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「君が跳んだ 水たまりへと」
「街の翳が」
「雪崩れてゆくよ」
「手のひらの上に」
「太陽を乗せて」
「心の暗がり照らし出しておくれ」
「Dreaming Girl Dreaming Girl」
「雨上がりの少女」
「Dreaming Girl 君と」
「めぐり逢えた」
「素敵な奇跡」
「Dreaming Girl」
☎
(ひとみ) あっ いいわよ。 はい 営業2部。
少々 お待ちください。 南田さん 電話よ。
(のぞみ) はい。
もしもし お電話 代わりました。
純ちゃん… えっ 指輪のサイズ? どうしたの? 急に。
(純一郎) 思いついたからさあ 今のうち 聞いとこうと思って…。
やだよ… 私 太いもん。
☎(純一郎) 何 言ってんだ お前。 今 会社なんだから 早くしろ。
12…。 12だな…。
えっ? あ~ 12万株ですか… ハハ そうですかあ… はあ…。
あっ 純ちゃん 指輪って もしかして?
アハハ…。 いや あの~ お察しのとおりです。
また 後日 ご希望の銘柄を…。
ねえ… 今日 会えない? ちょっと 話があるんだけど…。
☎それは また急な お申し出で…。
あ~ でも ちょっと 無理かと思われますので… はい…。
あっ あの~ 明日 金曜日なんか いかがでしょうか?
分かった。 じゃあ 明日ね。 ⚟(コピー機のアラーム音)
(アラーム音)
やった…。 (葵) あ~あ…。
ごめん…。
どうした? うん?
お昼から帰ってから変…。
春日局に怒られた? ううん。
(リキ) 逆です 逆! のぞみ嬢ちゃんは褒められたのです。
だから悩んでいるのであります。
そして あづさ先生も悩んでいました
(バイクが転倒する音)
(あづさ) 痛っ! あ~…。
痛…。 (リキの吠え声)
(吠え声)
(薫乃) あっ! あづささん どうしたの? えっ 大丈夫?
お義母さん 痛い…。
はあ~ 私が ここで治療をするとは 思わなかったわよ。
ちょっと上げて。 はい。 でも 上手… お義母さん。
アハハハ… そりゃ あなた これでも 男の子2人育ててますからね。
おまけに 孫まで…。 そう。 手のかかる孫。
ハハハハ… あ~あ。
達也はねえ おとなしい子だったのに。 なまっちろい顔して…。
ほら 四の字固め。 いつも のぞみに やられて ビービー泣いてたじゃないの。
あ~ フラメンコでも習いたい! えっ?
時々 ワ~ッと 叫び出したくなるんです。
あづささんが…?
私 嫌な女じゃありませんか? えっ?
出てった夫を待ち続けて 子供 育てて…
めそめそ愚痴でも言うなら まだ かわいげが あるけど
それも言わずに 明るく けなげに頑張って…。
あづささん…。
かわいくないですよねえ…。
何 言ってるのよ。 あなた かわいいわ。
あなたほど かわいい人はいないわ。 徹は バカよ。
あの… 徹さん 元気みたいです。
じゃあ…?
今年も来ました。 離婚届。
いつもは 「ああ 生きてるんだなあ」と 思っただけでしたけど
のぞみが 結婚するなんて 言いだしたもんだから
何だか 今度は いろんなこと考えちゃって…。
私は いつでもいいのよ。
達也も もう 高校 卒業したんだし…。
ここまで待ったんです。 私 待ちますよ。 こうなったら意地ですからねえ。
う~ん… のぞみ 本当に結婚するのかしら?
まだ高校生みたいな気もするのに。
あら… あなたたちだって 19だったじゃないの。
それも 学生結婚よ。 アハハ…。
⚟(サユリの吠え声) あ~ 救いの神!
どうした どうした?
(達也) 帰れよ! 大学 あんだろ?
(真紀) 待って。 これ…。
やめてよ。 今どき 手編みのマフラーなんてさ。
俺 もらったって 絶対 しねえよ。
しなくてもいい。 行けよ! 俺なんて貧乏浪人だぜ。
おまけに 花粉症で愛人の子よ。 ウソ…。
本当だよ。 実の母親がさ 俺 産んで すぐ死んじゃったから
今の おふくろに引き取られたの。
そのおふくろはさ まま子いじめするし
ばあちゃんは ボケ老人で 姉ちゃんは ヒステリー。
種まいた親父は失踪中よ。
いいもん。
俺が よくないんだよ。 行ってくれよ。
バイト? ああ。
お金 あげる。はあ?
