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(隼人) 戻ってきた~!
(凛) ただいま 令和! (琥太郎) マジか…。
(隼人) 本当に戻ってきたんだな 俺達。
間違いなく汐梨さんは 死刑にならずに済んだ。
お前が信じ続けた結果だよ。
ない…ない!
何もかもが変わってた…。
(凛) 4人目の犠牲者になる予定だった 鮫島先生なんですけど→
もう亡くなってました。 (琥太郎) え…?
(伊藤 都) 夫でしたら 亡くなりました。 (隼人) えっ…。
(凛) この 丸藤健次郎さんって人 教師連続殺害事件で→
5番目に殺害されてたはずの 人なんです。
琥太郎さん…下山って 本当に犯人だったんですかね。
本当の犯人は まだ野放しになっていて→
目立たないよう 事故に見せかけて→
第4・第5の殺害を遂行している。
その可能性は ありませんかね?
(隼人) 俺達が過去を変えたから。
そして その一番の変化は…。
汐梨さんが捕まってないって事。
なあ 琥太郎→
俺達 とんでもない間違いを しちゃったんじゃないのか?
捕まって死刑になるはずだった→
殺人犯を世に放って→
新たな犠牲者を生み出した。
(琥太郎) 前より いい未来は 作れるはずなんだよ。
俺達の行動次第では。
第4 第5の犠牲者を 出さないことだってできる。
行こう。
もう一度 準備を整えて 2019年に。
(凛) 場所は この辺り 時間も あの時と同じくらい。
(隼人) どうだ?行けそうな感じする?
(琥太郎) いや わかんないよ…。
待って…来た!
来た! (凛) え…。
(凛) え 今の? (隼人) 戻って来たんじゃない!?
(琥太郎) 分かんない。 けど 景色 全然変わってないし…。
(凛) あ!これ 見てください!
(隼人) 電波きてる!
(琥太郎) え?…ってことは!
♪~
(凛) いつもの別荘ですね。
(隼人) 何か混乱するよな…俺達 本当に 戻ってこれてんのかな?
(琥太郎) 汐梨さん! (ドアが閉まる音)
(凛) とりあえず あがりましょう。
(琥太郎) いないか。 (凛) まあでも 仕方ないです。
前に過去を離れたのが 2019年4月19日なんで→
こっちでも2週間が経ってます。
(隼人) てなると 下山の逮捕で→
汐梨さんの指名手配が 解除された後だな。
(凛) はい。わざわざ ここに 身を隠す必要もないんで。
(琥太郎) 上も行ってみよう。 (隼人) うん。
(琥太郎) いないか…。
(汐梨) 〔いいえ 殺していません〕
(隼人) 彼女に仕掛けたGPSも 反応しない。
(凛) どうします?
(琥太郎) あの人に話 聞いてみるか。
(隼人) あの人?
(琥太郎) こうしてる今も 汐梨さんのことを追い続けてる人。
(深沢) 〔大隈汐梨を 追うためじゃないですか?→
執念 半端なかったんで〕
(凛・隼人) 伊藤さん!
いや 実はさ 謹慎しちゃってんのよ 伊藤さん。
(凛・隼人) え…? >> ほら こないだ 下山 逮捕されたでしょ。
あの後さ 俺達 裏取り捜査 命じられたんだけど→
もう伊藤さんが それ無視して 勝手に大隈汐梨 追うから→
もう上が これ。 完全に これ。
(隼人) ああ…そういや言ってたな。
>> え?言ってた? (隼人) あ いや。なんでもないです。
(琥太郎) 例えばなんですけど 伊藤さんの ご自宅を教えて頂けたり…。
いや 無理よ 自宅は。 個人情報よ だって。→
絶対無理!それは。
(凛) そこをなんとか お願いできないですか?
