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(幸太)遺伝子が 優秀だから。 遺伝子が。
(亮太)だから うるせえっつってんだよ!
(桑野)子供を 東大に入れる 秘訣ってのはさ…。
(女性)店長に 聞いてないから。 (女性)店長 関係ないでしょ。
(早苗)何番だっけ? (亮太)Aの 30519。
(早苗)30519。 30519…。
(宮本)光司君の病気は 原因不明で➡
いつ どうなるか 分からないんです。
(光司)あの言葉 嘘やったんか? 俺の やりたいこと➡
かなえたるって おかんの言葉 嘘やったんか?
(実況)ピッチャー 振りかぶって 投げました。 打った!
(実況)打球は センター方向へ 大きいぞ。 伸びていく。
(美鈴)今 離婚届 出してきた。
(新一) 自分で選んだ 人生なんだろ?➡
自分との約束ぐらい 守れないのか?
(富士子)夢が かなう手帳って 悪くないと 思うけど。
(富士子)どこの通販サイトも 完売よ。
(女性)「夢が かなう手帳」の 生みの親➡
須藤 美鈴さんです。
(亮太)てか 何で 母さんが緊張してんの?➡
俺の合格発表なのに。
(早苗)えっ? 緊張してる?
(亮太)いや。 めちゃくちゃ 落ち着きないから。
(早苗)あっ。 そうだ。 ねっ。 気持ちを 落ち着けるために➡
空手の呼吸。 ほら。 一緒に。 (亮太)恥ずかしいよ。
(早苗)ほら。 ほら。 目 つぶって。 空気を吸って。➡
丹田に 力を入れて ゆっくり 吐く。
(早苗)ちょっと。 ちょっと待って。 ちょっと待って。➡
ほら。 やった方が いいって 呼吸法。
(早苗)見れない。 怖い 怖い 怖い。 (亮太)俺 見るよ。
(早苗)何番だっけ? (亮太)Aの 30519。
(早苗)Aの 30519。
(亮太)30519。
(早苗)30519。 30519…。
(一同)いただきます。
(早苗)慌てないで 食べて。
(幸太)うまっ。➡
お母さんの作った グリーンカレー 最高。➡
食べるたびに 思うよ。 お母さんは➡
日本一の お母さんだなって。
(早苗)調子いいんだから。 ホントに そう 思ってる?
(幸太)思ってる 思ってる。 亮太も 翔太も そう 思うだろ?
(亮太)思う 思う。 (幸太)よし。
(翔太)僕も。 (幸太)よし。 じゃあ➡
日本一の お母さんに 後片付け 任せて➡
トランプ やろうぜ。 (早苗)駄目 駄目。
(早苗)今日は お父さんが 後片付けの当番でしょ?➡
ごまかそうとして。
(幸太)バレたか。 (早苗)ひどくない?
(幸太)あっ。
(早苗)どうしたの?
(医師)悪性です。 大腸がんと いうことになります。
(幸太) そんな 心配そうな顔 すんなよ。➡
手術したら すぐ よくなるって 先生も 言ってたろ。
(早苗)うん。
♬~
(幸太)ありがとう。 (早苗)うん。
(幸太)先生 何て言ってた?
(早苗)あっ。 うん。 悪い部分は 取れたみたい。
(幸太)そう。
(幸太)俺 長くないっぽいね。
(幸太) 一応 製薬会社に勤めてるから➡
出されてる薬とか 先生の対応で 分かるんだ。➡
1年 持つ?
(幸太)半年ぐらい?
(幸太)いいよ。 ちゃんと 言って。
♬~
(早苗) 3カ月から 半年の間だって。
(幸太)そっか。
来たよ。 どう? 調子は。 (幸太)全然 全然。➡
それより 亮太と 翔太は? (早苗)今 ロビーで 絵 描いてる。
(幸太)そう。 あっ。 そうだ。 これ。➡
母子家庭の 給付金とか 遺族年金の パンフ 集めといた。
(早苗) 今は そんなの 考えられない。
(幸太) 今だから 考えなきゃ いけないの。
俺が いなくなったら 必要なこと。 でしょ?
そうだけど…。
(幸太)あっ。 そうだ。 はい。 家内安全の お守り。
(幸太)って 俺に渡されても 説得力 ないか。
(幸太)そんな 変な顔 すんなよ。
あの子たちのために 今のうち できることは➡
最大限 やっておきたいんだ。
≪(戸の開く音)
(亮太)あっ。 お父さん。 お母さん 泣かしちゃ 駄目だよ。
(幸太)あっ。 ごめん ごめん。 お母さん 泣き虫だからさ。
(翔太)お母さん 泣き虫なの? (幸太)そう。
だから この先 お母さんが 泣きそうになったときは➡
2人で しっかりと 守ってやるんだ。 できるな?
(亮太)うん。 できるよ。
(翔太)できる。 (幸太)よーし。➡
よーし。 よく 言った。 よく 言った。 じゃあ➡
お見舞いの お菓子 あげるから 手 洗ってこい。
(翔太・亮太)はーい。
(早苗)私も 強くなる。
(早苗)泣くのは これで最後。
あなたの分まで 頑張るから。
ごめんな。
ごめん。 2人で 一緒に 育てられなくて。
(早苗)亮太。 翔太。
病院から お父さん 帰ってきたよ。
(亮太)お父さん。 もう お話し できないの?
(早苗)うん。
(亮太)もう 遊べない?
(早苗)うん。
(亮太)やだよ。 お父さん。 お父さん。➡
ねえ。 目を開けてよ。 ねえ。 お父さん。➡
目 開けてよ。 お父さん。 お父さん。
≪(亮太)お父さんってば。 起きてよ。➡
ねえ。 お父さん。 目を開けてよ。➡
ねえ。 お父さん! お父さん…! 目を開けてよ。
翔太。 宿題と 連絡ノート 持った?
(翔太)うん。 持った。
(早苗)亮太は? (翔太)まだ 寝てた。
(早苗)もう 行く時間だっていうのに。➡
毎日 毎日。
これ 行きたいの? (翔太)ああ。 うん…。
予約しとくね。
(翔太)大丈夫なの? 結構 高いけど。
(早苗)もう 大丈夫。➡
子供が そんな お金のことなんか 気にしないの。
≪(ノック) ≪(早苗)入るよ。
亮太。 ほら。 起きなさい。➡
学校 間に合わないよ。 ほら。 亮太。➡
もう。 ねえ この間もさ 大遅刻したばっかでしょ?
(亮太)うるせえな。
(早苗)ほら。 ほら。 はい。 起きて。 よいしょ。
おっと。➡
そう きたか。
ほう。 いいわよ。
だてに あんたたちと 空手 やってないからね。
起きろ!
♬~
♬~
(早苗)お母さんの勝ち。 ほら。 支度しなさい。 ほら。
(亮太)分かったよ。
(早苗)ヤバッ。 こんな時間。 仕事 行ってくるから➡
ご飯 ちゃんと 食べるんだよ。 (亮太)はい。
(早苗)いってきます。
(桑野)ありがとうございました。 (早苗)おはようございます。 店長。
(桑野)水川さん。 1分 遅刻。 給料から 引いとくわ。
(早苗)えーっ? (桑野)冗談だよ。➡
そんな この世の終わりみたいな顔 しないでよ。
(早苗)勘弁してくださいよ もう。 笑えませんから。➡
あっ。 店長。 (桑野)うん?
