All language subtitles for ひまわり 第05章 可愛い子には旅をさせよ?第051話.日文

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Original subtitles

「君が跳んだ 水たまりへと」

「街の翳が」

「雪崩れてゆくよ」

「手のひらの上に」

「太陽を乗せて」

「心の暗がり照らし出しておくれ」

「Dreaming Girl Dreaming Girl」

「雨上がりの少女」

「Dreaming Girl 君と」

「めぐり逢えた」

「素敵な奇跡」

「Dreaming Girl」

(目覚まし時計のアラーム音)

(リキ) のぞみ嬢ちゃんが独立して 3日が たちました

畳に布団で寝るのも

洗面所ではなく 台所で 顔を洗うのも

自分で 朝御飯を作るのも

初めての経験であります。

もっとも こりゃあ 作ったとは申せませんが…

(のぞみ) おはよう。

(薫乃) 足りてるのかしらねえ…。 (あづさ) 何がですか?

お金。 のぞみ…。

そりゃ お金は いつかは なくなりますからね。

それは 分かってますよ。 (うらら) 私も。

(達也) 俺も 俺も。 あなたは いいの。

何だよ もう…。 陰気くさい顔すんなよ。

いいじゃねえか あんなの。 どうせさ 結婚したら

出てくんだったんだから 一緒じゃねえかよ。

一緒じゃありませんよ。 全然 違うわ!

結婚も駄目で 仕事もなくて 試験も落ちて…。

(達也) よろしいんじゃないの? 夢があるんだからさ。

(うらら) 達也は ねえのがい? 普通は ないでしょう。

小学校の作文じゃないんだからさ。 じゃ おやすみなさい。

ごちそうさまでしょう? 昨日 徹夜したから 今から寝るの。

あ~あ 食べ散らかして… もう~。

はあ…。 はあ…。

のぞみは ちゃんと 食べでんのかない…。

こんなことになるんだったら 料理ぐらい 教えとけば よかったわ。

はあ 料理も へっだぐれも… 鍋 釜 買う金 ねえんでねえのかい?

何 時代錯誤なこと言ってんの。 なけりゃ ないでね

バイトでも何でも するわよ。 そりゃ そうだげんと…。

助け船 出さないでくださいよ。

いつも 誰かが 助けてくれると思ったら 本人のためにならないんですからね。

はい はい。

(星野) 仕事? バイト探してるんです。

どんな仕事なら 受験に響かずに できるのかと思って…。

(星野) そんなこと 自分で考えろよ。 人によるさ…。

先輩として ちょっと 聞いてみたかっただけです。

短時間 高収入が基本。

俺みたいに ちゃんとした仕事 持ってて

掛け持ちでやるって 腹くくってるんなら 別だけど

受験一本でいくなら 何より 時間が大事だよ。

時間か~。 男なら休憩時間に勉強できる警備員とか

1日 働けば 5日 食える 建設作業員とか…。

つまんない意地 張らないで 家に戻ったら?

えっ?せっかく 応援してくれる うちがあるんだからさ

利用しない手 ないよ。

それは 嫌です。 じゃ いっそ 結婚しちゃえば?

旦那 スポンサーにして 勉強するのさ。

焦る必要ないし 天国じゃない。 私… 結婚は やめました。

へえ~。 3年たったら めでたく ご成婚じゃなかったっけ?

しません。 正直 言うと 振られたんです。

よし! バイト探しに行ってきます。 今から?

「短時間 高収入」の当て 思いついたんです。

正直 言うと マジで お金 やばいんですよ。

(にぎやかな声)

(内海) 明日 新橋四丁目の山口建設。 2人! 2万5,000円!

ただし 22日まで 通しで来れる者! はい はい…!

じゃあ 永富とジョセフ 行け! はい!

おにいちゃん 駄目。 この間 遅刻したろうが。

(眞弓) ほら プリーズ! サイン ヒア ヒア!

(口笛) フ~!

あんた!

