All language subtitles for 孤独のグルメ3rd#12

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Original subtitles

《大井町 久しぶりだ》

《ここか。

へぇ すっかりアイドルだ。

ファンがついているんだろうニャ》

<時間や社会に とらわれず➡

幸福に 空腹を満たすとき➡

つかの間 彼は自分勝手になり 自由になる。

誰にも邪魔されず➡

気を遣わず ものを食べるという 孤高の行為。

この行為こそが 現代人に 平等に与えられた➡

最高の癒やしと いえるのである>

《これが 噂の猫カフェか》

どうぞ。

オーナーは まもなくまいりますので。 あ はい。

《子どもの頃は そこらじゅうに 野良猫がいたもんだが》

《お?》

うぅ ワウ! ワウ!

うぅ ワウ~。

猫 お好きですか? ワウッ…。

えぇ。

そうですか そりゃよかった。 うれしいな。

うれちいでちゅね。 ん~?

ん~ うれちい。

うちは ニャンコが21匹おりまして。 あぁ。

かわいいんですよ みんな。

あっ 早速ですけど➡

お願いしていたもの 見せていただけます?

あ はい。

どうぞ。 どうも。

《リクエストと違ったかな…》

このラグもクッションカバーも 全部 スペイン製ですか?

えぇ そのトイレタリーもそうです。

う~ん。

いいじゃないですか。 これ 全部いただきますよ。

え? あっ ありがとうございます。

《よかった とりあえず 的外れではなかったようだ》

で 井之頭さん。

どれくらい まけてもらえます?

え? いや ですから➡

どれくらい 値引きしてもらえます?

2割? 3割?

あぁ いや これ ギリギリの価格設定でして➡

あの… スペインの 業者さんのほうもですね…。

そんなもん 向こうがゴリゴリ言ってきたら➡

闘牛士みたいに サッと かわしたらいいじゃないですか。

スペインだけにね。 フフフ。

で 値引きは?

いやぁ なかなか そうもいかなくてですね。

《猫には甘いが カネには辛口なんだ》

値引きができないんだったら➡

分割の金利手数料 全額負担とか➡

今なら もれなく DVDプレーヤーがついてくるとか➡

そういうのは ないんですか?

あ… DVD DVD…。

《テレビ通販じゃないんだから》

う~ん なんかないかなぁ。

《DVD…》

失礼します。

《猫のキーホルダーを おまけさせられちゃったよ…。

まあ でも➡

その程度で済んだから よしとするか。 フッ。

さてと…。

たしか 東口に なんか ゴチャゴチャっとした➡

いい路地があるんだよな》

《ここ ここ。

こういう路地 大好物…。

こういう中に 潜り込んだとたん…。

腹が… 減ってくる》

《よし 探るぞ。

レッツラ ゴー!》

《ちっちゃな店が いっぱい。

のんちゃん べぇちゃんの はしご酒街道だ》

《ふぅ やっぱ 下戸には アウェー感が強すぎる。

ちょいと離れるか…》

《中華か…》

《立ち食い中華。

チャレンジする価値 あるかも…》

いらっしゃいませ。 いらっしゃいませ。

おしぼりです。 どうも。

《ふ~ん こうきたか…》

《ウーロンハイってことは➡

ウーロン茶があるよな… よし》

すみません。 はい。

エビのマヨネーズ合えと ピータンをください。

あと チャーハンありますか? うち ご飯はないんですよ。

《ガーン…》

あ じゃあ 焼きそばとか 麺とかはありますか?