俺が怒られちゃいますから。→
伊藤さん ただでさえ怖いのに 怒ったら もっと怖いんですから→
それはもう無理ですよ…。→
無理です 無理です。
無理ですよ~。
ちょっと…。
(伊藤 剛) なんだ お前か。 >> ああ すいません 急に。
何の用? >> いや なんか特に用とかじゃ ないんですけど なんか→
顔 見たいな~とか 声 聞きたいな~とか…ハハハ。
お前ら…。
は~…。お前は仕事に戻れ。
いやなんか 俺が自発的に 連れてきたっていうより ほんと→
ついてきちゃったというか…。 (伊藤) 分かったから。
すいません…。→
あんま怒らせないでね。
(琥太郎) あの 突然すいません。
僕たち 大隈汐梨さんの 行方を捜してるんですけど。
彼女の居場所について 何か知ってることがあれば→
教えていただきたくて。
はぁ~…さぁ 知らないな。
(凛) でも ずっと彼女のこと 追ってるって 深沢さんが。
チッ!あいつ…。
(隼人) お願いします。 些細なことでもいいんで。
もう捜査本部も解散した。
俺も一時は 気の迷いで 大隈汐梨の行方を追ってたが→
こうして謹慎くらって 目が覚めたよ。
もう あの事件には興味ない。→
じゃあ 俺はこれで。
(琥太郎) あ…。 (施錠をする音)
(隼人) なかなか手強いな。
(凛) ゆるキャラとは違いますね。
(琥太郎) まぁ 何度も 当たってみるしかないと思う。
それに 未来で調べてきた情報は まだ残っている訳だから→
それを手掛かりに…。 (お腹の鳴る音)
(隼人) ん?今 お腹鳴った? (凛) 鳴ってません。
(隼人) いや 鳴ったよね?確実に。 (凛) 鳴ってません。
(隼人) フフッ…鳴った。 (凛) 鳴ってない!
(隼人) は~い。
(隼人) お~ カルムスやってる!
(琥太郎) まだ閉まってなくてよかった。 (隼人) やっと飯 食えるぞ。
(凛) 自分が一番楽しみなくせに。
(長峰) あぁ 皆さん。→
いつも ありがとうございます。
あ あ…すいません。
ちょっと試作で ガツンと にんにくのやつ食べちゃって…。
(隼人) あぁ…。 (琥太郎) そうなんですね。
あ そうだ。 もし よかったら これ→
もらったんですけど ミント。
えっ あ…いいんですか。
今から 買い出し 行くとこだったんで 助かります。
(長峰) どこのお店ですか?
(隼人) 〔ない!〕 (琥太郎) 〔中華料理屋…〕
あっ!
えっと…。
(凛) あっ まだ開店前のお店で。
(隼人) あ~全然… カルムスの方が味は上ですから。
負けてません。 >> あ~どうも。
まあでも そもそも お店のジャンル違うし。
(隼人) まあ 負けねぇぞって気持ちで→
ガシガシ 噛み砕いちゃってください。
(長峰) はぁ…。
(凪音) お待たせしました。
特盛りのトッピング全部のせです。
(隼人) きた~っ!
う~わ…。 >> すごい量ですけど 大丈夫ですか?
(隼人) もちろん。 あの 潰れてほしくないんで。
潰れる?
(隼人) あ いや…推しは 推せる時に推せって話ですよ。
いただきま~す!
(隼人) う~ん やっぱ最高!
(琥太郎) よかったね。
(隼人) 早く食べなよ。 (琥太郎) いただきます。
(凛) いただきます。 >> はい…。
(琥太郎) 美味しかった。
(隼人) 食ったぁ…腹いっぱい。
(凛) 特盛なんて いくからですよ。
>> お水 失礼します。
(凛) カレー とっても 美味しかったです。 (凪音) 良かったです。
(隼人) レシピ教えてほしいくらい。 >> それは企業秘密です。→
って言っても 私も 人から教わったんですけどね。
(隼人) そうなんだ。 >> はい。それまで→
料理は全くで 絵ばっかり描いてたから。
(琥太郎) えっ じゃあ あの絵も?
