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♬~
( 一平 ) 最近 ホームドラマ を演じるのが 苦痛じゃなくなってきた気がする 。
面倒なことも多いけどな 。
いや お前さ 何のために家族を演じてるのか➡
いや お前さ 何のために家族を演じてるのか➡
分かってるよな?
選挙に当選するためっていう 本来の目的を忘れるなよ 。
分かってるよ 。 家族は ただの踏み台 。
黒岩先生は お前に期待してくれてるんだ 。
次はないぞ 。
ああ 。
( 朝陽 ) パパ 。 ( 正助 ) んっ?
今日のご飯 何?
な~んでしょう 。
おいしい料理!
正解! …にするために頑張ります!
パパの料理 いつも おいしいよ 。
ありがとう~ 。
あっ 。
( 真壁 ) 頼むぞ 。
♬~
♬~
( 正田 ) 《お前のせいだ》
《どう責任を取るつもりなんだ》
おはようございます 。 ( 保育士たち ) おはようございます 。
んっ 。 何 描いてるの?
できたら言うね 。 え~ 何の絵だろう 。
( 鮫島 ) は~い かめ組の皆さん 駆けっこの時間ですよ 。
誰?
( 好美 ) それじゃあ みんな 外に行くよ~ 。
( 園児たち ) は~い!
気を付けて 。 走んなくていいよ 。
みんなと一緒に 駆けっこしないと 。
あっ 大河君 行こう 。
あっ… 。 小原先生 。
あっ… 。 小原先生 。
集団行動を学ばせないと 社会に出て困るのは 子供ですよ 。
はい 。
次いくよ 。 用意 ドン!
( 園児たち ) 頑張れ~ 。
お~ すごい すごい すごい 。 速いねえ 。
( 大河の泣き声 )
そうだよね 。
私も おままごとしたい 。
私も おままごとしたい 。
♬~
どんどん書かないと 全員分 終わんないよね 。 ➡
事務作業が もう少し減れば ちょっと楽になるのに 。
はい 。
前任の園田先生に代わって 園長を任されました鮫島です 。
早速ですが 選ばれる園になるための改革に➡
着手したいと思います 。 ➡
都内では 少子化の影響で 子供の獲得競争が始まっています 。
( 鮫島 ) うちの園も 年々 経営が厳しくなっています 。
そこで 最近 保護者の方に人気の➡
英語教育やプログラミング教育を 来月から開始します 。
英語教育やプログラミング教育を 来月から開始します 。
( 千鶴子 ) 英語やプログラミングも 大事ですが➡
まずは も っ と 目の前の子供たちと 向き合った保育がしたいです 。
でも 現場の数は 足りていますよね 。 ➡
うちは 国の配置基準どおりの 保育士がいますので 。
実際 それでは人手が足りないのは お分かりなんじゃないですか?➡
日本では 5歳児クラスは 1人で 25 人ですが➡
ドイツでは 多くても 13 人… 。 ( 鮫島 ) ここは日本です 。 ➡
国の配置基準どおりの 保育士がいるのに➡
人手が足りないなんて 怠慢なんじゃないですか?
( 好美 ) それじゃあ せめて 連絡帳をパソコン入力にして➡
一人一人に書くのを やめませんか?
若い人は そうやって すぐに楽をしたがる 。 ➡
連絡帳は 手書きだからこそ➡
保護者の方に 温かさが伝わるんです 。
( 好美 ) 園長先生 。
私たち 今月末で辞めさせてもらいます 。
えっ? えっ… 。
( 好美 ) 前の園長のときから 考えてたんです 。
私たち もう限界です 。
( 千鶴子 ) ハァ~… 。
栗田先生 あの… 。 ( 好美 ) すみません 小原先生 。
栗田先生 あの… 。 ( 好美 ) すみません 小原先生 。
これ以上は我慢できません 。
この園は 私たち現場の意見 何一つ聞いてくれないから 。
あっ… いや… 。
正助君 遅くまで大変だね 。
いやぁ… これから もっともっと大変になりそうで 。
何で? うちの保育園で➡
同僚が 半分近く退職しちゃって 。 えっ?
ニュースでよく見る 一斉退職だ 。 大丈夫なの?
