力勝負だな。
働きだした店で 使い物にならなくて➡
それで 心がポッキリ 折れちゃったんじゃないのか…。
それで 心がポッキリ 折れちゃったんじゃないのか…。
あんたに関係ない。 だから父親面すんな。
逃げていいよ。 迷っていいよ。➡
グレたっていいよ。
でも その苦しんだことを 生かしてほしいんだよ。
入間みちおと駒沢 義男は➡
この2人は 苦しみから目をそらさなかった。➡
この2人は 苦しみから目をそらさなかった。➡
司法という巨大な壁にも ぶち当たっていった。➡
もう すごかったよ。 私は それに立ち会ったんだよ。➡
もう これはもう誇りだな。
語っちゃおうかな。
そういうこと お母さんに ちゃんと語ってたら➡
離婚はなかったんじゃないの?
(川添)ごめんね。
離婚して ごめん。
何それ…。
(川添)ちゃんと 一度は 謝っとかなきゃいけないなと思って。
これから先も 父親面していくつもりだからさ。
これから先も 父親面していくつもりだからさ。
取りあえず もらっておく。 (川添)うん!
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
(カワイ)「みちお&駒沢部長 奇跡の共同審理」
(カワイ)「みちお&駒沢部長 奇跡の共同審理」
(イナダ)「見守る会 解散から 今回かぎりの限定復活」
(イナダ・カワイ) 「熊本 東京事件の真実とは!?」
(糸子)起立。
♬~
♬~
♬~
では ここで尋問を行います。
嶋津 奈都子さん。
嶋津 奈都子さん。
(ざわめき)
(イナダ)「女神を ついに法廷に引っ張り出した!」
(カワイ)「いったい何を語る!?」
(駒沢)共同審理を行っている 熊本の公判において➡
被告人の供述で 分かったことがあります。
被告人の供述で 分かったことがあります。
弁護人。 (朝子)はい。
被告人が なぜ罪を犯したのか➡
弁護人として全てを知った上で 弁護に当たりたい。➡
そこで私から お話しします。
諏訪 遙人さん 彼は あなたの存在について➡
内田 亘さんだけには 本心を話していました。
(諏訪)《子供は親を選べない》
(諏訪)《子供は親を選べない》
(内田)《結局 運っすよね》
《ハッ 俺なんて最悪》
《捨てるなら産むな》
諏訪 遙人さんは 何度も補導され➡
次 何か起こせば 少年刑務所行きだと言われていた。
しかし親身になってくれた 弁護士と出会った。
そして次第に そんな弁護士になりたいという➡
夢を持つようになった。
夢を持つようになった。
今の彼なら話せると➡
施設の人は よかれと思って 知っていた事実を伝えた。➡
母親は誰かを。
(諏訪)《不思議だよな》
《俺も 弁護士になりたいと思ってる》
《嶋津 奈都子のこと 俺 知ってた》
《誰かのために 必死に弁護活動やってる》
《誰かのために 必死に弁護活動やってる》
《ったく 調子狂うよ》
(朝子)迷惑が掛かる。 名乗り出るつもりはなかった。
(朝子)しかし意外な訪問者が 彼の前に現れた。➡
大藪 重之さんの右腕 鮎川 大介さん。➡
そして今回の事件の 引き金を引いた。➡
諏訪 遙人さんが弁護士を 目指していることを知り➡
諏訪 遙人さんが弁護士を 目指していることを知り➡
自分を捨てた母親を 告発しないかと持ち掛けた。➡
かつて正木 浩介さんが教えていた 学生たち。
その一部の学生は 法律家になる前に➡
罪を犯していると。
《正木って教授 司法試験の作成者の一人だった》➡
《それで その内容を売った》
(諏訪)《司法試験 漏えいだ》
(諏訪)《司法試験 漏えいだ》
《嶋津 奈都子は ずるして 試験に受かったって》
(ざわめき)
(イナダ)「日本の最難関の 国家試験の一つ…」
(カワイ)「司法試験の不正疑惑! 司法関係者に激震」
(イナダ・カワイ) 「とんでもない大スキャンダル!」
(朝子)当時 試験問題を 作成していた正木さんによる➡
司法試験の漏えい。 (ざわめき)
借金のあった正木さんは 裕福な家庭の子供に➡
話を持ち掛けた。 そして内容を知った その一人➡
あなたに 好意を寄せていた男性から➡
教えてもいいと言われた。 迷った揚げ句➡
あなたは教えてもらい 試験に臨んだ。
あなたは教えてもらい 試験に臨んだ。
正木 浩介さんが 司法試験を漏えいしたと➡
証言されたのでしょうか? (朝子)いいえ。
(奈都子) そういう噂があったとして➡
私が関与していたという 明確な証拠はあるのでしょうか?
