All language subtitles for Jinji.no.Hitomi.EP09.1080p.FOD.WEB-DL.AAC2.0.H.264-MagicStar

af Afrikaans
ak Akan
sq Albanian
am Amharic
ar Arabic
hy Armenian
az Azerbaijani
eu Basque
be Belarusian
bem Bemba
bn Bengali
bh Bihari
bs Bosnian
br Breton
bg Bulgarian
km Cambodian
ca Catalan
ceb Cebuano
chr Cherokee
ny Chichewa
zh-CN Chinese (Simplified)
zh-TW Chinese (Traditional)
co Corsican
hr Croatian
cs Czech
da Danish
nl Dutch
en English Download
eo Esperanto
et Estonian
ee Ewe
fo Faroese
tl Filipino
fi Finnish
fr French
fy Frisian
gaa Ga
gl Galician
ka Georgian
de German
el Greek
gn Guarani
gu Gujarati
ht Haitian Creole
ha Hausa
haw Hawaiian
iw Hebrew
hi Hindi
hmn Hmong
hu Hungarian
is Icelandic
ig Igbo
id Indonesian
ia Interlingua
ga Irish
it Italian
ja Japanese
jw Javanese
kn Kannada
kk Kazakh
rw Kinyarwanda
rn Kirundi
kg Kongo
ko Korean
kri Krio (Sierra Leone)
ku Kurdish
ckb Kurdish (Soranî)
ky Kyrgyz
lo Laothian
la Latin
lv Latvian
ln Lingala
lt Lithuanian
loz Lozi
lg Luganda
ach Luo
lb Luxembourgish
mk Macedonian
mg Malagasy
ms Malay
ml Malayalam
mt Maltese
mi Maori
mr Marathi
mfe Mauritian Creole
mo Moldavian
mn Mongolian
my Myanmar (Burmese)
sr-ME Montenegrin
ne Nepali
pcm Nigerian Pidgin
nso Northern Sotho
no Norwegian
nn Norwegian (Nynorsk)
oc Occitan
or Oriya
om Oromo
ps Pashto
fa Persian
pl Polish
pt-BR Portuguese (Brazil)
pt Portuguese (Portugal)
pa Punjabi
qu Quechua
ro Romanian
rm Romansh
nyn Runyakitara
ru Russian
sm Samoan
gd Scots Gaelic
sr Serbian
sh Serbo-Croatian
st Sesotho
tn Setswana
crs Seychellois Creole
sn Shona
sd Sindhi
si Sinhalese
sk Slovak
sl Slovenian
so Somali
es Spanish
es-419 Spanish (Latin American)
su Sundanese
sw Swahili
sv Swedish
tg Tajik
ta Tamil
tt Tatar
te Telugu
th Thai
ti Tigrinya
to Tonga
lua Tshiluba
tum Tumbuka
tr Turkish
tk Turkmen
tw Twi
ug Uighur
uk Ukrainian
ur Urdu
uz Uzbek
vi Vietnamese
cy Welsh
wo Wolof
xh Xhosa
yi Yiddish
yo Yoruba
zu Zulu

Original subtitles

[ある人は言う]

[…と]

( 鳥の鳴き声 )

⚟ ( 物音 ) ( 里井 ) おっ!

( 鳥の鳴き声 ) ( 鳥の羽ばたく音 )

⚟ ( 物音 )

《おっ !? おっ おっ おっ》 ( 里井 ) 《おっ!》

《人だ…!》 《日本語 !? 》

《しかも日本人》

《迷っちゃったんですよ》 《俺もっす!》

( 平田 ) そんな出会いだったんですか 。

ええ 。 中南米での 野鳥を撮影するツアーの中で➡

私だけ はぐれてしまいまして 。

そこで 旅をしていた人見君と 出会ったんですが➡

彼も遭難中でした 。 ( 平田 ) あ~… 。 ハハハ… 。

( 里井 ) その後 近隣の村の人に 助けてもらったんですが➡

その村が 隣村と もめていて 。 そこで 私が 交渉を整理して➡

双方の ビジネス上の落としどころを➡

見つけようと思いまして 。 ( 平田 ) さすがです 。

ですが 「 詐欺師だ 」 「 相手方の 弁護士だろ 」 と 疑われて➡

縛られて 監禁されてしまって 。

大丈夫だったんですか !? ( 里井 ) ええ 。

人見君の思い付きで 村同士の もめ事も 解決しました 。

えっ 何を やったんですか?

( 里井 ) 村人対抗 あっちむいてホイ大会です 。

( 平田 ) 村人対抗 あっちむいてホイ大会…?

丸2日 かかりました 。 ( 平田 ) あ~… 。

( 里井 ) ただの じゃんけんに していれば もっと早く➡

終わったような気がしますが 。 ( 平田 ) 確かに 。

それでも 奇抜なアイデアで 皆を巻き込んでいく姿には➡

感心させられました 。

それで 人見君を うちの会社に?

ええ 。 彼を見ていると思い出すんです 。

堂前のことを 。 ( 平田 ) 堂前さんって➡

あの お辞めになった… 。

人見君の方が無鉄砲ですが 。 ( 平田 ) あっ… 。

私は 彼が会社を変えていく様を もっと 見ていたい 。

ついては➡

今回 人見君に任せたい仕事が ありまして 。

はい 。 ( 里井 ) 例の件で➡

あのリストに載った方の面談です 。 ( 平田 ) えっ !?

⚟ ( 真野 ) ま~た サボって 動画 見て!

⚟違うんすよ 。 これ 動画じゃなくて 生配信で 。

だからって 仕事中に見ない 。 今じゃなきゃ駄目なんすよ 。

配信しながら 並行世界うさぎの 限定フ ィ ギ ュ アが 売 っ てるんすよ 。

あ~ ライブコマースか 。 あっ えっ ライブコマ…?

( 相沢 ) あ っ だから 生配信しながら 実演販売みたいな 。

あっ そうっす 。 配信中じゃないと➡

売り切れちゃって買えないって 噂で 。

じゃあ しょうがない… とは ならないからね?

みんな ちょっと いい? ( 一同 ) はい 。

( 平田 ) え~ このたび➡

早期退職希望者の募集が 始まります 。

えっ !? ソーキ… そば?

