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♬~
♬「君が跳んだ 水たまりへと」
♬「街の翳が」
♬「雪崩れてゆくよ」
♬「不意に 微笑う」
♬「ただそれだけで」
♬「胸の棘が抜ける気がする」
♬「手のひらの上に太陽を乗せて」
♬「心の暗がり照らし出しておくれ」
♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」
♬「雨上がりの少女」
♬「Dreaming Girl 君と」
♬「めぐり逢えた」
♬「素敵な 奇跡」
♬「Dreaming Girl」
(リキ)<達ぼんと入れ代わりに あづさ先生がやって来た➡
福島 長沼家でしたが…>
♬~
(松男)ごちそうさまでした。 (のぞみ)はい うららちゃん。
(うらら)ああ…。
はい お母さんも…。 食わせんでねえ!
えっ? 人の道の分がんねえやつさ➡
私の漬げだ漬物は 食わせねえ!
(みどり)やめで 母ちゃん! せっかく 東京から来てんのにぃ。
嫌なら帰れ! 私は 赤松さんとのことは 絶対認めねえ。 帰れ!
お母さん…。
☎
(薫乃)もしもし。 あ~ あづささん?
えっ? もう一日 福島? ああ… いいえ…。
☎(薫乃)あの~ そりゃ いいけど…。
(あづさ)すいません。 勝手 言って。
あっ あの 病院の方は 恭子ちゃんに連絡しておきますので。➡
はい… 明日には 必ず 帰ります。
☎勝手だなんて そんな…。
大事なことなんですもの…。 ゆっくり話してらっしゃい。
詳しくはね あの~ 帰ってから 聞かせてもらいます。
はい… はいはい じゃあね。 うららさんに よろしくね。
もう~! 本当に勝手!
ええ… 勝手よ。 でも しかたないわ。
お母さんが そんな怒ったままじゃ 帰れないもの。
よぐ まあ… 今まで どだごどがあったって➡
病院 休んだりしねがったくせして…。
そうよ。 病院 休んだのは お父さんが亡くなった時と➡
お母さんが倒れたって聞いた時の 2度だけ…。
これで 3回目です!
お… 脅したって 私は 絶対 認めねえぞい。
認めてもらわなくたっていいわ。 でも…➡
「じゃあ 勝手するわ」って 帰りたくないの。➡
ちゃんと お母さんには 「元気でね」って言って 帰りたいの。
おめえに 「元気でね」なんて 言わっちゃら 私は ヘヘッ➡
病気になっちまうわい!
♬~
(星野)そりゃ すごそうだな。 もう すごいんですよ。
笑い事じゃないんですって! はい。 あっ ありがとう。
君が うまく 間を 取り持ってやればいいじゃない。
私なんかじゃ 太刀打ちできません。
でも… ここは 君が 調停屋してやるしかないと思うぜ。
「調停」か…。 そう。
そして これが 仕事の調停の資料。
いよいよ お父さんと お母さん 2人そろっての調停ですね。
うん… ここが勝負どこだよな。 はい。
<どうやら 家でも 裁判修習でも➡
難しい調停事に巻き込まれている のぞみ嬢ちゃんのようです>
(健一)何度 聞かれても同じです。 秀樹は渡しません。
今後 秀樹に会うのを 認めるわけにもいきません。
(勝子)ひどいわ。 ひどいのは そっちだろう!
5年も たってから いきなり 親権変更を申し立てるなんて➡
どうかしてるね! (勝子)5年たったって 10年たったって➡
私が産んだことに変わりはないわ。 (健一)女は すぐ これだよ。➡
「私が産んだ 私が産んだ」 そう言えば 男が黙ると思ってる!
(育子)はあ… 分かります。 どちらのお気持ちも よく分かります。
でもですねえ こうやって あの 調停の場とはいえ➡
一度は別れたお二人が 顔を合わせる場を持ったんですよね。
そうでしょう? 今日は 一歩ずつ 歩み寄ってみるという方法を考えては?
一歩? 歩み寄る?
南田さん。 はい。
あの… 秀樹君の 健やかな成長のためには➡
このまま お父さんの方で生活を続けながら➡
年に何回かでも お母さんに会って 母親の愛情に触れるのが➡
一番いい方法ではないかと 考えております。
通常は 月に1度か2度の 面接交渉権というのが➡
一番多いケースですが➡
どうしても認められないと おっしゃる お父さんの気持ちも考えて➡
例えば あの… 秀樹君が 春休み 夏休み 冬休み…➡
年に3度という条件では いかがでしょう?
どちらも… 一歩ずつです。
分かりました。 私は嫌ですねえ!➡
私は こうやって仕事を休んで 調停に出ているだけで➡
一歩 譲ってるんです! これ以上は 一切 譲りません!
