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♬~
♬「山へ行こう 次の日曜」
♬「昔みたいに 雨が降れば」
♬「川底に沈む橋越えて」
♬「胸まである 草分けて」
♬「ぐんぐん進む背中を」
♬「追いかけていた」
♬「見失わないように」
♬「抱えられて」
♬「渡った小川」
♬「今はひらり」
♬「飛び越えられる」
♬「一緒に行こうよ」
♬「‘こくわ’の実 また採ってね」
♬「かなり たよれるナビゲーターになるよ」
♬「一緒にね」
♬「いろんな話ししよう」
♬「晴れたらいいね 晴れたらいいね」
♬「晴れたらいいね」
♬~
十両に上がれなかった梅響の 誰にも見せない悔しさを➡
知ってしまった ひらりでした。
(金太郎)ほら 早く飯食っちまえ! (銀次)おかみさ~ん。
薄気味悪いな おめえは。
何だよ 父ちゃんか。
はあ~ しかし 父ちゃんは 働きもんだよな。
よく 朝っぱらから朝飯作れるよな。
バカヤロー 朝っぱらから作るから 朝飯じゃねえか。
昼作りゃ 昼飯だい。
口も働きもんだ。
(ひらり)どなたさんも おはようさん!
おう! は~ おめえも 朝っぱらから元気だな。
もう いいこと思いついたらさ 寝てらんなくて。
ね! おじいちゃん。 何だい。
明日の夜 隅田川の花火大会あるじゃない?
うん。 そうよ。
こっちは 仕事休みよ。
ヘヘヘヘ! な!
数えて今年が15回 川面に浮かぶは屋形船➡
打ち上げ花火は2万発 炎の大輪 夜空を彩るときたもんだ。 え!
ヘ~ヘ~ヘヘ~!
おめえ 祭りだ 花火だってえと➡
朝っぱらから 急に 目がパッチリしちまうんだな。
おうよ。 俺の体ん中はな 血の代わりに火薬が流れてんだ ああ。
でさ その火薬の銀ちゃんと おじいちゃんに お願いがあるの~。
どうだ? 銀次 「お願い~」なんて 若い娘に言われるって➡
かわいいもんだなあ。
おい 何だ? 言ってみなよ。 あのさ➡
梅響を励ます花火見物大会っていうのを 2人で主催して。 どう?
そうか。 あいつも 今回は 運がなかったからな。
梅若部屋の前の空き地にさ おじいちゃんの手作り料理並べてさ➡
食べたり飲んだりしながら みんなで見ようよ。
俺が料理人か。 うん 悪かねえな。
おじいちゃんってさ いっつも 季節の素材を上手に使って➡
その季節にピッタリのお料理 作るじゃない?ヘヘヘ。
今回もさ う~んと夏らしいの 作ってよ~。
そりゃいいな。 父ちゃん やろうよ それ。うん。
やって~! おじいちゃん やって~!
銀次 ありがてえもんじゃねえか。
普通 75にもなった じい様➡
生きようが くたばろうが 知っちゃいねえってなもんだよ。
それが こんなに頼りにされてよ。
ホントだよな。 いや 俺はよ 先から思ってたんだけどな➡
豊かな老後ってのは 父ちゃんみたいな じい様を言うんじゃねえかな。
俺 豊かな老後か。 ああ!
てえしたもんだよ 父ちゃんはよ。
私も おじいちゃんみたく 豊かな ばあさんになるよ。
ワハハハ! そりゃいいや。いやいや➡
近頃 困っちゃうんだよな やたら若い娘に憧れられちゃってよ。
(芳美)鉢合わせ!?
(恵子)診療所で ひらりちゃんに会っちゃったの?
(みのり)そう。 せっかく 竜太先生に好きだって言おうと思って➡
セリフまで練習してったのに。 ひらりが来たの。
は~ 最悪のパターン。
ひらりは 「竜太先生 ごめんなさい」とかって➡
私の目の前で ケロケロ 仲直りしちゃってさ。
しょうがないよね みのりの気持ち 知らないんだから。
それで ひらりちゃんも 彼のこと好きなんだから。
こんなもんよ いつだって私は。 いい 転職するから。
本気? 今度は 本気よ。
私 妹と竜太先生が結婚しても 平気でいられるほど➡
いい仕事 見つけるわ。 もう いろいろ調べてあるの。
ほら。
今度は本気みたいね。
私 分かったの。 何で 心の中を ビュ~ ビュ~って風が吹くのか。
誰からも必要とされてないからなのよ。
そりゃ 死ねば親は悲しむだろうけど それくらいのもんよ。
ちょっと考え過ぎなんじゃない?
だって ホントだもん。
恋人もいない 夫もいない 仕事は 誰にだってできるレベル。
どうしてもみのりちゃんが必要なんだ! って誰も言ってくれないのよ。
だから 風が吹くんだわ。 もう 嫌 こんな暮らし。
(チャイム) (蛭田)ありがとうございました。
(すみれ)ありがとうございました。 ただいま。
お帰りなさい。 どうでした? 福島部屋は。
社長 昨日は ひらりちゃんに 忘れ物を届けていただいて➡
どうも すいませんでした。 (蛭田)それより 藍ちゃんの風邪 どう?
