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27 00:02:23,920 --> 00:02:27,650 旦那様に申し訳なくて…。 28 00:02:29,070 --> 00:02:31,620 他藩の さして 高い身分でもない➡ 29 00:02:31,620 --> 00:02:35,280 私をもらっていただきましたのに➡ 30 00:02:36,120 --> 00:02:38,270 ご迷惑を…。 31 00:02:38,990 --> 00:02:41,270 何を言う。 32 00:02:42,250 --> 00:02:49,340 私は そなたを妻に迎えたこと 誠に幸せに思うておる。 33 00:02:53,970 --> 00:02:55,950 旦那様…。 34 00:02:56,930 --> 00:03:01,480 良くなったら 紅葉狩りにでも参ろう。 35 00:03:02,370 --> 00:03:03,610 子どもたちと共に。 36 00:03:05,950 --> 00:03:07,850 はい…。 37 00:03:15,580 --> 00:03:18,390 (壇浦五兵衛)いえ~い! 38 00:03:18,390 --> 00:03:22,270 いえ~い! やあ~! 39 00:03:29,510 --> 00:03:33,530 どうしたのだ? 暗い顔をして。 お主らしくもない。 40 00:03:34,760 --> 00:03:39,550 今日は… 稽古を しばらく お休みさせていただきたく➡ 41 00:03:39,550 --> 00:03:42,680 お願いに参りました。 休むだと? 42 00:03:42,680 --> 00:03:44,660 あれほど 剣を教えてくれと 言っておったのに。 43 00:03:44,660 --> 00:03:45,740 一体 どういうことだ? 44 00:03:46,140 --> 00:03:50,860 実は お仕えしているお屋敷の 奥様が ご病気で…。 45 00:03:50,860 --> 00:03:53,140 ですから 看病をしなければならないのです。 46 00:03:53,950 --> 00:03:56,860 ご病気とは…。 それは気がかりであるな。 47 00:03:57,300 --> 00:03:59,010 はい。 48 00:03:59,460 --> 00:04:03,520 奥様が良くなりましたら また お稽古 お願いいたします。 49 00:04:04,060 --> 00:04:06,010 待て。 50 00:04:11,350 --> 00:04:14,360 お主 もしや 風早家の女中か? 51 00:04:15,050 --> 00:04:17,290 えっ…。 どうして? 52 00:04:18,290 --> 00:04:20,470 うわさになっておる。 53 00:04:21,080 --> 00:04:25,210 かどわかしの くせ者を 女中が 一突きで倒したとな。 54 00:04:28,760 --> 00:04:30,270 やはり そなたであったか。 55 00:04:31,210 --> 00:04:35,200 だんご兵衛さんのお教えが 役に立ちました。 56 00:04:35,200 --> 00:04:36,430 ありがとうございました。 57 00:04:37,070 --> 00:04:38,800 待て。 58 00:04:44,110 --> 00:04:47,820 風早家といえば あるじは大事ないのか? 59 00:04:47,820 --> 00:04:49,270 えっ? 60 00:04:52,540 --> 00:04:55,240 城中で 気になるうわさを聞いてな。 61 00:04:55,240 --> 00:04:57,500 うわさとは? 62 00:04:58,230 --> 00:05:00,780 軽々しく 口にできることではないが➡ 63 00:05:00,780 --> 00:05:05,410 どうやら 風早殿は 江戸におわす大殿やご重役方から➡ 64 00:05:05,410 --> 00:05:08,400 不興を買っておるそうだ。 不興? 65 00:05:08,400 --> 00:05:12,410 風早殿は 改革派の頭目で にらまれておるというわけだ。 66 00:05:15,210 --> 00:05:17,610 旦那様に そのようなことが…。 67 00:05:17,860 --> 00:05:21,870 まあ どこの家中にも いさかいはある。 68 00:05:21,870 --> 00:05:24,970 それだけのことなら わしも何も申すことはない。 69 00:05:24,970 --> 00:05:28,760 ただ… 気になるのは轟という男。 70 00:05:28,760 --> 00:05:30,660 轟!? 71 00:05:30,660 --> 00:05:33,770 それは 轟 平九郎というお方のことでしょうか? 72 00:05:33,960 --> 00:05:36,670 お主 轟殿を存じておったのか! 73 00:05:38,810 --> 00:05:43,220 いえ… 一度 お屋敷にお見えになったお方が➡ 74 00:05:43,220 --> 00:05:44,620 そのような名でしたから。 