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《五郎:江戸川橋 お初です》
《ちゃんと そういう橋があるんだ》
《これって 何川?
神田川かな?
どれどれ ちょいと歩いてみますか》
♬~
《ん?
コイか。
結構 でかいな!》
あっ! 魚だ。
うわっ! おっきい!! 本当だ。
すごいね。
《少年は いつの時代も 大きな生き物に敏感だ》
あっ! カメ。 えっ!? どこ?
あそこ!
どこかな?
《どこ? カメ どこ?》
あそこだよ。
どこ!? どこ?
<時間や社会に とらわれず➡
幸福に 空腹を満たすとき➡
つかの間 彼は自分勝手になり➡
自由になる。
誰にも邪魔されず➡
気を遣わず ものを食べるという 孤高の行為。
この行為こそが 現代人に 平等に与えられた➡
最高の癒やしといえるのである>
《へぇ~ 想像してたのと 全然違う》
あの 個人的な用事なのに➡
わざわざ 時間をとっていただいて すみません。
いやいや とんでもありません。
それで フランスのアランさんでしたっけ?
えぇ 相当な日本通でして。
今 庭の離れに 和室を建築中でして➡
そこに 碁盤を置きたい ということを 相談されまして。
あぁ なるほど。
今やですね 海外の方のほうが➡
なんちゅうか 目の肥えた方が多いんですよ。
あぁ そうなんですか。
インターネットや漫画やですね そういうのの影響なんでしょうね。
ヨーロッパでも 囲碁人口が増えてますからね。
井之頭さんは やられるんですか?
あの… 将棋は 子どもの頃 祖父に教わったんですけども➡
囲碁は全然。 五目並べくらいです。
あぁ そうですか。
では お子さんとは もっぱら 将棋で?
いえ 私 独り身なもんですから。
えっ!? まだ 結婚なさってない?
えぇ…。 ちょっと待っててくださいよ!
《えっ!? 何? 何?》
どうも どうも お待たせしました。
まぁ 見てくださいよ。 この人なんですがね。 歳は 45歳。
ちょっと とうが立っちゃってると 思われるかもしれませんけども➡
今どきの45歳っていったら まだまだ若いですからね。
あの これは…。 えっ! ダメですか?
それならですね…。 いやいや そうじゃなくて…。
いやいや こっち ちょっと見てくださいよ。
これは 歳は 35歳。
まあ はっきり言って バツイチなんですけどね➡
ホントに いい子なんですよ。
もうね これは私が請けおいます。
私に カミさんがいなけりゃ➡
私が結婚したいと 思ってるくらいなんです。
あの せっかくですが 私➡
結婚するつもりは 当分ございませんので。
えっ どうしてですか? この2人が ダメならね➡
もっともっと上に 写真ありますから➡
持ってきますよ。 いえいえ そういうことじゃなくて…。
いや そういうことじゃなくてって じゃあ どういうことですか?
なんで 結婚しないんですか? いや なんで と言われましても…。
なんで 結婚しないんですか?
私はですね これまで99組の縁を 取り持ってきてるんですね。
それが あと1組ですよ。
その1組が なかなか決まらなくて➡
ホントに 今ちょっとダメなんですよね。
はぁ…。
井之頭さん! はい。
頼みます。 お見合いしましょうよ。
お見合いして 記念の100組目にしましょうよ。
いや 申し訳ありませんが…。
お願いします。 これは 私を助けると思って➡
お見合いしてください。 お願いします!
いや…。 いいもんですよ 結婚は。
いや…。 いやいやと言わないで➡
ぜひ お願いします。
では 失礼します。
《いやぁ まいった。
初対面の人から 見合いを勧められるとは。
悪い人ではないんだろうけど…》
《アラン ごめん。 碁盤 もう少し待ってくれ》
《ここからなら近いよな 神楽坂。
久しぶりに寄ってみるか》
よし。
《へぇ~ こんなところに商店街》
《ほ~ 結構 長い》
《地蔵通り商店街》
《子育て》
ん?
《商売繁昌》
《ほぉ~ ちょっと のぞいてみようか》
《どら焼き》
《煎餅。
わざとこわして わざとこわし》
《うん。 これはいい煎餅だ。
実直なしょうゆ味》
すみません。 この二度付を1袋ください。
はい!