まあ 新しい人が来るまで パートの先生に➡
勤務時間 増やしてもらうことに なったんですが➡
正直 いつまで持つか… 。
( 真壁 ) ビッグチャンスじゃないか 。 お前 その保育園で働けよ 。
冗談だろ 。 俺が子供嫌いなの知ってんだろ 。
そもそも 俺 保育の資格 持ってないから 。
保育ボランティアなら 資格がなくても働けるだろ 。 ➡
保育園で働いた経験は お前が 選挙戦で➡
子育て支援を訴える際に 絶対に使える 。
ほら ここに書ける実績になる 。
子供を利用しろ 。 ん~… 。
( 真壁 ) 保育園で働くお前の写真が ここに載る 。
ほら 見えるだろ?
見えるな 。
俺が当選する姿が くっきり見える 。
俺が当選する姿が くっきり見える 。
♬~
僕の義理の兄である 大森 一平さんです 。
新しい先生が来るまで➡
今日から ボランティアとして 入ってもらいたいんですが 。
大森です 。 最近まで テレビ局で➡
大森です 。 最近まで テレビ局で➡
ニュース番組の プロデューサーやってまして… 。
保育園で働かれたことは あるんですか?
ありません 。
しかし 保育業界の 取材経験もありますし➡
子供が大好きで 弟の子供を一緒に見ています 。
家庭での育児と 保育の仕事は違いますからね 。
僕も 最大限フォローしますので 。
まあ… 分かりました 。
小原先生が フォロー してくださるなら いいでしょう 。
今日は 新しい先生が来てくれてます 。
今日は 新しい先生が来てくれてます 。
( 園児たち ) え~! 誰~?
先生のお兄さんの 大森 一平先生で~す 。
おっはー!
おっはーって何?
おっはー し… 知らないのか 。
ちゃんと おはようございますって 言わないと駄目だよ 。
おっはー 知らないのか 。
一平さん 今日は よろしくお願いします 。
一平さん 今日は よろしくお願いします 。
もちろんです!
子供 大好きだから 任せてください!
駄目 駄目 駄目… ケンカしない… 。
あ痛っ! 耳 キーンってなってんだ 。
( 箸の落ちる音 )
先生! お箸 落としちゃった! あっ 箸… 。
( 佐那 ) 先生 ご飯 減らして 。 多かったか 。
( 芽衣 ) 何で ニンジンって オレンジ色なの?
ニンジン? 先生 お茶ないよ 。
忙し過ぎる 。 すばる君なら➡
1人で お箸 洗えるんじゃないかな?
やってみる! 湊君 1人で お茶入れられる?
分かった! 佐那さんのご飯は➡
いつも これぐらいだよね 。
( 佐那 ) うん 。 ニンジンのオレンジはね➡
カロテンっていう 成分の色なんだよ 。
体にいいから残さず食べようね 。 うん!
正助君 すごいね 。 いえいえ 。
今日は 一平さんがいてくれるから ホントに助かります 。
いやいや いやいや… 。
マジ疲れた 。
それ 何してんの?
保護者の方に渡す連絡帳を 書いてます 。
全員分 書くの?
うちの園では 1人ずつ書くのが 決まりになっていて 。
マジか 。 お昼も休めないじゃん 。
マジか 。 お昼も休めないじゃん 。
もう少し 人 増やさないと 無理ゲー過ぎるでしょ 。
う~ん… 正直なところ➡
子供たち一人一人に合わせた 保育をするためにも➡
もう少し増えてほしいんですが 。 何で増やさないの?
うちの園も 最近は 経営が厳しいみたいで 。
いやいや いやいや 。
⚟園長先生 。
はい 。 保育士さんを➡
もう少し増やすことは できないんでしょうか?
明らかに 足りていないと思うんですが 。
明らかに 足りていないと思うんですが 。
これから少子化で どんどん 子供の数が減っていくのに➡
先生だけ増やすのは 簡単なことじゃないんです 。
いや でも 現場は人が足りなくて➡
お昼の休憩もとれない状態ですよ 。 昔は もっと大変でした 。
現場で工夫してもらわないと 。
そろそろ お昼寝の時間 終わりますよ 。
はい 。
正面突破は無理か 。
おはよう 。 おはよう 。
おはよう 。 おはよう 。
おはよう 。 もう 1時間たった?
