All language subtitles for ひまわり 第02章 旨 第うま話 い話にゃ毒がある?第017話.日文

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Original subtitles

(のぞみ) キャッ!

「君が跳んだ 水たまりへと」

「街の翳が」

「雪崩れてゆくよ」

「手のひらの上に」

「太陽を乗せて」

「心の暗がり照らし出しておくれ」

「Dreaming Girl Dreaming Girl」

「雨上がりの少女」

「Dreaming Girl 君と」

「めぐり逢えた」

「素敵な奇跡」

「Dreaming Girl」

(リキ) 全くもって クソ面白くねえ日が やって参りました

ねえ ねえ ねえ どっちがいい? どっちがいい?

(薫乃) あ~ やっぱり こっちの方が 華やかで いいんじゃないかしらねえ?

(優) 駄目 駄目! 白だよ。 定番でしょうが…。

(桃子) はい! こんなもんで どうでしょうか?

あ~ でも ちょっと 寂しすぎるんじゃ ないかしらねえ? うららさん。

(うらら) んだない。 もうちょこっと 赤いの 入れた方がない…。

あ~ それじゃあ まあちゃんのお料理が 映えませんから。 ねえ?

ねえ! あなたたち 今日はね

あんまり イチャイチャしないでね。 あら どうしてですか? お母様。

恥ずかしいからに 決まってるでしょう。

恥ずかしくなんかありませんよ。 ねえ まあちゃん。ねえ 桃ちゃん。

いいじゃない おばあちゃん。

「仲よきことは美しきかな」って 言うじゃない。

(2人) ねえ~。 (優) そうそう そうそう。

(恭子) 先生 いいですよ。 あと 私 やりますから…。

(あづさ) そう? どうぞ どうぞ。

一大事じゃないですか。 うん…。

緊張します? う~ん 少しね…。

着物 着ちゃったりして…。 やだ~ ふだん着よ。 平常心。 フフフ。

(達也) 「若いと 誰もが… 心配…」

悔しいけど お美しい。

とうとう あいつのものに なっちまうなんて…

準備できた? 完璧!

(うらら) ばっちし! (達也) いいんじゃない?

(薫乃) 来るなら来い! (優) 自信作!(桃子) あとは敵のみ!

2時だったわよね。 (優) おい もう来るぞ。

私は 5分遅れと読むわね。 私は 10分遅れ。

どうして? (薫乃) 人の家を訪ねる時はね

少し遅れるのが礼儀だって言うのよ。

早く行き過ぎて 用意ができてないと 困るでしょう?

へえ~ そうなんだ! 俺さ 時間までに行くのが礼儀だと思ってたよ。

やめなさい。 私も…。

私はない 敵は やっぱし ひと味 違うぞっていうところを

見せっぺと思って 遅れてくると思ってんだ。

敵 敵って言わないの! もう…。 (笑い声)

(純一郎) もう いいじゃん。 行こうよ!

(泰明) いや… もう少しだ。 はあ…。

(裕子) 谷中の犬猫病院って言うから どんなかと思ったけど

結構 こぎれいにしてるわねえ…。

(純一郎) 犬猫病院? 動物病院でしょう?

(裕子) おんなじじゃないの。 へえ~ こっちが 住まいなわけね。

まあ 築30年は たってるわねえ。 やめろよ!

建物は ろくなもんじゃないけど 40~50坪は ありそうねえ。

坪 どれくらいかしら? この辺り。 お母さん!

うん!

(鳩時計の時報) あっ…。

(チャイム)

は~い!(あづさ) のぞみ。 うん?

あんた 大きいわねえ。 何? 今更…。

お待たせしました。

おう。 さあ どうぞ。

ようこそ いらっしゃいました。

まあ まあ… のぞみさん そんな 堅苦しくなさらないで… ねっ?

