All language subtitles for 魔女と野獣.S01E10.起源の魔女.WEBRip.Netflix.ja[cc]

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Original subtitles

(アシャフ)なるほど 確かに処刑人は 本来2人一組

もう1人が現れないところを見ると ウソは言っていない

(ヘルガ)生まれたことを 後悔する程度には苦しませてやって

(マット)了解した

私のこと 守ってくれるんだよね?

(アシャフ)ああ もちろん

玉のように 大事に お守りすることもできる

だが もしも 君に その気があるならば

ぜひ 我々の力になってほしい

♪~

~♪

(きしむ音)

(ヘルガ)ねえ (アシャフ)ん?

(ヘルガ)聞きそびれてたけれど

結局 私の大事な ファーストキッスって…

ん?

(ドアをひっかく音)

(ヘルガ)あれ? ドアなんてあったっけ?

(アシャフ)なかったよ 今の今まで

それより 何か言いかけてたろ?

(ヘルガ)やっぱりいい はっきりさせたくない

それで何?

ここが あなたたち 悪名高き魔響(まきょう)教団の本部か何か?

なわけないか こんな小さいとこ

(アシャフ)ああ 違うね

そもそもウチに 本部なんてものはない

というか 誰も存在を知らない

ここは廻廊(かいろう)の入り口さ

ヘルガ 君を 安全にお送りするための

我々だけの特別な道だ

ふーん

というわけで すぐ戻る

おとなしく待ってるんだぞ ギド

(ギド)傷 治してけ 動きづらくて仕方ねえ

待ってるだけだ 動く必要はないだろ?

(ドアが閉まる音)

よかったの? 置いてきて

うん 教団には いくつか守秘義務があり

それを守ってもらうための 契約魔術に

同意してもらったと思うが

ギドは拒否してね

だから内部を見せることはできない

そんなヤツ なおさら危ないわ

問題を起こさず じっとしてる気がしない

(アシャフ)大丈夫 目的のため任務に徹し

俺の指示に黙って従うことが 最善であることを理解している

(ヘルガ)そうなの?

(アシャフ)ああ見えて 実に合理的なんだ

利のないことは一切しないはず

ただまあ 頭では理解していても

体が反応する

そんな例外が いくつかあるが

こんな片田舎で 都合よく出くわすことなんて

まず ないだろう

(少年)魔女だ!

(少年)いた いたよ 魔女!

(少年)本当か?

(少年)ハァ ハァ 本当 確かに何か煮込んでた

(少年)本当にいたんだ 大鍋の魔女

(少年)人を呪うための 毒薬を作ってんだな?

(少女)ほらね 私の言うとおりだったでしょ

信じないんだから!

(少年)ああ 悪かったよ それで どうする?

(少年)大人に言ったって 信じないしな

(少年)僕らで やっつけるしか…

(ギド)おい (少年)え?

(少年)ん?

(少年)何か聞こえた?

(少年)あっ! あれ…

(少年)な… 何?

(ギド)どこだ? (少年)え?

魔女はどこだ 案内しろ

(少年)何だよ 急に降ってきて

(少年)わけ分かんねえよ

(ギド)ふん! (少年たち)ひいっ

面倒だ 端から順に殺す

最後の1人になるまでに決めろ

(少年たち)あ…

あっ 案内… 案内します!

ん?

(少年)ん? あの… ここです

えっ は… 入るの? 危ないよ

(ギドたち)ハッ!

(老婆)あら? かわいらしいお客様たちね

フフ…

(ギド)あっ うっ…

(老婆)あらまあ 大変

何だ? 動かねえ

(老婆)足が動かないの? それは深刻だわねえ

何とかしてあげなくちゃ

うっ…

なっ?

(犬のうなり声)

(ひっかく音)

(ひっかく音)

ああ? んだ テメェら! 邪魔だ

ああ? んだ テメェら! 邪魔だ

くっ… 左腕もイカれやがったか

(老婆)こら やめなさい ケガ人は いたわるものよ

怪しいものじゃないわよ?

秘伝の塗り薬 ウチの人気商品よ

あら? あなた

随分 治りが早いのね

(ギド)このにおい…

さては テメェ 魔女じゃねえな

(受付)おかえりなさいませ 廻廊のご利用でしょうか?

(アシャフ)ああ 廻廊を頼む

ここは どこへつながってる?

(受付)5010号室 6288号室 7006号室と連絡しております

7006号室というと?

(受付)第六大陸でございますね

(アシャフ)ああ それがいいね

ん?

何の話をしているのか まったく分からないけど

私にも分かる日が来るのよね?

