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< これから お話しすることが どれくらいの方々の➡
共感を得られるか わからないが➡
とりあえず お話ししてみようと思う。
ある女性は ずいぶん昔のテレビアニメの主人公が➡
大の ハンバーグ好きだったのが 忘れられず➡
ハンバーガーショップでは 単品で ハンバーガーを10個注文し➡
両手に持って食べる。
更に 私がよく知っている男性は➡
早い 安い うまい 牛丼チェーンでは➡
純粋に牛丼を味わいたい と➡
味噌汁も漬物も 玉もなく➡
ただひたすら 牛丼の並を食べ続ける。
10代から20代は 一度に5杯食べたそうだが➡
30代になってからは 3杯に減ったらしい。
しかし 世の中には このように➡
食べたいものだけを 食べたいだけ食べる➡
という行動を とりにくい風潮がないだろうか?
例えば 寿司。
ここで たこ10貫 お願いします と 注文するお客を➡
見たことがあるだろうか?
はて 寿司屋では 好きなネタだけ➡
大量に注文するのは 不作法という➡
ルールでもあるのだろうか?>
そんなわけないでしょ。 ホントですって。
かっぱの体が乾燥しないように きゅうりを巻いてるのを➡
見た人がいるんですって。
だから きゅうり巻きのお寿司を かっぱ巻き って言うんですって。
何情報? ネットです。 だろうね。
それは 違うな。 うん 違うんじゃない。
かっぱの好物が きゅうりだったからだよ。
えっ そっち? それは さすがにないですよ。
ないよね~。 かっぱ巻きの断面が➡
かっぱを上から見たときの 頭の皿に似てたからですよ。
そっちかよ。 ふ~ん。
じゃあ お疲れさまでした~。
お疲れさまで~す。 お疲れさまで~す。
お疲れさま。
<五月女恵。
ひとりで 好きな場所に行き➡
ひとりで 好きなことをして➡
ひとりの時間を楽しむ。
そんな彼女を➡
ソロ活女子 と呼ぶ>
♬~
《ひとりで お寿司屋さんに入ることは➡
実は それほど ハードルが高いとは思わなくなった。
しかし ハードルが高いのが 実は 注文のしかたである。
こよいこそ ソロ活ならではの 自分史上 最高の頼み方で➡
お寿司を食べたい》
いらっしゃい。 いらっしゃいませ。
カウンター席 どうぞ。 はい。
《こぢんまりしているけど きれいな お店。
地元の常連さんが 結構 来そうな感じだな。
まだ 時間が早いからいないけど》
お飲み物 どうされます? あっ お茶で お願いします。
はい あがり 一丁ですね。 はい。
《よし 大将も おかみさんも 人がよさそうだ。
お店のチョイスは 間違ってなかった。
あとは 私の勇気を それを大将が➡
受け入れてくれるかどうか?》
どうぞ。 すみません。
《さぁ いってみよう》
あの…。 はい。
握りを お好みでいいですか?
ああ もちろん。 何 握りましょうか?
ウニを あの…。
とりあえず ウニね。
《大将は知らない。
私が ウニを… 十貫 頼もうとしたことを。
いや まずは ウニからいくことに 何の拒否反応も示さなかった➡
大将に感謝を申し上げる。
職人魂の塊のような 高級寿司店の大将だったら…》
《けえってくれ! って言われてもおかしくない》
♬~
はい どうぞ。
《そう 私は ウニが好きなのだ。
赤身も青魚も 白身魚も貝類も➡
甲殻類もいらない。
好きなウニを 回転寿司ではない お寿司屋さんで食べたかった。
まずは しょうゆをつけずに➡
この お店で出している ウニの塩加減を感じよう》
《これだ。 これを 飽きるまで食べ続けたい。
その欲求を 団体行動では 許してはくれなかった》
《塩加減は それほど強くない。
これは ちょっとだけ しょうゆをつけて食べるのが➡
いいかもしれない。 ということで…》
次 いいですか? はい どうぞ。
ウニを よ… 四貫。
ウニ 四貫ね はい。
《よっし 連続ウニ注文 クリア》
《ウニを最大限 味わうために あえて アルコールは飲まない》
はい ウニね。 ありがとうございます。
《それでは 連続で 味わわせていただきます》
いらっしゃい! いらっしゃい!
