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Original subtitles

(雫)当たり前にしていたことって…。

ぜいたくなことだったんですね…。

ここに旅立ちに来てるのに…。

(タケオ) これで 天国行っても 自慢ができる。➡

こんな美人とデートしたんだぞってな。

死にたくない…。

怖いよ…。

(時計の時報)

(マドンナ)今回のおやつは➡

粟鳥洲さんからのリクエストで 30年前に販売していた➡

アルプスロールを再現した ロールケーキです。

(粟鳥洲)やった~! ハハハハハハ!➡

お~! (舞)お待たせしました~。

(粟鳥洲)あ~ 来た来た来た。 はいはい はいはい。➡

そうそう こんな こんな! ハハハハ。

(ヘルパー)あ~ 懐かしい。 では 召し上がれ。

頂きま~す! 頂きます。

うん うん… う~ん。 あ~ これこれ これこれ~!➡

う~ん 懐かしい! うまい!

みんな 俺の アルプスロールにまつわる 思い出を聞きたいって顔してんな~。

(マスター)いえ。

学生時代 俺は出来がよくてなあ。

真面目な優等生で 地元じゃ神童なんて呼ばれてさ~。

(シスター)ありがとう。 まだ終わってねえぞ~。

で ある女の子に 勉強教えてって頼まれて。

実は俺 その子のことが好きで…。

で その子が差し入れで持ってきたのが このアルプスロールだったわけなんだよ。

そん時… って聞いてる?➡

聞いてるか? なっ 俺 地元じゃ 神童なんて呼ばれてて 神童。 ねっ。➡

揺れる方じゃねえぞ。 ねっ。 「神の童」と書いて神童。 ねっ。

≪(話し声)

(千春)じゃあ また明日ね。

(もも太郎)うん。

明日には元気になってるから ちゃんと練習しといてよ。

(一輝)うん。

(千春)バイバイ。 バイバイ。

さよなら。

ももちゃん お部屋行こっか。 うん。

はい 着きました。

(香織)こんにちは。 (千春)こんにちは。

(直弥)こんにちは。

こんにちは。

(舞)お茶いれよっか?

あっ… ありがとうございます。

(舞)はい。 あの…。

ももちゃんでしたっけ 女の子の。

あっ もも太郎ちゃん。

みんな ももちゃん ももちゃんって 呼んでるけど。

あの子も… そうなんですよね…?

その… 私と同じで➡

あんまり長く生きられないってこと 知ってるんですよね…?

うん。

そうなんだ…。 (シマ)どうした?

何か すごいなって思って。

あんなに笑顔で…。

(舞)そうだね。

(シマ)いろいろあったんだろうね ここに来るまで。➡

ご家族も ももちゃんも。

先生は あと どれぐらいだと思いますか?

雪を見るのは 難しいかもしれません。

(泣き声)

いろいろ相談に乗ってくれて ありがとね。

お見舞い 行くよ。 私も。

♬~

ごちそうさま。 ありがとうございました。

ありがとうございました。

(通知音) (弘人)来たっ!

(早苗)雫ちゃん?➡

よかった…。

本当に大丈夫かな…。 えっ…。

(カモメ)今日は 星が きれいだったね~。 (もも太郎)うん。

(カモメ)あっ 雫さん。 こんばんは。

こんばんは。

おねえさんも 眠れないの? うん…。

(カモメ)ホットアップルサイダーでも 作りましょうか。

あっ うれしいです。

ももちゃんも飲む? うん。

じゃあ ちょっと お願いしてもいいですか?

あっ はい。

おねえさん。 うん?

おねえさんは 家族の人 来ないの?

うん。

そっか… さみしいね。

でも 心配はしてくれてるみたい…。

それに ここには みんながいるから。

そうだね。 ももも さみしくない。

でも ちょっと不安なの…。

おねえさんはさ 死んだら どうなると思う?

分かんない…。

そうだよね。 うん…。

天国に行くのかな? かもね。

もも 天国に知ってる人 いないんだよね…。

まだ周りで死んじゃった人 いないから…。

うん…。 だからね…。

向こうで会ったら 仲よくしてほしいの。

もも 1人になっちゃうから…。

いいよ。 本当?

