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「君が跳んだ 水たまりへと」
「街の翳が」
「雪崩れてゆくよ」
「手のひらの上に」
「太陽を乗せて」
「心の暗がり照らし出しておくれ」
「Dreaming Girl Dreaming Girl」
「雨上がりの少女」
「Dreaming Girl 君と」
「めぐり逢えた」
「素敵な奇跡」
「Dreaming Girl」
(のぞみ) 気を付けてね。 真紀ちゃんも また おいでよね。
(真紀) はい。
達也君… あれ 話さなくていいの?
(達也) えっ?「あれ」って?
あっ いや… いいの いいの…。 何よ? 言いなさいよ。
いいよ。 大したことじゃねえから。 ちょっと 気持ち悪いじゃない。
いや… あのさ…
俺 また 仕事 変えるかもしんない。 え~? 次 何やるの?
おう 今 考え中。 なっ?
しょうがないわねえ。 いいかげん しっかりしなさいよ。 ほら!
大きな お世話!
(松男) お~い!
(みどり) これ お母さんたちさ 渡しで! 1つは真紀ちゃん。
(松男) うちの農協の桃。
どうも。 ありがとうございます。
(うらら) 気ぃ付けてない。 お母ちゃんたちの言うごど
よく 聞くんだぞい!
じゃあ 元気でね。
そっちこそな。 じゃあ 行くか。
(リキ) ああ のぞみ嬢ちゃんとの再会の休日は
終わってしまいました
(竹永) よし 行こう! (星野) はい。はい。
(竹永) あれ? どうしたの? 相楽先生。 (相楽) えっ?
私もねえ 一緒に参ります。
先方は 女性です。 ここは 私が同行して
しっかりと 相手の気持ち 聞いといた方がいいでしょう。
ねえねえ ねえねえ 私の事件には 関わんなかったんじゃないの?
あんた方だけにね 任せてると 手間ばっかり かかって
かえって 事が ややこしくなりますよ。 まあ 私を見ててごらんなさい。
(相楽) あっ どうも…。
(信子) お帰りくだっしょ! ちょっと待ってください。
私どもは 誠意をもって…。 昨日も 申し上げましたべ?
光子の雇った弁護士さんの話なんか 聞く気はねえない!
いやいや… そう おっしゃらないで…。
どうぞ 私に お気持ちを 打ち明けられませんか?
女同士じゃありませんの。
私は 妹と ケンカしてんだぞい。 女同士の話なんか 信用してねえ。
お帰りくだっしょ。 私は ちょっと 出かけっとこが あっから…。
(相楽) あっ いや あの~… あっ…。
妹さんと 一生 このままの状態でいいんですか?
あの… 姉妹で こんなふうに ケンカしたままで つらくないですか?
ほっといてくれ。 姉と妹のケンカに
なして 他人が 口 突っ込まねっかなんねえんだい?
お引き取りくだっしょ。 今度 お越しになったって
絶対に 会わねえがら!
すいません。 また 余計なこと 言っちゃいました。
うん… 何 なかなか いいこと言ったよ。 なあ?えっ?
確かに あのまま ケンカしてて いいわけないからな。
でも かえって 怒らせてしまいました。
殊勝になるな 殊勝に。 最近のやつは すぐ 殊勝になりたがるからなあ。
先生… 本当に もう会ってくれなかったら どうしましょう?
気長に やるさ…。 でも…。
じゃあ 諦めっかい?
星野君が 最初に言ったように 引くかい?
僕は 引きませんよ。
一旦 引き受けて 降りるなんて嫌だよ。 星野さん…。
こうなったら 俺たちがいる間に 解決してやろうじゃないか。
いいねえ… 若いやつは そうでなきゃ! なあ?
はい…。 (竹永) しかし ぴったりの依頼人だったな。
ぴったり? (竹永) うん あんたら修習生にとってだよ。
どういう意味ですか? うん?
俺がよ 弁護士になって 初めて出会った事件が 交通事故でな
被害者と示談を結ぼうとしたんだが これが なかなか会ってくんなくてな
3か月間 通い続けたよ。 3か月?
うん。 かあちゃんは もう 既に バリバリの弁護士でよ
亭主の俺が 新人としてよ かあちゃんの事務所に
イソ弁として入ったわけだろう。 亭主の こけんを守るためにもよ
俺は この最初の事件を なんとか解決しようと思って
必死に 頑張ったな。
どうなったんですか? (竹永) うん?
3か月と10日… ちょうど100日目にしてな 初めて 会ってくれたんだよ。
いや~ そん時は 本当に うれしかったな…。
文字どおり 「お百度参り」ってやつさ。
ほい…。
結局 示談は 成立しなかったんだけどよ
あん時 粘って 蹴られて 塩まかれて
いや~ 弁護士なんてな 偉くも何ともねえなって思ったなあ。
偉くない?
「偉い」と思ってないか? あんたら。
ちょっとは思ってんだろう? うん?
難しい試験に通った 選ばれた人間だと思ってんだろう?
でもな 本当はな 人の欲だ恨みだってもん 商売にしてんだ。
弁護士なんて 決して 偉かねえんだぞ。
頼みに来る人と 同じ人間なんだ。 そのことを忘れるな。 なっ?
(薫乃) うわっ おいしそう! アハハハ!
のぞみは 元気だったのね? うん。 あの人は いつでも元気だからね。
アハハ…。 (あづさ) 達也 帰ってたの?
うん…。 「うん」じゃないでしょう!
