All language subtitles for ひらり 第032话

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Original subtitles

♬~

♬「山へ行こう 次の日曜」

♬「昔みたいに 雨が降れば」

♬「川底に沈む橋越えて」

♬「胸まである 草分けて」

♬「ぐんぐん進む背中を」

♬「追いかけていた」

♬「見失わないように」

♬「抱えられて」

♬「渡った小川」

♬「今はひらり」

♬「飛び越えられる」

♬「一緒に行こうよ」

♬「‘こくわ’の実 また採ってね」

♬「かなり たよれるナビゲーターになるよ」

♬「一緒にね」

♬「いろんな話ししよう」

♬「晴れたらいいね 晴れたらいいね」

♬「晴れたらいいね」

♬~

(マッチを擦る音)

(銀次・小声で)おかみさ~ん 銀次です。

しょうがねえな 聞こえねえのか。 おかみさん。⚟(かしわ手)

おはようございま~す。 (明子)どうぞ 今日も一日➡

子どもたちに ケガがありませんように お守りくださいませ。

少しでも いい相撲が取れますように お導きくださいませ。

(かしわ手)

(ため息)

あら 銀ちゃん どうしたの 朝から。 あ どうも。

いや あの 呼んでも お声がねえんで 入ってきました はい。

あら もう どこもギシギシしてないわよ。

ええ いや あの~ でもね この神棚が どうもグラグラしてるみてえでね。

先から気になってたんすよ。 あらやだ 縁起悪いわ。

ええ こういうものは 早いとこ 直さないといけねえもんですからね。

そうよ 早くしないと 罰当たりますよ。 ええ あの あっしが➡

ビシッと直しますから。 おかみさん どうぞ仕事しててください。

そう? あ 今 お茶いれるから 銀ちゃんも お茶飲んでからでいいわよ。

あ そうっすか? (明子)さ どうぞ。

すいません。 どうも。

(明子)アハハ フフ これ 親方の陰膳。

あっ。

(せきばらい)

よかったら どうぞ。 あ… 頂きます。

(漬け物をかむ音)

ああ おかみさんの漬けた たくあん うめえなあ。

ああ それ 買ったのよ。 私は切っただけ。

あ だから 切った たくあんも うめえなあと思って。

フフフフフ 銀ちゃんと一緒にいると 嫌なこと全部忘れるわ。

そうっすか?うん。 いや~…。

銀ちゃん 好き。

ず~っと 銀ちゃんのそばで 梅若部屋 続けていたいわ。

参ったな。

親方 怒っちまうよね。 ハハ…。

(紅梅山)失礼します! 紅梅山です。 (梅若)おう 開けろ。

(紅梅山)お疲れさんでございます。 おかげさまで勝ち越しました。

(梅若)うん。 4勝2敗だな。 おめでとう。

ありがとうございます。

(椰子の海)おはようございます。 椰子の海です。

おかげさまで 今日も勝ちました。 よし 6勝だな。

(寒風山)お疲れさんでございます。 寒風山です。 負けました。

バカヤロー! 負けたことを怒ってんじゃない。

負け方を怒ってるんだ。 はい。

(梅若)苦し紛れに小手投げなんか打って 自滅しやがって。

恥ずかしいと思え バカ! はい。

全く。 若いうちから 小手先の相撲なんか取るんじゃないよ。

体が硬いんなら どうしたらいいか よく考えろ!

