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<私は いけない姉。
私は 妹の婚約者に➡
恋をしてしまった。
妹の春が愛した男性を どんどん好きになっていく。
私は いけない恋に揺れる➡
いけない姉。
こんな私を 春は どう思うだろう。
ごめんね 春。
私 もう戻れない>
♬~
<私の妹 春。
私は 春を こよなく愛している。
この世で 誰よりも 春が好き>
♬~
<春は ただ1人の家族。
私のことを 好きでいてくれるのも➡
春だけ…。
春と ずっと一緒にいたい。
だけど 母の葬儀の日に➡
私と春の絆の危機は 始まっていた>
♬~
うちとは どれくらいの つながりがあるの?
フン… この立花家か?
うちとは 相馬の分家同士だった。
でも 血のつながりは あるということね? うちと…。
まぁな。
(泣き声)
かわいいわね。
あの子たちか? 妹のほうよ。
品がある。 ふさわしいわ。
ふさわしい?
(浩司)ある家から お前たちに➡
息子を会わせたいと 申し出があった。
その家とは➡
病院や銀行の経営を手がける➡
相馬一族の分家 柊家だ。
柊家三男の 柊冬吾さんは➡
相馬グループの銀行に勤め➡
本店 融資課での成績は 優秀だと伺ってる。
(俊策)本当に会わせるつもりか?
(聖美)本気よ。
私は 相馬の血を守りたいの。
(俊策)そういうことは 冬吾の自由に➡
任せればいいじゃないか。
冬吾さんの相手は 相馬本家の血を継ぐ➡
娘であるべきよ。
冬吾さんの自由に任せて よその女が入ってきて➡
柊の名を名乗り 相馬の分家を語るなんて➡
私は許せない。 選択肢は限られてる。
私と あなたのときも そうだったように。
立花家は ちょうどいいっていうことか。
遠い昔だが うちも相馬の分家だったんだ。
つまり 柊家とうちは そういう関係になる。
先方は 柊家の家を継いでいくうえで➡
相馬の縁を大切にしてるそうだ。
意味は わかるな?
だが お前たちは まだ若い。
どちらかが選ばれたとしても➡
関係を発展させるかは お前たちしだいだ。
無理強いはしない。
(ドアが開く音)
今日は わかってるわね?
家族は 礎。
あなたの仕事と 人生を支える➡
大事な存在となるべきもの。
投資家として培った目で よく見極めるのよ。
答えは 明確なはず。
春 できた?
こちらで お待ちください。
ようこそ いらっしゃいました!
あっ 本日は よろしくお願いいたします。
こちらが 姉の夏美。
そして 妹の春です。
《会ったことある。 誰だっけ?》
三男の冬吾です。
どうぞ。
妹のほうよ。 姉のほうは 見なくていいから。
しかし すてきなお住まいですね。
私で四代目です この家。
息子たちのために 増築したんだが➡
冬吾の上の兄たちは 海外に出て 今じゃ持て余してますよ。
《あのときの…》
(聖美)春さん かわいらしいお嬢さんだわ。
ねぇ 冬吾さん。
ええ そうですね。
春さん ピアノが お上手なんですってね。
いいえ 大したことありません。
あら 上手じゃない!
すみません 親のひいき目で。
ハハ… 春は以前➡
保育士になりたいって 言っていたものですから。
それで ピアノを習わせまして。
まぁ それじゃあ 春さんは 子供が お好きなのね。
はい とっても。
柊家の方 いい人たちだったわね。 そうだな。
冬吾さんも すてきな青年で 何より品がある。
どうした? 夏美。
別に おなかいっぱいだから。
妹にだけ目が向いたことが 気に入らないのか?
違う!
そんなんじゃ…。
その お酒➡
特別なことがあったときに飲む お酒だったんじゃなかったの?
あの…。
いさかいはやめましょうよ。
春さんが幸せになるかもしれない 話なんだから。
ほら 今日が その日ってことなんでしょ。
お父さんも どちらが 選ばれてもって言ってたけど
何か聞いてたんじゃないの?
春も 無理強い させられることないのよ。
よせ 見苦しいぞ。
夏美 妹から 奪おうなんて考えるなよ。
奪う? 私が?
奪われるのは…。
奪うの得意なの その人のほうでしょ!
夏美 謝れ!
夏美 戻って謝れ!