何の募集っすか? 早期退職 。

「 退職金 優遇するから 早めに辞める人 いませんか? 」

っていう募集 。 へ~ 。

対象は 50 歳以上 勤続 20 年以上 。

その全員を対象に 希望者を募ります 。

3年前に募集したじゃないですか 。

まっ 気持ちは分かるけど 社長案件です 。

出た 。 まあね この件に関しては➡

そこまで 理不尽というわけでもなくて➡

人件費比率に関しては それなりに課題になっていたし➡

仕方のない部分も あるのよ 。

もっと やるべき手段が ありません?

( 平田 ) うん… 。 ついては 皆さんに お仕事 。

手分けして その対象の社員さん 全員と 面談していただきます 。

ハァ… 面談か… 。 ( 森谷 ) 気が重い… 。

そんな大変なんですか?

もうね 胃が痛くなるのよ 。 何でですか?

ただ 希望者が 辞めるだけじゃないってこと 。

( 平田 ) それぞれが面談する人を 振り分けてあります 。

リストは 今 ファイルに共有したので➡

確認しといて 。 ( 一同 ) はい 。

( 平田 ) 人見君は紙で 。

あっ あざ~す! ラッキー 。

ラッキ ラッキー 。 ラッキ ラッキー 。

絶対 他人には見られないように 。

なくさないように 。

他のみんなも そうだけど 人見君のは 特に 。

はい 。 もしかして… 。

人見君の担当って… 。

まあ 。 どういう人なんすか?

会社的に退職させたい人 ですよね?

そういうことになります 。 えっ?

( 平田 ) 人見君には この方と面談して➡

それとなく 退職を促してもらいます 。

がちっすか?

がち 。

きっつ 。

ということで 早期退職を希望される方に➡

今回 特別な条件を 提示しておりまして… 。

「 あなたは辞めさせる対象です 」 とか➡

「 辞めてください 」 とは 絶対に言わないように 。

ほう 。 ( 森谷 ) もちろん➡

対象者の方の自主性に お任せするものなのですが… 。

( 平田 ) とはいえ 自主性に任せていたら➡

誰も辞めないので それとな~く 確実に 促すのが➡

この やり方 。 はい 。

( 富樫 ) キ ャ リアについて考えてみる いい機会になればと思いまして… 。

( 平田 ) 情に流されず 時には 非情な判断をしてでも➡

役割に徹すること!

了解っす!

こういった条件で 早期退職者を 募集しておりまして➡

対象の方 全員に 面談を してるんですけど➡

あっ あの 希望する場合は… 。

結構です 僕は早期退職は希望しないんで 。

…っすよね 。 あっ その キャリアについて考えてみる➡

いい機会になればな~って 思っておりま… 。

僕は 辞めさせられる側 ってことですよね?

えっ 何で しっ… 。 あっ あっ! ああ いや あの… あっ その➡

あの… ちが… 。 すいません!

僕は 今 辞めるわけにはいかないんです!

勘弁してください!

マジっすか…!

[彼の名前は 人見 廉]

[これは➡

彼が 会社と そこで働く人々を➡

少しだけ変えていく 物語である]

平田部長!

はい 。

どうして 人見君に あの人の面談 任せたんですか?

人見君に 誰かを首にするなんて 無理ですよ 。

( 平田 ) 首じゃなくて 早期退職の募集ね 。

事実上は そういうことですよね?

まっ これも 人事の仕事だっていうことは➡

あなたも理解してるでしょう?

残った方がいい人も いるし➡

外に出た方が その人のためになる って人も いる 。

それは分かってますけど… 。 でも 彼のやるべき仕事だとは➡

思いません 。 まあ 不安は あるけどね 。

でも ほら 指導もしたし 資料も渡したし➡

面談の練習だって… 。

いや そういう問題じゃなくて 無理じゃないですか?

どうして そう思うの?

優しいからですよ 。

《話 合わせましょうよ 。 3人で 会うのも 久々なんすよね?》

人のこと ほっとけなくて… 。

《俺は 今から 告発する派です》

すぐ 味方になって… 。

《真野さんは もっと 泣いて いいんですよ》

寄り添っちゃう人じゃないですか 。

誰かに退職を勧めるなんて できませんよ 。

私 代わります 。

いや~ 駄目よ 。

何でですか?

里井常務の指示なのよ 。

人見君に あの面談 させるようにって 。

どうして そのことを…?

進んでる? 全然っす… 。

持田さん 「 今 辞めるわけには いかないんです 」 とか言ってて 。

あ~ 持田さんか… 。

前回の 辞めさせる対象のリストにも➡

入ってたからね~… 。 ( 須永 ) あ~… 。

まっ 入るよな~ この人は 。 知ってるんすか?

あっ 俺 営業のとき 一緒だったけど➡

ま~ 売ってなかったもんなあ 。 最後の最後に押せないっていうか 。

僕も 総務のとき 一緒だったけど➡

かといって 細かいところに 気が回るタイプでもないっていう 。

私も 経理のとき ちょっとだけ かぶってたけど➡

わりとミスしがちだったしね 。

ひどくないっすか? みんなして 持田さんのこと あれこれ 。

いや 悪口とかじゃないから 。 ( 相沢 ) いい人ではあるのよ?

それは間違いない 。 ( 須永 ) ただ➡

壊滅的に仕事ができないっていう 。

何で そんな人が採用されたんですか?

社長に 特技が気に入られて 受かったんでしょ?

確か 。 特技?

( 堀 ) 鉛筆 削るのが やたら うまいって 。

お~… 。 ( 富樫 ) それが特技… 。

あっ じゃあ それを生かして そういう作業を➡

や っ てもらえば いいじ ゃ ない っ すか 。 そんな業務 ないから 。

鉛筆 削るのは 客だろ 。 あっ じゃあ 鉛筆 作る方とか?

