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Original subtitles

《五郎:赤羽…。

20年ぶりぐらいか。

変わったな~!》

《ライトな浦島太郎感覚》

《こんなノリの街に なってるわけ?》

《「バネジョ」。

バネジョかい!》

<時間や社会に とらわれず➡

幸福に 空腹を満たすとき➡

つかの間 彼は自分勝手になり➡

自由になる。

誰にも邪魔されず➡

気を遣わず ものを食べるという 孤高の行為。

この行為こそが 現代人に 平等に与えられた➡

最高の癒やしと いえるのである>

《ここか。 喫茶 アンド 果物…。

これも バネスタイルか…》

いらっしゃいませ。

《なにやら 怪しげなバネジョ》

(黒田)わざわざ すみません。 ああ いいえ。

井之頭さんは 西洋雑貨なら➡

なんでも取り寄せてくださると 伺ったんですけど。

ええ。 なんでも というわけにはいきませんが。

そうなんですか?

誰が そんなこと言ってました?

滝山さんです。 ああ 滝山ですか。

ああ そうですか なるほど。

《滝山~!》

あの… 悪魔は大丈夫ですか?

アクア?

悪魔… です。

え? 悪魔!?

はい。 西洋の悪魔の像を 集めてるんです。

悪魔の像…。

例えば パズズ。

パズズ?

あとは アモン。 アモン?

アモンは 口から炎を吐き出すんです。

ああ… えぇ。

わかります? わかりますね。

どんな感じか? バッ!

では 繰り返します。 パズズを2体と➡

バフォメットとアモンを1体ずつ。

それぞれ 大きさを問わずに➡

木彫り系ということで よろしいですね?

はい 結構です。

はい じゃあ わかり次第 ご連絡差し上げますんで。

よろしくお願いいたします。

あっ いや! ここは私が。 いえ。

お客様に払っていただくわけには いきませんので。

それに 私 もうちょっと ここにおりますので。

そうですか。 では お言葉に甘えまして。

あっ 悪魔 よろしくお願いします。

ありがとうございました。

《滝山!

今度 会ったら メシおごってもらうからな》

あぁ…。

《あ~あ トホホだな》

《朝飯もまだだから 腹の中がきれいにスッカラカンだ。

ふ~ん。

ほぅ~》

すみません。 は~い。

はい。

フルーツサンドセットください。 かしこまりました。

《フルーツサンド もしかして初めてかも》

《でかい。

でも うまそうだ》

いただきます。

《おっ!

思ってたのと違う》

《うまっ!》

《フルーツサンド。

胃袋の満たされ方が 今までになくフレッシュだ》

《コーヒーが ウインナコーヒーっぽくなる。

なるほど》

《いいじゃないか》

ありがとうございました。

《フルーツサンドのおかげで 気分が新鮮。

よし もうひと仕事いこう》

すみません。 はい。

あの… ご主人様 いらっしゃいますでしょうか?

井之頭さんですか? はい。

申し訳ありません。

お父さん 友達のところへ 出かけちゃいまして…。

で 井之頭さんが来たら そっちへ来てもらえって。

あぁ そうですか。 わかりました。

で 場所は? ちょっと待ってくださいね。

すみません。

ここなんですけど わかりますかね? はぁ…。

ここから5~6分ですから。 あっ はい。

あっ あと これ。

ついでに持ってきてもらえって。 あっ はい。

すみません ずうずうしくて。 いえいえ。

あと これ。 あぁ はい。

降りそうなんで。 あぁ はい。

では。

お願いします。

《アーケードをちょっと出ると 街並みが全然違ってくる》

《渋いなぁ…。

こういう街に 親しみを感じるのは➡

どこも駅前が目まぐるしく 変わりすぎるからかもしれない》

《何だろう あの煙突》

《ほぅ 都営アパート》

《あれ? 行きすぎちまったか。

しかし これ 重いなぁ。 いったい何が入ってるんだ?》

《ここかぁ。 ああ ずいぶん歩いちゃったな》

《こいつ 使わなかった》

あの 南木さんは…。

俺 俺! 井之頭さん? はい。

暑いのに申し訳なかったね。 こっち来て座って。

ママ ビール出してあげて。 お構いなく。

私 酒が飲めないんで。 え~っ!?

