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どうもありがとうございました
EXITでした
トートバッグも>
(賢造)聞きたいことがある
22年前 井原の胸を撃ったのは お前か?
(澤登)聞いてどうするんです? 自分の手でケジメをつけたい
いつまで こだわってるんですか
井原のことは不可抗力です 澤登!
井原を侮辱するなよ
神崎さん あなたはもう 警察官でも何でもないんですよ
拳銃を所持しています
(野島)動くな 神崎➡
動くと撃つぞ
(澤登)神崎さん
あなたの負けです
澤登
お前…!
(黒木)待て! 撃てーっ!
(銃声)
拳銃を確認しろ
丸腰です!
何だと?
救急車 救急車呼んでください!
急げ
どうしてこんなことした? どうして!
違う…
俺じゃない
犯人は他にいるのか?
隆一に伝えてくれ
お前の 父親は
警察官だ
何だよそれ 何 当たり前のこと言ってんだよ!
おい しっかりしろって!
すまない 賢司…
お前には
親らしいことを 何も…
何もしてあげられなかった
親父
おい おい 死ぬなよ!
おい親父! おい死ぬなよ!
(救急車のサイレン)
(足音)
(木村)神崎君
(神崎)お父さんは?
(末長)かなり危険な状態だそうだ
あんた言ったよな?
「俺に任せろ」って言ったよな?
できもしないことを 偉そうに言うんじゃねえよっ!
あんたの父親だろ
ホントの家族だろ
どうすりゃいいんだよ
このまま死んじゃったら
どうすりゃいいんだ 僕は…
こちら 池袋中央病院前です
神崎容疑者は… ≪お待たせしました
警察同士で 何やってんだよ
どうせ 金か女の もめ事だろう だろうな
…ったく ろくでもねえな ホントに➡
こんなんだったら 俺らでも警察できんじゃね?
パクっちゃうぞ お前 コノヤロー ハハハ
何してんだ コノヤロー!
≪そうなんです お客さん同士で もめ事があって
(諸星)すいません すいません ≪あっ お疲れさまです
(木村)うちの署の者でして (諸星)黒木さん 大丈夫ですか?
離せって 離…
離せって! 黒木さん
ええ~ はい はっ?
17時10分 公務執行妨害で現行犯逮捕
お前… おいっ はいはい
(通知音)
ごめんな ハジメ
(チャイム)
彩乃ちゃん
(彩乃)ごめんなさい
私が余計なことしたから
もういいよ
どうせ いつかは分かったことだし
黒木さん 毎晩のように 飲み歩いてるんだって
酔っ払いとケンカして 自分を痛めつけてるみたいだって
僕はもう関係ないから
兄弟でも… 家族でもなかったんだ
僕は犯罪者の…
凶悪犯の息子だったんだ
人殺しの血が 僕には流れてる
だから何?
何って…
りゅうちゃんは りゅうちゃんでしょ?
親が誰だったとしても 中身は1ミリも変わらないんだよ
あなたは 私がよく知ってる神崎隆一で
それは どんな過去があっても 変わらないんだよ
りゅうちゃん 前 私に言ってくれたよね
「守りたい人がいるのは 幸せなことだ」って
《子供が親を守ったって いいんだよ》
《守りたい人がいるって 幸せなことだよ》
今 りゅうちゃんが守るべきなのは
黒木さんなんじゃないの?
どうして僕が… 家族だからだよ!
血のつながりなんか なくたって
一緒に生活して
ごはん食べて
たまにケンカもするけど ちゃんと仲直りして
お互いを思いやっていて
そういうのが家族っていうんだよ
そういうのが家族なんだよ
助けてあげてよ 弟なら
お兄ちゃんのこと 助けてあげてよ
(彩乃の すすり泣き)
(彩乃が出ていく)
《俺さ お前の兄貴だったわ》
《よろしくな 弟》
(足音)
こんなとこで何やってんすか 神崎…
この忙しい時に みんなの仕事 増やしてどうするんですか
(ため息)
一つ 聞いてもいいですか?
個人的な質問なんですが
どうして 僕の兄だと名乗り出たんです?
無理やり兄になろうとしなくても よかったんじゃないですか?
(ため息)
俺は知りたかったんだよ
何を?
親父が
俺と母さんを捨てた親父が
お前を どういうふうに育てたか
犯罪者の息子が どんなふうに育ったか
知りたかったんだよ
それで… 分かりましたか?
