All language subtitles for ひまわり 第06章 縁は異なものアジなもの?第061話.日文

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Original subtitles

「君が跳んだ 水たまりへと」

「街の翳が」

「雪崩れてゆくよ」

「不意に 微笑う」

「ただそれだけで」

「胸の棘が抜ける気がする」

「手のひらの上に太陽を乗せて」

「心の暗がり照らし出しておくれ」

「Dreaming Girl Dreaming Girl」

「雨上がりの少女」

「Dreaming Girl 君と」

「めぐり逢えた」

「素敵な 奇跡」

「Dreaming Girl」

(リキ) 「北風の 吹くに任せて 我が運命」。

ヘ~ックション! 小生の嫌いな冬が 近づいてまいりましたが

しょぼたれているわけには まいりません

平成5年10月29日。 今日は 我が のぞみ嬢ちゃんに

運命の審判が下る日なのであります

(電子音) (のぞみ) あっ。

う~ん! やったね! (薫乃) うららさん 今朝は随分 お早い…。

おはよう 薫乃ちゃん! あら のぞみ… どうしたの?

えっ? 朝食 作ってるのよ。 あら いいわよ。 おばあちゃん するから。

いいの! 薫乃ちゃんこそ 座ってて。 でも…。

(うらら) 何だべ? 朝から にぎやかな声 出して。

おはよう! うららちゃんも 座ってて。 (うらら) えっ?

あのね のぞみが 朝食してくれるんですって。

ええ~っ? そんなに驚かなくたっていいじゃない。

私だって たまには うちのことぐらい やるわよ。

無理しなくていいのよ。 んだよ。 女手は足りてんだから…。

(あづさ) いいじゃないですか。 今日ぐらい やってもらいましょ。

あづささん…。 何たって 今日の合格発表で落ちてたら

また 明日から1年間 勉強 勉強で 何にも できなくなるんですから。

(小声で) あづさ! (小声で) 落ちるだなんて…。

あんまり期待しないでください。 落ちて もともと なんですから。

そうそう! 今日だけかもしれないんだから。

はい 座った 座った! まあ… また 落ちるの?

そのぐらい思ってるぐらいで ちょうどいいわ。

う~ん… どうにかして くれないかしらねえ。

また1年って言うと ガックリだない。

私は 大丈夫。 口述試験に たどりついただけでも

ラッキーだと思ってるんだから。

はあ…。 しっかりしてよ 2人とも。

そういう おめえは 新聞 逆さまだぞい。

今日は 司法試験の 最終合格発表があるのです

最悪…。

驚異的な追い込みで 択一試験を パスし

まぐれか 奇跡か… はたまた

小学校の時に 作文コンクールに 入賞したという自信が効いたのか

難関の論文試験も パスしたのですが…

じゃあ 片腕を縛られた時は? はい 成立します。

最後の口述試験は 付け焼き刃を露呈して ひやひやの綱渡り。

とにかく あとは もう祈るだけという 次第なのであります

よし!

は~い。 お待ち遠さまでした~。 あら!まあ~ おいしそう!

(達也) へえ~。 やれば できんじゃん! イエ~イ。

じゃあね はい 頂きま~す。 (一同) 頂きま~す。

う~ん! 味も いいぞい。 何言ってんのよ。 これ インスタントよ。

あっ これでも パセリ刻んだり クルトン入れたり 工夫したんだからね。

立派よ。 朝御飯さえ 作れればね いつでも お嫁に行けるわ。

また お嫁? いつまでも勉強ばっかりしてたら

それこそ 中途半端な年に なってしまうわよ。

「命 短し 恋せよ乙女…」

私は まだ結婚しません! それに 大体 相手がいないじゃない。 ねえ?

俺に振んなよ。

純ちゃん… 関口さんとは 本当に駄目になってしまったの?

うん…。 (薫乃) そう…。

あっ ご心配なく。 私 今日 落ちても 落ち込まないし

諦めないわよ 通るまでは。

まあ 自分の思ったとおりに やってください。

ただし 受かったらね 今まで養った分は きっちり 返してもらうからね!

は~い。でもねえ… さっさと道を見極めるってことも

人生には 大切なことなのよねえ。 諦めるには まだ早いわよ。

そうかしら…。

じゃあさ 俺が代わりに 諦めるってのは どう?