(早苗) 私 今日 8時まで 入れますよ。➡
ほら。 腰痛 ひどいから➡
早く帰りたいって 言ってましたよね。
(桑野)それ 助かるわ。
あっ。 あと 今週 土日の どっちか シフト 増やしても いいですか?
(桑野)どうしたの? そんな 張り切っちゃって。
あっ。 子供が キャンプ教室 行きたいって。
興味あることは 全部 やらせてあげたくて。
偉いな ママ。
(早苗)まあね。 他の子は➡
お父さんが 色々 連れてってくれるでしょうけど➡
うちの子はね。
分かった。 じゃあ 今週の土曜日も 入って。
はい。
≪(早苗)ただいま。 (翔太)おかえり。
(早苗)ごめんね。➡
急な残業に なっちゃって。 (翔太)ううん。
(早苗)亮太は? 学校 間に合った?
(亮太)うん。
(翔太)えっ? 兄ちゃん。 今日 学校 行ってないよね?
えっ? (翔太)俺 帰ってきたとき➡
パジャマで ゲームしてたじゃん。
亮太。 どういうこと? お母さん 朝 起こしたよね?➡
ちゃんと 説明しなさい。
(亮太)うるさっ。
(早苗)うるさいじゃないでしょ。 悪いのは あなたでしょ?➡
もう 高校生なんだから しっかりして。
自分だって しっかりしてねえじゃん。
(早苗)何? お母さんの何が しっかりしてないっていうの?
飯 作ってねえじゃん。 母親なのに。
もう 寝る。
何で 普通に 謝んなかったの? (亮太)あっ?
(翔太)悪いのは 学校 行かなかった 兄ちゃんじゃん。
(亮太)うるせえな。 こっちも 色々 あんの。➡
能天気に生きてる お前とは 違うんだよ。
(翔太) 別に 俺だって それなりに…。
お前 昔から 悩み なさそうじゃん。
父さんが 死んだときも➡
全然 泣かないで パン 食ってたし。
それはさ…。
まっ お前も 俺の年になったら 分かるよ。
(翔太)俺は 兄ちゃんみたいに なりたくない。
別に なってもらいたくねえし。
(早苗)おはよう。 今日は 亮太の 三者面談もあるし➡
気合 入ってるよ。 はい。 起きて。➡
もう そんなときに 遅刻なんて 絶対に 駄目だからね。➡
おす。 はい。 起きる。 (亮太)うるせえな。
(早苗)はい。 ほら。 起きて。
(亮太)だから うるせえっつってんだよ!
♬~
♬~
(幸太) 《はい。 家内安全の お守り》
《あなたの分まで 頑張るから》
《ごめん。 2人で 一緒に 育てられなくて》
(祖師谷)大変 厳しい状況ですね。
(早苗)えっ?
(祖師谷)亮太君は 欠席も多いですし➡
それに伴って 成績も クラスで 一番下です。
そうなんですか…。
(祖師谷)ご存じのとおり わが校は 中高一貫の進学校です。
(祖師谷)正直 言って➡
周りの レベルに ついていけていないのが➡
現状です。 このままでは➡
志望の 国公立大学の受験は 難しいでしょう。➡
私立となると お金も かかりますし。➡
ひとり親の ご家庭だと 色々と 大変なのではないかと。
(早苗)ただいま。 (翔太)おかえり。
(翔太)疲れた? (早苗)あっ。 まっ 大丈夫。
(翔太)母さん。 (早苗)うん? 何?
(翔太)ごめんね。
(早苗)何で?
いつも 朝 兄ちゃんが 母さんに 迷惑 掛けてて。
助けてあげたいって 思ってるんだけど➡
何も できなくて ごめん。
翔太。 ありがとう。 その気持ちだけで うれしいから。
(亮太) お前は いつだって そうだよな。
(早苗)亮太。
(亮太)いつも 優等生でさ。➡
それに比べて 俺は ホント 出来が悪くてさ。
大学なんか 行かない方が いいってさ。
悪かったね。
母さんも 子供が 翔太だけだったら よかったのに。
亮太!
♬~
(早苗)私 駄目だ。
あなたの代わりになんか なれない。
(早苗)あなたの分まで 頑張らなきゃ いけないのに➡
あの子たちを 守ることすら できない。
≪(幸太) 《何ちゅう顔 してるんだ?》
(早苗)《あなた》
(幸太)《代わりになろうとなんて しなくていい》➡
《お前は お前だから》
(早苗)《でもね 私➡
あなたが亡くなったときに 決めたの》➡
《あの子たちが やりたいと 思うこと➡
全部 やらせてあげるって》➡
《それと どんなときでも あの子たちの 味方でいるって》
(早苗) 《でも 全然 うまくいかない》
《大丈夫。 あいつらには ちゃんと 伝わってるって》
《そうかな?》 (幸太)《そうだよ》
《誰の子だと 思ってんの? 遺伝子が 優秀だから。 遺伝子が》
(早苗)《だから 心配なの》
(幸太) 《ちょっと どういう意味?》
《それ どういう意味?》
♬~
(幸太)《大丈夫。 あいつらには ちゃんと 伝わってるって》
(早苗)「亮太へ」➡
「ご飯 食べてないでしょ? 温めて 食べてね」
(幸太)《お母さんの作った グリーンカレー 最高》
《食べるたびに 思うよ。 お母さんは➡
日本一の お母さんだなって》
(幸太)《亮太も 翔太も そう 思うだろ?》
(亮太)《思う 思う》 (幸太)《よし》
(幸太) 《お母さん 泣き虫だからさ》
(幸太)《だから この先➡
お母さんが 泣きそうになったときは➡
2人で しっかりと 守ってやるんだ。 できるな?》
(亮太)《うん。 できるよ》
(亮太)《だから うるせえっつってんだよ!》
(亮太)《大学なんか 行かない方が いいってさ》
(亮太)《悪かったね》
《母さんも 子供が 翔太だけだったら よかったのに》
《亮太!》
♬~
♬~
(亮太)「母さん」➡
「たくさん 悲しい思いをさせて ごめんなさい」➡
「ずっと 気付いていました」➡
「父さんが 亡くなってから➡
母さんが 僕と 翔太のことだけを 考えてくれてたこと」➡
「自分の やりたいことは そっちのけで➡
僕たちが やりたいことは 全部 やらせてくれて」➡
「それでも 僕らに 泣き言も 言わないで➡
弱いところを 見せないで 涙も こらえて➡
ずっと ずっと 頑張ってくれてたこと」➡
「母さんは 僕にとって 間違いなく➡
日本一の母さんだと 思います」➡
「それを証明するために➡
僕は もっと もっと もっと 頑張ります」➡
「それで 日本一の大学に 行きます」➡
「もう二度と 悲しい思いをさせません。 亮太」
≪(足音)
(早苗)亮太。
(目覚まし時計の音)
(亮太)うし。 やるぞ。
♬~
(一同)1。 えい。 2。 えい。
3。 えい。 4。 (早苗)えい。
♬~
(早苗)《亮太。 待って。 これ》
(亮太)《家内安全? 合格祈願とかじゃなくて?》
(早苗)《お父さんが くれた。 ずっと 私たちを守ってくれたの》
(亮太)《いってきます》 (早苗)《いってらっしゃい》
(亮太)じゃあ 見るよ。
(早苗)うん。 Aの 31175ね。
(亮太)31175。 (早苗)31175。
(亮太)あっ。 ない。
(早苗)うんうん。 お疲れさま。➡
ホント 頑張ったよ。 ナイス ファイト。
(早苗)すごいよ 亮太。➡
名門私立 2つも 受かってるんだし。➡
あっ。 そうだ。 今日 お祝いしよう。➡
ねっ。 ねっ。
(翔太)ほら あのう…。
(翔太)受験の結果なんて この広い宇宙に 比べたら…。➡
ねっ。 小さいことで。 だから ねっ。➡
そんな深く 落ち込む必要…。
(亮太)母さん。 (早苗)えっ?