ホント? あら そうなの 残念!

でも まだ お仕事中だしね。

アンタたち 飲みすぎなのよ。

オレンジジュース 柿ピーもつけました。 すみません。

これ お嬢様から。

悪かったね。

ほら 持ってきたよ。

卒業アルバム 中学のと高校の。 見たい 見たい!

《え~っ? そりゃ重いはずだ》

ほらほら これが 写真屋の雅夫だよ。

それで これが俺。 え~っ!?

雅夫君も変わったけど 南木君 見る影もないじゃない。

昔は かわいかったからな ハハハ!

ホント変わっちゃったわね。 東さんは?

俺? 俺はここ。 えっ!?

こんないい男だったの!?

それが こんなになっちゃって。 悪かったね。

あの… これ ご注文いただいた商品です。

ああ 悪かったね。

で 悪いついでに これも 家に持ってってくれないかな?

アンタ いいかげんにしなさいよ! 自分で持って帰んな!

はい… はい。

おっかねえなぁ!

おっかないじゃないわよ! ホントに いつもそうなんだから。

失礼します。

《仕事終了。

たくさん歩いたからか なんだか腹が減ってきた。

フルーツサンド 腹持ち悪し》

《なんか 食いたし》

《そうだ 昔行った店 まだやってるかな?》

《たしか このへんだったんだよな》

《そうそう あそこだ。

まだあったか。

昔のまんまだ。

また うな丼に いくらどぶ漬けでも食べるか。

おっ こっちにもうなぎ。

う~ん…。

よし 新規開拓だ》

いらっしゃい! 何にしましょう?

すみません 鶏肉だんご2本と…。

《へぇ! ここ 焼き鳥もやってるんだ》

《うぉ~ うなぎだ うなぎだ》

《うぉ~ うなぎだ うなぎだ。

土用の丑の日には早いが➡

今の俺の体が うなぎを欲している。

それに このにおい》

いらっしゃいませ! いらっしゃいませ!

《久々のうなぎのにおいに➡

胃袋が もんどりうっている》

《無事 たどり着いた》

お決まりになりましたら お呼びください。

《ほろほろ鳥… フランス料理か何かにあったな。

まさか うなぎ屋で お目にかかれるとは…。

刺身に たたきもあるのか》

《あぶら…。

いろいろ仕掛けてくるなぁ。

いかん いつの間にやら➡

ほろほろ鳥に 心を奪われてしまっていた。

うなぎだ うなぎ。

あった!

じゃあ ほろ ちょっといって➡

シメにうな丼 頼もう》

《ん?

鰻のオムレツ。

よし》

すみません。 はい。 お決まりですか?

えっと ほろほろ鳥の合わせ盛りと➡

ほろバラ串と ほろあぶら串を1本ずつ。

あと 鰻のオムレツください。 かしこまりました。

鰻のオムレツは 少しお時間 いただきますが よろしいですか?

はい。 あっ あと ほろスープもください。

はい かしこまりました。

《ちょっと ほろ関係 頼みすぎたかな》

2階 うな重3つ。 はいよ!

洗い物 お願いね。 はい。

《お~ がぜん うなぎ屋らしくなってきた》

はい 白焼き お待ちどおさま。

はいはい。 すみません。

《昼から酒 うなぎ。 落語の世界だ》

《この店 きっと昔から ずっと 変わってないんだろうなぁ》

あ~。

《フン いい気なもんだ》

お待たせしました。

こちら ニンニクダレです。 ごゆっくりどうぞ。

いただきます。

《肉厚 見るからに うまそう》

《さて ほろほろ初体験》

《お~っ お~っ!

このうまさ 『未知との遭遇』。

いい 『E.T.』…》

《ほろほろ こういうやつだったんだ》

《たたきは ニンニクダレで》

《うん うん》

《たたいても よし》

《いや~! ほろ 大正解。

この店 当たり!》

《なるほど いろんな部位が ね…》

《うまいなぁ!》

《1本で ほろほろバラエティー》

《これ 見るからにおもしろいな》

《ほろ~!

