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♬~
♬「君が跳んだ 水たまりへと」
♬「街の翳が」
♬「雪崩れてゆくよ」
♬「手のひらの上に」
♬「太陽を乗せて」
♬「心の暗がり照らし出しておくれ」
♬「Dreaming Girl Dreaming Girl」
♬「雨上がりの 少女」
♬「Dreaming Girl 君と」
♬「めぐり逢えた」
♬「素敵な奇跡」
♬「Dreaming Girl」
(みどり)おはよう! (のぞみ)おはよう! 瑞穂ちゃんは?
えっ? (うらら)感心な子だない。
(みどり)「お礼に 掃除させでくれ」っで 聞かねえんだわ。
そう…。
おはよう! (瑞穂)おはようございます。
私も手伝っちゃおうかな…。
そこ もう やりました。
あっ… そうね。
ぐっすり眠れた? いいえ。
暑かった? 歯ぎしりが すごかったから…。
私? 欲求不満じゃないですか?
えっ?
冗談です。 本当に すごかったら 言えませんよ。
(ため息)
「嫌な子がいる」って本当? 何のことですか?
事件のこと あれこれ聞かれて 帰るの 嫌なんでしょう?
あれなら ウソです。 えっ?
本当は ベッドが嫌なんです。 ベッド?
私 布団じゃないと眠れないんです。
分かる! 一回 嫌だと思うと ず~っと眠れないのよねえ…。
泣きたくなっちゃうわよねえ。 分かるわ。 別に 泣きたくは なりませんけど…。
ああ… そうよね。 泣かなくてもいいわよね…。
まあ でも… 好きなだけ いなさいよ。 えっ?
今 夏休みでしょう? 好きなだけ ここで ゆっくりしていくといいわ。
よろしいんですか?
施設の方には 竹永先生から 許可 取ってもらうから。
南田さんって…。 うん?
雑な性格なんですね。
えっ? いっぱい 拭き残してる。
あ~あ もう 雑巾 替えないと 余計 汚れますよ!
はあ… 今 替えようと思ってたの!
♬~
だからね 夏休みの間は そこのおうちに いることになったの。
(西村)そうか…。 大丈夫か? そんな他人のうちで…。
心配しないで。 結構 御飯もいいしね 居心地いいの。
ねえ お父ちゃんも ちゃんと 御飯 食べてる?
(西村)ああ…。 今日のお昼 何 食べたの?
サバのみそ煮に おしんこ。
サバのみそ煮 お父ちゃん 嫌いじゃない!
ぜいたく言えないよ。 そっか…。
じゃあさ 出てきたら 私が おいしいもの 作ってあげる。
グラタンとか… ひじきと高野豆腐 煮たのとか。
(西村)瑞穂…。 うん?
お母さん 見舞いに来たそうだな。
拘置所に 手紙が来たんだよ。 会わなかったそうだな。
うん…。 当たり前でしょ。
お父ちゃんと私 放り出して 男んとこ 行ったやつなんだよ。
そりゃ そうだけど…。
母さんな… お父さんが釈放されるまで お前を預かりたいって➡
手紙に書いてきたんだ。 バカじゃないの? 行くわけないじゃない。
(西村)でも… お父さんな…➡
養護施設や 他人のうちよりも いいんじゃないかとも思ってな…。
お母さんだって他人じゃない!
他人じゃないよ。
お父さんとお母さんは 離婚して 他人になったけど➡
瑞穂にとっては やっぱり お母さんなんだ。
嫌!
私 あんな人の助けは借りない!
(竹永)今回は 父親による 無理心中の未遂事件だ。 なっ?
実の父親が 娘に対する殺人未遂に 問われている。 こういう場合➡
執行猶予を取り付けるには どうしたらいい? はい 南田さん。
はい… まず 情状ですよね。
お父さんが反省していることと 同情の余地があるということを➡
証明しなければならないと思います。 うん! そうだな 情状だ。
情状… なっ?
それには 第1回公判で 瑞穂ちゃんには 証言台に立ってもらって➡
「父親が 心中を起こそうとしたけども➡
思い直して 瑞穂ちゃんを 必死に 助けようとした」ってことを➡
証言してもらわなきゃならない。 はい…。
しかし それだけでは 不十分だぞ。 はい… え~ どうする? 星野君。
(星野)そうですね… 同情だけでは 執行猶予は難しいでしょうから➡
父親が 二度と同じ過ちを犯さないことを 立証する必要があると思います。
そのとおり! 再犯の…。
再犯の否定だ。 なっ?