工場も行ってるはずだけど 。 ( 富樫 ) 行ってるねえ 。

盛大に 機械の操作 ミスって 生産ライン 止めまくって➡

次の年 異動してる 。 マジか 。

( 須永 ) そうやって みんな➡

他の部署なら どうだろうって 考えて➡

部署を転々としての 今だよ 。 ➡

長くいて 仕事ができない人 ってのが➡

会社的には 一番 負担になっちゃうからなあ 。

でも 持田さん➡

「 絶対 辞めない 」 みたいな雰囲気 なんすよね 。

辞めてほしい人が 辞めなくて 辞めないでほしい人が 辞める 。

それが 早期退職 。

早期退職… 。

北出さんには ぜひ このまま 残っていただきたいというのが➡

製品設計部として 会社としての 意見でして… 。

いや ありがとうございます 。

もし 何か 会社に ご要望が あれば➡

話し合う余地が あると 思うんですけど 。

待遇とか条件の不満が あるわけじゃないんだ 。

やりがいって言ったら 青くさいのかもしれないけど➡

僕は 文房具の設計として 長年 生産時の環境問題について➡

気にしてきて… 。 はい 。

うちも ず~っと やるべきだって 言ってきてるんだけど➡

社長が 聞く耳 持たないし 周りも それに忖度してるし 。

あっ だから 最後のチャレンジだと思って➡

本当に やりたいことができる 会社に 移ってみたいんだ 。

この会社は変わらないからねえ 。

フッ 。

♬~

( 北出 ) 《本当に やりたいことができる➡

会社に 移ってみたいんだ》

(携帯電話) ( バイブレーターの音 )

♬~

( 進藤 ) 直己 。

あっ… 。

何年ぶりだっけ 。

祐希 同窓会のときは…?

( 進藤 )30 のときの? 俺 アメリカに いたからなあ 。

だよね 。 だから ホントに卒業ぶり?

かな? は~ 。

ごめん 。

実は 結構 びっくりした 連絡もらって 。

えっ そうだった?

うん 。 だって➡

10 年ぶりに 学生時代の… 友達から 連絡もらうとかさ 。

フッ 。 フッ… 。

えっ? いやいや 何でもない 。

元彼から 連絡もらうとかさ! いいよ 言い直さなくて 。

いやいや 明らかに引っ掛かってたじゃん 。

いや 引っ掛かってないけど… 。

まあ いいや 。 フッ 。 そうだね 。

実は 俺も びっくりさせたら 悪いなと思いつつ 連絡した 。

うん 。

直己が 今 どうしてんのか 気になってさ 。

えっ?

今も 日の出鉛筆?

ああ 仕事?

まあ そうだね 。 今は人事部 。

あ~… 。 そっか… 。

うち 古いし 堅いし 人権意識も微妙だから➡

ちょっとでも 変えてやろうと 思って➡

結果 ずっと ほえてるやつ みたいに なってます 。

フッ 。 直己らしいな 。

えっ 私 そんな キレてるイメージ あった?

いや こう… 正義感が強いって意味でね 。

どうも 。 はい 。

えっ そっちは? まだ エデュケースだよね?

うん 。 すごいよね 。

学生時代に始めた会社で 10 年でしょ?

うん… 。 実は 今日 呼んだのも それに関してなんだけど➡

うちで一緒に働かない?

えっ !? いや… いやいや➡

そんな 驚くことじゃないだろ 。

会社 立ち上げるときから➡

俺は 直己と一緒に やれたらって 思ってたよ?

初耳なんだけど 。 いや でも➡

直己 意志 固かったじゃん? 日の出鉛筆への 。

《そのとき 配られた 鉛筆に 励まされたからさ》

《だから 私も 日の出鉛筆で CSR?》

( 進藤 ) いざ 話 聞いてたら まぶし過ぎてさ➡

邪魔できないなと思って 声 掛けられなかった 。

そうだったんだ… 。

まっ 今後 どうなるか分からない 学生の弱小ベンチャーだったしね 。

でも 何とか 10 年 続けてこれて➡

今度 海外への教育支援ってことで 政府の予算もついて➡

本格的に 途上国とか被災地向けの➡

ITでの人材育成の事業を 始めることになったんだ 。

その仕事を 直己にも手伝ってほしい 。

うちの会社に来てくれないか?

♬~

( 進藤 ) 《もちろん 今以上の 給与とか待遇は 保証する》

《文房具の仕事じゃないけど➡

もし 直己に あのときの気持ちが あるなら➡

その理想を かなえられると思う》

《ていうか… う~ん…》

《そういう人にこそ この仕事を 一緒に や っ てほしい》

《ごめん》

《実は 今の 日の出鉛筆のこと 調べたんだ》

《えっ?》

《会社を 人権とか 働き方で あるべき状態にする っ ていうのは➡

すごいことだと思う 。 その努力は尊敬する》

《でも そういうのが整った場所で➡

本当に やりたいことに 力を注いだ方が➡

いいんじゃない?》

( 平田 ) 《自主性に任せていたら 誰も辞めないので➡

情に流されず 時には 非情な判断をしてでも➡

役割に徹すること!》

情に流されず… 。

( ドアの開く音 ) ( 持田 ) ハァ… 。

⚟持田さん 。 ( ドアの閉まる音 )

ハァ… 。 今 いいですか?

どうぞ 。 あざっす 。

何度も すいません 。 こないだの話が途中だったんで 。

僕の気持ちは お伝えしたはずです 。

退職は希望しません 。 もちろん➡

そこは 持田さんのご判断なんで 。

僕は どうしても 会社に 残らなければいけないんです 。

はい 。 あっ ですが その 持田さんのキャリアのための… 。

僕のキャリアなんて どうだっていいんです 。

娘のためなんです 。

えっ? (スピーカー) ( ♬ 『 言葉にできない 』)

娘が 2人 いましてね 。

僕みたいな ぽんこつとは 違って➡

賢くて かわいくて➡

気持ちの優しい いい子たちなんです 。

(携帯電話) ( ♬ 『 言葉にできない 』)

スライドショーっすか 。

真っすぐ 健康に育ってくれて…➡

あっという間に 高校3年生です 。

持田さん この曲は ずるいっすよ 。

双子で 来年 2人同時に大学受験 。

(携帯電話) ( ♬ 『 言葉にできない 』)

この曲と写真は もう 感動しちゃうやつじゃないっすか 。

音大と薬学部 。 まっ どっちも お金は かかりますけど➡

何とかして この子たちの夢を 応援してやりたいんです!

