All language subtitles for (2017.04.29)_世にも奇妙な物語SP

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Original subtitles

(工藤)これがあれば 無敵のカメレオン俳優ですよ!

(綾子)1本 足りないの! 包丁 どこなの?➡

誰が持ってるの! 包丁 包丁…。 (ミドリ)みんな 同時に➡

同じ夢を見ることなんて あり得るんですか?

(ユカリ)キャ~! (ダイチ)お前が最初に見たんだろ。

(陽一郎)ヤッベえ。 変なもん見ちゃった。➡

もっともっと 何かしてあげられたはずだ。➡

お母さんとの時間 大事にすべきだった。

♬~

(中国語)

(ストーリーテラー) 中国の敦煌から発見された➡

3万を超す文献の中に➡

夢占いに関する本が 交じっていました。

(ストーリーテラー)そこには 太古から続く 皇帝の見た夢が➡

記録されていたのです。

歴代 皇帝の 傍らには➡

夢によって 国の将来を占う 占夢官が 寄り添っていました。

夢は 現在でも 謎を秘めてます。

2006年 ニューヨーク。

ある女性が 毎晩 夢に現れる 奇妙な男に 悩まされ➡

精神科を受診します。

夢に見た男のモンタージュを 作成し➡

ネットに公開したところ 不思議なことが起こります。

世界中から 夢で この男を見たという情報が➡

多数 寄せられたのです。

どうやら 夢占いの結果が出たようです。

こんな話があります。

夢を記録し続けると➡

やがて 現実と夢の区別が つかなくなり➡

いつしか 心を病んでしまうということ。

この皇帝が 狂気に駆られたのは➡

やはり 夢を 記録し続けたせいなのでしょうか。

それとも➡

誰かに 夢を 操られていたからなのでしょうか。

(ミドリ)んっ…。

(ミドリ)んっ… うわ~!

(ミドリ) <最近 何をしても満たされない>

(ミドリの母)ねえ ミドリ➡

顔色 悪いけど 大丈夫?

(ミドリの母)あっ そうだ。 とまとジュース飲む?

(ミドリ)いらな~い。

<全てが物足りない>

<だからなのか 夢でも 毎晩 うなされる>

<でも どんな夢を見たのか まるで覚えていない>

(ミドリの母)ねえねえ。 ねえ こっちの服にしたら?

この組み合わせの方が カワイイじゃない?

(教授)夢は 人間の欲望と 深い関わりがあります。➡

夢で 欲望を解消しているのです。➡

その証拠に ダイエット中に ごちそうを食べる夢を➡

見たりしたこと ありませんか? (ユカリ)あっ それ ある。

(教授)じゃあ なぜ 悪夢を見るのでしょうか?

(学生たち)ハハハ…。 (教授)続けますよ。➡

人は どうして 悪夢を見るのでしょう?➡

それは➡

人間が 恐怖を 潜在的に欲しているからです。

(ユカリ)え~? 怖い思いがしたいってこと?

(教授)歴史を 振り返ってみてください。➡

チンギスハンや ナポレオンや ヒトラーといった 独裁者は➡

恐怖で 民衆を支配しました。

しかし 同時に とても人気があった。➡

人間は 恐怖を求めてしまう 生き物なのかもしれません。

故に 悪夢には➡

人間に対するメッセージが➡

隠されているのかも しれないのです。

違う…。

いいかも。

(ミドリ)よし。

(ミドリ)「最近➡

毎晩 この男が➡

夢に出てきます」➡

「誰か助けてください」

♬~

♬~

♬~

(アナウンス)本日は ご利用いただきまして…。

(文子)あれ 見た? (今日子)えっ 何が?

(文子)あの夢。 (バイブレーターの音)

(今日子)あ~。 (文子)気持ち悪いよね~。

(女性)「夢に こいつが出てきた」

(男性)「この男を夢で見た!」

(男性)「なぜか 手首に 赤いもの巻きたくなるんだよな」

(男性)「赤いもの! 確かに」 (男性)「俺も作って巻いた。 ほら」

(女性)「私も。 てことは みんな同時に見たってこと?」

何 これ。

(ミドリ)おはよう。 (マナブ)おはよう。

(ダイチ)見たよ 夢男。➡

これ ヤバくないか? (ミドリ)えっ?

(ダイチ)お前が 言い出しっぺだろ?➡

お前と同じ夢 見たんだよ。

(ダイチ)えっ もしかして ユカリ お前も?

(ユカリ)うん。 廃墟みたいな部屋に入るとさ…。

(ダイチ)突然 扉が開いて こう…。

お前の夢と同じだろ?

(ミドリ)えっ? あっ うん。

(ダイチ)何でもない顔なのに➡

見れば見るほど 不気味なんだよな。➡

なっ? マナブ。 (マナブ)騒ぎ過ぎでしょ。➡

寝る前に ミドリちゃんの投稿 見たからだろ?➡

偶然に決まってんじゃん。

(マチ子)2人とも見たの? (ダイチ)見た。

<私のしたことで みんなが騒いでいる>

<確かに おかしなことが 起こっているのかもしれない>

<でも 不思議と 私の心は満たされていた>

(リポーター)早く早く。 あの すみません。➡

最初に 夢男をツイートした ミドリさんですよね?

(ミドリ) あっ… えっ そうですけど。

夢男とは 何者なんでしょう? 詳しく教えてください。

人間っていうのは➡

恐怖を求めてしまう 生き物なのかもしれません。

故に➡

夢男は 私たちに➡

何か 重要なメッセージを 伝えようとしてるのかも。

(リポーター)では 最初に ミドリさんが見た夢とは?

(ミドリ)襲われるような。

(リポーター)すごいですね。

(マナブ)ミドリちゃん。➡

あんまり むやみに 騒ぎ立てない方がいいと思うよ。

(ミドリ)何 それ。 私が 何か悪いことしてるみたいじゃん。

(マナブ)違うよ。

ミドリちゃんのこと 心配してるんだ。

デマや噂が➡

一番 人間をパニックに陥れる。 (ミドリ)デマ?

私 見たんだよ 夢男。

みんなだって。

いっぱい食べてくれて うれしいな~。

(TV)(アナウンサー)最初に 夢男の画像をツイートした➡

女子大生を 直撃しました。

(TV)(ミドリ)人間は➡

恐怖を求めてしまう 生き物なのかもしれません。➡

故に…。 (ミドリの母)どうしたの? これ。

(TV)(アナウンサー)え~ ここで 新しいニュースが入ってきました。➡

アメリカ大統領補佐官は 先ほど 同時多発的な夢男現象について➡

本格的な調査を開始すると 発表しました。

♬~

(文子)また 見ちゃった。➡

昨日は とうとう 夢男が恋人になってた。➡

何なの? これ。

私 夢男に 耳元で語り掛けられた。

(ブレーキ音)

(運転手)皆さん すいません そのまま動かないでください。

(文子)どうしたの? 何があったの?

(運転手)近くで 暴動が起きてるらしく…。

(男性)乗せてくれ! (男性)夢男が来るんだよ!➡

あいつは実在するんだ! 捕まったら終わりだ!

(女性)あっ あ~…。

勝手に入るな~!

(女性たち)キャ~! (男性)何だ てめえ!

