All language subtitles for ひまわり 第02章 旨 第うま話 い話にゃ毒がある?第016話.日文

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Original subtitles

「君が跳んだ 水たまりへと」

「街の翳が」

「雪崩れてゆくよ」

「手のひらの上に」

「太陽を乗せて」

「心の暗がり照らし出しておくれ」

「Dreaming Girl Dreaming Girl」

「雨上がりの少女」

「Dreaming Girl 君と」

「めぐり逢えた」

「素敵な奇跡」

「Dreaming Girl」

(弥市) あっ お帰り。 (のぞみ) あっ ただいま。

会社 休みかい? えっ?

今日は 随分と早いから。 いえ… ちょっと…。

あの… 薫乃さんに よろしくな。

あっ それと あの… 福島の ばっちゃまにも。

はい。 ねっ?はい 失礼します。

(リキ) 失業10日目。 思うような仕事が見つからず

笑顔の底もついてきた のぞみ嬢ちゃんでした

リキ…。 お前は いい子だねえ。

しかし 女性ってのは気まぐれです。

こんな時だけ 害のない小生をかわいがるんですから

⚟☎ あれ? 誰もいないんですかねえ?

☎

あれ? おばあちゃんたち いたの? ☎

(薫乃) 今 話しかけないで。 ☎

(うらら) んだ。 宿題 ひねってるとこなんだから。☎

もう~ 電話ぐらい 出てよ。 ☎

はい 南田です。 あっ 純ちゃん? 会社…。

ええっ 明日!?

(小声で) そんな… 急だよ。 急すぎるよ!

(純一郎) 俺だって急だと思うよ。

けど ゆうべ 親父とおふくろに話したらさ

そんな話になってんなら 一刻も早く…

一刻も早く 話さなきゃって 聞かないんだよ。

待ってよ。 私 今 仕事探すので 頭ん中 いっぱいなの。

☎めどがつくまで 待って…。 駄目だよ。 そんなの。

いつになるか分かんないだろう。

それに 明日 挨拶に行って あさって 結婚式ってわけじゃないんだ。

☎とりあえず 挨拶だけ しておきたいって言ってんの。

明日 土曜だから 午後なら おふくろさん 大丈夫だろ?

何か予定あるの?

俺だって 嫌だけどさ この際 面倒くさいことは

さっさと済ましといた方がいいんだよ。

えっ…。 ☎なっ? とりあえず予定入れといてくれ。

俺さ 今 客んとこ行く途中だから。

また 夜… 時間なんかは電話するわ。 じゃあな。

横暴!

(薫乃) 何かあったの?

はあ…。

明日? うん。(あづさ) 随分 急ね。

そうよ。 せめて来週に してもらえないの?

だって どうしてもって言うんだもん。 あら~ どうしよう? どうしましょう?

ねえ 何を出せばいいかしら? そんな堅く考えなくていいよ。

結納とか そういうんじゃないんだから。 でも 障子だって破れてるしねえ…。

うららさんだって白髪だらけよ。 えっ?

私は 年中 白髪だらけだばい。

あのね それ 前から言おうと 思ってたんですけど

こう ちょっと染めたら どうかしら?

いい… 私の これは わざと ここだけ染め残してるんですのよ。

ほっといておくれ。 私はない 生え際だけ真っ白さなんの

みったくねえから こうやって ナチュラルにしてんだばい。

あら でも ここぞっていう時は…。

ナチュラルでいいよ。 ナチュラルで!

一応 挨拶だけは きちんと

済ませておきたいって 言ってるだけなんだから。

(達也) チェックしに来るわけね。 (薫乃) チェック?

調査。 どんな家なのかさ 調べに 乗り込んでくんだよ。

「乗り込む」ってことないでしょう。 けど 冷静に考えりゃそうじゃんか。

親戚になってもいいやつらかどうか 見に来んだよ。

(あづさ) まっ そうね。 お母さん…。

だから 達也も きちんとしてなさいよ。

えっ? 俺 関係あんの? 当たり前でしょう。 弟なんだから。

ちょっとは まともな服 着るのよ。 ゲ~ッ。 俺 いいよ。 出かける。

それは 駄目だばい。

縁組みするって言や 大変なことなんだぞい。

家族が欠けたら 失礼だわい。 そうよ。

仕事があるなら いざ知らず 達也は 一番 暇なんだからね。

ゲ~ッ。 やめなさい 「ゲ~ッ ゲ~ッ」て。

御飯 まずくなるでしょ! んだんだ。

そだ言葉 明日 使うんじゃねえぞ。 そうよ。

…で 相手 どんなやつなんだよ?

