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♬~
♬「君が跳んだ 水たまりへと」
♬「街の翳が」
♬「雪崩れてゆくよ」
♬「手のひらの上に」
♬「太陽を乗せて」
♬「心の暗がり照らし出しておくれ」
♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」
♬「雨上がりの少女」
♬「Dreaming Girl 君と」
♬「めぐり逢えた」
♬「素敵な奇跡」
♬「Dreaming Girl」
(リキ)<日曜の朝早く あづさ先生が 福島へ やって参りました。➡
みんなに 赤ゲン先生とのことを 報告するための旅だったのですが…>
(戸が開く音)
(あづさ)おはよう~!
(のぞみ)お母さん! (みどり)姉ちゃん!
<そもそも これが 一大事の始まりだったのであります>
どうしたの? びっくりした~。
うん? みんなに会いに来たのよ。 はい これ お土産。 優さんから。
何? あっ ワイン? サンキュー。
あら~? あっ 真紀ちゃん 来てたの? (真紀)はい。 昨日 来たんです。
何か 達也君も バイト終わりだって言うから➡
一緒に五色沼でも回って 東京帰ろうかなって。
うん。 (達也)今日か明日 帰ろうと思ってたんだ。
そう。
(松男)あっ どうぞ! こっちさ 座っでください。
(みどり)牛乳でも飲むがい? あっ いいね!
(うらら)帰れ!
人の道さ 外れるようなもんは このうちさは 立ち入ってもらいたくねえ。
お母さん?
帰れ!
(風鈴の音)
(薫乃)リキちゃん。 (リキの鳴き声)
あんまり おいしくないわねえ。 (戸が開く音)
(優)ふあ~。
うわっ! 何だ 母さん いたの? えっ?
いや あんまり静かなんで 出かけたのかと思ってさ。
あっ 義姉さん 行ったの? うん。 6時の新幹線で。
ええ~ 6時? しかたないのよ。
明日 病院 休めないんですもの。 ああ…。
どうしたの?
いや… 病院 どうするのかな? えっ?
いや ほら… 赤松さんと もし 一緒に住むようなことになったら…。
やっぱ 畳んじゃうんだろうな。
(優)覚悟しとけよ 母さん。
あの2人 絶対 一緒になると思うよ。➡
しかたないよ。 離れられないんだから。➡
そういう相手に 巡り会っちまったんだから…。
まっ 随分 遠回りしたけどね。 ハハッ。
徹は知ってるの? (優)えっ?
2人のこと 知ってるの?
ああ… 俺が言った。
いや でも 義姉さん 最初に言いに行ったらしくて➡
俺が行った時には もう 知ってたよ。
何て? えっ?
だから 何て言ってるの?
あっ… 「祝福する」って。
情けない!
いや ちょっと… 母さん…。
結局 赤松さんに… あづささんを とられたってことじゃないの!
いや 「とられた」って…。 だって 2人は もう とっくに離婚してるんだよ。
離婚なんて関係ありませんよ。
徹は 男として 負けを認めたってことじゃないの。
(優)いや そんな…。 違う? そうでしょ?
(桃子)おはようございま~す…。 どうしたの?
えっ? いや…。
なにが「祝福」よ! もう… 本当に情けない!
情けない 情けない! もう…。
母さん…。 お義母様…。
何? あなたたち いつも イチャイチャして…。
はい?ちょっと 母さん…。 もうね みんな 勝手に仲よくしなさいよ!
10人でも 20人でも 子供 作りなさい! もう…。
ちょっ…。 「20人」ったって… やだ~。
(小声で)じゃあ 俺たち行くわ。
(小声で)なにも こんな時に 帰んなくたっていいじゃない。
かえって 俺ら いない方が いいみたいだしさ。
逃げるんだから…。 ちょっと回るところもあるし。
なっ? うん。
(小声で)またね。
じゃあ。
最後まで勝手なんだから。 (戸が閉まる音)
(うらら)私は許さねぞい。
再婚でも つきあいでも 勝手にしだらいいべ。
んでも 相手が違うべした。 相手が。
なして よりによって 赤松さんなんだい?
ほかに いっぐらだって いんでねえが!
徹さんや薫乃さんの気持ち考えだら➡
あの人と一緒になるなんでごど できるはず ねえべした。
だから… ここまで迷ったの!