(携帯電話) ( ♬ 『 言葉にできない 』) やめてください 持田さん 。

優奈のために… 。 持田さん… 。

杏奈のために! 持田さん!

僕は 今… 会社を辞めるわけには いかないんです!

持田さん! だから 人見さん➡

お願いします!

うっ… 。 持田さん…!

この子たちの夢を…➡

かなえさせてください…! うっ… 。

持田さ~ん…! 人見さ~ん…!

夢 かなえてあげましょう! 人見さん… !?

退職なんて しなくていい! いや しちゃ駄目なんですよ!

でも そんなこと… 。 こんなの… シカトっすよ…!

人見さん…!

このまま ずっと 残り続けましょう!

はい! ( 持田 ・ 人見の泣き声 )

駄目じゃない !? 駄目なんすか?

だって 早期退職を促すのが 仕事でしょ?

でも 希望者が 手 挙げるやつだし➡

持田さん 希望してないし 。 建前は そうなんだけど… 。

あ~ いいっすよ 。 どうせ 怒られるの 俺だけですし➡

別に 誰も 大学 行けなくなったりしないですし 。

自由だねえ 人見君は… 。 そうっすか?

いっつも 誰かのために 変なことして… 。

( 大輝 ) 《へ~ 。 で お父さん 何やったの?》

《えっ?》 《人見君みたいな➡

面白い案 出してないの?》

《あっ… いや… うん…》 《大輝》

《あの お父さんは あっ➡

そういう担当じゃないからさ》 《ふ~ん》

尊敬しちゃうよ 。 それほどのことでもないっすよ 。

だって これ ただ 「 退職しません 」 って言って➡

粘ってれば 勝ちでしょ? ⚟ ( 須永 ) そうでもないだろ 。

えっ? 3年前 断り続けた人が➡

関連会社への出向になったから 。 地方に 。

マジっすか !? ( 須永 ) あっ これ 内緒な?

えっ えっ… マジか 。 人見君 言っちゃ駄目だよ?

えっ?

あっ どうぞ 。 ( 持田 ) はい 。

( 持田 ) ねえ 人見さん あの~ 団子 食べます?➡

昼休みに 和菓子屋の前 通ったら➡

おいしそうで 。 ありがとうございます… 。

( 持田 ) まっ お互いね この面談の間だけでも➡

休憩時間のつもりで ゆっくりしましょ 。

あの 持田さん 。 はい?

あの こないだ 「 粘ってれば 勝ち 」 って言ったんですけど➡

意外と そうでもないっぽくって 。 えっ?

あの 前回のこれで 断り続けてた人が➡

関連会社に出向になったって 聞いて 。

えっ? 結構 地方に 。

えっ… 。 そういえば… 。

《持田さん》 《はいはい》

《寒いのって平気な人?》

《どうでしょう 。 まっ ふっ 普通ですかね?》

《そっか 。 持田さん 雪って好き?》

…って 。 完全に そのつもりじ ゃ ない っ すか 。

転勤は まずいですよ 。 嫌っすよね… 。

というか… 実は 今 抱えてるのが 娘の受験だけじゃないんですよ 。

近所に住んでる父親に 認知症の疑いが出始めて… 。

お~… 。 それは 出向で 地方は まずいっすね 。

辞めても地獄… 辞めなくても地獄… 。

いや 持田さん あの 転勤の話は まだ 決まったわけでは… 。

どうや っ た っ て 僕は うちの家族は 終わりじゃないですか!

いや あっ 持田さん あの 発想の転換っすよ 。

あの 成績が上がってないから 辞める候補になってるわけで➡

成績を上げれば いいんすよ 。 何を いまさら 言ってんですか 。

僕なんて 鉛筆を削ることしか 能のない男ですよ !?

うん まあ… 。 鉛筆を削って➡

評価される仕事が あれば 教えてくださいよ 。

あっ!

めっちゃ いいこと 思い付いた 。

えっ?

ライブコマース? そう っ す! あ~… 何でした っ け?

ライブ配信しながら… 。 ら… 。

リアルタイムで… 。 で… 。

実演販売… 。 販売…➡

するんすよ! ごめん ごめん 。 何の話?

持田さんです! これをやって 成功すれば➡

会社からも評価されません? 今 人見君➡

持田さんを辞めさせないって 方針で 動いてるみたいです 。

何 その方針 。

全然 聞いてないし 教えたのと真逆じゃない!

真逆っす… 。 でも 活躍しないで 給料 高いから➡

辞めさせる対象だった わけじゃないですか 。

活躍するんなら 辞めなくても よくなりません?

活躍って… 。 ( 堀 ) あの人が?

そのためのライブコマースです 。 持田さん 今➡

EC事業課? に いるんすけど 通販の仕事➡

全然 してないみたいで 。 ( 須永 ) いや しろよ 。

新しい こう 売り方っていうか 販売の あれを 立ち上げたら➡

持田さんの お手柄に ならないかな~って 。

いや そもそもね… 。 ( 森谷 ) 私 すっごく いいと思う!

ちょっと! 森谷ちゃん 。 ありがと~ 。

あっ…! ( 撃たれる音 )

( 堀 ) でも 配信で 何 売るの?

鉛筆っす 。 鉛筆 !?

鉛筆なんか 今どき 売れるか? だからっすよ!

鉛筆って 最近 あんまり 使わないじゃないですか 。

まっ 削らなきゃいけないんですけど➡

でも これ 削ってるところ 配信したら➡

何か 珍しいとか 懐かしいって なって➡

手に取りたくなってくれるかな って 。

( 一同 ) あ~… 。 ( 堀 ) ちょっと なるかも 。

だって 今 まさに 目の前で 削られていくんすよ?

でも おじさんが 鉛筆 削ってるだけの➡

配信なんて 見ますかね?

あっ でも 耳かきの動画とか 金属 磨くだけの 動画とか➡

結構 人気だし もしかしたら… 。 持田さん➡

鉛筆 削るのだけ めっちゃ うまいんすよ 。

それで この会社 入ってるんで 。 ( 森谷 ) うんうん… 。

( 相沢 ) あった 鉛筆 削るだけの 業務 。

まあ… 面談の期間は まだ あるから➡

やってみても いいと思う… 。

あざっす! ただし 持田さんの評価が➡

劇的に上がらなかったら 元の方針だからね!