今日は 顔合わせ… 顔合わせるだけですから。はい。

(裕子) まあ 今日は 一段と おきれいねえ。 さすが 何 着ても 映えるわ。

⚟あっ どうぞ。

さぞ おきれいな お母様なんでしょうね。

お目にかかるのを 楽しみにして来ましたのよ フフフ…。

まあ… いらっしゃいませ。 あっ どうも。

何でえ 何でえ! みんな はしゃぎやがって!

突然 お邪魔いたしまして 本当に申し訳ありません。

いいえ こちらこそ。 わざわざ おいでいただいて すみません。

(笑い声)

まあ その… こういう席は お互い 慣れませんなあ… ハハハ。

だったら お母様。 もう いっそ ざっくばらんに いきません?

はい。 こちらは その方が…。 (裕子) そうでしょう?

もう決まりきった ご挨拶しても つまりませんものねえ。

じゃあ 純一郎 あなたから 私たちの紹介しなさい。

えっ 俺? そう。

で そちら様は のぞみさんに 紹介していただく…。

本人同士ってことでいかがです? 助かります。 ねっ?

あっ はい。 お願いします。

じゃあ あの…。

じゃあ 紹介します。 父の泰明です。

横浜で 貿易商社を経営しています。 隣が 母です。

裕子です。 無職… あっ というか… 主婦です。

…で 僕が純一郎です。

皆さん ご存じかと思いますが 双葉証券の新宿支店に勤務しています。

のぞみさんより2つ上で 26です。

長男っていうか 一人息子です。 じゃあ!はい。

じゃあ あの 私の方…。

え~ 母の あづさです。 表の動物病院で医院長をしています。

それから 弟の達也です。

今は予備校に通っています。

それから 父方の祖母の 薫乃です。

母は 病院がありますので 家のことは 祖母がやっております。

それから 母方の祖母の うららです。

今年の春に 祖父が亡くなりましたので 先月 東京に出てきたばかりです。

あと… 後ろにおりますのが 叔父の優と 叔母の桃子です。

初めまして。 町内で レストランを経営しております。

最後に 私… のぞみです。 え~っと…

純一郎さんの大学の後輩です。 よろしく お願いします。

ところで のぞみさん。 会社 お辞めになったって

聞いたんですけど 本当? はい。

結婚のためかと思ったら 違うんですってね。

辞めさせられたんですって? (純一郎) ああ… 今は いいじゃない。

(裕子) いいじゃない 聞いたって…。 だって ざっくばらんにって お母様も。

(泰明) 最初の話題じゃないだろう。 (裕子) あら? どうして?

(優) え~っと じゃあ まず

お母様の 「ざっくばらん」という お申し出に従いまして

あの… とりあえず乾杯ということで…。 はい。

(優) いいから座ってなさいよ。 今日はね プロに任せなさいって。

は~い。 さてと… じゃあ そちらから。

どうも。 じゃあ これは あの… 叔父様が?

ええ あの… みんなで 何を出そうか 何を召し上がっていただこうかって

さんざん悩んでたもんで だったら 俺に任せろっていうことで…。

そうですか… よかった…。 何が?

だって お仕事してて こんな お料理のできるお母様だったら

勝ち目ありませんもの… アハハハ…。

(純一郎) 「勝ち目」ってさ… 勝ち負けの問題じゃないじゃない。

(裕子) お母さん ず~っと 主婦一本やりなのよ。

それで お料理も負けたんじゃ 惨めだわ。

いいじゃ ありませんか。

女はね 人と張り合うことで 生命力 保ってんですよ。 ねえ…?

すいませんねえ 何か…。 いつもはね もうちょっと 気取ってんですけどね。

いいえ。 楽しいです。

(裕子) でも お母様 お偉いわ。 はっ?

女手一つで お子様2人を お育てになったんでしょう?

はい。 正直言って大変でした。

(裕子) そうでしょうね。 私なんか 本当

主人を立てることしか 能がありませんから…。

どこが 立ててるんだよ?