よーく分かったよ
お前のことも 親父のことも
俺が長い間 間違えてたってことも
犯罪者の息子だろうが 警察官の息子だろうが 関係ない
要は てめえの生き方次第だって
お前のそばにいて よーく分かったよ
僕は今まで
自分が神崎隆一だって 当たり前のように思ってたけど
そうじゃなかったんですね
僕が僕でいられるのは
奇跡なんだなあって
お父さんや黒木さん 周りのみんなに支えられて
僕は ようやく僕でいられる
そのことに ようやく気づきました
だから僕も 黒木さんを支えたい
あなたが一人で立てない時は
僕が手を貸します
僕は あなたの弟だから
早く捜査に戻りましょう
(泣き声)
末長さん
(木村)末ぴょん 泣いちゃったじゃない
誰が末ぴょんだ? (美空)泣かないで 末ぴょん
末ぴょん ぴょんぴょん うるさいよ➡
ナメてんじゃないわ もう さっさと開けろ
オスッ はい
僕達の手で 絶対 犯人を捕まえましょう
当たりめえだよ
総力戦でいくぞ! (一同)はい!
神崎 親父は どうして逃げ回っていたと思う?
誰かをかばっていたんじゃ ないですか?
お父さんは 犯人が誰か分かっていて
第3の犯行を食い止めようとした
つまり犯人は 22年前のことを よく知っている人物ってわけだ
そんな昔のこと聞かれてもなあ
知ってることあんなら 話した方が身のためよ
22年前 仁瑞会に所属していた男が 見つかったわ
名前は 村田雄二➡
井原の内縁の妻だった 松原ひかりの暴行に➡
関わった可能性がある男よ
ネタは上がってんだよ ここで話さないなら
罪状請求して同行かけんぞ ちょっと 黒木さん
(村田)俺はもう 極道から足を洗ってんだよ
そんな大昔の古傷 蒸し返すのはよしてくれ
話すのか話さないのか どっちなん… うおっ
その古傷のせいでな
人生が狂った人間がいるんだよ!
あの時 何があった?
俺は 何も知らなかった
見張りをしただけなんだ ホントだ 信じてくれ
それで そのあと どうなった?
井原が… 事務所に乗り込んできて
世間では トチ狂った井原が
一方的に拳銃をぶちかました って話になってるけど 違うんだよ
先に発砲したのは
(村田)組の連中なんだ
《(井原)ああ~っ!》
(村田)あいつは ただのヤクザもんじゃない!
あの銃さばきは 訓練を受けないとできねえよ!
どういうことだ?
神崎 お前に 親父の伝言 言ってなかったよな
《お前の 父親は》
《警察官だ》
どういう意味ですかね? 俺も意味が分からなかった
「何を当たり前のこと言ってんだ」 って
だけど…
まさか 父親って…
井原のことかもしれない
井原達也は 仁瑞会の構成員ではなく
警察官だった
潜入捜査官か
(諸星)どういうことですか? 当時
仁瑞会と癒着していた悪徳警官が いると聞いたことがある➡
井原は それをあぶり出すために 送り込まれた潜入捜査官だった➡
しかし それがバレた制裁に 松原ひかりが犠牲になった
そう考えると 全てのつじつまが合います
(諸星)でも 潜入捜査は違法ですよね
だからだよ 警察は 違法な捜査を隠蔽するために
井原の死を利用した
暴力団の構成員として 処理したんだ
それじゃ見殺しじゃないですか!
ひどい話ね
井原が潜入捜査官?
証拠はありませんが そう考えるのが妥当です
親父は
井原の極秘任務を知っていた 数少ない人間だったんです
ここから先は 慎重に事を進めるべきだ➡
誰が味方か分からない
少なくとも 本庁の連中は信用しない方がいい
分かってます
彩乃ちゃん 俺が電話した
りゅうちゃん 私
もしかして 唐揚げ?
うん
おなかすいてたんだ ありがとう
うん
腹へったよな~ へりましたね
タンポポ? うん
「踏まれてもふまれても タンポポの 美しく咲く 笑い顔」
って知らない? ことわざ?
どんなにつらいことがあっても
タンポポみたいに 笑って強く生きていけ って
確か お父さんが 教えてくれたと思うんだけど
親父が?
違う
お父さんじゃない
あれは お父さんじゃない
《隆一》
《タンポポみたいに 強く生きるんだ》
《つらいことがあっても負けないで 強く生きるんだ》
あの人が僕の本当の父だったんだ
僕は父から タンポポの強さを教わったんだ
これは 古いスナックのママが 持ってた写真だ
お前の実の両親が写ってる
黒木さん
この人は
松原ひかりは生きてます
こないだ 井原達也のお墓で会いました
神崎
この事件は もしかしたら
《(ひかり)警察が憎いんです》
彼女がやったのかもしれません
神崎 この事件はもしかしたら
《警察が憎いんです》
彼女がやったのかもしれません
親父は それを止めようとして
(バイブレーター着信)
病院からだ
お父さん
隆一
賢司
お父さん 心配かけて すまなかった
ホントによかった
神崎賢造さんのご家族ですか?
