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♬~
♬「君が跳んだ 水たまりへと」
♬「街の翳が」
♬「雪崩れて ゆくよ」
♬「手のひらの上に」
♬「太陽を乗せて」
♬「心の暗がり照らし出しておくれ」
♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」
♬「雨上がりの少女」
♬「Dreaming Girl 君と」
♬「めぐり逢えた」
♬「素敵な奇跡」
♬「Dreaming Girl」
(リキ)<運命の美少女が➡
南田家に やって来たのであります>
(あづさ)お母さんに会いに? (瑞穂)はい。
もう 会うことはないと 思っておりましたが。
(達也)へえ~ じゃあ 離婚してからさ 一度も会ったことなかったの?
3年ぶりです。 (薫乃)まあ~ 寂しかったでしょう?
別に 寂しくはありませんでしたけど。 (薫乃)あら そう?
会いたいと思ったこともありません。 今回は 父を助けるために➡
やむをえず 母に証言を頼みに来ただけです。
証言? 証言って…。 かいつまんで申しますと➡
父は 経営していた美容院が 倒産したのを苦にして➡
私を道連れに 無理心中を図ったんです。
途中で思い直し 2人とも助かったんですが➡
そのことで 警察から 殺人未遂という 重い罪に問われてるんです。
その父を助けるためには 不本意ではありますが➡
別れた母が 「私を いつでも 引き取る用意がある」という➡
証言をする必要が あるんだそうです。
(達也)へえ~…。 (のぞみ)あの 瑞穂ちゃん➡
無理して 話さなくてもいいのよ。
あっ… そ… そうよね。 ねっ 聞くの やめましょう。 ねっ?
思い出して 悲しいことも あるでしょうしね…。そうそう。
違う話をね しましょう…。 別に構いませんよ。
(薫乃)えっ? 新聞にも載りましたし➡
隠すほどのことでもありませんから。 (達也)えっ 新聞に載ったの?
達也! あ… ごめん。 でも よかったじゃんな。
証言してもらえばさ 親父さん 助かるんだろ?
まだ決まったわけじゃないんだけど。 (達也)うん?
母には 証言を断られたんです。
えっ!?何で? あっ…。
どうして断られたの?
さあ? 理由を聞いたわけではありませんが➡
別れた父を助けるのは 気が進まなかったんだと思います。
でもね 明日 もう一回 頼みに行こうと思ってるの。
今日は 突然で びっくりなさったんだと思うから…。
さあ どうでしょう?
あ… 大丈夫よ。 おねえちゃん 頑張るから!
もしかしたら… っていうか きっと 「うん」って言ってくれると思う。
そうね。 のぞみ よく 頼んであげて。
うん。 本当 そうよ。 ねっ! うん…。
でも あんまり 無理なさらないでくださいね。
瑞穂ちゃん…。 駄目なら諦めます。
運命ですから。
「運命」だなんて…。 ええ… 中学2年で 「運命」だなんて…。
お母さん! ごめん。 私 「運命」って言葉に弱いのよ…。
嫌だわ あづささん。 私だって弱いわよ…。
やだ 2人とも…。
⚟(優)ただいま~! ⚟(桃子)戻りました~!
⚟(優)いや~ 参ったね…。 ⚟(桃子)すっごい雨…。
(優)こりゃ 店 無理だよな。 (桃子)ねえ。
あっ どうも…。 かわいい子…。
あれ? どうしたの?
あのね… 「運命」…。 そう!
「運命」って 何なの? 何だか分かんないけど… 悲しそう!
(優)すぐ これだから もう…。 信じらんねえ…。
ごめんなさい…。 泣きなさい 泣きなさい。
かわいい子だね。 いいから いいから。
<一番驚いているのは 瑞穂ちゃんのようであります>
はい いいわよ~。 お布団 敷けたわよ。 はい。
じゃ うち 狭いから 私は 上で寝るけど ゆっくり寝てね。
おやすみなさい。 は~い おやすみ~。
じゃあ おやすみなさい。 おやすみなさ~い。
おやすみなさ~い あづささ~ん。
はあ… 今夜はね 蒸しそうよ。
おやすみ~! ⚟おやすみなさ~い。
はあ… じゃ 寝よっか?はい。 どうぞ。
疲れたでしょう? いえ。
さっき ごめんなさいね。 泣いたりして。いいえ。
もう かわいい顔して 「運命」だなんて言うんだもの。
びっくりしちゃったわ… 痛っ!
アハハハ… ねっ じゃあ 寝よう!はい。 はい。
♬「ジャジャジャ ジャ~ン! ジャ ジャ ジャ ジャ~ン!」
何? 急に…。
「運命」か…。 何 言ってんの?
本当にあるのかな? 運命って。 さあ?
なあ どう思う どう思う? どう思う?