弟子たちの成績が よければよいほど➡

梅若は 部屋を潰してはならぬと悩みました。

(ひらり)部屋別に分けて スポーツ新聞見ながら➡

全員の勝敗書き込むなんて 私でもやってないよ。

(竜太)仕事と思ってね やることにしたんだよ。

俺はな 別に 力士たちのことを思ってんのに➡

意地張るほどガキじゃねえよ。

確かに あいつらの力になれりゃいいと 思ってるよ。

だけど 顔見ると ムカッ腹立ってさ。

ったく 自分の体のことを どう思ってんのか➡

全然 俺の言うこと聞かねえもんな。

1場所休場しろっていうのに 途中から出て また悪くしたりさ。

バカどもが。

先生 それは違うよ。

それは 医者としての正しい見方。

だけど 力士の気持ちは全然分かってない。

力士だけじゃなくて 体を使って勝負してる人って➡

休まなきゃいけないって分かってても 無理するのよ。 焦るのよ。

バカだよ。 バカって言い切る方もバカ。

体ってやつは 死ぬまで できるだけ いい状態にしておくべきでさ➡

悪いところがあったら すぐ治さなきゃ駄目なんだよ。

分かるけど…。 年を取った時に 必ず後悔するの。

あの時 早く治しておけばってさ そう思うだけで不幸だよ。

うん。 でも 無理してでも 土俵に上りたい気持ちって➡

明日のことなんか考えてないと思うな。

そういう子に 頭ごなしに休めって怒ったって無理よ。

だったら もっと楽に休める言い方とか 考えてよ 医者なら。

十も年上の俺に 意見するんだ。

いけねえ いけねえ。

筋肉の講義聞きに来てる生徒だってこと 忘れてましたよ。

フン。 ☎

はい。 あ どうも。

あ~ そうですか 分かりました。

帰ったら 一度 ここに よこしてください。 はい。

おかみさん。 寒風山 今日負けて3勝3敗だって。

3勝3敗の5分か。

精神的に 相当参ってるってさ。

先生 名古屋行こう!

え? 今 みんなに一番必要なのは➡

竜太先生よ。

ちょっとでも話し相手になってあげたり ねんざや痛風の様子見てあげれば➡

全然違うわよ。

あさって一番の新幹線 切符買ってくる!

おい ちょっと待てよ。 土曜日は ここに…。

患者も来ないのに 見栄張って開けとくことないのよ。

今は名古屋に行って 力士の面倒を見ることが➡

世のため 人のため。 分かった? よっ!

(芳美)何 それ? ひらりちゃん 彼と二人で名古屋行くっていうの?

(みのり)うん。 もちろん 力士の激励になんだけど➡

あの子のことだから 必ず行くと思う。

(恵子)ちょっと それ まずくない? 超まずい。

もう諦めな みのり。 この前 芳美と いろいろ考えたの。

結婚だって 転職だって そう簡単には いかないと思うのね。

そんな どうなるか分かんないこと待って 暗くなるのは よくないって。

だからね なるようになるって決めて 毎日を楽しんじゃおうってことになった。

それって 単なる開き直りじゃない。 そうかもしれないけど➡

しょうがないじゃない。 それとも みのり➡

毎日 グチャグチャ悩んでんのが 楽しいの?

そうじゃないけど でも 竜太先生と妹が つきあい始めたら➡

私 うち出るわ。

暗いなあ もう。 ねえ 楽しもう! 楽しもうよ!

竜太なんかスパッと切るって決めりゃ 楽なもんよ。

でね 私たち 習い事始めようと思うの。

そんなもん 私だって やってるわ。 何よ 今更。

そんなね 料理だの洋裁だの 男に こびこびのお稽古じゃないのよ。

そ。 花嫁修業なんかしてるうちは➡

まだ 結婚だ 男だに すがってるっていうことなのよ。

ね! もっとパ~ッと解放されなきゃ。 フフフフ。

あんたたち 何始める気?

そこで みのりにお願いがあるのよ。

そ。 紹介してほしい人がいるの。

(金太郎)♬「シメェーワー ヨーイゾー」

(一同)♬「テーコーセー」

(一同)♬「エーエェー」

♬「ホーオォォーイーヤァー」

♬「ネェー」

♬「メデェータクー」

(一同)♬「テーコーセー」

年は取っても さすが一番組の頭 粋でチャキチャキです。

(一同)♬「エーエェー」

♬「ホーオォォーイーヤァー」

♬「ネェー」

よし 今日は これまでにしとこう。

(一同)ありがとうございました!

ご苦労さん。 お疲れさまでした!

お疲れさまでした! お疲れさまでした!

お疲れさまです! お疲れさまでした!