了解っす! ( 大輝 ) 《お父さん 何やったの?》

《人見君みたいな面白い案 出してないの?》

( タイピング音 )

お~ 結構 待機してる人 いるね 。 ( 持田 ) そうなんだ… 。

( 相沢 ) いや~ 月乃マタタキの➡

宣伝で こんな伸びるとはね 。

マタタキさん すげえな 。 ( 相沢 ) ねっ 。 ➡

えっ? ちょっと待って 。 このコメント 社長じゃない !? ➡

「 小笠原 」 って 。 ( 持田 ) 社長も見てるんだ… 。

( 相沢 )「 我が社の 伝統であり➡

魂である 鉛筆という商品を➡

皆さまに… 」 あ~… 何とかかんとか 。

社長だ… 。 ( 相沢 ) 頑張ってください… 。 ➡

あっ 。 あっ 。

めっちゃラッキーじゃないっすか 。

えっ? だって うまくいったら➡

一発で 持田さん 褒められそうじゃないっすか?

あっ… ちょっと トイレ 行ってきても いいかな?

今っすか? あっ 緊張で… 。

ちょっと 急いでくださいね 。 うん 。 うんうん… 。

うん 。 うん 。

♬~

♬~

( 進藤 ) 《もし 直己に あのときの気持ちが あるなら➡

その理想を かなえられると思う》

( 北出 ) 《本当に やりたいことができる➡

会社に 移ってみたいんだ》

《うちの会社に 来てくれないか?》

ハァ 。

(携帯電話) ( 呼び出し音 )

あ~… 。 あれ? 配信は?

持田さん トイレ 行ったまま 戻ってこなくて 。

えっ? ちょっと 俺 捜しに行ってきます 。

時間になったら 始めちゃってください 。

えっ 始めるって何を !? うまく つないどいてください!

え~ !?

持田さ~ん? 持田さん?

持田さ~ん! ちょっと待っててくださいね 。

どうしたの? 配信の時間なのに➡

持田さん いなくなっちゃって 。 えっ じゃあ 今 どうしてんの?

相沢さんが つないでます 。

というように わが日の出鉛筆は➡

鉛筆の販売から始まった 会社であって… 。

(PC)え~ その~ え~っと… 。

⚟ ( ドアの開く音 ) ( 相沢 ) あっ ちょっと すいません 。

少々 お待ちくださ~い 。 ➡

森谷ちゃん つないで!

はい !? ( 相沢 ) 何か 絵 描くとかして 。

いやいや… 私 顔出しとか無理… 。 ( 相沢 ) 人助けだと思って 。 ➡

持田さんのために! ( 森谷 ) 無理です 。 ➡

無理です もう… 。 ( 相沢 ) 人見君のために 。

えっ?

持田さん います?

持田さ~ん 。

⚟ ( 水の流れる音 )

…じゃな~い!

どうした?

( キャップを閉める音 ) ( 森谷 ) はい➡

こちら カピバラでした~… 。 ➡

じゃあ 次 描いてほしいもの コメント 下さいね~… 。 ➡

ゾウガメ? ゾウガメは ちょっと… 。

持田さ~ん!

持田さん!

持田さん!

あっ 持田さん! 何で 逃げるんすか!

『 人事の人見 』 の… 。

そして… 。

( 持田 ) うっ! もう 何で 逃げるんすか!

もう 始まりますよ 。 すっ すいません 。

僕には無理です! もう 何 言ってんすか!

あんな みんなに注目されてるとか 聞いてないですよ!

みんなに見てもらうために 生配信するんすよ!

さっき 会社の人っぽいコメントも あったし しかも社長まで… 。

だから それが むしろ チャンスだって 。

成功すればね 。 もし 失敗でも しようものなら… 。

大丈夫っすよ!

あれ 今までと違って 実演販売でしょ?

僕が 営業時代に どれだけ 売れなかったと思ってんですか 。

どうせ 僕なんか 何をやっても うまくいかないんですから… 。

まあ どこ行っても 結果 出ないのは➡

結構 しんどいとは 思うんすけど… 。

あの 俺 パキスタン 旅してて➡

田舎の村の方 行ったときなんすけど➡

その ゲーセンに その 格闘ゲームしか なくて➡

マジで めっちゃ働かないやつも いて➡

みんなから 白い目で見られてたんすけど… 。

何の話? 1年ぶりに その村 通ったら➡

そいつが ヒーローになってて 。

その eスポーツ? その ゲームの世界大会で➡

優勝したらしいんすよ 。 その年 村の農業が➡

ヤバかったらしいんすけど その賞金で助かったんすよ 。

だから 持田さん 鉛筆削りで 村 救いましょう!

( 森谷 ) はい ウサギでした~ 。 ➡

ハハ… 。 じゃあ 次は… 。 ➡

あっ 鉛筆は この後➡

すぐなんですけど その前に➡

次のお題… 。 ➡

あっ けっ… 削りますよ?➡

けっ 削るんですけど あっ… 。 ➡

えっ?➡

あっ ちょっ… ちょっと お待ちください 。

どうしたの? ( 森谷 ) 社長がキレてます 。

「 鉛筆 まだか 」 って➡

「 ピエロ もういい 」 って! これ以上 無理っすよ 。

( 相沢 ) いいじゃん 顔 バレてないんだから 。

ほら 早く戻って! ( 森谷 ) う~ 無理 無理 無理 無理 。

じゃあ 分かった 。 森谷ちゃん 鉛筆 削っちゃおう 。

何でですか 。 それじゃ➡

持田さんの手柄に ならないじゃないっすか 。

( 相沢 ) だって 持田さん 全然 戻ってこないから 。

知らないっすよ 。 ⚟ ( ドアの開く音 )

( 持田 ) すいません 。 お待たせしました 。

持田さん… 。 ( 森谷 ) 持田さん… 。

じゃ すいません 。

鉛筆を削っていきます 。

お願いします! いきます 。

フ~… 。

お~… 。 ( 相沢 ) うん… 。

これは… 。

地味だ… 。

だって ただ 削ってるだけですから 。

でも 何か すごい盛り上がってる 。

( 相沢 ) いや どういう かいわい? ( 森谷 ) 私のお絵描き配信➡

鉛筆削りに負けた… 。

ハァ… 。

じゃあ ちょっと スピードを上げていきますよ 。

持田さん 気を付けてくださいね 。

フフ 。

( 削る音 )

♬~

目をつぶったって削れますから 。

いや 危ないっすよ 。

僕が 今まで 何本 削ってきたと 思ってるんですか 。

( 森谷 ) フッ… 。 「 ノールック すごい 」 って 。

何? これ 。 そういう競技なの?