こちらこそ よろしくね。

ありがとう。

後ろ下がって。 (カモメ)は~い。

下がって 下がって。 もっと?

(もも太郎)ストップ。 (カモメ)はい。 後ろ向きにして。 は~い。

そこから入れるの? 後ろ向きで?

うん。 前は絶対入ったの。

いくよ。 うん。

(五円玉が落ちる音)

入った? ううん…。

そっか…。

ありがとう。

(カモメ)えっ… もういいの? (もも太郎)うん。 おやすみなさい。

おやすみ。

♬~

(シン)おはようございます。 (千春)おはようございま~す。

おはよう。 (もも太郎)おはよう。

お願いします。 (千春)ありがとうございます。

じゃあ 行くよ。 ちょっと待って。

じゃあ 行ってきます。 (シン)楽しんできてね。

うん。

おねえさん バイバイ。

バイバイ。

(千春)じゃあ 行ってきます。 行ってらっしゃい。 気を付けて。

(千春)はい。 絶対 ホームラン。

♬~

お手。

できるの。

行こう。 行こう。 行くよ。

(田陽地)ああ こんにちは。 こんにちは。

おお 六花。 ハハハハ。

ああ ここで農業体験してる 純さん。 (純)初めまして。

こちらは 雫さん。 この前 お店に来てくれたんだよ。

えっ そうなんですか!

純さんは うちの店で バイトもしてるんです。

えっ 明日葉モヒート 飲みました? あれ 私のアイデアなんです。

へえ~。 今は 明日葉を使った リキュールを仕込んでるんです。

あと2か月ぐらいで出来ると思うので 楽しみにしててくださいね。

はい。

ゆっくりしてってください。 はい。

よし じゃあ 今日もやってみよう。 うん。

また。 あっ また…。

よし じゃあ 今日は ここら辺からやってみよう。

はい。 じゃあ 昨日の おさらい。

はい。 これを はめて…。

いい? もう始めて。 いいよ。

これ…。 そう それは新芽だから切らない。

あっ それ切らない。 ああ 切らないね。

いい? よし じゃあ 次。

行こっか…。

六花… 次から 違うルートでもいい?

彼氏か?

違います。 フフフ…。

あ~あ こっちは 全然駄目だ。 はい?

あんたみたいに 恋人作りたいけど 誰からも連絡が来ない。

名刺も新調したのに… んっ。

「彼女募集 末期がんでも 待つ祈願」。

フフッ。 スナックじゃあ ウケたんだけどな~。

引いてると思いますよ。 ん?

いや…。 ん? いや…。

≪(ドアが開く音) ≪(千春)もも 入るよ。

ももちゃん! ももちゃん! 分かりますか?

(千春)もも 着いたよ。 (シン)ももちゃん。

はあ はあ… ごめんね…。

試合 台なしにしちゃった…。 (一輝)気にすんなよ。

シンちゃん。 (シン)はい。

ももちゃん もも太郎さん。 はい ももちゃん 着きましたよ。

(シン)はい。➡

いらない?

また後で食べよっか じゃあ。

ももちゃん とても頑張ってます。

ただ… もう 旅立ちの時が 近づいているのかもしれません…。

(すすり泣き)

すいません…。 (すすり泣き)

お母さん… ももちゃんを ご自宅で みとりたければ お手伝いします。

もし こちらの方がよければ➡

空き部屋をお貸しすることも できますので。

(すすり泣き)

ありがとうございます…。

(すすり泣き)

♬~

(マスター)お待たせしました。

頂きます マスター。 頂きます。

♬~

おいしい…。 どうだ 直弥。

うまい。

昔は 苦いって嫌がってたのにな。

♬~

ちょっと散歩してくる。

(ドアの開閉音)

♬~

ももが無事でいられますように。

本当に何でもします。

お願いします 神様。 何でもします。

ももの病気が 少しでも よくなりますように。➡

治りますように。

妹が…。

(すすり泣き)

