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♬~
(のぞみ)いい夢 見ろよ。
♬「君が跳んだ 水たまりへと」
♬「街の翳が」
♬「雪崩れてゆくよ」
♬「手のひらの上に」
♬「太陽を乗せて」
♬「心の暗がり照らし出しておくれ」
♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」
♬「雨上がりの少女」
♬「Dreaming Girl 君と」
♬「めぐり逢えた」
♬「素敵な奇跡」
♬「Dreaming Girl」
(赤松)3日だけ… 考えてみたらどうだ?
(大樹)3日?
金曜日… 君が二十歳の誕生日になるまで➡
3日間だけ 考えてみてごらん。➡
もう3日間だけ 苦しんでごらん。
俺は どっちになっても 見捨てたりはせんよ。
(リキ)<赤ゲン先生の事務所で➡
思いもかけない場面に 遭遇した2人でした>
3日間か…。 (星野)本当は迷ってたんだな あの子。
どうするのかしら?
(星野)どうしてほしい?
私は… そうね…➡
やっぱり 本当のことを言ってほしい。
家族で ウソ 背負っていくなんて つらすぎるもん。
そうだよな。 つかせた お父さんや お母さんも➡
後で ひどい後悔するだろうし➡
本人も 人に ウソつかされたって思ったら とても やり直す気になれないよな。
でも… 「ウソついてた」って告白したら…。
裁判は 差し戻しさ。
そうなったら 大樹君 また 赤松さんに 弁護 頼むかしら?
わざわざ 訪ねてきたぐらいだから 最後は 赤ゲンを頼ってくると思うぜ。
赤松さんは どうするのかしら?
赤ゲンは 引き受けると思うぜ。
でも それって 大変なことよね。
まあな。 マスコミの中には 面白がって たたくところも出てくるだろうな。➡
一度は 無罪の弁論をした被告人を➡
今度は 有罪を前提にして 弁護していかなきゃならないんだからな。
大丈夫かしら? 赤松さん…。
大丈夫だよ。 赤ゲンは しぶといんだから。
そうよね。
あっ…。
(あづさ)ああっ… どうしたの? 表で。
嫌だ…。 もう 痛いわよ お母さん。
そう。 赤松さんのとこ 行ってたの。
うん。 仕事のことをね 相談にね。
電話しなさいよ。 薫乃ちゃんも うららちゃんも 御飯 待ってたのよ。
あっ ごめん。 いろいろ大変なことがあってね➡
それどころじゃなかったのよ。 大変なこと?
ああ… 仕事のこと。 ああ そう。
お母さん さっさと結婚しちゃったら?
何言ってんの。 フッ。
赤松さんも 仕事 いろいろ大変そうだし➡
早く 一緒になって 支えてあげたらいいのになって思ったの。
アハッ… そうですか。
好きなんでしょ?
アハッ 単純ね! 「好き」「結婚」って すぐに つながらないことあるでしょ?
え~ どうして? あっ… 「どうして」って あきれた子ね。
こんな ちっちゃな病院でもね➡
責任持って 最後までやろうと思ったら 半年は かかるのよ!
それにね 何より 反対する人がいるうちは➡
強引なこと したくないの。
でも お父さん 賛成してくれたんでしょ?
うん。
じゃあ 薫乃ちゃんに反対されたの?
面と向かっては 言わないわよ。 でも 急には 賛成できないと思う。
そっか…。 ほら それに 福島!
ああ… うららちゃん? うん。 「絶対に許さん」って。
え~ 厳しい! でも いいの。
おばあちゃんたちにも言ったんだけど 一緒に住むだけが目的じゃないの。
ふ~ん。 な~に?
家族のために我慢するの 何か 嫌だな。
あっ… のぞみ。
もう一回 聞くけど 好きなんでしょ?
好きよ。 でも この年になって➡
周りのことを考えないわけには いかないでしょ。
いや それは…。
子供ね フフフ。 お金のことだって あるのよ。
お金?