それには とにかく 家庭環境を 整えてやらなきゃならない。
家庭環境?
まずは 借金を整理して 自己破産の見通しをつけることによって➡
え~ 心中に至った 直接の原因を取り除くことだ。はい。
次に 拘置所から出てきた後の 再就職先を見つけてやることだ。
それから もう一つ。
瑞穂ちゃんを守る存在として…。
別れた母親に 「万一の際は 瑞穂ちゃんを引き取る用意がある」と➡
証言してもらうことだ。 これが 必要なんだぞ。はい。
とにかく え~ 第1回公判まで あと2週間だ。 なっ?
全力を尽くして 条件をそろえよう!
それじゃあ 再就職先は 僕に 当たらしてください。
よし! やってみろ。 俺がフォローするから。(星野)はい。
私 瑞穂ちゃんのお母さんに 会いに行かせてください。
証言してもらえるように頼んできます。
よし! じゃあ 早速 明日 先発隊として 行ってくれ。
はい。 (竹永)なっ? ああ ちょうどいい。
東京の自宅に帰ったら どうだい? あ… それは… いいです。
うん? 叔父さんのこと 気になるんじゃないのかよ?
今回は 仕事ですから。
何 言ってんだよ。 遠慮することはないんだよ。
本当に いいんです。 自宅には帰りません。
(星野)どうしたの? うん?
(星野)何か あったの? 東京。 どうして?
君みたいに うちの好きな人が 「帰らない」って言い張るなんてさあ…。
何も ありませんよ。 「仕事とうちは 別にしなきゃ」って思ったんです。
何だよ? 言ってみろよ。
力になるぜ。
「できることなら」だけどな…。
♬~
ごめんなさい…。
どうして 謝るんだよ? 「どうして」ってこと ないけど…➡
何か 私 バカ野郎だなと思って…。
そうか…。
♬~
(薫乃)ごめんください。
(赤松)ああ…。
どうも…。 まあ しばらくでございます。
この度は 優が 大変 お世話になりまして…。
近くへ参りましたもんですから ひと言 お礼を申し上げようと思いまして。
ああ どうも… わざわざ すいません。
あの すぐ… あっ どうぞ お掛けください。
いえいえ… お忙しいでしょうから もう すぐに おいとまいたしますので。
これ… ほんの お恥ずかしい…。 あっ どうも すいません。
あの… すぐに お茶 いれますので…。
いえいえ… どうぞ もう お構いなく。
えっと…。
あの~ 屋台 始められたそうですねえ。 はい。
「もう一度 店を 取り戻すんだ」と 張り切っております。
そりゃ よかったですね。 おかげさまで…。
どうぞ… どうぞ。
あら お食事ですか?
えっ? アハハ いや 食事なんて 言うほどのもんじゃありません。
あっ… よろしかったら 優の店で召し上がりません?
えっ あの 私が… ですか?
ええ… もう 赤松さんが いらしてくださったら➡
きっと喜ぶと思いますわ。
あ~ いや しかし…。
(薫乃)駄目ですか? えっ?
(リキ)<薫乃ばあさん やっぱり➡
「聞かぬが花」というわけには いかなかったようであります>
(桃子)どうぞ ビールでも…。 あっ どうも…。
桃ちゃん! 栓 栓!
あっ すいません! (笑い声)
何だか 変ねえ 2人とも…。
(優)えっ? 何 言ってるんだよ。 別に 俺たち 変じゃないよな?
ねえ。 いつも 私たち 変ですから…。 ハハハハ…。
⚟(達也)叔父ちゃん!
まあ! (優)おう!(達也)ちゃんと連れてきたぜ。
あ~ ありがとう。 どうも。 いらっしゃい。
こんばんは。 あっ…。
(赤松)おう! ア… イ… ウエオ なんちゃって!
(赤松)何 言ってんだ バカ。 ほら 座れ。
♬~
<事態は だんだん 煮詰まってきたようです>
ただいま…。
寝ちゃったのか…。
あっ… 起きてたの?
何ですか?
あのね… 私… 明日 お母さんに 会いに行ってくる。
「お母さん」って 私の母のことですか?
そう。 お父さんを助けるためには どうしても お母さんの証言が必要なの。
だから 会って 頼んでくる。
それだけ。 おやすみ。
私も 行きます!
えっ?
私も 一緒に行って頼みます。 父のためですから。
♬~
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