奪われるのは 私のほうよ。
春を取られちゃうのは…。
⦅春 いつか お姉ちゃんと一緒に住もう。
ホント? 春も思ってた。
お姉ちゃんと一緒に住みたい!⦆
♬~
♬~
(笑い声)
(笑い声)
♬~
⦅お姉ちゃん お母さん どこに行ったの?
きっと まだ ここにいるよ。
私たちを見ててくれてる。
いるの?
お母さん 私たちのこと 忘れちゃうはずないもん。
いるよね ここにいるよね。
お母さん!
春 いつか お姉ちゃんと一緒に住もう。
ホント?
私 お姉ちゃんと一緒に住みたい。
春も思ってた。
お姉ちゃんと一緒に住みたい⦆
<春が大学に進むと 冬吾さんとの交際が始まった>
<2人は あらかじめ敷かれた 線路の上を➡
ためらうことなく歩き出した。
柊家の 奥様の思惑どおりに>
写真 撮ってもいいですか?
< すでに 春は 冬吾さんの 事実上の婚約者。
それを疑う者はいない>
いきます はい…。
ありがとうございました!
<私はといえば ご覧のとおり。
パン屋さんで フルタイムのバイト。
短大で 栄養士の免許を取ったものの➡
就活の意欲は湧かなかった>
あの…。
こんなの 失礼かもしれないんですけど。
何? 私の姉➡
家の近くの パン屋さんで バイトしていて➡
この間 全店舗で 売り上げ トップだったらしくて。
1, 000円のプリペイドカード 20枚も もらったんです。
なら これは もらった人が使うべきだ。
いいんです もらってください。
姉は 独り占めするのが 苦手なタイプで➡
みんなと 分け合いたい人なんです。
冬吾さんに渡したって言ったら きっと喜びます。
お姉さん そういう人だったんだね。
はい。
私とは反対で とっても明るくて活発なんです。
ご両親との約束だから 春が 二十歳過ぎるまでは➡
日のあるうちに帰すって。
また私を どこにでも 連れてってくださいね。
バゲット 焼きたてで~す いかがですか? いかがですか?
すみません。 はい。 チーズのトッピング 追加しますか?
お願いします。
♬~
いらっしゃいませ! ありがとうございます。
<春は 私から離れていく>
< もうすぐ私の前から 春は消えてしまう>
⦅私 お姉ちゃんと 一緒に住みたい!
私の部屋は… ここ。
こんな大きな うちには住めないよ。
じゃあ どんな おうち?
お部屋は 1つ。
春と私は いつも一緒なの。
春も お姉ちゃんと一緒にいたい。
いつも一緒にいたい。 (笑い声)
私の部屋は… ここがいい。
だから こんな 大きいおうちには➡
住めないって。
ん? ワンルーム? 息苦しくない?
大丈夫 一緒なら楽しいよ。
ベッドも? 一緒!
部屋は 1つ お姉ちゃんと私は いつも一緒⦆
(笑い声)
<夢は かなわず このまま終わるの?
かなったことがあるとすれば 春は もうすぐ➡
大きなおうちに住むということ>
お姉ちゃん 何?
いや 別に。
ねぇ 春 たまには一緒に お茶でもしない?
いいわね!
冬吾さん すてきなカフェ いっぱい知ってるそうよ。
今度一緒に 連れてってもらいましょうよ。
一緒に?
お姉ちゃん もう のぞかないでね。
♬~
春と2人で どこかへ行きたかったのよ。
公園で 缶コーヒーでもいいから 2人きりになりたかったの。
《このモヤモヤ 何?》
《私 春を妬んでるの?》
何してんだ?
違う。
私は 春を 妬んだりなんかしてない。
春は ずっと 私のそばにいると思ってた。
♬~
でも… 春は 大人になったの。
春は 幸せになるの。
私の大切な春が 幸せになるの。
祝福してあげなくちゃ 姉として。
ただ1人の家族として。
春の結婚を 喜んであげなくちゃ。
春…。
♬~
さようなら 春。
春…。
逝かないで。
もっと 一緒にいよう。
もっと 私と お話ししよう!
夏美さん。 春!
春 帰ってきて!
お姉ちゃんに 冬吾さんは 渡さない。
♬~
キャーッ!!
< これは 呪いだ。 春の呪いが 始まった>
2週ぶち抜きスペシャル企画。
SMA バーサス 浅井企画 事務所対抗ネタバトル!
(歓声と拍手)
もう始まってますね 戦いは。
内村さん 念願のドリームマッチが開催となります。
言ってみるもんですね。
(近藤)そうなんですよね。
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