All language subtitles for ひまわり 第03章 人は見かけによらぬもの?第025話.日文

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Original subtitles

「君が跳んだ 水たまりへと」

「街の翳が」

「雪崩れてゆくよ」

「不意に 微笑う」

「ただそれだけで」

「胸の棘が抜ける気がする」

「手のひらの上に太陽を乗せて」

「心の暗がり照らし出しておくれ」

「Dreaming Girl Dreaming Girl」

「雨上がりの少女」

「Dreaming Girl 君と」

「めぐり逢えた」

「素敵な 奇跡」

「Dreaming Girl」

(のぞみ) 何してんの? (あづさ) ううん…。

ねえ のぞみ… あなた お父さんに会いたい?

お母さん…。

(リキ) 失業16日目。

あづさ先生の突然の問いに 言葉を失った のぞみ嬢ちゃんでしたが

一本の 思いも寄らねえ電話が

母への返事を 遮ることになるのであります

☎ (薫乃) うららさん! お願いします。

ちょっと こっち… 手が ぬれてますのよ。☎

(うらら) こっちだって ぬれてっぺによ! (薫乃) はい?☎

いんや。 別に…。 ☎

はい もしもし… 南田です。 ほだ 南田で… はい?

ちょごっと… ちょごっと お待ちくだっしょ。

ちょごっと! 薫乃さん! えっ?

谷中署だって言ってっつぉい。 谷中署?

あっ 警察? 何ですか? 分がんねえ!

どうしたの? 急に お父さんの話なんかして…。

もしかして… お父さんから 連絡あったの?

じゃあ 居る所が分かったの? そうじゃないわ。

じゃあ どうして? ⚟(うらら) あづさ!

あづさ! あづさ! (あづさ) 何か あったの!?

あったも何も 大変だ! 逮捕さっちゃんだど!

達也が 警察に 捕まったんだと!

えっ!?

ねえ どういうことなんですか?

どうして 達也が 警察に 逮捕なんか されなきゃいけないの!?

分からないわよ。 私だって 今 電話 聞いたばっかりなんですもの。

金 盗んだって 言わっちゃんでねえのかい?

お金を!? おばあちゃん 本当なの?

そうなのよ。 何だかね… お店の… お金…。

どこの 何の店? それは あの…。

カラオケだばい。

うららさん 分かってるなら 説明してくださいよ もう!

私 何だか…。

おばあちゃん しっかりして!

ねえ カラオケって? カラオケ歌う店だべよ。

カラオケルーム? んだ。

そだそだ… 達也は そのカラオケルームで アルバイトをしてたんだと。

アルバイト? んだ。達也が アルバイトしてたの!?

して… その売上金を盗んだんだと。

そんな… おかしいわ。 あの子 アルバイトしてるなんて ひと言も…。

わっ! 何?

言ってた 今朝…。

「バイトで ちょっと お金が入ったから おごってやる」って。

いつ? いつから アルバイトなんかしてたの?

知らないわ。 予備校は? 勉強は?

ねえ もう 大学 受ける気 なくなってたっていうの?

私に聞かれても…。 (うらら) 冷てえない。 弟だべや!

そんな…。 きょうだいだからって 将来の話まで しないわ。

いくらなの? えっ?

その売上金よ。 あ~ 確か…。

70万。 70万も!?

ウソよ。 ウソじゃ ありませんよ。

私… 耳は 人一倍 達者なんですから。

今 そだごと 自慢してっ時でねえべよ!

自慢なんかしてませんよ! 事実を言ってるんです。

達也はね… アルバイト先の そのカラオケルームの売上金70万円を

盗んだ疑いで 警察に逮捕されたんです。

(優) ああ 終わり次第 すぐ行くよ。 とにかく… 急いで行くから。

うん…。 でさ 義姉さんにはさ 警察 行ったら

落ち着いて 冷静に 事情聞くようにって そう言っといて。

ああ… 分かった。 一刻も早く行くから… ああ。

(桃子) まあちゃん 今の話 本当なの?

聞いてたんだろ? だって…。

俺のせいだよ… 俺のせいだよ!

ちょっと待ってよ。 何で まあちゃんのせいなのよ。

俺が 隠し事なんかしてたから こんなことに…。えっ?

兄貴が 何と言おうと 首に縄つけてでも 連れ戻して

義姉さんや おふくろの前に 突き出してりゃ こんなことにさ…。

「うまくいかねえんじゃないか」とか

「うちが めちゃくちゃに なっちゃうんじゃないか」とかさ…

余計なことばっかり考えて…。

俺が 優柔不断だから こんなことになった…。

いいかげんにしなさい! はい…。

お義兄さんが帰ってこようと こなかろうと

そんなこと 今 関係ないでしょう!

達ちゃんが 本当に泥棒したなら それは 本人が バカだからよ!

親がいないとか そんなこと関係ないわ!

今 腫れ物扱いしちゃ駄目!

ああ… そうだよな…。

(真鍋) あっ… 本件担当の真鍋です。

今 取り調べが続いてますのでね ご家族の方でも 面会はできません。

しばらくして 取り調べが 一段落すれば 会えるようになります。

取り調べ…。 ええ。 息子さんは 19歳と5か月なので

少年事件として裁かれることになります。 ざっと言いますとね

警察署での取り調べを経て 少年鑑別所に移され

それから 家庭裁判所での審判を 受けるということになります。

あっ 待ってください! はい?

あの… 達也… 息子は

本当に お金を盗ったんでしょうか?

いや それを今 調べてるんじゃないですか。

会えないんなら 事情を 説明していただけませんか?

一体 いつ どうやって あの子が逮捕されたのか。

さすがに お母さんは冷静ですね。 はっ?