そうね。 知りたいわ。 おうち 行ったことあるのよね?

うん。 普通の人だよ。 「普通」って言い方ないでしょう。

具体的に言えよ。 具体的に。

おうちは 横浜の緑区。 親父は? 何やってんの?

何か 家具を輸入する会社 経営してるって。

(うらら) おおっ 社長さんかい? うん まあね。

どうせ 小せえ会社だよ。

ねえ お母さん どんな人? そうだ そうだ。 肝心なのは母親だ。

何つうたって いびりすんのは 姑だかんない。

お母さんは専業主婦だけど 気さくで 優しい人だよ。

気さく! 優しい…。

うまぐねえな それ。 う~ん 危ないわね~。

どうして? やさしい姑なんているわけねえべよ。

(あづさ) お母さん…。 いや あの… もちろん

まれには いっけども。 まれには… アハハハ…。

いないんじゃないんですか? はい?

優しい人なんて 世の中にはいませんよ。

そう? そう。

一時的に優しくできることはあっても いつも優しくなんてできない。

特に 近い仲になればなるほど 優しさなんてものは なくなってくものよ。

そうだない…。 ああ いいごと言うない。

人間なんて 根っこは おっかねえもんだ。

んだから 時々は 優しくなるんだべ。

それが全部だなんて思ったら 失敗すっつぉい。

何か そんな恐ろしいこと 言わないでよ。

あら 恐ろしかないわよ。 いい話じゃないの。

こんな ためになる話 学校だって 聞けないわよ。

それはいいとして 本当に御飯 どうしましょう? 何にしましょう?

ねえ 何時にみえるの?

お母さんの診察が終わるのに合わせて 午後2時ぐらいで どうですかって。

(薫乃) あら! じゃあ お昼ねえ。

あっ… 済ませてくるって言ってた。 お気遣いなくって。

嫌みだごとない。 え~? どうして?

だって 食べてくるって言って それ 真に受けて

本当に お茶とお菓子しか 出さねかったら

常識がねえって言われっぺよ。 試してんだよ こっちを。

考え過ぎだよ。 ん~ ううん…。

うららさんの言ったのが 当たってると思うわね。

じゃ 寿司とろう 寿司! おれ 寿司 食いてえ!

駄目だ 駄目だ。 手作りでねえと。

あそこのうちは 父親がいなくて 母親が働いてっから

いつでも 店屋物とってるって 思われちまうべ。

さすが娘を持つ親ねえ。

あっ じゃあ すき焼きとか 焼き肉とか。

みんなで食べられるし 純ちゃん お肉 好きだしさ。

でも それ 初めてにしてはねえ ちょっと くだけすぎてない?

そうね。 向こうも 取るの 遠慮するだろうし。んだ んだ。

野菜と肉 切っただけの 手の込まねえ料理と思われちまう。 うん。

本当に さすが…。 フフッ 自分が 牧場忙しくて

焼き肉とか 鍋ばっかりだったもんだから。

あれ? よく言うよ。 私… あんたと違って

どんなに忙しくても ちゃんと工夫して 苦労して作ってました。

あら? 中学に入ってから ほとんど 私やってたじゃないの。

この人 昔から そうだ。 1回ばかっし やったこと

100回もやったって言うんだわ。 どっちがよ!

フン! 本当 お母さん やだわ~。

(うらら) もう 変わんねえんだからね…。 (あづさ) お母さんこそよ。

(優) アハハハ!

笑わないでよ。 こっちは マジなんだから。

いやいや… マジだから おかしいのよ。

「女三人寄れば何とか」って言うけどさ ばばあ三人寄ると 怖いからな。

叔父ちゃん? よし! 任しとけ。

飯は俺が用意してやるよ。 えっ 本当!?ああ。

(桃子) 近くに プロがいるんだもん 利用してちょうだい。

あっ… もしかして お金とるの?

ああ… だけど 大丈夫よ。 格安で やってやるから。 ねっ?

そうね。 原価割れギリギリってとこで どう?

