All language subtitles for Kimi ga Shikei ni Naru Mae ni 2026 S01E01 1080p HULU WEB-DL AAC2.0 H.264-NSBC

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Original subtitles

(女性) ハァハァハァ…。

♪~

ハァハァハァ…。

(守衛) ん?

ハァハァ…。

♪~

うわあああ!あっあっあっ!→

あっあっ…!あっあっ…あ~!

♪~

(急ブレーキの音)

📺(宝来) 続いてのニュースを お伝えします。→

立花法務大臣は今日 2019年に茨城県津木川町で→

5人の学校教諭が 相次いで殺害された事件で→

死刑が確定していた→

大隈汐梨死刑囚に→

死刑を執行したと発表しました。→

大隈死刑囚は2019年→

津木川町の学校に勤務して…。 (琥太郎) やっぱり…。

📺(宝来) 男女5人の教師を…。 (琥太郎) 宝来アナは清涼感があるよな。

📺(宝来) 2023年…。 (隼人) 琥太郎 音…早く消して。

(琥太郎) あ ごめん。

ご主人 消して大丈夫ですか? >> ああ どうぞ!

📺(宝来) 立花法務大臣が 就任してからは…。

(隼人) こっちは いつでもいけるよ。 (凛) はい。

(凛) では こちらで。今日は→

取材も兼ねたインタビューなので 緊張なさらず。

(八木橋) はい。

(琥太郎) 監督の坂部です。 よろしくお願いします。

じゃあ 始めましょうか。 (八木橋) はい。

(琥太郎) カメラ回して。

(ピッ) (隼人) はい 回った。

(琥太郎) では まず お名前を。

(モニタ)八木橋静香です。

(モニタ)こちらのお店で (琥太郎) 働かれるようになってから→

どれぐらいですか?

(モニタ)3年くらいです。

(琥太郎) この町を ひとことで 表すとしたら何でしょうか?

(八木橋) そうですね…→

太陽…太陽みたいに あったかい町です。

(凛) 今から向かいますので よろしくお願いします。

はい 失礼します。

急ぎましょう 次 待たせてるんで。

(隼人) うん。 (琥太郎) ちょっと待って。

(凛) 何ですか?

(琥太郎) この人… ホントの事 言ってるかな。

(凛) え…何でですか?

(琥太郎) ホントに 3年も働いてたのかな。

(凛) 事前にそう聞いてますけど。

(琥太郎) 悪いんだけど ちょっと 確認してきてもらえる?

(凛) はい…。

(凛) あの子 勤務歴2週間の 新人さんでした。

(琥太郎) やっぱり。

(凛) 女優志望だから 店主さんが 映画に→

出させて あげようとしたんですって。

(琥太郎) だからって それで映画に使ったら→

ヤラセになっちゃうし。

もう少し取材が必要かな。

(隼人) 監督が言ってるんだし しゃあない。次いこ。

(凛) はい。

♪~

(凛) 大丈夫ですか? (琥太郎) なんか…ちょっと酔っちゃった。

(隼人) う~わ めっちゃいいじゃん。

(凛) ここが撮影期間中の拠点です。

役場の先輩のツテで 安く借りれたんですよ 貸別荘。

(琥太郎) 何から何まで悪いね。

(隼人) 大丈夫か? (琥太郎) うん…トイレあるかな?

(凛) ありますよ。 (隼人) うお!いいね。

(凛) でしょ? (隼人) うん。

(琥太郎) いいとこだね。 (凛) さ 入って。

(隼人) 広っ!う~わ 2階もあるし。

へえ~。おお!ゲームもあるし。

(凛) 乾杯しません? (隼人) お!いいね~。

(凛) 琥太郎さんも乾杯しましょう! (琥太郎) うん。

(凛) はい。 (隼人) はい。ありがと。

(凛) 琥太郎さんはノンアルでしたよね。

(琥太郎) ありがと。

(凛) それでは! (隼人) おっ ちょっと待って!はい。

(凛) 琥太郎さんの 5年ぶりの監督復帰を祝して…。

(琥太郎) まだ どんな映画になるか わからないけど。

(凛) そういうの いいんですよ。 はい かんぱ~い!

(隼人) かんぱ~い。 (琥太郎) 乾杯。

(隼人) ん!