どうして そんなこと言うんですか?
どうして もっと 秀樹君のことを 考えてあげられないんですか?
何? 私が 秀樹のことを 考えてないと言うんですか!?
今 強引に会わせないことにしても いつか きっと 秀樹君自身が➡
お母さんに会いたくなる日が 来ると思います。
その時は 必ず 悩んだり 迷ったりします。
だったら 今から その時のことを 考えてあげるべきです。
あっ 南田さん…。
お父さんは 調停の勝ち負けに こだわっているだけです。
秀樹君を思う気持ちは お母さんの方が純粋だと思います。
南田さん!
私… 調停に応じるのは やめました。
わざわざ こんな所まで来て 見習いの裁判官なんかに➡
説教されたくありませんからね! さようなら!
待ってください!
ちょっと… どうするの? ねえ? どうしてくれるの!?
(北山)自分が 何をしたのか 分かっているのか!
どちらかに肩入れしてはいけないと あれほど言ったじゃないか!
すいません。まして どちらの気持ちが 純粋だと言うなんて➡
非常識にも 程がある!
人間の気持ちは はかりになど かけては いけないんだよ!
すいませんでした。 君は一体 今まで 何を勉強してきたんだ?
裁判官というのは たった ひと言で 相手の人生を変えてしまうんだぞ。
君のひと言で今度の調停が駄目になったら どうやって責任を取るつもりなんだ!
(ノック)
失礼します。 部長! 何です?
修習生の南田のぞみさんに 面会客が来てますが…。面会?
ええ。 上浜中学の潮見って教師なんですが➡
「緊急の用件だ」って言ってまして…。
(経一)弟さん… 今 どこさ います? えっ?
家内が いねぐなったんですよ! いなくなった?
出ていったんですよ! お宅の達也君のせいだ…。
あの… どういうことでしょうか? もめたんですよ。 金のことで。
達也君が 家内から脅し取った 200万のことですよ。
脅し…? どうして 今頃になって➡
そんなこと するんですか!? それはね… 家内は 確かに➡
産んだことは事実ですよ。 でも 正式に 養子縁組みをしたわけでしょう?➡
捨て子をしたわけでは ねえんです!
うちの生活のことも考えてくれたって いいんでねえですか!?
どうしたらいいんだ! 何があったら どうしたらいいんだ…。
<これは… 大変なことに なってまいりました>
(達也)いなくなった? えっ? 知らないよ。
俺 知らないよ…。 金…?
達也 「脅した」って言ったの? 「脅し取った」って ご主人に返したの?
ん…? うん…。
どうなの? はっきり言いなさい!
「脅した」なんて言ってないよ。 「せびった」って…➡
「小遣い 無心した」って言ったんだ。 いや 本当じゃねえよ。
何か 200万の件で もめたって 聞いたからさ➡
ちょっと悪いような気ぃして…。
何で そんなウソつくのよ。 だから こんな大ごとになってるのよ!
はあ… まあ 今は いいわ。
まさかとは思うけど そっちに連絡があったら 電話して。
☎私も 何か分かったら 電話するから。
なあ 姉ちゃん… もめたのって 金のことじゃないと思うぜ。
えっ 何…? (料金不足のアラーム)
あっ ちょっと待ってて。
ありがとう。
ねえ 何なの? ☎(達也)電話じゃ うまく話せねえよ。
俺 行くよ そっち… 今から。 ああ…。
じゃあ すぐ行く。
どうしたの? うん…。
た… 達也! また 福島 行くの?
(達也)うん。 いなくなったんだってさ。
えっ? あづささんが?
違うよ。 おふくろじゃねえよ。 あっ… おふくろとも言えるのか…。
えっ?
<そう… 達ぼんにとっては もう一人の おふくろさんの➡
一大事なのであります>
(妙子)どうして お母さん 帰ってこないの?
(法子)ねえ? ケンカしたの? お父さん たたいたの?
お母さんを いじめたの?
うるさい!
もう そだごど言ってる暇があるなら 食事の支度でも 手伝いなさい。
女の子だろう…。
達也と のぞみが悪いんだべ? えっ?
ないしょで コソコソ 会いさ 行ったりするから➡
こだごどになるんだわい。 子供たちを責めないで。
何 言ってんだい! おめえはない➡
赤松さんのことで 心やましいもんだから 怒ることができねえだけでねえか。
私 やましいなんて思ってないわよ。
(戸の開閉音) 達也!
見つかった? まだ 連絡ない…。
(あづさ)何なの? もめた原因って…。
うん…。
(うらら)何なんだい? うん…。
あの人の旦那さ 俺のことを…➡
赤松の子だと思ってたらしいぜ。
♬~
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