(早苗)な… 何?
(亮太)俺 もう1年 勉強させて もらっても いいですか?
(早苗)えっ? (亮太)国立の方が 学費 安いし。➡
それに 約束したから。
お母さんを 日本一の お母さんにするって。
いいかな? もう1年。
予備校とか お金 かかるけど。
子供が お金の心配なんか しないの。
あなたが 決めたことなら お母さん 全力で応援する。
ずっと そう 決めてるんだから。
(亮太)ありがとう。
よし。 来年こそ 東大に行くぞ!
(桑野)水川さん。 もう 上がっていいよ。
(早苗)はい。 お疲れさまでした。 (桑野)これ 持ってって。➡
俺の おごり。 亮太君の夜食に。
店長。 (桑野)ほれんなよ。
絶対 ないです。 それだけは 絶対に。
そんな はっきり言わなくて いいから。
びっくりしちゃった。
(亮太)ってか 何で 母さんが 緊張してんの?➡
俺の合格発表なのに。 (早苗)えっ? 緊張してる?
(亮太)いや。 めちゃくちゃ 落ち着きないからさ。
(早苗)何番だっけ? (亮太)Aの 30519。
Aの 30519。
(早苗)30519。➡
30519。 30519。
30519。
(早苗)30519。 30519。
(早苗)あっ。 (亮太)あっ。 あった。 30519。
あった。 (早苗)ああ。 あった あった。
ああ! やったね! やった やった。
≪(ドアの開く音) ≪(早苗)翔太!➡
お兄ちゃん。 東大 合格したよ!
(翔太)うん。 さっき メールで 兄ちゃんから 聞いた。
(早苗)ホント すごいよね。 東大だよ。 東大。➡
東京大学! (亮太)分かったから。➡
はしゃぎ過ぎだって。 (早苗)あっ。➡
お父さんに 報告してくるね。 (亮太)うん。
(翔太)おめでとう。 (亮太)おう。
東大ってさ そんなに入るの 難しいの?
そりゃ 日本一の大学だからな。
お前も 俺が どれだけ苦労したか 見てただろ。
(翔太)うん。
そう 簡単に 入れるところじゃないんだぞ。
(翔太)ふーん。
(翔太)はい。
(早苗)受かったの? (亮太)しかも 現役で。
(翔太)うん。
(早苗)おめでとう! 翔太。 よく 頑張った。 よく 頑張ったね。
母ちゃんを 日本一にしたいのは 兄ちゃんだけじゃないから。
カッコつけやがって。
何だよ。
(亮太)おめでとう。 (翔太)あ痛っ。➡
ありがとう!
息子を 東大に入れるだけでも 大変なのに 2人ともだよ!?
兄弟揃ってだよ。 ねえ。 早苗さん。
(早苗)ええ。 (女性)ホントに すごいわね。
(女性)どういう育て方したの? (早苗)いや。 私は 何も。
頑張ったのは 子供たちなんで。
まあ 子供を 東大に入れる 秘訣ってのはさ…。
(女性)店長に 聞いてないから。 (女性)店長 関係ないでしょ。 ねえ。
(早苗)ほら。 急いで。 入学式 始まっちゃう。
(亮太)翔太が ぎりぎりまで ミルクパン 食べてるから。
(翔太)好きなんだよ ミルクパン。
(亮太)お前 ホント 昔から マイペースだよな。➡
そういや 父さんが死んだときも➡
ミルクパン 黙々と 食ってたもんな。
あのときは 我慢してたんだよ。
(亮太)《やだよ。 お父さん》
(翔太)あのとき 俺まで泣いたら➡
みんな もっと 悲しくなるだろうなって。➡
だから 子供ながらに 必死に 泣かないように してたんだよ。
(亮太)そうだったの…。
(早苗)お父さん。 見てる? 2人とも 東大生だって。
ホント 出来過ぎなぐらい 立派に育ってくれた。
(幸太)《だから 言ったろ》
(幸太)《俺の子だから 絶対に 大丈夫だって》
《ホント そう。 私には もったいないくらい》
《そうじゃないって》
《お母さんが 日本一の お母さんだから➡
あいつら ここまで立派に 育ったんだ》
《お疲れさま。 よく 頑張った》
《うん》
《あなたが 亡くなったとき 私 ずっと このまま➡
悲しい思いを 引きずって 生きてくんだと 思ってた》
《でも 今は 胸を張って言える》
《私は 日本一 幸せな お母さんです》
≪(翔太)母さん! 兄ちゃんが グリーンカレー➡
全部 食っちゃったんだけど。
≪(亮太)人聞き悪いな。 これ 1人分だろ。
≪(翔太)1人分なわけないじゃん。 ちょっとは 考えてよ。➡
最近 腹も たるんできてるんだしさ。
(亮太)うるせえな。 俺が どんな体形してても➡
お前 関係ねえだろ。 やるか?
おお! いいよ。 受けて立つよ。
(早苗)はいはいはい。 しょうもない ケンカは やめ。
そんなに ケンカしたいんだったら まずは…。
私を 倒しなさい。➡
ターッ! (亮太)うわ! 母さん。
(早苗)ほら! (亮太)放して。
♬~
(実況)第94回 夏の甲子園大会 決勝。➡
大阪代表 大阪桐蔭 対 青森代表 光星学院の 決勝戦は…。
(実況)両チーム 無得点のまま 四回裏 大阪桐蔭の攻撃。➡
先頭は 七番 センター。 ここまで 18打数 1安打と➡
不振の 前原を 迎えます。
(実況)ピッチャー 振りかぶって 投げました。➡
打った!
(真弓)はい。 お待ち遠さま。
(光司)これ 3人分? (真弓)うん。 そうや。
(光司)コロッケ 2つしかないやん。
(聖子)仕方ないやん。 我慢しい。
(真弓)あっ。 そやったら…。
(真弓)ほら。 コロッケ 6個になった。
(聖子) ホンマや。 すごい すごい。
光司。 いただきますは?
(光司)いただきます。
(真弓・聖子)いただきます。
おいしい? (聖子)うん。 おいしい。
(真弓)あんた。 野球 やりたいんやろ?➡
あんたらが やりたいことは お母ちゃんが かなえたる。
(中島)それにしても すごいなぁ。➡
息子 大阪桐蔭 行くんやろ?