(女性たち)キャ~! (男性)何やってんだよ!

(女性たち)キャ~!

≪(男性)あ~!

(ミドリ)嫌だ 嘘…。

≪(物音)

♬~

(ミドリ)痛い…。

さあ 行こう。 (ミドリ)先生。

(ミドリ)先生 いったい 何が起こってるんですか?

(教授) はっきりとは分かりません。➡

ただ 君の投稿を見た人々が 恐怖にとらわれ➡

異常な行動に出ていることは 確かです。

(ミドリ)だからって みんな 同時に➡

同じ夢を見ることなんて あり得るんですか?

人類が滅亡する 前触れなのかもしれません。

生命が絶滅するとき➡

ひとしく 同じ意識に とらわれるといいます。➡

もう 人間は 限界なのかもしれません。

じゃあ 夢男って何なんですか?

(教授)誰もが持っている 集合的無意識の塊。➡

世界を終わらせようとする 悪夢そのものですよ。

そもそも 君自身が求めた恐怖が➡

夢の中で 具現化したものじゃないですか。

違います。 ホントは 夢男なんて見てないんです。

いたずらで描いただけで。 だから…。

(教授)君 そのこと 誰かに言いましたか?

いいえ。

じゃあ このまま黙ってるんだ。

いいね? (ミドリ)でも…。

もし いたずらだと分かれば みんな➡

君のせいで このパニックが 起こったと考えるでしょう。➡

僕も 解決策を考えます。

(TV)(アナウンサー) 夢男関連の情報です。➡

ニューヨークに続いて ロンドンでも➡

夢男を見たという人々 数百名が 暴徒化しています。➡

また ボストンパニックの死者は 10名に上る…。

(健二)明日にも 政府が 非常事態宣言を出すらしい。➡

俺たち どうなるんだろう。 (マチ子)私は➡

警察が捜査するって聞いた。 夢男は➡

実在した連続殺人犯なんだって。

(雅之)アメリカ軍が開発した 洗脳兵器だって噂もある。➡

夢の中で 人間を洗脳する。

お前が最初に見たんだろ。 何か知ってるなら 教えてくれよ!

(ミドリ)やめてよ。 私 何も知らない!

(マナブ)やめろよ! 夢男なんて バカバカしいよ!

どこがだよ! 世界中パニックなんだよ!

ただの集団ヒステリーだよ!

(ユカリ)違う!

見て。

(ユカリ)私 昨日 襲われたの。

(ユカリ)気付いたら 隣に。

(ミドリ)そんな…。 見間違えでしょ?

ねえ。

(ユカリ)あっ。

キャ~!

(ユカリ)キャ~!➡

キャ~! 来ないで!

(ミドリ)ユカリ…。➡

駄目!

ユカリ! ≪(ユカリの落ちる音)

(教授)どうした!

(ミドリ)何で こんなことに…。➡

私…。

僕が何とかします。

だから 変な気は 起こさないように。

いいね? 分かったね?

(TV)(アナウンサー)今日も 世界 各地で➡

夢男にまつわる事件が 起こっています。➡

パリでは 夢男を名乗る男が カフェで銃を乱射し➡

利用客50名を 殺傷したとのことです。➡

これを受け EUは…。 (ミドリ)お母さん。

私 ホントは…。

(TV)(アナウンサー)おい 何してる。 (TV)(物音)

(TV)(アナウンサー)おい やめろ! (TV)(スタッフ)うわ~!

(TV)(アナウンサー)あっ! あ~!

(TV)こいつを殺さないと 家族を殺すって言われたんだ!

(TV)(男性)おい 止めろ! (TV)(スタッフ)うわ~!

違う。

違う… 違う!

夢男なんて いない!

♬~

♬~

♬~

(ミドリ)ユカリ。

(ミドリ)みんな 聞いて。➡

夢男なんて嘘なの。 (教授)やめなさい。

私ね 夢男の夢なんて見てないの。➡

あの顔は 想像で作った顔なの。

マナブ君の言ったとおり 夢男なんて いないんだよ!➡

みんな 思い込んでるだけ。 早く 目を覚まして!

ねえ マナブ君 そうでしょ?

思い込みなんかじゃないよ。 (ミドリ)えっ?

みんなが見たと思ったら それが現実だ。

マナブ君…。

苦しかったんだよ。

夢男を認めない自分が。

でも 受け入れたら すっごい楽になった。

もしかしたら 彼は 救世主かもしれない。

何 言ってんの? じゃあ 何で ユカリは死んだの?

逃げたからだよ。

夢男さまが せっかく 目の前に現れてくれたのに。

ミドリちゃんも 早く認めた方がいい。

(ミドリ)嫌…。

そうだ。

マナブの言うとおりだ。

ミドリ 逃げちゃ駄目なんだよ。

先生。

最高だ。

このときを待ってたんだよ。➡

こんな どうしようもない世界なら➡

いっそ 夢男に 塗り替えてもらった方がいい。

みんな それを望んでる。

(ダイチ)認めろよ。➡

俺らは 夢男と向き合うべきだ。

(マナブ)考えちゃ駄目だ。 身を委ねるんだよ。➡

さあ!

(ミドリ)嫌… 違う。➡

嫌~!

♬~

嘘… 全部 嘘なんです!

夢男なんて いないんです!

みんな~ 目を覚まして!➡

嫌~! 駄目~!

えっ…。

うわ~。 (ミドリ)あ~!

(ミドリ)助けてください! (警察官)どうしました?

男に追われてるんです。 私 殺される!

(警察官)そんなバカな。

(警察官)こんなふうに殺される っていうんじゃないでしょうね?

(銃声)

あ~!

お母さん 聞いてくれる?

(ミドリの母)もちろん。➡

どうしたの?

私 すごく嫌な夢を見たの。

変な男の絵を 描いたら➡

みんなが その男の夢を見るっていう。

(ミドリの母)どんな男?

(ミドリ)嫌…。

(ミドリの母)うれしい。➡

ようやく 心を開いてくれたのね。

来ないで!

(ミドリの母) どうして 認めないの?➡

怖いでしょ?➡

ちゃんと怖がればいいのよ。

嫌!

≪(ミドリの母)逃げちゃ駄目。

(ミドリの母)怖いって言えば 楽になれるんだから。

私は 嫌!

みんな 間違ってる! こんなの おかしいよ!

(ミドリの母)認めなさい。➡

認めなさい。➡

認めなさい。

(ミドリ)これは 夢。 これは 夢。

<夢なら死なない>

<あれ? 覚めない>

<もしかして これ 現実?>

(医師)よく頑張りました。 ようやく退院ですね。

ありがとうございます。

ちょっと待ってください。

あなた 何者なの?

なぜ こんなことするの?

(夢男)あなたが 私を求めたんじゃないですか。

違う。

かなわないな。

分かりますか?

世界は いつだって あなたたちの望みどおりです。

これから 楽しみですね。

フフフフ…。

待って。

(スーツの男の おなかの下る音)

(スーツの男)えっ?