いえ… じゃあ 簡単に ご説明します。 さあ どうぞ。

え~ 昨夜 息子さんがアルバイトしてた カラオケルーム ヘブンで

売上金 73万円が盗まれました。

店長の田中さんが 夜間金庫用の袋に入れ

客の応対のために 5分間 レジを離れた間の出来事でした。

はい。 あっ… どうぞ どうぞ。

(真鍋) 当初は 店の方も 「客が 盗んだんだろう」と思ってたそうですが

まあ 一夜明けて 今日 念のために

アルバイトに入っている 店員12名のロッカーを

本人立ち会いの下で あらためたところ

お宅の達也君のロッカーから

夜間金庫用の袋に入った 現金 28万円が発見されたんです。

…で すぐに うちに通報がありまして

午後1時16分 その場で逮捕いたしました。

あの~… 残りのお金は どうなったんですか?

今… 盗まれたのは73万円で 息子のロッカーから出てきたのは…。

(真鍋) 28万。 差額 45万円。 45万…。

お~い! それ ちょっと持ってきて。

ご苦労さん…。

これに 見覚え ありますか?

いいえ。 達也君…

この革ジャンを着て 店に現れたそうです。

えっ?

新品です。 調べてみましたらね…

午前11時に 近くのブティックで 購入した旨 裏が取れました。

9万8,000円。 2日前 店に現れて試着したのを

今日 うれしそうに買ってったそうです。 現金でね。

お母さん この革ジャンを買うお金 与えましたか?

10万円の現金を渡しましたか?

いいえ。 ⚟主任! ちょっと…。

ちょっと 失礼。

お待たせしました。 残りの35万については 現在 使いみちを調べてます。

お… 弟は 何て言ってるんですか?

(真鍋) 何も言いません。 何も?

(真鍋) ええ…。 ここへ来てから ひと言も 口をききません。

どういうつもりなのか… 何を聞いても黙ったっきりで…。

じゃ… じゃあ 盗んだと 認めたわけじゃないんですね?

(真鍋) 今のところはね…。 そんな… そんな決めつけるような…。

決めつけちゃいませんよ。 けどね…

やってないんなら 「やってない」って 言うんじゃないでしょうかねえ。

うちでは どうなんですか?

ほとんど 家族とは 顔も合わせないって感じですか?

いいえ… そりゃ 何でも話すってわけじゃ ありませんけど

一日に一度は 一緒に 食事をとっています。

いろいろ… 問題があるみたいじゃないですか。

はっ? (真鍋) いや 息子さんと言っても…。

はあ… 「養子だから」って おっしゃりたいんですか?

いや まあ… それに… お父さんもねえ…。

養子であることについても 父親が失踪中であることについても

私たちの間に わだかまりは ありません。

じゃあ お母さん… 信じられますか?

心から 息子さんのこと信じられますか? それほど 息子さんのこと知ってますか?

君は 今 70万もの金を盗んだ疑いで 取り調べを受けている。

素直に 事情を話してくれよ。 場合によったら

俺たちが助けられることも あるかもしれん。 うん?

何 ニヤニヤしてる。

自分の立場が分かってるのか?

答えなさい。 店の売上金を盗んだのは君だね?

「盗んでない」って言うのか? どっちなんだ?

大丈夫?

言えなかったわ…。

心から 達也を信じるって 言えなかったわ。

お母さん…。 あ~… 知らなかったんだもの。

お母さん… 知ってるつもりで 何も 達也のこと 知らなかったんだもの。

「何も」ってこと ないじゃない。 「何も」よ。

そんな…。

知ってるじゃない。 ほら ウジウジ迷ってばっかりで

すぐ いじけて おまけに いいかげんなやつだって

知ってるじゃない。

知らないのよ…。

あの子… 何 迷ってるの? 何 いじけてるの?

お母さん 分かんないのよ。 何も知らないの。

誰も 知らないわよ。

家族だからって 心の中 全部 話すわけじゃないもの…。

お母さん 探してみようよ。

知らなかったんなら 探してみよう。

落ち込んでないで 達也が どんなやつだったのか 探してみようよ。

のぞみ…。

(田中) 美男美女の お二人様 ありがとうございました。

ありがとうございました~。 じゃあ… 片づけてね。

すみません。はい いらっしゃいませ~。 お二人さんですね。

お忙しいところ すみません。 南田達也の母です。

あっ…。 この度は ご迷惑をおかけしております。

はあ… あっ いえいえ。

こっちこそ 何だか ちゃんと監督できませんで…。

あっ 私… 店長をしております 田中と申します。

あの… 今 警察に行って お話を伺ってきました。

できれば 詳しい事情を お聞かせいただければと思いまして…。

そうですか。 じゃあ ここじゃなんなんで 部屋の方へ参りましょう。

よろしいんですか? ええ。 あの… 客商売なんで

警察だ何だっていうのは ちょっと…。

申し訳ありません。 すいません。

いやいや いいんですよ…。 ねえ? ご心配でしょう?

はい…。 まあねえ…

こんなこと言っちゃ あれだけど あんな ひどい息子さんじゃねえ。

ひどい? あっ いや ごめんなさい。

しかし あれじゃあ ご家族は さぞ 手を焼いておられるだろうと

思ってたんですよ。 ご同情 申し上げてるんです。

「ようこそ いらっしゃいました。 15番ルーム 美女お二人様 入ります」。

あっ 決まりなもんですから…。 じゃあ こちらです。 どうぞ。

のぞみ嬢ちゃんも あづさ先生も 必死でした。

まだ知らない達ぼんの姿を探し出し

できることなら 二人して 抱き留めてやろうと必死でした

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