何度も何度も… 引き返そうと思った。
今まで生きてきて…➡
周りの人を悲しませるようなことは したくなかったもの…。
そいつが分がってんだら なして…!
(あづさ)好きなのよ。
私は あの人が好きなの。
ほかの人じゃ駄目なの。
やっと 自分でも それが認められるようになったの。
おめえ… 何言っでんのが 分がっでんのが?
あの人じゃないと 嫌なの。
お母さん…。
私は… 認めねえぞい。 こだごど こだごど… 許さねえ!
♬~
(赤松)ああ まあ どうぞ お掛けください。
すみません 日曜なのに…。
いやいや 借金取りは 日曜も休んでくれませんから。
いや~ もう どうしたらいいのか…。
あっ…。 落ち着いてからで いいですから。
あっ でも… あのですね…。 いやいや 大丈夫ですよ。
私は 気が長い方ですから。 はっ?
お茶でも いれますから。
(ノック) はい。
こんちは。 おう。 今 ちょっと 仕事なんだ。
待っててくれるか? はい。 じゃあ 表で待ってます。
おう。 そうしてくれ。
(妙子)行こう! じゃ 行ってきま~す。 (桂子)行ってらっしゃい。
行きました。
(経一)聞きたいことは 一つだよ。
ええ…。
あの達也って子は 誰の子だい?➡
赤松っていう 婚約者の子ではないのがい?
えっ?
お前… 赤松って検事さんと 婚約していたんだろ?
それが破談になったけど…➡
既に その時 お前のおなかには その子供がいた。➡
そういうことだったよな?➡
違うのがい?
答えろよ… 答えなさい。
俺… おめえには 隠し事は 一つも してねえぞ。
お前… してねえぞ。
ごめんなさい。 えっ?
おい 「ごめん」じゃ 分がんねえよ…。
おい どっちなんだい? おい… どっちなんだ?
(赤松)おう 待たせたな。 どうも。
ほら… はい どうぞ。 は~い。 よ~っしゃ。
はあ…。
ああ そうか…。 お前たちにとっちゃ メロンなんて珍しくもないか。
いや~ あのね 俺が子供の頃なんてのはさ メロンに バナナに イチゴ➡
これなんていうのは もう 食べさせてもらえるだけで➡
その辺 跳びはねてたもんだよ。 そうなんですか。
いや それでね 跳びはねてる間にだ ほかのやつに食われちゃったりしてな。
ハハハ… ほら 食え 食え。
へえ~ それって戦争中?
はあ? うん?
チッ 俺はね 戦後生まれなんだよ。 昭和22年!うん…。
お前ね 社会の時間に習わなかったか? 戦争が終わったのは 昭和20年なんだよ。
たった2年の差なんですよね。
た… 「たった2年」って なんていう言い方だよ!
その2年がだな…。 う~ん もういい やめた!
今度 ゆっくり… お話ししてあげるから…。
達也君。 うん?
さっさと話しちゃったら? うん…。
うん? 何だ? いや…。
どうした?
達也君 今日 赤松さんの子供かどうか 聞きに来たんです。
(達也)おい…。
(真紀)いいじゃない。 それを聞きに来たんだから。
旦那に会ったんだ。 俺を産んだ人の…。
俺のことさ あんたの子だと 思ってるみたいだった。
そうか…。
どうなの? うん?
いや 違う。 まあ どこで そういう誤解が 生じたのかは分からんが➡
違うぞ。 違う。 マジで?
今更 ウソついて どうするんだ。 絶対に 俺の子供ではない。
そんなことは ありえん。
よかった。 うん?
(達也)俺 意外なこと… 発見したよ。
(赤松)はあ?
俺さ… 親父のこと 嫌いじゃないみたいだよ。
そうか…。
うららちゃん 許してくれるかな?
はあ~… ねっ?
許してくれるといいね。
のぞみは?
えっ?
嫌ね…。 達也が言ったこと まだ 気にしてるの?
私が 赤松さんを好きだってやつ?
もう… 違います。 本当に?
本当に違います。 フフフ。
だから… まあ 幸せになってよ。
幸せ… フフッ。
いろんな幸せがあるだろうけど…➡
好きな人と一緒にいるのが 一番の幸せだと思うよ 私。
<のぞみ嬢ちゃんも ホロリ…。➡
2人とも とても きれいな涙でした>
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