今日のお昼寝は 30 分 延長しま~す 。
駄目ですよ 。 延長したら 夜 眠れなくなっちゃうんで 。
ほう… 。
( 湊 ) 一平 遊ぼう! ちょっと待ってて 。
あっ そろそろ 朝陽を迎えに行く時間だ 。
えっ… いや ちょっと早くないですか?
ちゃんと 時間どおりに迎えに行きたいんだ 。
じゃ 。 あっ いや ちょっ… 。
あ~ 子供 20 人は 20 倍しんどい 。
あ~ 子供 20 人は 20 倍しんどい 。
( 佳代 ) よいしょ… 。
おばあさん 荷物 持ちますよ 。
はっ? ばばあ扱いするんじゃないよ 。
どっから どう見ても ばあさんじゃない… 。
聞こえてるよ 。 昔から耳だけはいいんでね 。 ➡
じゃあ 持っとくれ 。
持たせんのかよ 。
重っ 。
ここでいいよ 。
どうぞ 。 はい 重いですよ 。
あの… 僕 この近くに住んでる 大森 一平と申します 。
また 何かあったら… 。 自分で持った方が 早かったよ 。
はい あめちゃん 。
ありがとね 。 ありがとうございます 。
ねえ 。 おお… 。
最近 何で いい人ぶってんの?
いい人ぶってんじゃなくて いい人なの 。
はい あめちゃん 。 あめちゃん… 。
いい人は 自分で いい人って言わないと思うけど 。
さっきのばあさん 知ってる?
ああ 佳代さん? もちろん知ってるよ 。 ➡
あそこで 3年前まで おもちゃ屋やってたんだけど➡
閉めてから元気なくてね 。
ってことは 今 時間あるのか 。
今 悪いこと考えてるでしょ 。
( 加奈子 ) はい OK 。 はい!
また あしたね 。 バイバイ 。 ( 大河 ) バイバイ 。
( 加奈子 ) あの… 先生が 一斉に辞められたと聞きまして 。
ご心配おかけして すいません 。
他の保護者さんは 転園も考えてるって… 。
大河は 小原先生に出会って➡
毎日 楽しく通えるようになったから➡
うちは できれば転園したくないんですが 。
大丈夫です 。
残った先生方と協力して 頑張ります 。
( 加奈子 ) よろしくお願いします 。 こちらこそ 。
( 加奈子 ) はい じゃあ行くよ 。
( 大河 ) バイバイ 。 バイバ~イ 。
♬~
♬~
( ひまり ) 蜂蜜 掛ける? ( 朝陽 ) 大丈夫 。
正助君 保育園に 人 増やしたいって言ってたよね 。
手伝ってくれそうな人 見つけた 。
今日から 保育園に➡
スペシャルなゲストが 来てくれることになりました!
えっ 誰~?
商店街で おもちゃ屋さんをやっていた➡
船井 佳代先生です! ( 一同の拍手 )
船井 佳代先生です! ( 一同の拍手 )
ちょっと あんた その紹介 やりづらいよ 。
先生 お願いしま~す 。
今日は 折り紙で遊びま~す 。
( 園児たち ) やった~!
( 佳代 ) できた~!
( 園児たち ) すごい! カワイイ! 上手!
ピョンピョン ピョンピョンピョ~ン 。
破れるぞ 。
( 破れる音 ) ( 園児たち ) あ~! ハハハ… 。
すごいね もう みんな たくさん作ってるじゃん 。 上手 。
先生も 何か作ろっかな~ 。
大人が 1人 増えるだけで 余裕ができるね 。
いや ホント助かりますよね 。
前から 聞こうと思ってたんだけどさ➡
正助君って 何で保育士になったの?
ああ… そういえば 何でですかね 。
こう言っちゃ何だけど➡
自分の子供だけで いっぱいいっぱいにならない?
確かに そうですよね 。
( 朝陽 ) 一平おじさんって 子供の頃 何になりたかったの?
俺は ヒーローになりたかったな 。 ( 朝陽 ) ヒーロー?
多くの人に頼りにされて 尊敬されるような人だな 。
なれたの?
さあな 。
じゃあ 朝陽は何になりたいの?
僕は 新幹線 運転したい!
新幹線 。 いいな 。 うん 。
あれは 短い時間で 多くの人を 遠くまで連れてってくれる 。
いつか 一平おじさんも乗せてくれるか?
