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「君が跳んだ 水たまりへと」
「街の翳が」
「雪崩れてゆくよ」
「手のひらの上に」
「太陽を乗せて」
「心の暗がり照らし出しておくれ」
「Dreaming Girl Dreaming Girl」
「雨上がりの少女」
「Dreaming Girl 君と」
「めぐり逢えた」
「素敵な奇跡」
「Dreaming Girl」
(泣き声)
(のぞみ) どうぞ。 (光子) あっ…。
ねえ お願いします! お骨 取り戻して 母を安らかに眠らしてやってくなんしょ。
ねえ ない! お願いします!
(竹永) いや… ティッシュが 無くなるかと思ったな。 ハハハ…。
(相楽) 竹永先生! はいよ。
まさか 引き受けたんじゃないでしょうね?
返事はね 留保しましたよ。 相楽先生。
留保~!? (竹永) ええ。
どうして断らないんですか!? 依頼 たくさん たまってんですよ。
う~ん せっかく頼りにしてきた依頼人を すぐ 断っちゃ かわいそうだろう。
はあ… 親のお骨を 姉妹で取り合うなんて いつまでかかるか 分かりませんよ。
いや まだね 引き受けるとは 言ってませんよ。 とりあえずね
この件はね 助っ人と一緒に 考えてみるから。 なっ?
あ~あ 手間のかかる依頼は 引き受けるわ
修習生には面倒見がいいわ
本当に あなたって すばらしい弁護士さんですこと!
(竹永) あれ 法廷かい? いえ 今日は 隆の高校の進学指導でしょ。
(竹永) あ… あっ そうか。
あ~ 本当にもう 体2つ欲しいわよ~!
…ったく うるせえな。
ああ 静かになったな。 さあさあさあ 打ち合わせしようか。
ねっ? よしよし…。
全く もう… あいつがいると いないじゃ 随分違うだろ?
さあ… さてと 感想は?
はい…。 すごい感情的な依頼人で びっくりしました。
あんなのは 序の口だよ。
弁護士にね 相談に来る時は… あれだよ
自分でも解決できない時だから 来るんだ。 なっ?
自分の人生の中で まあ 一番 感情的な時だって言ってもいいやな~。
はあ…。
(竹永) さて どうする? この件は 引き受けるべきか断るべきか…。 うん?
私は引き受けます。 ほう~ 歯切れいいねえ。 その理由は?
勝手に お骨を持っていくなんて あんまりです。
報酬が少ないのは 分かりますが ここは調停を申し立てて
お骨を さっきの方に 戻してあげるべきだと思います。
う~ん… さて 星野君は?
(星野) 僕は 断った方がいいと思います。 (竹永) ほう… その理由は?
報酬や手間は 別にしても 今の件は 親族同士の争いです。
親族同士の争いに 第三者が入ると 相手の態度が硬化して
事態が ますます混乱すると思います。
当事者同士 話し合うよう アドバイスするにとどめて
ここは とりあえず 断るべきだと思います。
そうかしら? 話し合いができないから ここへ来たんですよ。
あれだけ泣くっていうのは よっぽどのことです。
君は 泣いたら 誰でも引き受けるの?
フフフ… 真っ向から ぶつかったな。 面白くなってきたぞ。
よし。 これは引き受けよう。 う~ん 君たち2人が中心になってな
この件の調査と進行をやんなさい。 なっ?
…で 解決までの手間 それから 報酬 それから 弁護士としての充実度
この3つの観点からだな この件を引き受けるか 否かは
あとで 検証してみようじゃないか。 どうだ?
乗りました。 私も乗ります。
よ~し! じゃ 決まったら 早速 調査に行ってこい。
(白井) 先生! 分かってるよ。
なにも 修習生だけに やらせようなんつってねえよ。
あとで 全て 俺がフォローするから。 なっ?
(のぞみ 星野) はい。 (竹永) よ~し 早速行ってこい。 ほら!
(あづさ) はい。 いい子ね。 (鳴き声)
お~ 相変わらず ヤンチャねえ!
(恭子) こんなに元気なのに 今日は どうしたんですか?
(平川) あの… 本日は非番なので…。 いや ワクチンをお願いできないかと!
こないだ 全部 済んだばかりですよ。
あっ… じゃあ 健康診断を。
健康診断も 1か月前に 済んだばかりですよ~。
いいわ 恭子ちゃん はい。 健康診断は いつでも受け付けますよ~。
先生…。 はい?
いや… 手がきれいですね。 えっ!?
アハハ… ハハハ… ハハハハ…。
⚟(笑い声)
(薫乃) 何してるの? (達也) わっ!
バイト 行ったんじゃなかったの? んっ? ああ… うん 行ったよ。
うん。 行ったらさ 休みだった。 はっ?
シフト 間違えちゃった。 (弥市) こんにちは。
あっ どうも。 達也も いらっしゃい。
今ね お茶菓子買ってきたの。 どうぞ お入りになって。
俺 いいよ。 (薫乃) えっ?
どこ 行くの? えっ? あ~ ちょっと そこまで。
回想 (桃子) 知らなかったもん! 赤松さんに プロポーズされたなんて。
(リキ) こう見えて 意外と純情な達ぼんは
悩んでいるようではありますが
のぞみ嬢ちゃんは もちろん まだ 何も知らないのでありました
ここだ。
間違いないわ。 「平沢チエ」… あります。 うん。
とりあえず 写真 撮っとこうか? はい。
お墓の裏側からも ちゃんと撮っといてね。
指図しないでください。
じゃあ 俺 住職んところ 行ってくるから。 はい。
(信子) 何してんだい!