75 00:05:47,890 --> 00:05:50,590 [ 回想 ] 轟 平九郎と申す。 76 00:05:52,210 --> 00:05:55,120 それは ますます危ないな。 77 00:05:55,120 --> 00:05:56,260 何が危ないのですか? 78 00:05:56,980 --> 00:06:00,560 轟という男は 大殿の覚えが ことさら めでたく➡ 79 00:06:00,560 --> 00:06:04,020 ご家老たちも 顔色をうかがっているそうだ。 80 00:06:04,440 --> 00:06:06,760 そのような男に にらまれるということは…。 81 00:06:08,600 --> 00:06:12,110 轟は恐らく これまでに 何人をも斬っておろう。 82 00:06:12,110 --> 00:06:14,150 油断すると とんでもないことになるぞ。 83 00:06:17,440 --> 00:06:21,880 そのお方は お強いのでしょうか? 84 00:06:22,380 --> 00:06:26,240 何故 それほどまでに 剣の腕前を気にする? 85 00:06:29,030 --> 00:06:30,000 まさか…。 86 00:06:31,170 --> 00:06:36,790 いえ…。 旦那様のことが心配なだけにございます。 87 00:06:37,560 --> 00:06:40,190 それでは 失礼いたします。 88 00:06:56,320 --> 00:06:58,490 ≪(正助 とよ)母上。 89 00:07:04,020 --> 00:07:08,020 おかゆをお持ちしました。 それから お薬も。 90 00:07:08,790 --> 00:07:12,760 まあ 皆で そろって…。 91 00:07:15,130 --> 00:07:18,310 正助と とよが聞かぬのだ。 92 00:07:18,310 --> 00:07:21,270 そなたが かゆを 食べられるようになったのが➡ 93 00:07:21,270 --> 00:07:23,510 うれしいのであろう。 94 00:07:24,230 --> 00:07:29,560 2人とも…。 もうじき 母は良くなりますからね。 95 00:07:30,600 --> 00:07:31,960 はい! はい! 96 00:07:35,260 --> 00:07:39,630 母上。 正助は 難しい字を いくつも覚えました。 97 00:07:40,920 --> 00:07:42,430 そう。 98 00:07:42,650 --> 00:07:47,210 とよは 菜々から 針の使い方を教わりました。 99 00:07:47,210 --> 00:07:49,270 (佐知)まあ…! 針を? 100 00:07:49,520 --> 00:07:52,580 2人とも 今度 見せておくれ。 101 00:07:53,230 --> 00:07:54,380 はい! はい! 102 00:07:54,870 --> 00:07:57,830 もう そのように 起きられるようになったのだ。 103 00:07:57,830 --> 00:07:58,680 きっと良くなる。 104 00:08:00,900 --> 00:08:02,750 はい。 105 00:08:02,750 --> 00:08:04,510 奥様。 106 00:08:17,630 --> 00:08:21,050 (甚兵衛)どうだい? 奥様のご様子は。 107 00:08:21,050 --> 00:08:23,660 だいぶ良くなられました。 108 00:08:23,660 --> 00:08:25,110 そりゃあ よかった。 109 00:08:26,890 --> 00:08:34,450 実はな わしも 奥様のために 大好きな酒を断っとったんじゃ。 110 00:08:34,450 --> 00:08:37,860 そうだったんですか? 111 00:08:39,010 --> 00:08:43,910 ああ~ 今日は 見事な秋晴れじゃ。 112 00:08:43,910 --> 00:08:49,410 久しぶりに外に出て 風に 当たっていただいてはどうじゃ? 113 00:08:49,410 --> 00:08:53,270 はい。 奥様にお勧めしてみます。 114 00:08:57,670 --> 00:09:02,870 奥様 今日は少し お庭に出ませんか? 115 00:09:04,930 --> 00:09:06,140 奥様? 116 00:09:07,230 --> 00:09:12,470 奥様…! ゆうべは あんなにお元気でしたのに…。 117 00:09:14,700 --> 00:09:16,620 菜々…。 118 00:09:16,620 --> 00:09:18,270 はい。 119 00:09:20,110 --> 00:09:22,830 私は…➡ 120 00:09:23,580 --> 00:09:31,170 旦那様と子どもたちを 守りたいと念じてきましたが➡ 121 00:09:32,170 --> 00:09:36,110 もはや それは かないそうにありません。 122 00:09:36,110 --> 00:09:39,120 そんな悲しいことを おっしゃらないでください。 123 00:09:46,800 --> 00:09:54,250 もうすぐ 命が尽きると 不思議に分かるのです…。 