いいよ 。 パパと お姉ちゃんと 一緒に乗せてあげる 。
一緒にいいのか? もちろん!
よし!
俺は 何を喜んでるんだ 。
俺は 何を喜んでるんだ 。
( 芽衣 ) パパ 遅い~ 。
( 藤田 ) あっ… ごめん ごめん 。 遅くなって すいません 。
いえいえ 。 ( 藤田 ) 靴 取っておいで 。
小原先生 少し いいですか? どうされました?
今日 SNSの投稿で こんなのを見つけたんですけど… 。
この写真って➡
ここの保育園ですよね 。 ➡
うちの子が写ってます 。
えっ? ( 藤田 ) これ アップしたの➡
最近 来た 大森先生ですよね 。
本当に申し訳ございません 。
厳しく注意して 写真を削除するよう指導します 。
すいませんでした 。 ( 藤田 ) いえいえ… 。
♬~
(携帯電話) ( バイブレーターの音 )
(携帯電話) ( バイブレーターの音 )
この辺 もっと強調したいよな… 。
( 朝陽 ) 一平おじさん 。 何?
僕… 。
ごめんなさい 。
気にすんな 。
シーツ すぐ替えてやる 。 うん… 。
すっきり~ 。
はい おやすみ 。
ありがとう 。 おう 。
( ドアの閉まる音 )
おかえり 。 遅かったね 。
一平さん 。 んっ?
これ… 。
一平さんですよね 。 ああ… 。
何で 保育園の写真 勝手に投稿してるんですか 。
それに ひまりや朝陽の写真も 。
そうだよね 。
消してください 。
もう二度と 保育園での写真は 投稿しないでください 。
分かった 。 分かった 分かった 。
よいしょ 。
よいしょ 。
♬~
気を付けろ 。 あ~ すごい 。
よしよし 。 いっぺんに来たな 。
( 佳代 ) 鬼よ! 鬼だよ! ⚟鬼さん 鬼さん 。
( 佳代 ) 鬼よ! 鬼だよ! ⚟鬼さん 鬼さん 。
いい絵になるのにな~ 。
( 湊 ) あっ… 。 ( 佳代 ) 大丈夫?
大丈夫か? 見るね ここね 。
( 一平 ・ 佳代 ) よいしょ 。 ( 園児たち ) 大丈夫?
( 佳代 ) あれ? 傷ないね 。 うん 。
大丈夫 。 ねっ 。 はい~ 。 ➡
OK? ( 湊 ) うん 。
⚟やろう! ⚟うん!
フフフフ… 。 元気 元気 。
( 鮫島 ) はい 。 お電話 代わりました 。
湊の母親の流川ですけど 。 (携帯電話) ( 鮫島 ) はい 。
どうかされましたか? ☎ ( ルミ ) うちの子➡
足が痛いと言うので 病院に連れてったら➡
足首を捻挫していたんですけど 。 ( 鮫島 ) えっ?
☎ ( ルミ ) 聞いたら 今日 保育園に来ていた➡
おばあちゃんに追い掛けられて 転んだって 。
そんな報告 受けてないんですけど 。
至急 確認いたします 。 本当に申し訳ございません 。
( 鮫島 ) 困りますよ 。 きちんと報告してもらわないと 。
いや 報告するほどのケガじゃないよ 。
どうしたんですか? ( 鮫島 ) 湊君➡
昨日 園庭で転んで ケガをしたのに➡
昨日 園庭で転んで ケガをしたのに➡
佳代さんが隠していたんです 。 ( 佳代 ) 隠してたわけじゃないよ 。
傷も できてなかったし 大したことなかったよ 。 ねえ?
その場に自分もいましたけど 大したケガでは… 。
病院に行ったら 捻挫していたそうです 。 ➡
保護者の方に きちんと報告しないと 。
申し訳ございませんでした 。
お二人とも 今日のところは お帰りください 。
( 鮫島 ) だから 私は 最初から反対だったんです 。 ➡
地域の よく分からない ボランティアを入れるのは 。 ➡
もう 大森さん 佳代さんには 辞めてもらいます 。
( 千鶴子 ) でも それじゃ また 人手が足りなくなります 。
小原先生の提案を 受け入れたせいで➡
こんな大問題になったんです 。
今いる人で 何とかやってください 。
すいませんでした 。
すいませんでした 。
( 真壁 ) 保育園を立て直すどころか たった3日で追い出されるなんて 。
政治家なんて 1を 10 にして話す仕事だろ?