(宮本)光司君の病気は 原因不明で➡
いつ どうなるか 分からないんです。
(光司)あの言葉 嘘やったんか? 俺の やりたいこと➡
かなえたるって おかんの言葉 嘘やったんか?
(真弓)これ 洗ったら あかんかったんやな。
(真弓)どうですか? (女性)はい。
効いてますか?
(真弓)ありがとうございます。 (女性)ありがとうございました。
(中島)毎度。 あーっ! (真弓)あら。 中島さん。
(中島)真弓ちゃん。 日曜の朝から 仕事かいな。
(真弓)お客さんが たくさん 来てくれるんで➡
休んでなんか いられませんよ。 さあ どうぞ。➡
あっ。 いらっしゃい。 すみません。➡
少し こちらで お待ちください。
(中島)そやけど 子供の昼ご飯とか どうしてんの?➡
ねえ。 言うたら 旦那と 離婚してやで➡
親は 真弓ちゃん 一人やろ?
この後 少しだけ 家に戻って ご飯だけ作りに行きます。
(中島)大変やな。
一日中 暇な 中島さんとは 違いますから。
そうそう。 僕は うちで ごろごろ ごろごろ ごろりんぱ。
こら! せっかくの日曜やで。➡
遊ぶ相手も おらんと 子供は寂しいで。 うん。
(父)おいおい。 ここだよ ここ。 もう1回 いくぞ。 もう1回。➡
はい。 キャッチ。➡
ナイスキャッチ。 さあ こい。➡
おい。 ここ ここ。 もう1回 いくぞ。 もう1回。➡
ほれ。 おっ。 いいじゃん。
(真弓)光司。 (光司)何?
(真弓)あんた 野球 やりたいんやろ?
(光司)別に。 (聖子)嘘ばっかし。➡
あんた いっつも 壁当て やってるやん。
(光司)うるさいな。 (真弓)光司。➡
遠慮せんで ええから。➡
私の子やったら 運動神経は 誰にも 絶対 負けへん。➡
野球 やりたいんやったら 野球チーム 入り。
(光司)でも…。
(真弓)お金やったら 心配せんでもええ。
野球チームの 部費ぐらい 何とかなるから。
ホンマに?
(真弓)あんたらが やりたいことは お母ちゃんが かなえたる。➡
あんたやったら 大丈夫や。➡
自分を信じて 野球 思いっ切り やったらええ。
お母ちゃんも 頑張るから。
♬~
(コーチ)光司。 もっと 脇 締めて。
♬~
(聖子)光司は ええなぁ。 (光司)うん?
(聖子)勉強せんでも 高校 行けるから。➡
スカウトとか 来てんねやろ? (光司)いや。 まあ 来てるけど。➡
今 声 掛けてきてくれる高校じゃ あかんな。➡
甲子園 出ても せいぜい 1回戦止まりや。
(聖子)甲子園 出れるんやったら ええんちゃうの?
(光司)俺はな 甲子園で 優勝することが 目標やねん。
(光司) 出るだけやったら あかんの。
(真弓)じゃあ あんた 高校 どこ 行きたいん?
俺は 大阪桐蔭に行きたい。
(聖子)大阪桐蔭って➡
あの 野球が めっちゃ 強いとこやろ?
そんなとこ どうやって 入んの?
今のチームの 監督が➡
大阪桐蔭の監督に お願いしてくれるって。
(小杉)彼が 前原 光司君です。
(光司)よろしく お願いします。
(川村)どうぞ。
(小杉)彼が 監督のところで 野球を やりたいそうなんです。➡
すごく 優秀な選手ですので 何とか よろしく お願いします。
(川村)光司君が とても優秀な選手や いうことは➡
分かってます。
(川村)しかし うちの野球部は 中学1年生の段階で➡
全国から スカウトして 集めてきた子ばっかりです。
光司君のような例は ほとんど ありません。➡
ですので 光司君が うちに 入ったとしても➡
レギュラーになれる 可能性は 現時点では ゼロです。➡
うちでは 3年間➡
背番号が ないということにも なりかねない。
それでも よろしいですか?
はい。 よろしく お願いします!
(川村)お母さん。 (真弓)はい。
(川村)うちの野球部は 3年間 寮生活をしてもらいます。➡
年末年始以外 光司君には 会うことは できません。
(真弓)分かりました。
光司を よろしく お願いします。
♬~
(生徒)光司。 桐蔭 行くらしいやん。
(生徒)すごいやん。 (光司)全然 すごない。➡
ほら。 3年間 ベンチに 入られへんかもしれんし。
(生徒)俺たちの分まで 頑張ってや。 (光司)おう。
(小杉)おい。 練習 再開するぞ。 (一同)はい!
(一同)光司。 おい。 どうした? 光司。 大丈夫か?➡
おい。 大丈夫か? おい。 光司。
(宮本)これは ただの病気とは ちょっと 違いますね。
(真弓)えっ?
(宮本)血液検査の結果も 見ましたが➡
腎臓の数値が ちょっと 異常です。
(真弓)腎臓って…。 何が 原因なんですか?
(宮本)正直 われわれにも 原因が 分かりません。
(真弓)原因が 分からない?
(宮本)原因も 分からないので 効果的な治療法も ない状況です。
(宮本)ですから これからは 光司君の体調を 見ながら➡
治療を 進めていけたらと 思っています。
光司は 高校の寮に入って 野球をやる予定なので➡
逐一 報告を…。
(宮本)野球!? そんなの無理に 決まってますよ。➡
光司君の病気は 原因不明で➡
いつ どうなるか 分からないんです。➡
そんな状況で 野球なんて もっての外ですよ。➡
しかも そんな状況で ハードな 高校野球の練習なんて➡
命を 縮めるだけです。
(宮本)つらいかもしれませんけど 野球は 諦めてください。
光司。 ごめんな。
お母ちゃん 体のこと 気付かなくて。
まあ 普通に生活する分には 大丈夫らしいから。
野球は できへんけど 新しい友達 つくって➡
楽しくやったら ええやん。
そうや。 友達だけやなくて➡
彼女とか つくりぃや。 (真弓)あっ。 それ ええなぁ。
あんたやったら すぐに 彼女 できるわ。
お母ちゃんに似て 顔もええし。
(光司)うるさいねん!➡
俺はな 大阪桐蔭 入るって 決まった時点で➡
もう 腹 くくってんねん。
あと 3年の命しかないんやっても それでええねん。
(光司)おかん。 俺が 野球チーム入るとき 言うたよな。
(光司)あんたらの やりたいこと お母ちゃん かなえたる。➡
自分を信じて 思いっ切り 野球 やったらええって。
あの言葉 嘘やったんか? なあ。
俺の やりたいこと かなえたるって➡
おかんの言葉 嘘やったんか?
(聖子)光司! お母ちゃんは あんたの体のこと 心配して。
何や あいつ。
(中島)それにしても すごいな。 (真弓)何がですか?