これ また おもしろうまい》

あぁ~!

《これは 思わず 声が出ちゃうよ》

あぁ~! くぅ~!

いらっしゃいませ! いらっしゃいませ!

はい 鰻のオムレツです。

空いてんの おさげしますね。

《きれいだなぁ。

食べるのが 惜しいようだ》

《おぉ~! トロットロの中から うなぎ君が…》

《うん! こうなりますか。

甘トロ。

うなぎ屋で 洋食屋気分》

《う~ん 玉子の中にいても うなぎは うなぎ。

仲よくしながらも 己をまったく失わない》

《よ~し そろそろメインのうな丼 いこう》

すみません。 すみません。

お待ちください。 お決まりですか?

はい。 うな重の特上を2つ。

《なに? 特上?》

いいの? もちろん。

《そんなに見栄張んなくても…》

以上でよろしいですか。 はい。

ご注文ですか? うな丼をお願いします。

かしこまりました。

☎

はい 川栄でございます。

はい はい。 えぇ はい。

うな丼です。

こちら さげますね。

《これでいいんだよ 俺は》

《う~ん う~ん 見た目を裏切らない うな丼だ》

《うまい。 うなぎと白い飯 最強。

埼京線 胃袋行き快速》

《うなぎ屋は なぜか奈良漬けを出す。

飲めない俺は 奈良漬けは ちょっと苦手なんだが…》

《ああ でもこれは いい奈良漬けだ。 おいしい。

でも ちょっと 酔っぱらっちまいそうだ》

《いいぞ いいぞ。 食っても食っても まだうまい。

ほろほろの活躍が かすむような うな丼の横綱相撲だ》

《この奥深い味は 一朝一夕にできるもんじゃない。

俺は 歴史を食ったのだ》

《うまかった》

ありがとうございました。

《おっとっと。 あれ?

奈良漬けで 酔っぱらっちまったか?

大の大人が 奈良漬けでほろ酔いとは➡

ほろほろ鳥に笑われちゃうよ》

ありがとう ございました。

《あっ 傘 返しに 行かなくちゃ》

<原作者 久住昌之が 実際にお店訪問>

<今年で67年となる 赤羽の川栄。

創業当時から うなぎと 鳥料理を扱ってきました。

さて いつもどおり ふらっとやってきた久住さん>

悩むけど この↴

うなぎで上 特上 最特ってのが。

<久住さんは ご覧の3品をオーダー。

そして…>

はいはい~。

今頃 飲んでる人 いっぱいいるんだろうな。

< ちなみに 今 昼の1時半です>

< さて ほろほろ鳥の あぶら串とバラ串が➡

焼きあがってきました。

ほろバラ串は 7種類の部位が➡

ひと串にささっている とってもお得なひと品。

まずは ほろあぶら串をひと口>

うん おいしい。 あぶらっていうんだけど➡

すごい あっさりとさっぱりと↴

<続いて ほろバラ串>

これは おいしい。

ホントに鳥より あっさりしてる感じ。

これ 食べやすいですね。

< さて 久住さんの注文した 忍び重。

ごはんの下にもうなぎを 忍ばせていることから➡

忍びと呼ばれている とっても贅沢なひと品>

いいじゃん。 これが忍び?

忍びって この下に?

おっ 入ってるよ。

< さて 忍び重 いかが?>

おっ うまい これ。

いろんな 食べ方できそうだね これ。

笑いがでちゃうね。

<思わず笑顔になっちゃう うな重。

皆さんも 川栄でぜひ>

前回は新宿にある ホルモン焼 幸永で➡

プルップルな極ホルモンを堪能した 梅沢さん。

今回 出てくる こだわり料理は何かな?

梅沢さん 今日はどちらへ?

今日は どちらへって…。

今日はね↴

うん 魚介だよ 魚介。

梅沢富美男が 街で評判のこだわり酒場で➡

こだわり料理を 心行くまで食べ歩く!

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