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♬~
♬「君が跳んだ 水たまりへと」
♬「街の翳が」
♬「雪崩れてゆくよ」
♬「手のひらの上に」
♬「太陽を乗せて」
♬「心の暗がり照らし出しておくれ」
♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」
♬「雨上がりの少女」
♬「Dreaming Girl 君と」
♬「めぐり逢えた」
♬「素敵な奇跡」
♬「Dreaming Girl」
(のぞみ)うわ~ 天才! (薫乃)あらら 玄人はだしねえ。
(うらら)瑞穂ちゃんは 何でも できんだない。
(瑞穂)そんなこと ありませんよ。
(リキ)<久しぶりの にぎやかな朝食であります>
(あづさ)どれどれ… うわ~! 本当 立派~!
何で こんなに上手なの?
小学校に入った時 母から教わったんです。 卵焼きは料理の基本だからって。
そう… お母さん お料理 上手だったのね。
はい。 美容師やってるから 家庭 おろそかにしてるって言われるの➡
一番 恐れてました。 見えっ張りですから。
そう。
裁判 来てくれると いいわね。 大丈夫。 きっと説得するわ。
無責任なこと 言わないでください。
母は 考えを変えない人ですから 裁判には 絶対 来ません。
だからって 諦めるわけにはいきません。
きっと 来てくれるって 私は信じてます。
来ません!
(達也)また「来る 来ない」やってんの?
だって そのために 東京に帰ってきたのよ。
私は違いますけどね。
そんなこと 言わないで。 頼むわ 瑞穂ちゃん!えっ?
一緒に行って お母さんに頼んで。
瑞穂ちゃんの言うことなら 聞いてくれるかもしれないから。
お願い! お願いします!
(桃子)おはようございます。 わ~ おいしそう!
(優)何 何? 何が「お願い」なの?
ちょっと あなたたち もう~ 子供の前で そんな格好しないで。
いいじゃありませんか。 ほら かわいいでしょ? ペアで。 ねっ?
はい。 ほら~!
(優)よし 顔洗おう~。 頂きます。
さあさあ 頂きましょう。 (達也)頂きます!
分かりました。 えっ?
母のところに 一緒に伺います。 父のためですから。
本当に!? よかった~!
まあ 無理だとは思いますけどね。 そんなことないわよ。
さあ 頂きま~す! 頂きます。
(あづさ)卵 おいしい! う~ん!
(薫乃)そう。 じゃあ おばあちゃんも頂こうかな。
お出かけなんですか? ええ。 ちょっと 急用で…。
ああ… 今日 お伺いするって 言ってあったんですけど…。
あの… いつごろ お帰りでしょうか? さあ?
「さあ?」って…。 分かりません。
じゃあ 失礼ですが ご連絡は 取れませんでしょうか?
取れますけど…。 あの お察しください。
「法律事務所の方には教えるな」って 言われてるんです。
え~?
だから 「無理だ」って言ったじゃありませんか。
瑞穂ちゃん…。 行きましょう。
待って! せっかく来たんだもん。 帰ってくるまで待とう。
まだ 分からないんですか? これが 母の答えではありませんか。
「絶対 裁判には出たくない」っていう…。
瑞穂ちゃん! 待とう。 会って 頼もう。
私は 待ちません。
もう… 偏屈なんだから。
少し 待たせていただきます。 どうしても お話がしたいので。
瑞穂ちゃん? 瑞穂ちゃん?
♬~(歌声)
ちょっと ねえ あなたたち もうちょっと そっちへ詰めてくれないかしら。
駄目で~す。 今 キャベツ 切ってるんですから~。
あ~ら 私らだって 昼の支度してんだぞい。
そうよね うららさん。 だよない 薫乃ちゃん。
お~ 久しぶりだと仲いいね 2人とも。
あら? 私たち 前から 仲いいわよ。 ねえ うららさん?
んだよない? 薫乃さん。 私たちも 仲よく➡
キャベツ切ってるんですから 邪魔しないでくださ~い。
(薫乃)ねえ あなたたち キャベツ切る時まで➡
そんなに ひっつかなくても いいんじゃない?
あんた やきもち やいてんのかい?
あら! まあ おかしなこと おっしゃらないでくださいよ。
あ~ら あんた 大体 嫉妬心 強い方だがんない。
あら! まあ どういうことですの? うららさん そんな…。
(うらら)ほ~ら ほら そだ ムキになって…。☎
あ~ ちょっと ねえ 母さん 電話 出てよ。☎
キャベツ切ってるんですから 出てください 代わりに。
電話より こっちの方が大事なんですよ。 いいんでねえかい もう…。
今の言葉 どういうことですか? ☎
何? みんな 狭いとこ 集まって~。 電話よ。☎
もしもし? あっ のぞみ? えっ どうしたの?(包丁で切る音)
瑞穂ちゃん? えっ いなくなったの!? えっ?
何か 連絡あったら 引き止めといて。 うん。 私も もう一回 捜してみるから。
(星野)うん。 分かった。 先生には 法廷から戻ったら 俺から話しとく。
うん…。 あっ それから… いいか? パニックになるなよ。
ああ… 彼女だって 幼稚園児じゃないんだから➡
むちゃなことはしないよ。 うん… うん…。
焦るなよ。 あとのことは 俺も 一緒になって考えるから。
分かった。 ありがとう 星野さん。
瑞穂ちゃん… どこ 行ったの?