124 00:09:57,350 --> 00:10:03,130 それゆえ あなたにお願いがあります。 125 00:10:06,790 --> 00:10:07,780 はい。 126 00:10:08,560 --> 00:10:12,010 私の亡き後➡ 127 00:10:14,180 --> 00:10:18,010 旦那様と子どもたちを➡ 128 00:10:18,700 --> 00:10:20,620 守ってもらいたいのです…。 129 00:10:24,290 --> 00:10:26,790 私は➡ 130 00:10:28,530 --> 00:10:36,010 あなたが妹のような気がして いとおしく思っています…。 131 00:10:38,660 --> 00:10:43,590 だからこそ あなたに託します…。 132 00:10:49,240 --> 00:10:50,190 菜々…。 133 00:10:55,540 --> 00:11:03,330 あなたは 何かを背負って 生きているのではないですか? 134 00:11:40,230 --> 00:11:42,520 私は…。 135 00:11:48,210 --> 00:11:50,880 元鏑木家臣の娘にございます。 136 00:11:54,520 --> 00:11:59,010 隠し事をしていて 申し訳ありませんでした。 137 00:12:14,050 --> 00:12:16,510 誰でも…➡ 138 00:12:17,510 --> 00:12:21,810 人に言えない悩みや苦しみを 持っています。 139 00:12:25,800 --> 00:12:29,270 菜々は それを知っているから➡ 140 00:12:30,500 --> 00:12:33,500 人に優しくできるのだと思います…。 141 00:12:37,840 --> 00:12:39,990 奥様…。 142 00:12:41,940 --> 00:12:45,280 あなたのような人に➡ 143 00:12:46,480 --> 00:12:49,000 旦那様のそばにいてもらいたい。 144 00:13:01,020 --> 00:13:03,260 女は…➡ 145 00:13:04,790 --> 00:13:08,010 命を守るのが役目。 146 00:13:09,930 --> 00:13:13,230 だから どうか…➡ 147 00:13:15,150 --> 00:13:18,520 旦那様と子どもたちを➡ 148 00:13:20,170 --> 00:13:23,280 守っておくれ。 149 00:13:25,590 --> 00:13:27,520 お願い… 150 00:13:28,690 --> 00:13:30,020 お願い…! 151 00:13:33,490 --> 00:13:35,270 はい。 152 00:13:37,450 --> 00:13:38,790 必ず。 153 00:13:51,790 --> 00:13:55,000 少し 眠ります。 154 00:14:18,960 --> 00:14:21,020 どうか… 155 00:14:22,350 --> 00:14:28,250 どうか… 奥様をお守りください。 156 00:14:46,470 --> 00:14:49,660 風早様。 お宅より 急の使いが参っております。 157 00:14:55,870 --> 00:14:59,730 (甚兵衛)旦那様! 奥様が…。 158 00:15:23,920 --> 00:15:25,020 正助…。 159 00:15:26,240 --> 00:15:27,800 はい。 母上。 160 00:15:29,310 --> 00:15:37,710 必ずや お父上のような… 立派な武士になるのですよ。 161 00:15:38,970 --> 00:15:40,870 はい。 162 00:15:43,350 --> 00:15:44,110 とよ。 163 00:15:44,810 --> 00:15:49,280 母上… 母上! 164 00:15:51,470 --> 00:15:54,020 (とよ)母上…。 165 00:15:55,570 --> 00:15:57,260 (佐知)2人とも。 166 00:15:57,920 --> 00:16:04,730 お父上と菜々の言うことを よく聞くのですよ。 167 00:16:04,730 --> 00:16:05,600 はい。 168 00:16:06,210 --> 00:16:09,510 嫌です。 母上…。 169 00:16:10,380 --> 00:16:12,020 とよ。 170 00:16:13,050 --> 00:16:15,030 とよ…。 171 00:16:18,380 --> 00:16:23,740 母上を安心させなければならぬぞ。 172 00:16:23,740 --> 00:16:25,750 はい…。 173 00:16:32,360 --> 00:16:33,090 菜々…。 174 00:16:35,180 --> 00:16:36,300 はい…! 175 00:16:39,810 --> 00:16:41,640 あとを頼みます…。 176 00:16:46,150 --> 00:16:48,980 はい。 奥様…。 177 00:16:52,410 --> 00:16:53,910 佐知…。 178 00:16:55,220 --> 00:16:58,010 市之進様…? 