息子 大阪桐蔭 行くんやろ? (真弓)ええ。
大阪桐蔭 いうたら 甲子園に 何度も出場した➡
野球界の 超 名門校やで。➡
そこで 息子 甲子園 出てやな 大活躍してみ。
プロから スカウト 来るで。 阪神から。 阪神から 来るで。➡
いや。 でも ちょっと オリックスも 助けたって。 うん。
いや。 真弓ちゃん。 人の話 聞いてる? ちょっと。
ああ。 聞いてます。 聞いてますよ。
痛い 痛い 痛い…。 ちょっと。 (真弓)ああ。 すいません。
何? オリックス あかんの? (真弓)すいません。
≪(風を切る音)
光司。
(光司)《あんたらの やりたいこと お母ちゃん かなえたる》➡
《自分を信じて 思いっ切り 野球 やったらええって》➡
《あの言葉 嘘やったんか?》
《俺の やりたいこと かなえたるって➡
おかんの言葉 嘘やったんか?》
♬~
(真弓)失礼します。
(宮本)前原さん。 どうされました?
先生。 光司の体調のことは 私が 責任を持って 注意します。
ですから 光司に 野球を やらせてあげてください。
(宮本)何 言ってるんですか。
光司君の命が 懸かってるんですよ。
親として 私が 間違っているかもしれないことは➡
重々 承知しています。
でも あの子には 野球しかないんです。
少しでも 悪くなったら すぐに 連絡しますんで➡
お願いします。
(中島)光司君 どう? 頑張ってる?
(真弓)ええ。 連絡とか 全然ないですけど。
(中島)まあ 大阪桐蔭は 強豪中の強豪で➡
何や 練習も 厳しい いうからな。➡
親に 電話する時間も ないやろ。
息子に 会えんのは 寂しいわなぁ。
あっ。 でも 今度 寮に 布団交換に行くんです。
(中島)布団交換? (真弓)ええ。➡
桐蔭の寮の 恒例らしいんです。
(母)はい。 これね。 (生徒)ありがとう。 じゃあね。
光司!
はい。
(真弓)これ 新しい布団。 はい。➡
あと これも。
(真弓)体調は どうや? 熱 出たりしてない?
特に 何もない。 (真弓)そう。
練習は? 大変? (光司)まあ。 じゃあ。
ただいま。
(聖子)おかえり。
(真弓)ありがとう。 (聖子)うん。➡
光司。 どうやった? (真弓)いつもどおりやった。
(聖子)そっか。 薬は? ちゃんと 渡した?
(真弓)うん。 渡した。
そんな心配せんでも 大丈夫やって。
(真弓)光司。 私のこと 恨んでんのかな?
(聖子)何で?
(真弓)うちは お父ちゃん おれへんし お金も ないし。
あんたらに 迷惑ばっかり 掛けて。
それに 光司は 体まで 大変に…。
それは お母ちゃんのせいと ちゃう。
そやけど…。
私は お母ちゃんに 感謝してる。
私らのために 毎日 朝から 晩まで 働いて。➡
そのおかげで 光司も 野球 やれてんねん。
恨む権利なんて ないと思うわ。
(中島)光司君から 何か 連絡あった? うん?
(真弓)いえ。 全然。
あの子 今は 家族より 野球ですから。
まあ 連絡がないのは 元気な証拠。
背番号とか もらわれへんでも 元気でいてくれたら 何よりです。
(中島)はあ!? 真弓ちゃん。 何 言うてんの?
何がですか? (中島)光司君。 秋から➡
センターの レギュラーやで! (真弓)えっ!?
(中島)「えっ!?」じゃないよ。 これ 見てみ 見てみ。 これ。➡
これ。 見てみ 見てみ。➡
ほら。 ここ ここ。➡
ちゃんと 背番号 もうてるやろ。
(真弓)ホンマや! (中島)いや。 さんまちゃんか。
母親なのに 何も知らんのかいな。
ホンマや。
(光司)ただいま。 (真弓)光司。 おかえり。
(聖子)おかえり。
(真弓)光司。 おめでとう。 (光司)何が?
(真弓)あんた 背番号 もうたらしいやないの。
(光司)ああ。 (聖子)お母ちゃん。➡
お店の常連さんに 聞いてんて。 「あんた 母親やのに➡
そんなことも 知らんのかいな」って。
そんな大事なことやったら 連絡くれたら ええのに。
別に 大事なことちゃうわ。 背番号が 目標ちゃうし。
そやな。
あっ。 光司。 何か 洗濯物あったら 出し。➡
洗ってあげるから。 (光司)いや。 ええわ。
そんな遠慮せんと。 着替えとか 入ってるんやろ?
(光司)触んなや!
(聖子)光司。 何や その言い方!
(聖子)お母ちゃん どんだけ あんたの帰り 待ってたか➡
知ってんの? (真弓)聖子。 もうええから。
(聖子)ずっと あんたの病気のこと 心配して。➡
あんたに お母ちゃんの気持ち 分かるんか?
私らのために 朝から 晩まで 必死で 働いて。
光司。 ホンマに ごめんな。➡
お母ちゃん あんたらに ずっと 悪い 思ってる。➡
今まで つらい思いさせて。 お母ちゃん あんたらのこと…。
もう うるさいわ! そんなん ちゃうねん。
(聖子)あんなやつ ほっといたら ええねん。
(真弓)これ どうしようか?
(聖子)洗っといたら ええんちゃう?
そうやな。
(真弓)うん。 奇麗になったわ。 うん?
♬~
♬~
(真弓)これ 洗ったら あかんかったんやな。
♬~
(真弓)《あんたらが やりたいことは➡
お母ちゃんが かなえたる》➡
《お金やったら 心配せんでもええ》➡
《野球チームの 部費ぐらい 何とかなるから》
♬~
(光司)ただいま。
♬~
(真弓)おかえり。 (光司)ただいま。
♬~
(真弓)はい。
(真弓)甲子園。 優勝 おめでとう。
まだまだ 終わりやない。 こっからが 本番や。
(真弓)まだまだって 優勝やで。
(光司)俺らの目標は 夏の甲子園で 優勝することや。
俺が 活躍して 春夏 連覇したるわ。
光司。 あんたやったら できる。
自分 信じて 頑張りや!
(TV)(アナウンサー)春夏 連覇を 狙う 大阪代表 大阪桐蔭高校が➡
準決勝で対戦した 高知県代表 明徳義塾を➡
4対0で破り 見事 決勝進出を 決めました。
(聖子)お母ちゃん。 (真弓)うん?
(聖子)決勝は 甲子園 行くやろ?
(真弓)お母ちゃん 行かれへんわ。 (聖子)何で? 決勝戦やで。
(真弓)サロンの予約が いっぱいやねん。
(聖子)そんなん 休みにしたら ええやん。
(真弓)そんなん できるかいな。➡
お母ちゃんの 大切な お客さんや。
(聖子)そっか。
(実況)第94回 夏の甲子園大会 決勝。➡
大阪代表 大阪桐蔭 対➡
青森代表 光星学院の 決勝戦は➡
三回を終わって 0対0と➡
依然 膠着状態が 続いています。
(聖子)また ゼロか。
(中島)何や 桐蔭 今日 調子 悪いな。
(真弓)大丈夫や。 (中島)うん?
(真弓)自分を 信じていれば 絶対に 大丈夫です。
私は 光司が 優勝するって 信じ切ってますから。
(中島)そやな。
(実況)試合は 両チーム 無得点のまま➡
四回裏 大阪桐蔭の攻撃。➡
先頭は 七番 センター ここまで 18打数 1安打と➡
不振の 前原を 迎えます。
光司。 ええかげん 打ってや。
(実況)3年間の 集大成となる この 夏の甲子園で➡
意地を 見せてもらいたいところです。
(実況)さあ ピッチャー 振りかぶって 投げました。➡
打った! (聖子・中島)えっ!?