もちろん ギドと違い 教えがいがあって うれしいよ

(受付)アシャフ様

たった今 こちらが届いて参りました

(アシャフ)うっ 黒!

(封筒を開ける音)

うっ…

ん? 何それ?

(握る音)

すまない 少し待っててくれ

え? ちょっと…

どうしたの?

(走り去る足音)

(老婆)私はね 確かに魔術は使うけれど

あくまで ただのしがない薬草師よ

私が魔女だなんて 魔女さんたちに失礼だわ

ごめんなさい

重たい 持ってえ

まじめにやれよ

お前が いい加減なことを 言い出したから

こうなってんだからな

(ドアが開く音)

(老婆)あら?

まあまあ 今日は お客様が多いわねえ

テメェ どこから出やがった

ドアが開くまで 何の気配もなかったぞ

え?

あっ

テメェ 処刑人!

(犬のほえ声)

(ほえ声)

(処刑人)ここがどこか 不思議だろう

ここは私だけの世界だ

この外套(がいとう)の内側を くぐった先にある異次元

外套をまとっていなければ 知覚することはできない

五感は機能せず 思考すら ままならないだろう

だが お前は特別だ

わずかばかりの自由を許そう

尋ねたいことがある

処刑人は2人一組

私にはパートナーがいるんだが

そいつが どうも妙な動きを見せたので

後を追ってみたんだが

気づくのが遅すぎたらしい

着いた時には すべてが終わった後のようだった

残った お前たちをつけてみたが 驚いたよ

世界から いなくなることのできる この禁具がなければ

追跡は まず不可能だろう

さすがは“魔響教団”だな

さて 状況を 理解してもらえたところで本題だ

質問は2つ いたってシンプル

私の弟と禁具は どこだ?

む?

(少女)ねえ もういい?

(処刑人)え…?

私も その子と話がしたいんだけど

(ギド)ハッ…

ハァ~…

(ヘルガ)アシャフ! アシャフ!

(走る足音)

何があったの? あなたが そんなに うろたえるなんて

(アシャフ)ああ うろたえもするさ

この町には 今 魔女がいる!

ハッ…

それも ただの魔女じゃない

ギドに呪いをかけた憎き魔女だ

彼女の名は…

ウフフッ

アンジェラアァァ!

(ギド)ハァ ハァ…

テメェ!

(アンジェラ)フフッ

(アンジェラ) 久しぶり 会いたかったよ

(処刑人)この空間で 正常を保っている以上

その外套は見かけだけではないな

この世にふたつとない代物だと 思っていたが…

ああ これ? 同じの作っちゃった

(処刑人)はっ?

(アンジェラ)いいね これ 便利

(処刑人)コピーしたというのか?

これは ただの魔道具じゃない 禁具だぞ?

それを見ただけで 能力も何もかもを

ありのまま再現しただと?

でも あたしが作ったのって すぐにダメになっちゃうんだ

だから よければ 後でそれ—

ちょうだい?

(ギドの叫び声)

(荒い息遣い)

(処刑人)バカな! なぜ立てる?

この女に与えたのは かろうじて光と音を拾う目と耳

それ以外の一切を 奪われているというのに!

一体 何だ?

ヴアアーッ

(処刑人)この化け物どもは!

連絡手段は?

ないよ 運悪く たまたま よりにもよってだ

けれど 手段があっても 無駄だったろうね

そういったタイミングじゃ ないんだよ

すでに糸が張っているんだ

(ヘルガ)何ソレ どういうこと?

(アシャフ) 人と人の間にある引力の話さ

呪われた者と呪った者

両者には 特別な つながりが生まれる

その運命の糸が 互いを引き寄せ合うために動き出す

それを“糸が張る”と言うんだ

その力が働いている間は

そう簡単に 割って入ることはできない

とにかく まずい状況だ

万が一にも問題を起こさないように

ギドの体は治療の際 あちこち もろくしてしまった

まあ 五体満足でも 彼女相手に 抵抗の余地は まずないんだけどね

だが あれじゃあ 逃げることすらままならない

いや まあ ギドが彼女相手に 逃げることも あり得ないんだが

(ヘルガ)ちょっ… ちょっと落ち着いて

(タバコを吸う音)

(アシャフ)落ち着いてはいるよ

カラスは飛ばした ジタバタしたって仕方がない

それよりも君は中へ戻ってくれ

(ヘルガ)なぜ? 一緒に捜すわ

(アシャフ) 君の安全を預かってるんだ

それに これはギドの問題 巻き込めないな

だけど 助けてもらったもの あなたたちには

(ギド)テメェ 連れてかなきゃ 何の意味もねえんだよ

(ヘルガ)じゃあ 助けて

私を連れていくのが 役目なんだったら 魔剣を守って!