光子に頼まれて来たんだない? 帰っどぐれ。
でも あの…。 早く 墓から離れて!
光子に言っとくれ。 「母の骨は 立派なお墓さ 入れました。
心配はいんね」って。
お言葉ですけども 勝手に お骨を持っていくなんて
あんまりじゃないでしょうか。 うちは本家だぞい。
親は 本家が葬るのは 当たりめえだ。
そんな 本家ってだけで…。
他人さは 分がんねえことだ。
こだもの 勝手に撮るよっか 光子本人に 墓さ参るように言っとくれ。
ちょ… ちょっと何するんですか。 やめてください。 これ 私のです!
あいたっ! いてっ…。
何 考えてんだよ! すいません!
相手方に暴力振るって どうするんだよ?
暴力じゃありません。 あれは 相手が カメラを…。
経過は どうでもいいんだ! 結果なんだよ こういうことは!
訴えられたわけじゃないから よかったものの
膝 擦りむいたって こっちは加害者になんだぞ!
だから 言ったでしょう。 こういう話さは関わらない方がいいって。
全く こんな アッペだと思わなかった。 (相楽) ほだほだ。 アッペよ。
あの~ その「アッペ」っていうのは 何ですか?
お前らみたいな まぬけのことを 言うんだ。 まぬけのことを! バカ!
すみません! すみません!
星野さんは 謝らなくたって。 私が悪いんです。
何 かばい合ってんだよ!
あっ すみません…!
(赤松) やあ… ああ どうぞ。
はあ…。 いや~… 失礼。
ああ ゆうべ 寝てないもんだからな ちょっと 今 横になってたんだ。
仕事? えっ? ああ。
来月… 今 長くやってる裁判の 最終弁論でな。
弁護士にとっては 一つの 大詰めを迎えたっていうところか…。
それが控えてるんだ。 大きな裁判なんですってね?
ああ?のぞみに聞いたわ。 フフフ…。
大きけりゃ どうのっていうことでも ないんだけどさ。
どうした? 座れよ。
失礼します。 ああ。
優さん 来たんですってね?
ああ。 来た。 言ったって 本当? あの時の…。
言った。 君に気持ちを告げたと言った。
(赤松) 怒ってるのか? 怒ってなんかないわ。
(赤松) 怒ってるじゃないか。
どうして言ったの!?
うん? じゃあ… 黙ってりゃ よかったのか?
黙って あの夫婦の依頼を受けて ニコニコ 君に聞けば よかったのか?
「南田とは やり直すつもりが あるんですか どうか」って…。
そんなこと言ってないわ。 私だって… 聞かれて困るもの。
でも ほかに いくらでも 断りよう あったでしょう?
ウソをつくようなことじゃないだろう。
あきれた。 何 子供みたいなこと言ってんの?
それに 隠すようなことでもない。 いずれ この裁判が終わったら
あの時の返事を 君に聞こうと決めてた。 勝手に決めないで!
(赤松) ほれた はれたなんて 勝手なもんだろうが。
(せきばらい)
本当は… どうなんだ?
改めて聞くよ。 あいつと やり直す気持ちがあるのか?
ないわ。
うん…。 そりゃ… 待ってた。
やり直したいとも思ってた。
でも 帰ってきて やっと分かったの。
20年 取り戻すなんて無理なのよ。
はあ…。 もう 男の人に 振り回されるのは たくさん。
3年もすれば 50だもの。 私… これからは自分を大事にするわ。
独りで シャンと生きてく。
仕事で やりたいことも いろいろあるしね。
ふ~ん!
フフフフ… そんな つまらん女だったのかねえ?
えっ? 独りで生きてく? 自分を大事にする?
ほう~! 本当に そう思ってるのか。
もし そうだとしたら 相当 くだらんぞ。
もう 50歳? えっ? たかが 50で 余生を送るっていうのか?
ちょっと待って! あなただって 独りで生きてるじゃないの。
俺は いつだって求めてるよ。 こうやって 求めてるじゃないか。
今までだって 求めてきた。 まあ… 駄目だったけどな。
君みたいに もう誰も求めないのとは 大違いだ。
ほっといて! 別に 一緒に 生きていくわけじゃないんだから。
ふ~ん! あきれたね。
俺は 一緒に生きていこうって 言ってるんじゃないか。
50が どうのこうのって 偉そうに 言うんだったら カマトトぶるな!
カマトト!? (赤松) そうじゃなかったら
よっぽどの鈍感だよ!
違うんなら 返事をくれ。 答えろ。
いいか? 俺は 君と一緒になりたいんだよ。
君が 時間がいると言うんだったら 待つ。
どうなんだ? 君に まだ 返事をもらってない。
元気出せよ。 うん…。
しかし よく人前で それだけ落ち込んだ顔できるな。
ごめん。
いいよ。 羨ましいと思って 言ってるんだから。
えっ? ううん。
じゃあ。 ありがとう。
⚟(うらら) お帰り!
うららちゃん! 星野さん 送ってくれたの。
(うらら) ああ そうがい。 んだら 寄ってもらい。
今日は ホッキ飯とイワナのからあげだ。 一緒に食べていぎなんしょ。
ホッキ飯? (うらら) うめえぞい。 男前になっぞい!
ハハハハ!
(クラクション)
来ちゃったぜ~。 姉ちゃ~ん!
達也!
達也。 (真紀) こんにちは。
こんにちは。 (達也) リキも連れてきちゃったぜ。
リキ~!
ああ 久しぶりに会う のぞみ嬢ちゃんであります。
あっちも こっちも 問題だらけではありますが
とりあえず 小生は うれしいのであります。 ワン
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