>> 私の絵です。 (琥太郎) そうなんだ。
素敵な絵だなと思って。 >> ありがとうございます。→
昔 住んでた 家の近くの海なんです。
今も 前に 隼人さんに声かけられた→
津木川橋の近くで 絵 描いてます。
(隼人) へえ 完成したら また見せてよ。 >> はい。
すいません 私の話ばっかり…。 ごゆっくり。
(琥太郎) そういえば 凛ちゃんが 2026年で調べてくれた→
汐梨さんの目撃情報は? (凛) あ ありますよ。
(凛) SNSで彼女の情報を調べてたら こんな投稿を見つけて。
(隼人) 2019年5月5日…明後日か。
これ どこの ハンバーガー屋かってのは。
(凛) ここに「いつもの」って 書いてあったんで→
この人の投稿 遡ってみたんです。
そしたら シロクマバーガーって ことが判明しました。
(隼人) さすがのリサーチ力。
(琥太郎) てことは もし これが 本当に汐梨さんだとしたら→
まだ津木川町に いるってことだよね。 (凛) ですね。
(隼人) 明後日 この場所に行けば 会える可能性がある。
(凛) はい。 行ってみる価値あると思います。 (隼人) うん。
(琥太郎) そろそろ4件目の事件についても 備えようか。 (隼人) ああ。
(琥太郎) 「津木川第一高校の転落事故」。
2019年5月19日 津木川第一高校の屋上から→
教諭である鮫島陽平さんが転落→
死亡しているのが見つかった。
警察によると 鮫島さんは午後6時頃→
屋上を巡回中に 誤って足を滑らせ→
転落した可能性が高いという。
(隼人) 事故に見せかけた計画的な犯行…。
(琥太郎) だろうね。
(隼人) この津木川第一高校って 凛の母校だよな?
(凛) あ そうです。 鮫島先生は担任でした。
(琥太郎) どんな先生だったか覚えてる?
(凛) 明るい先生でした。
生徒からも人気がある感じの。
(琥太郎) そうか。
(隼人) あと この子が可哀想だよな…。
さらに同日 同校の屋上から→
17歳の女子生徒も転落し 死亡しているのが見つかった。
女子生徒は 鮫島さんが転落した後に→
屋上から 鮫島さんの転落現場を覗き込み→
その際に 誤って転落したと見られている。
下を覗き込んで 誤って転落って。
(琥太郎) その子についても ちょっと調べてみたんだけど…。
分かったのは 名前と顔写真だけで→
他には ほとんど 情報 落ちてなかった。
(隼人) 笠井まりも 高校3年生… ってことは→
凛の同級生だよな。知り合い?
(凛) あ いや… この子とは面識がなくて。 (隼人) そっか。
今日が5月3日で 事件が起きるのが→
5月19日…まだ時間あんな。
(琥太郎) うん。だから それまでに 真犯人を見つけ出せれば。
(隼人) 他に 手がかりに なりそうなことって…。
(琥太郎) あ…これは→
関係あるか分かんないんだけど… これ。
(隼人) 4月23日午前0時ごろ→
津木川第一高校から出ていく 不審な人物が目撃された。
(凛) そんなことあったっけ…。
(琥太郎) たとえば 鮫島陽平さんの殺害計画の→
下見に来てたと考えると…。
(隼人) 犯人の可能性もあると。
(琥太郎) うん。まあ だから この不審な人物を→
他に見かけた人がいないか 調べるのはアリかなと思う。
(隼人) うん…。
あ あとさ 鮫島先生に 話聞いてみるのは?
あの 今だったら 直接 話聞けるわけだし。
(琥太郎) たしかに。
教師とか鮫島先生本人に 恨みがある人間とか→
心当たりあるかもしれないしね。 (隼人) そうそう。
てか なら 凛が聞きに行けば? (凛) え?
(隼人) いや 担任の先生だったんでしょ?
(凛) いやいや 無理です。
私 2019年の今 まだ在学中なんですよ?
(隼人) うん…だから 高校生のフリして。
(凛) 無理です。絶対バレます。
それに 過去の自分と 鉢合わせちゃったら→
どうするんですか。 (隼人) どうするって…→
進路の相談とか乗ってあげたら?