夢の研究者 フロイトは 潜在的な欲望が➡

夢の中に隠されていると 考えました。

例えば 性別が入れ替わったり➡

人を殺してしまったり➡

夢が あなたの本当の欲望を 教えてくれるのです。

しかし もし そんな深層心理に 気付いてしまったとき➡

あなたは どうすればいいのでしょうか。

(綾子)《ここは 私のお城なのです》➡

《人生を懸けて つくり上げた 完璧な…➡

そう。 あまりにも完璧な 私のお城》

(綾子)《子供のころから 私は 完璧主義でした》➡

《けれど 完璧なものを つくり上げると➡

その瞬間から始まるのが 恐怖》➡

《それを 誰かに 壊されてしまうのではないか➡

という恐怖なのです》

(綾子)《そのとき 私は見つけたのです》

《大切につくり上げたものを 壊されないための 方法》➡

《それは 決して 目を離さずに いつも そばで見守ること》

(綾子)《誰にも壊されないように 私の 大切なお城を》

♬~

(綾子)《あれ?》

(綾子)《やだ》➡

《どこ行っちゃった?》

≪(足音)

(綾子)和哉 おはよう。

(綾子)杏奈 先に食べちゃって。 冷めちゃうから。

(杏奈)いらない。 ダイエット中。

そんな。 せっかく作った…。

(綾子)おはよう あなた。➡

朝ご飯 できてるから。

(郁久)今日は いいかな。 食欲なくてさ。

やだ。 疲れてるんじゃない? 毎日 残業で。

(綾子)どうして? 何で?➡

私 完璧にやってるじゃない。

(TV)(女性)その闇の部分を 上手に 取り除いてあげることが➡

われわれ大人たちの 使命だと思います。

そうだ。 包丁…。

(TV)(コメンテーター)微妙な変化に SOSのサインを➡

見落とさないようにしないと いけませんね。

(TV)(女性)今回 家から持ち出した包丁で➡

偶然 通り掛かった 会社員を 刺し殺して➡

所持金2万円を奪ったという➡

いまだ 記憶に新しい あの事件。

(TV)その加害者でもある中学生は➡

家族との会話は ほとんど なかったそうなんです。➡

まさに これが黄色信号。

(綾子)包丁 包丁 包丁…。

(TV)(コメンテーター)突然 金遣いが荒くなったり➡

明らかに お小遣いの範囲を超えた 買い物をしていたり➡

大金を所持していたら➡

完全に赤信号です。

何 これ。

包丁…。

♬~

うわ!

(TV)(女性) 《家から持ち出した包丁で➡

偶然 通り掛かった 会社員を 刺し殺して➡

所持金2万円を奪ったという➡

いまだ 記憶に新しい あの事件》

(バイブレーターの音) (綾子)あっ…。

(綾子)「やっちゃおう」

(綾子)《私?》➡

《次は 私を殺すつもりなの?》

(綾子)包丁 包丁…。

(TV)(コメンテーター)さらに 女の子は➡

男の子よりも 信号が分かりづらい 傾向にありますね。

「留学」

そんなの 私 聞いてない。

しかも こんな お金…。

(TV)(コメンテーター)一見 自立とも思える➡

親に相談なしで進路を決めたり➡

一人暮らしの計画を 立てたりすることなども➡

実は 大変 危険な シグナルなんです。➡

まさに黄色信号。 要注意です。

♬~

完全一致。

(綾子)包丁 包丁…。

(PC)(電子音)

包丁 包丁 包丁 包丁…。

「帝東」

「15」

帝東 15…。

(PC)(電子音) (綾子)ヒット。

(TV)(コメンテーター) 両親の不仲や離婚をきっかけに➡

犯罪行為に走る子供たちも 少なくありません。➡

愛情不足へのSOS信号と 言っていいでしょう。➡

子供というのは 大人が思っている以上に➡

敏感なものです。 (綾子)「奥様には➡

バレてませんか?」 (TV)(コメンテーター)親の浮気は➡

ほぼバレてると言っても 過言ではありません。➡

赤信号です。

(ドアの開閉音)

(杏奈)うわ びっくりした!➡

えっ 何やってんの? お母さん。

(綾子)何 これ。

また入ったの? 部屋。 (ドアの開く音)

「何?」って聞いてるの!

(綾子)殺したでしょ? 包丁で。➡

殺して お金 取ったでしょ。➡

誰 殺したの? 包丁は? 包丁は どこ!

(和哉)はっ? (ドアの開く音)

ねえ ちょっと お母さん どうしちゃったの?

(郁久)何だ 何だ? みんなして どうした?

「残業 残業」って いつも 午前さまだったけど➡

嘘じゃない!

ろくに 目も合わせようとしないし ご飯も食べないし➡

「いってきます」も「ただいま」も 言わないで!➡

ねえ どこ? 包丁 どこなの?

誰? 誰が持ってるの!

(和哉)何なんだよ 「包丁 包丁」って。

1本 足りないの!

殺す気なんでしょ? 私を。 分かってるんだから。

綾子 どうした? 何 言ってるんだ?

私 許さないから。➡

あなたが留学しちゃうのも➡

あなたが犯罪者なのも➡

あなたの浮気で離婚するのも。

私のお城は 壊させない。

絶対に壊させないから。

(綾子)嫌… やめて…。

私 守ってきたんだから…。

(郁久)綾子。

壊さないで! お願い。

私 何もなくなっちゃうから!

(和哉)やっぱ バラすしかなくね?

お母さん。

ほら 見て。

(杏奈)留学のチラシは 間違って持ってきちゃっただけ。➡

もうすぐ銀婚式でしょ?

(和哉)お母さん 言ってたじゃん オーロラ見るのが夢だって。

(郁久)どうしても 費用は 自分たちが出したいってな。

えっ? (杏奈)バイトしてたの。

フフフフ…。

私が家庭教師で 和哉 工事現場。 (綾子)工事現場?

現場で転んで 鼻血 出ちゃってさ➡

こっそり洗濯しようと思って 隠しといたんだよ。

(郁久)休暇 取るために 毎日 残業でさ➡

手伝ってもらった部下たちに➡

ごちそうしたりしなくちゃ いけなくて もう 大変だよ。

あのメール…。 (杏奈)お母さん 勘がいいからさ➡

もう すっごい ドキドキしたんだから。

もう いつ バレんのかなって。➡

もう 和哉なんて➡

すぐ 顔に出るし。 (和哉)だから なるべく➡

顔 合わせないように してたんじゃん。

(杏奈)いやいや 逆に怪しかったからね それが。➡

フフ。 でもさ 私も見られちゃったし。➡

パスポート捜してるとこ。

(綾子)あっ…。

(杏奈)コピー 提出しなきゃ いけなかったからさ。➡

旅行会社に。➡

普段 口には出さないんだけど➡

私たち すっごい感謝してんだよ お母さんに。

杏奈。

俺らが お母さん 悲しませるわけないじゃん。

和哉。

お母さんは わが家の太陽。

いや 女神だからな。

あなた。

(綾子)ごめんなさい みんなを疑ったりして。

(和哉)いいんだよ。 (杏奈)気にしないで。

(郁久)一件落着したら 腹 減ったな。

(杏奈)フフ。 何 それ。 (郁久)ハハハハ… 腹 減っただろ。

(杏奈)ごめんね お母さん。➡

泣かないでよ~。 何?