ありません。 だから諏訪 遙人さんも➡
正木さんに会いに行き 真相を確かめようとした。
《あんたが お金に困ってたって 話も聞いたんだ》
《フッ 何か証拠でもあるのか? あまりしつこいと警察 呼ぶぞ》
《フッ 何か証拠でもあるのか? あまりしつこいと警察 呼ぶぞ》
(朝子)でも当然 話さない。➡
さらに仕事で あなたが 熊本を訪れたとき➡
諏訪 遙人さんが訪ねてきた。 かつて捨てた わが子が。➡
あなたは怖かったでしょう 彼の存在が。➡
そして何が起きたのか。
《外で話しましょう》
《昔 あんたがやったこと 司法試験 漏えいのことだよ》
《何が言いたいのよ?》
《ちょっと待ってよ ちょっと》
《ちょっと… ちょっと待ってって》
《やめてよ 離して。 んっ!》
《はっ…》 《いってぇ…》➡
《うっ…》
<《私さ 何と…》
<《えー! ホントに? いいな。 写真見たい 写真見たい》
<《めっちゃカッコイイよ。 すごい。 見たい》
<《めっちゃカッコイイよ。 すごい。 見たい》
(朝子)怖くなった あなたは その場を離れ 被告人に連絡した。
(朝子)あなたから話を聞いた 被告人は➡
現場で諏訪 遙人さんを捜した。 しかし見つからなかった。➡
驚いたことに被告人は 諏訪 遙人さんが➡
不良少年同士の抗争を 止めようとして倒れ➡
内田 亘さんが 犯人とされていることを知った。➡
内田 亘さんが 犯人とされていることを知った。➡
そして買収し 供述を変えさせた。
さらに 何度も正木さんの元に 押し掛けていた➡
鮎川 大介さんを追い払うため➡
三鷹緑地で 口論から傷害事件が起きた。
《待て… 何だ 何だよ。 邪魔すんな…》
《うっ…》
(奈都子)なるほど つじつまは合っていますね。➡
(奈都子)なるほど つじつまは合っていますね。➡
しかし 全ては臆測の域を出ていない。
ただ その臆測を裏付ける何かを➡
あなたは大藪 重之さんに 突き付けられたのではないですか。
《ほっ。 よいしょ》
《おっ 鮎川君》 《あっ はい》
《おっ 鮎川君》 《あっ はい》
《こちらを》
♬~
《ケンカの相手が悪かったですね 嶋津 奈都子》➡
《真実が明らかになれば あなたは終わり》
《こちらの指示どおり 動いてもらいます》➡
《こちらの指示どおり 動いてもらいます》➡
《そして消えろ 私の前から》
《目障りだ》
《目障りだ》
(朝子)裏で暗躍していた彼に あなたは脅迫され➡
会社を辞めることになった。 (奈都子)それ以上の発言は➡
私だけではなく 大藪氏の名誉も陥れることになる。
(奈都子)少なくとも 私はあなたを 名誉毀損で告訴します。
(奈都子)少なくとも 私はあなたを 名誉毀損で告訴します。
(イナダ) 「血も涙もないのか 女神!」
(カワイ)「難攻不落 どうする!?」➡
「99.9%を 30回ひっくり返した 伝説の裁判官」
裁判所からも よろしいでしょうか。
諏訪 遙人さんは 今もなお 何も語ろうとしません。
諏訪 遙人さんは 今もなお 何も語ろうとしません。
なぜだか分かりますか?