たった数日でも 一斉退職に苦しむ 保育園を救ったって➡
書いたって間違いじゃないだろ 。 それは 1を1万にしてるんだよ 。
いいか? 政治家っていうのは 過去を追及されやすい職業だ 。
後で 何と言われるか… 。 分かった 分かった 。
もう一度 頭 下げて 何とか戻るよ 。
もう一度 頭 下げて 何とか戻るよ 。
小原先生 。 はい 。
私も辞めることにしました 。 えっ?
鮫島園長には➡
現場で働く人に対しての リスペクトがないんです 。
どうして ここに こだわるんですか?
ハァ… 。
( 加奈子 ) おなかすいた人~ 。 ( 大河 ) は~い!
( 加奈子 ) あっ こんばんは 。 こんばんは 。
一平先生 何で 今日 お休みしたの?
ちょっとね 。
先生たち どんどん辞めていきますね 。 ➡
実は うちも転園しようかと思ってます 。
そうなんですか 。 小原先生に出会ってから 毎日➡
そうなんですか 。 小原先生に出会ってから 毎日➡
楽しく通えるように なってたんです 。
( 大河 ) うん 。
でも 先生が ころころ かわっては➡
子供を 安心して預けられないですし 。
♬~
♬~
♬~
まさか 都が こんな写真 飾るとはな 。
子供って めっちゃ面白いよね 。
この前 何で レンコンって 穴が開いてるんですかって➡
この前 何で レンコンって 穴が開いてるんですかって➡
聞かれて… 。 考えたこともなかったな~ 。
何かあった?
何でもない 。
言いなさいよ 。 ➡
言ったら すっきりするかもしれないよ 。
正助君に 迷惑 掛けちゃって 。
どんな迷惑?
まあ 色々 。
まあ 色々 。
謝らないの?
謝りたい 。
珍しく 本気で反省してんじゃん 。 ➡
いつもの一平さんだったら➡
適当に言い訳して 謝ってたでしょ 。
ホントに反省してるなら 謝り方とか そういうの忘れて➡
自分の気持ち 正直に伝えてみたら?
自分の気持ち 正直に伝えてみたら?
謝るって そういうことでしょ 。
( 朝陽 ) パパ~ 。 んっ?
一平おじさんは?
ん~… さあ 。
今日 元気なかったから… どうしたんだろう 。
家のこと 頑張り過ぎて 疲れちゃったのかな?
えっ?
( 朝陽 ) パパが 仕事 頑張ってるから➡
その分 サポートするんだ 。 ➡
そう言って すごく頑張ってた 。
( 朝陽 ) ねっ お姉ちゃん 。
まあ… 。
( 朝陽 ) これ 一平おじさんに貼りたかったのに 。
正助君 ごめん 。
ホントごめん 。
色々 迷惑 掛けちゃって 。
いや… 。
正直なところさ➡
働く前は もっと簡単だと思ってた 。
子供たちを ただ 見守っていればいいだけだって 。
昔 俺 自分が保育園の頃➡
先生に ヒーローになりたいって 話したことがあってさ 。
周りの大人たちは 笑ってたり➡
真剣に聞いてくれなかったり したんだけど➡
保育園の先生だけは 「 素晴らしい夢だね 」
「 一平君 きっと なれるよ 」 って 言ってくれて 。
その言葉が めちゃくちゃ うれしかったの思い出してさ 。
保育園は 子供の居場所で➡
保育士は その未来を支える存在なんだって 。
だから 守りたいんだ 。
子供たちの第2の居場所を 。
正助君たちが 子供たちと 向き合える環境をつくるために➡
一つ 策があるんだ 。
労働環境の改善に 取り組んだ人たちを➡
取材したことがあってね 。
園長先生 最後のお願いです 。
もっと 子供たち一人一人と 向き合う保育がしたいんです 。
そのために 現場のICT化➡
そして 保育士の数を もっと増やしてほしいんです 。
無理ですね 。
ICT化するにも お金がかかりますし➡
保育士を増やせるほどの 余裕もありません 。
保育園をより良くするために ご協力をお願いしたいんです 。
保育園をより良くするために ご協力をお願いしたいんです 。
保育士の方々は きちんと ユニオンにも加入し➡
園長に交渉したんですが 改善されなかったんです 。
先日は 私の不注意で 大変 申し訳ございませんでした 。
本日は 今後の保育園の運営に ご協力お願いしたくて 。
あしたの夜 こちらに来てもらえませんか?