黙って行くなんて 何 考えてんの? どこ行ってもいいけど
ちゃんと言ってから 行きなさい。 はい。
(あづさ) もう こういう時だけ 素直なんだから。
何? ううん…。
(あづさ) 「ううん」って 何か あったの?
おふくろ…
化粧しねえの? へっ?
いや いくらさ 白衣だからってさ もうちょっと こう
きれいにした方が いいんじゃないのかな…。
何 言ってんの この子!? もう~。
(歌声)
うららちゃん お先に…。 ああ 出たのがい?
ほれ 桃 むいといたぞい。 ありがとう。
さ~てと… 私も入ってくっぺ…。
(歌声)
☎
☎ (赤松) はいはい 帰りましたよ 今 出ます。
はい もしもし…。 何だ 君か。 今 どこだ?
福島です。 …そうですよ。 わざわざ 電話してるんです。
どうした? えっ? 大失態でも やらかしたのか?
そ… そんなことないですよ。 すごく順調にやってます。
今日だって 初めて扱った依頼人さんに 感謝されて
「おうちで お茶を」って誘われたんです。
元事務員は立派にやってますって 報告しようと思ったんです。
へえ~ ちょっと うまくいったからって 図に乗るんじゃないぞ。
いいか? いきなり弁護士になろうなんて 肩に 力こぶを作るんじゃないぞ。
普通にやってりゃ いいんだから。 はい…。
用は それだけか? じゃあ 切るぞ。
おい 星野に よろしくな。 おう じゃあ…。
「いきなり弁護士になろうなんて 思うな」か…。
☎
もしもし! な~んだ お母さん…。
フフッ 「な~んだ」って 誰かの電話 待ってたの?
そんなんじゃないわよ。 えっ? みどり叔母ちゃんたち?
もう 離れ 行っちゃったよ。
そう じゃあ 桃のお礼 言っといて。 うん…。
あっ それから のぞみ 達也 そっちで どうだった?
うん? いや どうしてってことないんだけど
何だか ちょっと変だなあと思って…。
うん? ああ… 変わりなかったんだったら いいの。 はいはい… じゃあ おやすみ。
小生 何だか 胸騒ぎがしてまいりました
(達也) あら? どうしたんですか?
(純一郎) おう…。 あっ 今日 定休日じゃなかったよな?
えっ やってない? うん…。
この間のさ お礼言おうと思って やって来たんだけど…。
ああ… おかしいなあ。
中にいないのかな? ☎
さっきから 電話 鳴りっ放しなんだよな。 ☎
また 2人で デートでもしてるのかな?
かもな…。 おう… ちょっと行くか? はい。
姉ちゃんに会ってきたんだ。
おい…! 別に 言いに行ったわけじゃないよ。
「あんたが 今でも思ってる」なんてさ。
じゃあ 何しに行ったんだよ? 何となく…。
ふ~ん 姉貴が恋しくなったわけか。 そんなんじゃねえよ。
おふくろのさ…。 おふくろさん 何?
おふくろの再婚について 話しに行ったの。
おふくろさん 再婚するの? ああ 決まったわけじゃないよ。
かもしれないっつうのかな…。
「かもしれない」でも 驚きだなあ。 そう?
俺さ おふくろさん 親父さんと 元のさやに納まると思ってた。
俺も 正直 そう思ってた。
親父は 許せないやつだけど やっぱ いつかは元に戻るって…。
…で 誰なの? 相手は。
あっ うん え~っと… 大学の時の友達っつったかな
何かね 堅い仕事してるらしいよ。 うん。
じゃあ 今 もう つきあってるの?
よく分かんないけど そいつ おふくろに プロポーズしたんだってさ。
「前から 好きだった」とか言って。 いい年して よく やるよな。
ハハッ まあ 「いい年して」とは 思わないけど…。
で… おふくろさん 返事したの?
まだみたい。 でも どうすんのかなあ?
ふ~ん…。
なあ… この間の話なんだけどさ あれ マジで考えてみてもいい?
この間の話って… 「うちの会社に来い」ってやつ?
はい。 何だ? お前…。 急に かしこまって…。
俺さ… うち 出ようかと思ってんだ。
やっぱ 俺っていう子供がいるとさ
おふくろも いろいろと ブレーキかかるでしょう?
親父と ヨリ戻すにしても その男と くっつくにしても
もうちょっと 自由にさせてやった方が いいんじゃないかなと思って。
なるほどね。 でも おふくろの再婚に
すねて出てくガキみたいに思われたら 何か かっこ悪いじゃない。
だから 一丁 働いてるとこ 一生懸命 頑張ってるとこ見せて
安心させようっていうのかな。
うん 分かったよ。 じゃあさ こっちも こう いろいろ 具体的に考えてみるよ。
お願いします。
あっ でも まだ 一応 こう はっきりするまでは
おふくろたちにも ないしょってことで…。
松男さん! えっ?これなんだげんちょも…。
ああ…。
ああ これだら ノリで貼っとけば大丈夫です。
ああ お盆の提灯? んだ。 はあ 破れちまったんだわ~。
ふ~ん もうすぐ お盆かあ…。
あっ… ちょっと 出かけてくる。
(みどり) えっ? 日曜なのにかい? (松男) デート?
ううん ちょっと仕事で 気になることがあるから…。
(セミの声)
(信子) ちょっと!
あ~! またしても大ピンチ!
こんにちは。 あんた 勝手に人の墓さ 何してんだい?
どうなることやら…
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