私の知るところではありません。
えっ!? 部長もおりた…。
あなたは不思議で 仕方なかったでしょう。
なぜ諏訪 遙人さんは 河川敷で➡
ケンカを止めようとして 倒れたのか。
空白の15分 何があったのか。
この映像を ご覧ください。
(駒沢)このフードをかぶった人物は 諏訪 遙人さんです。
(駒沢)顔を見られないよう そして助けも呼ばずに➡
なぜ彼は 負傷した現場から 離れようとしたのでしょうか。➡
医師の話では➡
とても歩けるような状態では なかったそうです。➡
でも彼は 必死に その場から離れようとした。➡
そして彼は 河川敷にやって来て 泣いていたそうです。
《俺に構うな!》 (諏訪)《くそったれ!》➡
《逃げるな!》 (内田)《うっせえ!》
(諏訪)《うっ!》
(諏訪)《おい!》
(諏訪) 《俺の人生が外れじゃない》➡
《それを証明できるのは 俺しかいない》➡
《それを証明できるのは 俺しかいない》➡
《お前も そうだろ》
《俺もお前も 逃げちゃ駄目だ》
《何で泣いてんだよ》
《あの人に言いたかったこと 言えなかったな…》
《あの人に言いたかったこと 言えなかったな…》
彼は 何を言いたかったのか。
何を言いたくて あなたに会いに行ったのか。
糾弾するつもりなどなかった。➡
糾弾するつもりなどなかった。➡
あなたの過去を調べている存在が いることを➡
伝えたかったのでは ないでしょうか。➡
身を案じて。
それと もう一つ…。
(諏訪)《何となく あの人の気持ちが分かる》➡
《俺を捨て 弁護士を目指した》➡
《頼れる人もいない 絶対に弁護士にならないと》➡
《それで追い詰められて…》
《それで追い詰められて…》
(内田)《だからって やったこと くそだろ》
《誰だって 道を踏み外すことあるだろ》➡
《俺も お前も》➡
《とにかく あの人を恨み 慕い 軽蔑もした》
《でも あの人のおかげで 俺は ここにいる》
《もう それだけで いいんじゃないかなって➡
思うんだよ》
思うんだよ》
《だから 一度でいいから 会って言いたいんだ》
《産んでくれて ありがとう》
産んでくれたことを 感謝の気持ちを伝えたかった。
「産んでくれて ありがとう」と。➡
それだけだったんです。
それだけだったんです。
あなたから拒絶を受けても 必死に現場から離れようとした。
あなたを守りたかったからです。
(駒沢)あなたは 多くの子供たちの未来のために➡
手を差し伸べている。
しかし まず➡
向き合わなければいけない人が いるはずです。
諏訪 遙人さん。 内田 亘さん。
彼らの未来のために➡
真実を明らかにするべきでは ないでしょうか。
審理の中断を。
休廷を申し出てください。
守ることは 嘘をつき続けることだけじゃない。
えっ?
(話し声)
♬~
♬~
♬~
嶋津さん。
何があったか話せば➡
支えてくれてる多くの人を 裏切ることになる。
支えてくれてる多くの人を 裏切ることになる。
今やってるプロボノ活動だって プロジェクトにも支障が出る。
隠し通すしかなかった。
しかし… 真実を話します。
そして 大藪 重之に 脅迫されていたことも。
そして 大藪 重之に 脅迫されていたことも。
(ざわめき) (大藪)いや ちょっと待ってください。
あっ 皆さん すいません。 裁判長。
彼女の発言の前に 伝えておきたいことが➡
あるのですが 少々 時間 頂けますか?
駄目ですか?
異例ではありますが その場で発言してくださって➡
構いませんよ。 (大藪)ありがとうございます。
うわ~。 (岡林)すごか~。
うわ~。 (岡林)すごか~。
一連の彼女の個人的な問題と➡
わが社の問題を 一緒にしないでいただきたい。
まったくの別問題です。
問題は 彼女が司法試験の漏えいに 関与していなかったかどうか➡
そこだけです。
あなた さっき 私に脅迫されたと。
嶋津さん そう おっしゃいましたよね。
それ どうなんですかね?