179 00:17:05,640 --> 00:17:06,730 ここにおるぞ。 180 00:17:08,170 --> 00:17:10,740 申し訳…➡ 181 00:17:12,060 --> 00:17:13,430 ございませぬ…。 182 00:17:14,280 --> 00:17:16,130 何を言う。 183 00:17:23,410 --> 00:17:24,450 旦那様…。 184 00:17:30,310 --> 00:17:35,000 旦那… 様…。 185 00:17:38,030 --> 00:17:38,900 佐知…! 186 00:17:39,330 --> 00:17:45,010 (正助)母上! 母上! (とよ)母上! 母上! 187 00:17:45,740 --> 00:17:47,030 (正助)母上…! 188 00:17:53,550 --> 00:17:55,540 (正助)母上…! 189 00:18:05,000 --> 00:18:07,450 奥様…。 190 00:18:07,450 --> 00:18:12,010 (正助)母上! 母上…! (とよ)母上…! 191 00:18:22,770 --> 00:18:24,560 はい! おめでとうございま~す! 192 00:18:24,560 --> 00:18:27,410 ≪おめでとうございます! 193 00:18:35,010 --> 00:18:37,180 申し訳ございません! よいのだ。 194 00:18:40,950 --> 00:18:43,580 あの… お城へ参られるのですか? 195 00:18:43,790 --> 00:18:48,510 喪中ゆえ 登城はせぬ。 内々のあいさつ回りだ。 196 00:19:00,210 --> 00:19:04,500 母上… 母上に会いたい…。 197 00:19:09,300 --> 00:19:10,360 お嬢様。 198 00:19:18,300 --> 00:19:20,020 坊ちゃま。 199 00:19:22,120 --> 00:19:25,040 おつろうございますね…。 200 00:19:29,770 --> 00:19:35,380 菜々も 母を亡くした折は 泣いてばかりでございました。 201 00:19:36,010 --> 00:19:39,750 菜々も? はい。 202 00:19:43,020 --> 00:19:48,180 お二人には ご立派なお父上がいらっしゃいます。 203 00:19:48,180 --> 00:19:54,540 坊ちゃまとお嬢様が泣いていると お父上は心配なさいますよ。 204 00:19:58,930 --> 00:20:03,480 母上は 今 どうしていらっしゃるの? 205 00:20:06,160 --> 00:20:12,000 お空の上から お嬢様と 坊ちゃまを見てらっしゃいます。 206 00:20:14,930 --> 00:20:19,830 ならば 私は もう泣かない! 207 00:20:19,830 --> 00:20:20,890 坊ちゃま…。 208 00:20:21,600 --> 00:20:24,070 とよも もう泣くのはおやめ。 209 00:20:25,420 --> 00:20:26,820 兄上…。 210 00:20:27,600 --> 00:20:30,740 母上が悲しまれる。 211 00:20:32,500 --> 00:20:34,260 はい。 212 00:20:37,620 --> 00:20:40,010 今 戻った。 213 00:21:26,100 --> 00:21:29,100 申し訳ございません! 大事な羽織をお掛けくださり…。 214 00:21:29,220 --> 00:21:31,510 よいのだ。 215 00:21:32,490 --> 00:21:36,010 子どもたちは また泣いておったか? 216 00:21:36,540 --> 00:21:37,430 はい…。 217 00:21:40,360 --> 00:21:43,260 あれらは まだ幼い。 218 00:21:43,260 --> 00:21:46,780 母の死を受け入れるには 時が かかろう。 219 00:21:50,850 --> 00:21:54,800 これからも よろしく頼む。 220 00:21:54,800 --> 00:21:56,350 頼りは お前しかおらぬ。 221 00:21:59,200 --> 00:22:02,400 はい…! すぐに夕餉のお支度を。 222 00:22:10,800 --> 00:22:13,010 (滝)あなた! 223 00:22:16,170 --> 00:22:17,670 縁談? 224 00:22:17,670 --> 00:22:22,060 私の知り合いに ご家老のご親戚が おられましてね➡ 225 00:22:22,060 --> 00:22:25,900 その方のお嬢様 雪江様という方が➡ 226 00:22:25,900 --> 00:22:32,630 それはもう お美しく つつましく 誠に すばらしい方なのです。➡ 227 00:22:32,970 --> 00:22:38,720 先様も家格が高く これ以上のご縁はありませんよ? 228 00:22:38,720 --> 00:22:44,250 せっかくですが まだ 妻を亡くして間もありませぬ。 