All language subtitles for ひらり 第035话

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Original subtitles

♬~

♬「山へ行こう 次の日曜」

♬「昔みたいに 雨が降れば」

♬「川底に沈む橋越えて」

♬「胸まである 草分けて」

♬「ぐんぐん進む背中を」

♬「追いかけていた」

♬「見失わないように」

♬「抱えられて」

♬「渡った小川」

♬「今はひらり」

♬「飛び越えられる」

♬「一緒に行こうよ」

♬「‘こくわ’の実 また採ってね」

♬「かなり たよれるナビゲーターになるよ」

♬「一緒にね いろんな話ししよう」

♬「晴れたらいいね 晴れたらいいね」

♬「晴れたらいいね」

♬~

(竜太)それでだな 次に なぜ人は太るか という話だけどな…。

ピシッ! 聞いてんのか おい。

(ひらり)うっとりしてた。

女は みんな 俺にうっとりするんだよ。

じゃなくて。 私の知らないことを知ってる男って➡

すてきだな~って思ってた。 おお~ その尊敬がいつか➡

愛に変わるんだよ。 まっ そん時は泣いてもらう。

そうやって いつまでも待ってりゃいいわよ。

愛に変わらなかったら 泣いてもらう。

いいから 講義を聞けよ!

でもさ 少なくとも久男は➡

竜太先生のこと 愛に変わったよね 名古屋で。

いいよ んなことはどっちでも。 とにかく俺は半年間ちゃんとやるから。

ホントに半年で大学病院に帰るの? 帰るよ。

おっ 早くも愛に変わったか?

ちょっと つまんないだけ。

⚟(梅響)昼休み中 お邪魔しま~す。➡

あっ ひらりちゃん。 おお~!

先生 客が来たよ! 久々の客だ!

あのなあ 病院は客って言わねえの。 患者だろ。

いえ 患者じゃありません。

先生 名古屋まで わざわざ 足を運んでくださいまして➡

ありがとうございました。

ああ… どうも。

部屋頭としてお礼に伺いました。

それは わざわざ どうも。

若い連中ですから いろいろ 斜めに考えてるところもありますが➡

心の中では先生に感謝しているはずです。

ありがとうございましたっ!

いやいや… どうも。 もっとまともに挨拶できないの?

うるさいよ。 ⚟(梅ノ川)失礼しま~す。➡

ほら ここだよ。 藍ちゃん。

おい どうしたんだ? 梅響さんにプレゼントだって。

(藍)はい どうぞ。 ん?

この前 遊んだお礼か? うん!

よ~し 今度一緒に ごはん食べに行こうな。うん!

外で すみれさん 待ってるんですけど…。

え? じゃあ 入れてあげてよ。

すみれさ~ん。 ああ…。

お… おいおいおい おい 何してんだよ。

私に見られたら嫌だと思うのよ。 どいてよ!

(梅ノ川)すみれさ~ん こっちです。

(すみれ)すいません…。

藍がどうしても 直接手渡したいって 聞かないものですから…。

すいません…。 あの 私 小川すみれです。

突然伺いまして…。 ああ どうも 安藤です。

梅響さん どうも ありがとうございました。

じゃあ 私たち これで…。

あ… お茶でも。 いえっ あの 結構です。

じゃあ そこまで一緒に。

いえ… あっ… すいません!

よかったね~ 藍ね。

失礼いたします。 じゃ 失礼します。

(戸が閉まる音)

なるほど あれがうわさの すみれさんか。

何か 店にいる時と別人だった…。 うん 梅響と一緒だから。

えっ!? いい雰囲気じゃない? あの2人。

やだ! そういうの嫌い! 何 怒ってんの?

男と女 見れば すぐそういうふうにするんだから!

そうじゃなくて! 梅響は子供好きだし➡

お互い時々会ってりゃ 楽しくなるじゃないの 暮らしが。

もう~! 相撲のこと何にも分かってない人ね。

梅響は来場所 十両に上がって ここ一年がホントに大事な時期なのよ!