(実況)打球は センター方向へ 大きいぞ。 伸びていく。
(実況)センターが 下がる。 下がる。 下がる。
(実況)入りました。 ホームラン!
(中島)よっしゃ! やった! (実況)前原。➡
甲子園 決勝という 最高の舞台で 最高の一打を 放ちました。
光司君 やりおったで! (聖子)あいつ 何やねん!?
(実況)先制点は 七番 前原。 バックスクリーンへの ソロホームラン。
(光司)ただいま。
(真弓)おかえり。 春夏 連覇やで。 すごいやんか。
(光司)ああ。
(聖子)何で そんな リアクションなん? 日本一やで。➡
もっと うれしそうに 帰ってきぃや。
(光司)別に どう 帰ってこようが 俺の勝手やろ。
(聖子)はいはい。 甲子園 優勝した人には 逆らえません。
祝勝会とかで 疲れてるんやろ。 早 座り。
(光司)ああ。 その前に おかん。 ちょっと ええ?
(真弓)何よ? (光司)手 出して。
(真弓)何よ? 急に。 (光司)ええから 手 出してって。
はいはい。 これで ええか?
(真弓)えっ?
甲子園の ホームランボール。
(真弓)いや。 これは もらわれへんよ。➡
光司の 大切な宝物やろ。 (光司)ええから。 ええて。
これで 一生分の恩返しは したからな。
♬~
いやぁ。 それにしても➡
恩返しするのって めっちゃ 気持ちええな。
何 言うてんの? 恩返しやったら➡
こんなんじゃ まだまだ 足りへんわ。
(光司)それやったら そのボール 返してもらおうかな。
(真弓)一度 もらったものは 返せません。
(光司)何や それ?
(真弓)よし。 今日は 光司が 食べたいもの➡
何でも 食べさしたる。 何がいい? すき焼きか? ステーキか?
(光司)ああ。 俺 あれが 食べたいわ。
何?
コロッケ。 おかんが 作った。 (真弓)えっ?
(真弓)《ほら。 コロッケ 6個になった》
(真弓・聖子)《いただきます》
今日は ちゃんと 一人 1個で 頼むで。
アホか。 1個どころか 100個ぐらい 作ったる。
ハハッ。
じゃあ 買い物 行ってくる。
≪(当たる音)
頑張りや。
♬~
(社員)こちらで 少々 お待ちください。
(美鈴)あっ。
(富士子)お待たせしました。 編集長の 小早川です。
(美鈴)須藤 美鈴です。 これ 履歴書です。
(富士子)はい。 ありがとうございます。➡
あっ。 どうぞ。 お掛けになってください。
(美鈴)失礼します。
(富士子) シングルマザーなんですね?
(美鈴)はい。 (富士子)お子さんは?
(美鈴)小学2年の息子が 一人 います。
(富士子)ふぅん。 志望動機 お聞かせ願えますか?
はい。 自分らしく 働ける職場を 見つけたいと 思いまして…。
(美鈴)ヤバい ヤバい…。
(俵)遅いなぁ 須藤さん。 正社員より 後に来るとか➡
あり得ないから。 (美鈴)すみません。
(晴人)僕なんて 生まれてこない方が➡
よかったんでしょ?
(新一)自分で選んだ 人生なんだろ?➡
自分との約束ぐらい 守れないのか?
(富士子)夢が かなう手帳って 悪くないと 思うけど。
(富士子)どこの通販サイトも 完売よ。
(目覚まし時計の音)
(晴人)ママ。 あと 20分。
(晴人)あと 20分で 学校 行かないと。
(美鈴)ヤバい!? ヤバい ヤバい。 晴人 着替えて。 晴人 着替えて。
(美鈴)着替えなきゃ 着替えなきゃ。
(美鈴)早く 早く 早く。 お母さん ごめん。
(直子)ほら。 早く 食べなさい。 (美鈴)晴人。 先 食べてて。➡
ママ 会社の準備してくるからね。
(晴人)ねえ? ママ。 (美鈴)何?
(晴人)今日 社会科見学なの。 (美鈴)うん。 で?
(晴人)お弁当 持っていかないと。 (美鈴)ああ!? 忘れてた。
(直子)私が 作るから。 (美鈴)お願い。 お母さん。
(直子)早く 食べなさい。 (晴人)いただきます。
(直子)はい。 どうぞ。
(美鈴)晴人 間に合うかな?
(晴人)走れば 大丈夫。 (美鈴)走って。
(晴人)いってきます。 (美鈴)いってらっしゃい。➡
気を付けてね。 (新一)朝から 騒がしいな。
(美鈴)お父さん。 (新一)いつも いつも➡
時間 ぎりぎりで。➡
母親としての責任 ちゃんと 果たしてんのか?➡
晴人が かわいそうだよ。 (美鈴)うるさいな。
仕事 引退して のんびりしてるだけの人に➡
偉そうに 言われたくない。
(新一)何だ? その言い方は。 勝手に結婚して 勝手に離婚して。
(新一)親に 迷惑 掛けっ放しのくせに➡
偉そうに 言える立場か? (美鈴)時間ないから 行くね。
(美鈴)何にも 分かってないくせに。
(美鈴)《ただいま》 (直子)《おかえり》
《今 離婚届 出してきた》
《だから 言ったんだよ。 あんな結婚 うまく いかねえって》
ヤバい。 間違えた。 道 こっちじゃない。
(美鈴)ヤバい ヤバい ヤバい ヤバい ヤバい…。 ヤバい!
(美鈴)おはようございます。 (社員)おはようございます。
何とか 間に合った。
(俵)遅いなぁ 須藤さん。 (美鈴)おはようございます 店長。
(俵)15分前には 着替えて➡
仕事 始められるように してもらわないと。➡
正社員より 後に来るとか あり得ないから。
すみません。 (俵)コーヒー 入れて。➡
あと 僕のデスク 整理しておいてね。
(俵)なる早で。 (美鈴)はい。
(美鈴)仕事は それだけでは ありませんでした。➡
昼間は 不動産屋さんで 働いて➡
夜は 結婚前に やっていた ヨガの インストラクターをして➡
生計を立てていました。 でも…。
よし。 終わった。
(俵)顧客データの入力 お願いして いいかな?
(美鈴)あっ。 あのう。
(俵)森下さんの分 全部 終わらないみたいだから➡
手伝ってあげてよ。 (美鈴)はい。 あした やります。
(俵)いや。 今日中に 頼むよ。
(美鈴)でも 今日は 5時までで。
(俵)須藤さんさ 他の みんなが これから 大変ってときに➡
先に帰って 心 痛まない?
(美鈴)でも この後 5時半から 仕事があって。
(俵)僕は思うんだ。 仕事で大切なのは➡
仲間への 思いやり。 そして チームワーク。➡
今の 須藤さん 会社の空気 乱していませんか?