皆さま 本日は お忙しい中 お集まりいただきまして➡
ありがとうございます 。
そして まずは 心より おわび申し上げます 。
保育士の退職が相次ぎ➡
皆さまに ご心配を おかけしてしまったこと➡
本当に申し訳ございません 。
正直 フォーピース保育園には これ以上➡
子供を預ける気にはなりません 。 ( ルミ ) そうですよ 。
子供を預ける気にはなりません 。 ( ルミ ) そうですよ 。
保育士さんが こんなに辞めるなんて➡
普通じゃありませんよね?➡
何が原因なのか ちゃんと説明してください 。
( 保護者たち ) そうだ! ちゃんと説明して… 。
皆さんのおっしゃるとおりです 。
保育園での労働環境が 悪いために➡
先生たちが みんな 限界を迎えている 。
その結果 退職が続いていると思います 。
実際に 保育園で ボランティアをする中で➡
痛感しました 。
痛感しました 。
子供たちと一緒に遊びながら 泣いてる子供にも寄り添う 。
さらに 親御さんたちへの連絡帳や 事務作業までこなす 。
忙しい日常の中で 先生たちは➡
子供 一人一人に 目を向けようと努力しています 。
でも 時間が足りない 。
人手が足りない 。 それが現実です 。
子供 一人一人と 向き合う時間をとりたいのに➡
どうしても余裕がありません 。
どうしても余裕がありません 。
でも その影響を一番受けるのは 大切な子供たちなんです 。
例えば 大河君 。
大河君は 画用紙いっぱいに 夢を描く 5歳の芸術家です 。
ですが 僕たちが忙し過ぎて➡
その絵を 描かせてあげられなかったら➡
どうでしょうか 。
その瞬間 大河君の中にある 大切な可能性を➡
見逃してしまうことに なってしまいます 。
芽衣さんは どうでしょうか 。
芽衣さんは どうでしょうか 。
芽衣さんは おままごとが大好きで➡
「 今日は 先生がお父さん役ね 」 って いつも誘ってくれます 。
でも 先生たちが 遊びに 加わることができなくなったら➡
どうでしょうか 。
芽衣さんが学ぶはずだった➡
想像力や社会性は 奪われていきます 。
そして 湊君 。
湊君は 最近 折り紙が大好きで➡
「 先生! やっと ウサギが 作れるようになったよ 」 って➡
話し掛けてくれます 。 ですが➡
話し掛けてくれます 。 ですが➡
その挑戦を見てくれる人が いなかったら➡
湊君が感じるはずだった➡
自信や達成感は そのまま消えていってしまいます 。
どうしたら 状況は変わるんですか?
煩雑な事務作業や 手書きの連絡帳 。
それらを効率化するだけで➡
先生たちは 子供たちと もっと向き合えるはずなんです 。
しかし 現状 現場の声が届かず 必要な改善が進んでいません 。
しかし 現状 現場の声が届かず 必要な改善が進んでいません 。
そこで 先生たちは 最後の手段として➡
ストライキを予定しています 。 ストライキ?
ですが ストライキをしている間も➡
僕たちは 子供たちを 別の場所で預かるつもりです 。
ストライキを行うことで➡
一時的な混乱を 招くかもしれません 。
それでも ここで 声を上げなければ➡
子供たちの未来を守れない 。
子供たちの未来を守れない 。
そして このストライキは 何かを 壊すためのものではありません 。
子供たちの未来を守るための 戦いなんです 。
保護者の皆さんの支えが必要です 。
皆さん どうか 力を貸してください 。
お願いします! お願いします!