今晩… 一緒にいてくれたら 1万円あげる。
信じらんねえ。
待ってよ… 待って!
お前の将来 見えた。 えっ?
金持ちの医者か弁護士と結婚してさ いいもん いっぱい食って
すげえ デブになるんだよ。 そんでさ 旦那に構ってもらえなくなって
その腹いせに旦那の給料で ホストクラブ 行って
若い男と遊びまくる! ひどい!
俺ね 女に金で買われるほど 腐ってないの。
(優) さあ みんな 飲んで 食って どんどん太れよ。
(桃子) プロレスラーじゃないのよ。 (優) ああ そうか そうか。
ごめん ごめん。 つい 昔の癖が出ちゃってさ。
はい 交代。 はい タッチ。
ハハハ…。 いや~ しかしさ
のぞみのやつ 今は こんなだけどね
昔は もう… 喘息で ガリガリだったのよ。 (舞子) 本当ですか~?
ああ 本当だよ。 だからさ もう 栄養のあるもの 山ほど食わしてさ
…で 俺が行ってるプロレスジム 通わせたんだよ。
そしたら 喘息が治ったのは いいんだけどね
ニョキニョキ ニョキニョキ 男みたいに でかくなっちゃってさ
高校の時だったかな ブルマーなんか特注よ。
やめてよ 叔父ちゃん! そうよ。 話 聞いてるでしょう。
今は のぞみちゃん 悩める乙女座なんだもんねえ。
(舞子) それにしても 開発部とはねえ。
うん…。
もしもし? うん?起きてる?
うん… マジで どっち取るのかなあと思って。
仕事か 結婚か…。 女って損だよねえ。
男だったら 簡単に 両方 手に入れちゃうのに。
女も 手に入れられないかなあ。 えっ?
なんとか 両立できないかと思って。 無理よ!
だって 春日局に 3年間は結婚は無理だ って言われたんでしょう?
言われたけど 頑張ってみようかなあと思って。
甘い。 春日局 そんな中途半端なこと 許さないわよ。
結婚の話なんかしたら オジャンになるわよ この話。 甘いわよ!
何か 今日 トゲあるね。
あっ トゲのこと言や 忘れてたな。 え~ 出さなくちゃね…。
叔父ちゃん 何で それ いつも出すの?
(優) えっ? いや… 外の空気に当てないと…。
だって 夜じゃない。 いや これ 夜行性のサボテンだから。
ちょっと 開けて 開けて。
はい ありがとう。
もちろん 夜行性のサボテンなんてのは ありません。
近いうちに お話ししますが これには 深え深え訳があるんです
うん! 飲んだあとの これって最高!
この幸せは男には分かんないぞ! 悔しかったら食べてみろ~!
(笑い声)
ごめん。 のぞみ…。 うん?
さっき 確かに トゲがあった。 いいよ。 もう。
正直に言うわ。
私 嫉妬したの。 嫉妬?
私も 開発部に行きたかったの。 だから 英会話やったり
社内セミナー 通ったりして チャンス待ってたのに
な~んにもしないで 結婚で浮かれてる のぞみに 開発部行きの話が来るなんて
許せなかったの。 ごめん…。
謝ることないよ。 のぞみなら両立できるよ。 頑張って。
ありがとう。 真面目に考えてみる。 うん。
じゃあ 私 あっちだから。 うん。 おやすみ。
(舞子) 明日ね。 バイバイ。バイバイ。
ウガ~ッ! 何すんのよ!
俺… 迎えに来たんだよ。 夜道は危ねえだろ。
もう よく言うわよ。 いや 本当だよ。
何かさ こう そろそろね 帰ってくるような気がしたんだよね。
お金? いくら? そりゃ まあ 多い方が…。
何 言ってんの。 ちょっと これ持って。
あっ 食べなくていいの! うめえ。もう…。
はい。 えっ こんだけ?
要らないなら いいよ。 まあ いいや。
姉ちゃんさ 訳聞かないから好き。
フン… 勉強しろよ。
はい。
帰ったら 夜食に ラーメン作ってあげるから勉強しろよ。
カップラーメンは やだぜ。 ぜいたく言うな。
あ~っ! ちょっと もう…。
はあ…。
ああ…。
(ドアの開く音)
あ~ びっくりした~。 どうしたの? こんな時間に。 何か忘れ物?
はい…。
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