(綾子)《壊れてなんか なかったのです》➡

《やっぱり ここは 大切な 私のお城》➡

《私の全て》➡

《家族だけが 私の宝物》

あっ。 やだ。 あるじゃない。

何? 何 これ…。

ねえ 見て。

(綾子)えっ?➡

えっ? えっ?

(綾子)あっ…。

(綾子)やだ。

忘れてた。

殺したんだ 私。➡

昨日の夜。

《うっ…》

《あっ…》 《いっ…》

(綾子)《この包丁で…》

そっか。 だから…。

(綾子)《あっ 和哉 おはよう》

《杏奈 先に食べちゃって》

(綾子)《おはよう あなた》➡

《朝ご飯 できてるから》➡

《やだ。 疲れてるんじゃない? 毎日 毎日 残業で》

だから 朝ご飯も食べられなかったし➡

お弁当も持っていけなかったのか。

(男性) お世話になっております。➡

パラダイス旅行代理店の大谷です。 お申し込みいただいた➡

フィンランドツアーの件 なんですけれども…。➡

あれ? もしもし? 風見さん?➡

もしもし?

妄想じゃなかったの?

(杏奈)お母さん。➡

お母さん。

(綾子)あっ…。

(郁久)綾子 具合でも悪いのか?

生きてたの?

(杏奈)何 言ってんの? お母さん。 大丈夫?

初めて見たよ お母さんが居眠りしてるなんて。

居眠り? 私が?

(綾子)痛っ。

そうだ…。

(綾子)《私は 結局➡

何もなかったことに したのでした》

(綾子)《壊れてしまう》➡

《私は そう思いました》➡

《これを 家族に突き付けて 問い詰めたら➡

きっと壊れてしまう》

(綾子)《見なかったことに すればいい》

(綾子)《私が忘れてしまえば それでいい》

(綾子)《私は 私のお城を 守り続ける》

(綾子)《だって このお城が 家族が➡

私の全てなのですから》

(綾子)ごめん。 すぐに ご飯にするね。

(杏奈)ねえ 大丈夫なの?

(郁久)あまり無理するなよ。

(綾子)みんな 絶対に壊さないでね。

いつまでも ここにいてね。➡

いつまでも いつまでも➡

幸せに暮らしましょうね。

この 完璧なお城で。

お母さんが ずっと守ってあげるから。

♬~

(綾子)《これでいい。 何もなかった》➡

《これからも ここで見守っていよう》➡

《あの 砂のお城と 同じように》➡

《あれ? どうなったんだっけ》➡

《あの 砂のお城》➡

《まっ いいか》➡

《本物のお城が 手に入ったんだから》

(和哉)やっぱ ばらすしかなくね?

(杏奈)やめてよ 「ばらす」なんて やくざみたいな言い方。

(郁久)そうだぞ。 ちゃんと 「殺す」って言いなさい。

(和哉)このままじゃ マジで俺らが殺されるって。

(杏奈)言ってたもんね。 寝言で 「殺しちゃって ごめん」って。

(郁久)夢には 願望が出るっていうしな。

(綾子)《あのとき見つけた➡

大切なものを壊されないための 方法》➡

《それは 決して 目を離さずに いつも そばで見守ること》

私 守りきれなかった?

(綾子)《やだ! やめて! 壊さないで!》➡

《私のお城は 壊させない!》

《絶対に壊させないから!》

(綾子)《そのとき 私は 思い付いたのでした》➡

《大切なものを壊されないための もう一つの方法》➡

《それは…》

♬~

♬~

(綾子)《自分の手で➡

ぶっ壊すこと》

(工藤)これがあれば 無敵のカメレオン俳優ですよ!➡

史上最高のカメレオン俳優 工藤 圭太だ!

(圭子)ほら。

(優奈)ねえ それ。

(茂樹)お代わり。

(茂樹)《今日のテーマは…》

(一同) 《動物》

(茂樹・圭子)フッ…。

(大樹)バ?➡

バ…。

(優奈)プ?➡

プ…。

「フ」でも いいぞ。

(優奈)あっ。

いや 違う 違う。

ラ… ラ…。

ラマだ。 ラマ。

ラ…。➡

ラ…。

ラクダは? (圭子)言いました。

ラ… ラ… ラ…。

ラバ。 ラバ ラバ。

ラ…。 (大樹)ごちそうさま。

(圭子)お皿 持ってって。 (大樹)は~い。

(茂樹)ラ…。 (優奈)ごちそうさま。

(圭子)は~い。 (大樹)ねえねえ お姉ちゃん➡

こんなの あるよ。 (優奈)フフフ。 何 これ。 ちょっと➡

ホントやめて。

(茂樹)《ラ…》

ラ…。➡

ラ…。

≪(優奈)お父さん!

♬~

(圭子)急に出ていくなんて 何 考えてんのよ。

(大樹)お父さんが いなくなるなんて やだよ。

(優奈)そうだよ バカ。

ごめん。 みんな ごめん。

一緒に帰ろう。

(3人)うん。

(優奈)じゃあ お父さん。 (茂樹)んっ?

ラ。

(3人)ラ。

ある朝 不安な夢から目覚めると➡

不気味な虫になっていた。

かの有名な カフカによる『変身』の一節です。

人間 誰しも 変身願望を持ってるようですが➡

虫とは ねえ?

しかし 時には➡

何にだって 変身しなければならない 場合も➡

あるようです。

(男性)何だ てめえ こら! (男性)あ~?

(工藤)あっ あっ…。 (男性)あっ!

てめえ こら! うっ…。

おら~! (男性)あ~!

(男性)兄貴 兄貴…。 (男性)おら。

(男性)てめえ…。

(男性)しまえ こら。 (工藤)うっ あっ…。

てめえ… あっ! あっ 痛え!

うわ…。 あっ…。

この野郎!

(男性)あ~…。

あ~。 (白沢)カット カット。➡

おい こら! ぼけ!

(工藤)すいません。 (白沢)何だ➡

その ふ抜けた芝居は! (工藤)ごめんなさい。

(白沢)最愛の恋人を殺された 男の叫びが それか!

すいません! (白沢)役に なりきれ。➡

うわべの芝居じゃなくて ここだよ ここ。➡

魂のマグマを爆発させろ!

はい。 (白沢)今日は もう 中止だ。

(スタッフ)本日 以上です。

(男性)ちゃんとやれよ。 (スタッフ)撤収 撤収!

(男性)お疲れさまでした。

(土橋)俺の立場も考えてよ。➡

主演 大抜てきで あんな芝居されたら➡

キャスティングした こっちが 大ケガでしょ。➡

そりゃさ 今は いいよ。 ちょっと笑うだけで➡

周りの女の子たちが キャ~キャ~ 言ってくれるんだから。➡

でもさ 見た目だけの役者なんて➡

どんどん 生きのいいのが 出てくんだから➡

工藤ちゃんもさ そろそろ…➡

中身で勝負しないと…。

(指を鳴らす音) (土橋)生き残れないよ。

ですよね。 (土橋)フフフフフ。➡

あっ 八巻さ~ん お疲れさまです。

(工藤)お疲れさまです。

(八巻)あ~ 工藤君 久しぶり。 (工藤)はい。

聞いたよ 主演だってね。

(工藤)あっ すいません 一応。

まあ 頑張って。

はい。

(土橋)じゃあ あしたの撮り直し 頼むよ。➡

鍋ちゃんも 指導 しくよろで。

(鍋島)はい。 お疲れさまでした。

やっぱ 八巻 卓朗は 違うなあ。

もう オーラが 全然 違う。

工藤も 八巻さんみたいに➡

どんな役にも染まれる カメレオン俳優って➡

言われるくらいにならないとな。 (工藤)そんな➡

プレッシャー かけないでくださいよ。

ただでさえ 初主演ってだけで テンパってんのに。

お前さ もう少し 堂々と できないのか?