にぎやかですね。 何だよ 挨拶はいいって言ったろうよ!

あの… 仕事 ありませんか?

この間 「やってみないか」って 言ってくださいましたよね?

はっ? ありゃ 冗談だよ。 何を 寝ぼけた顔してんだ。

あんたみたいな ねえちゃんに 勤まる仕事なんかねえよ!

なめんじゃねえ! この野郎。

そんな どならなくったって いいじゃないですか!

どなってんじゃねえよ! これ 地声が大きいんだよ!

おい お前ら… 終わったやつは とっとと帰って 休めよ!

今日は 食い物は出ねえぞ。 はい 解散!

ケチだよ~。 帰ろう 帰ろう…。

ねえちゃんも帰れ。 アルバイトしたいんなら

どっか そこら辺の 喫茶店でも何でも あるだろう?

何でもいいってわけじゃないんです。 うん?

その日払いで 時給のいい仕事がしたいんです。

勉強と 司法試験の学校が ありますので

できるだけ短い時間で 生活するお金が欲しいんです。

こちらのような仕事は 店員とか ウエイトレスよりも

時給がいいと思って 来ました。 「こちら」と来たか…。

でも なめて来たわけじゃありません。 リスクは 覚悟の上で来ました。

横文字 使うな。 俺 横文字は嫌いなんだ!

あんた もう…。 怒らなくたっていいじゃないか!

はい どうぞ。 あっ あの これ つまらない物ですけど。

あら~! きれい。 ありがとう。

親御さん どっか田舎? いいえ 東京です。

ああ… そう。 まあ いいか。

おおかた 親 突っぱねて うち 出てきたんでしょう?

ちょっと違うんですけど… まあ そうです。

そう。 まあ 座って座って。

あ~ もしもし? あっ どうも。

マコト事務所の内海でございます。 課長さん? ご無沙汰してます どうも。

あの ほかでもないんですがね この間 おっしゃってた清掃員の件

ええ… あれ よそが まだでしたら うちへ1名 回していただけませんか?

ええ… ああ そうですか! そいつは ありがたい!

じゃあ 明日から 早速 行かせますんで。 はい… はいはい! はい どうも~。

(せきばらい) あの~ この先のガードくぐって

右側3軒目の でっかいレンガ色のビル。 武藤建設ってな 大きい看板が出てる。

えっ? 仕事の内容は 清掃員。

毎朝 会社の人間が出社してくる前に 事務所や便所を掃除するんだ。

えっ じゃあ 私を? 時間は 朝の5時から9時。

時給1,000円 プラス 早朝の手当が付いて 1日 5,000円になる。

うん! これなら お前 学校も行けるし 文句ねえだろ?はい!

ほかの派遣会社からも 何人も 人が入ってるから

そいつらと もめ事 起こしちゃならねえぞ。はい。

もちろん 遅刻 無断欠勤は厳禁だ。 契約は 1か月ごとの更新だから

最低1か月は音を上げないで 働くんだ。 いいな!

はい! ありがとうございます!

よかったねえ! フフフ。

おう これ 食うか? 持っていきな。

ありがとうございます!

(優) そうかあ… もう1週間か。 うん…。

(桃子) 電話は? ううん。

(優) 薬 効き過ぎたんじゃないの? 今回 ちょっと 義姉さん やりすぎだよ。

そうかしら? (優) そうだよ。 試験 落ちた上にさ

純ちゃんと別れたんだぜ。 怒ったら もう 意地張るの 目に見えてるじゃない。

そうね…。 (優) まあ… あいつのことだから

頑張ってるとは思うけど。

(桃子) でも そこが 義姉さんの 心配なとこなのよ。 ねえ?

まあね…。 でも まあ 考えても しょうがないか。

子供なんて 親の思うとおりにならないもの。

思うとおりに なりすぎちゃうのもねえ…。

初めて 母の気持ちが分かった気がする。 うららちゃんの?

娘 東京に出して 1年で妊娠して 学生結婚でしょう?