(凛) 嫌です!っていうか 高校生の私が絶対 嫌がります。
(琥太郎) 分かった。 鮫島先生の取材は俺がやる。
だから 隼人は あの不審な人物についての→
調査 お願い。 (隼人) うん。
(凛) 私は 大隈汐梨の目撃情報があった→
ハンバーガー屋さんを 見張ってみます。 (琥太郎) 頼んだ。
(隼人) おしっ じゃ さっそく…。
(凛) それと もうひとつ。 (隼人) ん?
(凛) くれぐれも 高校生の私とは 会わないでくださいね?
(隼人) なんで?
(凛) いや…なんか 変なこと吹き込まれたら→
嫌だなって思っただけです。 特に隼人さん。
(隼人) は?いや そんなことしねえわ!
(凛) なら いいですけど。
(チャイム) \さようなら/
また明日。
\先生 今日 朝来るの 遅くなかった?/
(鮫島) そんなことないよ。 はい 気を付けて帰れよ。
はいはい…帰る 帰る!
\さようなら/ はい さようなら!
(琥太郎) あの すいません。 あの~わたくし→
津木川町のドキュメンタリーを 撮ってる者なんですけど。
>> ドキュメンタリーですか。 (琥太郎) はい。
少しだけインタビューさせて もらっても よろしいでしょうか。
ああ…はい いいですよ。
あ その代わり かっこよく撮ってくださいね。
(琥太郎) あ はい…じゃ ここで。 (鮫島) はい。
(琥太郎) カメラ回しますね。 >> はい。
(琥太郎) はい。
まず 教師になって 今 何年目ですか?
え~ 3月で丸8年経ちまして なので9年目ですかね。
(琥太郎) 教師になって良かったなと 思う事は ありますか?
そうですね~ やっぱり→
生徒達の日々の成長を 見守れることですかね。
えっ…こんなんで大丈夫です? 普通すぎますかね。
(琥太郎) あ いえ あの 全然→
正直に しゃべっていただいて 結構です。
はい。
(琥太郎) じゃあ 逆に教師になってから 困った事 例えば→
誰かに恨まれるような事が あったりとか→
そういったご経験ありますか?
ええ 恨まれる事ですか…。
あ そういえば。
僕の筆圧が強すぎて→
授業のたびに チョークを折ってしまうので→
それは恨まれてますね 生徒から。
(琥太郎) ああ それは まあ 恨まれますね。
(隼人) 不審な人物ね…。
♪~
(隼人) それ 大丈夫?
俺 実家が自転車屋なんだ。 見してみ。
(隼人) あ…。
♪~
(ドアが開く音) \いらっしゃいませ~。→
お好きなお席 どうぞ/ (ドアが閉まる音)
(凛) あの…。 >> はい?
(凛) すいません…。
ドリンクバーで 何時間も粘ってみたんですけど→
大隈汐梨らしき人物は 現れませんでした。
(琥太郎) そうか…。
(凛) あっ 鮫島先生は どうでした?
(琥太郎) ああ うん。撮ってきたよ。
(モニタ)そうですね~ やっぱり→
生徒達の日々の成長を 見守れることですかね。
(隼人) なんか 普通だな。
(琥太郎) う~ん そうなんだよ。
特別 誰かに 恨まれるようなタイプには…。
まあ あと何か隠してるような 素振りもなかったし。
(琥太郎) 凛ちゃん? (凛) え…あっ はい。
(琥太郎) どうかした?
(凛) いや 懐かしいなぁって 思っただけです。
(琥太郎) そう。
隼人は どうだった?
(隼人) あぁ 聞き込みしたけど 特に…。
(凛) じゃあ 不審な人物は 見てないんですね。
(隼人) そうだね 不審な人物は…うん。
(凛) あっ 私 スマホ 車ん中に忘れたかも。
ちょっと見てきます。 (隼人) うん。
(隼人) なぁなぁ。 (琥太郎) ん?