えっ? いや だから…

大学受けるの やめようかなって。 えっ 本気?

あっ 冗談だよ! 冗談に決まってんじゃん! ハハハ…。

ウソ ウソ ウソ! 本当に 冗談でしょうね?

当たり前じゃん。 俺 3浪もしてんだぜ。

受ける前にさ リタイアなんて そんなことできないよ。

意地でも 来年は受かるからさ…。

(優) どうも。 ごちそうさまでした。

(優) ありがとうございました! (桃子) ありがとうございました~!

本心でしょう? 何が?知らばっくれて…。

ねえ 本心なんでしょう? おい 何なんだよ? 本心って。

受験ね 諦めるって言ってるのよ。 (桃子) えっ 誰が?

達也に決まってるじゃない。 私は諦めないもの。

そりゃ 姉ちゃんは 意志が強いですからねえ。

あ~ やっぱり 本心なのね? まあね…。

受験 諦めて どうするの? 働くって言うの?

そこまで 考えてねえよ。 じゃあ どこまで考えてるの?

どこまでっていうかさ 来年 落ちたら さすがに もう一年とは言えねえだろう。

今から 落ちること考えてるの?

あと3か月もあるでしょう?

そりゃそうだけどさ 俺 本番に弱いんだよな…。

それは 知ってるけど…。

あ~あ もう何か いろんな意味で 迷っちまうよ。

何よ! 本番に弱くて 迷って 勉強できないんだったら

受かるわけないじゃないの。

だから 諦めようかなって 言ったんだろ…。

もう 達也…。

今度 落ちた時はさ おふくろや ばあちゃんたちの顔 想像しただけで

もう ゾ~ッとしちゃうよ。 だったら いっそのこと

さっさと 転身しちゃった方が いいかなあと思ってさ…。

どう 転身するの? それは分かんないけど…。

そういうのはね 転身って言わないの。 逃げよ 逃げ!

はあ…。

そうだよ。 俺はよ 幼稚園の頃からさ

鬼ごっこしか能がねえと 言われ続けてたんだよ。

隙あり! あっ! もう 達也!

…ったく もう。 叔父ちゃん 何とか言ってよ。

いや~ 俺… 大学 出てないからさあ。

いいじゃな~い。 大学なんか行ってなくたって

こんなに立派なんだもん。 ねえ?

そうよ。 叔父ちゃんは そう見えても ピシッと 筋は通ってるもの。

「そう見えても」っていうのは余計だろう。 あっ ごめんなさい…。

しかし まあ 二十歳ぐらいじゃ なかなか 筋は通らねえよ。

そう? ああ… だって 俺だって30過ぎまで

プロレスラーになりたいなんて ほざいてたしさ

のぞみだって お前 会社 クビになったり いろんなことがあったから

弁護士になりたいなんて夢 見つけられたんじゃないか。 うん…。

まあ そのうち 自然に やりたいことが見つかるよ。

なあ? 達也。

別に慰めてくれなくてもいいよ。 ちょっと言っただけ。

まあ 心配しなくてもさ 今度は 志望校 ギリギリまで下げっから

どっかには 引っ掛かるでしょう。

そう お願いしたいわね! うるせえなあ。 さっさと行けよ。

あっ そうだよ。 おい! 今日 いよいよ 発表じゃないか。

うん。 4時からだから そろそろ 行こっかな。

ああ… 通ったら すぐに電話するんだぞ。 盛大に お祝いしてやっからな。

まあ 期待しないで待っててちょ。 フフフ。

(純一郎) こんにちは! (真紀) こんにちは!おお…。

あっ 純ちゃん…。 (純一郎) よう…。

(桃子) 真紀ちゃんも 一緒?

ああ 今ね そこの商店街のとこで。

(真紀) 達也君 ここだったんだ。 出た…。

こっちの方が 筋通すの 難しそうね。

ああ 確かに…。はっ? ううん。 何でもない。

純ちゃん 何か 飲む? あ~ いやね 車 路上に止めたまんまだから

すぐ行きますよ。 のぞみ 発表 どうだったかと思って…。

ううん。 これから。 何だ これからか。うん。

お前よ… せっかく お前 また落ちて ピーピー泣いてる顔

見に来てやったのによ! 今年は 泣きませんよ!