え~っ? まさか 誰も… 。
来てくれます 。
大丈夫です 。
一平さん 僕 最初から諦めてました 。
僕なんかが動いたって 何も変わらないって 。
でも 一平さんと一緒にいて 気付いたんです 。
声を上げたら 何かが変わるかもって 。
⚟ ( チャイム )
⚟ ( チャイム )
おっ… 。
よろしくお願いします 。
ご迷惑をお掛けして 申し訳ございません 。
あっ いえいえ… 。
私たちは➡
現場の先生たちを信頼して 子供を預けているんです 。
ありがとうございます 。
今日も きちんとお預かりします 。 ( 加奈子 ) お願いします 。 ➡
はい 。 ( 大河 ) おっはー!
どうして?
何か いいなぁって 。
おっはー!
おっはー!
⚟ ( チャイム ) ( 加奈子 ) すいません 。
( 園児たちの話し声 )
みんな 今日 何やりたい? ( 湊 ) どういうこと?
今日は みんながやりたいことをやろう 。
先生が決めなくていいの? うん 。
今日は やることを みんなで決めましょう 。
( 園児たち ) え~!
( 園児たち ) え~!
何でもいいよ 。
( 湊 ) 僕 運動会やりたい! ( 大河 ) 走るの やだ 。
私も 。
じゃあさ みんなが楽しめる競技を考えよう 。
誰か 先生役やってくれる人は いますか?
僕 やりたい! ( 佐那 ) 私も!
じゃあ 今日の司会は 佐那さんと すばる君に➡
お願いします 。 ( 佐那 ・ すばる ) はい!
みんなは どんなことがやりたいですか?
はい! 私 おままごとの大会をやりたい 。
はい! 私 おままごとの大会をやりたい 。
お~ いいね 。 じゃあ それを競技にしよう 。
僕は 折り紙を折りたい 。 折り紙で 何 折る?
佳代さんみたいに 奇麗なウサギを折りたい 。
頑張ろう 。 ( 湊 ) うん!
大河君は どう?
僕は… やりたくない 。
大河君さ 絵を描くのが得意だよね 。
絵を描くのも 競技にしていいんだよ 。
大きな絵… 。
大きな絵?
みんなで 大きな絵を描いてみたい 。
いいね 。 やってみよう 。
( 一同 ) やってみよう! お~!
( 千鶴子 ) だから 今日は いつもと違う場所だけど➡
頑張ろうね 。 ちょっと 準備するから➡
座ってて 座ってて 。 ( 園児たち ) は~い!
ねっ これ すごいよね 。 どこで作ったんだろう 。
ねっ これ すごいよね 。 どこで作ったんだろう 。
栗田先生 千鶴子先生 本当に ありがとうございます 。
まだ 次 決まってなかったですし 。
こういうのは 人が多い方がいいでしょ 。
ありがとうございます 。
( 好美 ) いくよ 。 用意 スタート!
( 一同の声援 )
うまい うまい うまい! お~ はやいね 。 うまいね 。
ひっくり返して 。 よし! あ~ 惜しい 惜しい 惜しい… 。
( 佳代 ) OKね 。 そっちもOKね 。
湊君も… あっ 奇麗に折れました 。 できた~ 。
湊君も… あっ 奇麗に折れました 。 できた~ 。
何これ~ 。 ハハハハ… 。
できてますね みんな 。 折れたかな? 折れたかな?
よし! 最後は みんなで 大きな絵を描こう!
( 園児たち ) は~い!
上手だね みんな 。
一緒に描こうよ 。 おお… 。 一緒に?
よし 描くか 。
♬~
大人が増えると やっぱり やれること増えるね 。
子供をただ見るだけでなく➡
一人一人の興味 成長に合わせた 保育ができますよね 。
一人一人の興味 成長に合わせた 保育ができますよね 。
うん 。
( 都 ) は~い 追加のクレヨンと絵の具 。
サンキュー 。 私 便利屋じゃないんだけど 。
はい 追加の絵の具で~す!
( 都 ) あの人って ホント 周りを巻き込む天才だよね 。
いつも むちゃくちゃで 失敗も多いけど➡
何かを変える力がある 。
これ 中 入ってるから… 開けて 開けて 。
まっ 基本的には 最低な人なんだけどね 。
まっ 基本的には 最低な人なんだけどね 。
はい 。 ⚟やった~!
( 園児たち ) やった~!
こんな大きな絵 初めて 。
よかったね 。 ( 大河 ) うん!