う~ん。 だって 俺たちもローンがあるからさ。

ねえ~。よし! じゃあ 俺な ちょっくら 材料 見てくる。

うん。 分かった~。 ちょっと…。

もう… すぐ 戻ってくるからさ。 フフフ。

結婚して何年だったっけ? うん? 6年よ。 覚えてないの?

結婚式 のぞみちゃんの高校の卒業式と 同じ日だったじゃん。

あっ 覚えてる! あの電撃結婚式ね!

おばあちゃん こんな顔して 写真 写ってたっけ。

そうよ。 だってさ ああでもしないと

あの気取り屋ばあさん 許してくれないじゃない。

「水商売やっていたなんて 気に入らないわ」なんて言うんだもん。

でも 今は 結構うまくやってるじゃない。

まあね。 私が よくできた嫁だから。 ふ~ん。

何? そんなに意地悪姑なの?

ううん。 優しい 気さくな人だよ。 じゃあ 何?

うん… 結婚して6年たっても

叔父ちゃんと桃子さんみたく 仲よ~く やっていけるかなと思って…。

好きなんでしょ? 大好き。

じゃあ 大丈夫よ。 仲よくすればいいのよ。

そうしたら 仲よく やっていけるわよ。

仲よくすれば? そう。 男と女なんてね

もう絶対 100パーセント いつかは 飽きちゃうの。

飽きても うまくやってく秘けつはね ひたすら仲よくするのよ。

心に 何かモジャモジャってあっても 仲よく 相手の体に触ってればいいの。

そうすればさ 愛着品になるのよ。

愛着品か…。 そう。 そうすれば

多少 くたびれてても いとおしいなって思えるの。

よし 決めた! 明日はね 中華で 攻めてみましょう。

「満漢全席」なんか どうだ? やった~! 久々に修業時代の味だね。

そういうこと! おっ 修業時代って言えばさ

職探し どうなったのよ?

うん… 今日は さんざん。 全部 空振りした上に

こないだ いい顔して 「うちに欲しい」なんて

言ってくれた人にまで蹴られちゃった。

そうか…。 まっ 焦りなさんな。

うん…。

(サチ) グズグズしてちゃ駄目よ。 グズグズしてちゃ!

いいもの 食べたいでしょ? いいお洋服 着たいでしょ?

だったら 努力しなくちゃ!

いい? ポイントは まず プッシュ! 押す。

…で 少しでも 相手が興味を示したら 今度は 引く。 思い切って 逃げるの。

そしたら 普通の人間は 「あれ?」と思うわねえ?

追いかけたくなるわねえ?

それが チャンスなのよ。 そこで一気に行くの!

そしたら 大体は イチコロ… よ。

お母さん おなか すいた。 は~い… ちょっと待ってなさいね。

あとはね 相手の周辺を丹念に調べて

相手が ひそかに 自信を持っていそうなところ

コンプレックスを持ってるところを うま~く つついてやるのよ。

美人だなあと 思ってるような人だったらね

「もっと美しくなるために 自分を磨いてみませんか?」。

学歴に頼ってるようなタイプだったらね 「あなたの頭脳を生かすために

眠った能力を 引き出してみませんか?」と迫るのよ。

例えば 逆に… そうね 母一人 子一人の家庭ならね

「まあ 母親の手一つで よくも ここまで ご立派に育ちましたね。

あなたのお母さんを もっと喜ばせてみませんか?」って

迫るの。 分かった?

ねえ~。 おいちい? おいちい? フフフフ…。

(ノック) は~い。

食わねかい? (あづさ) お汁粉!

少しだけど 凍み餅 持ってきたから。 うれしい! フフッ。

うん? 洋服?

うん。 初めてだから どんなもん着たらいいべかと思って。

ああ… 心配なんだべ? うん?

向こうの親御さんが来たら…

徹さんのこと 達也のこと 聞かれるかもしんねえない。うん。

まあ 初めから そだ聞きにくいことを 聞く人は いねえべけっどない。

んだない… でも 結婚は本人同士だから

本人同士が よければ なんとかなっから。

でも 心配なのが親だけっどもない。 うん…。

思いついた。 えっ?

「嫁がぬも

嫁ぐも淋し

師走くる」。

うめえ~! そだい?汁粉。

(薫乃) 「年用意

写真の君に 見られつつ」。

何だか またしても 一騒動 起こりそうな気配ですが

とりあえず 小生も一句。 「星さえる 下に家族の 笑い声」。

この日 初霜 降りる

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