(琥太郎) こぼしすぎ。 (隼人) うっま。

(凛) 顔 びしょびしょですよ。

(琥太郎) でも 凛ちゃんには ほんと感謝だよ。

こんなチャンスくれて。

(凛) 役場の人間としても ありがたいんですよ。

映画祭 盛り上げていきたいんで。

(琥太郎) でも… うちの映画サークルOBなら→

もっと優秀な奴いたでしょ?

何で俺なの?

(凛) 会社 辞めて 暇そうだったんで。

(琥太郎) ああ…。 (隼人) フフッ。

(凛) 冗談ですよ。

サークル時代から 琥太郎さんの撮る作品が→

好きだったんです。

(琥太郎) ありがと。

(隼人) それは俺も。お前じゃなかったら 今回 カメラマン やってない。

(凛) 隼人さん 今や世界で活躍する カメラマンですもんね。

よく引き受けてくれましたね。

(隼人) たまたま空いてたんだよ。

来月から また ジンバブエだけど。

(琥太郎) ジンバブエね。

(隼人) 知らねえだろ ジンバブエ。

(琥太郎) 知らない人いる?知ってる?

(凛) あ…知ってますよ もちろん。 (隼人) 知らなそう。

(凛) ジン…ブエバ?

(隼人) ハハハ!

そもそも お前 サラリーマン 合ってない。

お前に合ってんのは 映画監督だけ。

今回の映画祭で グランプリとって→

俺が お前を プロの映画監督にしてやる!

(琥太郎) そんな甘い世界じゃないよ。

でも せっかくなら→

自分が撮りたいものに こだわりたい。そう思ってる。

(凛) お! (隼人) 景気づけに もう1回→

乾杯!乾杯しよう! かんぱ…い。

(凛) もう お酒ないですよ。

(隼人) はぁ?もっとお酒 飲もうよ~。

(琥太郎) わざわざ買いに来るかね?

ペーパードライバーに 運転させてまで。

(隼人) ナイスドライビング!監督~。 (凛) 監督~。

(琥太郎) まいっか。入れて。 (隼人) 開けた?

(琥太郎) 開けた 開けた。 (隼人) はい。

(伊藤) おい 君達!

(伊藤) 飲酒運転じゃないよね? (凛) あっはは…え 違います。

この人は一滴も飲んでません。 (隼人) 俺らは泥酔してますけど。

(琥太郎) 余計な事 言わなくていいから。 (隼人) はい。

(伊藤) 確認させてもらえる?

(琥太郎) はい。 (ピー)

(琥太郎) フー フー。

ハー。

(琥太郎) 道 ムズイって。

(隼人) 撮影に適した いい時期だよな~。

(凛) 私 あんま好きじゃないんですよね 4月って。

(隼人) なあ ずっと気になってたんだけど それ誰?

(凛) 私の推し 上杉謙信です。

(隼人) どこ向かってんの これ。

(琥太郎) え…何か…→

曲がるとこ間違えたかな…。 (隼人) はぁ?

(凛) 前!

(隼人) 危ない!

(琥太郎) うわ…!

(隼人) 轢い…たのか?

(琥太郎) いや…いやいや…!

当たった感じは しなかったけど。

(琥太郎) 大丈夫ですか?

大丈夫ですか?

(琥太郎) すみません… どこか ぶつかったりしましたか?

骨が折れてるとか?

いえ…。

(琥太郎) お名前 言えますか?

(ミコト) …ミコトです。

(琥太郎) ミコトさん…。

怪我は ないみたいだけど→

救急車 呼んだ方がいいか。 (隼人) うん。

(ミコト) 病院は…大丈夫です。

(琥太郎) なら せめて ご自宅まで…。

自宅にも…戻りたくなくて…。

(隼人) 何か 訳ありっぽいな…夜逃げか?

(凛) 別荘に泊めてあげます?

(琥太郎) いける? (隼人) うん…。

これ どっち?

(凛) あ こっち 布団敷いたんで。 (隼人) うん。

とりあえず大丈夫そうだね。 (琥太郎) うん。

(隼人) 疲れた…。 (琥太郎) はい。

(隼人) 飲み会 どうする?

(琥太郎) もう そんな気分じゃないでしょ。

(隼人) まあ そっか。

(琥太郎) どしたの?