(美鈴)すいません。 皆さん。 急な仕事 振られてしまって。
すぐに 準備してきます。
あのう。 遅れた分 長めに やりますので。 すみません。
(美鈴)ちょっと 下がってますね。
(女性)お疲れさまでした。 (美鈴)お疲れさまでした。➡
お疲れさまでした。
(女性)美鈴先生。 (美鈴)はい。
(女性)私 今月で レッスン 辞めようと思います。
(女性)毎回 時間が 遅くなったりして 嫌なんです。
(美鈴)それは ホントに 申し訳ありません。
(女性)こちらにも 都合が ありますから。
(美鈴)ホントに 申し訳ありませんでした。
(美鈴)ただいま。 (直子)おかえり。
(美鈴)お母さん。 晴人は? (直子)うん。➡
ご飯 食べさせて 今 寝かせたとこ。 あなたも食べる?
(美鈴)ありがとう。 ああー。 疲れた。
(新一)何が 「ああー。 疲れた」だよ。➡
疲れんの 当たり前だろ。➡
自分で選んだ 仕事なんだろ? ぐたぐた 弱音 吐くな。
(美鈴)別に 弱音 吐いてるわけじゃ…。
(直子)どうぞ。 お父さんも お風呂 沸いてるんだから➡
早く 入って。 (新一)いや。 お風呂よりよ…。
(直子)お父さん。 ほら 早く。 いいから。 お父さん 早く。
(バイブレーターの音)
♬~
(晴人)ママ。
(美鈴)晴人。 まだ 起きてたの? (晴人)眠れないから 本 読んで。
(美鈴)ごめん。 ママ まだ 仕事 あるんだ。
(晴人)分かった。 (美鈴)ごめんね。
♬~
(目黒)はい。 いいですよ。 (児童)はい。
(目黒)じゃあ 次の文章を 晴人君。 読んでみてください。
(晴人)はい。
(晴人)《あれ? どうしよう? どこを 読めばいいの?》
(目黒)どうしたの?
ADHD?
(目黒)ええ。 ADHDっていうのは➡
発達障がいの 一種です。➡
注意が 散漫だったり 落ち着きが なかったり➡
それによって 生活や 勉強に➡
影響を及ぼしている 状態を いいます。
(美鈴)は… 晴人が そうだと?
断言は できません。 が その可能性が。
(目黒)今日の 国語の授業中➡
教科書が 読めなくて 泣いてしまいましたし➡
以前から そういった兆候が。
私のせいだ。
(晴人)《ママ》
(美鈴)《晴人。 まだ 起きてたの?》
(晴人)《眠れないから 本 読んで》
(美鈴)《ごめん。 ママ まだ 仕事 あるんだ》
(美鈴)晴人のそばに いたのに➡
仕事ばっかりで 気付いてあげられなかった。
(直子)そんなに 自分を 責めないの。
(美鈴)そういえば ずいぶん 晴人の笑顔 見てない。
(バイブレーターの音)
(美鈴)店長からだ。 今日 会社 早退したから。
(バイブレーターの音)
(美鈴)もしもし。 (俵)須藤さん。 困るんだよね。➡
仕事に 穴 あけられちゃうと。 (美鈴)すみません。
子供のことで 学校に行かなくては いけなくなってしまって。➡
その分 今日中に やっておきます。 はい。
(晴人)ママ。 ごめんね。 (美鈴)晴人?
(晴人)僕のせいで たくさん 困らせちゃって。
(美鈴)そんなことないよ。
(晴人)何で 僕なんて 産んだの? (美鈴)えっ?
僕なんて 生まれてこない方が➡
よかったんでしょ? その方が よかったよね?
そんなこと ない。 そんなこと あるわけないでしょ。
ごめん。 ごめんね 晴人。➡
お母さんが 悪かった。 ごめんね。
♬~
(新一)どうした? (美鈴)何でもない。
(新一)そうか。
(美鈴)お父さん。
(美鈴)私だって 好きで シングルマザーに なったわけじゃないの。
お父さんは どう 思ってるか 知れないけど➡
私だって…。 私だって 必死に やってる。
晴人に 不自由な思い させたくないから➡
必死で やってるよ。 でも…。
当たり前だろ。➡
親が 子供のために 必死になるのは 当たり前だ。➡
自分で選んだ 人生なんだろ?➡
だったら いつまでも泣いてないで 自分で 何とかすんだ。
自分との約束ぐらい 守れないのか?
♬~
(新一)《自分との約束ぐらい 守れないのか?》
自分との約束…。
(美鈴)そのとき 思い出したんです。➡
高校のころ 手帳マニアで➡
文房具屋さんとか 本屋さんで 手帳を 見て回るのが 好きで➡
自分でも 手帳みたいなものを 作ってたこと。
(美鈴)自分が 使いやすいように 大学ノートに 線 引いて➡
細かく スケジュール 書いたり やりたいこととか➡
自分の夢とかも 書いて。
妄想の スケジュールってこと? (美鈴)そうです そうです。
(美鈴)で そのときみたいに 夢とか 目標 書いてみたんです。➡
自分との約束を はっきりさせるために。➡
で その目標を 達成するための スケジュールを 書いていったんです。
(美鈴)おはようございます。 店長。 (俵)早いね。 須藤さん。
(美鈴)デスクの整理 終わってます。➡
コーヒーも 今 入れました。 出来たてを どうぞ。
(俵)ありがとう。 (美鈴)それと➡
今の時点で 聞いておいても いいですか?
今日 私が やるべきことを。 (俵)ああ。 すごい やる気だね。
その代わり 予定どおり 絶対に 5時に 上がります。 絶対に。
(美鈴)よし。 お先に 失礼します。
(美鈴)足を開いて 片側を 外に向けて 腕を伸ばして…。
(美鈴)でも 不思議なことに そうやって スケジュールを書くと➡
そこに向けて しっかり 行動するようになって。
(美鈴)夢が 少しずつ 現実になっていったんです。
(美鈴)「カエルは 王子さまの姿に なったのでした」 おしまい。
≪(美鈴)よし。 あしたも 手帳どおり 動けるように➡
そろそろ 寝よう。 ≪(晴人)はーい。
≪(美鈴)おやすみなさい。
(美鈴)よし。 終わった。
(俵)それ 終わったなら 追加で こっちの分も よろしく。
(美鈴)でも 今日は 5時までで。
(俵)森下さん 終わってないから その分 助けてあげてよ。
(美鈴)でも そういう契約で。
(俵)契約とか どうでもいいから。➡
僕は ハートで話してるの。 仕事っていうのは➡
全てが 時間どおりに いくわけじゃないでしょ。➡
仲間たちは みんな 嫌な顔せず 残業してるんだよ。➡
そんな中で 君だけ 予定どおりに 帰るの 許されると思う?
(俵)もし 今後も こんなふうに 融通 利かないんだったら➡
もう 辞めてもいいんだよ? (美鈴)えっ?
君なんかよりも フットワーク 軽くて➡
残業しても 文句 一つ 言わない 若くて カワイイ子➡
いくらだって いるんだから。➡
残業する? それとも 今すぐ ここ 辞める?
(俵)うん?
♬~
♬~
分かりました。
(俵)よし。 残業してくれるんだね?
(美鈴)今まで お世話になりました。
(俵)えっ? 辞めるの?
