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♬~
♬「君が跳んだ 水たまりへと」
♬「街の翳が」
♬「雪崩れてゆくよ」
♬「手のひらの上に」
♬「太陽を乗せて」
♬「心の暗がり照らし出しておくれ」
♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」
♬「雨上がりの少女」
♬「Dreaming Girl 君と」
♬「めぐり逢えた」
♬「素敵な奇跡」
♬「Dreaming Girl」
(のぞみ)心配したのよ。 本当に心配したんだからね!
(瑞穂)申し訳ありませんでした。
東京にいた時のお友達になんて み~んな電話したんだから。
(赤松)さすがに こんな年食った友達とは 思わなかったろ?
はい。 (佳織)お世話を おかけしました。
あっ いえ…。 (優)さあさあ さあさあ 焼けましたよ。
(桃子)先生と お母様 おビールでよろしいですか?うん。
ありがとうございます。よし 頂きます。 頂きます。
本当に よかったわ。➡
よかった。
おい 何を陰険なことしてんだ。
言いたいことが あるんだったら ほら 言えばいいじゃないか。 えっ?
どうして来なかったの? 理由 教えて。
あなたの… ためよ。
私のため?
お父さんが また同じようなことをしたら 困るでしょう?
だから ちゃんと 罪を償ってもらいたいと思ったの。
最低。
きれい事言って 結局は お父ちゃんなんか どうでもいいってことじゃない!
助けたくもないってことじゃない!
違います!
お母さんはね お父さんに ちゃんと反省してもらいたいの。
反省するのは あなたでしょう!?
瑞穂ちゃん。
とにかく あの… 食べませんか? ねっ まずは食べて…。
そう そう そう…。 おお…。
そうね…。
お母さんこそ 反省しなくちゃね。
何を?
何を反省してくれるの?
裁判に来なかったこと? それとも あの人のとこへ行ったこと?
バカじゃない?
私 そんなこと 反省しろなんて 言ってないわ!
じゃあ 何? 何を反省しろって言うの?
だましたことよ… 私を だましたこと!
離婚する前… 私が4年生の時➡
母さん 1年間も 私をだましたじゃない。
毎週火曜日 お店が休みの日➡
男の人と会ってたくせに ニコニコ いっぱい買い物して帰ってきて➡
お父ちゃんのために 焼き肉して 私のために アップルパイ焼いて➡
お母さん 1年間も 私を だまし続けたじゃない!
私 すっごく楽しみにしてたのよ。
火曜日は バトン部の練習も休んで 必死で早く帰ったの。
それまで お父ちゃんと お母さん あまり仲よくなかったけど➡
あの4年生の時の1年間だけ 仲よかったから➡
すごく うれしかったのよ。
なのに ウソだったなんて…。
ウソなんだったら そんなの いらなかったよ!
ウソなんだったら 焼き肉も してほしくなかったし➡
アップルパイも 焼いてほしくなかった!
好きな人がいるんだったら だましたりなんかしないで➡
さっさと離婚すれば よかったのよ!
よっぽど その方がいい!
だますより よっぽどいい!
お母さんの証言なんか いらない。
私一人で 何年でも お父ちゃん待つ!
瑞穂ちゃん! 来ないでよ!
女の人なんて 嫌いよ!
任せて。 瑞穂ちゃん 待って!➡
おばちゃん 昔ねえ 男だったのよ!
どうして 裁判に 見えなかったんですか?
どうしてですか?
それは… 先ほど…。
「ご主人に ゆっくり 反省してもらいたい」ですか?
ええ。
違うと思います。
お母さんは「瑞穂ちゃんのために 証言を拒否した」と おっしゃいました。
でも お父さんが刑務所に入って 一番困るのは 瑞穂ちゃんです。
一人に なってしまうわけですから。
お母さんが そのことを 考えないはずがありません。
私 瑞穂ちゃんが お父さんの話をするのを 聞くのが とても好きなんです。
一緒に買い物に行った話とか 一緒に御飯を食べた話とか。
見たことは ないんですけど すっごく楽しそうで いいなあと思って。
だから… だから どうしても また一緒に 暮らせるようにしてあげたいんです。
お願いします!
私は… 私は あの人と一緒に 暮らしてほしくないんです。
お母さん!
だって… あの人と一緒に暮らせなければ➡
私が あの子を 引き取ることができるでしょう?
保護者のいなくなった あの子を➡
母親の私が 引き取ることが できるでしょう!?
だから 刑務所に入ってほしいんです!
くだらん浅知恵だな。
そんなことで 仮に 一緒に暮らしたとしたって➡
うまくいきっこない。
分かってます… 分かってますけど…➡
こうでもしないと 二度と 一緒に暮らせないと思ったんです。
今しかないと思ったんです!