(凛) いや なんかあの人 見たことあるような気がして…。

(隼人) 知り合い? (凛) いや…そんな訳ないか。

じゃ おやすみなさい。

(琥太郎) おやすみ。

(隼人) おやすみ。

(隼人) あ~ 疲れた…。

腰 痛ぇ…。

(琥太郎) あれ?俺の荷物ない…。

隼人 知らない?

(チャイム) (ドアが開く音)

(チャイム) (ドアを叩く音)

(チャイム) (凛) 誰ですかね?

(ドアを叩く音)

(チャイム)

(管理人) 君達 ここで何してんの?

(琥太郎) え…あ 昨日から ここを借りてて。

昨日は予約入ってないよ? 困るな 無断で。

(凛) あ 津木川町役場の 別所さんの紹介で。

別所君?ああ…また勝手にもう。

じゃあ ひとまず お金。

(凛) 支払いも済んでるって 聞きましたけど。

いいや。 とりあえず今日の分 1万円。

(琥太郎) あ…えっと…。

(凛) 私 払います。

え?待って…。→

え?え?え?何これ? 使えないよ これ。

(凛) え?あ 新札ですけど…。

新札?

(凛) あ こっちなら使えます?

(管理人) ああ はいはいはい。

(琥太郎) 津木川って 新札 流通してないの?

(凛) そんな訳ないでしょ。

何か おかしくないですか?

昨日からスマホって使えてます?

(琥太郎) あ いや ずっと圏外。

(凛) 別荘の予約も消えてて 新札も使えない。

(凛) 片付けました?

(琥太郎) いや?

え…?

📺(宝来) おはようございます。 4月3日…。

(琥太郎) お 宝来アナ。 今日も さすがの清涼感。

📺今日は気温も上がる所があり→

軽やかな気分で 1日をスタートできそうですね。→

さて 一昨日 発表された 新元号「令和」ですが→

街の人々の反応を聞いてきました。

📺すごいキレイな響きなので いいなと思います…。

(凛) 聞きました?今。

(琥太郎) …聞いた。

(ドアの開閉音)

(隼人) ああ~ おいす。頭いてぇ…。

(琥太郎) 隼人。 (隼人) ん?

(琥太郎) 一昨日 令和だって。

(隼人) はい?

(凛) 一昨日 新元号の令和が 発表されたって ニュースで…。

(隼人) 再放送とかじゃないの? (琥太郎) ニュースに再放送ないでしょ。

(ミコト) おはようございます。

(琥太郎) あ おはようございます! お体 大丈夫ですか?

うん ええ…。

(隼人) あ あの… 一応 言っておくと→

俺達 怪しいもんじゃなくて。

>> ああ 覚えてます。

泊めてくださったんですよね。

ご迷惑をおかけしました。

(琥太郎) あ いえ…。

(ミコト) あの…→

私…もう少し…→

ここにいても…いいでしょうか?

(琥太郎) もちろんです!

そちらが大丈夫でしたら。

(凛) あの ミコトさん えっと…→

今って いつですか? >> え?

(凛) あ 変な質問で すいません。

あの…今って何日ですか?

今日は…4月3日。

(凛) 西暦は?

2019年ですよね。

♪~

(琥太郎) 2019年4月3日…。

ちょうど7年前。

(隼人) みんな まだ延期されんの 知らないんだもんな。

おぉ 凛 どうだった?

(凛) 今日の取材の話なんて 聞いてないって。

(隼人) そりゃあそうなるか。

まっ もともと この人 胡散臭いと思ってたからいいけど。

(琥太郎) 俺達だけが 7年前に来てるって事だよな。

(隼人) うん。

(隼人) 何?

(琥太郎) 7年も経ってるのに→

全く変わらない宝来アナ すごくない?

(凛) すごいけど…。

(隼人) あっ あとさ→

考えようによっちゃあ 大チャンスじゃね?

俺らは未来の出来事を 知ってるんだから→

競馬とかで 大儲けできたりするんだぜ。

(凛) レースの結果 覚えてるんですか?

(隼人) いや 全く。 (凛) そんな事より→

2026年に戻れる方法 考えません?

(隼人) え!?すぐ戻んの もったいなくない?

やり直せそうな事も ありそうだし。

(琥太郎) やり直せる事…。

〔お願いします!〕 (選考委員) 〔しつこいんだよ!〕

(琥太郎) 〔何でだよ!おい!〕

(隼人) なあ?