《うん いい手際だ。
まさに職人技》
ありがとうございました。
はい 井之頭です。
あぁ どうも ごぶさたしております。
(大谷)実は 10月に娘が 嫁に行くことになりましてね。
それは おめでとうございます。
それでね あの 嫁入り道具に➡
アンティークの家具を持たせたいと 思ってるんですが➡
それ 五郎さんにお願いしたくて。
来週の月曜日 お時間ありますか?
月曜。 はい 大丈夫です。
はい ありがとうございます。
はい 失礼します。
《滝山からか…》
《仕事が立て続けに。 まさか…》
いただきます。
《うん! つかってる つかってる。
二度付 いい!》
《煎餅は 音だ。
音がそそる 音が煽る》
《腹が減ってきた》
《煎餅より メシだ!》
《よし! 店を探そう》
《神楽坂に行って探すか…。
いや せっかくだから 商店街を流そう》
《煎餅の影響で 和食気分なんだが》
《おっ 魚! 魚か…》
お待たせしました! どうも ありがとうございました。
ありがとうございます。
《うん? これって…》
《ここ 魚屋さんがやってる 店なんじゃないか?
いいじゃないか!
それなら間違いない》
《よし! 決めた!》
いらっしゃい! いらっしゃいませ!
お一人様ですか? はい。
こちらのカウンター席どうぞ。
ハンガーお使いください。
どうぞ。 あっ すみません。
いらっしゃいませ。 どうも。
《常連か》
とりあえず 生2つに おつまみセット。 はい。
《きんめに のどぐろ むつ。
いいなぁ。
焼き物も揃ってるし さすが魚屋さんだ》
はい 生 お待ちどおさま。
はい すみません。 はい お疲れ!
すみません。 あの赤字で書いてあるのは➡
オススメですか? そうです。 お決まりですか?
もう少しいいですか? はい ごゆっくりどうぞ。
すみません ちくわの磯部揚げと じゃがカレー炒めと…。
イワタさん ビールでいいですか? うん。
じゃあ もう1本 お願いします。
《よし まずは正攻法で様子を見よう。
刺身と焼き》
すみません。 はい お決まりですか?
え~と… きんめ鯛の刺身と➡
銀だらの西京焼き。
あと えんがわポンズを。 はい。
あと ご飯ってありますか? ありますよ。
じゃあ ご飯とお味噌汁ください。 はい。
お飲み物は どうしましょう? ウーロン茶 お願いします。
以上でよろしいですか? はい。
ありがとうございます。
きんめ 銀だら あと えんがわ。 はい。
上がったよ。 はい。
はい おつまみセット お待ちどおさま。
これもついてますよ。 はい すみません。
《えっ それが おつまみセット?》
いただきます。 はい ウーロン茶とお通しです。
《そっか 飲まなくても お通しがつくのか》
下のが いよいよ 高校受験だよ。 えっ もうそんな歳だっけ?
で 都立? いや 第一希望は私立。 大変だよ。
そんなことやってるから ダメなんですよ うちの会社は もう。
なんで わかんない… すみません。 はい。
ウーロンハイ1つ。 はい。
《フッ 酒場の愚痴ってやつか》
お待たせしました。
ご飯 すぐに お持ちしますね。
《うん いい風景だ》
いただきます。
いただきます。
《うまい》
《うまい刺身に ワサビ醤油で白い飯。
完璧 完璧》
《魚が新鮮 もうそれだけでいい》
《うん つくづく俺は 島国の農耕民族だよ》
《これ 肉厚だなぁ》
《おぉ 見た目を裏切らないプリプリ。
漬けても焼いても なお新鮮》
《西京焼き 最強。
そこを白い飯で追いかける幸せ》
《これは もみじおろしにポン酢か》
《どうかな?》
《うっほ! これは うほうほだ》
《つい さっきまで ヒラヒラしてた えんがわだ。
筋肉がまだ 生きているかのようだ》
《魚がうまいって➡
それだけで 幸福に満たされていく。
よし こうなったら 煮魚もいってしまえ。
今夜は 大臣。 大大臣だ》
ごちそうさまでした。 どうもありがとうございました。
あっ すみません。
はい。 きんきの煮付をください。
はい 煮付ですね。
あの ばくだん納豆って何ですか?
納豆の上に 卵の黄身 まぐろの中落ち 白身魚➡
タコ ウニ イクラなんかを のっけた料理です。
あぁ じゃあ それもください。 はい かしこまりました。
《見落とすとこだった。
ナイス 俺!》
いらっしゃいませ。
ありがとう。 おばあちゃんは?