ええ もう。
あ それと 社長 福島部屋なんですが➡
このトレーナー ユニフォームにするそうです。
60枚 注文がありました。ユニフォーム? はい。
バラバラに妙なもの着られるよりも いいって 親方が。
でね 背中に 「FUKUSHIMA」と ローマ字でプリントしてほしいそうです。
カッハハ 親方が若いと やることも大胆だね。
分かった ありがとう。 発注しとこう。 お願いします。
はい どうも ありがとう。
あの~ すみれさん。 いいわよ 言いつけても。
娘は風邪なんかじゃなかったって。
いえ 明日の夜 梅若部屋の前の空き地で 花火大会をみんなで見るんです。
梅響の残念会なんですけど もしよかったら来ませんか?
行かない。
じゃあ 月曜日 朝稽古 見に来ませんか?
朝5時半から やってるんですけれども 藍ちゃんと二人で見に来てくれれば➡
梅響も頑張ると思うんです。
行かない!
じゃあ 気が向いたら 来てください。
(竜太)見た目が太ってることが 必ずしも肥満というわけじゃないんだ。➡
医学的に見た時に 肥満度という数字があって…。
(竜太)おい 聞いてんのか? あっ ああ…。
ねえ すみれさん 朝稽古 来るかしら?
まだ そんなこと。 行かないって言われたんだろ?
言われた。 でもね 花火に誘った時よりも➡
こう 一瞬の 間があったのよ。
なら 来んだろ。 そう思う?
分かんねえよ。 おい 聞いてねえなら やめるぞ 講義。
あ~ 聞く聞く 聞く聞く。
はあ~ でも来てほしいな 朝稽古。
いやに気にするな。
ほら 梅響と 友達としてでも つきあえばさ➡
すみれさん 変われると思うんだよね。
うん すみれさんって ちゃんとすれば 絶対美人だしなあ。
変わんなきゃ もったいないよな。
若い女 嫌いだもんね 竜太先生。
ああ。 でも お前は 少し好きになった。
すみれさんのことで ちょっと大人になったもんな。
そう? でだ。 さっきの肥満度だけど➡
この度合いが高いほど 肥満が進んでるんだよ。
ちょっと 例 計算してみな。
早く。 はい。5分でやる。
(明子)親方。
(梅若)なあ。 はい。
俺 梅響が十両に上がれなかったって 聞いた瞬間 何考えたと思う?
いよいよ この両国を 離れるしかないなって。
俺 いざとなったら 地方に引っ越すなんて 口では言いながら➡
結局は ここに残れるだろうって どっかで思ってたんだよなあ。
明子 不動産屋 頼んで 真剣に土地探し始めよう。
親方 それは最後の手段にしましょう。
ねえ 土地を探すより まず ここに残れる方法を考えましょう。 ね!
何度も言ってるけど 嵐月は売らんぞ。
そんなこと言ってる場合じゃないって もう 何度も言ってるでしょ。
売らない! 女房の実家の料亭にまで 手をつけたくないんだ。
夫婦でしょ 亭主が困れば女房が助けて当然じゃない。
男のプライド 傷つけないでくれ。
この土地を買い取る力がないってことは 俺に甲斐性がないってことなんだ。
親方…。 気持ちだけ頂く。
(椰子の海)昨日 妹から…。
ハワイのママ 病気…。
大丈夫って書いてあるんだけど 心配。
(市子)元気出して。 エディらしくないぞ。 ほら。
これね 全部あげるから 食べて。 ね!
えい! ファイト!
(寒風山)小沢さん お願いがあります。 (小沢)何だ?
俺 名古屋場所負け越して 相当ふてくされてました。
恥ずかしいと思ってます。
俺のこと 椰子の海と一緒に 特訓してください。
椰子の海には もう頼んであります。
俺 あいつには 死んでも負けたくないんです。
分かった。 やろう。 ありがとうございます!
♬~
おじいちゃん。
おじいちゃん おじいちゃん あれ?
や~だ 隠れないでよ。
(小三郎)うん 捜し物していたんだ。
何か あったのか? うん。
お店の帰りにね 親方と会ったの。
不動産屋の前で ボ~ッとしてね 私が声かけても 全然 気が付かないの。
例の土地の問題かな?
う~ん だろうねえ。
ねえ どうなっちゃうの? 梅若部屋。
そう悪いことにはならんよ。 心配するな。
ホント? うん。
こないだ読んだ外国の本にね 書いてあったよ。
よく 星回りがいいとか悪いって 言うだろ。
その星座はね こう 天使が手で回しているんだって。
で 親方みたいに一本気で頑張り屋の男は 天使に好かれるからね➡
必ず いい星で手を止めてくれるんだよ。
おお 天使よ 我が梅若部屋を守りたまえ!
うわ~お!
小三郎の目が笑っていないことが ひらりを不安にしました。
(寒風山)1! (椰子の海)よいしょ!
(寒風山)2! (椰子の海)よいしょ!
(寒風山)3! ほら 寒風山 脚上げて!
はい! 4!
よいしょ! 5!
よいしょ! (寒風山)6!
(椰子の海)よいしょ! 7!
♬~
♬~
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