(隼人) 話しちゃったんだよ 俺。
(琥太郎) 誰と?
(隼人) 凛と。 (琥太郎) どういうこと?
話したっていうか だって今だって そこに。 (隼人) じゃなくて→
高校生の凛…。
〔あ…〕
(凛) 〔え…〕
(琥太郎) え~!高校生の!? (隼人) バカ!静かにしろよ。
(琥太郎) ごめん。
(隼人) まあ 話したって言っても→
壊れたチャリ 直してあげて→
ありがとうございますって その程度だけど。
(琥太郎) ガッツリ干渉しちゃったんだ…。
(隼人) 今の凛に知られたら 殺されるかも…。
(ドアが開く音)
(琥太郎と隼人の咳払い)
(凛) なんですか。
(隼人) いや…。 (琥太郎) いや…。
(隼人・琥太郎) 別に。
(琥太郎) どうぞ。
(隼人) 俺 思ったんだけどさ→
事件現場の屋上に カメラ仕掛けるのはどうかな。
(琥太郎) カメラ?
(隼人) もし これが 計画的犯行だとしたら→
犯人は事件を起こす前に屋上に 下見 行くんじゃないかなって。
(琥太郎) なるほど。カメラを設置して→
不審な人物の動きを 監視するってこと?
(隼人) そういうこと。
俺さ 昨日 高校周辺とか見てて→
警備員が交代する時間 分かったから仕掛けてくるよ。
(琥太郎) じゃあ それは隼人に任せた。
(隼人) オッケー。 (琥太郎) 俺は うん→
もう1回 伊藤さんから 情報もらえないか頼んでみる。
(隼人) うん。
聞いてる?
(凛) え? (隼人) ん?
(凛) あっ はい。
(隼人) 寝ぼけてんの? (凛) いえ。
♪~
(伊藤) あの すいません。→
この辺りで この人を 見かけたりしませんでしたか?
(通行人) 知らないです。 >> そうですか。
あの すいません この辺りで…。
(琥太郎) 興味なかったんじゃ ないんですか?
はぁ~ 何でここに。
(琥太郎) ご自宅に伺おうとしたら 出てくる伊藤さんが見えたので。
(琥太郎) どうして 汐梨さんに こだわるんですか?
きっと 彼女について 何か知ってるんですよね?
お前だって こだわってんじゃねえか。
(琥太郎) 僕は…→
まだ彼女が犯人じゃないと 信じてるので…。
まだ?
(琥太郎) あ いえ…。
でも だからこそ 彼女について→
知ってることがあるなら 教えてほしいんです。
どうだろうな。
(琥太郎) 謹慎中なのに 捜査が終わった事件の→
聞き込みを まだしてる 刑事がいるって知られたら→
さすがに まずいんじゃないですか?
まずいのは お前らの方だろ?
(琥太郎) え?
お前らの車 照会したら 存在しないナンバーだったぞ。
しょっ引かれたくなけりゃあ さっさと消えろ。
♪~
(隼人) うっわ…。
やっば…。
♪~
(警備員) ちょっと待ちなさい。
学校関係者ですか? (隼人) いや あ…。
>> ここで何してんですか。 (隼人) あ…そん…。
(無線機の音) え~ かねてより 目撃情報のあった→
不審な人物を確保しました。
(隼人) いや それ俺じゃないです!それ!
>> ちょっと話 聞かせて。 (隼人) いや ほんとに俺じゃないんです。
信じてください。 >> 何してたの? (凛) あ!
あの時の! (隼人) あ…り…→
月島さん!
お知り合い?
(凛) あ…はい。
>> あは…そう…失礼しました。
(隼人) すいません。 (警備員) あ いえ とんでもない こちらこそ。
(隼人) いや…おかげで助かったよ。
(凛) いえ…自転車の恩がありますし。
でも 何で学校にいたんですか?
(隼人) あ いや…あの… 先生に ちょっと用事があって。
そしたら 不審者に間違われちゃって。
(凛) それは災難でしたね。
(隼人) あのキーホルダー 上杉謙信だよね?