(琥太郎) うん…あっ でもさ→

この時代には この時代の 俺達が存在するんだよな?

(凛) それは そうだと思いますけど。

(隼人) 7年前だから俺達は大学3年か。

(琥太郎) 凛ちゃんは7年前だと…。

(凛) 高校3年生ですね。

(琥太郎) 高校はこっち?津木川だっけ? (凛) はい。

(ざわめき)

(凛) 何かあったんですかね?

(女性警官) すいません 警察です。 こちら ご協力お願いします。

(琥太郎) え…。

(隼人) ミコトさん…?

(凛) そっか…やっぱり。

(琥太郎) えっ 何?

(凛) 昨日から似てると思ってたんです 大隈汐梨に。

でも 2026年だと 死刑執行されてたから→

あんな場所に いる訳ないと思って…。

でも 今は…。

(隼人) 2019年…。

(琥太郎) ミコトさんが死刑囚の大隈汐梨…。

(隼人) 大隈汐梨って 何人殺したんだっけ?

(凛) 全部で5人です。

(隼人) 5人!?やっば。

(琥太郎) 現時点では まだ1人って事?

(凛) そうみたいですね。

(琥太郎) って事は…今はまだ あとの4人は生きてる。

(凛) 私 いってきます。

何ですか?

(隼人) これこそ 大チャンスだろ?

(凛) えっ どういう意味ですか?

(隼人) 人を殺して指名手配中の人間の インタビューなんて→

普通 撮れない。

(凛) えっ もしかして大隈汐梨を 撮影しようとしてます?

(隼人) 今 撮ろうとしてる ドキュメンタリーより→

もっと すっげえもんが 撮れるかもしんねえ。

(凛) 彼女はまだ これから人を殺すんですよ!

(隼人) その前に止めればいい。 (凛) ありえません。危険すぎます。

(隼人) どうする?琥太郎。

俺は監督の意見に従う。

(凛) 琥太郎さん!

(琥太郎) 俺も 彼女に話を聞きたい。

(凛) えっ…。

(琥太郎) 確かに 頭の中は まだ整理できてないし→

でも 隼人の言うように→

すごいドキュメンタリーに なるかもしれない。

(凛) やめましょう。 (琥太郎) それに→

まだ ミコトさんが 大隈汐梨だとは決まってない。

(凛) それは そうですけど。

(琥太郎) この目で確かめたい→

彼女が 本当に 人を殺したのかどうか。

事件があったのは 2019年の3月29日→

県立津木川西高校の教室で→

同校の教員である小谷隆一さんの 遺体が発見された。

(凛) 第一発見者は高校の守衛さん。 死因は黒板消しクリーナーで→

後頭部を強打された事による ショック死。発見時 遺体には→

大量のチョークの粉が かかっていたそうです。

(琥太郎) 大隈汐梨と被害者の関係は?

(隼人) 大隈汐梨は管理栄養士で→

被害者の勤務する高校の 学食のメニューを考えてたらしい。

この日も その打ち合わせで 高校に来てたって。

(琥太郎) 指名手配の理由は?

(隼人) 死亡推定時刻の 16時から17時に→

被害者と話す姿と そのあと 現場から走り去る様子が→

近くの監視カメラに映ってたって。

(凛) 凶器のクリーナーからも 彼女の指紋が検出されています。

(隼人) 証拠は十分だな。

(凛) 絶対やってます。

(琥太郎) まぁ それは この目で確かめるから。

(凛) 私も覚悟は決めました。

もし 彼女がこちら側に 危害を加えようとしたら…。

(スタンガンの音)

(琥太郎) まぁ あの なるべく穏便にね…。

(隼人) ひとまず 俺らが話して 探りいれるから→

その間に凛は 彼女の所持品 探って。

(凛) わかりました。

(隼人) 何か いい匂いする。

(琥太郎) ただいま 戻りました。

あっ お帰りなさい。

(隼人) 今 ちょっとお話いいですか?

お話ですか?

(琥太郎) あっ 料理終わってからで 大丈夫です。

あっ はい。

♪~

(汐梨) 温かいうちに どうぞ。

あれ 凛さんは?

(琥太郎) あっ 自分の部屋の方に。

>> 私 呼んできましょうか。

(琥太郎) あ!待ってください。

感想を伝えたいので→

そこにいてください。

感想?