さっきのシーン。

いや 分かってんすけどね。

俺 暴力とか苦手だし。

もう 正直 どうしていいか 全然 分かんないんですよ。

一瞬だけでも 八巻さんみたいになれたらな。

(鍋島)なってみるか。

カメレオン俳優。

(春間)ご存じのように カメレオンは➡

体の色を 自在に変え➡

背景に溶け込む能力を 持っています。

はい。 (春間)カメレオンが➡

木や石になりたいと感じると➡

脳内から 特殊なホルモン物質が 分泌されます。➡

その結果 彼らは 見た目も そして 心までも➡

なりたいものに なってしまうのです。

へ~。 (春間)われわれは➡

その分泌された物質を 採取することに 成功しました。➡

これが 変身ホルモン カメレオーネ。

(鍋島・工藤)カメレオーネ。 (春間)これを使って➡

前頭連合野に 直接 カメレオーネを投与するだけ。➡

あとは 何になりたいのかを 強く思い描けば➡

脳に 信号が行って➡

一時的に 思いどおりの人間に 変身できるというわけです。

あ~ 何 待ち?

(土橋)何 待ち?

(鍋島)工藤…。

(鍋島)やっぱり やめよう。 たかが 芝居じゃないか。➡

そこまで やることないって。

(工藤)俺 鍋島さんと会ったとき 約束したじゃないですか。➡

いつか 俺の芝居で➡

鍋島さんを泣かせてみせますって。

工藤…。

あれ?

んっ…。

(鍋島) 工藤? おい 大丈夫か? 工藤。

(工藤)《俺は 中小企業で働く しがない課長代理》➡

《不運な事件に 巻き込まれ 恋人を殺され➡

復讐のため 敵の元へ 単身 向かう》➡

《俺は やつらを倒して 恋人の無念を…》

(工藤)あ~…。 (鍋島)あっ…。

(工藤)あっ あっ あ~!

(鍋島)工藤。 工藤~! (工藤)あ~!

(鍋島)すいません。 工藤 入ります。 本番 お願いします。

(白沢) てめえ ふざけんじゃねえよ!➡

あっ? 勝手に タイミング 決めんじゃねえ。➡

ここは 俺の現場だぞ。

あっ あの野郎…➡

とっぷり役に潜ってきやがった。➡

本番! 用意。 あい!

何だ てめえ こら! うっ…。 (男性)うわ…。

(男性)うわ! あっ…。

(男性)あっ あっ…。

(工藤)あ~!

(男性)兄貴!

(男性)うわ!➡

あっ あっ…。 あ~!

(男性)あっ…。

(工藤)おら~!

(男性)あっ あ~!

(工藤)許さない。➡

愛のために…➡

お前を殺す。

(男性)やめて。

あ~!

(白沢)カット カット カット!

(男性)お~。

(鍋島)すごかったよ 工藤。 監督も 褒めちぎってたぞ。

(工藤)ヤバいですよ これ。➡

無敵です。 (鍋島)えっ?

これがあれば➡

無敵のカメレオン俳優ですよ!

お願いします。 どんどん 仕事 入れてください。

どんな役でも なりきってみせますから。

分かった。 任せとけ。

いや~! (鍋島)ハハハ…。

(白沢)あい!

(工藤)元気なお乳 ありがどなあ。

んで お前さんの名は?

(白沢)牛を愛する 男の優しさ。

こっちの引き出しもあるのか。

♬(ピアノの演奏)

♬~

♬『恋』

♬~

♬~

(白沢)あの野郎➡

ポールダンスまで ものにしてきやがった…。

ポールさえあれば 俺たちは どこへでも行ける!

(カナエ)ナイス ダンス。

圭太。

(カナエ)どうしたの?

(工藤)これ。

(工藤)やっぱり 八巻さんだよ。

(カナエ) でも 2位でも すごいじゃん。

ネットの掲示板とか 見たことある?

みんな 俺のこと 八巻 卓朗の 二番煎じとか言ってるし…。

どうしたのよ いつもの圭ちゃんらしくないよ?

何?

ううん。

(工藤)顔を洗ってくる。

(工藤)《俺は 世界選手権で➡

優勝経験がある ポールダンサー》➡

《自信に満ちあふれた 男らしい男…》

(工藤)ハハハハハ…。

(工藤)お待たせ~!

(鍋島) これ 先生から もらってきた。

(工藤)ありがとうございます。

最近 使い過ぎだろ。 (工藤)えっ?

お前 まさか プライベートでも 変身してるんじゃないのか?

(工藤)全然 大丈夫っすよ。

それより 次の仕事は?

これ…。

(鍋島)猟奇的な殺人鬼と 悪徳刑事が激突する 心理サスペンスだ。

カメレオン俳優の がちんこ対決を 一番の売り物にしたいらしい。

八巻 卓朗に 勝つ 絶好のチャンスじゃないっすか。

(鍋島)ああ。 だけど➡

人間の狂気を むき出しにしたような➡

追い込んだ芝居が 必要になる。

お前 大丈夫か?

望むところっすよ。

(工藤)《人の死は 美しい》➡

《人を殺すことが➡

俺の生きがいだ》 (工藤)あっ あ~!➡

あ~!

(白沢)はい。 じゃあ ラストシーン 回して。

本番。 用意。 あい!

(八巻)なぜ 美雪を殺した?

(白沢)テンンション マックス。

怒りと怒りの激突!➡

相打ちの末 2人 同時に 死ぬ!

はっ! (工藤)あっ…。

あ~!

あっ…。 うっ…。➡

うっ…。 (白沢)はい。 カット。 カット!

(鍋島)おい 工藤。 どうした? 大丈夫か? おい。

おい。 (土橋)大丈夫? 工藤ちゃん。

(工藤)すいません。➡

ちょっと 立ちくらみしただけです。

(工藤)大丈夫です。 やれます。

(八巻) いや 監督 あしたにしましょう。

万全な状態の工藤君と やりたいんで。

(白沢)OK。 分かった。

あっ あっ…。

(工藤) 《元気なお乳 ありがどなあ》➡

《ポールさえあれば 俺たちは どこへでも行ける!》➡

《人の死は 美しい》

≪(カナエ)ねえ 圭ちゃん ワイン 飲む?

(工藤)《人を殺すことが 俺の生きがいだ》➡

《俺は 彼女を 心から愛している》➡

《愛している》

(春間)今の状態では➡

一つの役に なりきることは 不可能です。➡

脳が混乱して まともに変身すらできませんよ。

何とかなりませんか? (春間)無理です。

お願いします。

この作品が終わったら 脳を休めますから。

あと 1シーンだけ➡

わずかな時間だけで いいんです。

何とか 役に なりきれるように してください!➡

お願いします!