やった~! ( 園児たち ) やった~!➡
イェーイ! 完成した!
イェーイ! 完成した!
( 園児たちの歓声 )
(携帯電話) ( 楽しそうな話し声 )
園長先生 。
あらためて お願いします 。
あっ… あっ あの… 。
英語教育やプログラミング教育が 大事なのは分かります 。
ただ それよりも 今は➡
保育士の数を 配置基準の せめて 1.5 倍にして➡
子供たち一人一人と 余裕を持って➡
向き合うようなことは できませんか?
だから 簡単には増やせないと 言いましたよね 。
だから 簡単には増やせないと 言いましたよね 。
あっ 分かってます 。 でしたら➡
一歩ずつ 改善していきませんか?
例えば 連絡帳を写真メインにして➡
保護者 全員に 一斉にアプリで伝えます 。
ICT化をして 現場の働き方を改善します 。
先生方とも話して 改善案をまとめましたので 。
すいません 。
お願いします 。
業務の負担を減らせれば➡
業務の負担を減らせれば➡
保育士が 子供たちに 向き合う時間を増やせます 。
その上で さらに保育士を増やして➡
時間的な余裕を確保したいです 。
先生が増えれば 集団保育だけでなく➡
子供たち一人一人の 興味に合わせた保育ができます 。
一人一人の好きに きちんと応えられる 。
そういう保育がしたいんです 。
お願いします 。
現場の保育士を増やして➡
そのコストに見合うだけの メリットが 園にあるんですか?
保護者の方々からの要望書も 預かっています 。
保育士さんが 今後も辞めるようなら➡
他の保育園に転園すると 。
きちんとした体制が つくれるなら➡
弟さんや妹さんも フォーピース保育園に預けると➡
弟さんや妹さんも フォーピース保育園に預けると➡
約束してくれました 。
改善されるなら 私も戻ります 。
私も 。
いかがですか? 園長先生 。
これからは もっと話し合いたいです 。
フォーピース保育園は 鮫島さんの園でもあります 。
鮫島さんの大事にしている 集団行動も➡
鮫島さんの大事にしている 集団行動も➡
ルールや協調性を学ぶために 大切なことだと理解しています 。
みんなで 理想の保育園を 話し合いながらつくりたいんです 。
私の理想は 保護者の方に選ばれる保育園です 。
小原先生の提案で 子供たちが集まりますか?
はい 。
はい 。
今すぐに これを全て 改善することは難しいです 。
( 鮫島 ) まずは 現場の 書類業務の負担を減らしましょう 。
手書きの連絡帳 保育計画を➡
パソコンで作成できるように 改善します 。 ➡
保育士も増やせるように 努力はします 。
保育士も増やせるように 努力はします 。
園長先生… 。
ありがとうございます 。
あなたのためじゃありませんから 。
小原先生の提案の方が 子供が集まる 。
そう思っただけです 。 ➡
では 。
♬~
♬~
( 真壁 ) こども食堂に続き➡
政策として訴えられる実績が できたな 。
保育園の大ピンチを救った お前の活躍 聞いて➡
黒岩先生 褒めてたぞ 。 俺も 俺のことを➡
褒めてやりたいぐらいだよ 。
首になった立場から よく盛り返したよな 。
ピンチに強いというのは 政治家にとって大切な資質だ 。
この調子で どんなピンチも乗り切って➡
必ず当選してやる 。
うわ~ 掃除機だけかけちゃうか… 。
♬~
♬~
ただいま~ 。
一平さん 。 んっ?
選挙に出るんですか?
えっ?
これって 選挙に出るときに 使うやつですよね 。
保育園での勤務経験や➡
ひまりの不登校についても 書かれています 。
いや それは… 。 もしかして➡
いや それは… 。 もしかして➡
選挙に出るために 僕たちと暮らし始めたんですか?
子供たちのこと 利用しようとしてるんですか?
ちゃんと答えてください 。
選挙に出るつもりなのは 本当だけど➡
子供を利用するつもりは… 。 利用してるじゃないですか!
ここに 家族のこと 全部 書いてある!
ここに 家族のこと 全部 書いてある!
SNSも そうだったんですか?
あれだけ言ったのに 消してくれてないじゃないですか 。
それも 選挙に利用するためなんですか?
答えてください 一平さん 。
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