とても とても そんな 自分で働いて お金 稼ぐなんてまね できませんわ。

口で言うのと やるのとじゃ 大違いですもんねえ。

いいえ。 ただ 必死でした。

私だって この子のためだったら もう 何だってします。

鬼にだってなりますわ。 アハハハ…。

じゃあ あの… ビールも そろいましたんで

あの… お父さん ひと言 お願いします。

はあ…。 それじゃ え~…

今後とも よろしくお願いします。

どうしたんだ?

あの~ もう お分かりだと 思いますけれども…

私 ざっくばらんな性格なんです。 それは分かったからさ 早くしろよ。

ですから ざっくばらんに 言わせていただきたいんですが

お父様は… 現在 どちらに?

少しは 聞いております この子から。

20年前に おうちを 出ていかれたとか…。はい。

でも その後 連絡があったのか なかったのか…

何も聞いてないって言うんです。

それ あの… 気にならないって言ったら ウソになりますよねえ。はい。

(純一郎) やめろよ。 あとで いいじゃないかよ。

(裕子) 先に聞きたいの。 だって 気になりながら乾杯したんじゃ

心から乾杯できないでしょう。 その方が 失礼じゃないの。

お母さん ざっくばらんな性格だから…。

そのさ 「ざっくばらん」ってのは よく分かったから…。

だってねえ お母様。 お分かりになりますでしょう?

大事に育てた子供が 結婚する相手なんです。

どんなことでも知っておきたいんですよ。

とてもよく分かります。 私が 反対の立場だったら

頭ごなしに 反対してたかもしれません。

それを わざわざ ここまで お運びいただいて

とても感謝しております。 ありがとうございます。

いえ そんな… お礼なんて 言わないでください。

私 本当に あの いじめるつもりなんか ないんです。

ただ 本当に いいお嬢さんだから

安心して 心から 2人を 祝ってやりたいんです。

隠し事があったんじゃ うまくいきません。

私ね… 子供の頃から この人に

「怒らないから 隠し事だけはするな」って 言って 育てたんです。

隠し事しないなんて できるわけないじゃないかよ。

そんなことは 百も承知ですよ。 でもね いざって時に

聞いてくれる家族がいるってことが 大事だと思うから 言ってるんじゃないの。

うちも 「ウソだけはつくな」って言って 育ててきました。

(裕子) そうですか。 人は どうしても ウソをつきます。

でも 「ウソなんか つかなくていいんだよ」 って言ってやりたかったんです。

(裕子) まあ~ 私たち 気が合うんじゃありません? フフフ。

私が… ウソをつく苦しさを 一番 知ってますから。

あの… 「一番 知ってる」って おっしゃるのは…?

(サチ) すみませ~ん。

あの~ この辺に南田さんってうち ないかしら?

(真紀) 目の前ですよ。 あら!

あら まあ~ 本当だ! あなた お知り合い?

ええ まあ…。 じゃあ のぞみさんのお友達?

いいえ。 違うの?私 達也君の…。

達也君? あっ… あ~ お兄さんね?

違います。 弟です。 アハハハ…。 あっ そうそう。 弟さんだ。

私… 好きなんです。 えっ?

彼が… 達也君が…。 ああ そう…。

嫌がられてるけど 好きなんです。 そんなに いい人なの?

はい。 女って 一度好きになると

ほかの人には 目が向けられないものなんですねえ…。

そういうのねえ 錯覚って言うのよ。

そんな!あなたね 一度 自分に 自信を持ってごらんなさい。

そうしたら 世の中には いい男が いっぱい…!

まあ いいわ。

あの~…。えっ? どなたなんですか?

私?

のぞみさん 会社 辞めたの 知ってる? いいえ。

辞めたのよ~。 それでね うちの会社 受けに来たの。

それで まあ 何て言うのかしらね… 信用調査って言うのかしら?

どんなお宅の人か 調べに来たってわけ。 はあ…。

ねえ 協力して。 こういうことはねえ 外の人に聞くのが 一番なの。

私… 達也君のことしか 興味ありませんから。

あら…。

何やら不穏な動きです。

けど うちの中は それどころでは ありませんでした

私… この20年間 子供たちに ウソをついてきました。

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