あっ そうですけど
お荷物の確認してもらっても いいですか?
分かりました
黙っていて
すまなかった
お前を傷つけるのが 怖かった
全部 俺が悪いんだ
井原と約束をしたのに
《自首して 全部話せ》
《お前が警察官だってことは 俺が証言する》
《神崎さん》 《何だ?》
《約束してくれ》
《隆一と ひかりのこと 守ってほしい》
《井原》
《できれば》
《隆一の父親代わりに なってほしいんだ》
《何を言ってるんだ 弱気になるな》
《おしっこ行きたい》 《ああ 分かった》
《賢司》 《ああ 聞こえなかった》
《この子 トイレへ連れてってやってくれ》
《あ… 分かった》
《行こう》
《(食器を落とす音)》
《すいません 失礼いたしました》
《あとは お願いします》
《ふざけんな!》
《よせ!》
《来るなっ 来たら撃つぞ!》
《やめろっ 銃を下ろせ!》
《あんた 俺を裏切ったのか!》
《(植田)伏せろ!》
《(銃声)》
《おい 大丈夫か 井原 おいっ!》
《しっかりしろ しっかりしろ 井原!》
《約束… ですよ》
《井原ーっ!》
あいつは あの時
覚悟してたんだと思う
隆一
お前と離れ離れになることを
託したかったんだと思う
お前と ひかりさんを
俺達家族に
だが俺は 井原との約束を果たせなかった
ひかりさんは…
遺書を残して 出て行って
でも 死んでなかった
植田さんから電話があったんだ
松原ひかりに脅されてるって
(賢造)俺は 植田さんと会う約束をして➡
待ち合わせ場所へ向かった➡
そしたら 植田さんは すでに死んでいた➡
安藤の時も同じだ
ひかりさんは
お前のお母さんは… 僕が止める
僕が必ず止める
もう誰も殺させない
違うんだ
隆一 違うんだよ
えっ?
まさか…
黒木さん
俺達は とんでもない間違いを するとこだった
許せない
♬~
(手拍子)
《(末長)松原ひかりから 副署長に電話があった?》
《私と直接会って話がしたい と言ってきた》
《日曜のセレモニーに 来ると言ってる》
《それじゃ そこで副署長のことを…》
《その場で凶器の拳銃を押さえたら 即逮捕できるな》
《副署長は 俺と神崎で警護します》
《みんなは 松原ひかりを 徹底マークしてください》
《(諸星)はい》
♬~
(拍手)
(美空)グッドラックの皆さん ありがとうございました
黒木さん
案内所の女 モロ 行けるか? (諸星)了解
(諸星)ロッカー開けます 開けたら職質だ
慎重にな
ちょっとよろしいですか?
池袋署の者なんですが
止まれ! 止まりなさい!
止まれ! 止まらないと撃つぞ
動くなよ
動いたら撃つ
松原ひかりさんですね
3つ数えたら ゆっくり手を上げろ
1つ
2つ 伏せろ!
(銃声)
何で発砲するんだ! 何でって… 動いたじゃないか
彼女は1ミリも動いてない 賢司君 何やってるんだ
早くあいつを捕まえろ 凶器の拳銃を持ってただろう
どうして 凶器の拳銃だと分かるんですか?
何?
撃て う… おっ おい
はあっ…
あれっ? はあっ ああ ドキドキした
副署長 観念してください
一体 どういうことだ?
凶器の拳銃は 松原ひかりに押しつけて
犯人に仕立て上げようと しただろう
朝からずっと あなたの行動を見ていました
あなたは コインロッカーに 凶器のトカレフをしまうと
《私を訪ねてくる人がいたら この鍵を渡してくれるかな?》
案内所に鍵を預けて 松原ひかりに電話をした
《案内所で ロッカーの鍵を 受け取ってください》
澤登副署長
この事件は全部 あなたがやったことですね
植田さんから 松原ひかりが生きてることを
知らされたあんたは
22年前の事実が 明るみになることを恐れて
この事件を企てた
あなたは 植田さんと安藤さんを殺害して
その罪を 父に なすりつけようとしたんだ
《(足音)》
父は あなたの思惑どおり
松原ひかりがやったものだと 思い込み
自分に容疑がかかっても沈黙した
いずれ神崎賢造は 自分のもとへ来る
そう踏んだ あんたは その場で親父を射殺し
全てを闇に葬ろうとした
《神崎さん あなたの負けです》
《澤登》
《お前…!》
《待て!》 《撃てーっ!》
《(銃声)》
しかし 父は一命を取り留めて
その上 あなたが真犯人だ ということを悟ってしまった
焦ったあんたは方針を変え
松原ひかりに 罪を なすりつけようとしたってわけだ
さっきから黙って聞いてたら
冗談はよしてくれよ
どうして私が 植田さんや安藤さんを
殺さなきゃならないんだ? 口封じのためだろうが
仁瑞会と癒着していた悪徳警官は あなただった
あなたは捜査情報を流す代わりに
仁瑞会から 金を受け取っていたんだ
井原は それを暴こうとした
だから あんたは 井原を消そうと考えた
あの時 ファミレスで
井原達也の胸を撃ち抜いたのは あんただ
いいかげんにしろ!