事実を隠そうとしていることで➡
事実を隠そうとしていることで➡
そういう受け取り方しか できなくなっている。
違いますか?
とにかく私は法に触れることは 一切しておりません。
これ以上 巻き込まれても 迷惑です。
やめてください。 (駒沢)あなたの部下が➡
諏訪 遙人さんを けしかけたというのは?
残念ながら 彼が決めたことでしょう。➡
それなりの処分を与えます。
それなりの処分を与えます。
フッ 私も驚きました。
脅迫の事実 追求しますよ。
あなたは組織というものを 何も分かってない。
分かりました。
分かりました。
鮎川君 誠意をもって みんなに謝罪しなさい。
どうした? 早くしなさい。
鮎川。
なめてはいけない! 司法の場を。
なめてはいけない! 司法の場を。
あなたは いくらでも人を操れると 思っているのかもしれませんね。
でも 人が人を思う気持ち。
心は操れないですよ。
♬~
♬~
♬~
(ドアの開閉音)
(ドアの開く音)
さて 審理に戻りましょう。
さて 審理に戻りましょう。
証人 続けてください。 (奈都子)はい。
♬~
いや~ 駒沢裁判長の一喝 しびれた。
(瑞希)フフフ…。
で 被告人に あのとき何て言ったの?
で 被告人に あのとき何て言ったの?
名乗り出なかった 通報者のことです。
入間さんが調べてくれていて。
(奈都子) 《階段から人が落ちて ケガを》➡
《急いでください お願いします!》
《助けてください お願いします》
(朝子)通報者は 必死に助けを呼ぶ 嶋津 奈都子の声でした。
そこにホントの彼女がいる。
丹羽さんは そのことを 知るべきだと思ったんです。
真の依頼人の利益のために。 (朝子)はい。
で どうする? 刑事弁護 やめる?
はい やめます。 (瑞希)えっ!?
フフフ… 冗談ですよ。
もう少しだけ続けてみます。
フフフ… ちょっと青山さんの手のひらで➡
踊らされてる感じ 腹が立ったので。➡
フフフッ。
フフフッ。
あっ… やーだー。➡
ちょっ 何言ってんのよ もう~。
お~! フハハ。
わあ いいな。
風林火山。
(駒沢)被告人 前へ。
(駒沢)被告人 前へ。
主文 被告人を 懲役6月に処する。➡
この裁判確定の日から3年間 その刑の執行を猶予する。
嶋津 奈都子さんと共に➡
嶋津 奈都子さんと共に➡
プロジェクトが再開されることを 期待してますよ。
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
ダブル職権発動からの 部長発案の共同審理?
裁判官人生 初めてですよ。
法壇からも おりたとか? おりちゃいました。
入間君なら あっ ここは 法壇おり時だと思ったんですよ。
法壇のおり時? そんなものありません!
<フフフ…。 (糸子)一通り説教 終わりました?
坂間さんがいない間 他にも色々あったんですよ。
坂間さんがいない間 他にも色々あったんですよ。
(浜谷)「大家族まっしぐら!」➡
「稼がないといけないので 即行 復帰予定!!」
(岡林)川添さんは トレードのやり直しを➡
直訴してるんですよ。 (駒沢)娘さんが➡
東京で料理人を目指すために 熊本の地を離れたとか。
別れた奥さんがいる場所で 気まずくて仕方ないって。
でも そんな簡単に異動できるわけ ないじゃないですか。
主任は 熊本で しばらく頑張らないと。
周りからも期待されてるし。
周りからも期待されてるし。
(井出)「お疲れさまです」➡
「熊本地検の検事たちが 入間さんに感化され➡
恐ろしく処理件数が 滞っている状況だと聞きました」➡
「川添さんが そばにいるなら 何とかしろ!と伝えてください」
はーい。 「何とかしろ」
お待たせしました はい どうぞ。
はい。 (岡林)いただきます。
で どがんするか決まった? 次の仕事。
はい 候補ば絞って将来も見据えて 熟考を重ねて…。
はい 候補ば絞って将来も見据えて 熟考を重ねて…。
弁護士やろ。 (駒沢)弁護士でしょうね。
異議なし。 (岡林)異議なし!