そんな時に 女がどうとか暮らしがどうとかって➡

言ってる場合じゃないってことぐらい 分かってよ!

別に女の友達ぐらい いたっていいだろ。 駄目!

なるほど… ひらりちゃんの好きな相手って 梅響か。

ええ!? …ったく 相撲も分かってないけど➡

女心ってやつも 全然分かってない人ね。

フンッ 分かってんの ホントは。 あんた 白雪姫気分なんだよ。

え?白雪姫は いつだって 7人の小人のマドンナだった。

ひらり姫の小人は 10人の梅若勢ってわけだ。

まあ そん中の部屋頭が すみれさんと仲よくなっちゃ➡

むくれるよな。 ふ~ん。

そんな気 全然ないわよ!

ただ大事な時は 相撲のことだけ 考えてほしいって言ってるの。

まあ むきになるなって。 ただ 何かいい感じだなと思っただけで➡

別につきあってるわけじゃないんだし。 つきあわれちゃ たまんないわよ 今!

まして彼女 13も年上よ。

へえ~ あんたって そういうことにこだわるんだ。 意外だな。

俺なら平気だね 10上でも13上でも。

小便臭え 二十歳やそこらのガキよりも ずっとちゃんとした会話できるもんな。

大事な時だから あれしちゃ駄目 これしちゃ駄目って方が➡

よくないよ 言っとくけど。

なら私も言わせてもらう。

18や二十歳でも いい女はいっぱいいます。

パターンで考えないで。

すみれさんとのこと 梅響に けしかけたりしないでよね!

もうっ…。 (乱暴に戸を開閉する音)

ったく… フンッ!

(恵子)すいません 木遣りの稽古に来て ごちそうになっちゃって。

(金太郎)いいってことよ。

俺の冷や麦は ちょっと違うだろ ええ?

(芳美)はい。 奥さん生きてる頃から 台所立ってたんですか?

(銀次)フンッ 立たねえよ。 うちのことは ほったらかしでよ➡

女とばっかり遊んで ええ? 母ちゃん質屋通いばっかりでよ。

男でも女でも 色気がなくなっちゃおしめえよ。

(みのり)やっぱりそう? (金太郎)そりゃそうだ!

あの… 誘いにくい人を デートに誘う時とか どう言うんですか?

どうもこうもねえやな。

「おい ちょっとこっちに来いよ」 これだよ。

やだ~。(銀次)ヘッ それで世の中通りゃ 苦労しねえよ。

俺は女じゃ苦労しなかったな。

みんな向こうの方から ひざまずいて来るからよ。

これでも昔はいい男でな➡

今でも面影残ってるなんて 言われてるけどな。

こんばんは~。おう。 あっ いらっしゃい。

ひらり。 ん?

冷や麦食え。 うん。

ひらりちゃんって いつもかわいいよね。

当然 好きな人はいるんでしょ?

いたけど 嫌いになった。 えっ!?

嫌い! たんか切ってやった。

あら…。 おめえ 誰にほれたの?

言わない。 もう嫌いになったからね。(銀次)フッ。

相手も嫌いになったの? ひらりのこと。

あれだけ言われりゃ 嫌いになるでしょうね。

もうさっぱり諦めた方がいいわね ひらりちゃん。そうよ。

(銀次)俺はそうは思わねえな。

一度ほれたら 心中するまで追うべきよ。 それがホントの恋ってやつよ。

なっ 今どきの女はよ プライドばっかり高くて➡

ちっと男が別向きゃ すぐに怒ってやめんだろ。

そんなやぼな気持ちでよ ええ? 恋なんつうのはできねえの。

命懸けて押しまくる これだよこれ。 ああ?

俺は別のをどんどん ひっつかめえた方が粋だと思うがな。

どう? ひらり。

やめる。 若い女 嫌いだって。

ホント? ったく バカにして!