ご飯食べてる。 ああ そう。
そこだけやってくれれば あと 大丈夫だから。
うん。
《娘さんかな?》
いらっしゃいませ。
あれ? 大将のところは3人でしたっけ?
いえ 娘2人です。 あぁ。
あっ ごめん これ持ってって。 いいよ。
持てる? うん。
大変ですよね。 えぇ 怠けてられませんよ。
はい お待たせしました。
はい。
あっ これ 混ぜちゃっていいんですか?
はい お醤油たらして ガーっと混ぜて➡
その海苔に巻いて食べてください。
ガーって混ぜて 海苔。 はい。
ご飯にかけて食べる常連さんも 多いですよ。
あぁ…。 ご飯 おかわりしますか?
あっ お願いします。 はい。
《ワサビじゃなくて カラシなんだ》
《まずは…》
《こういうことかな?》
《う~ん!
おぉ~ うまさが 波状攻撃を仕掛けてくる》
《あっ これもいい。
う~ん まったく納豆ってやつは➡
地味なふりして とんでもない業師だ。
のりや 白いご飯と結託すると➡
上等な刺身さえも 懐に取り込んでしまう》
《おぉ~ 煮付け。
それも きんきは煮付けの王者だ。
この深い味わいと 弾力。
魂をつかんでくるようだ》
はい ウーロンハイ。 お待たせしました。
ママさん ママさん ちょっと座って 座って。
ちょっと聞いてください。
《酒飲みよ おおいに愚痴るも またよし。
ここで全部 吐き出して 帰ればいい》
美人女将 おかわり。 美人女将か はいはい。
《何事もなかったように 家で ニコニコできるように》
食べちゃってください。 どんどん どんどん。
うまいっしょ。 うまいんすよ 何もかも。
《よ~し いっちゃえ》
《飲めなくたって➡
俺には 愚痴も弱音も 吹っ飛ばしてくれる➡
うまい飯がある。
この店に出会えて よかった。
ありがとう》
《食った 食った》
ごちそうさまでした。
(2人)ごちそうさまでした! いつも ありがとうございます。
毎度。 ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました! ありがとうございました。
《皆の衆 明日も お互い 頑張りましょう》
<原作者 久住昌之が➡
実際に お店訪問>
<魚屋さんが営む お食事処 魚谷。
間違いなく 毎日 新鮮な魚料理が堪能できます>
どうも こんにちは。
< さて 今日も暑い暑いと 騒いでいた久住さん。
いつもの飲み物で 体を冷やします>
おいしい。
<豊富なメニュー。 久住さん 悩んだ結果 ドラマにも出てきた➡
おつまみセットと えんがわポンズをいただくことに>
お~っ! あと こちらがプレートになります。
<曜日で 内容が変わる↴
< この日は ひらめ刺や つぼ鯛の味噌焼き。
メヒカリの唐揚げなど➡
950円とは思えない 豪華さ。
まずは つぼ鯛の 味噌焼きをひと口>
これは うまいわ。
< お次は メヒカリの唐揚げ>
うん おいしい!
軽い。
<続いて 登場したのは…>
えんがわポンズですね。
< すると 魚谷の女将さんが 気を利かせて…>
まずい え~っ!
どうぞ どうぞ。
味見だけ。
< さて えんがわポンズ ホントに やばいっすよ>
これを飯で食うっていうのも かわいそうだよね。
五郎さんもね。 これ…。
おぉ うわ~ うまい これ!
あとから時間をおいてくる こりゃたまらん。
弾力もあって。 それで これを…。
<CMのあとも 魚谷の絶品裏メニューが登場!>
<魚屋さんが経営する お食事処 魚谷で➡
お神酒をいただいている 久住さん。 そこへ…>
金目鯛のカブト煮ですね。
これ すごいですね。
この かしらとかね こういう…。
うわ~ おいしい おいしい!
これは 時差なくおいしいね もうね。
< ご飯にも 日本酒にも合う 新鮮な魚料理 魚谷で ぜひ>
梅沢さん 今日は どちらへ?
いや 今日はね せっかく横須賀 来たからね…。
うん 食べるぞ。 うん。
梅沢富美男が 街で評判のこだわり酒場で➡
こだわり料理を 心行くまで食べ歩く!
うまい!
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