1つだけ方法があります。 (工藤)何ですか?

(白沢) あそこまで上げてる 八巻 卓朗➡

見たことねえぞ。

ヤバいですね。

あれ? 工藤ちゃんは?

あっ 集中したいから 一人になりたいと。

(春間) 《より純度の高いホルモンを➡

投与するんです》

《何らかの副作用が 起こる可能性も 考えられます》

《えっ 副作用って…》

《分かりません》

《まだ 使用した前例がありませんから》

(バイブレーターの音)

はい。 (鍋島)間もなく本番だ。

分かりました。

ありがとな 工藤。

えっ?

もう 十分だよ。

ホルモンは使うな。 そのままのお前でいい。

100%混じりっ気なし➡

俳優 工藤 圭太の 全力の芝居を 見せてくれ。

待ってるぞ。

♬~

♬~

♬~

くそ…。

俺は➡

史上最高のカメレオン俳優 工藤 圭太だ!

う~…。 (ホルモンを打つ音)

(鍋島)まさか あいつ…。

≪(カナエ)大丈夫ですよ。

(鍋島)カナエさん。

私 あの注射器に 細工をしておいたんです。

だから 今の圭ちゃんには ホルモンは注射されていません。

気付いてたんですか。

きっと このシーン 全然 駄目だと思います。

でも 私 もう 圭ちゃんに 無理してほしくないんです。

(白沢)よし。 回せ。

本番!

用意。 あい!

なぜ 美雪を殺した!

(カナエ) すごい 八巻さんのオーラが…。

工藤が 動けない…。

(工藤の笑い声)

笑うだと?

(工藤の笑い声)

殺せよ…。

殺せよ。

お前が➡

俺になるんだ!

(カナエ)圭ちゃんが盛り返した。

あっ あの八巻さんを 圧倒してる。

台本と違いますよ。

本なんて関係ねえ。 黙ってろ。

笑いに 涙で返しやがった。

これが噂の八巻泣き。

すごい。

どうする? 工藤。

(工藤の笑い声)

(笑い声)

(笑い声)

ほら… ほら。

ほら。➡

ほら。

(笑い声)

ほら。

殺せ。

5!

4!

3! 2! 1!

(八巻)うわ~! (銃声)

これで終わりだ。

うっ…。 (せき)

カット。

OK…。

(鍋島)あいつ➡

自分の力で 気持ちだけで…。

脱帽だよ 工藤君。

工藤君?

工藤…。

圭ちゃん?

(カナエ)圭ちゃん?➡

圭ちゃん! しっかりして。➡

ねえ 圭ちゃん!

死んでる…。 (一同)えっ?

おい 救急車! (スタッフ)おい➡

救急車! 早く! 救急車…。 (スタッフ)はい。

(鍋島)待ってください!

(鍋島) 工藤は やり遂げたんです。➡

最高の芝居で 全部 出し切って。

ようやく なりたかったものに なれたんです。

だから…➡

拍手で 送り出してくれませんか?

♬~

♬~

(一同)んっ?

(カメレオンの鳴き声)

(陽一郎)ヤッベえ。 変なもん見ちゃった。➡

お母さんとの時間 大事にすべきだった。

(カズ)うわ~! あっ? うわ~!

(茂樹)そうか。 「こ」で 縛っているのか。 こ…。 ご?

(社員)いや~ 今回 カズレーザーさんに わが社の新製品の発売イベントに➡

参加していただけて 誠に光栄です。

いや~ とんでもございません。

こちらこそ。 こちらこそです。

(社員)やっぱり カズレーザーさんの赤というイメージカラー。➡

今回 わが社の社運を懸けて 送り出す➡

この宇宙一赤いトマトジュースに ぴったりだと思いまして。

あ~ バカの一つ覚えで 赤ばっか着てみるもんすね。

失礼ですが カズレーザーさんって➡

どこか 他の惑星から来た感じが しますよね。

失礼ですが ホント 失礼ですね。

この赤さ 見てください。

(カズ)あ~ また こりゃ すごい赤ですね~。

あっ? (社員たち)えっ?

んっ?

おかしいな…。

(カズ)うっ…。

あ~ 駄目だ。

あの 私 赤い物が 急に 駄目になっちゃいました。

(社員)ハハハハハ。 (社員)あ~。

(一同)ハハハハハ。

思うに 今ので 人が一生で愛せる 赤の許容範囲を➡

超えてしまいまして。 (社員)マネジャーさん?

あっ いや…。 (カズ)すいません。

で こう見えて 今 かなり テンパってます。

うっ…。 (社員)大丈夫ですか?

アハハハ…。

あっ… 駄目だな。

すいません。 (社員)あっ ちょっ ちょっと…。

ちょっと カズさん!

(男性)あっ すいません。 (カズ)あっ あっ…。➡

あっ あっ…。➡

あっ!

赤 無理。 あっ!➡

あっ あっ あっ… あ~!

駄目だ。

(カズ)うわ~!

キャ~! (カズ)うわ~!

もう どうしたら いいんだ?

≪(なっちゃん)カズちゃん。 (カズ)ナツさん?

♬~

(社員)キャ~!

(カズ)《血は駄目…》➡

《血は…》➡

《うわ~…》

(なっちゃん)血が…➡

青い。

(社員) やっぱり 宇宙人だったんだ。

味噌汁。

(茂樹)《今日のテーマは…》

(一同)《有名人の名前》

(茂樹) 《またかよ》

ば…。

あっ。

(圭子)こ…。

(茂樹)《何だ? この圧迫感は》➡

《小柳ルミ子 小泉 今日子 小池 栄子》➡

《そうか。 「こ」で縛っているのか》

こ…。

いたんだよ? こっ 小森のおばちゃまって。

いや いたんだから。

こ?

「ご」も あり?

どうする? (優奈)まあ いいんじゃない?

ご…。

ご?

グループ名あり?

しょうがないな。 (優奈)いいよ。

こっ…。

≪(はと時計の時報)

(大樹)あっ 2人とも そろそろ行かないと。

あっ ヤッベ。 いってきます。 (圭子)は~い。

(優奈)いってきま~す。 (圭子)は~い。

(茂樹)いってらっしゃい。

(圭子)あっ 大樹! 遠足のお金 忘れてる!➡

もう…。

(茂樹)大樹…。➡

大樹は 今日 遠足…。➡

そうか。

(クラクション)

すいません。 すいません。 (男性の舌打ち)

(女性)かわいそう。

(男性)何だよ この見積もりは! (茂樹)すいません。 すいません。

(男性)村上さん 何年目? (茂樹)はい。

(男性)いつになったら なくなるの? こういうの。

(茂樹)すいません。 すいません。 (男性)村上さん 何年目?