私のことも助けに来て!

だから一度だけ

ギドの問題は私の問題よ

大事なんでしょ? あのコのこと

ああ 大事さ

俺の命よりも ずっとね

(足音)

(アンジェラ)ねえ 不思議だよね

ギドには会いたかったけど

いつも そばにいる彼には 会いたくなかったからさ

この町に潜んで

“聖教会”も“魔響教団”も この町の誰も本気にしない

ギド キミしか相手にしないような そんなうわさ

ただ それを少し流してただけ

たったそれだけの細工で こんなに うまくいくなんて

お互いの気が向き合えば いつでも会えるんだね

運命って便利

ねえ ギド

あたしの体 使い心地はどう?

魔女の肉体って順応力の塊だから

君の魂に合わせて

だいぶ使いやすくなってると 思うんだけどなあ

(ギド)くっ

触んじゃねえ

触られるの嫌?

自分が殴るのは いいのに?

わがまま

フフッ

すごい嫌そう

私が憎い?

最近までね 別のコと遊んでたんだけど

飽きちゃったのかな?

あんまり楽しくなくなっちゃってさ

ねえ ギド

そろそろ 私たち 本気でやり合おうか

(アンジェラ)ンフフ…

危ないな キスしようとしたんだよね?

へえ 知ってるんだ その方法

でもダメ

ちゃんと解きたいなら こんな方法じゃないし

今でもない

追ってきて ギド 道しるべは あげるから

すべて たどって追いつけたら あたしも ちゃんとするよ

何十年ぶりか忘れたけれど あの日の続きをしよう

教団には もうバレてる頃だろうなあ

あっ そっか コレがあれば見つかんないのか

いい拾い物した

(ギド)ふん!

ホント キミって 折れることを知らないよね

(ギド)必ずだ アンジェラ

テメェだけは 必ず殺してやる!

その目 好きだよ

(足音)

(アシャフ)ハッ

ギド!

息がある! 大丈夫だ

大丈夫なの それ? 虫の息でしょ

ギドは息さえあれば 大体 何とかなる

(ヘルガ)あっ ちょっと アレ… (アシャフ)ん?

処刑人…

この短時間で争った形跡もない

アンジェラ… 一体 何者なの? その魔女は

有名人さ 君も知ってる

“起源の魔女 アンジェラ” そう言えば分かるだろう

ウソでしょ?

“アンジェラ”って あのアンジェラ?

あり得ない! だって生きてるはずがない

魔女の寿命は200年って 運命づけられてる

いいや 生きてる

“永遠なる魔女” アンジェラ=アン・フュール

世界最強の“魔女”の一角

彼女は今もなお この世界に息づいている

(ヘルガ)それが本当なら

ギド なんて相手にケンカ売ったの

まったくだね

あの刻まれた文字 アンジェラの残したものか

そうか

始まるんだな ついに…

(アシャフ)ギド 起きてるか?

入るぞ

(ギド)見つけたのか? あの女を

(アシャフ)いいや そういうわけじゃない

(ギド)なら 消えろ

(アシャフ)なぜ食事に 手をつけないんだ?

傷もまだ そのままじゃないか

食えば治るのが お前だろ

それをずっと飲まず食わずなんて

せめて食べないなら俺が治そう 診せてみろ

(ギド)今度は 何を仕込むつもりだ?

あ…

(ギド)あの時 俺の手足が 使い物にならなくなったのは…

テメェが何かしやがったんだろ

(アシャフ)よせ ギド

(割れる音)

うっ…

随分 元気じゃないか

治療の必要は なさそうだな

(ギド)二度はねえぞ

次やれば 呪いを解く日を待たず殺す

(アシャフ)悪かった

けれど何も お前を陥れるつもりは 何ひとつないんだ

物事が潤滑に進むための 最善を行ってるんだ

無駄なことはないし お前にとって不利益なこともしない

お前は貴重な人材だ

それを失うようなキッカケを こちらから作ることは決してしない

利害の一致を お前は理解している

だから おとなしく 指示に従ってきたんだろう

だが それでも “妙なマネ”だと感じた時

それは あえて大局のために そうしているんだ

もう一度 言うぞ

俺は お前の敵ではないし

お前のためにならないこともしない

信頼も信用も必要はない

今はただ それを頭で理解していてくれ

(ギド)フン! さっさと出てけ

いや~ 治るまで動けないなあ

骨 折れてるよ コレ

フゥ~ いたたた…

や~れやれ ひどいことするねえ

懐かしいな

3年前の出会った頃のようだよ

♪~

~♪

(アシャフ)どうか 魔女様

私と共に ぜひ教団へ

次回…

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