おまけに 相手の男は ミーハーにも 学生運動にかぶれた万年学生…。

最後は なんと 家出だもんな。 トホホだよな。

最近 連絡ある?(優) えっ? 徹さん。

ああ… いや ここんとこ 全く…。 なあ? (桃子) うん。

返事… まだなんだろう? ええ…。

(優) 何 考えてんのかなあ 兄貴も。 いくら何でも 冷たすぎるよなあ。

嫌だ~。 えっ?

私も のぞみに 同じこと言われた。

「お父さん 迎えに行きもしないで 手紙 書いたままで放っとくなんて

お母さん 冷たい」。 (桃子) きついわね。 それ…。

まあ それもあってね 今回 私も 意地になっちゃったとこあんの。

ああ そうだったのか…。

そろそろ 限界。 あ~ もう いろんなこと 限界!

来月 達也が 二十歳になるの。 そしたら 私 会いに行ってくる。

はっきり 気持ち聞いてくる。

ああ…。

(あづさ) 別に 二十歳になったから どうってわけじゃないけど

でも それ 私のふんぎりにしようと思ってる。

もう ウジウジは おしまい! フフフ。

(真理子) どうぞ。(徹) ああ どうも。 今日はね 一応 特上なのよ フフッ。

(徹) じゃあ 頂きます。

(真理子) こら~! あんたたち 「頂きます」は?

(房子 草平) 頂きま~す! はい。

ねえ 知ってる? このおすし 何だか。

南田さんね 今週いっぱいで辞めちゃうの。 (草平) うん。

(房子) 辞めて どこ行くの?

ああ…。 (真理子) 東京。

(房子) ふ~ん。 じゃ 私たち 部屋で食べる。 行こう 草平!

あら どうして? だって お母ちゃん

おじちゃんと お話 あるんでしょう? フフッ 行こう。

うん? (真理子) 嫌だ もう!

全く。 近頃 ませてきちゃって フフフ…。 あっ どうぞ どうぞ。 食べて。

あっ 頂きます。

どうかな?

うん! おいしい。 う~ん! うまい。

帰るんでしょうね? はい…。

帰んなさいよ。 はい。

ここ 辞めて… また どこか 違う所に行くなんて 私 嫌だからね。

あっ いや… 誤解しないでよ。 3年間 一緒に働いていた人が

家族を捨てたまま逃げ回ってるなんて 私 許せないの!

人間として 母親として 女として…。

ああ… すいません。

私に 謝られても…。 まあ 一応 経営者としては

一度でも うちで働いていた人には ちゃんと 幸せになってほしいから。

はい。

☎

はい マコト事務所。

ああ こりゃ 先生!

(赤松) こちらは 仕事が 早く片づいたもんですから…。

どうです? これから 一杯 やりませんか?

せっかくですが やめときます。 先生 私を説得するおつもりでしょう?

それだけは お断りだ。

どうしても 和解できないと おっしゃるんですか?

病院側としては ほぼ こちらの 要求どおりの賠償金の提示ですよ。

☎ああ それに 謝罪の意思も…。

できません! 私は 先生の人柄は よく知ってる。

先生が手間を惜しんで和解を勧めてるわけ じゃないのも よく分かってる!

☎でも こればっかは 先生の言うこと聞けません。

依頼人は 私です。 私の気の済むとおりに やってください!

もし それができないって おっしゃるんなら どうぞ

いつでも 降りてくれ! 金なら きちんと払います!

それじゃ 無礼をお許しください。

おとうちゃん! そんな言い方ないだろう!

「おとうちゃん」って言うの やめろ!

陽子が死んで もう 3年も たってんだぞ!

すまん。

のぞみ嬢ちゃん 弁護士を目指して ちょうど半年。

まだまだ 弁護士って仕事が

人間様の どす黒い憎しみや 張り裂けるような悲しみを

丸ごと 引き受けなきゃならねえもんだとは

ちっとも分かっておりませんでした

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