♬~

(千春)雫さん… ももと約束してくれたんですか。

天国で会ったら 仲よくしてくれるって…。

ああ… はい。

すいません 私…。 いえ…。

あの… 本当に➡

ももが うれしそうに話してくれたんで…。

ありがとうございます。

はい。

ライオンの家に入居させて よかったです。

このまま つらい治療を続けるよりは➡

少しでも みんなで一緒にいられたらって➡

家から近い ここに 話を聞きに来たんです。

まずは お母さんが休んでください。

えっ…。

今 一番 休息が必要なのは お母さんです。

その間 私が ももちゃんの そばにいて 面倒を見ます。

(千春)最初は 大丈夫かなって思ってたんですけど…。

入居させてみたら ももが いっつも笑顔で…。

ここの人たちに よくしてもらってるんだろうなって➡

伝わってきました。

こないだ ももちゃん 私に➡

五円玉をコップに入れるってやつ 見せてくれました。

ああ…。 でも あれ 本当なんですか?

後ろ向きに入れるの 前は絶対入ったって 言ってたんですけど…。

こういうことなんです。

「いくよ!」。

(千春)「ももが コップに入れます!」。 「入れま~す!」。

(一輝)入った! えっ! (千春)すごい!

やったやった! (一輝)すご~い!

もう一回!

おにいちゃんが 入院してる ももを 楽しませようって考えてくれて…。

入った! (もも太郎)えっ! (千春)すごい!

やったやった! もう一回!

生きる力…。

力強いですね。

これ見てたら 病気に 打ち勝ってくれるような気がして…。

奇跡が 起きてくれるんじゃないかなって…。

起きてくれないですかね…。

(はなをすする音)

(はなをすする音)

(泣き声)

お帰りなさい。 どうしたんですか?

前に ももが 海でイルカと一緒に 泳ぎたいって言ってて…。➡

でも まだ かなえられてないから…。

そっか。

(ヘルパー)失礼しま~す。

これ よかったら使ってください。 ありがとうございます。

ありがとうございます。

すごいですね シスター。 三途の川?

海ですよ 海。 あ~。

あの… 私も これ よかったら どうぞ。

イルカ! いいんですか?

はい。 古いものですけど。

(一輝)ありがとうございます! (シン)ありがとうございます。 よっしゃ!

(一輝)よし やるぞ。 (シン)じゃあ 枕のとこ…。

引きますよ?

あっ… アップルパイ!

ももちゃんです!

(拍手と歓声) よかった~。

(カモメ)大丈夫ですか?

アップルパイ?

ももちゃんが おやつにリクエストしてたんです。

へえ~…。 好きだったんじゃないですか?

(千春)あっ… 水族館の。

みんなで イルカを見に行った時に 食べました。

あのことだと思います。

どこの水族館?

(シン)どうぞ。

うわ~…。

(ドアが閉まる音)

今日から こっちを ももが使って。

いいの? うん。

海とイルカの部屋。

ありがとう…。

よかったね もも。 うん。

これが クラゲで あれが ももが大好きなイルカ。

(もも太郎)うん。 (一輝)で あの向こうにいるのがトビウオ。

(もも太郎)うん。 (一輝)で あれが シスターがくれた海藻。

(千春)そうなんだ。

食べたね。

(ノック) はい。

ももちゃん どうですか?

どうぞ。

おねえさん…。

イルカ ありがとね。

お下がりで ごめんね。 ううん うれしかった。

ももちゃん。

思ってること 言っても大丈夫ですよ。

それで ももちゃんを 嫌いになったりしません。

何でも言って。

友達でしょ。

ほんのちょっとだけ 悲しかったの…。

まだ少し期待してたから… 治ること…。

偽物の海かって…。

ももは もう イルカと泳げないんだなあって…。

でもね 悲しいより やっぱり うれしいの方が おっきい。

みんなが ももを喜ばせようとしてくれて。

あの五円玉のやつも 後ろで お兄ちゃんが手伝ってくれてたのかな…。

だから… うれしいのは 本当。

そう。

すごいね ももちゃん。

これね ももちゃんと同い年ぐらいの時に お父さんに買ってもらったの。

友達が 夏休みに ハワイで➡

ドルフィンウォッチングをしたって 言ってて 羨ましくて…。

でも うちじゃ ハワイとか無理だから➡

誕生日に イルカの縫いぐるみが 欲しいって言って…。

だから もらった時 正直 あんまり うれしくなかった。

本当は これじゃないのになあって…。

自分で おねだりしたのにね。

だから ももちゃんは偉いよ。 そんなふうに思えて。

そうかな…?