(琥太郎) 料理を作ってくれた方には 敬意を払えと→

そういった教育を受けてまして…。

>> あ…→

そうなんですか。

(琥太郎) では いただきます。

♪~

(琥太郎) お 美味しいです…とても。

(ミコト) あ…おかわり ありますから。

(隼人) あ…あの!

この町の人々について 取材してるんですけど→

ミコトさんのインタビューも 撮っていいですか?

(ミコト) あ ごめんなさい。

カメラ 苦手で…。

(隼人) あ そう…ですよね。

(咳払い)

(琥太郎) ミコトさんは ずっと この町なんですか?

ええ…2年前から。

(隼人) 昨日は どうして あんな所に?

知り合いの所に行った帰り道で 迷ってしまって。

(琥太郎) 迷ったなら 誰かに電話とかしたら よかったんじゃないですか?

スマホを…知り合いの所に 置いてきてしまったんです。

あの…私からも質問いいですか?

(琥太郎) 何でしょうか。

どうして西暦を 聞いたんですか?→

私が2019年だと答えた後→

どうして 驚いたような顔をしたんですか?

(琥太郎) えっと それは…。

(凛) 信じてもらえないと 思いますけど…→

私達 2026年から来たんです。

え?

(隼人) 言っちゃうの?

(凛) だから あなたが 今までしてきた事も→

これからする事も わかってるんです。

大隈汐梨さん。

(琥太郎) ちょ 凛ちゃん。

大隈…汐梨さんというのは?

(凛) 5日前 人を殺して 指名手配中みたいですね。

(凛) ごめんなさい。

あなたの荷物を 調べさせていただきました。

(凛) 5日前 津木川西高校の教師→

小谷隆一さんを殺したのは あなたなんですよね?

(汐梨) 私じゃありません。

(凛) え?

私は殺してなんかいません。

(凛) じゃあ 誰がやったって言うんですか!?

十分な証拠が揃ってなければ→

警察は 指名手配なんかしませんよ!

(汐梨) 信じてください。

私じゃないんです。

信じてください。

〔しつこいんだよ!〕

(琥太郎) 〔お願いします! 信じてください!〕

〔お願いします!〕

もし 本当だったら…。

彼女の言うように→

本当に殺してなかったら…。

(凛) どこに信じる要素が あるんです?

(琥太郎) 確かに 俺は この人の事を何も知らない。

でも…。

(琥太郎) 誰からも… 信じてもらえなかった→

絶望は知ってる。

それに…→

嘘はなかったと思う。

「殺してません」って言葉に。

(凛) どうして そう思ったんですか?

(琥太郎) それは 話してて何となく。

(凛) 何となくで 信じていい話じゃないでしょ!

この人が犯人かどうかは 警察に委ねるべきです。

無実だと言うなら 警察で そう訴えればいいんです。

(隼人) まあ 落ち着けよ 凛。

もう少し 話聞いてから判断しても…。

(凛) 次に殺されるのは 私の恩師なんです。

(隼人) え…。

(凛) 白鳥弓子先生。

中学の時 私に歴史の楽しさを 教えてくれた先生なんです。

(凛) どうして 白鳥先生を殺したんですか!? (琥太郎) 凛ちゃん。

(汐梨) 白鳥先生という人を 私は知りません。→

会った事もありません。

(凛) じゃあ どうして 教師ばかりを狙うんですか!?

(琥太郎) 凛ちゃん! まだ起きてない事だから。 (凛) でも…。

(隼人) ちょっと いいかな?

♪~

(隼人) もしさ…→

もし 彼女が 本当の事を言ってたとしたら→

白鳥先生を 殺そうとしてる犯人は→

他にいるって事にならない?

(凛) 本当の事 言ってればの話ですけど。

(隼人) だったら そいつを 捕まえればいいんじゃないか?

(凛) は?

(隼人) そうすれば 彼女の冤罪も晴れる。

これ以上 犠牲者も出ない。

(琥太郎) 凛ちゃん→

教えて。 白鳥先生が殺害された時の事。

(凛) ええ…でも その前に…。

(琥太郎) 疑いが晴れるまでは ここに。

何かあれば…。 (鈴の音)

(琥太郎) この鈴を鳴らしてください。

はい。

(琥太郎) じゃ。

信じてくれて→

ありがとうございます。

(琥太郎) いえ。

♪~

(琥太郎) じゃあ 聞かせて。

(凛) 白鳥先生が殺害されたのは 自宅前の路上。

学校から帰ってきた所を襲われた という話だったと思います。

(琥太郎) 時間とかって…。

(凛) 午後8時とか9時とか… 深夜ではなかったような。

(琥太郎) 日付は?