どう削ったら 手を切るかなんて 感覚で覚えてます… 。

がっ! つっ… くっ… 痛え… 。 えっ?

あっ 。 ( 森谷 ) 血…!

大丈夫っすか !? 救急箱! 救急箱 取ってきて!

あ~…!

あ~ 。 取りあえず 押さえるだけ 。 ティッシュ ティッシュ… 。

すいません 。 ありがとうございます 。

皆さん 失礼し… 。 (スピーカー) ( 通知音 )

あっ あれ?

何? これ 。 あっ 。

( タイピング音 )

バン… された 。 ( 森谷 ) えっ?

バンって? アカウントごと 利用停止 。

流血はNGだから… 。 マジで !?

すいません 。

何やってるのよ! 会社の公式アカウントが➡

バンされるなんて 最悪じゃないの 。

( 相沢 ・ 森谷 ・ 人見 ) すいません… 。 ( 平田 ) えっ… その バンされた➡

アカウントは すぐ戻るのよね? ( 森谷 ) 不慮の事故っていうのを➡

申し立てすれば たぶん 。

でも いつまでに復旧するかは 何とも… 。

えっ じゃあ それまで 会社の 動画の投稿とか 配信とかは?

できないですね… 。 ( 平田 ) なるほど 。

じゃあ まあ その すぐに申し立てをするとして 。

はい 。 ( 平田 ) あ~➡

大ごとに ならなきゃいいけど… 。 あの 社長が 配信➡

見てたっぽいんすけど それって 大ごとに入ります…?

部長 。

ちょっと まずいことに 。 ( 平田 ) 何?

社長が… 。

うちの鉛筆のイメージに 何てこと してくれたんだ!

あいつ 首にしろ!

やっぱり…!

あれから 持ち帰って考えまして 。

はい 。

今の同僚や仕事内容は好きですし 思い入れも あります 。

ですが➡

自分が 本当に納得をして 全力を出せる場所で働かないと➡

一緒に働いてる みんなにも 申し訳ないと思って 。

はい 。

なので 退職を希望します 。

手続きを お願いします 。

ホントに辞めちゃうんですか? はい 。

あんなに 残りたいって 言ってたじゃないっすか 。

いいんです 。

鉛筆すら削れない自分には➡

もう この会社で できることは ありません… 。

何で こんなときだけ 責任 感じてるんすか!

今までだって 全然 売らなかったり➡

工場で ライン 止めたり 散々 ミスしてきたじ ゃ ない っ すか!

僕は 鉛筆削りで入社した男ですよ?

鉛筆削りでミスったら もう 会社には いられないでしょう 。

どこに プライド 持ってるんすか!

てか お嬢さんの学費は !?

双子で めっちゃ 大変なんじゃないんすか?

大変ですけど… それは それで 。 はっ !?

もう できる範囲で やってもらうしかないですね 。

いいんですか !?

人見さん 変なこと 言ってますよ?

辞めるよう 促すのが あなたの仕事でしょ 。

そうですけど でも 違うじゃないっすか!

持田さんは… だって… 。 僕は➡

一身上の都合で 退職を希望します 。

すいません 。

俺が 配信とか させたからっすよね 。

違いますよ 。 人見さんが その アイデア を言い出さなくても➡

遅かれ早かれ 僕は 辞める羽目になってたと思います 。

会社に貢献するパフォーマンスが できなかった 自分の責任です 。

むしろ 最後に ここまで 親身になって➡

面白い経験をさせてくれる人と 出会えて うれしかった 。

だから 人見さん 責任なんて 感じないでください 。

お世話になりました 。

( 富樫 ) やっぱり 辞めちゃうんですね… 。

首ってことですか?

さすがに それはないと思うけど 処分ってなると➡

早期退職の退職金の割り増しは 難しいと思う 。

( 相沢 ) うわ… 。

♬~

( ドアの閉まる音 )

♬~

みんな ちょっと いい? ( 一同 ) はい 。

( 相沢 ) [ハァ… 。 うちも 早期退職 久しぶりに募りますけど➡

これ 大変なんですよね 。 聞いてます? 富樫さん]

( 富樫 ) [あっ 僕に言ってる? いや 相沢さん➡

僕は まだ 40 代だから 年齢的に 対象ではないのであって…]

( 相沢 ) [じゃなくて 。 人事部のみんなで手分けして➡

対象者全員と面談 。 ホント つらいですよね]

( 富樫 ) [あっ そっちね 。 確かに あれは つらい っ ていうか➡

かなり手厳しい…] ( 相沢 ) [会社的に➡

辞めてほしい人から 辞めてほしくない人まで]

( 森谷 ) [でも 会社的に辞めてほしい➡

持田さんの担当を よりによって 人見君にするなんて]

勘弁してください! マジっすか…!

( ウジン ) [絶対 無理ですよね 。 僕もパスですけど]

( 堀 ) [それ 里井常務からの ミッションらしいよ]

今回 人見君に任せたい仕事が ありまして 。

あのリストに載った方の面談です 。

えっ !? ( 相沢 ) [そんな さなか➡

真野ちゃんに 引き抜きの話が 。 しかも 元彼から!]

直己にも手伝ってほしい 。 うちの会社に来てくれないか?

人見さ~ん! (ウジン) [一方 持田さんといえば]

夢 かなえてあげましょう!