うん。 もう大人ね ももちゃんは。

長く生きられないから 早く大人になっちゃったのかな…。

まいったな…。

(スマホ・千春)「ももが コップに入れます!」。 (スマホ・一輝)「入れま~す!」。

(一輝)「入った!」。 (もも太郎)「えっ!」。

(千春)「すごい!」。 (もも太郎)「やったやった! もう一回!」。

♬~

(ノック) はい。

雫さん…。

パイ生地 出来た! はい 入れるよ。

はい お願い。 どうも。

(シマ) おお ナイス。 きれい きれい きれい。

お願い。 はい。 はい。

どんどんいくよ。 うん。

(千春)もも…。

ママ…。

お兄… ちゃん…。

(もも太郎)みんな…。

(千春)もも…。

あり… がと…。

(一輝)もも!

もも!

(泣き声)

≪(足音)

出来たよ!

ももちゃん。 今度のおやつ➡

ももちゃんのリクエストの アップルパイが当たりましたよ。

今 作ってもらいました。

どう? おい… しい…。

♬~

これ おいしい。

おお~っ!

すごいね。 うん。

(笑い声)

おお~ すご~い!

おねえ… さん…。

何…?

また… ね…。

うん…。

(すすり泣き)

もも…。

(すすり泣き)

ん?

おお!

うわ~!

(笑い声)

あっ…。

(笑い声)

うわ~!

(笑い声)

(一輝)もも 泳いでるかもな。

えっ…?

もしかしたら 今…。

よい旅を…。

(笑い声)

バイバ~イ! バイバ~イ!

♬~

皆さん 今まで お世話になりました。

♬~

ありがとうございました。 ありがとうございました。

すごいなあ ももちゃん…。

最期 またねって言ってた…。

すごい…。

♬~

おにいちゃんも 手 合わせて。

(一輝)すげえ もも…。

(もも太郎)「やったやった! いくよ?」。 (千春)「うん」。

(千春)「もも? もも?」。 (一輝)「もも!」。

(千春)「大丈夫だよ」。 (一輝)ここ。

入ってる。

全然 気付かなかった。➡

奇跡だね。

うん…。

もも 奇跡 起こしてたんだね…。

フフフ… ねっ…。 うん。

もう一回 見せて。 うん。

(もも太郎)「いくよ?」。

(千春)「ももが コップに入れます!」。 (一輝)「入れま~す!」。

♬~

はい。 すいません 504号室の 海野 雫って分かりますか?

504号室… 今 空き部屋だよ。

えっ…。

(早苗)そうなんだ…。

でもさ 1人暮らしなんだから➡

言わないで引っ越すこととかも あるんじゃない?

会社にも行ってみた。

一身上の都合で 先月 退社したって…。

えっ…。

(弘人)出来た~! うわ~! 見て 見て 見て 見て 見て 見て。

本当だ すごい。 ず~ん。 ハハハハハ。

ジャ~ン! あれ?

焦げてる? 焦げてるね…。

大丈夫だよ 大丈夫。 いや 駄目だよ。

よし ハハハ! かわいい。

どれ食べたい? イチゴ。 よし いいよ 取って。

う~ん! おいしい。 おいしい?

う~ん うまい! おいしいね。

♬~

えっ…!

もう 甘えるのは やめよう。

自分の人生 最後まで諦めずに 変わる努力をしていこうって思います。

大好きだよ お父さん。

♬~

始まりました 「笑う洋楽展」。 進行させていただくのは➡

変な高齢者2号 みうらじゅんと申します。 よろしくお願いします。

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