(リキ)<母とは 愚かなものであります>
♬~
(あづさ)お店 いいの? うん。 今 行きます。
かわいいわねえ。 ねえ。➡
私 男の子が欲しいなって思ってたけど やっぱり女の子もいいなと思っちゃった。
うん… そうね。 でも 女の子は 母親に ムキになって ぶつかってくるわよ。
知ってる 知ってる。
私もそうだったけど 母親に 負けたくないってとこあんのよね。
うん? ううん 何でもない。
じゃあ。 ありがと。
失礼します。
裁判 出てくれるそうです。 そうか。
また 気が変わらなきゃ いいけどなあ。
でも 想像もしなかったなあ。 うん?
瑞穂ちゃんを引き取りたいから 出廷を拒否しただなんて。
ああ…。
でも 瑞穂ちゃんの気持ち 変わるかもしれない。はっ?
お母さんの気持ちを知れば。
言うの やめとけ。
どうして? 瑞穂ちゃん 喜ぶわよ。
そういうことってのはな 他人から聞くことじゃない。
本人から聞かなきゃ 駄目だ。
本人から? そういう機会を作ってやるのが➡
君の役目だ。 はあ…。
(桃子)ただいま~! 桃子さん 大丈夫だった?
大丈夫! お風呂に入って ぐっすり寝たわよ。
そう。 お義姉さんが いつも寝てる お布団でね。
あっ! いい年して てれてる~! えっ… 何を言ってる!
いいじゃない みんな知ってんだから。 ねえ?
えっ? ああ…。 うん…。
あっ いい機会だから アドバイスしてあげる。
もうちょっとね 迫んなきゃ駄目! うるさいやつだなあ。
そうだ この際だから 叔父ちゃんたちにも 聞いちゃおっかな~?
いいわよね? 反対じゃないわよね? お母さんと赤松さんのこと。
ああ…。 うん…。
ほら 周りのみんなも 応援してくれてるんだし いけいけ!
頑張れ! 中年 頑張れ~!
うるさいから 帰る。 あっ 逃げるの?
仕事だよ! (優)お帰りですか?
おいくらですか? えっ? あっ いや 今日は…。
いやいや いいですから。 そうですか?
え~っと それじゃあですねえ 1,130円になります。
ああ はい…。
1,000…。 130円。130円 はい。
はい ちょうど頂きました。
じゃあ あの… どうも。 ハハ…。
ありがとうございました。 どうも ありがとうございました。
お気を付けて~!
ちょっと… 小便してくる。 ああ。
結構 きれいに食べてるじゃない。
のぞみちゃん。 うん?
好きなんでしょう? えっ?
何 それ…。 隠さなくたっていいわよ。
見てりゃ 分かるもん。 違うわよ!
大丈夫! 私のほかは 誰も気付いてないと思うから。
違うってば! どうして あんな おやじのことなんか好きに…。
おやじと来たもんだ! フフッ。
でも分かるなあ。 私もあったもん。 う~んと年上の人に憧れた時期。
桃子さんったら…。 結論!
やめとき。 えっ?
なにも 母親に ほれてる男を 好きになること ないっしょ~?
だ… だから 違うってば!
仮に お義姉さんと どうこう ならなかったとしてもよ➡
そんな… あれぐらいの男 相手にするんだったら➡
もっと修行してからにおし。
桃子さん 違うって! 本当に もう そんなんじゃないんだってば!
(桃子)赤くなってる。 えっ 何の修行?
まあちゃん やだ~! いや… 弁護士修業よ。
あ~ 弁護士の修業か! そりゃ 大変だからなあ。
大変なのよ。 頑張んだぞ!
♬~
お母さん。 あっ お帰り。
瑞穂ちゃん ぐっすり寝てるわよ。 ありがとう。
あら ちっちゃいのねえ~! そうよ かわいいでしょう! ほら!
ねっ 弱い子なんだけどね なんとか大きくしてあげたくてねえ。
お~ よしよし… ほら 大丈夫か?
アハハハ… あらあら…。
<母には かなわないのかしら?➡
改めて そう思った のぞみ嬢ちゃんなのでした>
<そして いよいよ裁判の日>
(竹永)よし じゃあ行くぞ!
(相楽)手帳は? 手帳 持ったの? 持ちました。
(白井)「六法」も お忘れなく。 (星野)オーケーです。
さあ頑張ってよ! はい おまじない! おう。
んっ! ハハッ チュチュッと! さあ 行ってらっしゃい!
(竹永)はい! (相楽)はあ~ さあ ほら 白井さん➡
あの 鈴木さんの書類…。 (白井)できてます。
(相楽)はいはい。
(ざわめき)
あと10分か…。
まさか…。
大丈夫だ。 きっちり 承諾の返事はもらってる。 今度は来るよ。
はい…。
(ドアが開く音)
♬~
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