All language subtitles for ひまわり 第10章 罪を憎んで人を憎まず?第117話

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Original subtitles

♬~

♬「君が跳んだ 水たまりへと」

♬「街の翳が」

♬「雪崩れてゆくよ」

♬「手のひらの上に」

♬「太陽を乗せて」

♬「心の暗がり照らし出しておくれ」

♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」

♬「雨上がりの少女」

♬「Dreaming Girl 君と」

♬「めぐり逢えた」

♬「素敵な奇跡」

♬「Dreaming Girl」

(新平)わしは 山口美幸さんを だますつもりは 全くありませんでした。

それから 長沼うららさんも だます気なんか ありませんでした。

それだけは信じてください。

(リキ)<結婚詐欺で捕まった 新平じいさんの取り調べを担当した➡

のぞみ嬢ちゃんでありましたが➡

敵は なかなかに 手ごわかったのであります>

(真理子)本日 増井新平の勾留期間の 延長が認められました。

起訴まで 残り あと10日。 これからは 時間との闘いよ。

あくまでも 起訴を目指して 証拠をできるだけ集めて➡

公判で 立証できるように 頑張りましょう。

(星野 怜 のぞみ)はい! うん。 星野君。

(星野)はい。 増井新平の人柄について どう?

はい。 警察で調べてもらったんですが➡

自宅の家賃を滞納することは よく あったそうなんですが➡

それ以外は 特に問題はなく むしろ➡

「近所の植木にまで 水をやってくれる」➡

「ゴミ収集所の後片づけをしてくれる」など いい評判ばかりでした。

どう思った? まあ 予想どおりです。

増井新平を見ていても ふだんは とても人当たりがいいです。

詐欺をする人は 自分を信用させる術に たけているんではないかと思いました。

(真理子)いい線 いってるじゃない。➡

…で 小牧さん。 被害者の供述の方は?

(怜)はい。 「式場の予約が キャンセルされたことを知らなかった」➡

という点を固めました。

(美幸)全く 知んねえ! 私は 式の前日まで➡

あの人がら連絡があるんではねえがと 思っで 待ってたんです!

バカって 言われっがもしんねげんとも➡

主人が亡くなって6年 とても さみしかったんです。➡

その さみしさに つけ込んで お金 だまし取ろうだなんて 人間でねえ!

うっ… 信じてたのに…。

信じてたのに…。

(泣き声)

(真理子)つらい取り調べよねえ…。 はあ…。

(真理子)でもね 「つらい」なんて言ってられないわ。➡

本当に つらいのは 被害者なんだから。➡

え~ 今回の取り調べでも 分かったように➡

一番難しいのは あくまでも 被疑者が➡

「だますつもりはなかった」ってことで 押し通すっていうことなのよ。

それを覆すためには 誰でも分かると思うけど➡

以前にも 同じような手口で やってるかどうかってことが➡

重要なポイントね。 だから その件について➡

増井新平の息子から 何か 聞き出せればいいんだけど…。

南田さん 彼は いつ出頭します?

(のぞみ)それが 出頭を断ってきたんです。

そう…。 電話も かけてみたんですが➡

「あんな人 親でも何でもない」って 言って…。

向こうが来ないんだったら じゃあ こっちから行きましょう。

えっ 先方のうちへですか? そうよ。

あっ どうしても 出頭を拒否する参考人については➡

向こうの了解さえ 得れば こちらから出向いていって➡

事情を聞くことができるの。 説得次第!

こちらです。

(玄関のブザー)

福島地検から参りました 検事の河村と申します。

(耕平)えっ? ご自宅に伺いましたら➡

こちらだと お伺いしたものですから。

お父さんのことで ちょっと お話を お伺いしたいと思いまして。

その件なら ちゃんと お断りしたではありませんか。

お手間は取らせません。 お願いいたします。

どうぞ。

(耕平)実は 大家さんから 電話がありましてね➡

「ここんとこ 帰ってないようだけども➡

中で 死んでるんじゃないか 見てくれないか。➡

ついでに滞納した家賃も 保証人として払ってくれないか」ってね。

(小声で)はい。

保証人に なっておられたんですか?

(耕平)まさか…。 えっ?

(耕平)偽造ですよ。 保証人の書類に 私のハンコを勝手に押して➡

署名までして出してたんです。 ええっ?

はあ… はらわた煮えくり返るけど➡

まさか 親を訴えるわけにもいかないんでね。

毎度毎度の尻拭いですよ。

あの… 今日は 二 三 お尋ねしたいことがあります。

お父様のことですから 答えにくいとは思いますが➡

できれば ご協力いただきたいと思いますので➡

よろしく お願いいたします。 別に 答えにくくなんかありません。

えっ? 何でも答えます。 早く刑務所に入れてください。

はっ? はあ… もう たくさんですよ…。

あの人が こうやって 問題を起こすたんびに➡

私は 尻拭いしてきたんですよ。

あの… 今までにも 今回のような トラブルを起こしたことがあるんですね?

ありますよ。 向こうが どなり込んできて 私が その金を弁償したのが4回です。

4回? (耕平) 「刑務所に入れるのだけは」と思って➡

やってきたけど… もう疲れました。

いつごろから そのような?

(耕平)母が死んでからですよ。 あの人は 母には優しい人でした。➡

だから 母が死んだ時には すごい悲しみようで…。

そうですか。 (耕平)それを覚えてるから➡

私だって 少しくらいのことは 大目に見てきたんです。

でもねえ… さすがに 71で 女をだますなんて…。

情けないっていうか 恥ずかしいっていうか…。

私なんて まだ 45ですけどね➡

見知らぬ女性と そんなこと 考えられませんよ!