何を根拠に言ってるんだ 証拠でもあんのかっ!
これは井原が潜入捜査をする前
マル暴のみんなと キャンプへ行った時の写真だ
本来なら 処分されるべき写真でした
だけど父は
この写真を 大事に取っていた
あんたは 知らないはずがないんだよ
井原が潜入捜査官だってことを
《井原が潜入捜査官?》
自分のポジションを 維持するために
どれだけの嘘を重ね
どれだけの人を犠牲にした?
ハハハハ…
ハッハッハッ ハハハハ
ヘッヘッヘッヘッヘ
ハハハハハ
ここまでか~
ハハハハハハ!
神崎
ふう~
11時52分 連続殺人容疑で逮捕します
ハハハ~
ハハ… ああ もう
彩乃 よくやった
モロ 凶器の確保だ オスッ
ありません えっ?
(銃を構える音)
動かないで
その男は渡さない
私が殺します
動かないで
その男は渡さない
私が殺します
(銃声)
私は本気よ!
あなたが 僕のお母さんだったんですね
今さら
今さら 母親面するつもりなんか ないわ
私は あなたを捨てたんだから
隆一 そこをどきなさい
どきません
僕は警察官です
相手が誰であろうと
犯罪を止めるのが警察の役目です
どうして…
どうして警察なんかになったの?
許せないのよ!
達也さんを裏切って
達也さんが死んでからも
侮辱し続けた警察が 許せないのよ!
22年前
達也さんが殺されて
私も死のうと思った
(ひかり)あなたを残して➡
自殺するつもりで家を出た
だけど できなかったの
20年たって ようやく
昔のことを 思い出さないようになってきて
それなのに…
(ひかり)あなたが 警察官になったと知って➡
私は…
体の底から憎しみが湧いてきた
隆一 どうして
どうして 警察官なんかになったの!
僕の父と 僕の兄は 警察官です
僕が警察官になることは 自然なことです
あなたの本当の父親は 警察に見殺しにされたのよ!
それでも 井原達也は警察官だった!
僕の本当の父は
最後まで警察官だった
二人の父が 僕を警察官にしてくれたんだ
僕は そのことを誇りに思ってる
この人を殺しても何も生まれない 来ないで!
あなたはまだ やり直せる
やり直したいなんて思ってない 死ねばよかったのよ
あの人のことを追って
私も死ねばよかった… それは違う!
あなたは間違ってる
井原さんは
お父さんは こんなこと望んでない
どんなにつらいことがあっても
負けないで生きていけ って
タンポポみたいに笑って生きていけ って
お父さんは教えてくれた
お父さんは 僕達の幸せを願ってた
だから僕達を 神崎賢造に託したんだ
私が…
幸せになんか…
なれるわけがない
過去は変えられないし
失ったものは 元には戻らない
僕だって あなたとの記憶を 全てなくしてしまった
でも
未来は変えることができる
明日からの記憶は これから積んでいくことができる
また新しい思い出を つくっていくことができるんだ
僕達はまだ やり直すことができる
家族として
お母さん
それは あなたが 生きていてくれたからだよ
隆一…
生きててくれて ありがとう
隆一… ありがとう
ああ おいしかった~
どうも ありがとうございました ごちそうさまでした
(バイブレーター着信)
お父さん また蕎麦送るって
いいよもう 「食い飽きた」っつっとけよ
ていうか 黒木さんも たまにはメッセージ送ってくださいよ
俺はな 女子にしか送らない主義で有名…
シッ 何だよそれ
何やってんだよ おめえよ! 容疑者 出てきました
捕まえますか? 様子見んぞ
何でですか チャンスじゃないですか 共犯者がいるかもしんねえだろが
今行くべきでしょ また始まった
ケンカするほど仲がいい って言いますけどね
どっちにするんだ さっさと決めろ!
(無線がハウリングを起こす)
怒られちったろうが おめえ 何してるの? 張り込み?
彩乃ちゃん いいとこ来たな~ ちょっと手伝え
お前にミッションを与える 何 何?
ダメです! 民間人を巻き込んではいけません
声が でけえだろ (走り去る足音)
ああ~ 犯人 逃げましたよ
バカヤロー! 行くぞ! はい!
行っけー!
待てよ! おあーっ!
待てー!
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