ないですね。

《ガガーン!》

あぁ そうですか…。

《なんてこった。 ご飯も麺もない》

お飲み物は? あっ ウーロンハイをくだ…。

あぁ いえ… ウーロン茶をください。

はい わかりました。

《いかん うろたえるんじゃない》

680円です。 え? 先払いです。

あぁ…。

《俺の動揺を見透かしたように 攻め込んできやがる》

650円からいいですか。 あっ 680円です。

すみません。

はい。 はい ありがとうございます。

お待ちください。 エビマヨとピータン。

は~い。

《お弁当って書いてあるのに 米なしって反則攻撃だろ》

ウーロン茶です。

《だが こっちもうかつだった》

《チャレンジャー 完敗》

ピータンと エビマヨです。

《むなしい。 ごはんがないだけで➡

すでに俺は 敗戦処理投手のような気分だ。

いやいや くさってちゃダメだ。 前を向いて食おう》

いただきます。

《ピータンだ》

《忘れた頃に食べたくなる くせ者》

《おつまみ的なものだったんだな。

そりゃそうだ》

《うん でも味は悪くない。 悪くないぞ》

《両方とも ザッツ チャイニーズって感じにうまい。

あぁ ここにメシがあれば。

う~ん。

うまいことが逆につらいのは 久しぶりだ》

ごちそうさまでした。

《あぁ 俺って つくづく 酒の飲めない日本人なんだな。

いや まだ終わったわけじゃない。

ごはんを食いに行けばいい だけじゃないか》

《はしご酒に対抗して はしごメシだ。 よし 攻めよう》

ごちそうさまでした。 ありがとうございました。

《ファイトがわいてきた。

今なら何だって食えそうだ》

《さぁて ごはんのアテは何だ》

《カレー… 違う。

今は ごはんとおかずというのを➡

真っ向から ぶつけたいんだ》

《とんかつか… とんかつもいいな。

とんかつ勝負》

《いわし料理 ぐっとくるなぁ。

いわしに料理とつけただけで➡

急に魅力的な おかずの群れが回遊しはじめた。

だけど 飲み屋だよなぁ。

さっきの例もあるし。

いや ある。 飯は ある。

万が一 なかったら➡

とんかつで 腹をパンクさせて帰るだけだ。

まずは いわしで勝負》

いらっしゃいませ。 ごはんありますか?

えっ ごはんですか?

はい。

えぇ ありますけど。

《やった》

あ そうですか。 いいですか? えぇ どうぞ。

いらっしゃいませ。 いらっしゃいませ。

どうも。

はい。 いらっしゃいませ。 あ すみません。

《よ~し よし。 もう大丈夫だ。

何も心配することはない。

どっしりと構えて 受けて立とうじゃないか》

何か 嬉しそうですね。 いいことありました?

いえ 別に。

ビール もう1本ください。 は~い。

はい お待ちどおさま。

お飲み物 どうされますか? あ ウーロン茶ください。

ウーロン茶 はい。

へい お待ちどおさま。 あ すみません。

はい ウーロン茶です。

《おぉ いわし料理の冠に恥じぬ この豪華絢爛なメニュー。

まるで いわし料理の番付表だ。

おぉ ごはん かっこ おしんこ付の文字が➡

ひときわ 輝いて見える》

《よ~し》

《前菜は やはり 定石の刺身か たたきか…。

いや違う こっちだ。 いわしのユッケ。

スタミナ焼ってのも気になるし 鍋もあるのか…》

へい つみれステーキです。

あ どうも。

《うわ おいおい。

あれが いわしなのか?

やってくれるじゃないか。

いわし職人 おそるべし。

ならば こっちも➡

思い切って懐に 飛び込んでいこう》

すみません。 あ お決まりになりましたか?

え~と ユッケとチーズロールと 蒲焼をください。

はい ごはんは いいんですか?

あ そうでした お願いします。

あ あと つみれ汁もいいですか? はい かしこまりました。

どうも。 いらっしゃいませ!

激辛一味焼2つと お刺身1つください。

はい。 お飲み物どうされますか?

麦焼酎の水割り。

私も同じで。 はい。 かしこまりました。

《しょう油… かけずにいってみるか》

《あっ いい! 生姜がさわやか。

しょう油なしだと 豆腐の豆の味が よくわかる》

私ね 極度の人見知りなんですよ。

そうなんですか? えぇ。

初めてのお客さんだと 最初の10秒は➡

なんにもしゃべれないんですよ。 早すぎますよ 心開くの。

この人ね 沈黙が耐えられないんですよ。

逆スティーブン・セガール。 何それ。

よし。

はい お待ちどおさまです。 はい ユッケです はい。

あっ これって…。 柚子こしょうです。

わさびだとね ちょっと違うんですよ。

あぁ そうなんですか。

タレもかかってますんで 混ぜて食べてくださいね。 はい。

《野菜がいっぱいなのが嬉しい》

《混ぜるものは 混ぜるときに うまくなれと念を送る。

うまくな~れ うまくな~れ》

《うまくな~れ うまくな~れ》

《ほ~ら きたきたきた!

安易に たたきにせず 大正解》

《うん まろやか まろやかユッケ。

そんでもって そんでもって》

《これだよ! これこれ。

温かいごはんに 冷たいユッケ。

こうこなくっちゃ》

あぁ。

《しみる にじむ 生き返る》

あぁ。

《う~ん》

《つみれだ つみれだ。

う~ん いいじゃないか》

《汁と漬物がうまい店に はずれなし》

はい 一味焼です。 は~い。

はいはいはい。 これですよ これ。

《えぇっ!? 想像をこえて 真っ赤っか》

うん おいしい。

《あれ? 見た目ほどじゃ ないのか?》

マスター すみません。 はい。

あれ こっちも一つください。 辛いの大丈夫ですか?

