All language subtitles for ひまわり 第02章 旨 第うま話 い話にゃ毒がある?第022話.日文

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Original subtitles

「君が跳んだ 水たまりへと」

「街の翳が」

「雪崩れてゆくよ」

「手のひらの上に」

「太陽を乗せて」

「心の暗がり照らし出しておくれ」

「Dreaming Girl Dreaming Girl」

「雨上がりの少女」

「Dreaming Girl 君と」

「めぐり逢えた」

「素敵な奇跡」

「Dreaming Girl」

客じゃなくて カモだろ? カモ。

(サチ) カ…。

ほれ… 早く行きなさい!

アハハ… ごめんなさいね。 反抗期だから困るのよ 本当に…。

ごめんなさいね~。 あの子もねえ かわいそうな子なのよ…。

こんな話 聞きたくないでしょうけどね 実は 私…

私が この仕事を始めたのが原因で 主人と別れたもんだから

私の仕事を あの子 恨んでんのよ。

それで ああいう 口のきき方…。

(のぞみ) 仕事が原因で?

昔の男でね… もともと 女房が働くのは 反対だったのよ。

でも しかたないわよねえ。 見え張って 子供 私立に入れちゃったんだもん。

主人の給料だけじゃ 追っつかないわよ。

…で しぶしぶ承諾したくせに

私が頑張って 年収 1,000万超えたら

当てつけみたいに カードで買い物しまくったのよ。

だから 私 離婚したの。

あの… どうして 1,000万にも なるんですか?

はっ? 1,000万って言ったら

大きな会社の管理職じゃないですか?

あっ それは 歩合制だからよ。

こうやって 人を連れてきたら それに見合った報酬が出るからよ。

私を講師にしたら お金が出るんですか?

そうよ。 それが私の仕事ですもの。

いくらですか? 私の値段は。

ハハハ…! あなたって やっぱり面白い人ねえ!

今まで 何千人も会ったけど 自分の値段聞いた人 初めてよ フフフ…。

笑わないでください。 真面目に聞いてるんです。

30万。 30万?

高いと思う? 安いと思う?

残念でした。 みんな 一緒なの。 フフッ 講師1人につき 30万。

それはね あなたが講師になるために 受ける研修料の中から

3割を見返りとして 頂くの。

研修料? ほら 一番最初に言ったはずよ。

講師になるために 2~3か月 研修を受けていただきますって。

3割で30万って… じゃあ 100万?

研修料が100万円なんですか?

高くないわよ! だって あなたが 生徒を連れてきたら

1人につき 10万円の 見返りがあるのよ。

10人で 元が取れるわ。 11人目からは まるまる10万円入るの。

50人 集めてごらんなさいよ。 あっという間に 400万円よ。

じゃあ… じゃあ 生徒っていうのは 全部 自分で 集めてくるんですか?

フフッ 人 集めるのなんてね そんなに難しいことじゃないのよ。

初めから 見知らぬ人に声かけろって 言ってんじゃないから。

最初はね 友達や同級生でいいのよ。

ほら あなた 人気者そうだから 友達 いっぱい いるでしょう?

その子たち み~んな 幸せ? 楽しく仕事して 夢みたいな恋してる?

してないはずよ~。

世の中の人は みんな 大体 ツイてないなあと思ってるんだから。

そういう人たちをね セミナーにお誘いして

ちょっと幸せになる お手伝いをしてあげる。

どこが 幸せなんですか? 60万円も取って…。

あ~ら それは間違いよ?

これだと思う使いみちがあるのは これは とっても幸せなことなのよ。

だって みんな 大金は持ってないけど

60万ぐらいの セコいお金は 持ってんだもんね。 フフフ…。

私 帰ります。 どうして?

60万に見合うようなこと 教えるようになるには

10年以上 かかりそうですから。

大丈夫よ! 授業なんてね 週に1時間やればいいんだから。

えっ? うちのセミナーね 予約制なのよ。

だから あなたが授業やる気がない時は 「予約が いっぱいだ」って断ればいい。

それよりも生徒集めてきた方が お金に なるものね。

それ インチキじゃないですか!

授業も受けられないのに お金だけ取って。

まさか! 授業は ちゃんとやるのよ。

ただ 人気があるから すぐ いっぱいになるだけ。

はあ…。

ちょっと どうするの? 就職。

働いたら働いただけの見返りがある 仕事なんて ほかにないわよ。

お金だけの見返りなんて いりません。

待ちなさい!

あなた お金以外 何のために働くの?

私は…。

手応えが欲しいんです。 そう… 手応え。

自信を持って 生きていけるような 手応え。

そんな小難しいこと言ってたら なかなか 仕事なんか見つからないわよ。

いいです。 私 粘ります。

人をだますよりは よっぽどいいですから。

仕事なんて みんな 人をだますことなんじゃないの?

人が お金を払う時は 多かれ 少なかれ

みんな だまされてるって 言ってんのよ。

そんなことありません。 あららら…。

あなた 誰にも だまされないつもり?

私… 人は そんな簡単に だまされたり だまし合ったりするほど

バカじゃないと思います。 へえ~…。

じゃあ… バカか バカじゃないか…

賭けましょうか?

ねえ 賭けましょうよ。

ごちそうさまでした。

(リキ) 涙が こぼれてきました。

カモにされたのが悔しいのか。 それとも 愚かな自分が悲しいのか。

のぞみ嬢ちゃんは 自分でも よく分かりませんでした

(葵) え~? それって もろ カモじゃない。 バッカねえ。

(舞子) まあまあ…。 被害に遭う前に分かったんだからね。

はあ… お母さんには 言えないわ。

「ごらんなさい」って 言われるわよね。

純ちゃんにも言えない。

「ほら 見ろ。 これからは 俺の言うこと 聞け」って言われるわね。

あ~ やっぱり 私って甘いのかな~? (葵) 大甘よ!

