All language subtitles for ひまわり 第09章 ならぬ堪忍するが堪忍?第097話

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Original subtitles

♬~

(のぞみ)東京! ビュ~ン!

♬~

♬「君が跳んだ 水たまりへと」

♬「街の翳が」

♬「雪崩れてゆくよ」

♬「不意に 微笑う」

♬「ただそれだけで」

♬「胸の棘が抜ける気がする」

♬「手のひらの上に太陽を乗せて」

♬「心の暗がり照らし出しておくれ」

♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」

♬「雨上がりの少女」

♬「Dreaming Girl 君と」

♬「めぐり逢えた」

♬「素敵な 奇跡」

♬「Dreaming Girl」

(リキ)<平成6年11月。➡

無事 弁護修習を終えた のぞみ嬢ちゃんは➡

検察修習 すなわち 検事さんの 見習い実習を始めることになりました>

(岩井)あ~ 諸君! そこに 並んでください。

(岩井)え~ ここが 君たちの部屋です。 来年3月までの4か月間➡

ここを ベースにして 修習に取り組んでください。

(一同)よろしくお願いします。 (岩井)はい よろしく~。➡

まあ 実際の修習は来週からだからね 今日は とりあえず➡

メンバーの紹介だけにしておきましょう。

こちらが 次席検事の中原君。

中原です。 「一期一会」「合縁奇縁」 「たで食う虫も好き好き」。➡

いずれは 同僚になることも あるかもしれませんからね➡

仲よく やっていきましょう。 仲よくね。

(一同)はい。 よろしくお願いします!

まあ 検察というと 頭の固い人間ばかりのいる➡

厳しいとこってイメージがあるんだけど➡

ふだんは ご覧のとおり リラックスしてやってますから➡

君たちも 大いに 仕事を楽しんでください。

はい。 (真理子)検事正!➡

最初から おいしいこと おっしゃらないでください。

アッハハハ… はいはい。

え~ 直接 君たちの指導係として 面倒を見てくれる 河村検事です。

河村真理子です。

(真理子のせきばらい)

(一同)よろしくお願いします!

相手が名乗ったら 自分も名乗る!

誰だって いいじゃないの 最初は。 みんな 同じ修習生なんでしょう?

じゃあ 左から。 はい。 一丸譲次です。

僕は 早瀬将太です。 検事志望です。

油座信吾と申します。 小牧 怜です。

南田のぞみです。 星野雄治です。

はい いいでしょう。 いきなりですが➡

検察の仕事というのは 迅速に 正確に 真実を究明して➡

起訴すべき事件は 必ず 起訴に持ち込むことです。

そのためには 限られた時間の中で 有力な証拠を集め➡

いかに 有意義な 被疑者取り調べができるかということが➡

とっても 大切になります。 (一同)はい!

しかし 自分が 罪を犯しているからといって➡

それを ありのままに しゃべる者ばかりではありません。➡

黙りこくってしまったり 時には ウソを言ったりすることも➡

珍しいことではないわけです。

でも そういった被疑者っていうのは➡

本当は そのことを とっても つらく感じてるんですね。

そこら辺の 心のヒダを 深く理解しながら➡

粘り強く 真実を引き出していくためには➡

何よりも 取り調べる側の 人間としての迫力が➡

問われることになります。 (一同)はい。

(真理子)…で 皆さんには 修習が始まった早い時点で➡

直接 被疑者取り調べを やってもらいます。

(一同)はい…。 そこで 修習に就くまでの1週間➡

家に籠もらないで 誰かと話をしなさい。

家族でもね 恋人でも 誰でもいいのよ。➡

面と向き合うのを避けてきたような相手と ゆっくり 話をしてください。➡

話をして 相手を 理解しようとしてください。➡

受験時代の参考書の知識だけでは 絶対に 取り調べはできません。➡

以上 私からの宿題は これだけです。➡

それでは 皆さんが登庁なさるのを 楽しみに待っております。

「話をする」か…。

腹 いてえよ…。

「取り調べ」って言われると ちょっと緊張しますね。

う~ん 確かに 取り調べ相手の中には➡

俺たちが 全然知らない人生を送ってきた 人間も たくさん いるんだろうし➡

第一 弁護士と違って 検察は 犯罪を暴くんだからなあ。

しかし 考えてみたら 難儀な宿題だよない。

(早瀬)「誰かと話す」ってやつ? んだ!

「これまで 向き合うのを避けてきた相手と 話しなさい」。

あれは たとえ話でしょう? それぐらいの 気持ちで 1週間を過ごせっていう。

そうだよ。 まっ そうだげんと➡

そう言ったら おしまいでねえかい。

もし実践するとしたら 皆さん 一体 誰と話しますか?

油座さん自身は? まっ 私は 女房だない。

一番 理解し難い相手ですからね…。

結局 のろけたいのね? はあ~ そういうこと?

違いますよ。 私はだない…。 (早瀬)お疲れさまです。

(油座)ちょごっと待って 誤解だってば…。

私 やっぱり帰ることにしました。

東京? はい。

解決したの? えっ?

言ってたじゃない。 「いろいろあって うちに帰るの嫌だ」って。

あっ… まだですけど 悩んでも しょうがないですから。

そう…。 じゃあ 判決 見に行こうぜ 赤ゲンの。

はい。

よいしょっと…。

(みどり)これ ちょごっど重たいげんと 達也君たちにない。

は~い。 ありがとう! (うらら)のぞみ これはない 薫乃さんに。

な… 何? それ。

大根の酢漬けと シャケの紅葉漬けだ。 喜ぶでない。

お漬物? かばんの中 臭くなっちゃうよ。

大丈夫だ。 ぎっちり縛ってあんだがら。 え~?