まぁ 普通に。 知りませんよ。

またまた。

はい チーズロールです。

《ほぉ…》

《俺の勝負メニューだ どれ》

《うほ~ ホクホク うまっ 当たり これはいい。

チーズ とろけて候》

《あれ? えっと なんだっけ?》

はい 一味焼です。 どうも。

《この味 どっかで食べた。

あっ アンチョビだ アンチョビのピザ》

《そうだ そうだ。

あれも アンチョビなんて しゃれた呼び方してるけど➡

要するに いわしの塩辛だもんな》

《これ タバスコも合うかも》

すみません。

タバスコ ありますか?

はい ありますよ。

はい どうぞ。

《いいじゃないか 辛そうだ》

辛っ!

《ん? やっぱり辛いんだ》

ほら 辛いでしょ?

辛くないんですか? 辛いですよ。

ねっ。 うん。

そうは見えないんですけど。

この人たち 30年 通ってますから。

ちょっと 私たち いくつですか!

《思ったとおり タバスコ 合う。

新たな味の発見だ》

♬~

《蒲焼…》

はい お待たせしました。 蒲焼です。

おろしは お口直しにどうぞ。

《山椒もかかってる。 よだれ 決壊》

《う~ん 蒲焼なり 蒲焼なり。

あぁ 俺は海に囲まれた 小さな島国の男だ。

古来から 我々 日本人が 親しんできた海の幸 いわし》

《言わすなぁ いわし》

《さぁ 蒲焼ご飯で いわしの渦潮に飛び込もう》

《これは たまらん!

DHAのしぶきが バチバチ飛んでくるようだ》

入れる?

あら 久しぶり。 入れますよ。 奥 どうぞ。

いらっしゃいませ!

すっかり ご無沙汰しちゃって。

どっこいしょ。 はい いらっしゃいませ。

えぇ 日本酒 冷やで。 はい かしこまりました。

ご主人。 はい。 握ってもらえる?

いいですよ 今日はね ちょっと暇だから➡

2貫でいいですか? はい。

《ん? 握り? メニューには なかったような…》

子どもたち 大きくなったでしょ。

お店 出ないの?

嫌なんですよ。

一度ね 手伝いにきたこと あるんですけどね➡

下ネタ 言いづらいでしょ。

だからね 来ないように してるんですよ。

いいんですか? これで。 いいんですよ。

《ユッケ 蒲焼 つみれ。

魚へんに弱いと書いて いわし。

だが 今日の俺は さんずいに弱いと書いて 溺れる。

いわしの海に溺れている。

このままずっと 溺れていたい》

♬~

《満漢いわし全席 ごちそうさまでした》

はい 握りお待ちどおさまです。 はい。

《あれか…》

すみません。 はい。

私にも 握りもらえますか?

酢飯じゃないんですけども いいですか?

そうなんですか? えぇ 普通のご飯で握るんで➡

おしょう油のほうに お酢が入ってるんですよ。

ぜひ お願いします。 はい。

《ほぉ。

これは 見事な いわしの握り。

では!》

《うひょひょ!

うわぁ こうきたか。

これは うまい!》

《シャリが あったかご飯なのが 不思議に合う》

《シメが 白米の握りとは 意外な結末。

バット ノープロブレム。

ハッピーエンド》

《いやぁ うまかった》

ごちそうさまでした。

(2人)いらっしゃいませ。 一人なんですけど。

ここ 空きますから。

すみません。 気を遣わせて。

はい 確かに。 ありがとうございました。

ありがとうございました。 すみません。

すみません。 どうも すみません。

いらっしゃいませ。

ビール 1本ください。 はい かしこまりました。

ありがとうございました。

《はしご飯で たどり着いた いわし飯。

次に来られるのは いつだろう?

冬だったら 鍋いってみたいなぁ。

もちろん シメは あの握りで。

さあ 明日は浅草か。

何を食おうかなぁ》

<原作者 久住昌之が➡

実際に お店訪問>

< いわし料理の だるまや。

その名に恥じず いわしを使ったメニューが ずらり>

< まず 出てきたのは↴

ピッタリですね。

<味噌とあえた なめろうのような このひと品。

お味は?>

おいしい。

これ メチャクチャおいしいですね。

これはもう これですよ。

ほんと…。

<続いて出てきたのは…>

これ うちで いちばん出てるやつ。 あっさりしてるやつ。

これね 梅じそ揚げ っていうんですけど。

うわ 見て これ。

これが まずかろうはずが ないでしょ これ。

< さっぱりとした味で 一番人気という梅じそ揚げ。

いかが?>

これは おいしい!

これ すごいわ。

ここのお客さんっていうのは↴

ないんだ。 誰だ そんなのやったのは。

梅沢さん 今日は どちらへ?

いや 今日はね なんか…。

ちょっと食べに行こうと思ってね。

好きなんだよ 焼鳥が。 うん。

梅沢富美男が 街で評判のこだわり酒場で➡

こだわり料理を 心行くまで食べ歩く!

うまい!

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