(凛) 2019年の4月ということは 間違いないんですけど…。

(隼人) 覚えとけよ 恩師の亡くなった日だろ。

(凛) じゃあ 聞きますけど 誰かの命日って覚えてます?

(隼人) それは…。

(凛) でも 最初の事件の 1~2週間後だったと思います。

(琥太郎) 日付がわからないなら ひとまず自宅に行ってみようか。

(凛) あっ!あの人です。

(琥太郎) あのさ 本人に直接 聞き込みするとかダメなの?

あなたを恨んでる人 いませんか?とか。

(凛) 歴史には干渉しない→

タイムスリップものだと 大体 それがルールです。

(琥太郎) 冤罪を晴らすとか 殺人を止めるとかの方が→

よっぽど 歴史に干渉してる気がするけど。

(凛) えっ…え ちょっと! (ドアの開閉音)

(琥太郎) あの!だ…大丈夫ですか?

(凛) はぁ~。

(白鳥) はあ…すみません。 お借りしますね。 (琥太郎) はい。

白鳥先生 すごく腰が痛そうだった。あと→

最近 誰かに見られてるような 気がするって言ってた。

(隼人) ん?白鳥先生と話したの?

がっつり干渉しちゃったんだ~。

(凛) でも それで 思い出した事があって。

(隼人) 思い出した事?

(凛) 7年前 事件があった その日→

私 整骨院に入っていく 白鳥先生を見かけたんです。

(隼人) おい 何で そんな大事な事 忘れてたんだよ。

(凛) 思い出したから いいじゃないですか。

私が整骨院の前を通るのは 塾の日だけ。

塾に通っていたのは 木曜だった。

(琥太郎) で 今日が…。

(隼人) 水曜…。

(琥太郎) そう…→

事件が起こるのは 明日。

(琥太郎の声) 俺は整骨院の前で 白鳥先生を待って→

帰宅するまで ちゃんと見守る事にする。→

隼人は 現場となる自宅周辺を 見張っといて。 (隼人の声) わかった。

(琥太郎の声) 凛ちゃんは→

汐梨さんの監視をお願い。 (凛の声) はい。

(鈴の音)

(凛) どうしました?

(汐梨) \夜ご飯 食べました?/

(凛) いえ…。

(汐梨) \お腹 すいてますよね?→

私 作ってもいいですか?/

♪~

(琥太郎) え…。

凛ちゃん?

♪~

>> スマホ使えないと 不便ですよね→

連絡とれなくて。 (凛) ええ。

(汐梨) どうぞ。

♪~

先に 食べちゃいませんか?

♪~

(琥太郎) なあ。 (隼人) ビビった~。

何で ここに?

(琥太郎) 白鳥先生 整骨院 来なかった。 家は?

(隼人) まだ帰ってない。

(琥太郎) どこ行ったんだろう?

(隼人) さすがに遅くね? 凛も20時か21時頃だって。

(琥太郎) でも その記憶も 確実じゃないって。

(隼人) 来週の木曜かもしんないぞ?

(琥太郎) ねえ…誰かいる。

(隼人) あ…どうする?

(琥太郎) 行こう。

あの…ここで 何を?

♪~

(琥太郎) ちょっと!

♪~

(隼人) 痛っ!あ…。

(琥太郎) カメラ!

♪~

(琥太郎) ちょっと…。

話聞くだけだから。

うっ…。

(ガラスが割れる音)

(隼人) 琥太郎 大丈夫か? (琥太郎) ごめん 逃げられちゃった。

(パトカーのサイレン)

(パトカーのサイレン)

♪~

(深沢) あ~ 伊藤さん こっちこっち!

見りゃわかるよ。

あ~ ちょっと…すいませんね。

♪~

(琥太郎) 隼人 こっち! (隼人) え?うん。

♪~

また これか。

♪~

(琥太郎) あれって…。

♪~

(琥太郎) 白鳥先生…!?

♪~

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