(赤松)いいか? だから 最終的には もう ここだけなんだよ。 なっ?
はい。 はい。
(赤松)今になって 方針変更はしない。 やるだけのことは やった。
俺からは それだけだ。 (3人)はい。
じゃあ 失礼します。 ああ。
(ドアが開く音)
先生! うん?
先日は ごちそうさまでした。
いなくなった? どこ行ったの?
それが分かったら ハラハラしやしませんよ。
はあ~ おかしなごとになんねっが いいげんちょも。
…んな 大げさな。 どっか 遊びに行ってるだけだろ。
大げさではねえ。 瑞穂ちゃんは 大事な預かりもんなんだがら➡
何があったら ただでは済まねえ。
あっ… なるほど! 姉ちゃんの 弁護士人生に 傷がつくってわけね。
それだけじゃないの! その竹永先生って弁護士さんにもね➡
大きな迷惑がかかるのよ。 だから…。 どう? まだ 連絡ない?
まだなの。 あら どこ行ったのかしら?
大丈夫だよ。 そんな心配しなくても。 (薫乃)あら どうして?➡
どうして そう言えるの? 勘。
勘? もう いいかげんな…。
いいかげんじゃないよ。 俺 昨日 しゃべったんだけどさ➡
こいつ こんな顔して 結構 しっかりしてんじゃんって思ったもん。
そう? (達也)ああ。 大丈夫だって。➡
きっと 帰ってくるよ。 騒いでも しょうがないだろ。
うん… そうね。 まあ 騒いでも しょうがないわ。
そりゃ そうだわ。 でも どうして いなくなったのかしら?
そうねえ…。
(佳織)私のせいですね…。
違います! 私が 目を離したのが いけなかったんです。
すいません。 まさか 何も言わずに いなくなるなんて➡
思わなかったものですから…。 本当に申し訳ありません!
やめてください。 私が悪いんです。 お母さん…。
私ね 離婚して 家を出る時➡
あの子に さよなら言わないで 出てきたんです。
言うのが つらかったもんですから 黙って出てきたんです。
それで あの子…。
それと 今日のこととは 別だと思います。
うまく言えませんけど 過去のことより➡
これからのことを考えたいと思います。
東京にいた時の お友達の電話番号とか 知りませんか?
友達ですか? はい。
おい! こんなとこで 掃除なんか やってていいのか?
はい。 今日は 一日 自由行動なんです。
へえ~ 自由行動ねえ。
どうした? あの でかいやつは。
南田さんなら 母に会いに行ってます。
う~ん? 一緒に行かなくていいのか?
私が行っても 母は 証言なんて してくれませんから。
お母さん 裁判に来なかったのか。
はい。 母は すっぽかしたんです。
だから 南田さん もう一回 頼みに行ってるんです。
「すっぽかした」って 急に?
母は 父が執行猶予になることを 望んでないんです。(赤松)どうして?
あんな大それたことをしたんだから ちゃんと 罪を償ってほしいんですって。
見てください。 きれいになったでしょ?
えっ?
おうおう…。 おっ! よし… 手伝うか。 なっ?
よ~し 見てろよ~。 いいか?
♬~(ハミング)
新聞で拭くんですか? ああ? ああ…。
いいか? こいつでな… こいつで拭くと➡
ああ… きれいになるんだよ。
このインクが クリーナーの役目をしてくれてな。
ほら どうだ?
本当! おじさん 何でもできるんですね! そうか。
うちのお父ちゃんなんて 何にも できないんですよ。
掃除も 洗濯も お料理も 全部 私がやるんです。
羨ましいねえ。 娘にさ 身の回りの世話を 焼かせるなんていうのは。
でもね 本当は やればできるんです。
父は 「できない できない」って 甘えるのが好きな人なんです。
お母さんみたいに しっかりした女の人は➡
そういうのに弱かったんでしょうね。
ふ~ん。 駄目男に しっかり女か。
いや そういうのはな 結構 うまくいくんだよ ハハハ…。
でも ヒビが入ったら 壊れるのも早いわ。
ほう~ 男女の機微が分かっとるねえ。
ありがとうございます。 私 学校でも➡
どの子が どの子を好きか すぐ分かるんですよ。
そうか。 じゃ あれだぞ。 いい恋人 出来るぞ。
恋人なんて いりません。 どうして? いいもんだぞ。
恋愛なんて いつかは終わるもの。
何を言ってるんだ してもいないくせに何を言ってる!
そういうことはな してから言うんだよ!
マジになってる。 俺は いつだって マジだよ!
マジだよ! うん。
おい どうした? 私…。
えっ?
はあ~ そうですか。 すいません。 お騒がせしました。 失礼します。
☎
はい。 もしもし。 …はっ?
はい。 ちょっと お待ちください。 南田さん 赤松さんって方から…。
えっ? あっ… すみません。
もしもし お電話代わりました。
はっ? …えっ!? 瑞穂ちゃんが?
のぞみ…。 よう!
心配したのよ。 それは どうも…。
今日は ゆっくり話しましょうね。
分かりました。
♬~
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