なのに あの人は 71で…。

ああ… はあ~…。

とにかく もう 私には関係ありません。

私は縁を切ったんです。 もう とっくに 親でも子でも ありません。

そんな…! そんな…? 何ですか?

あっ いえ… あの…➡

縁は切れないと…➡

切りたくても 切れないと思ったものですから…。

あなたに 何が分かるんですか?

私は あの人の子供をやめたいんです。

金を払って やめれるもんなら 払いたいぐらいですよ!

<新平じいさんを起訴しようと➡

意気込んで やって来た のぞみ嬢ちゃんでしたが➡

ここまで 息子に言われると かわいそうにも思えるのでありました>

(チャイム)

(徹)はい!

おう!

(達也)火曜 定休日だって聞いてたから…。 あっ ああ…。

俺も バイト休み…。 これ そこで…。

(徹)ハハハ いつも 突然 現れるんだよな。 うん…。

電話くれりゃ 何か用意しとくのに。

(達也)電話するとさ 何か 嫌になっちゃうんだ。

うん? アハハ… 分かるよ。

「行かなきゃ」ってことになると うっとうしくなんだよな 男は。 ハハハ…。

フッ フフフ…。 うん?

いや うちさ 女ばっかだから➡

そういうこと 絶対 理解してもらえないんだよね。

ああ そうか…。 うん…。

どうした? 何か 話でもあるのか?

えっ? この間のことか?

うん? 君を産んだ人のことだ。

違うよ。 何となく来ただけだよ。

お母さんに言っといたぞ。何を? 住所を教えたって。

へえ… いつ? (徹)うん… ここに来たんだ。

おふくろが? (徹)ああ。

まあ 俺が出てった時の話や➡

君が生まれた時の話をしたって 言いに来たんだよ。

そっか…。

ああ… 無責任なことをしたな。

一度も… ちゃんと謝ってなかった。

悪かった。 いいよ もう。

俺さ あんまり腹立ったりしねえんだ。 うん?

すげえ憎んだり 怒ったり 恨んだりするようなこと➡

あんまりないんだ。 すぐ…➡

「ああ しょうがないか」って 思っちゃうんだよね。

フフッ そうか。 鈍感なのかもしんない。

いや 鈍感とは違うさ。

でも… だから 仕事も はっきりしないんだよな…。

仕事?

何していいのか分かんないんだ…。

(徹)俺も そうだったよな。

親父と おふくろ… 田舎から出てきて 時計屋やってただろう?

長男には 大学 行かして➡

立派な会社に入ってほしいって 願望が強くてな…。

ふ~ん。 まっ 言われるままに 大学入ったけども➡

やりたいことも なくてな…。

そのうち のぞみが出来て… 学生結婚して…➡

ますます 追い立てられるような 感じがしたよ。

うん…。

今 考えると 本当は 俺は 時計屋を継ぎたかったんだな。

時計屋を? ああ。

まあ さして もうかる仕事じゃないし…➡

個人の時計店なんて 成り立たなくなってきてたから➡

しかたないが…➡

子供の時から ず~っと➡

時計を作るじいちゃんを見て 育ったからな…。

仕事と言ったら まずは 時計屋が浮かんできたんだ。

(あづさ)は~い。 ちょっと するよ。 (恭子)おっ おっ…。

はい… はい いいですよ!

(あづさ)食事は ドライフードだけにしてください。

はい 分かりました。 はい。

(恭子)はい。 よかったねえ。

ありがとうございました。 (あづさ 恭子)お大事に!

(恭子)先生 予約は終わりました。 そう? ちょっと 休んでいいわよ。

私も 1件 電話するから。

(うらら)何だい? あづさがい。

「何だ」ってこと ないでしょう! どうなの? 少しは 元気 出た?

私は 元気だぞい。 薫乃さんさも 言ったげんちょも➡

私は だまされだわけでねえんだ。 みんなして 笑わねえでほしいない。

笑ってなんが いねえよ~。

これでも お母さんのこと 少しは心配してんだがら…。

はいはい どうも はい…。 ☎(あづさ)あっ それから…。

今度 一度 そっちさ 行ぐがら。 うん… ちょっと 話もあるし。

話? 何だい?

☎(あづさ)行っでがら 話すがら…。

あっ うん…。 じゃ みどりたちによろしく… はい。

<あづさ先生の話というのは 多分…>

そうか… 「子供やめたい」か…。 つらいよな。

まあ… 親が結婚詐欺だなんて 嫌なのは 分かりますけど…。

でも やめられないんだよなあ…。 切りたくても切れないんだよな。

星野さんのお父さん どうなりました?

うん… この間 電話したよ。

「親父 気にすんなよ」って言ってやった。

へえ~。 大人。 フッ。

内実は 割り切れたわけじゃないんだぜ。

でも… 親父とのことに 決着つけないと➡

俺 弁護士やってけそうもないからさ。

あっ… そっちは?

父ですか? そのままです。 本当は…➡

いつか こだわりなく話せる日が来たら いいなあって思ってるんですけど。

あっ よかった。 まだ 残ってた! どうかしたんですか?

今ね 増井新平の息子さんが あなたを訪ねてきてんの。

私を? 「昼間 話を聞いてくれた➡

若い見習い検事さんに話がしたい」って。 今 通すから 用意して。

あっ はい!

<さて 一体 何の用でしょう?>

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