今まで お母さんが この病院やって このうち 賄ってきたわけでしょ?
出てっちゃったら 誰が 薫乃ちゃんのこと養ってくれるの?
お母さんね お父さんと離婚した時➡
ずっと おばあちゃんの面倒 見ようって決めたの。
好きな人ができたからって 無責任に放り出すわけ いかないのよ。
でも それじゃ 薫乃ちゃんがいる限り 結婚できないってことじゃない。
だから それは それで しかたないって言ってるの。
え~ そんなに堅く考えないでさ お金 送るとか できないの?
赤松さんと一緒になったお母さんが 送ったお金を➡
薫乃ちゃんが受け取ると思う?
「年金で 十分 間に合う」って 断るに決まってるわ。
じゃあ…。
私が 養う!
あっ… できるの?
食費ぐらい なんとかなるわよ。 フフフ いくら かかると思ってるの?
10万ぐらい?
甘いわね! 光熱費だ何だ入れてね 20万近くのお金が かかるのよ。
20万…。 病院 畳めば 経費も減るでしょうけど➡
それにしても う~ん… 15万やそこらの お金は 十分かかるわね。➡
それだけのお金 入れられる? このうちに。
フフッ そうよ あなた 就職も決まってないんだから➡
偉そうなこと 言いなさんなよ! あっ… もう…。
(達也)そう 怒んなよ。
だって せっかく よかれと思って言ったのに。
勝手にさせとけよ。 あんま 応援するとさ かえって冷めちゃうぜ。
おふくろみたいなタイプはさ 敵が多い方が燃えるんだよ。
だから うららなんて あれ ほとんど 応援してるようなもんなんだから。
何を 分かったようなこと言ってんの。 のぞかないで!
しかしね… 愛も 金には 勝てないもんなのかねってか。
嫌なこと 言わないでよ。
あっ 「金の切れ目が 縁の切れ目」って 言うもんな。
それは 意味が違うでしょ!
<愛が一番強いと思いたいけれど…>
<いろいろな問題が 山積みしているということだけは➡
事実のようですね>
♬~
はい。 (うらら)はい。 お世話になりやした。
(薫乃)まあ うららさん もう少し ゆっくりしてくださると➡
思ってましたのに… ねえ? 寂しいわ。
ヘヘヘ… 今回は あんまし 居心地も よぐなかったもんでない。
(桃子)えっ… それって 私たちが お部屋 占領しちゃったから?
いやいや あんだらは関係ねえ。 一ちゃんは めんごい。
私の言っでんのは…➡
あづさ おめえのことだ。 はいはい。
(うらら)とにがく 赤松さんなんかと 一緒になんがなっだら➡
私は おめえと二度と会わねえがんな!
葬式さも 来ねぐていいがんない!
(優)いや お義母さん なにも そこまで…。
いや そいつが けじめだわい。
あ~ それでは 皆さん さいなら。
のぞみ 達也 しっかりやんだぞい。 あっ はい。
優さん 桃子ちゃん… あんまし 抱き癖つけんでねえぞい。
はい。 それから 薫乃さん。はっ?
あんまり 意地張っでっど シワ 増えっつぉい。
まあ… うららさんこそね 頑固を通すと 白髪が増えますよ。
はあ? 私は とっくに 総白髪だわい。 アッハハハハ!
<要するに うちの中は何も片づかず➡
グチャグチャのまま というわけなのですが➡
のぞみ嬢ちゃんは それにばかり 構っているわけにもいきません>
<司法研修所の授業の方も大変だし➡
まだ 就職も 決まっていないのですから>
(早瀬)お~い こっち!
みんな そろってたんですか? (一丸)久しぶり。
(油座)あ~ 何か こうやってっと 福島に まだ いるみたいだない ハハハ。
本当ねえ。 あっ 就職 どうなったの?