229 00:22:44,250 --> 00:22:45,670 縁談など 考えられません。 230 00:22:48,150 --> 00:22:49,830 失礼いたします。 231 00:22:50,830 --> 00:22:55,100 (田所与六)そうは申しても 死んだ者は生き返りはせぬ。 232 00:22:55,100 --> 00:22:58,390 生きている者は 死んだ者のことなど早う忘れて➡ 233 00:22:58,390 --> 00:23:01,580 楽しゅう暮らすことを考えれば よいのじゃ。 234 00:23:03,510 --> 00:23:07,240 何だ? この女中風情が。 235 00:23:07,240 --> 00:23:12,490 まさかとは思いますが 市之進殿 この女中とでも すでに…? 236 00:23:12,490 --> 00:23:15,560 菜々は良き女中です。 勘ぐるのは おやめいただきたい。 237 00:23:19,470 --> 00:23:25,910 とにかく… どうか 後添えの話は なかったことにしていただきたい。 238 00:23:53,370 --> 00:23:55,640 佐知…。 239 00:24:13,890 --> 00:24:16,740 (とよ)父上は お寂しゅうございますね。 240 00:24:18,050 --> 00:24:21,700 うん? なぜ そう思うのだ? 241 00:24:21,700 --> 00:24:26,750 私は 兄上や菜々が お話の相手になってくれます。 242 00:24:26,750 --> 00:24:31,810 でも 父上には お話を聞いてくれる人が いませんから。 243 00:24:32,710 --> 00:24:36,780 う~ん… そうだなあ。 244 00:24:36,780 --> 00:24:39,680 私には もう話し相手がいないのだな。 245 00:24:40,580 --> 00:24:44,250 (正助)私たちは 寂しくなったら 菜々と一緒に寝ています。 246 00:24:44,780 --> 00:24:47,460 父上も そうなされば よろしいではありませんか? 247 00:24:48,050 --> 00:24:48,950 坊ちゃま…! 248 00:24:49,420 --> 00:24:54,220 2人とも 菜々に 優しくしてもらって よかったな。 249 00:24:55,530 --> 00:24:58,150 しかし 父は大人だから➡ 250 00:24:58,150 --> 00:25:00,370 寂しくても 辛抱しなければならないのだよ。 251 00:25:02,540 --> 00:25:05,330 大人とは 大変なものなのですね。 252 00:25:06,170 --> 00:25:08,530 大変なことができてこそ 大人なのだ。 253 00:25:08,530 --> 00:25:10,610 分かるか? 正助。 はい! 254 00:25:11,050 --> 00:25:15,270 さすがは 風早家の嫡男である。 頼もしいぞ。 255 00:25:15,930 --> 00:25:18,360 とよもいます。 うん? 256 00:25:18,360 --> 00:25:20,630 とよは女子ゆえ よいのだ。 257 00:25:20,630 --> 00:25:25,570 いや? 女子でも 立派な武家の奥様になれるよう➡ 258 00:25:25,570 --> 00:25:28,160 強くなければならぬぞ。 はい! 259 00:25:38,690 --> 00:25:41,390 早いもんだ。 260 00:25:41,390 --> 00:25:47,250 奥様が逝かれてから 早三月か。 261 00:25:48,820 --> 00:25:51,750 旦那様は これから どうなさるのでしょう。 262 00:25:53,580 --> 00:25:58,800 いずれ 後添えを おもらいになられるだろうな。 263 00:25:58,800 --> 00:26:05,450 お子様たちが小さいし 男親だけというわけにはいかんからね。 264 00:26:05,450 --> 00:26:07,490 そうですね。 265 00:26:08,190 --> 00:26:12,700 じゃが どなたでもよい というわけにはいかん。 266 00:26:18,680 --> 00:26:20,850 ≪(秀平)御免くださいまし! 267 00:26:21,500 --> 00:26:25,050 あの声は 赤村の叔父です。 ああ…。 268 00:26:25,600 --> 00:26:29,600 外で話してまいります。 いや 上がってもらいなさい。 269 00:26:29,600 --> 00:26:31,050 でも…。 かまわぬ。 270 00:26:33,250 --> 00:26:35,230 はい。 271 00:26:40,400 --> 00:26:42,260 すまん…! 272 00:26:52,760 --> 00:26:54,540 菜々。 273 00:26:59,700 --> 00:27:02,130 (秀平)菜々の叔父の秀平でございます。➡ 274 00:27:02,130 --> 00:27:06,220 これは せがれの宗太郎と申します。 275 00:27:06,930 --> 00:27:10,570 面を上げなさい。 (秀平)あっ はい…! 276 00:27:11,820 --> 00:27:17,200 菜々には 子どもたちもよく懐き 助けられている。 277 00:27:17,200 --> 00:27:21,310 また いつも野菜を届けてくれ 心から礼を言う。 278 00:27:22,340 --> 00:27:24,520 もったいないお言葉にございます! 279 00:27:26,190 --> 00:27:29,020 用向きは 菜々のことか? 280 00:27:29,870 --> 00:27:31,020 (秀平)はい!➡ 281 00:27:31,350 --> 00:27:37,950 このたびは 菜々を せがれの嫁にいたしたく お願いに参った次第でございます! 282 00:27:37,950 --> 00:27:39,120 叔父さん! 283 00:27:39,120 --> 00:27:44,560 (秀平)息子は 菜々を嫁にしなければ 家を継がないとまで申しております。 284 00:27:45,310 --> 00:27:51,250 菜々にとっても 赤村に戻って暮らすほうが 幸せかと存じます。 285 00:27:51,530 --> 00:27:53,770 なるほど…。 286 00:27:53,770 --> 00:28:00,840 (秀平)それに… はばかりながら 奥様のおられぬお屋敷内に➡ 287 00:28:00,840 --> 00:28:07,220 菜々をとどまらせるのも 甚だ 外聞が悪いのではないかと…! 288 00:28:13,260 --> 00:28:15,900 菜々! 嫁に来てくれ! 頼む! 289 00:28:16,470 --> 00:28:17,830 宗太郎さん…。 290 00:28:18,920 --> 00:28:22,790 私は 子どものころから 菜々のことを好いております! 291 00:28:22,790 --> 00:28:26,530 どうか… どうか! 必ず幸せにします! 292 00:28:32,150 --> 00:28:33,650 宗太郎とやら。 293 00:28:38,740 --> 00:28:41,980 そなたの気持ちは しかと分かった。 294 00:28:43,610 --> 00:28:48,110 菜々と相談のうえ 返答するゆえ しばし 時をくれ。 295 00:28:48,110 --> 00:28:51,300 ありがとうございます! (秀平)よろしくお願いいたします。 296 00:29:27,330 --> 00:29:33,740 [ 回想 ]旦那様と子どもたちを 守ってもらいたいのです…。 297 00:29:37,310 --> 00:29:39,270 奥様…。 298 00:29:48,290 --> 00:29:52,140 先ほどは 叔父が妙なことを申しました。 299 00:29:52,140 --> 00:29:55,020 縁談なのだから 妙な話ではない。 300 00:29:56,470 --> 00:30:03,000 それに あの宗太郎と申す者は なかなか 実のある男らしい。 301 00:30:03,840 --> 00:30:06,450 菜々のことを 本心から好いているように見えた。 302 00:30:09,800 --> 00:30:10,980 良い縁に思う。 303 00:30:12,370 --> 00:30:19,690 でも 私は 宗太郎さんのことを いい人だとは思いますが➡ 304 00:30:19,690 --> 00:30:21,750 兄妹のようにしか思えないのです。 305 00:30:24,490 --> 00:30:27,610 それに 奥様とお約束しました。 306 00:30:27,610 --> 00:30:30,770 旦那様とお子様たちを ずっとお守りすると。 307 00:30:33,440 --> 00:30:36,630 そなたは まだ若い。 308 00:30:36,630 --> 00:30:38,140 ゆっくりと考えるがよい。 309 00:30:40,900 --> 00:30:42,790 はい…。 310 00:30:51,750 --> 00:30:53,520 (桂木仙之助)市之進殿! 311 00:30:55,610 --> 00:30:59,490 城下で 轟 平九郎の姿を見たという者がおります。 312 00:30:59,490 --> 00:31:02,760 轟殿が? 江戸から また こちらに…。 313 00:31:02,760 --> 00:31:05,600 (益田源三郎)何が目当てか分からぬだけ 不気味です。 314 00:31:08,530 --> 00:31:12,600 市之進殿 かつて 大殿の用人だった轟が➡ 315 00:31:12,600 --> 00:31:15,010 お役目を退いた一件をご存じですか? 316 00:31:15,700 --> 00:31:18,250 いや…。 14年前のことですが…。 317 00:31:21,110 --> 00:31:23,150 [ 回想 ](仙之助)普請費用の一部を 着服した…。 318 00:31:23,150 --> 00:31:25,220 [ 回想 ](源三郎)轟に 罪を 着せられたのではないか…。 319 00:31:25,220 --> 00:31:29,960 [ 回想 ](仙之助)藩とご城下の商いを 独り占めする豪商 日向屋です。 