(茂樹)ただいま~。

(優奈)先 食べちゃおう。 お父さん しり取り 下手だし。

(大樹)うん。

(圭子)今日のテーマは 「お父さん」

(優奈)パンツ一丁で 部屋をうろつく。

靴下 脱ぎっぱなし。

(大樹)白髪が増えた。

(優奈)頼りない。

(圭子)いつも 仕事 忙しそう。

(大樹)うちで 一番 偉い人。

(優奈)とっても優しいし。

(圭子)しり取りは下手だけど。

(大樹)ど…。➡

どこに出しても 恥ずかしくない。

うっ…。

(優奈)い…。➡

一番 大好きな お父さん。

あっ 「ん」 付いちゃった。

おかえり お父さん。

おう。

(茂樹)次のテーマは どうしよう?

(圭子)ウ…。

(一同の笑い声)

私たちは 現実の記憶と 寝ている間に見た夢とを➡

混同することがあります。

俗に言う デジャビュも そうですが➡

考えてみれば あなたの その記憶➡

実は 全て 夢で見た出来事に すぎないのかもしれません。

(一同)おめでとう。 (みどり)あ~ ありがとう。➡

今日 ありがとうね。 すごい感動した。

(女性)奇麗だった。

(司会者) ご歓談中 失礼します。➡

これより 新婦の父 成田 陽一郎さまより➡

皆さまに ご挨拶がございます。

(みどり)えっ? 何 それ。

(スタッフ)こちらへ どうぞ。 (靖彦)大丈夫だよ。

(陽一郎)え~ 突然 すいません。

え~ 新婦 みどりの父 成田 陽一郎と 申します。

本日は お忙しい中 2人のために お集まりいただきまして➡

誠に ありがとうございます。

今日は 私の方から この席をお借りしまして➡

どうしても お話ししたいことがございます。

え~ ホントなら➡

今 私の隣には 妻がいるはずでした。

乾杯! (一同)乾杯~!

しかし お前たち よく 契約 取ったな。

(一同)ありがとうございます。 (陽一郎)それでは➡

約束どおり 部長賞です! (社員)やった~!

別に お前が取ったわけじゃねえだろ。

もしもし みどり? 今 悪いな。 会社の連中と飲んでんだよ。

うるさくて 悪い。 どうした? (一同)最初は グー じゃんけん…。

(みどり)お母さんが…。 (陽一郎)えっ? 聞こえない。➡

どうした?

お母さんが… 死んじゃった。

えっ?

(陽一郎) <認知症を患っていた妻は➡

不注意で火事を起こし 煙を吸い込んで 他界しました>

<54歳でした>

<私は 妻にとって 良い夫ではありませんでした>

<仕事で 毎晩 帰りは遅く➡

家事や育児も 協力しませんでした>

♬~

<葬儀の翌朝 それは 突然 現れました>

うわ びっくりした! (みどり)びっくりした…。

ヤッベえ。

変なもん見ちゃった。

(みどり)何?

ほら そっ… そこ。

台所が どうかした?

お前 見えないのか?

お母さん ほら そこで洗い物してんだろ。

やめてよ そういう冗談。

冗談って ほら… ほら 見てみろ よく ほら!

お母さんだろ! (みどり)いいかげんにして!

お母さんは 死んだの。

お父さんまで認知症になったら 私 もう 面倒 見切れない。

(陽一郎)えっ…。

(男性)こんにちは。

(陽一郎)あの…。 (男性)はい。

(陽一郎)いますよね?

(男性)えっ? (陽一郎)あっ いや➡

何でもないです。 すいません。 (男性)どうも。

いるよ。

♬~

何だよ。 言いたいことあんなら言えよ。

おい 聞いてんのか?

聞いてんのか?

お前 俺のこと恨んでんだろ?

だから 化けて出てきたんだろ?

<妻の姿をした それは➡

一言も話すことなく ただ 家の中にいるだけでした>

何とか言えよ。

♬~

(ドアの開く音)

(みどり)あっ…。

<妻に よく似た それの存在が 気になり➡

私は 脳の仕組みを研究している 友人に 相談しました>

(高梨)今 どこにいる?

(陽一郎)そこ。 そこで… 何だっけ? この花。➡

花 切ってる。

(高梨)成田の奥さん 確か 認知症だったよな?

(陽一郎)ああ。 それと 何か関係あんのか?

(高梨)認知症患者は 症状が進むと 記憶が薄れてゆく。

ただ ごくまれに➡

患者自身の忘れたくないという 強烈な意志によって➡

記憶が 時空間に定着するケースがある。

時空間に定着する?

(高梨)そう。 そして その記憶は➡

患者の意志に共鳴した人物だけに 見えるようになる。➡

まるで 録画した映像を再生するように➡

患者の過去の行動が 再現される。

(陽一郎)じゃあ これはさ あの➡

幽霊とかさ こう 化けて 出てきてるわけじゃないんだな?

(高梨)奥さんの記憶そのもの。➡

いわば 人生の残像だ。➡

話し掛けても答えることはないし 触れることもできない。

じゃあ 突然 何かされるとかさ➡

そういう 危険なものじゃないんだな?

ああ。

でも 早く この家から引っ越した方がいい。

(陽一郎)何で?

死んだ人間の記憶と共に 生きるのは➡

簡単なことじゃない。

<このときの私には➡

友人の忠告の意味が 分かりませんでした>

(陽一郎)出掛けんのか?

この病院…。

<それは ちょうど3年前➡

妻が 認知症の宣告を受けた日の 記憶でした>

<あの日 私は 仕事が忙しくて➡

妻の電話に 出ることができなかったんです>

えっ? まず 何をすんだ? これ。

チッ ヤベッ。 時間ねえじゃねえかよ。

<それから3年間 妻の記憶は➡

彼女が送った毎日を 正確に再現し続けました>

(陽一郎)えっ?➡

ここと ここ?

簡単じゃねえかよ お前。

♬~

♬~

♬~

やっぱ うまいもんだな。➡

肉 入れ過ぎなんだな これ…。

♬~

≪(ドアの開く音) ≪(みどり)ただいま。

あっ おかえり。 ほれ ギョーザ作ったんだよ。➡

食え 食え。

(みどり)いらない 外で食べてきたから。

何だよ お前…。

せっかく作ったのに。

<1人で家事をすることが➡

こんなにも寂しいものだとは 知りませんでした>

ハァ…。

(陽一郎)何やってんだ?

(陽一郎)へそくりか? これ。➡

は~ こういうとこに隠してんだ。

めかしこんで どこ行くんだ?

どこ行くんだ?

♬~

(陽一郎)おう おう おう。 高そうな物 食ってんな。

≪(店員)こんにちは。➡

お一人さまですか? (陽一郎)あっ いや 違います。

あっ… あの… あの 奥の女の人➡

もう 食べ始めちゃってるってことは➡

もう デートとかじゃないんすよね?

(店員)えっ?

あっ いや… なっ 何でもないです。

すいません。 すいません。

(陽一郎)何だ…。

妻は へそくりを使って➡

まあ そこそこ豪華なランチを 時々 食べていました。

ちなみに 私の昼飯代は 500円でした。

(一同の笑い声)

(陽一郎)でも 妻のしていた ぜいたくは それだけでした。

へそくりの ほとんどは 娘名義の口座に貯金していました。

(陽一郎)節約して ためた 金なんだろ?➡

もっと 自分のために使えよ。

いまさら言っても遅いか。

おい どっち行くんだ?

おい どっち行くんだ?