(凛) あ…そうですけど…→
なんで分かったんですか。
(隼人) あ いや あの… 知り合い?が詳しくて。
(凛) あ!
これも そうなんです。
(隼人) ほんと好きなんだね。 (凛) はい!けんしん君っていうんです。
(隼人) ふ~ん。
(凛) あれ? (隼人) 何?
(凛) 似てません?
口開けて笑って…。
そっくりです。
(隼人) あ トートバッグのあれ そうだよね…。 (凛) そう。
(隼人) こんな感じ。
(琥太郎) ああ いいじゃん。 (凛) 画角も良い感じですね。
(隼人) だろ?
あとは頼む。 映り込んでくれよ 犯人。
(琥太郎) 何これ? (隼人) あ!ちょっ…!
何でもない。
(琥太郎) いや そんなに隠したら 逆に気になるんじゃんか。
(隼人) いや 本当に 大したあれじゃない。
(凛) これ…。
(琥太郎) 競馬?
(凛) もしかして あの時の…。
(琥太郎) 〔隼人?〕 (隼人) 〔あ ごめん〕
(隼人) まあ…一攫千金 狙いたいじゃん?
(凛) 一番やっちゃダメなやつですよ それ。
(隼人) でも実際 考えただろ 自分だって。
(凛) 考えてません。 私 そんなに姑息じゃないんで。
(琥太郎) 待って。
これ 使えるかも。 (隼人) え?
(伊藤) あの…すいません。→
この辺りで この人を 見かけたりしませんでしたか?
そうですか。 ありがとうございます。
こりねえな 本気で しょっ引くぞ。
(琥太郎) この車 未来の車なんですよ。
どこがだよ 普通のワゴン車じゃねえか。
(琥太郎) いや…あの…僕たち→
2026年から来たんです。
(伊藤) 2026年?
ハハハ…何 言ってんだ。お前。
(琥太郎) すいません。でも あの… 本当に本当の話で。
>> そんな くだらねえ嘘に 付き合ってられるほど→
暇じゃねえんだよ こっちは。
(隼人) これ 見てください。 >> あ?
(伊藤) なんだ これ? (隼人) 今日の競馬のレース結果です。
>> お前の予想か? (隼人) 予想…っていうか→
予報ですね。すでに 未来で 結果 知ってるんで。
ふん バカバカしい。
(凛) 本当にいいんですか?
📱(競馬中継の音)
買っときゃよかった…。
(隼人) だから言ったじゃないですか。
他のレース結果も 当てられんのか。
(凛) 大隈汐梨について知ってる事を 話してくれたら 教えます。
(舌打ち)
分かったよ! 話しゃあいいんだろ 話しゃあ。
(ため息)
あれは 今から10年前だった。
通報を受けて 俺は事件現場に駆けつけた。
(伊藤) 〔ハァ→
ハァハァ…→
ハァハァハァ…→
ハァハァ…→
君が やったのか?→
ハァハァ…〕
〔はい…私がやりました〕
(伊藤の声) だが その後 被害者が→
大隈汐梨の ストーカーだった事が分かり→
彼女の正当防衛が認められた。→
大隈汐梨は無罪だと。
(伊藤の声) 俺は納得できなかった。→
現場の状況からして→
あれは 明らかに 強い殺意を持った犯行だった。→
彼女を野放しにすれば→
いつか また事件が起きる。 そう思った。
そして 10年の月日が流れ→
今回の事件が起きた。
(シャッター音)
(伊藤の声) 防犯カメラの映像→
殺害現場に残された 数々の物証から→
大隈汐梨の犯行と見て 間違いない。→
ついに尻尾を出したと。
そう思ったが…。
(伊藤の声) 結局 逮捕されたのは 下山達郎。
♪~
♪~
♪~
(伊藤の声) あいつは いつだって 何かに守られてる。
確かに 宮地を殺したのは 下山で間違いない。
けどな 1件目と 2件目の事件については→
俺は確実に 大隈汐梨の仕業だと思ってる。
だから ここで 諦めるわけには いかねえんだ。
(琥太郎) 実は 下山の件を→
警察に通報したの 僕たちなんです。
え?