仕事 これから? そう。
保育所に送ってきたの? 送ってきた。
離れるとき まだ泣くのよ。
いいかげん 慣れてほしいんだけどさ。
大丈夫 一人で生きていける 強い子になるよ。
ウフフッ だったら いいんだけど。
《さすがに この距離だと 耳に入ってしまう。
夜の お仕事をしている女性。 シングルなのかなぁ?
意外に 私より年下?
あっ いかんいかん。 他人のプライバシーに➡
思いを はせている場合ではない。
目の前のお寿司に 集中しなければ》
《今日 私は ついに長年の夢 カウンターのある お寿司屋さんで➡
ウニ 十貫を達成することができる。
ソロ活万歳! そして 大将ありがとう!》
いい食べ方するね。
私ですか?
ウッフフ ごめん 嫌味じゃないよ。
あぁ いえ ありがとうございます。
はい どうぞ。 フフフッ ほら 私も一緒。
あっ かっぱ巻き!
いけない? いえ そんな…。
フフッ 自分の稼いだお金で 好きなものを好きなだけ食べて➡
何が悪いってね。 あなたも一緒でしょ?
はい まぁ そんなとこです。
フフフフッ。
《上には上がいた まさかの かっぱ巻きオンリー》
う~ん…。
これが 一番。
《そうだよな。 私が ウニだけ食べたいように➡
かっぱ巻きだけ食べたい人だって いてしかるべき》
ウニが好きなんだ。 はい。
ひとりで来ると 気にしないで 食べられるからいいよね。
はい。
同伴じゃ できないもんね。 そうね。
高いもの頼めば 喜ぶと思っちゃってさぁ➡
勝手に 特上握りとか 頼まれちゃってさぁ。
フフフッ 大間のマグロの中トロより➡
かっぱ巻きのほうが 好きな人間もいるんだぞって…。
寿司だって 多様性の社会だぞ なんて言えないもんね~。
まぁ 相手も よかれと思って 注文してるからね。
そうだよね。 フフフ…。
《ソロ活の先輩の言葉は 重い。 その言葉を かみしめながら…》
すみません。 はい。
ウニを四貫 お願いします。
はいよ。 フフフッ。
ごちそうさまでした。 ありがとうございました。
あぁ お客さん!
余計なことかもしれないけど➡
一度は 寿司屋の大将がオススメする➡
お任せの寿司も 食べてみてくださいよ。
え? あっ 大将は➡
銀座の バリバリの高級寿司店で 修業してたんです。
そうなんですか。 はい。 メニューは 一人前➡
1万5, 000円からの お任せのみっていうね。
それはまた 極端ですね。
いや でもね その店ではね 弟子たちも含めて➡
その日 一貫お出しする ネタ シャリの準備をね➡
これでもかっていうくらい やるんですよ。
だからといって 偉そうに 俺らの寿司を 黙って食えなんて➡
やってるヤツは だめだけどね。
そうだな~ 俺らが職人だとするなら➡
彼らは 芸術家だね。 なるほど。
その一貫にかける思いは本物だ。
そう思って食べたら また違う➡
寿司の味わいが 発見できるかもしれない。
じゃあ 今度 行ってみます。
大将 他の店の宣伝して どうすんの。
あっ 確かに。 お客さん やっぱ この話 忘れて。
はい 忘れます。 (笑い声)
ありがとうございます。 ありがとうございました。
ごちそうさまです。
《とはいうものの➡
そこまで言われたら 気になるから➡
次は お任せのお寿司屋さんに 行ってみよう。
ちょっと 値段が高めだから 次のお給料が出たら…。
よし おなかが いっぱいになったところで➡
こよいは もう一つ 行きたいところがある》
♬~
《ボーリング。 プロ並みの腕前の 持ち主でなければ➡
なかなか ソロ活は ハードルが高いが➡
今日は 何といっても ウニ十貫を達成した記念日だ。
ソロボーリングも いい思い出に塗り替えたい》
はい ありがとうございます。 お願いします。
すみません こちらにも お名前 人数 お願いします。
はい。
じゃあ お隣で シューズを借りて➡
4階のほうへ お願いします。 はい。
♬~
(3人)イエ~イ!
