All language subtitles for ひまわり 第09章 ならぬ堪忍するが堪忍?第100話

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Original subtitles

♬~

♬「君が跳んだ 水たまりへと」

♬「街の翳が」

♬「雪崩れてゆくよ」

♬「手のひらの上に」

♬「太陽を乗せて」

♬「心の暗がり照らし出しておくれ」

♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」

♬「雨上がりの少女」

♬「Dreaming Girl 君と」

♬「めぐり逢えた」

♬「素敵な奇跡」

♬「Dreaming Girl」

回想 (赤松)だったら君は 子供たちに 話したことがあるのか?➡

何で あいつが出ていったのか。 何で 待っていたか。➡

何で 別れたか。 一番肝心なことを➡

上っ面じゃなく 自分の言葉で 話したことがあるのか?

(あづさ)話を…。

回想 (赤松)君も 君の家も ウソくさいね。➡

出てったあいつを悪者にして まとまってるだけの家だ。

(優)さあさあ ここ 気を付けろ 桃子。 なっ なっ? ここも 引っ掛かるから…。

さあさあさあ… 何で 母さんの手をつかむんだよ…。

(薫乃)えっ? あら。 アハハハ…。

行ってらっしゃい。 しっかり お参りしてきてくださいね。

(桃子)は~い!(弥市)あらあら… 皆さん おそろいで どこへ?

寺崎さん。 実は おかげさまで うちの桃子が おめでたなんですの。

ほう~! それは それは… おめでとうございます。

ありがとうございます。 ありがとうございます。

それでね 今 みんなで水天宮様へ お参りに…。

寺崎さん ご一緒しません?

え? こんな… こんな格好ですよ? いえ 大丈夫 大丈夫!

あの ほら ぜんざいでも ねっ 頂きましょうよ。

よろしいかな? どうぞ どうぞ!

どうぞ いらしてください。 行ってきま~す!

じゃ 義姉さん あと頼むね。 お願いします。

行ってらっしゃい。 気を付けてね。

(薫乃)俳句は いかがです? (弥市)いや~ 相変わらずですよ。

(達也)何だよ? 眠れなかったの? (のぞみ)うん?

気にすんなよ。 赤松の言ったのなんて…。

あ… 気にしてなんかないわよ。

(ノック) はい。

おはよう。 あっ おはよう!ん~。

達也 今日 バイトは? うん? 休み。

のぞみ 今日の予定は? ああ 別に何にも…。

そう。 じゃ 2人とも手伝って! ねっ はいはい!

(達也)屋台の仕込み? え~ できんの~?

(あづさ)できるわよ。 この野菜 切って➡

豚に イカに エビ? …の 下ごしらえすればいいんでしょ?

ねっ さあ 始めよう! はい。

♬~

うわっ! 下っ手くそ~! 何 これ。

客に食わせるんだぜ? こんなんでいいのかよ?

失礼ねえ もう…。

ほかのこと考えて 指 切んなよ。 ほかのこと?

気にしてんだよ 姉ちゃん。 いいの。何を?

昨日 言われたんだろ? 赤松さんに 「このうちがウソくさい」とか何とか…。

ああ そのこと…。 あっ… 別に 気にしてないわよ。

いいわよ 気にして。 お母さんも気になってるもん。

オ~ イエ~イ! やめなさいよ ほら。だよな…。

本当に お母さん 何も話してなかったわね。

お父さんのこと 待ってる 待ってるって 言い続けて➡

帰ってきたら 「やっぱり やり直すのは 無理だから 別れました」じゃ➡

あなたたちに失礼ね。 お母さん…。

悔しいけど 赤松さんの言うとおりだわ。

お母さん あなたたちに 肝心なこと 何も言ってないわ。

何か 話せなくて…。

いいのよ 無理に話さなくて。 夫婦の間のことなんだから。

(達也)よくないよ…。 話してよ。

いや 俺 正直言うとさ ずっと すっきりしなかったんだ。

何が?

俺が… 生まれたこと。 俺が この家で 育てられるようになったこと。➡

そりゃ 姉ちゃんは いいよ。 何だかんだ言ったって➡

親父と おふくろの子だもん。 でも 俺 母親の顔も知らねえからさ。➡

生後2か月の時に引き取られたっつうのは 知ってっけど➡

やっぱ 何か 割り切れねえもんあるよな。

そうね… そうよね…。

どんな人だったの? うん?

いや 俺を産んだ人。 おふくろ 友達だったんだろ?

そうよ。 福島の高校時代の同級生でね 一緒に東京に出てきたから➡

とっても仲よしだったわ。

名前は?

矢口さん… 矢口桂子さん。

もう結婚したって聞いたから 今は 名字は違ってると思うけど。

へえ~… 美人? 達也。

いや そういうの 結構 気になるもんなんだぜ。

美人よ。 明るくてね 男の子に人気があったわ。

赤松さんとは いつ?

うん… 赤松さんは お父さんの友達。 で 桂子さんは 私の友達。

2人で よく このうち 遊びに来たの。

へえ… じゃあ このうちで 知り合ったの?

そうよ。 …で 桂子が 赤松さん 好きになって。

(達也)できちゃった。 そういう言い方しないの!

(達也)でも そうだろ。 そんなことないわよ。 あっ…。

こんなこと言うの あれだけど 2人はね 何もなかったんですって。

あっ? 婚約してたのに?

(あづさ)婚約してたって 結婚は してないもの。➡

あっ それに 赤松さんね➡

まあ 今も堅いけど… フフッ 昔は もっと堅物でね➡

ほら こんな黒縁の 牛乳瓶の底みたいな眼鏡かけて➡

勉強ばっかりしてる人だったの。

えっ 黒縁眼鏡? (達也)マジで!? 本当かよ?