はい。 残業できないので 辞めるしかありません。
いやいや。 ちょ… ちょっと待ってよ。
(美鈴)大変 お世話になりました。
(俵)いや。 ちょっ ちょっ…。 ちょっと待って。➡
ねえ? そういうことじゃ なくてさ。 あのう。
♬~
(晴人)ママ。 ちょっと 来て。 (美鈴)何? 何?
(晴人)ママ。 こっち。 (美鈴)どこ 行くの?
(晴人)ママ。 こっち こっち。 (美鈴)何?
(晴人)中に入ってみて。 (美鈴)ここ?
(晴人)うん。
どういうこと?
(晴人)ママ専用の ヨガスタジオ。 (美鈴)どうして?
僕と おじいちゃんで 造ったの。 (美鈴)お父さんが?
(晴人)《おじいちゃん》 (新一)《うん?》
(晴人)《どうして ママと 仲良くしないの?》
(新一)《うん?》
(晴人)《いっつも ケンカしてるから》
(新一)《そういうふうに 見えるか。 ごめんな》➡
《でもな 晴人。 ママが 晴人を 大好きなように➡
おじいちゃんも ママのことが 大好きで➡
心から 幸せになってほしいって 思ってんだよ》
《ホント?》 (新一)《うん》
《それが 親ってもんだよ。 うん。 あっ そうだ》
《ママに プレゼントしようと 思ってるもんが あってな》➡
《晴人も 造んの 手伝ってくれっか?》
(晴人)《うん》 (新一)《よし》
(新一)《よいしょ。 よいしょ。 よし。 ゆっくりで いいぞ》➡
《晴人。 大丈夫か?》 (晴人)《うん》
(新一)《よし。 よし。 離して いいぞ》➡
《サンキュー。 ありがとな》
♬~
(美鈴)お父さん。
(新一)おっ。 あれで 大丈夫か?➡
見よう見まねで 造ってみたんだがな。
(美鈴)十分だよ。 でも どうして?
(新一)ちょっと前までの お前は 見てられなかった。➡
計画性もなくて ただただ つらそうに 生きてるだけで。
(新一)でも 最近の お前は➡
晴人のために 目標を立てて よく 頑張ってる。➡
その姿を 見たらな 俺も ただただ➡
のんびりしてるわけには いかねえなと 思ってよ。
ありがとう。 お父さん。
(新一)そんなとこ 突っ立ってねえで➡
花 植えんの 手伝えよ。 お客さん たくさん 来んだろ。➡
だから 奇麗にしておかないとな。 (美鈴)うん。
♬~
(富士子)へぇ。 自分のスタジオ 持ちたいって夢が➡
かなったってことね? (美鈴)そうなんです。
(富士子)で 今の夢が これ? (美鈴)はい。➡
自分らしく 働ける仕事を 見つける。➡
これが 私の志望動機です。
とても 興味深い話でした。
須藤さんと 一緒に 仕事をしてみたいと➡
素直に 思いました。 (美鈴)ということは 採用の方は?
不採用よ。 (美鈴)ふ… 不採用?
(富士子)確かに 自分らしく 働ける環境ではあると 思うけど➡
うちの勤務は 不規則なことも 多いから➡
須藤さんの働き方とは マッチしてないと 思うの。
そうなんですね。
ただ 一つ お願いが あるんだけど。➡
私も この手帳 欲しい。 (美鈴)えっ?
(富士子)意外と ないのよね。➡
こうやって 予定を 細かく 書き込めるタイプ。➡
あと 自分の夢や目標を 書き込めるっていうのも気に入った。
でも これ 趣味で 作ったものですし。
あっ。 ねえ。 商品化してみたら?
付き合いのある 製本業者 紹介できるけど。
しょ… 商品化ですか?
夢が かなう手帳って 悪くないと 思うけど。
(直子)すごい。
(晴人)これ ママが作った 手帳なの?
(美鈴)うん。 晴人のことを思って 作った手帳。
(晴人)すごいなぁ。
(バイブレーターの音)
(美鈴)もしもし。
あっ。 もしもし。 須藤さん? 例の手帳 完成したみたいね?
はい。 小早川さんの アドバイスの おかげです。
ねえ? 一つ 文句 言っていい?
何ですか?
一番 欲しがってた私が 買えてないんだけど。 その手帳。
えっ? 幾つかの 通販サイトで 販売してるはずですけど。
どこの通販サイトも 完売よ。
何冊 作ったの?
100冊ほど。
はあ? もう 全然 足りない。 増刷。 増刷して。
3, 000部。 いや。 5, 000部は 増刷してくれないと。
♬~
♬~
(女性)それでは 手帳としては 異例の➡
10万部という 大ヒットになりました➡
「夢が かなう手帳」の 生みの親 須藤 美鈴さんです。 どうぞ。
(記者)この手帳を 考案した きっかけは?
(美鈴)人生 どん底んときに 実現不可能でも いいから➡
とにかく 自分の夢を 書きだしていったんです。➡
そこへの道筋を 立てるように➡
毎日 スケジュールを 書き込んでいきました。
そしたら 少しずつですけど 夢が かなっていって。
書くことで 自分との約束が できていったんだと 思います。
(記者)自分との約束?
父親に 言われたんです。
「自分との約束も 守れないのか?」って。
今 思えば それが 手帳を書く きっかけでした。
父には 感謝してます。
(記者)ちなみに 須藤さんが かなえた➡
一番 すごい夢は 何ですか?
すごい夢ですか。
(美鈴)《一番 すごい夢。 私が かなえた 一番 すごい夢》
(美鈴)ただいま。 (晴人)ママ。 おかえり。
(美鈴)お待たせ。 晴人。 (直子)おかえり。
(新一)遅えぞ。 遅えぞ。
(新一・直子)おめでとう。 (美鈴)晴人。 お誕生日おめでとう。
(晴人)ありがとう。 ママ。
(美鈴)《私が かなえた 一番 すごい夢。 それは…》
♬~
(青木)心臓を ぎゅっと つぶされるかと 思ったぐらい。➡
ぎゅって なって。 なるべく 子供といる時間を➡
そっから 増やして なるべく 家にいるようにしたんです。➡
息子が ADHDだからといって➡
自分の中では 特別視しないようにしてました。➡
小2から ずっと 続けてる ダンスを 今も やっていて➡
バイトに行きながら たまに ダンススクールに行く。
(青木)自分の 思ってることって 頭の上の方に あるから。➡
毎日 すぐ 忘れていくじゃないですか。➡
手帳に 書くっていうのは 反すうする。 見れば 見るほど。➡
どんどん 現実化してくる。
(濱崎)自分の 得意なことや 好きなことって いうものを➡
早くから 見つけてほしくて。➡
自信が プライドも育ててくれるような 自信とか➡
プライドっていうものが➡
目指したところに 行くって 気持ちに➡
つながっていったと 思っています。
(濱崎)一番 感謝は 夫ですね。
命を懸けて 大事なものを 残してくれた気がしています。
(白水)目標 定めたところまで やりきりたいって 気持ちを➡
尊重してあげたいなと いうのが➡
本音というか。 私が 彼なら➡
それを望むと 思ったので➡
先生と相談しながら➡
そういう方向で いきましょうと➡
話をしたような 記憶があります。➡
突然 文字が ばんと 入ってきたので➡
これほど 幸せなことはないなと 思ったように 覚えてます。
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