( 富樫 ) [人見君 感情移入しちゃってるし]

( 森谷 ) [人見君は いい人なんで] ( 堀 ) [そこが面白いよね~]

あ~ いいっすよ 。 どうせ 怒られるの 俺だけですし➡

別に 誰も 大学 行けなくなったりしないですし 。

自由だねえ 人見君は… 。

( 富樫 ) [僕としては そんな人見君が➡

うらやましかったりも するわけで]

断り続けてた人が 関連会社に出向になったって➡

聞いて 。 転勤は まずいですよ 。

( 堀 ) [人見君 正直に そのまま 言っちゃうし]

( ウジン ) [ヤバくないですか?] めっちゃ いいこと 思い付いた 。

( 森谷 ) [いや でも ここからが 人見君の見せ場ですから➡

大丈夫!] ( 相沢 ) [それは いいんだけど➡

いきなり 「 つないどいて 」 は 無理よ]

( 森谷 ) [確かに これは無茶振りっすね…]

社長がキレてます 。

「 鉛筆 まだか 」 って 「 ピエロ もういい 」 って!

( 持田 ) すいません 。 お待たせしました 。

( 相沢 ) [そんな中 やっと戻ってきた持田さん]

( 富樫 ) [伝家の宝刀 必殺鉛筆削りで➡

一件落着!] ( ウジン ) […と思いきや]

がっ! つっ… くっ… 痛え… 。

えっ? 血…!

( 堀 ) [さすがに ノールックは やり過ぎでしょ]

( 相沢 ) [会社のアカウントは バンされて…]

( ウジン ) [社長も大激怒] ( 小笠原 ) あいつ 首にしろ!

鉛筆削りでミスったら もう 会社には いられないでしょう 。

( 森谷 ) [持田さんも やけになっちゃって]

すいません 。

俺が 配信とか させたからっすよね 。

最後に ここまで 親身になって➡

面白い経験をさせてくれる人と 出会えて うれしかった 。

( 富樫 ) [そんなこんなで 持田さんは➡

いったい どうなってしまうのか?]

( 森谷 ) [人見君も心配っす…]

( 相沢 ) [それと 真野ちゃんのことも気になる~]

うちの会社に来てくれないか?

( 富樫 ) [ということで…]

( 相沢 ) [この後 いよいよ クライマックス]

( ドアの開く音 )

⚟お疲れ 。

真野さん 。 お疲れさまっす 。

まだ 残ってたんすね 。

面談が長引いたからさ 。

ほい 。

あっ 会社だから 今日は さすがに ビールじゃないけど 。

あざっす 。

聞いたよ 持田さんの件 。

ああ… 。

頑張ったって 。

がんば… 。 そうっすかねえ… 。

( 缶の開く音 )

いや 何か… 。 んっ?

いつも めっちゃ いいこと 思い付いてたんですけど➡

今まで どんだけ ラッキーパンチっつうか➡

奇跡待ちだったんだって思って めっちゃ 身にしみました 。

反省っていうか… 。

でも そのおかげで できたことも たくさん あるじゃん 。

だから まあ 結果は結果だけどさ 仕方ないときも あるし➡

失敗したとか 自分のせいとか 思う必要 ないって 。

そうっすかね… 。 そうだよ 。

まあ 今回は みんなに感謝っすね 。

えっ?

みんな? えっ あれ? 聞いてないっすか?

⚟ ( 須永 ) 《持田さん!》

( 持田 ) 《あっ… 。 須永君 久しぶり》

《退職の件 ホントに いいんですか?》

《いいも何も… 。 こんなこと しちゃったし➡

もう 会社には いられないよ》

《辞めるのは いいんですよ》

《だったら 早期退職に 名乗り 挙げて➡

少しでも多く 退職金もらって➡

娘さんの夢のために 頑張らないと!》

《でも 社長が怒ってて 首だっていうから…》

《何 諦めてんすか!》 《痛っ…》

《親父なら 娘の未来のために もっと頑張れよ!》

《土下座して はいつくばって➡

そうやって あがくのが 父親でしょう!》

《あがいて 居座ろうとした結果が これだろ!》

《どうすれば いいんだよ 。 策があるなら 教えてくれよ!》

《策なんて 俺には ないですよ!》

《えっ…》 《でも➡

あるやつらが いますから》

《えっ?》

⚟ ( 富樫 ) 《はい》

《何すか? これ》 《人見君 話してないでしょ》

《持田さんの再就職先の案内》

《ああ…》

《取りあえず 持田さんの年齢と➡

通えそうな勤務地と➡

細かい手作業と 木工系に 絞った 会社の一覧》➡

《あとは 各会社の情報と評判を 1社ずつ まとめたもの》

《こんなに…?》 《あっ➡

ちゃんとした求人じゃないから 今 募集してるかは➡

分かんないよ 。 僕の独自調べなんで》

《えっ 独自調べ?》

( 富樫 ) 《いや 日々 採用の仕事してると➡

嫌でも いろんな会社の情報 入ってくるからさ➡

データベース 作ってはいるけど➡

こういうときしか 使い道 ないしね》

《富樫さん…》

《神業っすね》 《神業って!》

《それほどのことじゃないよ》 《ありがとうございます!》

《いやいやいや…》 ⚟ ( 堀 ) 《ここと ここと➡

この 印 付けたところは➡

人づてに紹介できるかな~》

《堀さん…》

《いやいや めっちゃ 顔 広いじゃないっすか!》

《社長か人事担当 紹介するだけね》

《あとは 持田さんしだい》

《あっ… はい》

《だから 持田さんに伝えといて》

《 「 行動しないと 何も変わらない 」 って》

《…っすね》

《あと 持田さんの特技 地味で分かりづらいから➡

ビジュアルでアピールした方が いいと思ったんですけど》

《かっけえ…!》

《えっ? てか いつ 作ったんだよ こんなの》

《転職の準備 慣れてるんで》

( 笑い声 )