320 00:31:35,960 --> 00:31:38,960 (宮田笙兵衛)風早! ご家老がお呼びだ。 すぐに参れ。 321 00:31:39,700 --> 00:31:41,290 はっ。 322 00:32:02,980 --> 00:32:05,570 (卜部作左衛門)風早。 はっ。 323 00:32:05,570 --> 00:32:10,430 江戸屋敷にて 勘定方の不正が行われているとは➡ 324 00:32:10,430 --> 00:32:15,660 そなたが言いふらしておるという うわさがあるが まことか? 325 00:32:19,820 --> 00:32:23,440 おそれながら 言いふらしにはあらず。 326 00:32:23,440 --> 00:32:26,820 疑惑を詮議すべきと 建白書を奉ったのみにございます。 327 00:32:26,820 --> 00:32:29,190 疑うておるのか? 328 00:32:29,190 --> 00:32:31,500 先頃 お代替わりがあったばかりというのに➡ 329 00:32:31,500 --> 00:32:33,010 不埒ではないか! 330 00:32:33,620 --> 00:32:37,760 不正の証しでもあるのか? はっきり申してみよ。 331 00:32:43,450 --> 00:32:45,490 では…。 332 00:32:47,280 --> 00:32:52,470 材木問屋 日向屋から お借り上げになりました金子が➡ 333 00:32:52,470 --> 00:32:56,040 江戸屋敷に じかに回されますのは いささかおかしいと存じます。 334 00:32:58,470 --> 00:33:03,820 わざわざ国許から送るのは 不用心であるし費用もかかる。 335 00:33:03,820 --> 00:33:06,060 当たり前のことであろう。 のう? 宮田。 336 00:33:08,480 --> 00:33:10,030 はあ…。 337 00:33:10,690 --> 00:33:14,260 されど その借用証文が国許に残らなければ➡ 338 00:33:14,260 --> 00:33:17,500 借財が いかほどに上るのか分かりませぬ。 何だと!? 339 00:33:19,980 --> 00:33:23,140 我らが 信用できぬと申すか! 無礼であろう! 340 00:33:34,800 --> 00:33:39,270 か… 風早…! いま一度 頭を冷やしてまいれ! 341 00:33:40,650 --> 00:33:43,520 改めて詮議いたす。 342 00:33:52,780 --> 00:33:56,500 よく考えろ。 よいな。 343 00:34:00,190 --> 00:34:03,000 うん! うんうん。 344 00:34:07,680 --> 00:34:14,130 わざわざ江戸表から国許に参られたのは このためでしたか。 345 00:34:14,130 --> 00:34:15,620 う~ん。 346 00:34:18,010 --> 00:34:23,170 お主を斬ることはできたのだが それでは面白くない。 347 00:34:23,170 --> 00:34:27,500 お主に 味方など 一人としていないことを➡ 348 00:34:27,500 --> 00:34:34,030 じっくりと思い知らせてやろうと 思うてなあ。 349 00:34:38,950 --> 00:34:41,990 安坂長七郎という方のことを 覚えておいででしょうか? 350 00:34:45,960 --> 00:34:50,030 普請にまつわる着服の疑いをかけられて➡ 351 00:34:50,030 --> 00:34:54,130 城内で轟殿に斬りかかり 切腹となった者です。 352 00:34:55,980 --> 00:34:59,020 [ 回想 ] 何をする! 血迷うたか!? 353 00:35:02,700 --> 00:35:06,750 その折の普請を請け負っていたのも また…➡ 354 00:35:07,390 --> 00:35:10,980 日向屋でございました。 355 00:35:17,070 --> 00:35:23,320 安坂殿は 実は 日向屋にまつわる不正を ただそうとしていたのだとか…。 356 00:35:27,010 --> 00:35:34,100 さように 取るに足らぬことは忘れたわ。 357 00:35:49,110 --> 00:35:52,210 (日向屋孫右衛門) 代替わりしても これまで同様➡ 358 00:35:52,210 --> 00:35:57,570 政は 勝重様が握っておいでのようだな。➡ 359 00:35:57,570 --> 00:36:06,310 これまでどおり 鏑木家を 骨の髄まで しゃぶり尽くせるわけだ。 360 00:36:06,310 --> 00:36:15,010 愉快よのう 平九郎。 361 00:36:17,700 --> 00:36:19,010 どうした? 362 00:36:23,770 --> 00:36:29,920 14年前に うっかり出してしまった尻尾を 今になって 嗅ぎつけた者がおります。 363 00:36:34,470 --> 00:36:36,980 14年前…。 364 00:36:36,980 --> 00:36:40,460 あれは 何とかという武士を 切腹に追い込むことで➡ 365 00:36:40,460 --> 00:36:41,840 済んだはずであろう。 