運命? うん… 運命。
♬~
う~ん そりゃ あるわよねえ…。
じゃあさ…。 うん?
桃ちゃんと こうやって 一緒に寝るのも 運命?
そうよ! まあちゃんと こうするのも 運命よ。
じゃあさ こうするのも 運命…。
いてっ! 痛~っ。 嫌だ もう。 やっぱり 狭いね ここ…。
あ~あ… これも やっぱり 運命かな。
ごめんね まあちゃん…。
何 言ってんだよ。 「頑張って 2人で 店 取り戻そう」って➡
話したばっかりじゃないか。
そうじゃなくて… 私なんかと出会っちゃって… ごめんね。
それを言うなら… 運命さまさまだよ。
本当? ああ…。
私は 「ある」って信じてます。 そう…。
「運命」だと思っちゃうと 悲しいことでも我慢できますから。
ああ そう…。
おばさんは? おばさん…?
ああ… う~ん おばさんもね 昔は そう思ってた。
「運命」だと思っちゃうと 楽だもんね。
今は 思ってないんですか?
思ってない。
思わないようにしてるの。
「自分で変えられる」と 思わないと つまんないもん。
へえ~…。
♬~
「朝顔の➡
夜風に耐へて➡
開きけり」。
そうねえ…。 私 分かんないな…。
「運命」なんて 全然 信じてなかったんだけど➡
運命としか思えないようなことって あるのよねえ…。
♬~
<ちなみに 小生は 運命など 信じておりません。➡
自由なる意志で 生きておるのであります>
えっ? じゃあ お断りになったわけじゃないんですか?
(佳織)ええ 「証言をしない」なんて ひと言も言っておりません。
話をしようと思ったら あの子 帰ってしまったんです。
えっ?
どうして 「断られた」なんて…。
(佳織)私の力なんて 借りたくないと 思ってるんでしょうね。
そんな…。 あの子にとってみれば➡
私は 今でも 許せない裏切り者ですから。
お母さん…。
よく 分かりました。 もう… 母親面なんてしません。
本当のこと言うとね… 私 あの人が こんなことになったんで➡
あの子を引き取ろうと思ったんです。
今 あの子を助けてやれば もう一度 母親としてやり直せる。
そう思って 病院に飛んでいったんです。 はい…。
フッ… でも 見事に面会を断られました。
当たり前ですよね…。
逃げた母親に 今更 何ができるはずもありませんもの…。
そんなことないと思います。
別れても お母さんは お母さんなんですから…。
どうも ありがとう…。
改めて お願いします。 証言台に 立っていただけませんでしょうか?
お母さんにしか お父さんを助けることはできないんです。
そんなに 別れた妻の証言が 重要なんですか?
重要です。 証言がなかったら 実刑になる可能性が高いんです。
実刑って… 刑務所に入るってことですか?
はい。 同じような判決の例から見ますと 検察の求刑は➡
懲役5年ぐらいが予想されます。
判決には バラつきがありますが 少なくても3年は いくと思います。
3年も…?
お願いします! もし そうなったら 瑞穂ちゃんは➡
3年間も 養護施設から 学校に通うことになるんです!
お願いします お母さん!
分かりました。
よろしいんですか?
ええ… お断りする理由はありませんから。
もしもし? あっ 星野さん?
(星野)よう。 うん… 今 先生 出てるんだ。 そっち どう?
瑞穂ちゃんのお母さん 証言台に立ってくれるって… うん…。
そう…。 了解してくれたの。
そうか…。 よかったなあ。
うん…。 こっちは 自己破産の手続きは 順調。
ただ 再就職先は 結構 難しいねえ…。
頑張ってね…。 うん 大丈夫よ。 ちゃんと 連れて帰ります。
瑞穂ちゃん?
また かけ直します。
♬~
こら! 勝手に どこ行くのよ? びっくりしたでしょう!
ここです。 えっ?
花が 見たかったんです。
ねえ どうして ウソなんか ついたの?
別に ウソなんか ついてませんよ。
ついたじゃないの! お母さん➡
ちゃんと 来てくれるって 言ったじゃないの!
来ないような気がしたんです。 何で?
あの人が 私や父のために 何か してくれるわけがないと思ったんです。
どうして そういうこと言うの!?
お母さん 瑞穂ちゃんのこと すっごく心配してたじゃないの。
心配なんかしてません。
してたわよ! してたから 病院に来てくれたんじゃない!
あんなの ただ 男に振られて さみしかっただけです。
それでも いいじゃない!
それでも 瑞穂ちゃんに 会いたくなったんだから いいじゃない。
お母さんは お母さんじゃない!
あの人は もう お母さんなんかじゃない。
お母さんよ。お母さんじゃないわ。 お母さんよ!
お母さんじゃない! (赤松)よう!
(赤松)どうした? 福島じゃなかったのか?
えっ?
おい!
♬~
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