All language subtitles for ひまわり 第09章 ならぬ堪忍するが堪忍？第108話

♬～

♬「君が跳んだ
水たまりへと」

♬「街の翳が」

♬「雪崩れてゆくよ」

♬「手のひらの上に」

♬「太陽を乗せて」

♬「心の暗がり照らし出しておくれ」

♬「Ｄｒｅａｍｉｎｇ　Ｇｉｒｌ　Ｄｒｅａｍｉｎｇ　Ｇｉｒｌ」

♬「雨上がりの少女」

♬「Ｄｒｅａｍｉｎｇ　Ｇｉｒｌ　君と」

♬「めぐり逢えた」

♬「素敵な奇跡」

♬「Ｄｒｅａｍｉｎｇ　Ｇｉｒｌ」

（のぞみ）心配したんですよ。

（赤松）大げさだなあ。
男が　一晩　家を空けたぐらいで➡

そんなに大騒ぎなんか　するな。

だって　普通の時じゃないでしょう？

（星野）そうですよ。
こんな時に　いなくなったら➡

心配して当たり前じゃないですか。

ほう～。　じゃあ　あれか？

俺が　仕事に失敗して　失意の果てに
旅にでも出たと思ったのか？　フフッ。

失意なんてものはな
旅に出たり　酒を飲んだりしたからって➡

乗り越えられるもんじゃないんだよ。➡

まあ　旅に出て　できることは
癒やすことだけだ。

乗り越えるには　もっと　ちゃんと➡

自分と向き合わなければならない。

はい。

心配するな。

俺は　旅になんか出たりせんよ。

どこへも行かない。

あ～
もう分かったら　ほら　早く帰れ　帰れ。

おいおいおい　１１時だぞ　もう。
子供は　帰る時間だろ。

あっ　子供じゃありませんよ。
ねえ？

（達也）そうだよ。
へえ～　親がいるうちはな　子供なんだよ。

また　へ理屈言って！
うるせえな　本当に　お前ら。

いつまで　東京に居座るつもりだ？
明日　帰ります。

そうか…。　じゃあ　いよいよ検察だな。

うん…　しっかりやれ。

はい。　しばらく会えませんけど
元気で　頑張ってください。

（赤松）おう。　ありがとう。

えっ？　まあ　それにしても　お前ら　そんな
人の世話を焼く暇があるんだったら➡

本当に　ちゃんと勉強やってくれよ。

はい。
はい。

（リキ）＜笑顔で　かなわぬ恋に
さよならしようとしている➡

のぞみ嬢ちゃんでありました。
そして…＞

（薫乃）よかったわねえ。
（桃子）うん。

一時は　大ごとかと思いましたよね。

（あづさ）みんな　心配しすぎよ。
一人で生きてる男の人　つかまえて。

（優）いや　義姉さん…
一人で生きてるから　心配なんじゃない。

何にも　つなぎ止めるものが
ないんだからさ。

あっ…　まあね。

でも　大丈夫。　ちゃんと立ち直るわよ。

そうよ。

ねえ　とにかく　今日は
遅いから　もう寝ましょう。　ねっ？

桃ちゃん　ありがとう。
おやすみ。はい。

あらあら　まあ　もう　こんな時間…。
おやすみ～。おやすみなさ～い。

おやすみなさい。
（桃子）あ～ん　リキ　おやすみ。

（薫乃）じゃあね。　おやすみなさ～い。

♬～

今度　来る時は…　手ぶらで来いよ。

♬～

⚟（鳥の鳴き声）

⚟（電車の走行音）

姉ちゃん…。

あっ　ごめん。　起こしちゃった？

ううん。

今日は　いい天気よ～。

何時ごろ　福島　帰るの？
お昼過ぎかな。

俺も　一緒に行っていい？
えっ？

住所　調べてくれるんだろ？
俺　産んだ人の…。

達也…。

だったら…　俺も行く。

バイトは？

休む！

達也って　何か　心に一つあると
何にもできないのよね。

しょうがないだろ。

けなしてないわよ。
うん。

一緒に行こう。

いいの？

引っ掛かってることは
片づけた方がいいわ。

２人で捜そう。
…で　「会う　会わない」は➡

それから　達也が
ゆっくり考えればいいじゃない。

うん。

うん。

＜…というわけで
検察修習が始まるまでの１週間を➡

東京で過ごした
のぞみ嬢ちゃんは➡

達ぼんと一緒に　福島へ
帰ることになったのであります＞

んもう～！　いっつも
言うことが急なんだから～。

お母さん　大丈夫よ。
私が責任を持って　面倒見るから。

（あづさ）え～？
達也もね　たまには親元を離れたいのよ。

親のそばを離れると
見えてくるものがあるのよね。

そう！

そう。　じゃあ　しかたないわね！
じゃあ　気を付けて　行ってらっしゃい。

うららちゃんに　あんまり
迷惑かけんじゃないのよ。

はい。
じゃあ　行ってきます。

行ってきます！
（桃子　優）行ってらっしゃい。

（桃子）達也。うん？
お土産　何か酸っぱいものがいいな。

（達也）アハハ　任しとけ。
勉強　頑張って。

行ってらっしゃ～い。
行ってらっしゃい。

はあ～あ。　今回は　寂しいわ。

フフッ　お義母さん。

何だか　２人とも
大人になっちゃったって感じねえ。

（恭子）じゃあ　お疲れさまでした！
（あづさ）は～い。

（ため息）

（ノック）
は～い。

こんにちは。

よう…。　どうした？

えっ？

昨日は　心配したわ。

ああ…。
いや　大げさなんだよ　若いやつら。

自分の骨は　自分で拾いますよ。
全く…　フフッ。

何してるの？
うん？　ああ…。

棚が　いっぱいになったんでな
いや　古いのを整理しようと思って➡

それで　まあ　新しい場所を
作ってるんだよ。

そう。

よっ！　ああ…。

大丈夫なの？
えっ？傷。　重い物　持って。

ああ…。　まあ　大体は…。

今日は　食べ物
持ってこなかったわ。

お見舞いは　なし！

何も…　持ってこなかったわ。
フフッ。

手ぶらで来ました。

（赤松）そうか…。

（物が落ちる音）

あっ…　手伝いましょうか？
うん？　ああ…。

（あづさ）どうしたらいいの？
ああ…➡

年度別に　あの…　区分けをしてるんだよ。

平成３年前は　こっちで…
そのあとは　こっち…。

あっ　分かったわ。

おい…。
えっ？

あ…　紙で　手　切るなよ。
あっ　はい。

♬～

♬～

ただいま～！　うららちゃん？
達也も来たよ。

（うらら）あら　お帰り！
また　車で来たのかい？

（みどり）真紀ちゃんも　一緒かい？
あっ　いや　今回は新幹線。

（松男）なら　駅まで迎えさ　行ったのに～。
んだよ～。

うちの方　どうだった？
みんな　元気…。

＜平成６年１１月。　秋深し。➡

小生　今日は　何も言えませんが…➡

この日の夕焼けは
とても美しい色をしておりました＞

＜さて　来週は
「罪を憎んで人を憎まず？」の巻！➡

検事さんの見習いを始めた
のぞみ嬢ちゃんが➡

百戦錬磨のじいさんを相手に
奮闘します！＞

うららさん！
新平さん！

分別のある男は　それを
行動に移さんだけです。

＜さて
どんな活躍かは見てのお楽しみ！　ワン！＞