めっちゃくちゃ きれいに…。 軌道が…。
《ハイタッチか~。 苦手だったなぁ。
どうも昔から 感情の高ぶりを➡
反射的に体で表現するのが 苦手だった。
ハイタッチが 最たる例で あっ みんな ハイタッチしてる。
私も しなきゃいけないのかな? でも ハイタッチするほど➡
感情 高ぶったかといわれると そうでもないかもしれないな。
どうしようかな? などと いらないことを➡
考えているうちに いつも タイミングを逃していた。
その嫌な思い出を 払拭するため➡
ソロ活を始めるようになって すぐ➡
ボーリングに チャレンジしたことがあった。
しかし ひとりで ボーリングに来るのは➡
上級者の練習という認識が みんな あったのだろう。
必然的に 私の投球は注目されたが➡
ガーターを連発し ひどい思いをしたのだ》
《あの頃に比べて 特に➡
うまくなったことは ないだろうが➡
あの 嫌な思い出のまま 私のボーリング人生を➡
終わらせるわけにはいかない》
《まだまだ 1投目じゃないか》
《まだ 2投目》
《まだ 3投目》
♬~
《数年前に比べて 他人の目は 気にならなくなった。
ソロ活あるあるだ。 私が 他人を意識しないようになると➡
不思議なことに 他人も私を意識しなくなる。
その反面 ひとりの行動に集中すると➡
今度は違う気持ちが芽生える。
ピンを倒したい。 スペアや ストライクをとって➡
達成感を味わいたい。 どうすればいいんだろう?》
《男性1人で ボーリングか。
ボーリングって 見た目で うまいか下手かわからない。
時々 おじいちゃん おばあちゃんで➡
めちゃめちゃ うまい人 いたりするからなぁ》
《余裕があるな~。 慣れている感じはする。
うまいかも》
えぇ~ クッソ…。
《うまくはないか》
おっ 当たった! おっし!
《でも 楽しそうだ》
お~ めっちゃ当たった! お~し お~ すごい。
《おお いい感じ》
よっしゃ スペア スペア よっしゃ~!
《おお すごい!
あら? 思わず応援していた。
他人を応援している 場合じゃないぞ。
私のゲームは まだ 始まったばかりだ。
しかし あの人は ガーターだろうが スペアだろうが➡
関係なく楽しそうだ》
よっしゃ~!
《まぁ そうか ガーター出しても 別に 痛いことはない。
楽にいこう》
《よっしゃ~!
シンプルにうれしい!》
♬~
《ゲームを重ねるごとに スペアや ストライクがとれると➡
うれしかった》
《これは 子どもの頃 丸めた ティッシュペーパーを➡
ゴミ箱に入るまで投げ 入ったら無条件にうれしい…。
あの気持ちに 似ているのかもしれない》
《ボーリングは 童心に帰ることが できるソロ活だ。
そして 不思議なことがあった》
うわ~ やった やった! よっしゃ~!
《この私が 他人を応援するという➡
不思議な現象が》
《昨日は ウニ十貫 アンド ソロボーリング記念日。
我ながら すばらしい ソロ活デーだった》
あっ 痛い痛い痛い…。
恵さん どうしたんですか?
ああ 昨日 ちょっと 投げ過ぎちゃったみたいで…。
運動不足だな~ これは。
えっ なんか運動したんですか? ソロ活で。
そう。
へぇ 意外ですね。 恵さん 運動しなそう。
まぁね あんまり 得意なほうではなかったし➡
好きでもなかったんだけど…。
ボーリングなんて どうですか? 今度の懇親会。
やっぱ みんなで 楽しむっていったら➡
ボーリングでしょ! どうなんだろう?
ボーリング みんな参加する? 来ますよ。
皆さん 今度 編集部で➡
ボーリング大会を やろうと思うんですが➡
来る人 手を挙げて!
はい!
恵さん どうした?
(石岡)五月女さん? もう 帰んないとな。
お疲れさまでした。 お疲れさまで~す。
(黒田)お疲れさま。
なんだろう? この なんとも言えない喜び…。
恵さんが行くなら 私も参加する!
私も参加しま~す!
私も行きます! 僕も行きます!
何? それ…。 ボーリングです。
ああ そう。 じゃあ みんなで 行こうか!
みんなで行きましょう!
<今回 五月女恵がソロ活したのは↴
常連客でにぎわう 路地裏の名店は➡
アットホームな雰囲気で リーズナブルな寿司を味わえると➡
人気だ。 ドラマ同様➡
気さくな大将と おかみさんとの会話を目当てに➡
訪れる お客さんも多い。
近隣で働く方々が こぞって訪れる➡
平日の ランチもオススメだ。
そして ソロボーリングに挑戦したのは➡
蒲田 IMON Bowl。
長年 地域の娯楽を 担い続けてきた➡
社交場は プロ アマ問わず 大会が行われ➡
古きよき ボーリング場の たたずまいを感じさせる>
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