⚟ ( 森谷 ) 《持田さんには➡

ここの寄せ木細工の工房とか いいんじゃないかな?》

《寄せ木細工?》 ( 森谷 ) 《うん》➡

《鉛筆じゃないけど 木 削るし➡

手作業だし 。 ほら やっぱ➡

好きなことは 堂々と やった方が 楽しいし➡

仕事にできたら もっと 楽しいんじゃないかなって》

《森谷さん…》

《持田さんに提案してあげて 人見君から》

《みんな… ありがとうございます!》

《でも 社長 怒ってるんですよね?》

《処分されたら 退職金の割り増しは…》

( 堀 ) 《大丈夫でしょ》

《うちのボスに任せれば》

《社長 社長… お願いします!》

《まっ 確かに 首にしろとは言ったけど➡

ホントに 首にできるわけないじゃないか》

《常識的に考えろよ》

《はい! すみませんでした!》

《ちなみに… 一応 言っとくと 今 私も やってるからね?》

《バンされたアカウントの 復旧の申し立て》

( 森谷 ) 《それ 自分で言うの カッコ悪いっすよ》

《いや だって…》 ( 富樫 ) 《メール 送るだけだし》

( 相沢 ) 《いや これも 結構 大変なのよ?》

そうなんだ… 。

はい 。

みんなが そんなことを… 。

はい 。

いや~ みんな すげえなって… めっちゃ かっけえなって… 。

そうだね… 。

あっ いや 真野さんの仕事ぶりも カッコイイんすよ?

いやいや いい いい そんな 取って付けたみたいに 。

ホントに! はいはい 。

えっ? じゃ 何で 落ち込んでたの?

えっ? 今 頭 抱えてたじゃん 。

あ~! あの 富樫さんのまねして➡

Excel ? ってやつ 触ってたんすけど➡

マジで 全っ然 分かんなくて… 。 はっ?

だって みんな 何か いつも 当たり前に触ってるけど➡

俺 こんなに できないんだって 思って➡

ちょっと へこんで 。

それで落ち込んでたの? はい 。

ハハ 。 だって 俺も その➡

数字とか データとか そういう こつこつしたの➡

覚えた方が いいじゃないっすか 。

う~ん… 。

いいんじゃない?

人見君は そういう担当じゃないから 。

マジっすか? えっ じゃあ 俺は何担当っすか?

人のことを ちゃんと見る 担当 。

あ~…!

めっちゃ普通じゃないっすか~! はっ?

だって 普通 見るでしょ 人のこと 。

( 笑い声 )

えっ どういうことっすか? ( 笑い声 )

( 引き出しの開閉音 ) まっ いいや!

フフ 。 じゃ 私 先 帰るね 。

はい 。 お疲れさまでした 。

お疲れさま 。

でさ こないだの話だけど 。

( 進藤 ) うん 。

最初は すっごい驚いたけど うれしかった 。

10 年以上前に話したことを 覚えててくれて➡

一緒に やろうって 誘ってくれて 。

( 進藤 ) うん 。

でも…➡

もう少し 今の会社で働きたいかな 。

祐希の言ったとおり➡

うちの会社は 古くて 頭 固くて 社長のワンマンで➡

理不尽なところも あるんだけどさ➡

最近 ちょっとずつだけど 変わってきてるんだよね 。

みんなが声を上げれるように なったり➡

上が考えを改めるところも 出てきたり➡

うちの部署も変わってきたり 。

み~んな 振り回されて➡

何だ こいつ! って思いながら 影響 受けて 。

おかげで 私も 変われたし➡

助けられたし 救われたし… 。

だから➡

もう少し 一緒に働きたいかな 。

そっか 。

うん 。

いや~! うらやましいな 。

直己に そこまで言わせる… 会社 。

いや 基本は激ヤバだけどね 。 ( 笑い声 )

私 だって いっつも怒ってるもん 。 えっ そうなの?

笑い事じゃないもん 。 ホンットにヤバいからね 。

( 進藤 ) へ~ 。 さっきだってさ➡

パソコン の使い方 分かんないとか… ホンットに… 。

♬~

( 里井 ) 30 年間 本当に お疲れさまでした 。

ありがとうございました 。

新しい会社でも 頑張ってください 。

ありがとうございます 。 その件に関しては➡

人事部の皆さんには 本っ当に お世話になりました 。

( 里井 ) いえ 。 そこまでが 人事の… 会社の 責任です 。

それでは 失礼いたします 。

( 持田 ) えっ? ご卒業 おめでとうございます!

( 持田 ) あっ… 。 ( 平田 ) 持田さん➡

本当に お疲れさまでした 。

( 一同 ) お疲れさまでした 。

ありがとうございます 。

これ➡

第二営業部の皆さんからの 寄せ書きです 。

( 持田 ) あっ… 。 どうも 。

( 富樫 ) あと これも 。 総務とか 経理とか➡

昔の部署の人たちにも 書いてもらいまして 。

( 持田 ) 懐かしいなあ… 。

これ 俺から 。 ( 持田 ) あっ 須永君 。

本当に お疲れさまでした…! おっ 。

持田さ~ん…! ( 須永 ) 何で➡

お前が そこまで泣いてんだよ 。 知り合ったばっかだろ?

時間は関係ないっすよね!

ねっ? 持田さん 。 ( 持田 ) あっ うん 。 うん… 。

そうでもなさそうだけど 。

えっ !? ねえ! ひどい…!

よし… 。 皆さん いきますよ~ 。

はい チーズ!

5秒後です 。 おい 。

「 はい チーズ 」 いらないじゃん 。 (ナレーター) [ある人は言う]

[ 「 人事部とは… 」 ] (携帯電話) ( シャッター音 )

[ 「 社員を より良い未来に導く➡

送り人である 」 と]

里井常務としては➡

今回 どうして あの仕事を 人見君に任せたんですか?

また とっぴなアイデアで 解決しようとしましたけど➡

今回は うまくいきませんでしたし 。

まあ 周りの助けもあって➡

落ち着くところに 落ち着きましたけど 。

それで いいんです 。 ( 平田 ) はっ?

彼には 何も と っ ぴな解決策だけを 期待していたわけじゃありません 。

周りを巻き込んで動かしていく 。 それが 彼の本当の素質です 。

確かに… あっ そうかもしれません 。

そして この会社を変えるために もう一つ 必要なこと 。

はい 。 ( 里井 ) 日の出鉛筆の問題の➡

根本にある人物 。

あの方に退場していただきます 。

Can't find what you're looking for?
Get subtitles in any language from opensubtitles.com, and translate them here.