お疲れさまです! どうも~。

あ~。 頭 かっこいい~!

う~ん 憧れちゃう。

おい 何言ってやんでえ! ハハハハハ。

まさか 木遣り習いだすとは 思わなかった。

頭 今 女たちの流れは ネオジャパネスクなんです。

何だ? そりゃ。

日本風のものを 新たに見直そうっていうのかな。

日本風 見直すんだったらよ 日本語使えってんだよ。

今 大相撲も歌舞伎も薪能も 若い女たちで満員ですよ。

それに お稽古だって 会社の友達が 長唄とか日本舞踊とかって➡

すごく増えてるね。 そ。 それにお茶やお花じゃなくって➡

もう お香とかの教室に 通ってる人もいるんです。

着物が一人で着られるなんて ほとんど常識ですよ。

そ。 でも さすがに 木遣りっていうのはいないね。

新しいよね~。 うん。 私 何か頭見てるだけでも➡

日本の男っていいな~なんて思います。

まあ そう憧れんなって。 それほどの男じゃねえやな。

でも まあな そんじょそこらのヤワな男と違って➡

筋金だけは入ってるからな。 ハハハ。

だけど 何だな 日本の古いものに➡

若い人たちが ししめいてるなんざ いいねえ。

すてき! 「ひ」と「し」が言えないんですね。

おい 何でもかんでも憧れちまうなよ。 こっちは困っちまうじゃねえか ハハハ。

女もさ 昔の日本の女みたいに➡

心の中が言えない人が受けると いいのにね。

な! 俺も そう思うよ。

そういう精神で ネオジャパネスクやってほしいよな。

何だい みのり おめえも 悲しい恋の定めに泣いてんのか?

やだ まさか。 もう。

なあ 昔からよ 都々逸にもあるじゃねえか。

〽 あんた恋しと鳴く蝉よりも

〽 鳴かぬ蛍が身を焦がす

…ってな。 アハハハ。

よいしょ。

(ゆき子)あら どうしたの? 明日一番の新幹線で名古屋行ってくる。

お相撲 見に行くの? それと 激励。

久男が 千秋楽に勝ち越しかけて 相当固くなってるらしいのよ。

ふ~ん。 あ 勝手に行くから➡

お母さん 起きなくていいからね。

(ゆき子) そんなに早く 一人で起きれるの?

竜太先生にモーニングコールするって 言った以上 起きなきゃ。

えっ ねえ 竜太先生 一緒?

そ。 わざわざ行けば 力士たちも喜んで 便所サンダルのこと見直すと思うしね。

ちょっとでも診てあげればさ 千秋楽 勝つかもしれないし。

⚟(戸の開閉音) ⚟(みのり)ただいま。

あ お帰り~。 お帰り。

何? それ。

明日 名古屋行ってくる。 え?

えっ 竜太先生 行くって? 行くも行かないも 強引にってやつよ。

だってさ 今が 力士と仲よくなるチャンスなんだもん。

2人で旅行なんかしちゃ 誤解されるよ ひらり。

やめてよ。 あんなやつと誤解されちゃ 私 かわいそう。

あいつ 三十路だよ。 でも お母さんも やっぱり心配だわ。

2人でいるのは新幹線の中だけよ。

あっちに着いたら 久男やら親方やら もう ワッサワサいるのよ。

そうだけどさ…。

私さ 最近 竜太先生と話してて気が付いたの。

生まれてきて一番すてきなことってさ いろんな人と 仲よくなることだって。

助けたり助けられたりして 仲よしが たくさんいるのが➡

一番いいんだって。

だから 竜太先生と力士のことも 仲よくさせるって決めたの。

ま そう言ったら おせっかいだって笑ってたけどね フフ。

ひらりって 何でも言っちゃうのね。

だって いいこと思いつくと 黙ってらんないんだもん。

蝉女!

やっぱり 最後に勝つのは 蛍より蝉なんじゃないかと➡

みのりは思っていました。

ひらりは 生き生きした目をしながら➡

早くも 心は名古屋へ飛んでいました。

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