(優) へい お待たせしました。 はい。

何が甘いって? えっ… あっ このビール!

うん? 何 言ってんだよ? うちのは 辛口よ。

あっ いや…。 私たちも ビールが 甘く感じる年になったわね

大人になったわねって そういう話 してたんです。

ははあ… なるほどね。 あっ そうだ 叔父ちゃん!

今日 ここに来たのはね 舞子の結婚式の二次会

ここで できないかと思って。 お~ いいよ。 歓迎しますよ。

いや でも こんな むさいとこでいいの?

うん! 私 おじちゃんの料理 大好きなんです。

本当に? ええ 安いし…。

あら…。 それに 彼もプロレスファンなんです。

あっ 本当! あっ そりゃいいね! だったらね 安くしとくよ。

(桃子) 安くったって 限度はあるのよ。 えっ?

貸し切りだから それなりにもらえないと… ねえ?

いいじゃないかよ。 プロレスファンだっつってんだから。

分かりました。 どうぞ。 ローンを抱えたオーナー殿!

え~っと 日にちと人数は?

3月10日。 人数は 50人ぐらいかしら。

(優) へえ~ 結構 多いんだね。 ギリギリだな うちの厨房だと…。

(葵) 会社って 1人呼ぶと みんな 呼ばなきゃいけない所だから。

(桃子) そっか…。 そうか。 会社の連中が来るとなると

のぞみも それまでに 仕事か 結婚か 決めとかないとな。

あ… 分かってないなあ! 仕事か 結婚かは

どっちか決まれば いいってもんじゃないの。

仕事と 結婚は 全然 別なんだから。

(薫乃) あづささん ごめんなさいね。

(あづさ) 俳句教室ですね? ごゆっくり どうぞ。

(うらら) 行ってくっつぉい。 あら お母さん この格好で行くの?

んだ。 私も申し上げたんですけどね。

ねえ この前も これだったでしょう?

いいんでねえの。 きれいに洗ってあんだから。

着るもんなんかさ ぜいたくすっごとねえべよ。

オシャレは 女の楽しみですよ。 ものを楽しむ ゆとりがなけりゃ

いい俳句は詠めないんですけどねえ。

あれ? そうかない? 小林一茶も 松尾芭蕉も 貧乏で死んだんではねえか…。

あ~ 分かった 分かった 分かった。 好きな格好で行ってきてください。

行ってきます。 はい 行ってらっしゃい!

(うらら) 行ってくっつぉい。

気を付けてね。 12月は ひったくりなんか多いから。

んだんだ。 行ってらっしゃい。

ハハハ ひったくられるようなもん 持ってねえわ。本当ねえ。

こんばんは~。 あら あんた…。

あら。 のぞみなら出かけてますけど。

あっ いえいえ。 今日は おばあちゃまたちに用があったの。

私たちに? そうよ。 あっ 今から お買い物?

ちょっと その辺で お茶でも いかが?

あら。 私たち… これからね 俳句教室がありますのよ。

まあ 俳句教室! うわ~ すごいわあ。 教養があるのねえ。

んだ。 でも まだ 始めたばっかしだけんど。

私は 2年になります。 どっちにしても すごいわ。

だって おばあちゃまたちの年の方って うちで ゴロゴロしてるか

嫁か子供の悪口言ってるかでしょう? それが俳句だなんて… すてき!

まあ… おだてるの お上手ね。 ねっ 1時間だけ。 30分でもいいわ。

お時間 下さらない? 俳句にも ためになることなんですのよ これ…。

あづさ先生は 一人になると よく こうやって 鏡をのぞきます。

何が 面白いのか 何が 気になるのか…。

小生には とても 想像つかないもんであります

じゃあ また電話すんね。

ボーナス出たら おごってあげる。 う~ 「ボーナス」か。

悔しかったら 頑張れよ。

うん。 じゃあね。 バイバイ…。

バイバイ おやすみ。

叔父ちゃん。うん? サボテンは いいの?

えっ!? いつも 表に出してるじゃない。

外気に 当てないと いけないんでしょ?

ああ…。 そうだよ。 忘れてたよ。

いけねえ いけねえ…。 (ドアが開く音)

はい。 いらっしゃいませ…。

あ… あの… サボテン屋さん。

伊豆の方からね みつきに いっぺんだけ こうやって あの…

わざわざ サボテンを 交換しに来てくれるんだよ。

こんばんは。 (徹) あっ… お世話になってます。

あっ じゃあ… これ…。 (優) ええ。

桃子さん 何か手伝おうか?

うん? ああ… うん ありがとう。 じゃあ このお皿 拭いてくれる?

あっ オッケー。

どうも サボテン屋さん ご苦労さんです。

あの~ お支払いの方は 振り込みでよろしいでしょうか?

あっ はい。 あっ それじゃ…。

マ… マスター! な… 何です?

カレーライス 1杯 食わしてもらえませんか?えっ!?

ああ… もちろん いいですよ。

えっと カウンターは 今 ちょっと あれなんで… あの…

どうぞ 奥の あちらの部屋で…。 ああ…。

叔父ちゃん! 何!?

寒いよ。 ああ… あっ ごめん ごめん。

果たして のぞみ嬢ちゃんは

カレーライスを頼んだ男が パパさんだと 気付くのでありましょうか。

20年ぶりの再会の夜は 星も凍る寒さでした

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