366 00:36:42,090 --> 00:36:46,580 月日がたてば また 目障りな者が出てくるということです。 367 00:36:46,580 --> 00:36:52,810 しかも 今度の敵は 私と血のつながりがある男。 368 00:36:55,820 --> 00:36:56,960 風早か? 369 00:37:00,180 --> 00:37:00,990 はい。 370 00:37:02,610 --> 00:37:07,400 お前にとって因縁の相手ではないか。 371 00:37:07,400 --> 00:37:10,410 抜かりなく片づけるがよい。 372 00:37:10,410 --> 00:37:16,530 この日向屋に火の粉が及ぶ前にな。 373 00:37:21,020 --> 00:37:24,490 女中の子として生まれたお前が➡ 374 00:37:24,490 --> 00:37:29,200 泥水をすすりながら はい上がろうとしていたとき➡ 375 00:37:29,200 --> 00:37:37,210 あの家の者たちは 当たり前のように 日の当たる道を歩んでいた。 376 00:37:37,210 --> 00:37:43,990 くれぐれも そのこと 忘れるでないぞ。 377 00:37:49,350 --> 00:37:53,200 どん底に たたき落としてやります。 378 00:37:53,200 --> 00:37:58,010 あの育ちのいい まっすぐな男を。 379 00:37:58,900 --> 00:38:02,000 風早の名を。 380 00:38:11,210 --> 00:38:14,660 行ってらっしゃいませ。 行って参る。 381 00:38:16,400 --> 00:38:18,900 ≪風早市之進! 382 00:38:18,900 --> 00:38:21,090 何事です? 383 00:38:21,090 --> 00:38:22,540 そこもとが関わった➡ 384 00:38:22,540 --> 00:38:25,410 勘定方の金子の流れについて 不審がある。 385 00:38:27,470 --> 00:38:32,140 詮議の間 登城を禁じ 謹慎を申しつける。 386 00:38:39,540 --> 00:38:44,080 市之進殿が謹慎を命じられた…! 濡れ衣を着せられたのだ! 387 00:38:44,080 --> 00:38:45,680 何? 何? 388 00:38:45,680 --> 00:38:47,910 濡れ衣とは何の!? 389 00:38:47,910 --> 00:38:51,780 恐らくは 金の横流しや着服。 390 00:38:51,780 --> 00:38:54,470 そのようなこと 市之進殿にかぎって あるはずがない! 391 00:38:54,850 --> 00:38:57,480 こうなっては時がない。 392 00:38:57,480 --> 00:39:02,010 市之進殿の汚名を晴らし 轟を排するには➡ 393 00:39:02,530 --> 00:39:04,350 もはや 手だては 一つ…! 394 00:39:06,470 --> 00:39:09,010 ≪失礼いたします。 395 00:39:11,470 --> 00:39:14,780 菜々。 はい。 396 00:39:19,280 --> 00:39:24,560 こたびの件 田所の叔父上に ご迷惑をおかけするかもしれぬ。 397 00:39:26,280 --> 00:39:28,830 書状をしたためたゆえ 届けてくれ。 398 00:39:32,170 --> 00:39:34,510 かしこまりました。 399 00:39:51,600 --> 00:39:54,330 ≪(与六)何故 わしまで このような扱いを受けねばならんのだ! 400 00:39:54,670 --> 00:39:58,530 田所様。 お前は…。 401 00:39:58,530 --> 00:40:00,230 何故 ここにおる!? 402 00:40:00,230 --> 00:40:02,310 旦那様からの書状をお持ちしました。 403 00:40:03,190 --> 00:40:06,750 謹慎のことなら聞いておる。 そのような書状は無用じゃ!➡ 404 00:40:07,650 --> 00:40:10,600 由緒ある風早の家名に泥を塗りおって。➡ 405 00:40:10,600 --> 00:40:12,890 今日かぎり 叔父でも 甥でもない! 406 00:40:12,890 --> 00:40:15,270 そう伝えよ! 407 00:40:42,150 --> 00:40:44,650 [ 心の声 ]父上…。 408 00:40:48,070 --> 00:40:49,320 [ 心の声 ]母上…。 409 00:41:21,280 --> 00:41:22,650 ≪轟 平九郎か? 410 00:41:23,370 --> 00:41:25,510 いかにも。 411 00:41:26,020 --> 00:41:27,160 お命頂戴! 412 00:41:27,750 --> 00:41:29,290 ≪覚悟! 34236

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