(くしゃみ) あっ…。

(達也)ええ~っ!? これ 赤松さん? えっ どれどれどれ? 見して 見して!

えっ ウソ! 本当に黒縁眼鏡…。 うわ~! ダッセえ! フフッ。

確かに変わってたわねえ。

みんなが いろいろ新しいことに 興味を持ってた頃なのに➡

本当 勉強ばっかりしてたもの。 親父と えらい違いだな。

本当 そうねえ。 おばあちゃんも おじいちゃんもね➡

「何で 2人が 仲がいいのか?」って よく言ってた。 フフッ。➡

お父さんは 新しもの好きでね。

興味ができたら 疑いもしないで 飛び込んでいく人だったから。

軽薄…。 そうでもないわよ。

これだって決めたら 脇目も振らず のめり込むところ あったもの。

脇目 振ったから 俺が生まれたんじゃないか。

ん~。 何でさ わざわざ…➡

親友の婚約者で… しかも おふくろの友達だぜ?➡

考えらんないよなあ。➡

そりゃ まあ 男としてさ➡

間違って そうなったっていうのは まあ 分かるけど➡

でも そのあと 逃げたっていうのは どう考えても分かんねえ。

まあね。 逃げるっていうのだけは ひきょうよね…。

でも 俺 その矢口桂子の気持ち もっと分かんねえな。

だってさ その人 赤松さんのこと好きだったんだろう?

好きで婚約したんだろう?➡

何で 親父と そうなっちゃうわけ?

それは… 赤松さんが お母さんのこと 好きだったからじゃないかな?

(達也)何? それ。 赤松さん 言ってたでしょう?

「好きな人を忘れるために 達也を産んだ人と婚約したんだけど➡

その人のこと 忘れられなかった」って。

それ お母さんのことでしょう? 私 聞いたの。 赤松さんに…。

そう…。

だったら 私 ちょっと分かる。 (達也)どう分かるのさ?

そりゃ嫌よ。 全然 知らない人を 好きっていうんなら ともかく…➡

身近な人を好きだなんて 一番つらいと思う。

でも だからって 親父と そうなるんじゃ あんまりじゃねえかよ。

そりゃ そうだけど…。 それに… じゃあ 何で俺を産んだわけ?

一時的に やりきれなくて そういうことに なっちゃったんなら…➡

なにも 産むことないじゃん。 結局 自分じゃ 育てられなかったんだし…。

俺… 会ってみたいとは思わないけど それだけは 聞いてみたいね。

うん。

でも そうか… 赤松のやつ➡

そんなに昔から おふくろのこと好きだったんだ。 へえ~。

…で おふくろは どうだったの?

もちろん 赤松が おふくろのこと 好きだってことは気付いてたわけでしょ。

あっ ずるい! 答えろよ~。

フフッ… はあ~。

じゃあ 正直言うわ。 お母さんもね その時➡

赤松さんに… 気持ち 揺れたわ。

えっ…。

ああっ もちろん おつきあいしたわけじゃないわよ!

そんな気もなかったし。

だって お母さんには お父さんや のぞみがいたもの。➡

お母さんにとって それが 一番大事なものだったもの。➡

ただ… お父さんや このうちを大事に思う 気持ちの隅っこに➡

ほんの… 一瞬だけ… 赤松さんのこと あった。

知らなかった。

ああ… 誰にも言ったことないもの。 今 初めて 初めて言うのよ。

赤松さんも 知らないの?

言うわけないでしょう? もちろん お父さんや桂子にも言わなかったわ。

あっ 誓って言うけど➡

おつきあいしたいなんて気持ち 本当に なかったの。

親父が出てったあとも?

不倫なんていうのには程遠い 淡~い気持ちだったの。

ただ… お父さんを訪ねてくる赤松さんと 話をするのが 楽しかった。

それだけ…。 まあね… 好きな人がいても➡

ほかの人のことをいいなって思うこと あるものね。

でも… 親父 気付いてたんじゃねえかな?

俺は… 気付いてたと思うね。

よく分かんないけど… 不倫じゃなくて 気持ちだけだったからさ➡

余計 嫌だったんじゃねえの? だから 俺を産んだ人と…。

達也…。

なあ… もしかしてさ 俺 引き取ったのって➡

赤松さんのことを好きになったことの 罪滅ぼし?

そうじゃないわ! お母さんは お父さんと やり直したかったの。

だから あなたを引き取って 待つって決めたの!➡

赤松さんと関係ないわ。 本当かな?

本当よ! お母さん あなたを引き取って 本当によかったと思ってんのよ。

最初に ここに来た時 達也 お母さんの顔を見て すっごく泣いたの。

正直言って 引き取るなんて 取り返しの つかないことしたのかって思ったわ。

でも その達也が… 初めて お母さんの顔 見て 笑ってくれた時➡

本当に… 本当に うれしかった。➡

初めて 歩けるようになった時も➡

「ありがとう」って 言えるようになった時も…➡

全部 覚えてる。➡

本当に 育ててよかったと思った。

これだけは ウソじゃないわ。 信じて。

分かってるよ。 そんなこと 疑ってねえよ。

俺 だって おふくろのこと 本当の母ちゃんだと思ってるもん。

はあ…。

ごめん… ごめんね…。

どうして謝るの? 何にも悪いことしてないじゃない。

何にも してないでしょう?

もう お母さん!

(リキ)<全く 目に見えない気持ちなんてもんで➡

大きく人生が変わっていく。➡

人間様の世界の悲しさが➡

ほんの少し 小生にも かいま見えたのでありました>

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