📱(下山) そうだよ 俺がやった。
この映像…! 📱(下山) あのクズは…。
(琥太郎) はい。 📱(下山) さばいてやらないと 気が済まなかった。
(琥太郎) でも 下山は 2026年までの この先7年間 ずっと→
1件目と2件目の 事件に関しては→
容疑を否認し続けるんです。
だから 僕たちも 犯人は他にいると思っていて。
それが汐梨さんなのか どうかは 分からないんですけど→
でも とにかく今は 一刻も早く 彼女の話を聞きたくて。
分かった。
何か情報が入ったら お前らに流してやる。
(琥太郎) え? >> だから お前らも→
大隈汐梨に関して 知っていることがあれば→
俺に話せ。いいな?
(琥太郎) はい。 (隼人) はい。
ただし 俺は 大隈汐梨がやったと思ってる。
容疑が固まれば すぐに逮捕するつもりだ。
(琥太郎) 分かってます。
(伊藤) 〔現場の状況からして→
あれは 明らかに強い殺意を…。→
いつかまた事件が起きる。→
俺は 大隈汐梨がやったと思ってる〕
(汐梨) 〔信じてくれて→
ありがとう〕
📱(バイブ音)
(琥太郎) 伊藤さん! >> おう。
このホテルで 大隈汐梨らしき人物を→
見かけたという 目撃情報を貰ってな。→
俺は裏口を見張る。
お前らは エントランスと 駐車場付近を見張ってくれ。
(琥太郎) はい。 (隼人) はい。
♪~
📱(バイブ音)
♪~
(ドアが開く音)
♪~
(隼人) あれ…伊藤さんは? (琥太郎) まだ。
(伊藤) あの…→
大隈汐梨さん…ですよね?
少しお話 伺えませんか。
あの事件 まだ終わってないですよね?
犯人は 捕まったんじゃないんですか?
(伊藤) 私は あれは違うと 思ってるんです。
ごめんなさい。
おいっ!
頼む!正直に話してくれ。
私に近づかないでください!
(伊藤) おい 待て!
(伊藤) おいっ!
♪~
くそっ…どこいった。
(物音)
📱(バイブ音) (琥太郎) きた!
もしもし 伊藤さん今どこ…。 📱(伊藤) 今→
大隈汐梨を追っている。
さっき ホテルの前で見かけて 声をかけたら逃げられた。
(琥太郎) え?
まだ この辺りに…。
(殴られる音) (伊藤) うっ!
(琥太郎) 伊藤さん?伊藤さん!
伊藤さん?
📱伊藤さん!伊藤さん?
♪~
(凛) 私たちのせいですよね。 (隼人) ん?
(凛) 私たちが 汐梨さんを匿って 野放しにして→
そのせいで大勢の命が失われた。
♪~
私があの時 ちゃんと警察に通報してれば…。
♪~
(琥太郎) 伊藤さんが自分で転んだ線も まだ捨てきれない。
(凛) は?
(琥太郎) まだ汐梨さんって決まっては…。 (隼人) 琥太郎。
♪~
(隼人) さすがに無理があるって。
♪~
(凛) もういいです。
(ドアを開ける音) (隼人) 凛!
♪~
(琥太郎) 本当に 汐梨さんが やったんですか?
伊藤さん。
♪~
(隼人) どこ行ったんだよ。
♪~
(夏希) あの…。
(隼人) あ…はい。
突然すいません。
私 月島さんと 同じクラスの者なんですけど…。
(隼人) あぁ クラスメイト。
(夏希) こないだ月島さんと お話しされてるのを見て 思わず。
(隼人) はぁ…。
あの 彼女と どういう関係か知りませんけど→
あんまり 近づかない方がいいですよ。 (隼人) え?
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あの子 人を殺す方法 考えるのが趣味なんです。
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