お~ ホホホ。

(陽一郎)へ~。

近所に こんなとこあったんだな。

≪(三島)こんにちは。

(陽一郎)あっ こんにちは。

(三島)あの… 失礼ですけど 春子さんのご主人ですよね?

(陽一郎)えっ? 何で それを?

(三島)散歩中に よく ここで➡

春子さんと おしゃべりしてるんです。➡

それで もしかしたらと思って。

(陽一郎)あっ そうですか。 どうも。

(三島)春子さんは お元気ですか?

最近 お見掛けしませんが。 (陽一郎)あっ…。

あっ いや あの… 実は 先月 事故で亡くなりました。

それは まだ お若いのに お気の毒に。

でも 幸せだったでしょうね。

優しい ご主人と 最後まで一緒に暮らせて。

えっ?

以前 春子さんが教えてくれました。

ご主人は 仕事から帰ってくるとき➡

いつも 電車の中から 手を振ってくれるんだって。

♬~

<電車が家の前を通るとき お互いに手を振って 合図する>

<それは 線路脇のアパートに住んでいた➡

新婚時代の約束でした>

あんな 若いころの思い出 いまだに覚えてんだから➡

びっくりしちゃったよ 俺。

成田 お前 大丈夫か?

何が? (高梨)忘れてないよな?

今 見えてるのが 奥さんの3年前の姿だってこと。

いつか 必ず つらい別れが来るってこと。

分かってるよ。 当たり前だろ そんなこと。

(社員)成田部長 33年間 お疲れさまでした。

ありがとう。 みんな ありがとう!

お疲れさまでした! (陽一郎)頑張ってな。

<私は 妻の記憶と 最後まで向き合うため➡

会社を辞めました>

<それから 1年たち 2年たち➡

妻の記憶と共に生きることが 当たり前になったころ➡

娘が 靖彦さんを連れてきました>

靖彦さん 娘のこと よろしくお願いします。

(靖彦)いえ こちらこそ。

(陽一郎)妻も きっと喜んでると思います。

(みどり)忘れてるよ 私のことなんて。

(陽一郎)そんなことない。 お前 何 言ってんだよ。

ううん。 絶対 忘れてる。

大丈夫だよ お母さん ちゃんと覚えてるから。

(みどり)えっ 何で そんなこと言い切れるの?

ずっと介護してたの私なのに。

お父さんは 仕事ばっかりしてたくせに。

(靖彦)みどり…。 (みどり)お母さんが死んでから➡

もうすぐ3年だよ?

いいかげん乗り越えてよ。

<妻の死から もうすぐ3年>

<二度目の別れが 近づいていました>

♬~

(陽一郎)春子!➡

春子!

<それは 妻が夜中に徘徊し➡

警察に保護された日の 記憶でした>

春子!

<朝になれば 帰ってくる>

<そう分かっていながら➡

妻を捜さずには いられませんでした>

春子…。➡

ハァ~ いた。 ハァ…。➡

ほら。➡

はだしで パジャマで お前…。➡

帰ろう。➡

帰ろう。

<この日を境に 妻の症状は悪化し➡

毎日 通っていた スーパーからの帰り道も➡

忘れてしまいました>

<妻は 家の中で➡

ぼんやりしてることが 多くなりました>

笑った…。

<その記事を見て 妻の笑顔の理由が分かりました>

<あれは 私が まだ26歳のときのことです>

(陽一郎)《結婚しようか》

(春子)《えっ?》 (陽一郎)《頼りないと思うけど➡

頑張るから 俺》

(春子)《ちょっと➡

何で ゴリラの前で プロポーズするの?》

(陽一郎) 《いや 何となく 今かなって》

(春子)《もっと 雰囲気 大事にしてよ》

(陽一郎)《あっ… ごめん》

(春子)《あなたの そういうところ 嫌いじゃないけど》

《幸せになろうね》

《うん》

<最後は 家族の名前すら 忘れてしまった妻が➡

プロポーズの日のこと しっかり覚えていたんです>

(陽一郎)そして 妻と過ごす最後の日が 来ました。

もういいよ お父さん。

あの日➡

私が お母さんを 1人にしちゃったから…。

「絶対 家の外に出るな」って 言っちゃったから…。➡

だから…。

違う。 (みどり)そうだよ!

だって お母さん いっつも謝ってた。

「ごめんなさい。 迷惑 掛けて ごめんなさい」って。

私 そんな お母さんに 冷たくしてばっかりで…。

みどり 今から ちゃんと話す。

あのとき 何があったのか。

庭のマーガレット ことし いっぱい 咲いたな。➡

やっぱり あの肥料が良かったのかな?

(陽一郎)おい➡

アイロン つけっぱなしだぞ。 ホントに もう…。

♬~

♬~

何やってんだ? お前。

アイロン かけっぱなしだよ!

コンセント抜いてこい!

春子!

来た…。 逃げろ… 逃げろ!➡

逃げろ 逃げろ! よし! よし! 逃げろ! 逃げろ!➡

そうだ! そうだ! よし! 早くしろ! 逃げろ!

どうした?

逃げろって!

何やってんだよ。 何で 戻んだよ。➡

逃げろって! 春子!

金なんか お前 どうだっていいだろうがよ!

(陽一郎)お前…➡

こんな古い写真 まだ持ってたのか。

逃げろ…。➡

こっちだよ!

春子! こっち ほら!

逃げろって!➡

春子!

頼む… 春子 逃げてくれ。

逃げてくれ。➡

逃げてくれ 春子…。➡

頼む…。

(春子)《あなた》

♬~

♬~

♬~

お母さんが逃げ遅れたのは きっと 俺のせいだ。

もっともっと 何かしてあげられたはずだ。

もっともっと お母さんとの時間 大事にすべきだった。

お父さん…。

(陽一郎)どうも すいません。

(陽一郎)みどり 靖彦さん➡

どうか 2人 手を取り合って➡

悔いのない人生 送ってください。➡

そして ありふれた日常の中にこそ➡

実は 素晴らしいこと いっぱい あるんだってこと➡

どうか 忘れないでください。

え~ 本日は どうも ありがとうございました。

(一同の拍手)

♬~

♬~

≪(電車の走行音)

んっ? おっ 失礼しました。

夢を見ていたようです。

チョウになって ひらひら舞う夢でした。

古代 中国の 思想家 荘子が 残した➡

『胡蝶の夢』という話があります。

チョウになって ひらひらと 愉快に飛んでる夢から覚め➡

ふと思うのです。

果たして 自分が チョウの夢を見ているのか➡

それとも チョウが自分の夢を見ていたのか。

こんな疑問を持った瞬間➡

あなたも気付かぬうちに➡

奇妙な世界へと 迷い込んでいるのかもしれません。

♬~

(夢男)今夜 あなたの夢に お邪魔します。

(久代)ここで 三四郎さんを よく知る方々に➡

お越しいただきました。 どうぞ!

(塙)おはようございます。 よろしくお願いします!

(さんま) どうぞ どうぞ! 3週目のゲスト。

今日 いっぱい用意してきたみたい クレームを…。

(塙)サイコー サイコー サイコー サイコー サイコー!

おい ナイツ! 師匠の人たちは 元気で やってらっしゃる?

はい まだ 元気で やってます。 (土屋)おかげさまで 元気に…。

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