あっ… 仕事? ああ… 仕入れの途中だよ。

社長じきじき? ああ なんとか 会社 再建したのはいいんだけど

まだ 人を雇う余裕ないからな

仕入れから配達まで 全部 自分で やんなきゃなんないんだよ。

そう… 大変なのね。

まあ そんなこともないさ。 働いたら 働いただけ 見返りがあるからな。

じゃあよ… 結果 分かったら知らせろよ。 うん。

じゃあ どうも お邪魔しました! あっ どうも。

ありがとね! (純一郎) うん。

う~ん… 何か… 感じ 変わったよね?

うん。 男っぽくなったよな? あれでも 社長さんだからね。

「社長さんだからね」って どうなってんだ? お前ら。

えっ 「どう」って? また つきあってたりして?

まさか! 今は もう 友達よ。

でも 一度は つきあってたんでしょう?

一度は つきあってたから 友達になれるんじゃないの。

気心 分かってるから。 向こうも友達だと思ってるのかしらねえ?

思ってるわよ! 今更 私なんかに 恋愛感情なんて… ないはずよ。

男と女に… 今更なんてないのよ~。

(真紀) 私は 信じられないなあ。

達也君と別れたら 悲しくて 友達になんてなれない…。

ちょ… ちょっと! 別れるも何も 俺とお前 つきあってなんかないよ。

私は つきあってるわ。 カ~ッ! ちょっと これ…。

じゃあ 叔父ちゃん 桃子さん 行ってくるね。(桃子) はい。

おう。 じゃあ 頑張ってこいよ。 もう 頑張りようがないよ。

結果 見に行くだけなんだから。そうよ。 あ~ そうか。

じゃあ… 落ちても ガックリくんなよ。

大丈夫。 じゃあね!ああ。 行ってらっしゃい!

行ってきま~す! はい。

(時報)

そろそろですわね。 ああ しかし 待つってのは 嫌だない。

ねえ。 もう まぐれでも何でもいいから 通ってほしいわ。

通ったら… 知らせねくっちゃない。 えっ?

徹さんさだよ。

(うらら) すまねえない。 あづさの わがままで

実の長男を うちから追ん出すような へんてこなことに なっちまって…。

うららさん。

20年もね 家を空けた者は とっくに 長男の資格を無くしてます。 いいですよ。

…んでも 薫乃さんにしたら 息子は 息子だかんない。

そりゃ そうですけど… それ以上に 私は

あづささんを 実の娘だと思ってるんです。

すまねえない…。

そりゃ まあ 正直言うと…

徹が帰ってきて みんなで 暮らせるようになったら

どんなにいいだろうって思いますけど…。

でも うららさん… 男と女のことは はたが 何を言っても駄目。

だから 何にも言わないで 見守ってるんです。

はい…。

あらっ! うららさん! 見て 見て…。えっ?

ほら 茶柱!

わっ 本当だ! それも 2本も!

ねっ 祈りましょう。 ねっ 祈りましょう。んだ!

合格 合格…。 ひい~ 受かるといいない。

全てが うまくいきますように。

(徹) どうも お待たせいたしました。 ありがとうございます。

お釣りが 600円です。 はい。 あっ そうだ お嬢ちゃん。

お嬢ちゃん いい子ねえ。 これ… おまけね。

は~い… 終わりましたよ~。 (恭子) 先生!

うん? 電話 まだですか…?

あっ 言わないで~!

あ~ 胃 痛い…。 もう いいかげんに 受験生の親 やめたいわ。

あっ! あったよ あったよ! ハハハ!

(深呼吸)

星野さん! (星野) よう…。

今からですか? ああ。 そっちは? もう見てきたの?

いいえ。 何か ここまで来たら 胸が いっぱいになっちゃって

見に行けなくて…。 へえ~。 そりゃ 初々しいことで。

あの… 見てきてもらえませんか? 俺が? 君の番号を?

お願いします。 嫌だね。えっ?

自分で 見てこいよ。 自分で やったことの結果だろう。

分かってるわよ。 何よ! 行くわよ! 自分で行けばいいんでしょう!

どうやら こいつが のぞみ嬢ちゃんの

目下 一番の天敵のようです

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