待ってください。 まさかとは思いますが➡
入間さんが 弁護士から裁判官になった。
その影響で 私も弁護士を 経験しておこうと思ったなんて➡
言いませんよね? 言っておきますが➡
絶対に そんなことはあり得ま…。 まあまあ。
それで? どこで弁護活動を?
ハァ…。
どうせなら 弁護士過疎地がいいと思い➡
どうせなら 弁護士過疎地がいいと思い➡
事務総局に お願いしました。
そしたら 岡山県 日尾美町はどうかと。
あっ すいません。 日尾美町行きのバス停って➡
どこですかね? (公子)あっ 駅の反対側です。
反対… ありがとうございます。
(公子)あっ。 (月本)んっ?
(公子)弁護士の方ですか? (月本)あっ…。
(公子)弁護士の方ですか? (月本)あっ…。
(公子)あの 実は 私 裁判官なんです。
あ…。 日尾美町で弁護活動を始める➡
月本 信吾といいます。
秋名支部の左陪席の 赤城 公子です。
(月本)隣町ですね。 (公子)はい。
もし何かで絡むことがあったら よろしくお願いします。
お願いします。 (月本)では。
(記者) 今回 大臣になられた経緯など➡
(記者) 今回 大臣になられた経緯など➡
様々な点で注目されていますが➡
あらためて 意気込みをお願いします。
えー いつも言っているとおりです。
全身全霊を懸けて 国を守る。
それだけです。
(記者)防衛大臣になられて 取り組みたいことを➡
具体的に お聞かせください。 (鵜城)はい。
(テレビ)まずは これまで以上に 国民の期待と…。
(駒沢)ずいぶんと若い。 (城島)うん。
当初 防衛大臣には 郡山議員の予定だったとか。
当初 防衛大臣には 郡山議員の予定だったとか。
星積ホールディングスの大藪のせいで ぼろが出てしまったわね。
なぜ ぼろが出たのか。 相手を蹴落とすためなら➡
ありもしないセクハラ パワハラを でっち上げたり➡
会社を私物化していることに 社員からの内部告発があった。
その騒ぎに乗じて 誰かがリークした。➡
不正献金疑惑を。
鵜城 英二を推薦したのは あの安斎 高臣らしい。
いずれにしても 史上最年少 防衛大臣➡
誕生ってわけね。
(城島)鵜城 英二は 将来の総理候補。➡
黒か白か いまだに読めない相手だ。
(テレビ)昨夜未明 瀬戸内海沖で 新造イージス艦と➡
(テレビ)昨夜未明 瀬戸内海沖で 新造イージス艦と➡
貨物船 西央丸の 衝突事故が発生しました。➡
西央丸は海底に沈み 船長 島谷 秀彰さんをはじめ➡
乗組員 数名の安否が…。 (川添)入間さん。
異動の内示が出たって ホントですか?
私を一人にしないで。 どこに異動すんですか?
晴れの国。 はっ?
ここだよ。 (テレビ)(レポーター)関係者や乗組員の➡
ご家族と思われる方々が 中に入っていく様子を➡
確認できます。 そして こちらは…。➡
確認できます。 そして こちらは…。➡
鵜城防衛大臣ですね。 今 鵜城防衛大臣が➡
現場に到着しました。 対策本部の中へと入っていきます。
♬~
スペシャルドラマ いかがでしたか?
ラスト みちおと坂間が 隣町に異動してましたね。
ラスト みちおと坂間が 隣町に異動してましたね。
映画も大ヒット上映中です。
大迫力の展開 ぜひスクリーンで。
[ちぐはぐ裁判官コンビが 国家権力に挑む]
「全てを明らかにする。 それで国が守れますか?」
「この工場 何か裏がある」
「最後まで 真実を追い求めるつもりです」
「いいかげん 目 覚ませよ!」
「そこまでして 何を守るっていうんです?」
「それでも守りたいものがあった」
「それでも守りたいものがあった」
「フハッ フハハ」
[映画公開記念…]
[そして…]
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