(恵子)そうね 諦めたら? (芳美)若さはね~。

とにかくホッとした ひらりが竜太先生 嫌いになって。

それに若い子嫌いだって。 やったね。

それだから駄目なのよ みのり。 え…?

若くても年でも 好きになりゃ関係ないの。

そっ 特にけんかのあとっていうのが 一番 グワ~ンって接近するんだよね。

(芳美)私も危ないと思うな~ あの2人。

映画にもよくあるじゃない 「やっぱり あんたしかいない!」➡

「君が一番!」とかって叫んで ダ~ッと走って 抱き合ったりって。

やめてよ そんな…。 あの子がたんか切ったって➡

かわいいだけよ。 けんかになってないと思うよ。

ううん 結構きついこと言うの。

みのり これは 思い切った行動に出ないと負けるよ。

(梅若)さあ さあ…。

ああ どうも。 親方も。

(木原)親方。

(木原)親方 梅響の化粧まわしですよ。➡

是非 作らせていただこうと思って 盛り上がってるとこなんですよ。

いや でもまだ 上がれるかどうか…。

西の幕下筆頭で4勝3敗。 まあ 確実ですよ。

いや 私はね これなんか➡

似合うんじゃないかなと思うんですがね。

こっちもいいんじゃないすか? (緑風)いや 親方 今➡

それどころじゃ…。

いやいや どれも立派すぎるくらいで。

もしホントに 十両に上がれましたら 遠慮なく お受けいたします。

親方の代になってから 初めての関取誕生ですからね➡

我々 後援会としては 黙ってられませんよ。(笑い声)

あさって決まるんでしょ? ええ そうです。

それにこのあとね 梅ノ川 梅錦と 有望な新人が 後を続いてるでしょ?

親方 ホントの話 あと2年たつとね 梅若部屋の天下到来ですよ。

ハ~ハハハハッ! いや~ そうなると➡

やっと相撲が 両国に戻ってくるって 感じだなあ アハハハ!

相撲部屋があちこち移ってね 優勝旗が川を渡りっ放しだからね。

そうそう そうそう。 (笑い声)

親方 梅若部屋はね 両国の星ですよ!➡

ハ~ハハハハ!

それじゃ 前祝いに もういっぺん乾杯といきますか。

(木原)そりゃもう 何回やったって いいじゃないですか!

バンザ~イ! バンザ~イ!

もう ちゃんと脱がせろ! (明子)ああ ごめんごめん。

返事は一つだけ! もういいっ 自分でやる。はい。

はい。 うん。

ん? お茶?

親方…。

俺 両国の星だってよ…。

親方… 6億 ホントに作れますか?

(明子)口約束して もし買ってもらえなかったら➡

先代のおかみさん 困るのよ。

嵐月を6億で売れば 全部済むことなのよ。

それは絶対に嫌だと言ってるだろう。

分かった。 じゃあ もう 道は一つね。

私 構わないわよ どこへ行くのも。

うちの蓄えで 土地を買って 部屋を建てるとすれば➡

もう関東は無理だな。

福島か うまくいって栃木の奥だ。

フフッ いいじゃない。

両国じゃなくちゃ強くなれないって もんじゃないもんね。 フフ…。

福島にある部屋から 横綱が出たら 面白いじゃない。

お前 ついてなかったな 俺と一緒になって。

何言ってるのよ。

私 親方と一緒だと 何やっても楽しいから。

私ね 親方と結婚して 得したと思ってるのよ。

今までだって いろんなことがあって➡

上がったり下がったり 全然 退屈しなかった。

すまんな…。 違うってば。

私ね 上がったり下がったりしてるうちに 覚えたの。

何があっても 面白がっちゃえばいいんだって。

ねえ ここを離れることも 面白がっちゃいましょう。 ね?

ウフフ。

悪いことでも面白がろうと 明子は腹をくくっていました。

ただ ひらりたちと もう会えなくなる➡

そう思うと 胸がいっぱいになっていました。

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