もう 臭うよ。 臭うから うめえんでねえが。

え~ ちょっと…。 いいがら いいがら… よいしょ!

漬物でも持っでっで ゆっくり 骨休めしてこらんせ。

んだんだ。 久しぶりだがら ゆ~っぐり あづささ 甘えてこ。

甘えてくる? そんな子供じゃないわよ。

え~ 私から見っど ま~だまだ 子供だわい。

本当 本当。 あ~ 叔母ちゃんまで もう…。

んだ… 気ぃ付けて 行ってこ。 行ってらっしゃい。

行ってきます。 <というわけで のぞみ嬢ちゃんは…➡

これからの1週間を 東京で過ごすことになったのであります>

<いい骨休めになればいいのですが…>

(リキの吠え声) リキ!

ただいま! (戸が開く音)

(達也)オッス! オッス!ヘヘッ お帰り。

(桃子)ジャ~ン! のぞみちゃん!

うわ~ おいしそう! (桃子)でしょう?

(薫乃)のぞみが帰ってくると思って 奮発したのよね~。

(優)いや 俺たちは 金がないから 腕だけ奮発。

(桃子)や~だ まあちゃん。 朝から 大騒ぎだったんだぜ。

ほらほら…。 ありがとうございます。

待っててくれる人がいるなんて 本当に幸せです。

あら のぞみ…。

(あづさ)のぞみ! お帰り。 あっ ただいま。

あら? あらあら? あら… どうかしたんですか?

いえね あづささん のぞみったらね➡

「待っててくれる人がいて幸せ」 なんて言ってくれたの。

あ~ら それぐらい言えますよ。

うちを出てね 少しは 大人になったんですから。 ねっ のぞみ?

お母さん…。 フフフ…。

(達也)はいはい! さあ 食べよう 食べよう!は~い。

そうだよ。 俺たちだって ほら 店の用意があるからね。

これ うららちゃんから もらった漬物。 そう? じゃあ 切ってくるわね。

1週間っていうと 結構 ゆっくりできるわね。

(桃子)どっか行くの? ううん。 葵とか 舞子にも会いたいし➡

明日は…。 何? 明日…。

何 何 何? 怪しいなあ。 えっ?

怪しくないわよ。 あのね あの… 裁判の傍聴に行くの。

(優)裁判? ん~ 本当に 少しは休めよ! (桃子)そうよ。

仕事じゃないの。 あの… 赤松さんの法廷なの。

(せきばらい)

長いこと かかってた おっきな裁判がね 明日 判決なのよ。

ふ~ん なるほど 判決ね…。

あづささん 裁判に行くの?

行きませんよ。 裁判は興味ないし 病院 ありますから…。

(薫乃)あっ… そうよねえ。 ああ そりゃそうだよな… ハハハ。

んもう~ いいかげんにしてください!

「おつきあいする気はない」って 申し上げましたでしょ。

(優)はいはい。 それは聞きました。 (薫乃)そうよね 聞きましたよね。

だったら 変に 気を回さないでください。 あっ… はい。

(笑い声) 「はい」だって…。

やめてよ ほら…。 何だよ…。

そのお漬物 ちょっと。 お漬物。

(ざわめき)

<赤ゲン先生が 以前から関わっていた殺人事件。➡

いよいよ この日 判決です>

どなた? ご両親だよ。

(ドアが開く音)

♬~

いよいよね…。 ああ…。

起立!

♬~

被告人 進藤大樹に対する殺人被告事件。

被告人 ならびに 弁護人は 出廷しています。

よって 本件につき ただいまより 開廷いたします。

ただいまより 主文を読み上げます。

主文。

原判決を破棄する。 被告人は 無罪。

無罪だ 無罪! (ざわめき)

かあさん…。 おとうさん…。

<一審の有罪判決を覆して 逆転無罪!➡

赤ゲン先生の努力は 見事に 報われたのであります>

(恭子)先生! 終わりました~。

あっ ご苦労さま。 終わっていいわよ。 (恭子)はい。

<あづさ先生も ひそかに ひそかに 応援していたようです>

(笑い声) 我々の主張が認められたんだ!

逆転無罪だからな!徹底的な洗い出しが 決め手になりましたね!

じゃあ 乾杯といきましょうか! 乾杯しよう 乾杯!乾杯 乾杯!

(一同)乾杯! イエ~イ!

おめでとうございます! おめでとう!

(赤松)ありがとう。 (星野)長かったですね。

正直言って 疲れたよ。 疲れないでくださいよ 先生。

そうですよ! 今回の無罪の反響は すごいと思いますよ!

別件逮捕であることを 認めたんですからね。

しかも 自白の信用性のみならず 任意性まで…。

おいおい 調子に乗るんじゃないぞ 君たち…。(笑い声)

(ノック) あっ お祝いかしら? は~い!

おお 大樹! (赤松)おお 来たか。 おう 入れ。

いや~ あれだよ 今頃 家で お祝いでも やってるのかと思ったぞ。

(大樹)ええ…。 でも その前に 先生に言いたいことがあって…。

えっ? ああ… いや みんな 身内みたいなもんだ。 あ~ 何だ?

うん…。 うん?

俺… 本当は やったんだ。

刑務所に行くのが嫌で 「やってない」って言ったら➡

先生 信じてくれたから そのまま ウソついたけど➡

本当は… 俺が殺したんだ…。

♬~

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