それを聞かれると つらい。 (せきこみ)
あらら? ま~た 腹の具合 悪いのかい?
いや。 昨日 フランス料理に ワイン がぶ飲みしちゃってさ。
フランス料理? (怜)フォークとナイフ➡
嫌いなんじゃなかったの? しかたないよ。
うちのボスが おごってくれるって言うんだから。
「ボス」ってことは…!
決まったんだ。 フフッ。 銀座の共同事務所。
そりゃ やっだない アハハハ!
まあね。 アハハ!
おめでとう!
あ~あ。 残るは 星野さんと私だけか~。
仲いいわね。 また もう。
あっ 星野君は どうなったんだい?
誘ってくれた事務所 いくつか あったんでしょ?
合わなくて 断ったんです。 ギリギリまで自分の納得できる所➡
探してみようと思って。 あんたなら どこでも➡
受け入れ先は あっぺよ。 アハハハ!
ちょっと それ どういう意味ですか? あっ いや あの…➡
今の時代 女の人は厳しいらしいがら。 そうなんですよ。
うちのクラスでも 決まってないの ほとんど 女よ。
やっぱり そうなんだ。
ちゃんと熱心に回ってる? (星野)あっ。あっ。
自分が決まると すぐ これなんだから! 回ってますよ。
紹介してもらった所は 全部 行ったし ゲリラ的に飛び込みまでやったのよ。
でも どこも 断られちゃったのよ。
大変だな~。 やっぱり 親がいて よかった。
あ~あ。 どこも 決まらなかったら どうしよう…。
まさか。 いや ありえるんじゃない?
あっ! ちょっと…。 あっ ちょごっと 待ってください。
去年のデータはだない… あっ➡
修習生 633名中 裁判官 99名 検察官 86名➡
そして 弁護士 438名。 その他 10名。
あっ ちょっと この「その他」っていうの 何なんですか?
あの~ お役所や企業から来た人が 元さ戻る場合が多いらしいんだけんど➡
小牧さんみたいに 法律とは 全く違った場所に 行く人もいっつぉい。
でも 私は 弁護士になりたいんですけどね…。
こりゃ 自分で 看板出すしかないな。
まっ 客は来ないわね。 (笑い声)
ひどい…。 (亀井)いや~ 皆さん おそろいですねえ。
こんにちは。 (亀井) お久しぶりです。 お元気でしたか?
(一同)はい。 後期は 2回 試験がありますからね➡
頑張ってくださいよ。 (一同)はい。
まあ 就職先が決まって ほっと一息というところでしょうがね。
ハハハハ…。 あっ… ええ まあ…。
回想 (赤松)金曜日…。 君が二十歳の 誕生日になるまで➡
3日間だけ 考えてみてごらん。
(ノック) はい。
こんにちは。 ああ どうした? こんな時間に…。
往診の帰り。 あっ そうか。
いや のぞみにね 何か仕事で 大変そうなことがあったって聞いたんで➡
ちょっと 気になって…。 そっか。 いや それは ありがとう。
仕事のこと 分かんないけど… 大丈夫?
俺? いや~ 俺は大丈夫だよ。 フフフ。
そう… そうね。 しぶといもんね。
ああ。 しぶとい しぶとい。 そっちは?
(あづさ)私? いや いろいろと 風当たり 大変だろ?
大丈夫。 (赤松)そうか。うん。
(赤松)おい 昼飯 食べに行こうか? えっ?
いや そこの高架下のラーメン屋。 うまいとこが できたんだよ。
あっ いいわね! でも あれだぞ 汚えぞ。
平気 平気! ねっ 何? 豚骨?
ううん。 札幌 クラシック。
へえ…。 ハハハハ…。行こう 行こう!
<生きてりゃ いろいろあります>
<でも 誰かが そばにいてくれる限り➡
乗り越えられないことなんてない!➡
小生は そう思っているのであります>
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